JPH02252489A - 織物の結反方法 - Google Patents
織物の結反方法Info
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- JPH02252489A JPH02252489A JP7600089A JP7600089A JPH02252489A JP H02252489 A JPH02252489 A JP H02252489A JP 7600089 A JP7600089 A JP 7600089A JP 7600089 A JP7600089 A JP 7600089A JP H02252489 A JPH02252489 A JP H02252489A
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- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 5
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は織物に精練、染色、整理等の加工を施す際の結
反方法に関し、特に薄地織物に対して好適な結反方法に
関する。
反方法に関し、特に薄地織物に対して好適な結反方法に
関する。
一般に、製織後の織物に対して精練、染色、整理等の加
工が施されるが、その際複数の織物を連続的に処理する
ため9Va物の端末同志を連結即ち結反することが行わ
れている0通常の織物に対する結反方法は、結反すべき
二つの織物の端末部を重ね、直線縫いの本纏いミシンに
よって本縫いする方法であるが1例えば生地型160g
/rd以下、或いは生地密度(1インチ当たりの縦糸本
数+1インチ当たりの横糸本数)130本以下のような
薄地織物は1強度が低いため本縫いでは必要な結反強度
が得られず、そのため、薄地織物に対する結反は、直線
縫いの二重環ミシンによる二重環縫方法で行われていた
。
工が施されるが、その際複数の織物を連続的に処理する
ため9Va物の端末同志を連結即ち結反することが行わ
れている0通常の織物に対する結反方法は、結反すべき
二つの織物の端末部を重ね、直線縫いの本纏いミシンに
よって本縫いする方法であるが1例えば生地型160g
/rd以下、或いは生地密度(1インチ当たりの縦糸本
数+1インチ当たりの横糸本数)130本以下のような
薄地織物は1強度が低いため本縫いでは必要な結反強度
が得られず、そのため、薄地織物に対する結反は、直線
縫いの二重環ミシンによる二重環縫方法で行われていた
。
しかし、薄地織物に対して二重環縫方法で結反すると、
織物が薄地であるため、縫合糸の張力により縫合部にし
わが発生しやす<、シかも織物に対する処理を行う際に
織物に張力がかかると、縫合部のしわに起因して縫合部
の前後3〜5mの範囲にもしわが発生していた。このよ
うにしわが発生すると、その部分には精練不良、染色不
良等が発生するため、縫合部の前後3〜5mが不良品と
なるという問題があった。更に、織物に張力がかかった
際に縫合部の前後に発生するしわは、縫目が織物の長平
方向に対して正確に直角となっていなければ、−層遠く
にまで広がるので、縫合時に縫目が正確な方向になるよ
う注意が必要であり、熟練を要するという問題もあった
。
織物が薄地であるため、縫合糸の張力により縫合部にし
わが発生しやす<、シかも織物に対する処理を行う際に
織物に張力がかかると、縫合部のしわに起因して縫合部
の前後3〜5mの範囲にもしわが発生していた。このよ
うにしわが発生すると、その部分には精練不良、染色不
良等が発生するため、縫合部の前後3〜5mが不良品と
なるという問題があった。更に、織物に張力がかかった
際に縫合部の前後に発生するしわは、縫目が織物の長平
方向に対して正確に直角となっていなければ、−層遠く
にまで広がるので、縫合時に縫目が正確な方向になるよ
う注意が必要であり、熟練を要するという問題もあった
。
この問題を解決するには、第9図に示すように、結反す
べき二つの薄地織物1.2の端末部を重ね合わせ。
べき二つの薄地織物1.2の端末部を重ね合わせ。
オーバーロックミシンによってオーバーロック縫いする
ことが考えられる。このオーバーロック縫方法は第10
図に縫目形式を示すように、2枚の織物を縫合する縫合
糸3と織物の縁をかがる縁かがり糸4とをからみ合わせ
たものであるが、縫合糸3と縁かがり糸4とはゆるくか
らみ合っているだけであるので、糸3゜4に張力があま
りかかっておらず、更に、2枚の織物1.2を第11図
、第12図のように引き延ばすと。
ことが考えられる。このオーバーロック縫方法は第10
図に縫目形式を示すように、2枚の織物を縫合する縫合
糸3と織物の縁をかがる縁かがり糸4とをからみ合わせ
たものであるが、縫合糸3と縁かがり糸4とはゆるくか
らみ合っているだけであるので、糸3゜4に張力があま
りかかっておらず、更に、2枚の織物1.2を第11図
、第12図のように引き延ばすと。
縫合糸3がゆるめられ、縫合糸3と縁かがり糸4とによ
って2枚の織物1.2の端末が連結された状態となる。
って2枚の織物1.2の端末が連結された状態となる。
このため、縫合部に伸縮性があり、しわの発生が防止さ
れる。ところが、このオーバーロック縫いでは。
れる。ところが、このオーバーロック縫いでは。
縫合糸の縫目から織物末端までの距離dが小さく (例
えば、1tm程度)、また薄地織物は強度が小さいため
。
えば、1tm程度)、また薄地織物は強度が小さいため
。
薄地織物を処理する際に矢印で示す方向の張力がかかる
と、その張力で縫合糸3が布端部から抜けてしまい。
と、その張力で縫合糸3が布端部から抜けてしまい。
縫合部から布端部の一部若しくは全部が抜けてしまうと
いう問題のあることが判明した。
いう問題のあることが判明した。
本発明はかかる問題点を解決せんとするもので、薄地織
物に対しても、縫合部の前後にしわを発生させることが
なく、また、布端部が抜けることもないように織物同志
を結反することの可能な結反方法を提供することを目的
とする。
物に対しても、縫合部の前後にしわを発生させることが
なく、また、布端部が抜けることもないように織物同志
を結反することの可能な結反方法を提供することを目的
とする。
上記目的を達成ずべ(為された本発明は、二つの織物の
端末部を重ねた後、二重に折り9その折り部の末端を切
断することなく、オーバーロックミシンによりオーバー
ロック縫合することを特徴とする織物の結反方法を要旨
とする。
端末部を重ねた後、二重に折り9その折り部の末端を切
断することなく、オーバーロックミシンによりオーバー
ロック縫合することを特徴とする織物の結反方法を要旨
とする。
本発明の結反方法は通常の織物に対しても適用可能であ
るが、生地密度の低い薄地織物に対して特に有益である
。以下1本発明を薄地織物に対して適用した場合を例に
とって1図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。
るが、生地密度の低い薄地織物に対して特に有益である
。以下1本発明を薄地織物に対して適用した場合を例に
とって1図面を参照して本発明を更に詳細に説明する。
第1図において、結反すべき二つの薄地織物1.2の端
末部を重ねた後、二重に折り、その折り部8にオーバー
ロックミシンによってオーバーロック縫いを施す、オー
バーロックミシンは1通常、針5.布押え6を有する他
、縫合する織物の端末を縫目位置(針5の位置)より一
定の距離に揃えるために切断するカッタ・−7を備えて
おり、従って通常のオーバーロック纏いを行うと5折り
部8の末端8aを切断しながら縫合することとなる。し
かしながら1本発明ではカッター7によって折り部8の
末端8aを切断することなくオーバーロック縫いを行う
。これによって、第2図。
末部を重ねた後、二重に折り、その折り部8にオーバー
ロックミシンによってオーバーロック縫いを施す、オー
バーロックミシンは1通常、針5.布押え6を有する他
、縫合する織物の端末を縫目位置(針5の位置)より一
定の距離に揃えるために切断するカッタ・−7を備えて
おり、従って通常のオーバーロック纏いを行うと5折り
部8の末端8aを切断しながら縫合することとなる。し
かしながら1本発明ではカッター7によって折り部8の
末端8aを切断することなくオーバーロック縫いを行う
。これによって、第2図。
第3図に示すように、折り部8は、その末端8aを切断
されることなく、縫合糸3と縁かがり糸4によって縫合
される。
されることなく、縫合糸3と縁かがり糸4によって縫合
される。
ここで、折り部の末端8aを切断することな(縫合する
方法としては1作業者がオーバーロックミシンの縫合位
置に1折り部の末端8aがカッター7に接触しないよう
に注意して供給するか、或いはカッター7を取り外して
おけばよい。しかしながら、いずれの方法を採用するに
しても、折り部8の末端8aが針5に対して所定の位置
になるように、折り部8が送り込まれることが必要であ
り、熟練と注意力を必要とする。これを避けるため2第
6図〜第8図に示すような治具10を用いることが好ま
しい。この治具10は、布押え6及びカッター7の前方
に設けられるもので1段部11aを備えた治具本体11
と、その治具本体11に対してピン12を介して揺動可
能に保持された布ガイド13を有している。この治具本
体11の段部11aは。
方法としては1作業者がオーバーロックミシンの縫合位
置に1折り部の末端8aがカッター7に接触しないよう
に注意して供給するか、或いはカッター7を取り外して
おけばよい。しかしながら、いずれの方法を採用するに
しても、折り部8の末端8aが針5に対して所定の位置
になるように、折り部8が送り込まれることが必要であ
り、熟練と注意力を必要とする。これを避けるため2第
6図〜第8図に示すような治具10を用いることが好ま
しい。この治具10は、布押え6及びカッター7の前方
に設けられるもので1段部11aを備えた治具本体11
と、その治具本体11に対してピン12を介して揺動可
能に保持された布ガイド13を有している。この治具本
体11の段部11aは。
第7図からよく分かるように、カッター7よりも針5側
にずれた位置となっており、折り部8の末端8aがカッ
ター7に接触しないように案内する。また、布ガイド1
3は1段部11aの近くにまで延びた先端部13aを有
しており、この先端部13aで薄地織物l。
にずれた位置となっており、折り部8の末端8aがカッ
ター7に接触しないように案内する。また、布ガイド1
3は1段部11aの近くにまで延びた先端部13aを有
しており、この先端部13aで薄地織物l。
2の折り部8の内側折り目8bを段部11aの近くに案
内する。この治具lOに図示のように薄地織物1゜2の
折り部8を通過させると、この治具10を通過した薄地
織物1,2は、その折り部8の末端8aがカッターに接
触して切断されるということがなく、また。
内する。この治具lOに図示のように薄地織物1゜2の
折り部8を通過させると、この治具10を通過した薄地
織物1,2は、その折り部8の末端8aがカッターに接
触して切断されるということがなく、また。
内側折り目8bが針5から遠く離れた位置を通過し。
折り部8は良好にオーバーロック縫合される。従って。
オーバーロックミシンの縫合位置に対して折り部8が正
しい位置に自動的に送り込まれることとなり、ミシン縫
い作業が極めて容易となる。なお、布ガイド13を揺動
可能としたのは、オーバーロックミシンに対して薄地織
物1,2の折り部8を容易にセットすることができるよ
うにするためである。
しい位置に自動的に送り込まれることとなり、ミシン縫
い作業が極めて容易となる。なお、布ガイド13を揺動
可能としたのは、オーバーロックミシンに対して薄地織
物1,2の折り部8を容易にセットすることができるよ
うにするためである。
上記したように、オーバーロックミシンによって。
折り部8に、その末端8aを切断することなくオバーロ
ック縫いを行い、第2図、第3図に示すように。
ック縫いを行い、第2図、第3図に示すように。
その折り部8を縫合糸3と縁かがり糸4によって縫合す
るが、その際、縫合糸3の末端は長く延ばしておく。
るが、その際、縫合糸3の末端は長く延ばしておく。
そして、その後、一対の薄地織物1.2を第4図、第5
図のように引き延ばすと、縫合糸3がゆるめられ(縫合
糸3の末端の部分が縫目に引き込まれ)、縫目14aと
14bの間に延びる縫合糸3と縁かがり糸4とによって
、二つの薄地織物1.2が結反される。
図のように引き延ばすと、縫合糸3がゆるめられ(縫合
糸3の末端の部分が縫目に引き込まれ)、縫目14aと
14bの間に延びる縫合糸3と縁かがり糸4とによって
、二つの薄地織物1.2が結反される。
上記のように、二つの薄地織物1.2は、オーバーロッ
ク縫いによって結反されるので、縫目14a、14b間
に延びる縫合糸3と縁かがり糸4とによって結合されて
おり、縫合部に伸縮性があり、しわの発生がない。また
、縫目が多少ゆがんでいても、それに起因するしわの発
生がない、更に、第5図に示すように。
ク縫いによって結反されるので、縫目14a、14b間
に延びる縫合糸3と縁かがり糸4とによって結合されて
おり、縫合部に伸縮性があり、しわの発生がない。また
、縫目が多少ゆがんでいても、それに起因するしわの発
生がない、更に、第5図に示すように。
一方の縫目14aでは織物が三重に縫合されており。
しかも縫目143.14b間には、第12図の場合と異
なり、薄地織物1,2の末端が位置していないので縫合
糸3が布末端から抜けることがなく2強い結反を呈する
。このため1本発明の結反方法によって結反した薄地織
物1.2に精練、染色等を施した場合、縫合部の前後に
ほとんどしわが発生せず、良好な処理が可能であり、か
つ布抜は等のトラブルが発生することもない。
なり、薄地織物1,2の末端が位置していないので縫合
糸3が布末端から抜けることがなく2強い結反を呈する
。このため1本発明の結反方法によって結反した薄地織
物1.2に精練、染色等を施した場合、縫合部の前後に
ほとんどしわが発生せず、良好な処理が可能であり、か
つ布抜は等のトラブルが発生することもない。
以下1本発明の結反方法の実施例を説明する。
実施例1
織物として、綿100%、生機幅112.5cm、長さ
55m、&li成。
55m、&li成。
綿40×綿40 (番手3番手)
52X40(m本数/インチ、横本数/インチ)の生機
を60反用意し、各生機の末端を本発明方法によって結
反した。すなわち、各二つの生機の端末を重ね合わせ、
その末端から約2cmのところを二つに折り第6図、第
7図に示すように治具lOを備えたオーバーロックミシ
ンで、末端8aから約lea内側の部分に縫目がくるよ
うにオーバーロック縫合して結反した。
を60反用意し、各生機の末端を本発明方法によって結
反した。すなわち、各二つの生機の端末を重ね合わせ、
その末端から約2cmのところを二つに折り第6図、第
7図に示すように治具lOを備えたオーバーロックミシ
ンで、末端8aから約lea内側の部分に縫目がくるよ
うにオーバーロック縫合して結反した。
結反した60反の生機を精練、染色、整理加工した。
結果は、織物の端末部が加工途中、オーバーロック縫合
部から抜けることがなく、また、縫合部及びその前後に
しわが入ることもなく、連続して良好な加工が可能であ
った。また、この間の不良率は約0.1%であった。
部から抜けることがなく、また、縫合部及びその前後に
しわが入ることもなく、連続して良好な加工が可能であ
った。また、この間の不良率は約0.1%であった。
これに対し従来は、同じ生機を二重環纏いで結反し。
精練、染色、整理加工していたが、過去6ケ月の運転デ
ータでは、縫合部に起因するしわ、抜は等の事故による
不良反の長さは投入反の平均約1%にも達していた。従
って本発明により、不良率が大幅に改善された。
ータでは、縫合部に起因するしわ、抜は等の事故による
不良反の長さは投入反の平均約1%にも達していた。従
って本発明により、不良率が大幅に改善された。
実施例2
実施例1の、v1100%に代えて、ポリエステル/綿
:65/35を用い、且つ組成が ポリエステル/綿65×ポリエステル/vI656X5
6 の生機60反を実施例1と同様に結反し、実施例1と同
様に加工した。この場合にも加工中縫合部に起因する欠
点は発生しなかった。
:65/35を用い、且つ組成が ポリエステル/綿65×ポリエステル/vI656X5
6 の生機60反を実施例1と同様に結反し、実施例1と同
様に加工した。この場合にも加工中縫合部に起因する欠
点は発生しなかった。
実施例3
実施例1の綿100%に代えて、ポリノジック1゜0%
を用い、且つ組成が ポリノジック60×ポリノジツク60 0X60 の生機60反を実施例1と同様に結反し、実施例1と同
様に加工した。この場合にも加工中縫合部に起因する欠
点は発生しなかった。
を用い、且つ組成が ポリノジック60×ポリノジツク60 0X60 の生機60反を実施例1と同様に結反し、実施例1と同
様に加工した。この場合にも加工中縫合部に起因する欠
点は発生しなかった。
以上に説明したように1本発明の結反方法は、オーバー
ロック縫いを利用しているので、縫合部に伸縮性があり
、結反した織物に各種の加工を施す際において縫合部に
起因するしわの発生がない。しかも、オーバーロック纏
いを施すに際し2重ねた織物の端末部を2重に折り、且
つその端末を切断することなくオーバーロック縫いを行
っているので、薄地織物に対しても大きい結反強度を得
ることができ、織物の加工中に縫合部から布末端が抜け
ることがない。かくして1本発明の結反方法を薄地織物
に適用することにより、yi地織物の加工の生産性を向
上させ、且つ不良反の著しい減少を図ることができると
いう効果が得られる。
ロック縫いを利用しているので、縫合部に伸縮性があり
、結反した織物に各種の加工を施す際において縫合部に
起因するしわの発生がない。しかも、オーバーロック纏
いを施すに際し2重ねた織物の端末部を2重に折り、且
つその端末を切断することなくオーバーロック縫いを行
っているので、薄地織物に対しても大きい結反強度を得
ることができ、織物の加工中に縫合部から布末端が抜け
ることがない。かくして1本発明の結反方法を薄地織物
に適用することにより、yi地織物の加工の生産性を向
上させ、且つ不良反の著しい減少を図ることができると
いう効果が得られる。
第1図はオーバーロックミシンによって、且つ本発明の
結反方法によって薄地織物を縫合する状態を示す概略斜
視図、第2図は第1図に示した手順によって縫合した薄
地織物の一部を拡大して示す斜視図、第3図はその断面
図、第4図は第2図の薄地織物1,2を引き延ばした状
態を示す斜視図、第5図はその断面図。 第6図は本発明の結反方法の実施に使用するに好適な治
具の使用状態を示す概略斜視図、第7図はその断面図、
第8図はその治具の斜視図、第9図は通常のオーバーロ
ック縫いで縫合した二つの薄地織物を拡大して示す斜視
図、第10図はオーバーロック縫いの縫目構造を示す概
略斜視図、第11図は第9図の薄地織物を引き延ばした
状態を示す斜視図である。 1.2・−薄地織物、3・・・縫合糸、4・−縁かがり
糸。 5−針、6−布押え、7・・−カッター、8−折り部、
8a −末端、 l O−・治具、 11−治具本
体、11a−段部、13・−布ガイド。 代理人 弁理士 乗 松 恭 : 第4図 牙5 図 5−・針 手vO甫正書(方式) 1.事件の表示 平成 1年特許願第76000号 2、発明の名称 織物の結反方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県伊丹市西桑津字流作520番地名称
日東紡伊丹加工株式会社 (代表者)萩 原 純 4、代理人 ■116 牙11 図 6、補正の対象 7、補正の内容 明細書の図面の簡単な説明の欄 別紙の通り 明細書第11頁第15行目の「斜視図である。」を次の
通り補正する。
結反方法によって薄地織物を縫合する状態を示す概略斜
視図、第2図は第1図に示した手順によって縫合した薄
地織物の一部を拡大して示す斜視図、第3図はその断面
図、第4図は第2図の薄地織物1,2を引き延ばした状
態を示す斜視図、第5図はその断面図。 第6図は本発明の結反方法の実施に使用するに好適な治
具の使用状態を示す概略斜視図、第7図はその断面図、
第8図はその治具の斜視図、第9図は通常のオーバーロ
ック縫いで縫合した二つの薄地織物を拡大して示す斜視
図、第10図はオーバーロック縫いの縫目構造を示す概
略斜視図、第11図は第9図の薄地織物を引き延ばした
状態を示す斜視図である。 1.2・−薄地織物、3・・・縫合糸、4・−縁かがり
糸。 5−針、6−布押え、7・・−カッター、8−折り部、
8a −末端、 l O−・治具、 11−治具本
体、11a−段部、13・−布ガイド。 代理人 弁理士 乗 松 恭 : 第4図 牙5 図 5−・針 手vO甫正書(方式) 1.事件の表示 平成 1年特許願第76000号 2、発明の名称 織物の結反方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 兵庫県伊丹市西桑津字流作520番地名称
日東紡伊丹加工株式会社 (代表者)萩 原 純 4、代理人 ■116 牙11 図 6、補正の対象 7、補正の内容 明細書の図面の簡単な説明の欄 別紙の通り 明細書第11頁第15行目の「斜視図である。」を次の
通り補正する。
Claims (1)
- 二つの織物の端末部を重ねた後、二重に折り、その折り
部の末端を切断することなく、オーバーロックミシンに
よりオーバーロック縫合することを特徴とする織物の結
反方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7600089A JPH02252489A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 織物の結反方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7600089A JPH02252489A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 織物の結反方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02252489A true JPH02252489A (ja) | 1990-10-11 |
Family
ID=13592536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7600089A Pending JPH02252489A (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 織物の結反方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02252489A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001079602A1 (en) * | 2000-04-19 | 2001-10-25 | Han Chang Jae | A sewing method |
JP2007169812A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | World:Kk | 布地の縫製方法及び縫製製品 |
WO2014163102A1 (ja) * | 2013-04-04 | 2014-10-09 | 株式会社 プロベスト | 布地の縫い目構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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