JP2010051429A - ミシンの押え及びブラインドステッチ縫い目用の縫製方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
手縫いやすくい縫いミシンにより1本の糸によって縫い合わせている衣服の袖口や裾の部分を、上糸と下糸の2本の糸によって縫い合わせている直線縫いミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製することができるようにする。
【解決手段】
直線縫い用のミシンにおける一方の押え足2における縫い針11側の側縁に、平坦なガイド面3aが被縫製布たる布7の縫製方向および縫い針11の上下動方向と平行をなし、かつガイド面3aを、所定の方法で折り畳んだ布7の段部7aの端面に当接させて布7の上面から段部7aの下方に重なる布7をミシンで縫い合わせて行く。
これにより、衣服の袖口や裾の部分を、直線縫いミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製することができる。
【選択図】 図6
手縫いやすくい縫いミシンにより1本の糸によって縫い合わせている衣服の袖口や裾の部分を、上糸と下糸の2本の糸によって縫い合わせている直線縫いミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製することができるようにする。
【解決手段】
直線縫い用のミシンにおける一方の押え足2における縫い針11側の側縁に、平坦なガイド面3aが被縫製布たる布7の縫製方向および縫い針11の上下動方向と平行をなし、かつガイド面3aを、所定の方法で折り畳んだ布7の段部7aの端面に当接させて布7の上面から段部7aの下方に重なる布7をミシンで縫い合わせて行く。
これにより、衣服の袖口や裾の部分を、直線縫いミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製することができる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、ミシンの押え及びブラインドステッチ縫い目用の縫製方法に関し、より詳しくは、衣服における袖口や裾の部分を縫製処理する際に、直線縫いミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製することができる押えと、直線縫いミシンによる衣服における袖口や裾等の部分を縫製処理する際の縫製方法に関する。
従来、衣服における袖口や裾の部分における縫い糸をブラインドステッチ縫い目で縫製処理する場合は、手縫いやすくい縫いミシンにより行っていて、手縫いによる場合は、特にオーダー服を縫製する場合に用いられ、また、すくい縫いミシンによる場合は、作業効率が重視される既製服を縫製する場合に用いていることが多い。
しかしながら、手縫いやすくい縫いミシンによる縫製処理は、1本の糸によって縫い合わせている(まつり縫い)ので、外出先等において同糸を引っ掛けたりして糸を切ってしまうと、同縫製処理部における糸の解れが生じ、さらに解れが進行すると糸が解けて縫い合わせた布が垂れ下がってしまう恐れがあった。
本発明は、手縫いやすくい縫いミシンにより1本の糸によって縫い合わせている縫製処理部を、上糸と下糸の2本の糸によって縫い合わせる直線縫いミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製することができるようにしたミシンの押えと、縫製方法を提供できるようにして、衣服における袖口や裾の縫製処理部における縫い合わせ強度が大になるようにし、同縫製処理部の糸が切れてしまった場合でも縫製処理部における糸の解けが生じ難く、そして縫い合わせた布の垂れ下がりも生じ難くなるようにした。
上述した課題を解決するために、本発明に係るミシンの押えは、直線縫い用のミシンの押え棒先端に設けられる押えであって、被縫製布を上方から押える左右一対の押え足を備え、これら押え足は被縫製布の縫製方向に対して左右に間隔を開けて設けられ、各押え足は縫製方向における上流側の端部が上方に向かって湾曲していて、一方の押え足における縫い針側の側縁に、平坦なガイド面が前記被縫製布の縫製方向および縫い針の上下動方向と平行をなし、同ガイド面を被縫製布の側縁部に当接させることにより、同側縁部と縫い針の針落ち位置との間の距離を一定に保つように案内するガイドを設けたものとしてある。
また前記ガイドを、押え足の上方に向かって湾曲する端部側寄りに設けたものとしてある。
さらに前記押え足の少なくともガイドを備える押え足を、付勢手段により下方向に付勢し、ミシンによる縫製の際に、同押え足に有するガイドの底部がミシンによって縫製方向の上流側から下流側に送られる被縫製布の上面から離れないようにしたものとしてある。
そして前記押え足の上方に向かって湾曲する端部側を、同端部と反対側に位置している端部側よりも、大なる力で付勢してなるものとしてある。
また前記ガイドを、押え足に着脱できるように設けたものとしてある。
本発明に係る縫製方法は、衣服における袖口や裾の部分を縫製処理する際に、直線縫い用のミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製するための縫製方法であって、被縫製布本体の前記縫製処理部と遊端部の間における布を、同縫製処理部を境に同布の裏側に折り返して布の裏側を裏合わせに折り畳み、次いで、この裏合わせに折り畳んだ布が重なる本体布の範囲内において、同本体布の縫製処理部から本体布側に所望の距離を開けた位置に設定する折り返し辺部を境に本体布を同布の表側に折り返して布の表側を表合わせに折り畳み、同状態のままで被縫製布本体を表裏反転して、本体布の折り返し辺部にできている段部の端面から布厚分の範囲内を、同本体布の裏側から、同段部の本体布上面から段部の下方に重なる縫製処理部と遊端部の間における布をミシンで縫い合わせて行くように構成したものとしてある。
さらに前記ミシンで縫い合わせて行く際に、本体布における折り返し辺部にできている段部の端面を、前記被縫製布を上方から押える左右一対の押え足を備え、これら押え足は被縫製布の縫製方向に対して左右に間隔を開けて設けられ、各押え足は縫製方向における上流側の端部が上方に向かって湾曲していて、一方の押え足における縫い針側の側縁に、平坦なガイド面が前記被縫製布の縫製方向および縫い針の上下動方向と平行をなし、同ガイド面を被縫製布の側縁部に当接させることにより、同側縁部と縫い針の針落ち位置との間の距離を一定に保つように案内するガイドの略平坦なガイド面に当接するようにしてミシンにセットし、同本体布の裏側から、同段部の本体布上面から段部の下方に重なる縫製処理部と遊端部の間における布をミシンで縫い合わせて行くように構成したものとしてある。
また前記ガイドを、押え足の上方に向かって湾曲する端部側寄りに設けたものとしてある。
さらに前記押え足の少なくともガイドを備える押え足を、付勢手段により下方向に付勢し、ミシンによる縫製の際に、同押え足に有するガイドの底部がミシンによって縫製方向の上流側から下流側に送られる被縫製布の上面から離れないようにしたものとしてある。
そして前記押え足の上方に向かって湾曲する端部側を、同端部と反対側に位置している端部側よりも、大なる力で付勢してなるものとしてある。
また前記ガイドを、押え足に着脱できるように設けたものとしてある。
本発明のミシンの押え及びブラインドステッチ縫い目用の縫製方法によれば、衣服における袖口や裾の部分を縫製処理する場合に、直線縫いミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製することができるので、袖口や裾の部分が上糸と下糸の2本の糸で縫い合わされて同部分の縫い合わせ強度が大になり、これによって袖口や裾の部分の糸を切ってしまった場合でも同部分における糸の解れが生じ難くなり、縫い合わせた布の垂れ下がりも生じ難くなる。
そして、本発明の押えを用いることで、ブラインドステッチ縫い目で縫製する場合に被縫製布の側縁部と縫い針の針落ち位置との間の距離を一定に保つことができるので、初心者でも容易にブラインドステッチ縫い目による縫製を行うことができる。
また、身頃から袖口や裾の部分の縫製に移る際も、従来のように、直線縫いミシンからすくい縫いミシンにミシンそのものを変更して行う必要がなく、直線縫いミシンの押えだけを変更するだけでブラインドステッチ縫い目による縫製を行うことができるので、作業性や経済性を格段に向上させることができる。
以下、本発明のミシンの押え及びブラインドステッチ縫い目用の縫製方法を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るミシンの押えを示していて、押え1は、直線縫い用のミシンにおける押え棒12(図6参照)の先端に設けられる。
そして、押え1を押え棒12(図6参照)の先端に取り付ける際、被縫製布たる布7の側縁部と縫い針11の針落ち位置との間の距離は、押え1と押え棒12との接続部6に適数のスペーサ10(図4参照)を介在させて接続することで調整できるようにしている。
そして、押え1を押え棒12(図6参照)の先端に取り付ける際、被縫製布たる布7の側縁部と縫い針11の針落ち位置との間の距離は、押え1と押え棒12との接続部6に適数のスペーサ10(図4参照)を介在させて接続することで調整できるようにしている。
押え1には、被縫製布の縫製方向(図1中の矢印)に対して左右に間隔を開けて左右一対の押え足2、2´を設けていて、この押え足2、2´の縫製方向(図1中の矢印)における上流側の端部を上方に向かって湾曲させている。
そして、一方の押え足2には、図2に示すガイド3を設けていて、ガイド3の平坦面たるガイド面3aが、被縫製布の縫製方向(図1中の矢印)および縫い針11の上下動方向と平行をなすように押え足2、2´の間に位置している。
このガイド3を設けている押え足2は、図3(a)に示すように、ばね4、4aにより縫い針11の上下動方向(図3中の矢印)に移動できるようにしてあって、押え足2の上方に向かって湾曲する端部側(縫製方向の上流側)の方を、反対側に位置している上方に湾曲する部分がない端部側(縫製方向の下流側)よりも、縫い針11の上下動方向における下動方向に大なる弾発力で付勢する場合もある。
なお、ばね4、4aには圧縮ばねを用いるが、取り付け方法によっては引っ張りばねや板ばね等の他のばねを用いる場合もある。
なお、ばね4、4aには圧縮ばねを用いるが、取り付け方法によっては引っ張りばねや板ばね等の他のばねを用いる場合もある。
これにより、図3(b)に示すように、ミシンによる縫製の際に、押え足2に有するガイド3の底部3bがミシンによって縫製方向の上流側から下流側に送られる被縫製布たる布7の上面から離れないようにしている。
そして、ガイド3の縫製方向における上流側の下方端部も、押え足2、2´と同じように上方に向かって湾曲させていて、ミシンによって縫製方向の上流側から下流側に送られる被縫製布たる布7の上面がスムースにガイド3の底部3b下に案内されるようにしている。
また、ガイド3は、ねじ3cによって押え足2に固定していて、必要に応じて押え足2に着脱できるようにしている。
図では示していないが、押え足2の上面にはねじ3cが螺進できるねじ孔を設けている。
図では示していないが、押え足2の上面にはねじ3cが螺進できるねじ孔を設けている。
図5(a)〜(d)は、ブラインドステッチ縫い目による縫製を行う場合における被縫製布たる布7の折り方を示した図であり、同図5(a)〜(d)にて布7の折り方を説明する。
先ずは、被縫製布たる布7の縫製処理部(図中参照)と遊端部(図中参照)の間における布7を、縫製処理部を境に布7の裏側に折り返して布7の裏側を裏合わせに折り畳む(図5(a)、(b)参照)。
次いで、この裏合わせに折り畳んだ布7が重なる範囲内において、布7の縫製処理部(図中参照)から本体側に所望の距離を開けた位置に設定する折り返し辺部(図中参照)を境に布7を布7の表側に折り返して布7の表側を表合わせに折り畳む(図5(b)、(c)参照)。
そして、同状態のままで被縫製布たる布7を表裏反転する(図5(c)、(d)参照)。
以上で、被縫製布たる布7のブラインドステッチ縫い目による縫製の準備ができて、この状態において、布7の折り返し辺部(図中参照)にできている段部7aの端面から布7の厚み分の範囲内を、布7の裏側から、段部7aの布7の上面から段部7aの下方に重なる縫製処理部(図中参照)と遊端部(図中参照)の間における布7を直線縫いで縫い合わせて行く。
図6は、ブラインドステッチ縫い目による縫製の準備ができた状態における布7(図5(d)参照)を、ミシンに取り付けた本発明に係る押え1にセットした状態を示していて、布7における段部7aの端面を押え1に設けたガイド3のガイド面3aに当接するようにセットした状態である。
図7(a)は、図5(d)の状態における布7を、図6に示す本発明に係る押え1を用いて布7の折り返し辺部にできている段部7aの端面から布7の厚み分の範囲内を縫製した後の状態を示していて、段部7aにおける布7の上面から段部7aの下方に重なる縫製処理部(図中参照)と遊端部(図中参照)の間における布7の下面に上糸8が貫通しているとともに、布7の下面に貫通する上糸8に下糸9が絡んだ状態に縫製される。
また図7(b)は、前述の図5(b)、(c)における折り返し辺部(図中参照)を境に布7を布7の表側に折り返して布7の表側を表合わせに折り畳んだ部分を元に戻した状態を示していて、折り返し辺部(図中参照)における上糸8は、布7の表側に出ることなく縫い合わせることができる。したがってブラインドステッチ縫い目による縫製ができる。
本発明に係るブラインドステッチ縫い目用の縫製方法は、縫い針で被縫製布をすくって縫い合わせるものではないので、厚さの薄い布や織密度の高い通常のすくい縫いミシンでは対応できない被縫製布の縫い合わせにも使用できる。
実施例における図中の符号3dは、ガイド3を押え足2に固定するねじ3cを通すための通孔、符号5は、ミシンの縫い針11が通過する縫い針の通過孔、符号12aは、押え1と押え棒12とを接続固定しているねじである。
1 押え
2 押え足
2´ 押え足
3 ガイド
3a ガイド面
3b 底部
3c ねじ
3d 通孔
4 ばね
4a ばね
5 縫い針の通過孔
6 接続部
7 布
7a 段部
8 上糸
9 下糸
10 スペーサ
11 縫い針
12 押え棒
12a ねじ
2 押え足
2´ 押え足
3 ガイド
3a ガイド面
3b 底部
3c ねじ
3d 通孔
4 ばね
4a ばね
5 縫い針の通過孔
6 接続部
7 布
7a 段部
8 上糸
9 下糸
10 スペーサ
11 縫い針
12 押え棒
12a ねじ
Claims (11)
- 直線縫い用のミシンの押え棒先端に設けられる押えであって、被縫製布を上方から押える左右一対の押え足を備え、これら押え足は被縫製布の縫製方向に対して左右に間隔を開けて設けられ、各押え足は縫製方向における上流側の端部が上方に向かって湾曲していて、一方の押え足における縫い針側の側縁に、平坦なガイド面が前記被縫製布の縫製方向および縫い針の上下動方向と平行をなし、同ガイド面を被縫製布の側縁部に当接させることにより、同側縁部と縫い針の針落ち位置との間の距離を一定に保つように案内するガイドを設けてなるミシンの押さえ。
- 前記ガイドを、押え足の上方に向かって湾曲する端部側寄りに設けてなる請求項1に記載のミシンの押え。
- 前記押え足の少なくともガイドを備える押え足を、付勢手段により下方向に付勢し、ミシンによる縫製の際に、同押え足に有するガイドの底部がミシンによって縫製方向の上流側から下流側に送られる被縫製布の上面から離れないようにしてなる請求項1に記載のミシンの押え。
- 前記押え足の上方に向かって湾曲する端部側を、同端部と反対側に位置している端部側よりも、大なる力で付勢してなる請求項3に記載のミシンの押え。
- 前記ガイドを、押え足に着脱できるように設けてなる請求項1に記載のミシンの押え。
- 衣服における袖口や裾の部分を縫製処理する際に、直線縫い用のミシンを用いてブラインドステッチ縫い目で縫製するための縫製方法であって、被縫製布本体の前記縫製処理部と遊端部の間における布を、同縫製処理部を境に同布の裏側に折り返して布の裏側を裏合わせに折り畳み、次いで、この裏合わせに折り畳んだ布が重なる本体布の範囲内において、同本体布の縫製処理部から本体布側に所望の距離を開けた位置に設定する折り返し辺部を境に本体布を同布の表側に折り返して布の表側を表合わせに折り畳み、同状態のままで被縫製布本体を表裏反転して、本体布の折り返し辺部にできている段部の端面から布厚分の範囲内を、同本体布の裏側から、同段部の本体布上面から段部の下方に重なる縫製処理部と遊端部の間における布をミシンで縫い合わせて行くように構成してなるブラインドステッチ縫い目用の縫製方法。
- 前記ミシンで縫い合わせて行く際に、本体布における折り返し辺部にできている段部の端面を、前記被縫製布を上方から押える左右一対の押え足を備え、これら押え足は被縫製布の縫製方向に対して左右に間隔を開けて設けられ、各押え足は縫製方向における上流側の端部が上方に向かって湾曲していて、一方の押え足における縫い針側の側縁に、平坦なガイド面が前記被縫製布の縫製方向および縫い針の上下動方向と平行をなし、同ガイド面を被縫製布の側縁部に当接させることにより、同側縁部と縫い針の針落ち位置との間の距離を一定に保つように案内するガイドの略平坦なガイド面に当接するようにしてミシンにセットし、同本体布の裏側から、同段部の本体布上面から段部の下方に重なる縫製処理部と遊端部の間における布をミシンで縫い合わせて行くように構成してなる請求項6に記載のブラインドステッチ縫い目用の縫製方法。
- 前記ガイドを、押え足の上方に向かって湾曲する端部側寄りに設けてなる請求項7に記載のブラインドステッチ縫い目用の縫製方法。
- 前記押え足の少なくともガイドを備える押え足を、付勢手段により下方向に付勢し、ミシンによる縫製の際に、同押え足に有するガイドの底部がミシンによって縫製方向の上流側から下流側に送られる被縫製布の上面から離れないようにしてなる請求項7に記載のブラインドステッチ縫い目用の縫製方法。
- 前記押え足の上方に向かって湾曲する端部側を、同端部と反対側に位置している端部側よりも、大なる力で付勢してなる請求項7に記載のブラインドステッチ縫い目用の縫製方法。
- 前記ガイドを、押え足に着脱できるように設けてなる請求項7に記載のブラインドステッチ縫い目用の縫製方法。
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JP2008217656A JP2010051429A (ja) | 2008-08-27 | 2008-08-27 | ミシンの押え及びブラインドステッチ縫い目用の縫製方法 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120925 |