JP2007283052A - ミシンの布押え板及びこれを備えた布押え具 - Google Patents

Abstract

【課題】 ミシンで曲線部分を綺麗に縫うための、ミシンの布押え板及びこれを備えた布押え具を提供する。
【解決手段】 先端に二又の布押え足を形成する布押え板で、透明部材からなり、前記布押え足（１ａ）（１ｂ）間に形成された溝（スリット）に対して直交する当該布押え足（１ａ）（１ｂ）の位置で、かつミシン針の上下運動する部位（針の落下点（３））を通る位置に、少なくとも一方の布押え足に対して目盛り（２）を設けたことを特徴とするミシンの布押え板及びこれを備えた布押え具。
【選択図】図１

Description

本発明は、ミシンでの縫製やステッチをかけやすくするための、ミシンの布押え板及びこれを備えた布押え具に関するものである。

従来、ミシンの布押え板は、ミシン本体に接続される布押え具の下端にあって、コイルばねなどにより揺動可能にリベットづけされて一体となっているか、あるいは成型上一体となっており、金属やプラスチックなどの不透明な素材でできていた。

そのために次のような問題点があった。
（イ）不透明な素材の布押え板のため、布地が隠れて見えなくなり、曲線部分になると布の外周端に沿って同じ幅でステッチをかけるのが難しかった。

先端に二又の布押え足を形成する布押え板で透明部材からなり、布押え足の間に形成された溝（スリット）に対して直交する当該布押え足の位置で、かつミシン針の上下運動す部位を通る位置に、少なくとも一方の布押え足に対して目盛りを設けたことを特徴とするミシンの布押え板（請求項１記載）。

ミシンの本体に着脱可能に形成された装着部と、先端に二又の押え足を形成する布押え板で透明部材からなり、布押え足の間に形成された溝（スリット）に対して直交する当該布押え足の位置で、かつミシン針の上下運動する部位を通る位置に、少なくとも一方の布押え足に対して目盛りを設けたことを特徴とするミシンの布押え板を備えた布押え具（請求項２記載）。

ミシンの布押え板が透明なので、どの辺を縫っているかがわかりやすい。
また、目盛りが付いているので、曲線部分のステッチも布端など目安となるラインと平行に縫える。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）先端に二又の布押え足（１ａ）（１ｂ）を形成する布押え板（１）で透明部材からなり、布押え足（１ａ）（１ｂ）間に形成された溝（スリット）に対して直交する当該布押え足（１ａ）（１ｂ）の位置で、かつミシン針の上下運動する部位（針の落下点（３））を通る位置に、少なくとも一方の布押え足に対して目盛り（２）を設けたことを特徴とするミシンの布押え板（１）（請求項１記載）。
（ロ）ミシンの本体に着脱可能に形成された装着部（７）と、端に二又の押え足（１ａ）（１ｂ）を形成する布押え板（１）で透明部材からなり、布押え足（１ａ）（１ｂ）間に形成された溝（スリット）に対して直交する当該布押え足（１ａ）（１ｂ）の位置で、かつミシン針の上下運動する部位（針の落下点（３））を通る位置に、少なくとも一方の布押え足に対して目盛り（２）を設けたことを特徴とするミシンの布押え板（１）を備えた布押え具（請求項２記載）。
本発明は以上のような構造で、これを使用する時は、布押え具（６）をミシンにセットする。
ステッチ（５）をかけるとき、布押え板（１）が透明で目盛り（２）が付いているので、布端など 目安となるラインと平行に縫える。尚、この際、布押え板の実施例としては、布押え具本体と別に形成して着脱自在とする実施例のほか、全体をプラスチックなどの透明な素材により、布押え板と布押え具を一体成型する実施例も考えられる。

本発明の布押え板の平面図 本発明の使用状態を示す斜視図 本発明の布押え板を装着した布押え具の斜視図

符号の説明

１ 布押え板
１ａ、１ｂ 布押え足
２ 目盛り
３ 針の落下点
４ 布
５ ステッチ
６ 布押え具
７ 装着部

Claims (2)

1. 先端に二又の押え足を形成する布押え板で透明部材からなり、布押え足の間に形成された溝（スリット）に対して直交する当該布押え足の位置で、かつミシン針の上下運動する部位を通る位置に、少なくとも一方の布押え足に対して目盛りを設けたことを特徴とするミシンの布押え板。
2. ミシン本体に着脱可能に形成された装着部と、請求項１記載のミシンの布押え板を備えた布押え具。

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