JP2009207512A - ヘム縫い用ミシン - Google Patents

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隆 高田
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【課題】伸縮性に富んだニット生地などの筒状生地にヘム縫いを行う場合に、容易に縫い重ねを行うことができるヘム縫い用ミシンを提供する。
【解決手段】押え7の一部を形成する押え金7aには、上下動する針19,19が貫通する針貫通孔と、該押え金7aの表面に針貫通孔より生地送り方向Fと反対方向に伸ばした線に沿って形成される目安線が設けられている。そして筒状生地10の縫い重ね時には、該筒状生地10が周回され縫い始め縫目Wsa,Wsが押え金7aの手前に到達した後に、縫い始め縫い目Wsa,Wsbの左右位置と縫い重ね目安線の左右位置をそれぞれ一致させるようにして所定量の縫製を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘム縫い用ミシンに関するものであって、詳しくは、筒状生地のJ字状に折り曲げられた端部を縫製するヘム縫い用ミシンに関するものである。
この種のヘム縫い用ミシンとして、端部がJ字状に折り曲げられた生地の縫いずれの発生を防止するガイドを備えたものが従来より知られている(例えば、特許文献1を参照)。針落ちの手前に、生地の折り曲げ部に当接して縫い方向への送りを案内する折幅ガイドと、折返し下側生地部分の端縁部に当接して縫い方向への送りを案内する生地端縁ガイドとが、縫い方向に直交する方向で相対向して配置されている。そして、生地はこれらガイドに案内されて送られることで、生地の折り曲げ部や端縁部に平行な縫い目が形成される。また、このようなヘム縫い用ミシンをTシャツの裾引き工程等に用いる場合、しばしば筒状生地を周回させて縫製し、縫い始めの部分が再度針落ちに到達した後もさらに所定量の縫製を行い、図8(a)に示すような、縫い始めの縫い目Wsa,Wsbと縫い終わりの縫い目Wea,Webがそれぞれ同一線上に一部重なるように縫製される所謂縫い重ねがなされることは周知である。
特開2000−354693号公報
ところが、このような従来のヘム縫い用ミシンにおいては、伸縮性に富んだニット生地などの筒状生地にヘム縫いを行う場合、筒状生地を送り機構により生地送り方向へ送ると、生地がやわらかいことにより縫製者の手加減次第では生地が捩れたり曲折したりし易く、そのため、生地の折り曲げ部や端縁部が生地送り方向と平行に送ることができない可能性がある。
また、針落ちより手前の一定区間は、生地の縫製部分が押えの押え金で隠ぺいされるので、筒状生地を周回縫いさせる場合、縫い始めの縫い目がまっすぐ針落ちに向っているか、縫製者は視認できない。
以上の理由から、従来のヘム縫い用ミシンにおいて筒状生地に縫い重ねを行う場合、図8(b)に示すように、縫い始め縫い目Wsa,Wsbと縫い終わり縫い目Wea,Webがそれぞれ同一線上で重ならない縫いずれ部Nbが生じる可能性があった。
従って、本発明の課題は、伸縮性に富んだニット生地などの筒状生地にヘム縫いを行う場合に、容易に縫い重ねを行うことができるヘム縫い用ミシンを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成する為に、
上下動する針と、ミシンベッド上面に配置され該針が貫通する針落ちを有する針板と、針板に積載される生地を生地送り方向へ搬送する送り機構と、針板の上方に配置され針板上の生地を針板と挟持する押えと、押えの一部を形成し針の上下動により該針が貫通する針貫通孔が設けられ少なくとも一部が該針貫通孔から生地送り方向の反対方向に延設される押え金と、該針との協働により縫い目を形成させるループ補足器とを備え、端部がJ字状に折り曲げられた筒状生地の折り曲げ部分を縫製するヘム縫い用ミシンにおいて、
該押え金の表面に針貫通孔より生地送り方向と反対方向に延ばした線に沿って目安線が設けられていることを特徴とする。
本発明のヘム縫いミシンによれば、縫製により筒状生地が送り機構でミシンベッドを周回され、縫い始めの縫い目が押え金の手前側に達した後に、前記縫い始めの縫目部分と縫い重ね目安線の左右位置を合わせながら更に所定量の縫製を行うことで、縫いずれが生じることなく容易に縫い重ねを行うことができる。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係わるヘム縫い用ミシンの要部斜視図である。針板1はミシンベッド2の上面にネジ3,3で固定配置されており、針板1とミシンベッド2の上面は同一平面上にある。針板1には、図2に示すように、門形状に形成される針孔4が設けられ、針孔4には針落ち5,5が設けられている。針板1の針孔4の前後左右には複数の送り歯溝6,6,・・・が設けられている。送り歯溝6,6,・・・は上方から見て生地送り方向Fと平行な直線方向に長尺な矩形状で針板1を上下に貫通して形成されている。
針板1の下方のミシンベッド2内には図示しない公知の送り機構が設けられ、送り機構により長円運動を行う送り歯14,14,・・・(図2)が針板1の送り歯溝6,6,・・・から間欠的に出没する。針板1の上方には押え7が押え棒8の下端に固定されている。押え棒8はミシンアーム9の下部に取着されるブッシュ22に上下動可能に支持され、押え棒8の下端がブッシュ22より下方に突出している。押え棒8はミシンアーム9内に配置されているコイルばね(図示しない)で下方に押圧される。つまり、押え7は針板1上の筒状生地10を針板1側に押圧することとなる。針板1と押え7で挟持された筒状生地10は送り歯14,14,・・・の出現時に生地送り方向Fに搬送される。
図3に示すように、押え7の一部を構成している押え金7aは、針板1の上方に針板1に対向して配置されている。押え金7aには、針貫通孔11,11が設けられている。押え金7aは薄肉の平板状で、その一部は針貫通孔11,11から生地送り方向Fの反対方向へ延設されており、かつ湾曲始点Pから生地送り方向Fの反対方向へ向って上方に湾曲した形状となっている(図4)。押え金7aの手前側端部の側面には生地送り込み先端部12が設けられている。
図5に示すように、針板1の針落ち5,5の手前に、折り曲げガイド15および端縁部ガイド16が、折り曲げガイド15の案内面15aと端縁部ガイド16の案内面16aとが布送り方向Fをはさんで対向するように配置されている。縫製時、J字状に折り曲げられた筒状生地10の折り曲げ部17は折り曲げガイド15の案内面15aに当接され、筒状生地10の下側端縁部18は端縁部ガイド16の案内面16aに当接され、送り機構により生地送り方向Fに案内される。
針板1の針落ち5,5と押え金7aの針貫通孔11,11の上方には針19,19が針株20を介して針留めネジ21,21により取付けられている。針19,19は下降時に針落ち5,5と針貫通孔11,11をそれぞれ貫通し、上下往復運動する。針板1の下方のミシンベッド2内には左右に往復運動する公知のルーパ(図示しない)が設けられている。針19,19とルーパとの協働によりJ字状に折り曲げられた筒状生地10の上面には図6に示すような縫い目Wa,Wbが形成され、筒状生地10の下面には縫い目Wが形成される。
押え金7aの生地送り込み先端部12には、図3に示すように、針貫通孔11,11より生地送り方向Fの反対方向に延ばした線と生地送り込み先端部12が交わる部分に色染印刷により縫い重ね目安線13a,13bが設けられている。
なお、本実施の形態では縫い重ね目安線13a,13bを設ける手段は色染印刷としたが、これに限定されるものではなく、押え金7aと識別できるような縫い重ね目安線13a,13bが形成されうる手段であれば、如何なる方法をとってもよい。
本実施例において、縫い重ね目安線13a,13bは針貫通孔11,11より生地送り方向Fの反対方向に延ばした線と生地送り込み先端部12が交わる部分に設けられたが、縫い重ね目安線13a,13bが設けられる位置はこれに限定されず、縫い重ね目安線13a,13bは押え金7aの表面かつ針貫通孔より生地送り方向Fと反対方向に延ばした線上に、押え金7a先端の湾曲具合や縫製者の視点によって適宜設けられる。本発明の他の実施例として、縫い重ね目安線13a,13bは、図9に示すように、押え金7a上面にあって、針貫通孔11,11の手前端部より生地送り込み先端部12まで生地送り方向Fの反対方向に延ばした線上に設けられている。押え金7a先端の湾曲度合が小さく、縫製者が押え金7aの生地送り込み先端部12を視認しにくい場合でも、縫い重ね目安線13a,13bが押え金7aの上面に設けられることで、容易に縫い重ね目安線13a,13bを視認できる。
また、本発明の他の実施例として、図10に示すように、縫い重ね目安線13a,13bが押え金7a下面にあって、針貫通孔11,11から生地送り方向Fの反対方向に延ばした線上の湾曲始点Pから生地送り込み先端部12の下端までに設けられてもよい。上記の他の実施例によれば、縫い重ね目安線13a,13bと押え金7aの下面に送り込まれる縫い目が近接しているので、縫製者は縫い重ね目安線13a,13bの左右位置と押え金7aの下面に送り込まれる縫い目の左右位置をそれぞれ一致させやすい。
上記のように構成された本発明のミシンにおいて筒状生地を一部縫い重ねてヘム縫いを行う場合、筒状生地10は送り機構によりミシンベッド2を周回され、図7に示すように、最初に縫製された縫い始め縫い目Wsa,Wsbが、ミシンベッド2上の押え金7aの手前側に出現する。その後もさらに縫製を行い、縫い始め縫い目Wsa,Wsbが押え金7a下面に送り込まれる時に、縫製者が上方から見て押え金7a下面に送り込まれる筒状生地10の縫い始め縫い目Wsa,Wsbの左右位置と縫い重ね目安線13a,13bの左右位置をそれぞれ一致させるようにして縫製を行えば、筒状生地10が生地送り方向Fへ送られるので、縫い始め縫い目Wsa,Wsbが針落ち11,11に到達する。その後さらに所定量の縫製を行う時も、縫製者が上方から見て縫い目Wa,Wbの左右位置と縫い重ね目安線13a,13bの左右位置がそれぞれ同一線上に一部重なるように縫製されることで、正常な縫い重ね部Naが形成される(図8)。
本発明に係るミシンの押えを適用したヘム縫い用ミシンの部分斜視図である。 同ミシンに適用した針板の平面図である。 同ミシンに適用した押えの平面図である。 同ミシンに適用した押えの側面図である。 同ミシンに適用した生地送りガイドの側面図である。 同ミシンにより生地に形成された縫い目を示す斜視図である。 同ミシンに適用した押えと筒状生地の平面図である。 筒状生地に形成される縫い目の(a)縫い重ね部と(b)縫いずれ部を示す平面図である。 本発明を適用したその他の実施例における押えの平面図である。 本発明を適用したその他の実施例における押えの部分仰視図である。
符号の説明
1 針板
2 ミシンベッド
5 針落ち
7 押え
7a 押え金
10 筒状生地
11 針貫通孔
12 生地送り込み先端部
13a,13b 縫い重ね目安線
17 折り曲げ部
18 下側端縁部
19 針
F 生地送り方向
P 湾曲始点
Wa,Wb 縫い目
Wsa,Wsb 縫い始め縫い目
Wea,Web 縫い終わり縫い目

Claims (1)

  1. 上下動する針と、ミシンベッド上面に配置され該針が貫通する針落ちを有する針板と、針板に積載される生地を生地送り方向へ搬送する送り機構と、針板の上方に配置され針板上の生地を針板と挟持する押えと、押えの一部を形成し針の上下動により該針が貫通する針貫通孔が設けられ少なくとも一部が該針貫通孔から生地送り方向の反対方向に延設される押え金と、該針との協働により縫い目を形成させるループ補足器とを備え、端部がJ字状に折り曲げられた筒状生地の折り曲げ部分を縫製するヘム縫い用ミシンにおいて、
    該押え金の表面に針貫通孔より生地送り方向と反対方向に延ばした線に沿って目安線が設けられていることを特徴とするヘム縫い用ミシン。
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