JP5877075B2 - 集中巻モータ - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1の実施の形態に係る集中巻モータについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、集中巻モータとしては、例えば、ロータ側に永久磁石を用いることなく駆動力を発生させるスイッチトリラクタンスモータ(以下、SRモータという)がある。以下、集中巻モータの一例として、SRモータ1を用いて詳細に説明する。
なお、金属ストッパ40は、コイルボビン30をステータティース21に挿入した後に、別個に挿入して取り付けることもできる。
これに対し、装着後の状態(図7の点線で示す)では、本体部43の撓みの変位量44が小さくなる。また、コイルボビン当接部41の折り曲げ角度45も、装着前の状態よりも小さくなるようにしてある。
例えば、第1の実施の形態では、金属ストッパ40を前側および後側の2カ所に取り付けるようにしているが、片側であっても構わない。すなわち、集中巻モータ1の温度や振動によってコイルボビン30のフック部32が破損したとしても、少なくとも片側の金属ストッパ40を有していれば、コイルボビン30がロータ8側へずれないようにすることができる。また、コイルボビン30の装着孔34とステータティース21との隙間ができるだけ生じないように形成されているので、片側のみであってもコイルボビン30が径方向へずれるのを防止することができる。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る集中巻モータについて、図面を用いて詳細に説明する。なお、本第2実施形態におけるSRモータ201は、第1実施形態におけるSRモータ1と比較して、ステータティースにコイルボビンを固定する方法が異なるだけで、他の構造は同じである。そのため、以下の説明では、ステータおよびコイルボビンの構造について説明する。また、以下の説明では、第1の実施の形態で使用したものと同一のものについては、同一の符号を用いて説明する。
なお、最上部の圧延鋼板224と、最下部の電磁鋼板(図示せず)の形状は同じであるため、以下の説明では、最上部の電磁鋼板224について説明する。
なお、図17には図示されていないが、下側の逃げ部237についても、装着孔234の下端から下側に向かって延びるように形成されている。
ステータティース221にコイルボビン230を挿入する前の状態では、図14に示すように、固定爪223は、ステータティース221の側面から横方向に突出している。この状態から、図15に示すように、固定爪223をステータティース221の側面に沿って上側に(下側の固定爪は下側に)折り曲げる。これにより、コイルボビン230をステータティース221に挿入する際に、固定爪223がコイルボビン230の逃げ部237を通過するようになる。
例えば、第2実施形態では、固定爪223をステータティース221を挟んで両側に形成しているが、片側のいずれか一方のみに形成することもできる。この場合であっても、コイルボビン230の装着孔234とステータティース221との隙間ができるだけ生じないように形成されているので、片側のみであってもコイルボビン230がステータ220の径方向へずれるのを防止することができる。
図20は、第2実施形態の他の変形例であって、ステータティースを拡大して示す平面図である。また、図21は、図20のE−E断面図、図22は、図20のF方向から見た正面図である。
なお、コイルボビン430には、第1実施形態のコイルボビン30のようなフック部32は設けられていない。
2 リアブラケット
2a 取付孔
3 フロントブラケット
3a 雌ねじ孔
5 回転軸
6 フロントベアリング
7 リアベアリング
8 ロータ
9 取付ボルト(ボルト)
11 ボルト
12 平ワッシャ
20 ステータ
20a ステータの内側面
21 ステータティース
21a 先端部
21b 基端部
22 貫通孔
30 コイルボビン
31 コイル
32 フック部
33 取付孔
34 装着孔
34a 内面
35 外枠部
35a 外面
36 段差部
40 金属ストッパ(ずれ防止手段)
40a 外面
41 コイルボビン当接部
42 取付孔
43 本体部
44 変位量
45 変位角
46 前後方向付勢力
47 径方向付勢力
50 金属ストッパ(ずれ防止手段)
50a 外面
51 コイルボビン当接部
52 取付孔
53 本体部
54 折り曲げ凸部
60 金属ストッパ(ずれ防止手段)
60a 外面
61 コイルボビン当接部
63 本体部
64 折り返し部
65 スリット
100、110 ベアリング押さえ板
101、111 本体部
102、112 内縁部
103、113 取付孔
104 逃げ部
105、115 切り欠き部
106、116 押さえ部
107 押圧方向
201 SRモータ(集中巻モータ)
220 ステータ
220a ステータの内側面
221 ステータティース
221a 先端部
221b 基端部
223 固定爪(ずれ防止手段)
223a 切り欠き
224 積層された最上部の圧延鋼板
230 コイルボビン
234 装着孔
237 逃げ部
301 SRモータ(集中巻モータ)
320 ステータ
320a ステータの内側面
321 ステータティース
321a 先端部
321b 基端部
323 固定爪(ずれ防止手段)
323a 切り欠き
330 コイルボビン
335a コイルボビンの外面
324 積層された最上部の圧延鋼板
401 SRモータ(集中巻モータ)
420 ステータ
421 ステータティース
421a 先端部
421b 基端部
423 切り起こし爪(ずれ防止手段)
423a U字孔
424 積層された最上部の圧延鋼板
430 コイルボビン
434 装着孔
435a コイルボビンの外面
437 係合溝
438 係合突部
K 電磁鋼板
Claims (7)
- ステータの内側面からロータ側に向かって突出するステータティースが形成され、前記ステータティースには、その突出先端側であるロータ側から筒状のコイルボビンが挿入されて取り付けられる集中巻モータであって、
前記コイルボビンが前記ロータ側にずれるのを防止する金属製のずれ防止手段を設け、
前記ずれ防止手段は金属ストッパであり、前記金属ストッパは、前記ステータティースの先端側に位置する前記コイルボビンの外面と接するコイルボビン当接部と、前記ステータティースの基端部側で前記ステータに固定された本体部とを備えていることを特徴とする集中巻モータ。 - 前記ステータは、積層された複数の電磁鋼板を束ねてボルトで固定されており、前記金属ストッパの前記本体部には、取付孔が形成されており、
前記取付孔には前記ボルトが挿通されて、前記本体部と前記複数の電磁鋼板とが共に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の集中巻モータ。 - 前記金属ストッパの前記コイルボビン当接部または前記本体部のいずれか一方または両方には撓み部が形成されており、前記金属ストッパを装着した状態で、前記金属ストッパの前記撓み部が戻ろうとするばね力によって、前記コイルボビンを付勢していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集中巻モータ。
- 前記取付孔には、前記取付孔の径方向内側に向けて突出し、前記ボルトの挿通方向へ折り曲げ可能な折り曲げ凸部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の集中巻モータ。
- ステータの内側面からロータ側に向かって突出するステータティースが形成され、前記ステータティースには、その突出先端側であるロータ側から筒状のコイルボビンが挿入されて取り付けられる集中巻モータであって、
前記コイルボビンが前記ロータ側にずれるのを防止する金属製のずれ防止手段を設け、
前記ステータは、積層された複数の電磁鋼板を束ねて構成されており、この積層された電磁鋼板の最上部または最下部のいずれか一方または両方には圧延鋼板が使用され、この圧延鋼板には、前記ずれ防止手段であって、前記コイルボビンの装着孔の内側面に向かって突出する切曲げ爪が最上部または最下部のいずれか一方または両方にのみ形成されていることを特徴とする集中巻モータ。 - 前記コイルボビンの装着孔の内側面には、前記コイルボビンが装着された状態で前記切曲げ爪と対応する位置に、前記切曲げ爪と当接する係合突部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の集中巻モータ。
- 請求項1から請求項6のいずれか1つに記載された集中巻モータのずれ防止手段を適用したSRモータ。
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