JP2019146448A - 回転子、及び、回転子を有する回転電機 - Google Patents

回転子、及び、回転子を有する回転電機 Download PDF

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Abstract

【課題】追加部材を用いることなく永久磁石を固定する。【解決手段】回転子(100)は、磁石挿入孔(13)を備える電磁鋼板(11)が、磁石挿入孔(13)が軸方向に重なるように積層されて構成される回転子コア(10)と、回転子コア(10)において軸方向に重なる磁石挿入孔(13)に挿入される永久磁石(30)と、を有する。電磁鋼板(11)のうちの少なくとも一の電磁鋼板である第1電磁鋼板(11A)は、磁石挿入孔(13)の側面に、一部が磁石挿入孔(13)に向かって突出し、磁石挿入孔(13)に挿入される永久磁石(30)によって軸方向に屈曲可能に構成される突出部(15)を有する。永久磁石(30)は、屈曲する突出部(15)と磁石挿入孔(13)との間に固定される。【選択図】図3

Description

本発明は、回転子、及び、回転子を有する回転電機に関する。
永久磁石内蔵型の同期モータ(IPM)の回転子では、永久磁石が回転子コアの磁石挿入孔に挿入される。永久磁石を磁石挿入孔に圧入にする場合には、回転子コアに内部応力が発生してしまい回転子コアの耐遠心力強度が低下してしまう。一方で永久磁石の磁石挿入孔に対する大きさに余裕がある場合には、モータの運転時に永久磁石が磁石挿入孔の中で動いてしまうおそれがある。
そこで、特許文献1に開示されている技術によれば、別途設けられる固定バネによって永久磁石を磁石挿入孔に固定することで、モータの運転時に永久磁石が磁石挿入孔の中で動いてしまうことが抑制されている。
特開2000−175388号公報
特許文献1に開示される技術によれば、固定バネという追加部品を用いるため製造コスト上昇するおそれがある。したがって、追加部材を用いることなく永久磁石を固定する必要性が高まっている。
本発明はこのような課題を解決するために発明されたもので、追加部材を用いることなく永久磁石を固定可能な回転子を提供するものである。
本発明のある態様の回転子は、磁石挿入孔を備える電磁鋼板が、磁石挿入孔が軸方向に重なるように積層されて構成される回転子コアと、回転子コアにおいて軸方向に重なる磁石挿入孔に挿入される永久磁石と、を有する。電磁鋼板のうちの少なくとも一の電磁鋼板である第1電磁鋼板は、磁石挿入孔の側面に、一部が磁石挿入孔に向かって突出し、磁石挿入孔に挿入される永久磁石によって軸方向に屈曲可能に構成される突出部を有する。永久磁石は、屈曲する突出部と磁石挿入孔との間に固定される。
本発明によれば、追加部品を用いることなく永久磁石を固定することができる。
図1は、第1実施形態のロータを備えるモータの分解斜視図である。 図2は、図1のA−Aにおけるロータ断面図である。 図3は、第1電磁鋼板の上面図である。 図4は、第2電磁鋼板の上面図である。 図5は、図2のBから見たロータの上面図である。 図6は、突出部の斜視図である。 図7は、図5のC−Cにおけるロータの断面図である。 図8は、一の変形例におけるロータの断面図である。 図9は、他の変形例におけるロータの断面図である。 図10Aは、第2実施形態における第1電磁鋼板の上面図である。 図10Bは、第2電磁鋼板の上面図である。 図11は、反力と応力との関係を示す図である。 図12Aは、第2実施形態における変形例における第1電磁鋼板の上面図である。 図12Bは、第2電磁鋼板の上面図である。 図13は、反力と応力との関係を示すグラフである。 図14Aは、第3実施形態の第1電磁鋼板の上面図である。 図14Bは、図14Aの領域Aの拡大図である。 図14Cは、突出部の斜視図である。 図15Aは、第4実施形態の第1電磁鋼板の上面図である。 図15Bは、図15Aの領域Aの拡大図である。 図15Cは、突出部の斜視図である。 図16は、ロータの断面図の一例である。 図17は、反力と変位との関係を示すグラフである。 図18は、変位と応力との関係を示すグラフである。 図19は、平均応力と変動応力との関係を示すグラフである。 図20は、ロータの断面図である。
本発明の実施形態、本発明の利点については、添付された図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るロータ(回転子)の分解斜視図である。図2は、図1に示すロータを組み立てた場合のA−A断面図である。これらの図に示されるロータ100は、不図示のステ−タに設けられる中空部に挿入されることで、電動モータ(回転電機)を構成する。
ロータ100は、円盤状の電磁鋼板11の積層により構成されるロータコア(回転子コア)10を有する。そして、電磁鋼板11は、それぞれに設けられた磁石挿入孔13が重なるように積層され、それらの磁石挿入孔13に永久磁石30が挿入される。また、電磁鋼板11には、ロータコア10の軸中心にシャフト孔12が設けられており、積層によって重なって配置されるシャフト孔12にシャフト20が挿入される。なお、電磁鋼板11は、軟磁性材料で構成されており、後に図3、図4に示すような2種類の電磁鋼板11である第1電磁鋼板11Aと第2電磁鋼板11Bとが積層されている。
また、電磁鋼板11には、軸方向に延在し、周方向に等間隔で複数(図1においては4つ)並設される磁石挿入孔13が設けられている。そして、ロータコア10の両端面に第1エンドプレート41、及び、第2エンドプレート42が設けられることで、磁石挿入孔13に挿入される永久磁石30の軸方向の移動が規制される。なお、図上側に第1エンドプレート41が、図下側に第2エンドプレート42が設けられているものとする。なお、第1エンドプレート41、及び、第2エンドプレート42にも中心にシャフト孔43が設けられる。
図2に示されるように、シャフト20には、図下側の一端にロータコア10のシャフト孔12よりも大径であって第2エンドプレート42を係止可能なストッパ21が設けられている。シャフト20は、第2エンドプレート42のシャフト孔43、ロータコア10のシャフト孔12、及び、第1エンドプレート41のシャフト孔43に順に挿入される。
再び図1を参照すれば、シャフト20の外周の一部には、軸方向に延在し断面が凹状であるキー溝22が設けられている。また、シャフト孔12、及び、43には、軸方向に延在し断面が凸状であって、キー溝22に挿入可能なキー14が設けられている。シャフト孔12にシャフト20が挿入される状態では、キー14がキー溝22にはまりこむことで、複数の電磁鋼板11の位置きめがされる。
そして、ナット状でシャフト20と螺合するリテーナ(保持機構)23によって、第1エンドプレート41、ロータコア10、及び、第2エンドプレート42が固定される。具体的には、リテーナ23は、内周にネジ溝が設けられており、上端の外周にネジ山が設けられたシャフト20と螺合可能に構成されている。
次に、図3、4を用いて、複数の第1電磁鋼板11Aと第2電磁鋼板11Bとにより構成されるロータコア10の構成を詳細に説明する。
図3は、第1電磁鋼板11Aの上面図である。
第1電磁鋼板11Aには、中央にシャフト孔12が設けられるとともに、外周側の位置において周方向に矩形の磁石挿入孔13が並んで設けられている。シャフト孔12には、中心に向かって突出するキー14が設けられている。そして、磁石挿入孔13には、内周側面の周方向の中央部に、等幅の突出部15が設けられている。
図中の一点鎖線の円内にて拡大して示されるように、突出部15は、磁石挿入孔13の対向する外周側面に向かって突出するように構成されている。そして、突出部15の周方向の両側のそれぞれには、内側に向かって、突出部15の突出方向の反対方向(内径側)へと向かって、2つの第1切り欠き16(16A、16B)が設けられている。
図4は、第2電磁鋼板11Bの上面図である。
第2電磁鋼板11Bには、第1電磁鋼板11Aと同様に、中心にキー14を備えるシャフト孔12が設けられるとともに、外周側の位置において周方向に矩形状の磁石挿入孔13が並んで設けられている。そして、磁石挿入孔13には、内周側面における周方向中央部に、内径側へと向かって構成される第2切り欠き17が設けられている。
なお、第1電磁鋼板11Aと第2電磁鋼板11Bとを積層させた状態においては、第1電磁鋼板11Aの第1切り欠き16A及び16Bは、第2電磁鋼板11Bの第2切り欠き17と連通する。詳細には、軸方向の投影面において、第1切り欠き16A、16Bの周方向外側、及び、径方向内側の側面は、第2切り欠き17の周方向外側、及び、径方向内側の側面と一致する。
図5は、図2のBから見たロータ100の上面図である。
ロータ100の最上部には図5に示すように第1電磁鋼板11Aが配置されている。そして、磁石挿入孔13には永久磁石30が挿入されている。永久磁石30が磁石挿入孔13に挿入されることによって、突出部15が磁石挿入孔13の内において軸方向、すなわち、内面側に沿って、屈曲する。
図6は、突出部15の斜視図である。
図6には、磁石挿入孔13に挿入される永久磁石30によって押圧されて屈曲する過程における突出部15が示されている。屈曲した状態の突出部15は、第1切り欠き16A、16Bの中に収容される。なお、この図は、屈曲した突出部15の一例を示すものであってこれに限られない。例えば、突出部15は、第1切り欠き16A、16Bから突出する根元部分において屈曲してもよい。
図7は、図5のC−Cにおけるロータ100の断面図である。
第1電磁鋼板11Aが1枚に対して第2電磁鋼板11Bが2枚ずつ積層される。すなわち、1枚の第1電磁鋼板11Aと1枚の第1電磁鋼板11Aとの間に、2枚の第2電磁鋼板11Bが積層される。
永久磁石30は磁石挿入孔13の上方から挿入され、挿入される永久磁石30によって、第1電磁鋼板11Aの突出部15は下方向に屈曲し、屈曲した突出部15は、第2電磁鋼板11Bの第2切り欠き17に収容される。このように、屈曲してたわみ変形した突出部15は復元力としての反力が発生し、その反力によって永久磁石30は磁石挿入孔13の外周面に押し付けられて固定される。
なお、第1切り欠き16及び第2切り欠き17の径方向内側へと向かう深さは、突出部15の厚さよりも深い。そのため、屈曲した突出部15は、断面方向において第2切り欠き17の中に配置されるので、永久磁石30と磁石挿入孔13との間の隙間(クリアランス)に突出部15の厚さを考慮する必要がない。
第1実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
第1実施形態のロータ100によれば、ロータ100を構成する第1電磁鋼板11Aは、磁石挿入孔13において折り曲げ可能な突出部15を備える。突出部15は、磁石挿入孔13の側面の一部が磁石挿入孔13の中央に向かって突出するように設けられている。そして、突出部15は磁石挿入孔13に挿入される永久磁石30によって軸方向に屈曲される。このように屈曲された突出部15には復元力としての反力が発生し、この反力によって永久磁石30は磁石挿入孔13の他面に向かって押し付けられる。これにより、永久磁石30の固定のための追加部材を用いることなく、磁石挿入孔13の中に永久磁石30を固定することができる。
第1実施形態のロータ100によれば、ロータ100を構成する第1電磁鋼板11Aは、磁石挿入孔13の内面において、突出部15と隣接し、突出部15との突出方向とは逆方向に構成される第1切り欠き16が設けられている。このように、第1切り欠き16を突出部15の根元に設けることによって、突出部15の屈曲が磁石挿入孔13の側面よりも外側に設けられた第1切り欠き16にて行われる。したがって、第1切り欠き16を除く磁石挿入孔13と永久磁石30との間のクリアランスに突出部15の厚さを含める必要がなくなるので、クリアランスに起因するモータ性能の低下を抑制できる。
第1実施形態のロータ100によれば、ロータ100を構成する第2電磁鋼板11Bは、屈曲した突出部15を収容可能な第2切り欠き17を有する。このように、屈曲する突出部15が第2切り欠き17に格納されることで、第2切り欠き17を除く磁石挿入孔13と永久磁石30との間のクリアランスに突出部15の厚さを含める必要がなくなるので、クリアランスに起因するモータ性能の低下を抑制できる。
第1実施形態のロータ100によれば、第1電磁鋼板11Aの第1切り欠き16と、第2電磁鋼板11Bの第2切り欠き17とは軸方向に連通する。すなわち、第1切り欠き16A,16Bと、第2切り欠き17とは、周方向の外側、及び、内径側の側面が一致する。このように構成されることで、同一のプレスで第1電磁鋼板11Aと第2電磁鋼板11Bとを構成することができる。すなわち、突出部15と第1切り欠き16とを備える磁石挿入孔13をプレスにより設けることで第1電磁鋼板11Aを構成した後に、その第1電磁鋼板11Aの突出部15を切断することで第2電磁鋼板11Bを構成することができるので、製造工程を簡略化できる。
第1実施形態のロータ100をモータに用いることにより、ロータ100において磁石挿入孔13に挿入される永久磁石30によって突出部15は軸方向に屈曲される。このように屈曲された突出部15には復元力としての反力が発生し、この反力によって永久磁石30は磁石挿入孔13の他面に向かって押し付けられる。そのため、永久磁石30の固定のための追加部材を用いることなく、磁石挿入孔13の中に永久磁石30を固定されたモータを構成することができる。
(第1変形例)
第1実施形態においては、1つの磁石挿入孔13に1つの永久磁石30が挿入される例について示したが、これに限らない。本実施形態においては、1つの磁石挿入孔13に複数の磁石片が挿入される例について説明する。
図8は、第1変形例におけるロータ100の断面図である。
この図に示されるように、磁石挿入孔13には、複数の磁石片31からなる永久磁石30が挿入されている。なお、複数の磁石片31は接着剤や樹脂によって固定されて1つの永久磁石30が構成される。
それぞれの磁石片31は、1つの第1電磁鋼板11Aの突出部15によって固定される。それぞれの磁石片31が突出部15により固定されるので、磁石片31同士の締結が解けて剥離することが抑制される。
なお、第1変形例においては、1つの磁石片31が1つの突出部15により固定されたが、これに限らない。1つの磁石片31は、2以上の突出部15により固定されてもよいし、図9に示すように3つの突出部15により固定されてもよい。このように1つの磁石片31が複数の突出部15により固定されることで、磁石片31同士の締結が解けて剥離することがさらに抑制される。
第1変形例によれば以下の効果を得ることができる。
第1変形例のロータ100によれば、永久磁石30は複数の磁石片31により構成されている。そして、1つの磁石片31は、1以上の屈曲された突出部15から反力を受けて磁石挿入孔13内に固定される。このように構成されることで、磁石片31のそれぞれは屈曲する突出部15により固定されるので、磁石片31同士の締結が解除されて分離するのが抑制される。
(第2実施形態)
第1実施形態においては、1枚の第1電磁鋼板11Aにおいて、1つの突出部15が設けられる例について説明したがこれに限らない。第2実施形態においては、1枚の第1電磁鋼板11Aにおいて、2つの突出部15が設けられる例について説明する。
図10Aは第2実施形態における第1電磁鋼板11Aの上面図である。
磁石挿入孔13においては、矩形の断面において内周側の2つの角部に突出部15が設けられている。そして、突出部15の根元の両側には2つの第1切り欠き16A、16Bが設けられている。永久磁石30の挿入によって突出部15は軸方向に屈曲し、屈曲した突出部15によって永久磁石30の内側角部が押され、その結果、永久磁石30の外側面が磁石挿入孔13内に固定される。したがって、これらの突出部15によって、二点鎖線で示される位置にある永久磁石30が磁石挿入孔13の外側面に押し付けられることで永久磁石30が固定されることになる。
図10Bは、第1電磁鋼板11Aと積層される第2電磁鋼板11Bの上面図である。この図に示されるように、第2電磁鋼板11Bの第2切り欠き17は、第1電磁鋼板11Aと第2電磁鋼板11Bとが積層する状態において、第1電磁鋼板11Aの第1切り欠き16A、16Bと連通するように構成される。
図11は、1つの突出部15における屈曲時の反力Fと、2つの突出部15の反力が作用する永久磁石30において磁石挿入孔13から作用される応力Sとの関係を示す図である。この図によれば、突出部15による反力Fと、永久磁石30に作用する応力Sとは比例関係にある。
そして、永久磁石30に作用する応力には上限応力Smaxと下限応力Sminとが存在する。上限応力Smaxは、永久磁石30が損傷しない値であって、下限応力Sminは、ロータ100の回転時に永久磁石30が固定される力、すなわち、永久磁石30に対するステータからの磁力による反発力と等しい。
このグラフより、下限応力Sminと対応する最小反力Fmin、及び、上限応力Smaxと対応する最大反力Fmaxが求められる。そして、突出部15は、発生する反力が最小反力Fminと最大反力Fmaxとの間となるように突出部15の幅や長さなどが設計されることで、永久磁石30を損傷することなく固定するとともに、回転時において固定が解けることがない。
第2実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
第2実施形態のロータ100によれば、断面が矩形の磁石挿入孔13において隣接する2つの角部に突出部15が設けられる。このようにすることで、永久磁石30には、永久磁石30の長辺方向(周方向)、及び、短辺方向(径方向)のいずれにも反力が作用することになるので、永久磁石30を確実に固定することができる。
第2実施形態のロータ100によれば、磁石挿入孔13の内周面に突出部15が設けられる。ロータ100の回転駆動時には、永久磁石30は遠心力が、突出部15の反力と同じ方向である内径から外径に向かって作用する。そのため、ロータ100の回転駆動時には、永久磁石30に対してはステータからの磁力による反発力から遠心力を控除した値が固定に必要な応力となる。したがって、突出部15において発生する反力は比較的小さくてもよいので、突出部15の幅を小さくするなど構成を簡略化できる。
(第2変形例)
第2実施形態においては、1枚の第1電磁鋼板11Aにおいて、2つの突出部15が磁石挿入孔13の内周面に設けられる例について説明したが、これに限らない。2つの突出部15が磁石挿入孔13の外周面に設けられてもよい。
図12Aは第2実施形態における第2変形例における第1電磁鋼板11Aの上面図である。
磁石挿入孔13においては、その矩形の断面において外周側の2つの角部に突出部15が設けられている。そして、永久磁石30の挿入によって突出部15は軸方向に屈曲し、屈曲した突出部15によって永久磁石30の内側角部が押され、その結果、永久磁石30の内側面が磁石挿入孔13内に固定される。したがって、これらの突出部15によって、二点鎖線で示される位置にある永久磁石30の内側面が磁石挿入孔13に押し付けられる。
図12Bは、第1電磁鋼板11Aと積層される第2電磁鋼板11Bの上面図である。第2電磁鋼板11Bの第2切り欠き17は、積層状態において、第1電磁鋼板11Aの第1切り欠き16A、16Bと連通する。
図13は、1つの突出部15による反力Fと、2つの突出部15によって永久磁石30の中心側に向かって作用する応力Sとの関係を示す図である。この図によれば、突出部15による反力Fと、永久磁石30に作用する応力Sとは比例関係にある。
永久磁石30に作用する上限応力Smaxには、永久磁石30が損傷しない値が設定される。そして、下限応力Smin’には、ロータ100の回転時に永久磁石30が固定される力、すなわち、永久磁石30に対するステータからの磁力に起因する反発力に、永久磁石30の回転による遠心力が加算された和によって定められる。
そして、突出部15は、発生する反力が、下限応力Smin’と対応する最小反力Fmin’と、上限応力Smaxと対応する最大反力Fmaxとの間となるように電磁鋼板11の板厚や突出部15の幅や長さなどが設計される。
第2変形例によれば以下の効果を得ることができる。
第2変形例施形態のロータ100によれば、磁石挿入孔13の外周面に突出部15が設けられる。このようにすることで、永久磁石30が磁石挿入孔13の内周面に固定されるため、ロータ100の回転駆動時には、外径側に向かう遠心力によって永久磁石30へ作用する応力が軽減されるため、応力による永久磁石30の損傷を抑制することができる。
(第3実施形態)
第1及び第2実施形態においては、図6に示すように突出部15が等幅の板状に構成される例について説明した。本実施形態においては、突出部15の他の形態について説明する。
図14Aは、第3実施形態の第1電磁鋼板11Aの上面図である。図14Bは、図14Aの領域Aの拡大図である。また、図14Cは、屈曲される場合の突出部15の斜視図である。
図14Aに示されるように、突出部15は、磁石挿入孔13の内側面の径方向の中心に設けられている。図14Bに示されるように、突出部15は、磁石挿入孔13の壁面と接続し等幅に構成される第1突出部15Aと、第1突出部15Aと接続し突出方向に向かって幅が狭くなるように構成される第2突出部15Bとにより構成されている。
図14Bに示されるように、永久磁石30が挿入されて突出部15が屈曲する場合には、第1突出部15Aと第2突出部15Bとの境界を支点として第1突出部15Aが屈曲される。
ここで、突出部15が等幅に構成される場合には、屈曲部に応力が集中してしまう。これに対して、本実施形態のように第2突出部15Bの先端が狭くなるように構成されることにより、第2突出部15Bが屈曲してたわみ変形する際に生じる応力が、第2突出部15Bの全体へと広く分散されるので、屈曲部に集中しない。
第3実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
第3実施形態のロータ100によれば、突出部15は突出方向に向かって幅が狭くなるように構成されている。このように構成されることによって、突出部15がたわみ変形により反力が生じる際に生じる応力は、第2突出部15Bの全体へと分散するので、屈曲部への応力集中が抑制される。このようにして、応力集中による破断のおそれを低減することができる。
(第4実施形態)
第3実施形態においては、図14A及び14Bに示すような、突出部15が台形状に構成される例について説明した。本実施形態においては、突出部15の他の形態について説明する。
図15Aは、第4実施形態の第1電磁鋼板11Aの上面図である。図15Bは、図15Aの領域Aの拡大図である。また、図15Cは、屈曲されている場合の突出部15の斜視図である。
図15Bに示されるように、第2突出部15Bは、第1突出部15Aと接続する部分から突出方向に向かって幅が狭くなるとともに、突出方向に向かって幅の減少率が小さくなるように構成されている。
なお、突出部15の設計においては、主に、第1電磁鋼板11A(第1突出部15A及び第2突出部15B)の厚さtや、第2突出部15Bにおける第1突出部15Aと接続する側の接続幅W、第2突出部15Bの先端幅W1、第2突出部15Bの径方向長L、及び、第2突出部15Bの側面のカーブの曲率Rなどが、シミュレーションなどによって最適値が定められる。
図16は、突出部15が屈曲されたロータ100の断面図の一例が示されている。
この図においては、磁石挿入孔13に永久磁石30が挿入されている。なお、比較のために、最上部に点線によって、一部が屈曲するが反力が比較的小さい場合の突出部15’が示されている。すなわち、それ以外の突出部15は、挿入される永久磁石30によって屈曲されて反力が発生している。また、以下の説明においては、第1突出部15Aの長さを考慮せず、突出部15が第2突出部15Bにより構成される例が示されている。
例えば、磁石挿入孔13は永久磁石30に対して径方向にクリアランスCがあり、突出部15の先端は、永久磁石30の内壁に対して変位Dだけ内側に押し込まれているものとする。クリアランスC及び変位Dは、突出部15の設計に用いられる。
そして、突出部15の屈曲時におけるたわみ変形によって生ずる反力Fは、第2突出部15Bの形状(厚さt、接続幅をW、先端幅W1、径方向長L、曲率R)や、1つの磁石挿入孔13あたりの突出部15の接触数、及び、突出部15の配置に起因する反力の作用方向などによって定められる。
図17には、反力Fと変位Dとの変位−反力特性が示されている。この図に示されるように、第2突出部15Bの側面の曲率Rが大きくなるにつれて、反力Fに対する変位Dの変化率は小さくなる。このような変位−反力特性が考慮されて突出部15が設計される。
また、突出部15の反力によって永久磁石30が磁石挿入孔13に押し付けられることにより生じる応力Sは、突出部15の形状によって異なる。
図18には、変位Dと応力Sとの変位―応力特性が示されている。この図に示されるように、変位―応力特性は、突出部15の形状によって定まる。具体的には、第1実施形態のような板状、第3実施形態のような台形状、本実施形態のような屈曲状の順に、変位Dに対する応力Sの変化率は小さくなる。このような変位―応力特性が考慮されて突出部15が設計される。
なお、図17に示した変位−反力特性も、図18に示した変位―応力特性も、一次関数に近似できる。
以下では、突出部15の設計の詳細について説明する。
以下のように、永久磁石30の固定に必要な反力が得られるように、突出部15を有する第1電磁鋼板11Aの枚数が求められる。
まず、ロータ100の回転時に永久磁石30に対して磁石挿入孔13から作用される力について検討する。この作用力としては、ロータ100の回転速度に起因する遠心力や、ステータへの印加電流に応じた電磁力による反発力が考えられる。これらの状態を考慮した最大の作用力X1が、以下の計算において用いられる。
まず、作用力X1を上回る反力を作用させるように第1電磁鋼板11Aの枚数が定められる。例えば、変位D、及び、変位―反力特性によって突出部15の1枚あたりの反力Fを求め、作用力X1を反力Fで除することによって、永久磁石30の固定に必要な第1電磁鋼板11Aの必要枚数を求めることができる。
また、以下のように、永久磁石30に発生する応力Sが上限応力Smaxを上回らないように、突出部15の外形、厚さt、接続幅W、先端幅W1、径方向長L、及び、第2突出部15Bの曲率Rなどの、形状が定められる。
突出部15によって永久磁石30に発生する応力Sは、変位D、及び、変位―応力特性によって定められる、ここで、応力Sには、永久磁石30が損傷しない程度の上限応力Smaxがあるため、応力Sが上限を上回らないように、変位D、及び、突出部15の形状から、適切な応力Sとなるように突出部15の形状が定められてもよい。
また、以下のように、ロータ100の回転駆動時の永久磁石30の変動が考慮されて、突出部15の形状及びサイズが定められる。
駆動開始時などには、突出部15に抑えられた永久磁石30が径方向に変動することがある。この変動により、突出部15が金属疲労により破断したり、不可逆的に降伏したりしてしまう。
図19は、応力が変動する場合における平均応力と変動応力との関係を示すグラフである。この図には、疲労により破断する限界、及び、降伏する限界の平均応力と変動応力との関係が示されている。その図に示される疲労限界及び降伏限界を上回らないような平均応力及び変動応力となるように、突出部15の形状が定められる。
なお、平均応力は、上限応力Smaxとしてもよく、変動応力は、予想される変動変位D、及び、変位―応力特性によって求めてもよい。そして、平均応力及び変動応力が、図19に示したグラフから疲労限界及び降伏限界を上回らないように、突出部15が設計される。
また、以下のように、複数の隣り合う突出部15は、屈曲した状態では、接触せずに離間するように形状が定められる。
図20は、突出部15が屈曲した状態のロータ100の断面図である。
この図に示されるように、1つの突出部15−1と、突出部15−1と隣り合う他の突出部15−2とは、屈曲している状態で接触しないように離間し、スペース18が設けられている。このような状態が考慮されて、第1電磁鋼板11A及び第2電磁鋼板11Bの積層枚数や、電磁鋼板11の厚さt、クリアランスCなどが設計される。
第4実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
第4実施形態のロータ100によれば、突出部15は、突出方向に向かって幅の減少率が緩やかになるように構成されている。このように構成されることによって、突出部15がたわみ変形により反力が生じる際に生じる応力をは、第2突出部15Bの全体に分散するので、屈曲部への応力集中が抑制される。このように、屈曲部への応力を低減することができる。
第4実施形態のロータ100によれば、第1電磁鋼板11Aは、ロータ100が回転する場合において永久磁石30が固定されるように複数設けられる。すなわち、永久磁石30に作用する最大の作用力X1を算出し、その作用力X1を上回るように、複数枚の第1電磁鋼板11Aが設けられる。
このように構成されることで、ロータ100が回転駆動中に永久磁石30が移動することがないため、突出部15が軸方向に変動することはないため応力振幅が生じない。そのため、突出部15の疲労破壊のおそれを低減できる。
第4実施形態のロータ100によれば、一の第1電磁鋼板11Aの突出部15−1と、一の第1電磁鋼板11Aと隣り合う他の第1電磁鋼板11Aの突出部15B―2とは、屈曲した状態において接触せずに離間する。
仮に、第1突出部15Aと第2突出部15Bとが、屈曲した状態において離間せずに接触して干渉してしまうと、永久磁石30は磁石挿入孔13に対して圧入状態になる。したがって、永久磁石30には磁石挿入孔13との接触面にて大きな応力が発生してしまい、永久磁石30を損傷してしまうおそれがある。
隣り合う突出部15が離間することにより、突出部15の弾性変形力に起因する反力によって永久磁石30が固定されることになるので、永久磁石30の損傷を抑制しながら固定することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
10 ロータコア
11 電磁鋼板
11A 第1電磁鋼板
11B 第2電磁鋼板
13 磁石挿入孔
15 突出部
16 第1切り欠き
17 第2切り欠き
30 永久磁石
31 磁石片
100 ロータ

Claims (13)

  1. 磁石挿入孔を備える電磁鋼板が、前記磁石挿入孔が軸方向に重なるように積層されて構成される回転子コアと、
    前記回転子コアにおいて軸方向に重なる前記磁石挿入孔に挿入される永久磁石と、を有する回転子であって、
    前記電磁鋼板のうちの少なくとも一の電磁鋼板である第1電磁鋼板は、前記磁石挿入孔の側面に、一部が前記磁石挿入孔に向かって突出し、前記磁石挿入孔に挿入される前記永久磁石によって軸方向に屈曲可能に構成される突出部を有し、
    前記永久磁石は、屈曲する前記突出部と前記磁石挿入孔との間に固定される、回転子。
  2. 請求項1に記載の回転子であって、
    前記第1電磁鋼板は、前記磁石挿入孔の側面において、前記突出部と隣接する位置に前記突出部の突出方向とは反対方向に切り欠かれる第1切り欠きを有する、回転子。
  3. 請求項1または2に記載の回転子であって、
    前記回転子コアは、前記第1電磁鋼板と、前記第1電磁鋼板とは異なる第2電磁鋼板とが積層されて構成され、
    前記第2電磁鋼板は、前記磁石挿入孔の側面において、屈曲した前記突出部を収容する第2切り欠きを有する、回転子。
  4. 請求項2に記載の回転子であって、
    前記回転子コアは、前記第1電磁鋼板と、前記第1電磁鋼板とは異なる第2電磁鋼板とが積層されて構成され、
    前記第2電磁鋼板は、前記磁石挿入孔の側面において、屈曲した前記突出部を収容する第2切り欠きを有し、
    前記第1電磁鋼板と前記第2電磁鋼板とが積層される状態において、前記第1切り欠きと前記第2切り欠きとは連通する、回転子。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の回転子であって、
    前記第1電磁鋼板は、前記磁石挿入孔の断面が矩形であり、前記磁石挿入孔の隣接する2つの角部に前記突出部を有する、回転子。
  6. 請求項5に記載の回転子であって、
    前記第1電磁鋼板は、前記磁石挿入孔の内周側面側に前記突出部を有する、回転子。
  7. 請求項5に記載の回転子であって、
    前記第1電磁鋼板は、前記磁石挿入孔の外周側面側に前記突出部を有する、回転子。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の回転子であって、
    前記永久磁石は、複数の磁石片により構成され、
    前記磁石片は、1以上の前記突出部により固定される、回転子。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の回転子であって、
    前記突出部は、突出方向に向かって幅が狭くなるように構成される、回転子。
  10. 請求項9に記載の回転子であって、
    前記突出部は、突出方向に向かって幅の減少率が緩やかになるように構成される、回転子。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の回転子であって、
    前記突出部は、屈曲する場合に生じる反力が、前記回転子が回転する場合に前記永久磁石に作用する応力を上回るように、構成される回転子。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の回転子であって、
    一の前記第1電磁鋼板の前記突出部は、該一の前記第1電磁鋼板と隣り合う他の前記第1電磁鋼板の前記突出部とは、屈曲した状態において離間する、回転子。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の回転子を有する、回転電機。
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