JP2013126330A - 回転電機のコア及びその組み付け方法 - Google Patents

回転電機のコア及びその組み付け方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013126330A
JP2013126330A JP2011274654A JP2011274654A JP2013126330A JP 2013126330 A JP2013126330 A JP 2013126330A JP 2011274654 A JP2011274654 A JP 2011274654A JP 2011274654 A JP2011274654 A JP 2011274654A JP 2013126330 A JP2013126330 A JP 2013126330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
permanent magnet
insertion hole
core plate
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011274654A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kitahara
誠 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2011274654A priority Critical patent/JP2013126330A/ja
Publication of JP2013126330A publication Critical patent/JP2013126330A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
    • H02K1/2766Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM] having a flux concentration effect

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

【課題】永久磁石が応力の集中により破損するおそれを抑制することができるとともに、コアの回転時に永久磁石がコアから離脱したりするおそれを防止することができる回転電機のコア及びその組み付け方法を提供する。
【解決手段】挿入孔14が形成された複数枚のコア板12を積層するとともに、挿入孔14に永久磁石15を挿入する。コア板12の外周部と挿入孔14の内側縁との間のブリッジ部16を永久磁石15側に変形させて、そのブリッジ部16により永久磁石15を押さえる。
【選択図】図3

Description

この発明は、モータ等の回転電機におけるロータコア等のコア、及びそのコアの組み付け方法に関するものである。
従来、この種のロータコアとしては、例えば特許文献1に開示されるような構成が提案されている。この従来構成においては、図10に示すように、複数枚のコア板を積層してなるロータコア51の外周面に、ロータコア51の周方向の幅がロータコア51の径方向の外側に向かうに従って広がる形状の突起部52が、ロータコア51周方向に所定間隔おきで複数形成されている。ロータコア51の外周の突起部52間には、ロータコア51の周方向の幅がロータコア51の径方向の内側に向かうに従って広がる台形状の永久磁石53が嵌合されている。そして、この突起部52間への永久磁石53の嵌合状態で、矢印で示すように、突起部52の外周にロータコア51の中心方向への力が加えられることにより、突起部52がロータコア51の周方向に広がるように変形されて永久磁石53の側面に圧接され、これによって永久磁石53がロータコア51に固定されている。
特開2004−23944号公報
ところが、この従来構成においては、ロータコア51の外周の突起部52間に永久磁石53を嵌合させた状態で、突起部52の外周に力を加えて突起部52をロータコア51の周方向に変形させたとき、永久磁石53の側面に突起部52の先端角部が圧接され、これによって永久磁石53に集中応力が作用して、永久磁石53が破損するおそれがあった。また、永久磁石53がロータコア51の外周面に露出状態で支持されるとともに、その永久磁石53は突起部52によって両側から把持されているだけであるため、永久磁石53が突起部52間においてがたついたり、ロータコア51の高速回転時に、遠心力によりがロータコア51の外周から離脱したりするおそれもあった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、永久磁石の組み付け時に、永久磁石が応力の集中によって破損するおそれを抑制することができるとともに、コアの回転時に永久磁石がコアから離脱するおそれを防止することができる回転電機のコア及びその組み付け方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、回転電機のコアに係る発明では、挿入孔が形成された複数枚のコア板を積層するとともに、前記挿入孔に永久磁石を挿入した回転電機のコアにおいて、前記コア板の外周部と挿入孔の内側縁との間のブリッジ部を永久磁石側に変形させて、そのブリッジ部により永久磁石を押さえたことを特徴としている。
従って、この発明の回転電機のコアにおいては、永久磁石はブリッジ部の変形によって挿入孔の内側縁によって押さえられるため永久磁石に応力が集中することはない。よって、永久磁石が応力の集中で破損するおそれを抑制することができる。また、永久磁石がコアの外周面に露出することなく挿入孔内に配置されているため、永久磁石ががたついたり、遠心力によりコアから離脱したりするおそれを防止することも可能になる。
前記回転電機のコアにおいて、前記ブリッジ部の外側部を内側に凹ませるとよい。
前記回転電機のコアにおいて、隣接する挿入孔間におけるコア板の外周部をコア板の中心側へ移動させることにより、その挿入孔間の境界部を永久磁石側に変形させるとよい。
前記回転電機のコアにおいて、隣接する挿入孔間の境界部にコア板の径方向に延びるスリットを形成するとよい。
また、回転電機のコアの組み付け方法に係る発明では、挿入孔が形成された複数枚のコア板を積層して、前記挿入孔に永久磁石を挿入した後に、前記コア板の外周部と挿入孔の内側縁との間のブリッジ部を永久磁石側に変形させて、そのブリッジ部により永久磁石を押さえることを特徴としている。
従って、この発明の回転電機のコアの組み付け方法においては、挿入孔に永久磁石を挿入した状態で、コア板の外周部と挿入孔の内側縁との間のブリッジ部を永久磁石側に変形させるという簡単な工程により、永久磁石を破損することなく強固に組み付け固定することができる。
前記コアの組み付け方法において、前記ブリッジ部の外側部をコア板の中心側に押圧しながら、隣接する挿入孔間におけるコア板の外周部をコア板の中心側へ移動させることにより、前記ブリッジ部及び挿入孔間の境界部を永久磁石側に変形させるとよい。
以上のように、この発明によれば、永久磁石が応力の集中により破損するおそれを抑制することができるとともに、コアの回転時に永久磁石がコアから離脱したりするおそれを防止することができるという効果を発揮する。
第1実施形態のモータのロータコアを示す斜視図。 図1のロータコアの平面図。 図2の一部を拡大して示す部分平面図。 同ロータコアのコア板を示す平面図。 図4の一部を拡大して示す部分平面図。 同ロータコアの組み付け方法を示す部分平面図。 第2実施形態のロータコアの組み付け方法を示す部分平面図。 第3実施形態のロータコアの組み付け方法を示す部分平面図。 (a)は第4実施形態のロータコアの組み付け方法を示す部分平面図。(b)はロータコアの組み付け後の状態を示す部分平面図。 従来技術を示す平面図。
(第1実施形態)
以下に、この発明をモータのロータコア及びその組み付け方法に具体化した第1実施形態を、図1〜図6に従って説明する。
図1及び図2に示すように、この実施形態のロータコア11は、複数枚のコア板12を積層することにより構成されている。各コア板12の中心部には、図示しない回転軸を挿通するための平面円形状の挿通孔13が形成されている。各コア板12の外周部には、平面ほぼ四角形状の挿入孔14が2個ずつ隣接状態でほぼV字状の対をなすように複数対形成されている。各挿入孔14には、断面四角形状の永久磁石15がコア板12の積層方向に沿って延びるように挿入されている。
図1〜図3に示すように、前記コア板12の外周部と各挿入孔14の外側の端部の内側縁との間にはブリッジ部16が形成され、そのブリッジ部16の外側部には内側へ向かって凹んだ凹部17が形成されている。そして、ブリッジ部16がコア板12の中心側に押圧されて、挿入孔14内の永久磁石15側に変形され、その変形されたブリッジ部16によって永久磁石15のコア外周側の端面が押さえられている。
前記各対の挿入孔14間のコア板12には境界部18が形成され、その境界部18にはコア板12の径方向に延びるスリット19が形成されており、このスリット19により境界部18が2分割されている。そして、隣接する挿入孔14間におけるコア板12の外周部12aがコア板12の中心側へ押し付け移動されることにより、その挿入孔14間の境界部18がスリット19を境にして永久磁石15側に膨らむように変形され、その変形された境界部18によって永久磁石15の端面が、前記ブリッジ部16の反対側から押さえられている。
なお、各コア板12には複数のダボ(図示しない)が厚さ方向に切り込まれ、それらのダボが隣接する他のコア板12のダボと凹凸の関係で嵌合されて、隣接するコア板12どうしが位置決めされている。
次に、前記のように構成されたロータコアの組み付け方法について説明する。
さて、このロータコア11の組み付け時には、回転軸用の挿通孔13及び永久磁石15用の複数の挿入孔14を形成した図4に示す形状のコア板12が打ち抜き成形されて、それらが順に積層される。この場合、図5に示すように、対をなす挿入孔14間におけるコア板12の外周部12aの外径寸法D1が、それと隣接する一対のブリッジ部16間の別の外周部12bの外径寸法D2よりも大きくなるように形成される。また、この状態では、挿入孔14のブリッジ部16側の内側縁がコア板12の外周側に膨らんでいる。さらに、対をなす挿入孔14間の一対の境界部18はほぼ平行状をなし、境界部18間のスリット19は閉じられた状態あるいは狭い状態に形成されている。そして、この状態において、図6に示すように、積層状態のコア板12の各挿入孔14内に永久磁石15が挿入される。
続いて、図6に矢印で示すように、対をなす挿入孔14間におけるコア板12の外周部12aがプレス装置等(図示しない)によってコア板12の中心側へ押し付け移動されるとともに、ブリッジ部16が凹部17の位置において治具等(図示しない)によってコア板12の中心側に押圧される。なお、この場合、ブリッジ部16は、外周部12aのコア中心側の移動によって外側に膨らまない程度に凹部17の部分において押圧状態で保持されるだけでもよい。
以上のようにすれば、図3に示すように、挿入孔14が幅狭となるように押し潰され、ブリッジ部16が永久磁石15側に変形されるとともに、挿入孔14間のスリット19が広がって、挿入孔14間の境界部18が永久磁石15側に変形される。その結果、永久磁石15の両端がブリッジ部16及び境界部18によって押さえられる。また、外周部12aのコア板12の中心側への移動によって、永久磁石15の両端間の側面が挿入孔14の内側縁によって挟持される。これらの結果、永久磁石15が挿入孔14内に固定される。
そして、以上のように構成されたロータコア11は以下のように作用する。
すなわち、永久磁石15は挿入孔14内にあってその四辺が押さえられているため、がたつくことを防止でき、しかも、ロータコア11が高速で回転されても、遠心力で移動されることを防止できる。従って、このロータコア11を用いたモータは常に所期の性能を得ることができる。
加えて、ブリッジ部16には変形歪が生じているため、磁束が流れにくい状態になっている。このため、永久磁石15からの漏れ磁束を低減することができて、モータのトルク特性の向上を図ることもできる。
この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この実施形態においては、コア板12の外周部と挿入孔14の内側縁との間のブリッジ部16が永久磁石15側に変形されて、そのブリッジ部16により永久磁石15が押さえられている。このため、前記従来技術とは異なり、永久磁石15に対して角部が当たるようなことはなく、従って、永久磁石15に集中応力が作用することを防止できて、永久磁石15が破損するおそれを防止することが可能となる。
(2) この実施形態においては、永久磁石15がロータコア11の外周面に露出することなく挿入孔14内に配置されて、挿入孔14の内側縁によって保持されているため、永久磁石15のがたつきを防止できるとともに、遠心力により永久磁石15がロータコア11から離脱するおそれを防止することができる。
(3) この実施形態においては、永久磁石15を挿入孔14内において強固に固定できるため、永久磁石15を固定するための合成樹脂を挿入孔14内に充填することを省略できる。このため、製造工程が簡素化できるばかりでなく、ロータコア11を軽量化できる。しかも、ロータコア11のリサイクルや廃棄に際して、合成樹脂を加熱によって炭化させる作業も不要になり、リサイクル等の作業を簡素化できる。ちなみに、永久磁石を合成樹脂で固定した場合は、コア本体からの永久磁石の分離が困難になるとともに、合成樹脂の分別も必要になるため、その合成樹脂を加熱炭化させることが一般に行なわれている。
(4) この実施形態においては、ブリッジ部16が変形歪によって磁束が流れにくい状態になっているため、永久磁石15の漏れ磁束を低減することができて、モータのトルク特性の向上を図ることもできる。
(5) この実施形態においては、前記ブリッジ部16の外側部に内側へ向かって凹んだ凹部17が設けられている。このため、この凹部17を介してブリッジ部16をコア板12の中心側に押圧したり、あるいは保持したりすることにより、ブリッジ部16を永久磁石15側へ容易に変形させて、挿入孔14内の永久磁石15を固定することができる。
(6) この実施形態においては、隣接する挿入孔14間におけるコア板12の外周部12aがコア板12の中心側へ移動されることにより、その挿入孔14間の境界部18が永久磁石15側に変形されている。このため、永久磁石15をブリッジ部16と反対側からもブリッジ部16と協働して押さえることができ、永久磁石15を適切に固定できる。
(7) この実施形態においては、隣接する挿入孔14間の境界部18にコア板12の径方向に延びるスリット19が形成されている。このため、コア板12の外周部12aがコア板12の中心側へ移動されたとき、挿入孔14間の境界部18を両永久磁石15側へより確実に変形させることができ、永久磁石15の固定に有効である。
(8) この実施形態のロータコアの組み付け方法においては、挿入孔14が形成された複数枚のコア板12を積層して、挿入孔14に永久磁石15を挿入した後に、コア板12の外周部と挿入孔14の内側縁との間のブリッジ部16を永久磁石15側に変形させて、そのブリッジ部16により永久磁石15を押さえるようにしている。つまり、コア板12の外周部と挿入孔14の内側縁との間のブリッジ部16を永久磁石15側に変形させるという簡単な工程により、永久磁石15を破損することなく強固に組み付け固定することができる。
(9) この実施形態のロータコアの組み付け方法においては、前記ブリッジ部16の外側部をコア板12の中心側に押圧しながら、隣接する挿入孔14間におけるコア板12の外周部12aをコア板12の中心側へ移動させることにより、ブリッジ部16及び挿入孔14間の境界部18を永久磁石15側に変形させるようにしている。このため、ブリッジ部16及び挿入孔14間の境界部18により、永久磁石15をその両端から強固に押し付け保持することができる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化したロータコア及びその組み付け方法の第2実施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第2実施形態では、図7に示すように、挿入孔14内においてコア板12の中心側の内側面に、スリット部21aを有する凸部21が形成されている。そして、コア板12の外周部12aがコア板12の中心側へ押し付け移動されて、挿入孔14が幅狭となるように押し潰されたとき、凸部21がスリット部21a側に押圧変形されて、永久磁石15の内側面に押し付けられる。このため、凸部21により永久磁石15に対してコアの径方向の外方への反発力が作用し、永久磁石15が挿入孔14内で一層強固に固定される。
そして、この第2実施形態においても、前記第1実施形態における(1)〜(9)に記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、この発明を具体化したロータコア及びその組み付け方法の第3実施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第3実施形態では、図8に示すように、挿入孔14の内側縁に斜面が形成されて、その挿入孔14におけるコア板12の径方向の幅が、両挿入孔14間の境界部18側に向かって次第に狭くなるように形成されている。そして、コア板12の外周部12aがコア板12の中心側へ押し付け移動されたとき、前記斜面の作用により、永久磁石15が挿入孔14内において境界部18側に押圧移動される。このため、永久磁石15が挿入孔14内で幅狭部分側に挟入されて、一層強固に固定される。
そして、この第3実施形態においても、前記第1実施形態における(1)〜(9)に記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
(第4実施形態)
次に、この発明を具体化したロータコア及びその組み付け方法の第4実施形態を前記第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。
この第4実施形態では、図9に示すように、挿入孔14が2つずつ対をなすことなく、1つずつ間隔をおいて形成されている。コア板12の外周縁と挿入孔14の両側縁との間のブリッジ部16の外側部には、凹部17が形成されている。そして、図9(a)に示すように、挿入孔14内に永久磁石15が挿入された状態で、ブリッジ部16が凹部17を介してコア板12の中心側に押圧されるとともに、挿入孔14と対応するコア板12の外周部12aがコア板12の中心側へ押し付け移動される。このため、図9(b)に示すように、挿入孔14が幅狭となるように押し潰されるとともに、両ブリッジ部16が永久磁石15側に変形されて、永久磁石15が挿入孔14内に固定される。
従って、この第4実施形態においても、前記第1実施形態における(1)〜(5)及び(8)に記載の効果とほぼ同様な効果を得ることができる。
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記各実施形態において、ブリッジ部16の外側部の押圧及びコア板12の外周部12aの押し付け移動を、積層状態のすべてのコア板12に対して施すことなく、例えば数枚おきに配置された特定枚数のコア板12に対して施すようにすること。従って、この場合、外周部12aが押し付け移動されないコア板12には、他の部分より径方向の外周部に突出した外周部12aを形成する必要はない。
・ この発明を発電機のロータコア11において具体化すること。
・ 挿入孔14間のスリット19等の空隙に固定用の合成樹脂を充填すること。
11…ロータコア、12…コア板、12a…外周部、14…挿入孔、15…永久磁石、16…ブリッジ部、17…凹部、18…境界部、19…スリット。

Claims (6)

  1. 挿入孔が形成された複数枚のコア板を積層するとともに、前記挿入孔に永久磁石を挿入した回転電機のコアにおいて、
    前記コア板の外周部と挿入孔の内側縁との間のブリッジ部を永久磁石側に変形させて、そのブリッジ部により永久磁石を押さえたことを特徴とする回転電機のコア。
  2. 前記ブリッジ部の外側部を内側に凹ませたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のコア。
  3. 隣接する挿入孔間におけるコア板の外周部をコア板の中心側へ移動させることにより、その挿入孔間の境界部を永久磁石側に変形させたことを特徴とする請求項1または2に記載の回転電機のコア。
  4. 隣接する挿入孔間の境界部にコア板の径方向に延びるスリットを形成したことを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の回転電機のコア。
  5. 挿入孔が形成された複数枚のコア板を積層して、前記挿入孔に永久磁石を挿入した後に、前記コア板の外周部と挿入孔の内側縁との間のブリッジ部を永久磁石側に変形させて、そのブリッジ部により永久磁石を押さえることを特徴とした回転電機のコアの組み付け方法。
  6. 前記ブリッジ部の外側部をコア板の中心側に押圧しながら、隣接する挿入孔間におけるコア板の外周部をコア板の中心側へ移動させることにより、前記ブリッジ部及び挿入孔間の境界部を永久磁石側に変形させることを特徴とした請求項5に記載の回転電機のコアの組み付け方法。
JP2011274654A 2011-12-15 2011-12-15 回転電機のコア及びその組み付け方法 Pending JP2013126330A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011274654A JP2013126330A (ja) 2011-12-15 2011-12-15 回転電機のコア及びその組み付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011274654A JP2013126330A (ja) 2011-12-15 2011-12-15 回転電機のコア及びその組み付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013126330A true JP2013126330A (ja) 2013-06-24

Family

ID=48777277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011274654A Pending JP2013126330A (ja) 2011-12-15 2011-12-15 回転電機のコア及びその組み付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013126330A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139255A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 トヨタ自動車株式会社 ロータ
WO2016134169A2 (en) 2015-02-18 2016-08-25 Nidec Motor Corporation Electric motor
WO2019077868A1 (ja) * 2017-10-18 2019-04-25 株式会社日立製作所 回転電機及びこれを備えた電動機車両
WO2019107104A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機及びそのロータ製作方法並びに自動車用電動補機装置
CN110521086A (zh) * 2017-03-31 2019-11-29 日本电产伺服有限公司 马达
WO2020260565A1 (de) * 2019-06-26 2020-12-30 Zf Friedrichshafen Ag Rotor für eine permanenterregte elektrische maschine
CN113472105A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 日本电产株式会社 Ipm马达用转子
TWI791292B (zh) * 2021-09-24 2023-02-01 日商日本電產股份有限公司 內永磁體馬達用轉子
FR3129792A1 (fr) * 2021-11-26 2023-06-02 Nidec Psa Emotors Rotor de machine électrique tournante
DE102023126263A1 (de) 2022-09-29 2024-04-04 Nidec Corporation Rotor, ipm-motor, der diesen aufweist, und rotorherstellungsverfahren
DE102023126262A1 (de) 2022-09-29 2024-04-04 Nidec Corporation Rotor, motor, der diesen aufweist, und herstellungsverfahren des rotors
DE102022131793A1 (de) 2022-11-30 2024-06-06 Valeo Eautomotive Germany Gmbh Rotor für eine elektrische Maschine mit einer mechanischen Befestigung von Rotormagneten

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015139255A (ja) * 2014-01-21 2015-07-30 トヨタ自動車株式会社 ロータ
WO2016134169A2 (en) 2015-02-18 2016-08-25 Nidec Motor Corporation Electric motor
EP3259833A4 (en) * 2015-02-18 2018-10-03 Nidec Motor Corporation Electric motor
US10648539B2 (en) 2015-02-18 2020-05-12 Nidec Motor Corporation Staked rotor core for retaining magnets
CN110521086A (zh) * 2017-03-31 2019-11-29 日本电产伺服有限公司 马达
WO2019077868A1 (ja) * 2017-10-18 2019-04-25 株式会社日立製作所 回転電機及びこれを備えた電動機車両
WO2019107104A1 (ja) * 2017-11-29 2019-06-06 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機及びそのロータ製作方法並びに自動車用電動補機装置
WO2020260565A1 (de) * 2019-06-26 2020-12-30 Zf Friedrichshafen Ag Rotor für eine permanenterregte elektrische maschine
CN113472105A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 日本电产株式会社 Ipm马达用转子
EP3890162A1 (en) * 2020-03-30 2021-10-06 Nidec Corporation Rotor for ipm motor
TWI791292B (zh) * 2021-09-24 2023-02-01 日商日本電產股份有限公司 內永磁體馬達用轉子
FR3129792A1 (fr) * 2021-11-26 2023-06-02 Nidec Psa Emotors Rotor de machine électrique tournante
DE102023126263A1 (de) 2022-09-29 2024-04-04 Nidec Corporation Rotor, ipm-motor, der diesen aufweist, und rotorherstellungsverfahren
DE102023126262A1 (de) 2022-09-29 2024-04-04 Nidec Corporation Rotor, motor, der diesen aufweist, und herstellungsverfahren des rotors
DE102022131793A1 (de) 2022-11-30 2024-06-06 Valeo Eautomotive Germany Gmbh Rotor für eine elektrische Maschine mit einer mechanischen Befestigung von Rotormagneten

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013126330A (ja) 回転電機のコア及びその組み付け方法
JP5292271B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP6385588B2 (ja) 回転子および回転電機
US20200036244A1 (en) Ipm rotor
JP5996106B2 (ja) 回転電機の磁石埋込型ロータ
JP2012213268A (ja) 回転電気機械
JP2015154665A (ja) ロータ及びロータの製造方法
JP6013269B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP7381304B2 (ja) ロータコアの端面に配置される端板を備える回転子および回転子を備える電動機
JP5899683B2 (ja) ロータ及びロータを備える回転電機
JP2014003785A (ja) 永久磁石式回転電機
KR20170066868A (ko) 자석 압입형 모터 회전자
JP2016105696A (ja) 永久磁石同期機
JP5901436B2 (ja) 永久磁石同期機
JP2013187943A (ja) 永久磁石型モータ及びこのモータのロータ
JP4771011B1 (ja) 回転電機および風力発電システム
JP6176379B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP2011193627A (ja) 回転子鉄心および回転電機
JP6805712B2 (ja) ロータの製造方法
JP6639688B2 (ja) 永久磁石励磁型同期機の回転子および回転子のための磁極間スペーサ部材
JP5293700B2 (ja) 回転機のロータ
JP2012010556A (ja) 回転電機用ロータ
CN108390485A (zh) 一种可调节斜极角度的转子冲片键槽结构
JP2019083651A (ja) ロータ、ロータの製造方法、および、回転電機
JP2012147589A (ja) 回転電機