JP2015089305A - モータのロータ - Google Patents

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shaft
key groove
rotor
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真登 吉川
Masato Yoshikawa
真登 吉川
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Abstract

【課題】耐久性の向上を図る。
【解決手段】内周側に切欠部27が形成されたコアプレート26が転積されることにより、ロータコア22の内周側にキー溝24が形成されている。また、シャフト30におけるロータコア22のシャフト孔23に挿入されたときにキー溝24に整合する位置に、内周側と外周側とを貫通するキー溝31が形成されている。そして、ロータコア22のキー溝24とシャフト30のキー溝31とが整合する状態で、シャフト30の内周側から圧入などにより、回り止めバー40がキー溝24とキー溝31とに嵌り込んで固定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータのロータに関し、詳しくは、ロータコアとシャフトとを備えるモータのロータに関する。
従来、この種のモータのロータとしては、回転自在に支持された回転軸と、回転軸に固定されると共に所定のスキュー角が与えられた状態で複数の電磁鋼板を積層した回転子鉄心と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このロータでは、回転子鉄心は、内側に向かって突出したキー突部が設けられると共に回転軸が挿通されて回転軸と係合する内周孔を有しており、回転軸は、回転子鉄心と係合する外周面に設けられると共に回転子鉄心両端のキー突部の側面と当接する幅を有すると共に軸方向に平行な回転子鉄心用の位置決め用キー溝を有している。
特開2012−23801号公報
こうしたロータでは、耐久性の向上を図ることが課題の一つとされている。上述のロータでは、回転子鉄心の回転軸に対する回転方向(周方向)のガタつきが生じたり、回転子鉄心のキー突部の軸方向の端部の側面に集中的に力が作用したりすることにより、ロータの耐久性の低下を招いてしまうおそれがある。
本発明のモータのロータは、耐久性の向上を図ることを主目的とする。
本発明のモータのロータは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のモータのロータは、
中空円板状で内周側に切欠部が形成された鋼板が転積されることによって内周側にコア側キー溝が形成された中空円筒状のロータコアと、
中空円筒状に形成され、前記ロータコアのシャフト孔に挿入されたときに前記コア側キー溝に整合する位置に内周側と外周側とを貫通するシャフト側キー溝が形成されたシャフトと、
前記コア側キー溝と前記シャフト側キー溝とに係止されるように前記シャフトの内周側から挿入されて前記ロータコアと前記シャフトとを固定する回り止め部材と、
を備えることを特徴とする。
この本発明のモータのロータでは、中空円板状で内周側に切欠部が形成された鋼板が転積されて構成されることによってロータコアの内周側にコア側キー溝が形成されており、シャフトにおけるシャフト孔に挿入されたときにコア側キー溝に整合する位置に内周側と外周側とを貫通するシャフト側キー溝が形成されている。したがって、コア側キー溝およびシャフト側キー溝は、周方向にズレながら(所定のスキュー角度で)軸方向に貫通するように形成されることになる。そして、回り止め部材が、コア側キー溝とシャフト側キー溝とに係止されるようにシャフトの内周側から挿入されて、ロータコアとシャフトとが固定される。これにより、ロータコアのシャフトに対する回転方向のガタつきを抑制することができると共に回り止め部材の一部(例えば軸方向の端部)に集中的に力が作用するのを抑制することができる。この結果、ロータの耐久性を向上させることができる。
本発明の一実施例としてのロータ20の構成の概略を示す構成図である。 ロータ20のA−A断面を示す断面図である。 ロータ20の構成要素およびロータ20を斜めから見た斜視図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのロータ20の構成の概略を示す構成図であり、図2のロータ20のA−A断面を示す断面図であり、図3は、ロータ20の構成要素およびロータ20を斜めから見た斜視図である。
実施例のロータ20は、同期電動機や誘導電動機のロータとして構成されており、図1〜図3に示すように、中空円板状の電磁鋼板としてのコアプレート26が積層されて構成された中空円筒状の積層鋼板としてのロータコア(コアアッシー)22と、ロータコア22のシャフト孔23に挿入された中空円筒状のシャフト30と、ロータコア22とシャフト30との相対回転を抑止するための回り止めバー40と、を備える。なお、同期電動機の場合、ロータ20には、複数の永久磁石が表面に貼り付けられる又は埋め込まれる。また、ロータコア22は、図示しないエンドプレートなどによりシャフト30に対する軸方向の位置が固定される。
コアプレート26には、内周側の2箇所に切欠部27が形成されている。実施例では、複数のコアプレート26が転積(回転積層)されてロータコア22が構成されることにより、切欠部27により、ロータコア22の周方向に若干ズレながら軸方向に貫通するようにキー溝24が形成される。
シャフト30には、ロータコア22のシャフト孔23に挿入されたときにキー溝24に整合する位置に、内周側と外周側とを貫通するキー溝31が形成されている。
回り止めバー40は、ロータコア22のキー溝24とシャフト30のキー溝31とが整合している状態で、シャフト30の内周側から挿入されてキー溝24とキー溝31とに嵌り込んでいる。この回り止めバー40は、圧入や接着によってキー溝24とキー溝31とに嵌り込んだ状態で固定される。
このようにしてロータ20を構成することにより、回り止めバー40の側面(キー溝24,31に固定されたときに周方向の面)がキー溝24,31と広範囲で接触しながらキー溝24,31に固定されるから、ロータコア22のシャフト30に対するガタつきを抑制することができると共に回り止めバー40の一部に集中的に力が作用するのを抑制することができる。この結果、ロータ20の耐久性を向上させることができる。
以上説明した実施例のモータのロータ20によれば、中空円板状で内周側に切欠部27が形成されたコアプレート26が転積されることによってロータコア22の内周側にキー溝24が形成されると共に、シャフト30におけるロータコア22のシャフト孔23に挿入されたときにキー溝24に整合する位置に内周側と外周側とを貫通するキー溝31が形成されており、回り止めバー40が、キー溝24とキー溝31とが整合する状態でシャフト30の内周側から圧入などによりキー溝24とキー溝31とに嵌り込んでロータコア22とシャフト30とが固定されるから、ロータ20の耐久性を向上させることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、ロータコア22が「ロータコア」に相当し、シャフト30が「シャフト」に相当し、回り止めバー40が「回り止め部材」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、モータのロータの製造産業などに利用可能である。
20 ロータ、22 ロータコア、23 シャフト孔、24 キー溝、26 コアプレート、27 切欠部、30 シャフト、31 キー溝、40 回り止めバー。

Claims (1)

  1. 中空円板状で内周側に切欠部が形成された鋼板が転積されることによって内周側にコア側キー溝が形成された中空円筒状のロータコアと、
    中空円筒状に形成され、前記ロータコアのシャフト孔に挿入されたときに前記コア側キー溝に整合する位置に内周側と外周側とを貫通するシャフト側キー溝が形成されたシャフトと、
    前記コア側キー溝と前記シャフト側キー溝とに係止されるように前記シャフトの内周側から挿入されて前記ロータコアと前記シャフトとを固定する回り止め部材と、
    を備えることを特徴とするモータのロータ。
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