JP5863618B2 - ダイス着脱用の吊り具 - Google Patents

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本発明は、チタン製の鍛造品を製造する際に用いるダイス(金型)を着脱したり搬送したりするために用いる吊り具に関する。
一般に、純チタンやTi-6Al-4Vなどのチタン合金は、優れた機械特性や耐食性を有することから、航空機や車両などの輸送機器のエンジン部材、あるいはシャーシなどの構造部材に用いられている。
このような純チタンやチタン合金を用いて上述した鍛造品を鍛造する際には、一般に金型を用いた熱間の据え込み鍛造方法が用いられる。据え込み鍛造方法は、予め製品形状を模して形成された金型内に加熱された被加工材(荒地)を装入し、原料を高温状態に保持したまま金型に沿った形状に引き伸ばすように変形させながら鍛造するものである。据え込み鍛造方法を用いれば、鍛造中の変形において製品形状に沿ったメタルフローが得られるため他の加工方法に比べてより粘り強く、耐衝撃破壊性に優れた鍛造品を得ることができる。
上記した据え込み鍛造を行うに際しては、鍛造品を成形用の金型が用いられる。この金型は、上下に分かれるようになっており、荒地が載置される下部金型と、この下部金型に載置された荒地を上方から圧下する上部金型とから構成されている。
下部金型は、荒地を押し出し鍛造するダイスと、このダイスを内部に収容可能な円筒状のダイホルダ(コンテナ)とを有している。
このような構成を有する金型においては、ダイスは、ダイホルダの内側下方に配備されるため、ダイスをダイホルダ内に挿入したり、ダイホルダから取り出したりするには専用の取り出し具(治具)が用いられる。多くの場合、ダイスは重量物であり、そのため作業員による人力搬送は困難であって、金型脱着用治具は必要不可欠な道具とされている。
このように、部材を着脱したり、搬送したりするための治具(吊り下げる具)としては、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1は、クレーン等に連結される連結金具に上部連結軸を介して開閉可能に軸着された上部リンクと、上部リンク下端に軸着され、上部リンクとパンタグラフ機構を形成する下部リンクと、下部リンク下端に設けられ、パンタグラフ機構の上下方向の収縮により、シリンダ開口部に挿通され、開口部を係着する係止爪を備えたシリンダ吊り具であって、下部リンクは「く」字状リンクで、「く」字状リンクの項部は下部連結軸に連結され、下部連結軸には、シリンダフレームに当接する位置決めプレートを有する位置決めレバーを、上部連結軸は、下部連結軸に係着し、パンタグラフ機構を収縮状態に保持する開き止めフックを有する吊り手をそれぞれ軸着したシリンダ吊り具を開示する。
特開2004−67351号公報
上記した如く、本願出願人が意図している鍛造工程で用いられるダイスはダイホルダの下部に配備されており、ダイスをダイホルダから外部へ取り出すには、金型取り出し用吊り具をダイホルダの内部に挿入し、ダイスの底面に係止爪をかけて吊下する必要がある。
そこで、特許文献1に開示されたシリンダ吊り具を用いて、ダイスをダイホルダから外部に取り出す場合を考えてみる。
しかしながら、特許文献1のシリンダ吊り具は、同文献の図面からわかるように、パンダグラフ機構の上部リンク及び下部リンクが左右方向に幅広くなっており、円筒状のダイホルダ内部に挿入することができないと思われる。また、特許文献1に開示されたシリンダ吊り具において、シリンダに係止する係止爪を開閉するに際しては、パンダグラフ機構、すなわち上部リンク及び下部リンクを左右方向に大きく拡縮する必要がある。シリンダ
吊り具を円筒状のダイホルダの内部に差し込んだ状態で大きく拡縮することは困難であり、特許文献1のシリンダ吊り具では、ダイスを取り出すことは難しいと思われる。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、円筒状のダイホルダの下方に配備されたダイスのような作業性の悪い部分に設置されたダイスを安全且つ確実に着脱したり搬送するために用いる吊り具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では以下の技術的手段を講じている。
即ち、本発明に係るダイス着脱用の吊り具は、ダイスの下部に対して係合する爪部を有する左右一対の把持リンクと、前記把持リンクが回動自在に枢支される枠型フレームと、前記枠型フレームの上部に設けられ且つ当該枠型フレームを吊下可能とする連結部を備えた頭部フレームと、を有するダイス着脱用の吊り具であって、前記把持リンクは、上部リンクと、くの字状に形成され且つ下端に前記爪部を有する下部リンクとを有し、左右一対に配備された把持リンクは、パンタグラフ機構を構成していて、前記枠型フレームは、左右一対の把持リンクを枢支する上下フレームと、上下フレームに対して交差するように配備された水平フレームとを有し、この枠型フレームには、左右一対の把持リンクの上端を回動自在に枢支するリンク支持軸が上下に摺動自在に嵌り込む長孔が形成され、前記長孔に対するリンク支持軸の摺動を規制することで、把持リンクの動作状態を固定するストッパが設けられていて、前記ストッパは、前記枠型フレームに回動自在に枢支されたフックと、前記頭部フレームに設けられ且つ前記フックを掛け止めて把持リンクを開状態または閉状態に維持させておくフック受け部と、で構成されており、前記ストッパのフックを、前記フック受け部の上部に係止することで、前記パンタグラフ機構が上下方向に伸長することを抑制して前記爪部が閉じた状態を維持し、前記ストッパのフックを、前記フック受け部の下部に係合させることで、前記爪部が開いた状態を維持するように構成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記水平フレームには、前記ダイスの高さ方向及び/又は径方向に対する位置決めを可能とする位置決め手段を備えているとよい。
好ましくは、前記上下フレームには、前記ダイスの径方向に対する位置決めを可能とする位置決めガイドが設けられているとよい。
本発明に係るダイス着脱用の吊り具を用いることで、円筒状のダイホルダの下方に配備されたダイスのような作業性の悪い部分に設置されたダイスを安全且つ確実に着脱したり搬送することができる。
ダイス着脱用の吊り具の正面図であり、爪開脚時を実線で示し、爪閉脚時を二点破線で示す。 ダイス着脱用の吊り具の構造を示した図である。 ダイス着脱用の吊り具の上部の側面断面図である。 ダイス着脱用の吊り具の上部の斜視図である。 ダイス着脱用の吊り具を用いてダイスを取り出す状況を示す図である。 ダイス着脱用の吊り具を用いてダイスを取り出す状況を示す図である。 ダイス着脱用の吊り具を用いて取り出したダイスを仮置台の上に載置する状況を示す図である。 ダイス着脱用の吊り具を用いて取り出したダイスを仮置台の上に載置する状況を示す図である。 据え込み鍛造の様子を模式的に示した図である。
以下、本発明のダイス着脱用の吊り具1について、図を基に説明する。
本発明のダイス着脱用の吊り具1は、図1に示すようなものであり、据え込み鍛造を行うに際し用いられるダイス53(金型)をダイホルダ54内に挿入したり、ダイホルダ54から取り出したりするには専用の取り出し具(治具)である。
それ故、ダイス着脱用の吊り具1を説明する前に、据え込み鍛造装置50に関して、説明を行う。
図9に示すように、据え込み鍛造装置50は、加熱された被加工材M(鍛造品Wの元となる材料であって、荒地と呼ぶこともある)を金型内に装入して、金型の形状に沿って荒地Mを熱間状態で変形させることにより、所望の形状の鍛造品Wを成形するものである。
具体的には、この据え込み鍛造装置50では、鍛造品Wを成形するための金型が上下に
分かれるようになっており、荒地Mが載置される下部金型51と、この下部金型51に載置された荒地Mを上方から圧下する上部金型52とから構成されている。
荒地Mは、純チタンやTi-6Al-4Vなどのチタン合金を用いて、上下方向に長尺とされた略円柱状であると共に、上端や下端の縁が斜めに面取りされたような形状に形成されている。
下部金型51は、荒地Mを押し出し鍛造するダイス53と、このダイス53を内部に収容可能な円筒状のダイホルダ54(コンテナ)とを有している。ダイホルダ54の中央には、その内径が荒地Mの外径より大きく形成された孔部55が上下方向に向かって貫通状に形成されており、この孔部55の下部にはダイス53が収容されている。ダイホルダ54の孔部55内に上方から差し込まれた荒地Mは、ダイス53の上面に載置されるようになる。
ダイス53は上方に向かって開口したカップ状の環状部材であり、その中央にはダイス53を上下方向に貫通する貫通孔56が形成されている。また、貫通孔56の周囲のダイス53上面には、上方に向かって膨出するように湾曲した湾曲面(内周面)が形成されていて、荒地Mはこの湾曲面を介してダイス53に接触するようになっている。
また、ダイス53の下側には、ダイス53を下方から支持する台座が設けられている。
さらに、台座の中央には、上述したダイス53の貫通孔56に連通するように、それぞれの部材を上下方向に連通して貫通する孔59が形成されており、この貫通する孔59とダイス53の貫通孔56とで材料案内部60が形成されている。
この材料案内部60の内部には、鍛造時に材料が入ってこない下側に、鍛造が終了した鍛造品Wを排出するノックアウト棒61が設けられている。ノックアウト棒61は材料案内部60の内部を上下方向に移動可能に形成されており、ノックアウト棒61を上方に移動させて押し上げることで鍛造品Wをダイス53から引き剥がせるようになっている。
上部金型52は、下部金型51の上方に位置しており、下部金型51に載置された荒地Mに対して上方から近接離反とされている。上部金型52の下部には荒地Mを上方から圧下するポンチがポンチ台座を介して取り付けられており、上部金型52を下降させることで荒地Mを上方から押しつぶすように圧下可能となっている。ポンチは、上部金型52が下部金型51に衝合するまで下降した際にダイホルダ54の孔部55に上方から嵌り込むようになっている。
次に、上述した据え込み鍛造を行うときに用いられるダイス53をダイホルダ54内に挿入したり、ダイホルダ54から取り出したりする際に使用するダイス着脱用の吊り具1について説明する。
図1には、本発明のダイス着脱用の吊り具1の正面図が示されている。
ダイス着脱用の吊り具1(以下、単に、吊り具と呼ぶこともある)は、据え込み鍛造を行う際に用いられるダイス53をダイホルダ54内に挿入したり、ダイホルダ54から取り出したりする専用の取り出し具(治具)である。
このダイス着脱用の吊り具1は、ダイス53の下部に対して係合する爪部19を有する左右一対の把持リンク2と、把持リンク2を回転自在に枢支する枠型フレーム3と、枠型フレーム3をクレーン等に連結し吊下する連結部5を有する頭部フレーム4とで構成されている。
図1中の実線で示したものは、吊り具1に備えられた左右一対の爪部19が左右方向外側に移動し、ダイス53を把持可能な状態を示している。図1中の二点破線で示したものは、吊り具1に備えられた左右一対の爪部19が左右方向内側に移動し、ダイス53中央の貫通孔56に挿入可能な状態を示している。
なお、図1の上下方向を装置説明における上下方向とし、図1の左右方向を装置説明における左右方向乃至は幅方向とし、図1の紙面貫通方向を装置説明における前後方向とする。
まず、図2を用いて、本発明のダイス着脱用の吊り具1の構成を大まかに説明する。
図2は、吊り具1の構造を理解しやすくするために、本来は一体に形成されている枠型フレーム3を前部と後部とに分解した図として例示したものであり、「吊り具の組み立て
方」を示したものではない。
図2(a)に示すように、ダイス着脱用の吊り具1は後部の枠型フレーム3aを有しており、この後部の枠型フレーム3aの前方に右側把持リンク2aが配備されていて、この右側把持リンク2aの前方に左側把持リンク2bが配備されている。つまり、右側把持リンク2aの上に左側把持リンク2bが重なり合わさるように配備されている。この2つの把持リンク2は、それぞれ枠型フレーム3に対して回動自在に軸着されている。
図2(b)に示すように、図2(a)の状態とされた後部の枠型フレーム3a、右側把持リンク2a、左側把持リンク2bの前方側から前部の枠型フレーム3bが配備され、その上で、頭部フレーム4が上方から被せられることで、吊り具1が構成されている。なお、後部の枠型フレーム3aと前部の枠型フレーム3bは、複数の接続片11で固着され、一体の枠型フレーム3になっている。
以下、本実施形態のダイス着脱用の吊り具1を構成する各部材の詳細な説明を行う。
図1,図2に示す如く、本発明の吊り具1は、枠型フレーム3を有している。この枠型フレーム3は、正面視で十字型であり、上下に延設された長尺の板材で形成された前後一対の上下フレーム6と、この上下フレーム6の上下方向中央よりやや上側から左右方向及び前後方向に延びるように設けられた水平フレーム7とを有している。上下フレーム6と水平フレーム7とは、正面視で十字状に配備されている。
上下フレーム6の上部であって、水平フレーム7が突設された部位より上側には、前後方向に貫通する長孔8が設けられている。この長孔8は上下方向を向くものであって、後述する上部リンク支持軸16が摺動自在に嵌り込むようになっている。また、上下フレーム6の下部には、前後方向に貫通する孔9が設けられている。この孔9は、後述する枢支軸18が摺動自在に嵌り込むようになっている。
なお、前述したように、本発明の吊り具1を判り易くするため、枠型フレーム3を前部の枠型フレーム3bと、後部の枠型フレーム3aとに分けて説明する。
はじめに、後部の枠型フレーム3aについて説明する。
図2(a)に示す如く、後部の枠型フレーム3aは、正面視で十字型であり、上下に延設された長帯板状の上下フレーム6と、この上下フレーム6の上下方向中央より左右方向及び後方向に延びるように設けられた水平フレーム7とを有している。
上下フレーム6の上部には、前後方向に貫通する長孔8が設けられている。この長孔8は上下方向を向くものであって、後述する上部リンク支持軸16が摺動自在に嵌り込むようになっている。
上下フレーム6であって長孔8の下方の部分には、左右方向を向く水平フレーム7と、後方に突出する水平フレーム7が平面視で垂直に交わるように取り付けられている。各水平フレーム7は、長尺の板材であって、その先端部分の下端には、ダイホルダ54の上縁に嵌り込むことで、吊り具1の上下方向、左右方向(ダイス53の径方向)の位置決めを可能とする切り欠き状の段差部10(位置決め手段)が設けられている。右方向を向く左右方向を向く水平フレーム7の基端側には、後述するストッパ12が設けられている。
また、上下フレーム6の下方には、この吊り具1をダイホルダ54内部に挿入する際に、正確に吊り具1を降ろせるようにするための位置決めガイド13が取り付けられている。この位置決めガイド13は、上下フレーム6の左右方向及び後方向にそれぞれ突出するように取り付けられ、ダイス53の貫通孔56の内径よりも若干短い長さの板材とされている。この位置決めガイド13は、上下に2箇所設けられている。
図2(a)の如く、後部の枠型フレーム3aの前方には、右側の把持リンク2aが配備されている。そして、右側の把持リンク2aの前に左側の把持リンク2bが配備されている。
右側の把持リンク2aは、長尺の板材から構成された上部リンク14と、ダイス53の下部と係合する爪部19を有する下部リンク15とで構成されている。
上部リンク14は、右下方側に張り出すように配備されており、上部リンク14の上端は、上部リンク支持軸16を介して、上下フレーム6の上部に形成された長孔8に回動自在且つ上下に摺動自在に支持されることとなっている。また、上部リンク14の下端は、
下部リンク支持軸17を介して、下部リンク15の上端と回動自在に連結されている。
下部リンク15は「く」の字形状に形成されており、下部リンク15の屈曲点(く字状頂部)は、上下フレーム6の中央部よりやや下側の部位に、枢支軸18を介して回動自在に枢支されている。枢支軸18より上側では、下部リンク15は右上方向外側に張り出すように屈曲していて、下部リンク支持軸17を介して上部リンク14に連結されている。また、枢支軸18より下側では、下部リンク15は右下方向外側に張り出すように屈曲していて、下部リンク15の下最先端は、ダイス53の下部(底部)と係合する爪部19が設けられている。
爪部19は、ダイス53の下部を引っ掛けるL字状の鉤部20と、鉤部20とダイス53の下部とが面接触するように形成された載置部21とで構成されており、右方向外側に向くように設けられている。この載置部21は、水平面とされ、ダイス53の下部の面と面接触するようになっている。この載置部21とダイス53の下部とが面接触することで、爪部19は確実にダイス53の下部と係合することができる。
次に、左側の把持リンク2bについて説明する。
左側の把持リンク2bは、右側の把持リンク2aと同様に、長尺の板材から構成された上部リンク14と、ダイス53の下部と係合する爪部19を有する下部リンク15とで構成されている。
図2(a)に示す如く、左側の把持リンク2bは、右側の把持リンク2aを上下軸線に対して線対称とした形状を呈している。
左側の把持リンク2bにおいても、上部リンク14の上端は、上部リンク支持軸16を介して、上下フレーム6の上部に形成された長孔8に回動自在且つ上下に摺動自在に支持されている。また、上部リンク14の下端は、下部リンク支持軸17を介して、下部リンク15の上端と回動自在に連結されている。
また、下部リンク15の屈曲点(く字状頂部)は、上下フレーム6に枢支軸18を介して回動自在に枢支されている。この枢支軸18より下側では、下部リンク15は左下方向外側に張り出すように屈曲していて、下部リンク15の下最先端は、ダイス53の下部と係合する爪部19が設けられている。爪部19は、ダイス53の下部を引っ掛けるL字状の鉤部20と、鉤部20とダイス53の下部とが面接触する載置部21とで構成されており、左方向外側に向くように設けられている。
右側の把持リンク2aの爪部19と左側の把持リンク2bの爪部19とは、反対側(平面視で180°対向する側)を向くようになっている。つまり、右側の把持リンク2aの爪部19と左側の把持リンク2bの爪部19とが背を向けるようになっている。
このように、左右一対の把持リンク2は、上部リンク14と下部リンク15とで構成されたパンタグラフ機構を備えたものである。把持リンク2は、下部リンク15の上部を上下フレーム6に向かって近づけると、下部リンク15の爪部19が上下フレーム6から離れるように移動し、ダイス53の下部に係合する。すなわち、図1の2点破線の状態から実線の状態へ変化する。
図2(b)に示す如く、前部の枠型フレーム3bは、後部の枠型フレーム3aと略同じ構成を有している。
すなわち、前部の枠型フレーム3bは、正面視で十字型であり、上下に延設された長帯板状の上下フレーム6と、この上下フレーム6の上下方向中央より左右方向及び前方向に延びるように設けられた水平フレーム7とを有している。
上下フレーム6の上部には、前後方向に貫通する長孔8が設けられている。この長孔8は上下方向を向くものであって、後部の枠型フレーム3aの長孔8と同じ位置にある。
上下フレーム6であって長孔8の下方の部分には、左右方向を向く水平フレーム7と、前方に突出する水平フレーム7が平面視で垂直に交わるように取り付けられている。各水平フレーム7は、長尺の板材であって、その先端部分の下端には、段差部10(位置決め手段)が設けられている。右方向を向く水平フレーム7の基端側には、後述するストッパ12が設けられている。
また、上下フレーム6の下方には、この吊り具1をダイホルダ54内部に挿入する際に
、正確に吊り具1を降ろせるようにするための位置決めガイド13が取り付けられている。この位置決めガイド13は、上下フレーム6の左右方向及び後方向にそれぞれ突出するように取り付けられ、ダイス53の貫通孔56の内径よりも若干短い長さの板材とされている。この位置決めガイド13は、上下に2箇所設けられている。
以上述べた前部の枠型フレーム3bは、後部の枠型フレーム3aの前方側に所定の間隔をもって配備され、両枠型フレーム3は、複数の接続片11で接続されて一体の枠型フレーム3になっている。
一体とされた枠型フレーム3の下端には、吊り具1を地面などの水平な場所に自立させて置くことが可能な設置プレート22が備えられている。この設置プレート22は、円盤状の板材で形成され、板材の外周径は、閉じた状態の左右の爪部19の幅より若干大きい径とされている。設置プレート22は、吊り具1を床面上に載置する際に、言い換えれば爪部19を上下フレーム6側に寄せる(爪部19を閉じる状態)際に、この吊り具1の荷重を受け持つようになっている。
なお、左右方向を向く水平フレーム7は、後部の枠型フレーム3aに1つ取り付けられているが、前部の枠型フレーム3bにも1つ取り付けられている。つまり、ダイス着脱用の吊り具1には、左右方向を向く水平フレーム7が前後に1つずつ(合計2枚)取り付けられている。ゆえに、2つの左右方向を向く水平フレーム7の間には、空隙が形成されることとなる。この空隙は、把持リンク2の動作(パンタグラフ機構の動作)を妨げないようになっている。また、後方に突出する水平フレーム7も左右方向を向く水平フレーム7同様に、上下フレーム6の左右に1つずつ(合計2枚)取り付けられている。このように、水平フレーム7は、平面視で、十字状に配備されている。
さて、上述したダイス着脱用の吊り具1には、爪部19の開状態と閉状態とをその状態で維持するためのストッパ12が設けられている。なお、爪部19の開状態とは、下部リンク15の下端側(爪部19)が左右方向外側に張り出した状態のことである。爪部19の閉状態とは、下部リンク15の下端側が左右方向内側に近接する状態のことである。言い換えれば、下部リンク15の下端側が上下フレーム6内に収容されたような状態のことである。
このストッパ12は、ダイス53の底面を爪部19が正確に掴んだか否かを確認するための機能も有する。そのため、作業者が目視できる位置に設けられている。例えば、本実施形態では、頭部フレーム4に設けられている。
図4に示すように、ストッパ12は、枠型フレーム3に回動自在に枢支されたフック23と、このフック23を掛け止めて把持リンク2を開状態または閉状態に維持させておくフック受け部28(耳金)とで構成されている。
フック23は、上下フレーム6と水平フレーム7とが交差する右側上方に取り付けられている。フック23は、把持リンク2を開状態若しくは閉状態に切り替えるフックリンク部24と、フックリンク部24を回動自在に枢支するリンク支持片27と、で構成されている。
図4に示す如く、フックリンク部24は、前部の枠型フレーム3b、後部の枠型フレーム3aのそれぞれに設けられたリンク体25と、このリンク体25の先端部を連結すると共に、フック受け部28にフック23を掛け止めておくことを可能とする支持軸26とから構成されている。
リンク体25の基端側は側面視でY字状に形成されており、Y字状の2つに分かれた空隙部分が枠型フレーム3に形成されたリンク支持片27に挿入され、このリンク支持片27に対して前後軸心回りに回動自在に枢支されている。
リンク支持片27は、上下フレーム6と水平フレーム7とが交差する枠型フレーム3の右側上方に備えられ、枠型フレーム3の前後(前部の枠型フレーム3b及び後部の枠型フレーム3a)に1つずつ固着されている。
フック受け部28は、後述する頭部フレーム4の下方右側部に、突出状に(耳状に)設けられている。フック受け部28は、この頭部フレーム4の前後に1つずつ固着されている。上下方向にやや長い長方形で薄肉の板片で構成されている。フック受け部28の右方
向外側の上端部及び下端部には、突起が形成されている。この突起は、上下方向に突出するように設けられており、フック23の支持軸26をフック受け部28に掛けた際に、フック受け部28からフック23の支持軸26が脱落することを防ぐものとなっている。
枠型フレーム3の上部には、本発明のダイス着脱用の吊り具1を吊下するための頭部フレーム4が取り付けられている。
図3に示すように、頭部フレーム4は、側面視で下側が開放されたコ字状に形成され、上下フレーム6(枠型フレーム3)の前後を掴むように、枠型フレーム3に対して上方から被せられている。
図1に示すように、頭部フレーム4は、正面視で上下フレーム6とほぼ同じ幅であり、頭部フレーム4の下部には円孔29(孔)が形成されている。この円孔29には、上部リンク14の上端を回動自在に支持し且つ上下フレーム6の長孔8を貫通する上部リンク支持軸16が嵌り込むものとなっている。
また、頭部フレーム4の頂部には、工場などに設置されたクレーンやホイスト等などから垂下するチェーンに吊設されるクレーン等で吊下するための連結部5が備えられている。この連結部5は、棒鋼材をリング状とすることで形成され、上下フレーム6の上端部に溶着されている。
上述したダイス着脱用の吊り具1の動作について説明する。
図1に示すように、本発明のダイス着脱用の吊り具1においては、上部リンク14と下部リンク15の屈曲点(く字状頂部)より上側とでパンタグラフ機構(正面視で菱形状)を形成している。このパンタグラフ機構が上下方向に伸縮することによって、下部リンク15の爪部19が枢支軸18を介して左右均等に移動するようになっている。
パンタグラフ機構が左右方向外側に張り出した状態(図1中の二点破線)のとき、下部リンク15の屈曲点より下側(爪部19)は上下フレーム6内に収容されるような位置にある。このとき、ストッパ12のフック23は、フック受け部28の上部に係止されるようになっており、パンタグラフ機構が上下方向に伸長することを抑制し、爪部19が閉じた状態を維持している。また、上部リンク14の上端を支持している上部リンク支持軸16は、上下フレーム6の長孔8の最下端に位置している。
そして、ストッパ12をフック受け部28の上部から係脱させた上で、頭部フレーム4を上方へ引っ張り上げると、上部リンク支持軸16が上下フレーム6の長孔8の最上端まで摺動してゆき、パンタグラフ機構は上方向に伸長するようなる。このとき、下部リンク15の屈曲点より上側は下部リンク支持軸17回りに左右方向内側へ回動する。そうすると、下部リンク15の屈曲点より下側は左右方向外側に移動する。また、下部リンク15の爪部19は、左右方向外側に突出するようになる。そして、下部リンク15の鉤部20は、略水平方向に向くようになり、載置部21も略水平状態となる。この状態で、フック23をフック受け部28の切り欠きに係止させる。そうすると、爪部19が開いた状態を維持することができる(図1中の実線)。
次に、本実施形態のダイス着脱用の吊り具1を用いて、ダイホルダ54の内部に配置されたダイス53の取り出し方法について説明する。
図5〜図8は、ダイス着脱用の吊り具1を用いてダイス53を取り出す状況を示す図である。
図5には、据え込み鍛造装置50の下金型内(ダイホルダ54内)にダイス53が配備された状態が示されている。このダイス53をダイス着脱用の吊り具1で取り出すことにする。
まず、水平な場所(例えば地面)に起立状態で置かれた吊り具1は、頭部フレーム4が下方に下がった状態である。上部リンク支持軸16は、上下フレーム6の長孔8の最下端の位置にある。そして、ストッパ12のフック23をフック受け部28の上部に掛ける。このとき、パンダグラフ機構は上下方向に収縮した状態であって、爪部19は上下フレーム6に収容させるような位置(閉状態)にある。
そして、クレーンなどを用いて吊り具1を吊下すると、頭部フレーム4が上方に少し持ち上がり、上部リンク支持軸16が長孔8の最下端の位置より少し上昇する。なお、この
ときの頭部フレーム4はフック23(ストッパ12)が掛けられているため、枠型フレーム3に対してそれ以上上方へ移動することが抑制されている。
この状態で、吊下された吊り具1をダイホルダ54の内部に配置されたダイス53の上方に移動させる。このとき、吊下された吊り具1をダイス53の中心軸に沿った上方に位置するようにしておく(図5(a)参照)。
ダイス53の中心軸に沿った上方に吊り具1が配備されると、ダイス53の中心軸に沿って吊り具1を降下させて、ダイス53の中央の貫通孔56に挿入する。このとき、上下フレーム6の下方に取り付けられた位置決めガイド13を利用して、吊り具1とダイス53とが接触しないように降下させる。ほぼ垂直に吊り具1を降下させてゆくと、ダイホルダ54の上面と水平フレーム7とが接触する。ダイホルダ54の内周面側の上端部と水平フレーム7の段差部10(位置決め手段)とが噛み合うようになり、ダイホルダ54に対して吊り具1の位置が決まる。
このようにダイホルダ54に対して吊り具1の位置が決まると、頭部フレーム4に連結されたクレーンを少し緩める。そうすると、頭部フレーム4が下方に下がるようになり、上部リンク支持軸16が長孔8の最下端の位置に移動する。そして、フック23をフック受け部28から係脱する(図5(b)参照)。
吊り具1をダイホルダ54に載置させた状態で、上部リンク支持軸16が長孔8の最上端の位置に到達するまで頭部フレーム4を再びクレーンで持ち上げる。すると、頭部フレーム4が上方へ引っ張り上げられ、上部リンク支持軸16が上下フレーム6の長孔8の最上端に位置するようなると共に、パンタグラフ機構が上方向に伸長するようになる。パンダグラフ機構が伸長するに際しては、下部リンク15の屈曲点より上側は下部リンク支持軸17回りに左右方向内側へ回動し、下部リンク15の屈曲点より下側は左右方向外側に移動する。爪部19が外方向に張り出すと、爪部19がダイス53の底面を掴むようになり、載置部21とダイス53の底面とが面接触する。このような状態になると、ダイス53は吊り具1に安定した状態で把持されるようになる。そして、頭部フレーム4のフック受け部28の下側に位置するようにフック23を起こす(図6(c)参照)。
図6(c)のような状態の吊り具1をクレーンでほぼ垂直に上昇させて、ダイホルダ54からダイス53を取り出す。取り出されたダイス53は、吊り具1に把持された状態で仮置台30に搬送される(図6(d)参照)。
その後、図7に示すように、ダイス53が把持された吊り具1を仮置台30の中心軸に沿った上方に移動させて、この吊り具1をほぼ垂直に降下させる。なお、ダイス53が載置される仮置台30は、中央が開口されたリング状の部材で、仮置台30の外周径がダイス53の外周径より若干大きい径で形成されている。仮置台30の開口部は設置プレート22の外周径より若干大きい径で形成されている。故に、開口部は、設置プレート22及び開いた状態の爪部19が挿入することができるようになっている(図7(e)参照)。
吊り具1を仮置台30の開口部に降下させてゆくと、ダイス53が仮置台30の載置されるようになる。ダイス53は、仮置台30のダイス53用位置決めガイド13の枠内に嵌り込んでいる。ダイス53が仮置台30に載置されると、爪部19がダイス53の底面から係脱するようになる。そうすると、上部リンク支持軸16が下方に下がりパンダグラフ機構が少し上下に収縮するようになる。パンダグラフ機構が若干収縮すると、ストッパ12が緩くなる。緩くなったストッパ12のフック23をフック受け部28から外す(図7(f)参照)。
さらに、設置プレート22が仮置台30の底部に接地するまで吊り具1を降下させる。そして、上部リンク支持軸16が長孔8の最下端の位置に移動するまで頭部フレーム4を下げる。そうすると、パンダグラフ機構が収縮し、爪部19が閉じた状態となる。そして、フック23をフック受け部28の上部に掛ける(図8(g)参照)。
図8(g)のような状態の吊り具1をクレーンでほぼ垂直に上昇させて、仮置台30から吊り具1を取り出す。(図8(h)参照)。
一方、ダイス53をダイホルダ54の内部に配置する方法は、上述したダイホルダ54の内部に配置されたダイス53の取り出し方法の工程を逆の手順で行えばよい(図7(f
)→図7(e)→図6(d)→図6(c)→図5(b)→図5(a))。
このように、本発明のダイス着脱用の吊り具1を用いることで、円筒状のダイホルダ54の下方に配備されたダイス53のような作業性の悪い部分に設置されたダイス53を安全且つ確実に着脱したり搬送したりすることができる。また、本発明のダイス着脱用の吊り具1は作業者が目視できる位置にストッパ機構を設けている。このストッパ12の位置を確認することで、ダイス底面を爪が正確につかんだか否かを判定することができ、安全にダイス53の着脱作業をすることができる。
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な値を採用している。
1 ダイス着脱用の吊り具(吊り具)
2 把持リンク
2a 右側把持リンク
2b 左側把持リンク
3 枠型フレーム
3a 後部の枠型フレーム
3b 前部の枠型フレーム
4 頭部フレーム
5 連結部
6 上下フレーム
7 水平フレーム
8 長孔
9 孔(上下フレーム)
10 段差部(位置決め手段)
11 接続片
12 ストッパ
13 位置決めガイド
14 上部リンク
15 下部リンク
16 上部リンク支持軸
17 下部リンク支持軸
18 枢支軸
19 爪部
20 鉤部
21 載置部
22 設置プレート
23 フック
24 フックリンク部
25 リンク体
26 連結軸
27 リンク支持片
28 フック受け部(耳金)
29 円孔
30 仮置台
50 据え込み鍛造装置
51 下部金型
52 上部金型(ポンチ)
53 ダイス
54 ダイホルダ(コンテナ)
55 孔部
56 貫通孔
57 湾曲面(内周面)
58 台座
59 孔(台座)
60 材料案内部
61 ノックアウト棒
M 被加工材(荒地)
W 鍛造品

Claims (3)

  1. ダイスの下部に対して係合する爪部を有する左右一対の把持リンクと、前記把持リンクが回動自在に枢支される枠型フレームと、前記枠型フレームの上部に設けられ且つ当該枠型フレームを吊下可能とする連結部を備えた頭部フレームと、を有するダイス着脱用の吊り具であって、
    前記把持リンクは、上部リンクと、くの字状に形成され且つ下端に前記爪部を有する下部リンクとを有し、左右一対に配備された把持リンクは、パンタグラフ機構を構成していて、
    前記枠型フレームは、左右一対の把持リンクを枢支する上下フレームと、上下フレームに対して交差するように配備された水平フレームとを有し、
    この枠型フレームには、左右一対の把持リンクの上端を回動自在に枢支するリンク支持軸が上下に摺動自在に嵌り込む長孔が形成され、
    前記長孔に対するリンク支持軸の摺動を規制することで、把持リンクの動作状態を固定するストッパが設けられていて、
    前記ストッパは、前記枠型フレームに回動自在に枢支されたフックと、前記頭部フレームに設けられ且つ前記フックを掛け止めて把持リンクを開状態または閉状態に維持させておくフック受け部と、で構成されており、
    前記ストッパのフックを、前記フック受け部の上部に係止することで、前記パンタグラフ機構が上下方向に伸長することを抑制して前記爪部が閉じた状態を維持し、
    前記ストッパのフックを、前記フック受け部の下部に係合させることで、前記爪部が開いた状態を維持するように構成されている
    ことを特徴とするダイス着脱用の吊り具。
  2. 前記水平フレームには、前記ダイスの高さ方向及び/又は径方向に対する位置決めを可能とする位置決め手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のダイス着脱用の吊り具。
  3. 前記上下フレームには、前記ダイスの径方向に対する位置決めを可能とする位置決めガイドが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のダイス着脱用の吊り具。
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