JPH05237642A - インゴット用吊り金物の自動脱着装置 - Google Patents

インゴット用吊り金物の自動脱着装置

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JPH05237642A
JPH05237642A JP7355292A JP7355292A JPH05237642A JP H05237642 A JPH05237642 A JP H05237642A JP 7355292 A JP7355292 A JP 7355292A JP 7355292 A JP7355292 A JP 7355292A JP H05237642 A JPH05237642 A JP H05237642A
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倭市 宮地
Kiyotaka Tsuji
清高 辻
Nobuyuki Kurata
信幸 倉田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 インゴット用吊り金物の自動脱着装置の提
供。 【構成】 型抜装置18のフレーム31には、その中央
上部に主シリンダ32を取付け、シリンダロッド33の
下端に上下動可能な枠34を固定する。上下枠34に前
後、左右それぞれ対の挾持アーム35が取付けられ、シ
リンダ37のロッド38の伸縮により開閉作動を行う。
挾持アームには吊り金物20を押える押え体39及び金
具の係合部に係合する係合体27を具え、金特を挾持す
る。鋳型上縁に設置される吊り金物はインゴットと係合
するように凸部を有する。注湯冷却工程を経たインゴッ
トは型抜装置により挾持アームにより、金物を挾持しロ
ッド33の上方えの作動により、金物と係合した状態で
型抜きされる。このとき側部当接片43はシリンダ45
の作動により、金物を側方より押えインゴットの保持を
確実にする。挾持アームを開くことによりインゴットを
分離し、押え体を緩めることにより、吊り金具を鋳型に
装着できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インゴット用吊り金物
の自動脱着装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、特開昭48−100316号
公報には、図1に示したように、電解亜鉛溶融炉aと、
蒸留亜鉛溶融炉bと、ポンプc、dと、樋e、fと、合
金用金属装入機gと、撹拌機hと、調合炉iと、マッフ
ル炉jと、ポンプkと、樋nと、ターンテーブルmと、
鋳型rと、ストックコンベアtと、インゴット取出装置
sについて記載されている。また、鋳型の上縁の前後左
右4箇所に形成した複数の切欠部に夫々上方から人手に
より係合させて前記鋳型内に装着し、リフトにより吊り
上げるために前記鋳型より上方に突き出た上部外側にチ
エンの係合凹所を形成し、下部の内側には内方突起を形
成した鉄製吊り金物は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知の装置の前記
鋳型に装着した鉄製吊り金物は、人手で装着(リフト操
作による装着)し、人手で離脱(ハンマによる叩打)す
るものであった。人手により脱着は、重労働かつ非能率
であるばかりでなく、リフトよりの外れ事故、人手装着
に起因する装着時の寸法誤差、ハンマによる叩打に起因
する吊り金物の破損、多数の作業員の必要という多種多
様の問題があった。本発明は、前記吊り金物脱着の自動
化をなし、前記諸問題を解決することを目的としたもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、鋳型
9の上縁21の前後左右に形成された複数の切欠部23
の夫々に上方から係合して前記鋳型9内に装着され前記
鋳型9より上方に突き出た上部外側に係合凹所28を下
部の内側に内方突起26を持つ吊り金物20と、前記鋳
型9の近傍に配設されたインゴット25搬送用のストッ
クコンベア17と、前記鋳型9と前記ストックコンベア
17との間に設けたレール29と、該レール29上を往
復移動する型抜装置18と、該型抜装置18の下部に設
けた主シリンダ32により上下動する上下枠34と、該
上下枠34に横軸36により軸着されシリンダ37によ
り下端が前記横軸36を中心に左右側に揺動して下端部
に設けた係合体27が前記係合凹所28に係合離脱する
挾持アーム35と、該挾持アーム35に横軸40により
軸着されていてシリンダ41により上下回動し下動する
と前記吊り金物20の頭部を上から押える頭部押え体3
9と、前記挾持アーム35の下端部に横軸44により軸
着されており前記上下枠34が上動して鋳型9内からイ
ンゴット25を引き抜いたときシリンダ45により前記
横軸44を中心に回動して引揚げた前記吊り金物20を
側面より押える側部当接片43とを有するインゴット用
吊り金物の自動脱着装置、および、前記において、前記
側部当接片43は前記インゴット25の側面をも押える
構成にしたインゴット用吊り金物の自動脱着装置とした
ものである。
【0005】
【実施例】本発明のインゴット用吊り金物の自動脱着装
置全体レイアウトを、図2により説明すると、1は調合
々金炉(以下単に炉という)であり、公知(図1参照)
のように別途設けられている電解亜鉛溶融炉aとか蒸留
亜鉛溶融炉bより、ポンプと樋を介して溶融地金が注入
され、また、アルミニウム、アンチモン、カドミウム、
ミッシュメタル等の合金用金属の所望量が合金用金属装
入機gより供給されて調合々金となる炉である(ただ
し、合金用金属を混入せず、地金だけでも使用でき
る)。本発明は、炉は1機とした場合でも実施できる
が、図2の実施例は、3機の炉が設けられている状態を
図示している。2は炉1と同じ構造の炉、3も炉1と同
じ構造の炉である。4は前記炉1に設けられているポン
プ、5は前記炉2に設けられているポンプ、6は前記炉
3に設けられているポンプである。
【0006】7は地金または合金のインゴット製造用タ
ーンテーブルであり、中心軸8を中心としてモータ(図
示省略)により鋳型9の間隔だけ間欠的に回転する。前
記ターンテーブル7には、16個程の鋳型9が放射状に
等間隔で配設されている。鋳型9は、定められたある位
置が鋳込位置であり、次が渣(かす)取位置であり、次
の4コマが加熱位置であり、つぎの2コマが空冷位置で
あり、次の2コマが水噴霧位置であり、つぎは放冷位置
であり、つぎはシャワ位置であり、つぎが型抜位置であ
り、つぎの3コマは予熱位置である。
【0007】前記炉1には、ポンプ4により汲上げた溶
湯を鋳込位置にある鋳型9に流す鋳込み樋10が設けら
れる。鋳込み樋10の先端注入部11は、上下動するよ
うに任意構造の上下動装置12が設けられる。13は前
記炉2のポンプ5により汲上げた調合々金を鋳込位置に
ある鋳型9に注ぐ鋳込み樋であり、前記のように鋳込み
樋10の先端注入部11が上下動装置12により上動す
ると、交代して上下動装置14により下動して鋳込位置
にある鋳型9に別の合金混合割合の調合々金を注入す
る。15は前記調合々金炉3のポンプ6により汲上げた
調合々金を鋳込位置にある鋳型9に注ぐ鋳込み樋であ
り、前記のように鋳込み樋10の先端注入部11が上下
動装置12により上動したとき、または鋳込み樋13の
先端注入部が上下動装置14により上動したとき、先端
注入部が交代して上下動装置16により下動して、鋳込
位置にある鋳型9に別の合金混合割合の調合々金を注入
する。17は鋳型9より型抜きされたインゴットを所望
の位置に運搬するストックコンベアである。
【0008】しかして、前記ターンテーブル7の型抜位
置の鋳型9の上方には、図3の型抜装置18が設けられ
る。型抜装置18は、鋳型9により製造されるインゴッ
トの周面に凹部19(図7)を形成するために必要な吊
り金物20を自動的に挟持抜抜きするためのものであ
る。図4のように前記鋳型9の上縁21には、前後左右
に外側が低く傾斜している係合段部22を持つ切欠部2
3、23、…を形成し、上方から吊り金物20を係合さ
せる。吊り金物20は上下に長くて鋳型9の内面に密着
する構造で、通常鉄のようなもので形成されており、上
下中間位置に前記係合段部22に係合する外方程低い外
方突起24を有し、下端にはインゴット25の側面に治
具係合用の凹部19を形成するための内方突起26を有
し、鋳型9より上方に突き出た前記外方突起24の上方
位置に、型抜装置18側の係合体27が係合する係合凹
所28を形成する。
【0009】前記吊り金物20は、本発明のように、前
記型抜装置18で掴むものでなければ公知であり、公知
のものは、人手で一個ずつ装着し、インゴット25から
外すときは、ハンマで叩いて外していたものであった。
本発明の型抜装置18は、前記吊り金物20を掴んで移
動運搬型抜きを自動的にするものであり、図2のように
型抜位置にある鋳型9の上方位置には、ストックコンベ
ア17に至るレール29、29を設け、該レール29、
29上に型抜装置18のコロ30、30を載置し、大き
なシリンダの伸縮ロッドの先端を型抜装置18に結合し
ておいて、該シリンダが伸縮することにより、鋳型9と
ストックコンベア17の間を往復移動する。
【0010】31は型抜装置18のフレームであり、フ
レーム31の中央上部に図3のように縦の主シリンダ3
2を取付け、該主シリンダ32のロッド33の下端に上
下枠34を固定する。該上下枠34には前後及び左右一
対の挾持アーム35を横軸36によって下端が揺動する
ように取付ける。37は上下枠34に取付けた横向きの
シリンダであり、そのロッド38は前記挾持アーム35
の横軸36よりも上方位置に軸着されており、ロッド3
8が伸びると挾持アーム35の下端は図5でイ方向に移
動し、縮むと反イ方向に揺動する。前記挾持アーム35
の下端には前記係合体27が取付けてあるから、イ方向
に揺動すると、吊り金物20の前記係合凹所28に係合
体27が係合する。
【0011】前記挾持アーム35の係合体27の上方位
置には、頭部押え体39が横軸40により軸着されてお
り、頭部押え体39には小型のシリンダ41のロッド4
2の下端が軸着されている。シリンダ41は挾持アーム
35に取付けられており、ロッド42が伸縮すると頭部
押え体39を上下動させ、下動したとき頭部押え体39
により吊り金物20の頭を上から押さえる。図3は係合
体27と頭部押え体39とで、鋳型9内のインゴット2
5の吊り金物20を挾持した状態を示しており、この状
態で主シリンダ32のロッド33が縮んで上下枠34が
上動すると、鋳型9よりインゴット25を引上げること
ができる。しかし、係合体27と頭部押え体39だけ
は、多少の不安が残るので、本発明は更に確実を期すた
め、前記ロッド33が縮んで前記吊り金物20の下端が
鋳型9の上方まで上って、鋳型9の上縁21より抜けた
とき、吊り金物20を側方から押える側部当接片43を
挾持アーム35に横軸44で軸着する。
【0012】45は側部当接片43を回動させるシリン
ダで、挾持アーム35に取付けられており、シリンダ4
5のロッド46が縮んでいるときは図3のように外方に
回動しているが、シリンダ45のロッド46が伸びる
と、図6のように吊り金物20を外側面から押える。ま
た、場合により、同時にインゴット25の外側面を押え
る。この状態では、別に設けたシリンダまたはモータに
より型抜装置18をストックコンベア17の上方位置迄
移動させても、インゴット25は落下しない。47はス
トックコンベア17に設けた秤量機構、48は同印字機
構である。
【0013】
【作用】次に作用を述べる。その工場の特質により、1
機あるいは数機の炉1、2、…を準備し、それぞれの炉
1、2、…に地金または合金成分の異なる調合々金の溶
湯を充満し、加熱状態にしておく。図2の、炉が3機の
場合について作用を述べると、自動運転を開始する以前
の準備として、インゴット製造ターンテーブル7の16
個の鋳型9には、その全部についてリフト等を利用して
上方から鉄製吊り金物20を落下させて係合させる。こ
の最初の一回だけは準備のため、人手で吊り金物20を
装着するが、その後は、全部自動になる。
【0014】しかして、例えば、自動車用の合金インゴ
ットの注文があったときは、炉1以外は不用であるか
ら、炉2の上下動装置14と炉3の上下動装置16を作
動させて、鋳込み樋13と鋳込み樋15は共に上動させ
ておき、炉2、3は通電加熱してあるが合金溶湯は流出
しないようにしておき(炉2、3は通電加熱しておくの
は、交代使用するときのためである)、炉1の上下動装
置12により鋳込み樋10の先端注入部11だけを鋳込
位置にある鋳型9に臨ませ、ポンプ4を作動させて炉1
内の溶融合金を供給する。ついで、ターンテーブル7を
回転させ、所定の工程を順次進めると、遂には型抜位置
まで回動する。
【0015】鋳型9が、図2の型抜位置迄回動すると、
シリンダまたはモータにより型抜装置18は移動して鋳
型9の上方位置に臨む。この場合、図3においてシリン
ダ37のロッド38と、シリンダ41のロッド42およ
びシリンダ45のロッド46はいずれも縮んでおり、挾
持アーム35、35の各下端は、吊り金物20よりも外
側に開いている。ついで、主シリンダ32のロッド33
は自動的に伸張させて挾持アーム35の係合体27が吊
り金物20の係合凹所28に臨む位置迄下降すると、そ
の位置を任意の箇所に設けたセンサにより検知してロッ
ド33の伸張を自動停止し、代ってシリンダ37のロッ
ド38が伸張を開始して挾持アーム35の下端を内方に
回動させ、挾持アーム35の下端部の係合体27を吊り
金物20の係合凹所28に強力に係合させる。ついで、
シリンダ41のロッド42を自動的に伸張させて、頭部
押え体39を下方回転させ、吊り金物20の頭部を上か
ら強く押える。
【0016】この状態で、主シリンダ32のロッド33
を縮小させ、吊り金物20の下端が鋳型9の上縁21よ
り上方までインゴット25ごと上動させると、シリンダ
45が自動的に作動を開始してロッド46を伸ばし、側
部当接片43を横軸44を中心に回動させ、図6のよう
に吊り金物20の側面を押え、場合によりインゴット2
5の側面も一緒に押さえ、吊り金物20とインゴット2
5が外れないようにする。ついで、ロッド33を引続い
て縮小させてインゴット25を完全に引き抜き、シリン
ダまたはモータを作動させて型抜装置18をストックコ
ンベア17上に移動させる。
【0017】ストックコンベア17上では、図7のよう
に吊り金物20の下端を開いてインゴット25を外し、
外れて落下したインゴット25はストックコンベア17
により移送されて秤量機構47で秤量され、ついで印字
機構48で印字される。
【0018】インゴット25を外した吊り金物20は、
シリンダ37のロッド38を伸ばすことにより元の図4
の状態に戻るから、側部当接片43を外方に開いてから
鋳型9の上方位置で静かに下し、鋳型9の各切込部23
に係合させてから、係合体27と頭部押え体39とを吊
り金物20より外すと、自動的に前の状態に装着され
る。
【0019】
【発明の効果】前記のとおり、公知の装置の前記鋳型に
装着した鉄製吊り金物は、人手で装着し、人手で離脱す
るものであったから、重労働かつ非能率であるばかりで
なく、リフトよりの外れ事故、人手装着に起因する装着
時の寸法誤差、ハンマによる叩打に起因する吊り金物の
破損、多数の作業員の必要という多種多様の問題があっ
た。
【0020】しかるに、本発明は、鋳型9の上縁21の
前後左右に形成された複数の切欠部23の夫々に上方か
ら係合して前記鋳型9内に装着され前記鋳型9より上方
に突き出た上部外側に係合凹所28を下部の内側に内方
突起26を持つ吊り金物20と、前記鋳型9の近傍に配
設されたインゴット25搬送用のストックコンベア17
と、前記鋳型9と前記ストックコンベア17との間に設
けたレール29と、該レール29上を往復移動する型抜
装置18と、該型抜装置18の下部に設けた主シリンダ
32により上下動する上下枠34と、該上下枠34に横
軸36により軸着されシリンダ37により下端が前記横
軸36を中心に左右側に揺動して下端部に設けた係合体
27が前記係合凹所28に係合離脱する挾持アーム35
と、該挾持アーム35に横軸40により軸着されていて
シリンダ41により上下回動し下動すると前記吊り金物
20の頭部を上から押える頭部押え体39と、前記挾持
アーム35の下端部に横軸44により軸着されており前
記上下枠34が上動して鋳型9内からインゴット25を
引き抜いたときシリンダ45により前記横軸44を中心
に回動して引揚げた前記吊り金物20を側面より押える
側部当接片43とを有するインゴット用吊り金物の自動
脱着装置、および、前記において、前記側部当接片43
は前記インゴット25の側面をも押える構成にしたイン
ゴット用吊り金物の自動脱着装置としたものであるか
ら、人手による装着、人手による離脱ではなく、機械装
置による自動装着自動離脱であるから、軽労働高能率で
あるばかりでなく、リフトよりの外れ事故、人手装着に
起因する装着時の寸法誤差、ハンマによる叩打に起因す
る吊り金物の破損、多数の作業員の必要という問題は全
部解決する。
【0021】また、シリンダ32のロッド33とシリン
ダ37のロッド38とシリンダ41のロッド42を伸張
させるだけで係合体27と頭部押え体39とにより吊り
金物20を挾持でき、ついで、主シリンダ32のロッド
33の縮小により、吊り金物20の下端が鋳型9の上縁
21より上方まで引き抜いたとき、シリンダ45のロッ
ド46により側部当接片43を回動させて吊り金物2
0、および、場合によりインゴット25の側面をも押え
るから、移動中吊り金物20はインゴット25より外れ
ず、インゴット25を外した吊り金物20は、シリンダ
37のロッド38を伸ばすことにより元の図4の状態に
戻るから、鋳型9の上方位置で静かに下すことにより、
鋳型9の各切込部23に容易に自動係合させることがで
きる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 公知例図。
【図2】 本発明レイアウト平面図。
【図3】 本発明型抜装置の縦断側面図。
【図4】 本発明吊り金物と鋳型の縦断側面図。
【図5】 本発明の吊り金物と係合部と頭部押え体の分
解図。
【図6】 インゴットを鋳型から引上げた状態図。
【図7】 インゴットから吊り金物を外した状態図。
【符号の説明】
1、2、3…調合々金炉、4、5、6…ポンプ、7…イ
ンゴット製造ターンテーブル、8…中心軸、9…鋳型、
10、13、15…鋳込み樋、11…先端注入部、1
2、14、16…上下動装置、17…ストックコンベ
ア、18…型抜装置、19…凹部、20…吊り金物、2
1…上縁、22…係合段部、23…切欠部、24…外方
突起、25…インゴット、26…内側突起、27…係合
体、28…係合凹所、29…レール、30…コロ、31
…フレーム、32…主シリンダ、33…ロッド、34…
上下枠、35…挾持アーム、36…横軸、37…シリン
ダ、38…ロッド、39…頭部押え体、40…横軸、4
1…シリンダ、42…ロッド、43…側部当接片、44
…横軸、45…シリンダ、46…ロッド、47…秤量機
構、48…印字機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉田 信幸 福岡県大牟田市浅牟田町3番地の1 三井 金属九州機工株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳型9の上縁21の前後左右に形成され
    た複数の切欠部23の夫々に上方から係合して前記鋳型
    9内に装着され前記鋳型9より上方に突き出た上部外側
    に係合凹所28を下部の内側に内方突起26を持つ吊り
    金物20と、前記鋳型9の近傍に配設されたインゴット
    25搬送用のストックコンベア17と、前記鋳型9と前
    記ストックコンベア17との間に設けたレール29と、
    該レール29上を往復移動する型抜装置18と、該型抜
    装置18の下部に設けた主シリンダ32により上下動す
    る上下枠34と、該上下枠34に横軸36により軸着さ
    れシリンダ37により下端が前記横軸36を中心に左右
    側に揺動して下端部に設けた係合体27が前記係合凹所
    28に係合離脱する挾持アーム35と、該挾持アーム3
    5に横軸40により軸着されていてシリンダ41により
    上下回動し下動すると前記吊り金物20の頭部を上から
    押える頭部押え体39と、前記挾持アーム35の下端部
    に横軸44により軸着されており前記上下枠34が上動
    して鋳型9内からインゴット25を引き抜いたときシリ
    ンダ45により前記横軸44を中心に回動して引揚げた
    前記吊り金物20を側面より押える側部当接片43とを
    有するインゴット用吊り金物の自動脱着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記側部当接片43
    は前記インゴット25の側面をも押える構成にしたイン
    ゴット用吊り金物の自動脱着装置。
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