JP3113824U - 鋳造用金型の中子着脱構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】中子の着脱作業を容易に行うことができ、その着脱の際に金型が損傷してしまうのを防ぐことができる鋳造用金型の中子着脱構造を提供する。
【解決手段】鋳造装置に装着された状態の主型11に対しその上方から中子12が抜き差しされるようにした鋳造用金型の中子着脱構造であって、中子12の上端側に、該中子を吊持するための吊持具13が着脱可能に設けられ、該吊持具13は、その被吊持部13dが中子12の重心に対し主型11から略水平に離れる方向へずれて配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】鋳造装置に装着された状態の主型11に対しその上方から中子12が抜き差しされるようにした鋳造用金型の中子着脱構造であって、中子12の上端側に、該中子を吊持するための吊持具13が着脱可能に設けられ、該吊持具13は、その被吊持部13dが中子12の重心に対し主型11から略水平に離れる方向へずれて配置されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、ダイカストマシン等の鋳造装置における鋳造用金型の中子着脱構造に関し、詳しくは、主型に対し中子を着脱するようにした鋳造用金型の中子着脱構造に関するものである。
図5に示すように、従来、鋳造装置に装着された金型110から中子112を取り外す際には、一旦、鋳造装置から主型111と中子112とからなる金型110を取り外し、その金型110を略水平状にし、中子112にフック120を掛け、該フック120を略水平に移動することで、中子112を主型111に対し略水平に抜くようにしていた。
また、主型111に対し中子112を嵌合させる際には、前記と逆の手順で、略水平状の主型111に対し中子112を差し入れ、これら主型111と中子112からなる金型110を略垂直状に立てて鋳造装置に装着するようにしていた。
また、他の従来例としては、特許文献1に記載されているように、鋳造装置から取り外されて略水平状にされた主型(4)に対し、中子(1)を上下方向へ着脱するようにしたものがある。
また、主型111に対し中子112を嵌合させる際には、前記と逆の手順で、略水平状の主型111に対し中子112を差し入れ、これら主型111と中子112からなる金型110を略垂直状に立てて鋳造装置に装着するようにしていた。
また、他の従来例としては、特許文献1に記載されているように、鋳造装置から取り外されて略水平状にされた主型(4)に対し、中子(1)を上下方向へ着脱するようにしたものがある。
しかしながら、上記何れの従来技術においても、中子のみを着脱したい場合に、主型と中子とからなる金型全体を鋳造装置から外す作業や、金型全体を水平状に倒す作業、金型全体を略垂直状に起こす作業、金型全体を鋳造装置に装着する作業などが必要であり、作業工程上の改善が求められていた。
また、金型が鋳造装置に装着されたままの状態で、中子を上方から吊り上げるようにして主型から抜くようにした構造も考えられるが、この場合には、その吊り上げ作業の際に、中子が振られるため、該中子のキャビティ面が主型や他の部材へ衝突して傷つけられてしまうおそれがある。
実開平7−3845号公報
また、金型が鋳造装置に装着されたままの状態で、中子を上方から吊り上げるようにして主型から抜くようにした構造も考えられるが、この場合には、その吊り上げ作業の際に、中子が振られるため、該中子のキャビティ面が主型や他の部材へ衝突して傷つけられてしまうおそれがある。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、中子の着脱作業を容易に行うことができる上、その着脱の際に金型が損傷してしまうのを防ぐことができる鋳造用金型の中子着脱構造を提供することにある。
上記課題を解決するために第一の考案は、鋳造装置に装着された状態の主型に対しその上方から中子が抜き差しされるようにした鋳造用金型の中子着脱構造であって、中子の上端側に、該中子を吊持するための吊持具が着脱可能に設けられ、該吊持具は、その被吊持部が中子の重心に対し主型から略水平に離れる方向へずれて配置されていることを特徴とする。
また、第二の考案では、上記吊持具は、基材と、該基材に対し上下方向へ貫通された螺子部材と、該螺子部材の下端に螺合された嵌脱部材とを備え、この吊持具は、前記嵌脱部材を中子に対し略水平方向へ略凹凸状に嵌合させ、前記螺子部材が締め付けられることで、基材と嵌脱部材との間に中子を挟むようにして中子に固定されることを特徴とする。
また、第三の考案では、上記基材は、上記螺子部材を中心にして回動しないように、上記中子に対し凹凸状に嵌まり合うことを特徴とする。
また、第四の考案では、上記螺子部材を上記嵌脱部材に対し貫通状に螺合するとともに、同螺子部材の先端部を上記中子に当接させるようにしたことを特徴とする。
本考案は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような作用効果を奏する。
第一の考案によれば、鋳造装置に装着された状態の主型に対し中子が抜き差しされる構造であるため、中子を交換等する際に、主型と中子とからなる金型全体を鋳造装置から外す作業や、金型全体を水平状に倒す作業、金型全体を略垂直状に起こす作業、金型全体を鋳造装置に装着する作業などが不要となる。したがって、中子の着脱作業が容易な上、その作業工数を低減することができる。
しかも、吊持具の被吊持部が中子の重心に対し主型から略水平に離れる方向へずれて配置されているため、主型に対し中子を上方へ抜き、該中子を吊り上げた際、その吊り上げられた中子の下端側が、主型から略水平に離れる方向へ傾くことになる。そのため、中子のキャビティ面が主型や主型側の部材との衝突により損傷してしまうのを防ぐことができる。
第一の考案によれば、鋳造装置に装着された状態の主型に対し中子が抜き差しされる構造であるため、中子を交換等する際に、主型と中子とからなる金型全体を鋳造装置から外す作業や、金型全体を水平状に倒す作業、金型全体を略垂直状に起こす作業、金型全体を鋳造装置に装着する作業などが不要となる。したがって、中子の着脱作業が容易な上、その作業工数を低減することができる。
しかも、吊持具の被吊持部が中子の重心に対し主型から略水平に離れる方向へずれて配置されているため、主型に対し中子を上方へ抜き、該中子を吊り上げた際、その吊り上げられた中子の下端側が、主型から略水平に離れる方向へ傾くことになる。そのため、中子のキャビティ面が主型や主型側の部材との衝突により損傷してしまうのを防ぐことができる。
更に、第二の考案によれば、吊持具を中子に対し着脱する作業を容易に行うことができる上、中子に対し吊持具を頑強に固定することができる。
更に、第三の考案によれば、吊持具の基材が中子に対し回転してしまうのを防ぐことができ、ひいては、吊られた際の中子が主型や主型側の部材との接触により損傷してしまうのをより確実に防ぐことができる。
更に、第四の考案によれば、螺子部材を締め付けると、該螺子部材の先端部が中子に押し付けられる。そのため、吊持具を、中子から抜けることがないように、より頑強に固定することができる。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本考案の実施の形態である鋳造用金型の中子着脱構造は、鋳造装置Aに装着された状態の主型11に対しその上方から中子12が抜き差しされるように構成してある。
本考案の実施の形態である鋳造用金型の中子着脱構造は、鋳造装置Aに装着された状態の主型11に対しその上方から中子12が抜き差しされるように構成してある。
鋳造装置Aは、固定金型(図示省略)に対し進退動作するように可動金型10を備え、これら両金型を閉じ合わせてその内部にキャビティを形成し、該キャビティーに溶湯を射出するようにした周知構造のダイカストマシンである。
可動金型10は、主型11と中子12とからなる略矩形ブロック状を呈する。
主型11は、その固定金型側の面における中央側に、キャビティー11aを形成し、該キャビティー11aよりも上側に、中子12が嵌脱される被嵌合部11bを形成している(図3参照)。
また、キャビティー11aよりも下側には、固定金型側から流入される溶湯を、分流してキャビティー11aへ導く分流子11cが、設けられている(図3参照)。
主型11は、その固定金型側の面における中央側に、キャビティー11aを形成し、該キャビティー11aよりも上側に、中子12が嵌脱される被嵌合部11bを形成している(図3参照)。
また、キャビティー11aよりも下側には、固定金型側から流入される溶湯を、分流してキャビティー11aへ導く分流子11cが、設けられている(図3参照)。
前記被嵌合部11bは、その下端側がキャビティー11aに連続するとともに、その上端側が上方へ貫通された空間であり、その水平幅方向の両側に横断面略凹字状のガイド溝11b1,11b1を有し、また、底面側にはガイド凸部11b2を有する。
ガイド溝11b1,11b1およびガイド凸部11b2は、被嵌合部11bの上半部側のみに、上下方向へわたって形成され、後述する中子12を上下方向へスライドさせる。
ガイド溝11b1,11b1およびガイド凸部11b2は、被嵌合部11bの上半部側のみに、上下方向へわたって形成され、後述する中子12を上下方向へスライドさせる。
中子12は、前記被嵌合部11bに嵌まり合う形状を呈し、その水平幅方向の両側に前記ガイド溝11b1,11b1と嵌まり合うガイド凸部12a,12aを有し、また、背面側には前記ガイド凸部11b2と嵌まり合うガイド溝12bを有する(図1参照)。
これらガイド凸部12a,12aおよびガイド凸部11b2は、中子12の上半部側に、主型11の被嵌合部11bに対応する長さだけ設けられている。
また、この中子12の下端面12cは、キャビティー11aの上面を構成している。この下端面12cには、当該鋳造装置Aにより鋳造される製品の形状に応じて、ピン12c1(図4参照)などが突設されている。
これらガイド凸部12a,12aおよびガイド凸部11b2は、中子12の上半部側に、主型11の被嵌合部11bに対応する長さだけ設けられている。
また、この中子12の下端面12cは、キャビティー11aの上面を構成している。この下端面12cには、当該鋳造装置Aにより鋳造される製品の形状に応じて、ピン12c1(図4参照)などが突設されている。
また、前記中子12の前面(固定金型側の面)における上端側には、後述する吊持具13を固定可能であって、かつ中子可動装置14(図3参照)を動力伝達可能に係合させる被嵌合部12dが形成されている。
この被嵌合部12dは、正面視略凸字状の空間であり、該空間の前面側を開放するとともに、その上端面側も開放している。
この被嵌合部12dは、正面視略凸字状の空間であり、該空間の前面側を開放するとともに、その上端面側も開放している。
また、吊持具13は、基材13aと、該基材13aに対し上下方向へ貫通された螺子部材13bと、該螺子部材13bの下端に螺合された嵌脱部材13cと、基材13aの上端面に螺合された被吊持部13dとを具備してなる。
基材13aは、略長方体状に形成され、その下端面に凸条13a1を有し、該凸条13a1を中子12の被嵌合部12dに嵌め合わせた状態で、中子12よりも手前側(固定金型側)へ突出するように形成されている。
前記凸条13a1は、その両側面を被嵌合部12dの上端縁に接触させることで、基材13aが螺子部材13bを中心にして回転しないようにしている。
前記凸条13a1は、その両側面を被嵌合部12dの上端縁に接触させることで、基材13aが螺子部材13bを中心にして回転しないようにしている。
また、螺子部材13bは、その先端部を下方へ向けて基材13aを貫通するボルトであり、その先端部には、嵌脱部材13cが螺合されている。そして、この螺子部材13bの先端は嵌脱部材13cよりも下方へ突出する。
嵌脱部材13cは、被嵌合部12dに対し嵌脱可能な断面略凸字状の部材であり、その略中心部に設けられた螺子孔に、上記螺子部材13bを螺合している。
この嵌脱部材13cは、図示例によれば、直径の異なる円柱状の部材を軸方向へ合体した形状を呈するが、被嵌合部12dに対しその前面側(固定金型側)から嵌脱可能な形状であればよく、例えば、角柱状の部材を軸方向へ合体した形状であってもよい。
この嵌脱部材13cは、図示例によれば、直径の異なる円柱状の部材を軸方向へ合体した形状を呈するが、被嵌合部12dに対しその前面側(固定金型側)から嵌脱可能な形状であればよく、例えば、角柱状の部材を軸方向へ合体した形状であってもよい。
また、被吊持部13dは、フックB(図4参照)等により吊り下げ可能な所謂アイボルトであり、吊持具13が中子12が装着された状態で、中子12の重心に対し主型11から略水平に離れる方向(換言すれば固定金型の方向)へずれるように配置され、その先端側の螺子部分が基材13a上面に螺合されている。
したがって、吊持具13が中子12に装着された状態で、吊持具13の被吊持部13dが吊り下げられた際、中子12の下端は、被吊持部13d側へ(換言すれば、主型11から離れる方向へ)傾くことになる。
したがって、吊持具13が中子12に装着された状態で、吊持具13の被吊持部13dが吊り下げられた際、中子12の下端は、被吊持部13d側へ(換言すれば、主型11から離れる方向へ)傾くことになる。
次に、上記鋳造装置Aに対し中子12を着脱する際の手順を説明する。
先ず、鋳造装置Aに装着された主型11から中子12を外す際には、主型11上端面に載置固定された中子可動装置14が外される。
この中子可動装置14は、中子12の被嵌合部12dに嵌脱する係合部14aや、該係合部14aを上下方向へ往復動させるシリンダー機構部14b等を備え、中子12を上下方向へ往復動させる周知の装置であり、主型11の上端面に、ネジやボルト等の止着具によって止着されている。したがって、この中子可動装置14は、前記止着具が外され、固定金型側へ略水平に若干移動されることで、係合部14aが被嵌合部12dから外れ、中子12と分離される。
先ず、鋳造装置Aに装着された主型11から中子12を外す際には、主型11上端面に載置固定された中子可動装置14が外される。
この中子可動装置14は、中子12の被嵌合部12dに嵌脱する係合部14aや、該係合部14aを上下方向へ往復動させるシリンダー機構部14b等を備え、中子12を上下方向へ往復動させる周知の装置であり、主型11の上端面に、ネジやボルト等の止着具によって止着されている。したがって、この中子可動装置14は、前記止着具が外され、固定金型側へ略水平に若干移動されることで、係合部14aが被嵌合部12dから外れ、中子12と分離される。
次に、中子12の被嵌合部12dに、吊持具13が装着される。
この際、吊持具13は、中子12に対し正面側から接近し(図4(a)参照)、基材13aの凸条13a1が被嵌合部12dの上端縁に嵌め合わせられ、それと略同時に、嵌脱部材13cが手前側から被嵌合部12dに嵌め合わせられる。
そして、螺子部材13bが締め付けられると、基材13aと嵌脱部材13cとにより、被嵌合部12d内における中子12の上端縁部分が挟まれる。更に、螺子部材13bの先端は、被嵌合部12d内で中子12に押し付けられる(図2参照)。
したがって、吊持具13は、前記凸条13a1と被嵌合部12dの上端開口縁との嵌合により、螺子部材13bを中心に回転するようなことがない上、螺子部材13bが締め付けられることにより、中子12に対し頑強に固定されることになる。
この際、吊持具13は、中子12に対し正面側から接近し(図4(a)参照)、基材13aの凸条13a1が被嵌合部12dの上端縁に嵌め合わせられ、それと略同時に、嵌脱部材13cが手前側から被嵌合部12dに嵌め合わせられる。
そして、螺子部材13bが締め付けられると、基材13aと嵌脱部材13cとにより、被嵌合部12d内における中子12の上端縁部分が挟まれる。更に、螺子部材13bの先端は、被嵌合部12d内で中子12に押し付けられる(図2参照)。
したがって、吊持具13は、前記凸条13a1と被嵌合部12dの上端開口縁との嵌合により、螺子部材13bを中心に回転するようなことがない上、螺子部材13bが締め付けられることにより、中子12に対し頑強に固定されることになる。
そして、吊持具13の被吊持部13dにフックBが掛けられ、該フックBにより吊持具13および中子12が上方へ引かれる(図4(b)参照)。
すると、その上方への移動の前半において、中子12は、ガイド凸部12a,12aを主型11のガイド溝11b1,11b1にスライドさせるとともに、ガイド溝12bを主型11のガイド凸部11b2にスライドさせる。
すると、その上方への移動の前半において、中子12は、ガイド凸部12a,12aを主型11のガイド溝11b1,11b1にスライドさせるとともに、ガイド溝12bを主型11のガイド凸部11b2にスライドさせる。
そして、中子12の上方への移動における後半においては、ガイド凸部12a,12aが主型11のガイド溝11b1,11b1から外れ、それと略同時に、ガイド溝12bが主型11のガイド凸部11b2から外れる。
したがって、中子12はフックBに吊り下げられた状態で傾こうとする。その際、吊持具13の被吊持部13dが中子12の重心よりも手前側に配置されているため、中子12の下端は、主型11から離れる方向へ傾くことになる(図4(c)参照)
よって、その傾き動作の際、中子12の下端が主型11に衝突して、該中子12の下端面12c(キャビティ面)やピン12c1等が損傷するようなことがない。
そして、前記のように中子12が傾斜した状態のまま、フックBを上方へ移動させれば、中子12を、主型11から完全に離脱させることができる。
したがって、中子12はフックBに吊り下げられた状態で傾こうとする。その際、吊持具13の被吊持部13dが中子12の重心よりも手前側に配置されているため、中子12の下端は、主型11から離れる方向へ傾くことになる(図4(c)参照)
よって、その傾き動作の際、中子12の下端が主型11に衝突して、該中子12の下端面12c(キャビティ面)やピン12c1等が損傷するようなことがない。
そして、前記のように中子12が傾斜した状態のまま、フックBを上方へ移動させれば、中子12を、主型11から完全に離脱させることができる。
また、外された中子12を主型11に装着する際には、上記と逆の手順が行われる。なお、フックBによって吊り下げられた中子12を主型11に嵌合する際、中子12は上記したように傾斜しているため、その中子12を手等により略垂直状に維持しながら、主型11の被嵌合部11bに対し、その上方側から差し入れればよい。
A:鋳造装置
10:可動金型
11:主型
12:中子
13:吊持具
13a:基材
13b:螺子部材
13c:嵌脱部材
13d:被吊持部
10:可動金型
11:主型
12:中子
13:吊持具
13a:基材
13b:螺子部材
13c:嵌脱部材
13d:被吊持部
Claims (4)
- 鋳造装置に装着された状態の主型に対しその上方から中子が抜き差しされるようにした鋳造用金型の中子着脱構造であって、
中子の上端側に、該中子を吊持するための吊持具が着脱可能に設けられ、
該吊持具は、その被吊持部が中子の重心に対し主型から略水平に離れる方向へずれて配置されていることを特徴とする鋳造用金型の中子着脱構造。 - 上記吊持具は、基材と、該基材に対し上下方向へ貫通された螺子部材と、該螺子部材の下端に螺合された嵌脱部材とを備え、
この吊持具は、前記嵌脱部材を中子に対し略水平方向へ略凹凸状に嵌合させ、前記螺子部材が締め付けられることで、基材と嵌脱部材との間に中子を挟むようにして中子に固定されることを特徴とする請求項1記載の鋳造用金型の中子着脱構造。 - 上記基材は、上記螺子部材を中心にして回動しないように、上記中子に対し凹凸状に嵌まり合うことを特徴とする請求項2記載の鋳造用金型の中子着脱構造。
- 上記螺子部材を上記嵌脱部材に対し貫通状に螺合するとともに、同螺子部材の先端部を上記中子に当接させるようにしたことを特徴とする請求項2又は3記載の鋳造用金型の中子着脱構造。
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JP2010120019A (ja) * | 2008-11-17 | 2010-06-03 | Toyota Motor Corp | ダイカスト鋳造型 |
CN107377897A (zh) * | 2017-09-05 | 2017-11-24 | 福建新佳鑫实业有限公司 | 一种螺杆空压机的模具砂芯旋转退料装置 |
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