JPH08239191A - 吊り具 - Google Patents

吊り具

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JPH08239191A
JPH08239191A JP4332295A JP4332295A JPH08239191A JP H08239191 A JPH08239191 A JP H08239191A JP 4332295 A JP4332295 A JP 4332295A JP 4332295 A JP4332295 A JP 4332295A JP H08239191 A JPH08239191 A JP H08239191A
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JP
Japan
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holding rod
hook
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hoisted
guide plate
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JP4332295A
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Yuzuru Tsukada
譲 塚田
Shinji Hori
信次 堀
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Kito KK
Kito Corp
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Kito KK
Kito Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊り上げ時に、フックの拡開による被吊り上
げ物の損傷を防止するとともに、挿脱の容易な吊り具を
提供すること。 【構成】 下端には外方に向けて設けられたフックを有
し、上部には内方に向けて設けられた係止用段部を有す
る一対の保持杆と、該保持杆の上部と軸着しているフレ
ームと、該フレームの上端と長孔を介して軸着し、かつ
リンクを介して保持杆の上端と軸着している吊り金具支
持板と、保持杆の間でフレームに固着して設けられ、上
部は保持杆の係止用段部と係合する端面を有する案内板
を設けたことを特徴とする吊り具

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、重量物を吊り上げる
際に使用される吊り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、管状体等からなる重量物を吊り上
げる場合は、図3に示すように管体21の内部にターン
バックル式の支持杆22を取り付け、支持杆22の中央
部に設けた吊り輪23にフックを引っ掛けて吊り上げる
方法が用いられてきた。さらに改良されたものとして、
図4に示すように、上端に吊り輪23を有するロッド2
4の上部にロッドに対して上下可動のフランジ25を設
け、このフランジ25に一端が枢着され、他端をフック
部26に枢着せしめた一対の平行アーム27、28と、
これら平行アームのロッド寄りアーム28の中間部に一
端部が枢着され、他端部が前記ロッドの下端部に枢着さ
れたリンク29からなる構成のものが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の第1
の従来例の吊り具においては、管体にターンバックス式
の支持杆を取り付けるのは労力を要し、かつ吊り具の強
度または安全性の面で必ずしも十分ではなかった。一
方、第2の従来例においては、被吊り上げ物の重量が大
きい場合、これを吊り上げると重力により吊り具のフッ
クに外方に開く力が加わり、フックと管体の内面の接触
面が破損するという欠点があった。さらに、吊り具を被
吊り上げ物である管体に挿着するのが煩わしく困難であ
り、吊り具の挿着に人手を要していた。
【0004】この発明は、上記の課題を解決するもので
あって、被吊り上げ物の重量により吊り具のフックと被
吊り上げ物との間に生ずる損傷等の発生を防止し、かつ
吊り具を被吊り上げ物に容易に挿着できる吊り具を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の吊り具は、下端に外方に向けて設けられ
たフックを有し、上部には内方に向けて設けられた係止
用段部を有する一対の保持杆と、該保持杆の上部と軸着
しているフレームと、該フレームの上端と長孔を介して
軸着し、かつリンクを介して保持杆の上端と軸着してい
る吊り金具支持板と、保持杆の間でフレームに固着して
設けられ、下部がフック挿入のためのガイド部であっ
て、上部は保持杆の係止用段部と係合する端面を有する
案内板からなる吊り金具である。
【0006】
【作用】この発明の構成によると、管体等の重量物を吊
り上げる場合、保持杆を管体内に挿入し、フックを管体
のコーナ部と係止した後、吊り具をチェーンホイスト等
により吊り上げると、まず、つり金具支持板の上昇によ
りリンクを介して保持杆を上方に引張り、保持杆はフレ
ームに設けられた軸を中心としてその先端が外方に向け
て回動する。この発明は、吊り上げ時において、保持杆
の上方に設けられた係止用段部が案内板の上部に設けら
れた端面と係合することによって、重力による保持杆の
フックの外方に向けての拡開する力を抑止し、保持杆の
フックの先端部の拡開による管体の内面部との係合によ
る損傷を防止することができる。
【0007】さらに、案内板の下部にはガイド部が設け
られており、該吊り具を管体に挿入する場合の挿入を容
易にするとともに、挿入時においては、保持杆の背面は
吊り具を下方に押し下げる力により案内板に接してお
り、吊り金具の挿入を容易にしている。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1、2に基づい
て説明する。図において、1は2枚のフレーム3間に軸
4を支点として枢着されている一対の保持杆で、その下
部は外方に向けて突出しているフック2を有しており、
その上端はつり金具支持板6とリンク5を介して軸着し
ており、該保持杆の上部には内方に向けて設けられた係
止用段部12が設けられている。つり金具支持板6の上
部は、例えばホイストチェーンの下部の金具と係合する
吊り具用穴7を有しており、その下部には長孔8が設け
られ、該長孔8にはフレーム3の上部に取付けられたピ
ン9が嵌挿されている。
【0009】一対の保持杆の中間には案内板10がフレ
ーム3に固着して設けられており、該案内板10の下方
には被吊り上げ物への挿入を容易にするためのガイド部
11が、その上方には、保持杆1の係止用段部12と係
合する端面13が設けられている。14は保持杆の略中
央部に設けられ、一対の保持杆を把持に接近させるため
のハンドルである。15は被吊り上げ物である。
【0010】この実施例において、被吊り上げ物を吊り
上げる場合、まず吊り具が下降すると、案内板10のガ
イド部11が吊り具を被吊り上げ物内に案内し、吊り具
の下端のフックを被吊り上げ物内に挿入する。保持杆1
のフック2は吊り具の下降により被吊り上げ物の管内に
挿入されるが、フックの先端が被吊り上げ物の上端面と
突き当った場合には、リンク5の下端が外方に開き、保
持杆1は軸4を支点として内方に回動し保持杆の下端を
案内板に接する方向に押し、フックを内方に寄せること
によってフックの挿入を容易にする。
【0011】吊り具が被吊り上げ物16に挿入される
と、チェーンホイスト等により吊り具は上昇する。この
時、まずつり金具支持板6が上昇し、リンク5を介して
保持杆1を上方に牽引する。この牽引力により保持杆1
は軸4を介して、その下端が外方に膨出するように回動
し、保持杆1の下端のフック2が被吊り上げ物16の内
壁と係合し、上方に吊り上げる。一方、保持杆の上方に
設けられた係止用段部12が案内板10の上方に設けら
れた係止用端面12と係合し、この係合により、フック
部の外方に向う力を抑止し、フック部と被吊り上げ物の
内壁との間の押圧力を制限し、内壁およびフックの損傷
を防止する。この時、リンク5を介して保持杆1に生じ
るフック2を拡開位置に保とうとする内力は、吊り上げ
物16の重力が重い程大きくなり、重量が重い程安定性
が一層高められる。
【0012】
【発明の効果】上記の構成からなるこの発明によると、
吊り具の挿入時においては、保持杆はその背面が案内板
に接し、全体がコンパクトな状態で被吊り上げ物内に挿
入され、吊り具の挿入を容易にし、また吊り上げ時にお
いては、保持杆の先端のフックは外方に拡開しようとす
るが、保持杆の上方内側に設けられている係止用段部が
案内板の上方に設けられた係止用端面に係合し、保持杆
先端のフックの外方に拡開する力を制限するので、フッ
クと被吊り上げ物の内壁との係合による損傷の発生を防
止することができる。また案内板の下端にはガイド部が
設けられており、保持杆の挿入を容易にする。さらに、
保持杆の略中央部にはハンドルが設けられており、吊り
具の着脱をより一層容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の吊り具の正面図である。
【図2】この発明の吊り具の側面図である。
【図3】第1の従来例である。
【図4】第2の従来例である。
【符号の説明】
1 保持杆 2 フック 3 フレーム 4 軸 5 リンク 6 つり金具支持板 7 つり具用穴 8 長孔 9 ピン 10 案内板 11 ガイド部 12 係止用段部 13 端面 14 ハンドル 15 被吊り上げ物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端には外方に向けて設けられたフック
    を有し、上部には内方に向けて設けられた係止用段部を
    有する一対の保持杆と、該保持杆の上部と軸着している
    フレームと、該フレームの上端と長孔を介して軸着し、
    かつリンクを介して保持杆の上端と軸着している吊り金
    具支持板と、保持杆の間でフレームに固着して設けら
    れ、上部は保持杆の係止用段部と係合する端面を有する
    案内板を設けたことを特徴とする吊り具
  2. 【請求項2】 前記案内板の下部には、フック挿入のた
    めのガイド部を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    吊り具
  3. 【請求項3】 保持杆の略中央部にはハンドルを設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の吊り具
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