JPS597352Y2 - 鋳型吊具 - Google Patents

鋳型吊具

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Publication number
JPS597352Y2
JPS597352Y2 JP13554976U JP13554976U JPS597352Y2 JP S597352 Y2 JPS597352 Y2 JP S597352Y2 JP 13554976 U JP13554976 U JP 13554976U JP 13554976 U JP13554976 U JP 13554976U JP S597352 Y2 JPS597352 Y2 JP S597352Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
hook
hook arm
contact
guide surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP13554976U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5353429U (ja
Inventor
康夫 福田
圭之助 塩崎
芳三郎 森
進 土師
基一郎 佐藤
Original Assignee
大阪富士工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大阪富士工業株式会社 filed Critical 大阪富士工業株式会社
Priority to JP13554976U priority Critical patent/JPS597352Y2/ja
Publication of JPS5353429U publication Critical patent/JPS5353429U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS597352Y2 publication Critical patent/JPS597352Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋳型吊具、詳しくは製鉄所で使用される内面が
テーパ状をなす大形の鋳型を搬送するための鋳型吊具に
関するものである。
従来、上記鋳型はチェーン等を巻回してクレーンで吊り
下げて搬送していたが、チェーンの取付け、取外し作業
が労力を要するばかりか煩雑であり、かつ危険性を有し
ていた。
本考案は上記の欠点に鑑み、鋳型に対して自動的に取付
け、取外しができかつ安全性の高い鋳型吊具を提供する
もので、以下一実施例である添付図面に従って説明する
本考案にかかる鋳型吊具は、概略、水平方向に配置した
フレーム1と、該フレーム1の両端部にボルト7を介し
て揺動自在に軸支したフツクアーム5と、ロツクレバー
11とから構或されている。
上記フレーム1はみぞ形鋼2,2を適宜間隔を保って両
端に端板3,3を介して一体に形或したもので、上面に
は図示しないクレーンのフックに吊り下げるためのアイ
プレート4,4が固定され、下面には鋳型18のストツ
パ17. 17が固定されている。
また、フレーム1の両端部にはアングル材からなる規制
板9,9がフツクアーム5の両側に、補強棒10a,1
0bで補強して固定され、規制板9,9の下部は下部外
方に傾斜したガイド面9aが形戊されている。
上記フツクアーム5は下部にフック部6を有し、該フッ
ク部6には彎曲した第1の案内面6aと先端に切欠かれ
た第2の案内面6bと水平な保持面6Cとが形或されて
おり、それらの機能は後述する。
ロツクレバー11は下端に彎曲した鋳型検出レバー12
を固着し、上端に突片13を形威したもので、上記フレ
ーム1の下面にフツクアーム5,5に近接して設けたブ
ラケツ}14,14にピン15を介して揺動自在に装着
され、自重により第1図中矢印A方向に揺動可能であり
、該揺動はロツクレバー11がブラケット14に設けた
ストツパピン16に当接することにより規制される。
また、ロツクレバー11の上端に形或した突片13はフ
ックアーム5の側部に設けたロツクピン8に当接可能で
ある。
以上の構或からなる鋳型吊具はアイプレート4,4に図
示しないクレーンのフックを係止して持ち上げられ、横
倒しにして所定位置に置がれた鋳型18の直上から除々
に降下される。
このとき、フツクアーム5,5は自重で鉛直に垂下し、
ロックレバー11. 11がロツクピン16に当接する
ことにより内方への揺動を規制されている。
フックアーム5,5の第1の案内面6aが鋳型18の両
端開口部の外周縁部19a,19aに当接して摺動する
ことにより、フツクアーム5,5はボルト7を支点とし
て外方に揺動し、さらに下降させるとフック部6の先端
が鋳型18の両端面に当接して下降し、フックアーム5
,5が自重で内方に揺動してフック部6が鋳型18の内
面に入りこむ。
この状態で鋳型吊具を上昇させると、フック部6の保持
面6Cが鋳型18の内周面に係合し、鋳型18は吊り下
げられる。
このとき鋳型18は長手方向に揺れても、両端面が規制
板9,9に当接することにより、フツクアーム5,5か
ら外れることがない。
鋳型18をこのように吊り下げた状態で所定位置の直上
まで搬送すると、鋳型吊具は除々に下降され、鋳型18
が搬送点に置かれてからもさらに下降させると、ロツク
レバー11. 11の検出レバー12が鋳型18の外周
面に当接し、ロックレバー11はピン15を支点として
矢印Aとは反対方向に揺動する。
該揺動によりロツクレバー11の突片13がフツクアー
ム5,5の側部を押圧し、フツクアーム5,5は外方に
揺動し、突片13がロツクピン8に当接することにより
(第4図参照)、フックアーム5,5は第2の案内面6
bが規制板9,9の間から内方に突出した状態で内方へ
の揺動を規制されロックされることとなる。
この状態で鋳型吊具を上昇させると、フツクアーム5,
5の第2の案内面6bが鋳型18の両端開口部の内周縁
部19b,19bに当接して摺動することにより、フツ
クアーム5,5は外方に若干揺動し、ロツクレバー11
は突片13がロツクピン8の係合が解除されるので゛、
自身の自重で゛ストツパピン16に当接スるまで矢印A
方向に揺動する。
さらに上昇させるとフック部6の先端が鋳型18の両端
面に当接して上昇し、鋳型18はフツクアーム5,5か
ら解除される。
また、鋳型吊具で鋳型18を保持する際、鋳型吊具自体
が鋳型18の長手方向に多少ずれていても、規制板9,
9のガイド面9aが鋳型18の外周縁部19 aに当接
することにより、鋳型吊具の下降位置が調整される。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば鋳型吊具
をクレーンのフックに係止させて単に下降、上昇させる
だけで、フツクアームはフック部に形或した第1,第2
の案内面が鋳型の両端開口部の外周縁部に当接摺動する
ことにより鋳型に対して自動的に保持、解除を行い、操
作は極めて簡単であり、上記従来のごとき労力をまった
く必要としない。
しかも、鋳型の保持は確実であり、安全性の高い鋳型吊
具とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる鋳型吊其の一部を切欠いた正面
図、第2図は第1図の左側面図、第3図は第1図のII
I−III線断面図、第4図は要部の動作時の正面図で
ある。 1・・・フレーム、4・・・アイプレート、5・・・フ
ツクアーム、6・・・フック部、6a・・・第1の案内
面、6b・・・第2の案内面、8・・・ストツパピン、
11・・・ロックアーム、12・・・鋳型検出レバー、
18・・・鋳型、19 a・・・外周縁部、19b・・
・内周縁部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クレーム等に吊り下げ可能な金具を備え水平に配置され
    たフレームの両端部にフツクアームを揺動自動に支承し
    、該フツクアームの下部に内方に向かって形威されたフ
    ック部に、鋳型の両端開口部の外周縁部に当接可能な第
    1の案内面と、内周縁部に当接可能な第2の案内面とを
    形戒する一方、上記フレームに適宜ブラケットを介して
    上記フツクアームに近接して揺動自在に支承されたロツ
    クレバーの一端を上記フツクアームの側部に設けたスト
    ツパピンに保合可能とするとともに、他端に鋳型検出レ
    バーを設けたことを特徴とする鋳型吊具。
JP13554976U 1976-10-07 1976-10-07 鋳型吊具 Expired JPS597352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13554976U JPS597352Y2 (ja) 1976-10-07 1976-10-07 鋳型吊具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13554976U JPS597352Y2 (ja) 1976-10-07 1976-10-07 鋳型吊具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5353429U JPS5353429U (ja) 1978-05-08
JPS597352Y2 true JPS597352Y2 (ja) 1984-03-06

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ID=28744427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13554976U Expired JPS597352Y2 (ja) 1976-10-07 1976-10-07 鋳型吊具

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JP (1) JPS597352Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60167084U (ja) * 1984-04-17 1985-11-06 株式会社椿本チエイン 載荷及び脱荷装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5353429U (ja) 1978-05-08

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