JP5859661B1 - スポット溶接用電極格納装置 - Google Patents

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Abstract

溶接ガンに対する電極装着作業がラインタクトに影響を及ぼし難いコンパクトなスポット溶接用電極格納装置を提供する。具体的には、回転板(2)に対してその回転軸心方向に接近配置された回転規制部材(7)は、ぜんまいバネ(6)により回転軸心方向一方側に回転付勢された回転板(2)をぜんまいバネ(6)の付勢力に抗して回転軸心方向の他方側に回転させた状態で第1及び第2凹部(23,24)に収容保持された電極(10)に当接して回転板(2)の回転軸心周りの一方側への回転を規制する。

Description

本発明は、例えば、自動車生産ラインにおいて使用するスポット溶接用の電極を溶接ガンのシャンク先端に装着可能な状態で格納しておくスポット溶接用電極格納装置に関する。
従来より、自動車生産ラインでは、複数のプレス成型品をスポット溶接で繋ぐことで車体ボディが組み立てられ、このスポット溶接は、一般的に、産業用ロボットが把持する溶接ガンで行われる。
ところで、溶接ガンのシャンク先端に装着された電極は、スポット溶接を繰り返し行うことで消耗するので、定期的に交換する必要がある。したがって、電極交換時において効率よく電極を溶接ガンに装着するために、例えば、自動車生産ラインには、特許文献1に開示されているようなスポット溶接用電極格納装置が設置されている。
該スポット溶接用電極格納装置は、回転軸心が上下方向に向く円盤状の回転板を備え、該回転板の外周面には、外側方に突出するノッチが周方向に複数突設されている。上記回転板には、上面に開口する第1凹部と下面に開口する第2凹部とが回転軸心周りに複数並設され、該各第1及び第2凹部に電極を先端側から挿入することにより電極が収容保持されている。そして、上記回転板の外側方には、当該回転板の接線方向にスライド移動可能なスライド板が設けられ、電極装着位置にある第1及び第2凹部に挿入保持された電極を溶接ガンのシャンク先端に装着するとともに凹部から引き抜いた後、溶接ガンのシャンク先端で上記スライド板を一方側に押すことにより、上記スライド板に取り付けられたステップレバーが複数の突起のうちの1つに引っ掛かることで電極が取り出された第1及び第2凹部に隣り合う第1及び第2凹部が電極装着位置となるまで回転板が回転して電極装着待機状態になる。
特開2010−172913号公報
しかし、特許文献1のスポット溶接用電極格納装置は、回転板を回転させるスライド機構が回転板の外側方に設けられているので、設備が回転軸心周りに大型化してしまい、生産ラインに設置した際、大きなスペースを占有するおそれがある。
また、溶接ガンは、シャンク先端に装着した電極を第1及び第2凹部から引き抜いた後、スライド板を押す位置まで移動し、その後、スライド板を押さなければ装置が電極装着待機状態にならない。したがって、溶接ガンは、電極を装着した後すぐに溶接作業を行うことができず、ラインタクトに支障をきたすおそれもある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、溶接ガンに対する電極装着作業がラインタクトに影響を及ぼし難いコンパクトなスポット溶接用電極格納装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、回転体を回転させる付勢部材を回転体の内部に配置するとともに、回転体の回転動作を規制する回転規制部材を回転体に対してその回転軸心方向に接近配置したことを特徴とする。
具体的には、スポット溶接用の電極を溶接ガンのシャンク先端に装着可能な姿勢で格納しておくスポット溶接用電極格納装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明では、回転軸心の同方向に開口する凹部が回転軸心周りに複数並設され、且つ、中空部を内方に有し、上記電極を上記各凹部に先端側から挿入するとともにそのシャンク装着側が上記凹部開口から飛び出した状態で収容保持する回転体と、上記中空部に収容され、上記回転体をその回転軸心周りの一方側に回転付勢する付勢部材と、上記回転体に対してその回転軸心方向に接近配置され、上記回転体を上記付勢部材の付勢力に抗して回転軸心周りの他方側に回転させた状態で上記凹部に収容保持された上記電極におけるシャンク装着側の側面に当接して上記回転体の回転軸心周りの一方側への回転を規制する回転規制部材とを備え、該回転規制部材における回転軸心周りの他方側には、回転軸心周りの一方側よりも反回転体の面が回転体側に位置する段差状をなし、上記シャンク先端に電極を装着する際、当該シャンク先端との干渉を回避する干渉回避部が形成されていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記各凹部の内周面には、当該凹部に挿入した上記電極の外周面全周に亘って接触する可撓性リング部材が取り付けられていることを特徴とする。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、上記凹部は、回転軸心方向一方側に開口し、且つ、回転軸心周りに並設された複数の第1凹部と、回転軸心方向他方側に開口し、且つ、回転軸心周りに並設された複数の第2凹部とを備え、
上記各第1凹部と各第2凹部とは、回転軸心方向に対称となっていることを特徴とする
第1の発明では、回転規制部材が当接する電極を溶接ガンのシャンク先端に装着するとともに凹部から引き抜くと、回転規制部材が付勢部材による回転体の回転を規制できなくなるので、回転体が回転軸心周りの一方側に回転する。そして、電極を引き抜いた凹部に隣り合う凹部に収容保持された電極のシャンク装着側に回転規制部材が当接することで回転体の回転が止まり、次の電極がシャンク先端に装着可能な状態となる。このように、凹部から電極を引き抜く動作だけで自動的に回転体が次の電極をシャンク先端に装着可能な状態の位置まで動くので、特許文献1の如き溶接ガンに回転体を回転させる動作を行わせる必要がなく、溶接ガンの電極装着作業がラインタクトに影響を及ぼし難い。また、回転体を回転させる付勢部材が回転体内方に設けられ、且つ、回転体の回転を規制する回転規制部材が回転体に対してその回転軸心方向に並設されているので、回転体の外周縁より外側に特許文献1の如きスライド機構が設けられておらず、回転体の回転軸心方向と交差する方向にコンパクトな装置になる。
また、中心軸方向の寸法が短くて凹部に収容保持させた際に凹部開口から飛び出す領域が少ない電極を溶接ガンのシャンク先端に装着する際、当該シャンク先端を上記電極に近づけても、干渉回避部によってシャンク先端が回転規制部材に接触しないので、各凹部に中心軸方向の寸法の短い電極を収容保持させることができる。さらに、回転規制部材における回転軸心周りの一方側は、他方側に比べて厚みを有していて剛性が高いので、回転体が回転して回転規制部材に電極が接触する際に付勢部材の付勢力によって衝撃が加わっても、回転規制部材は破損することなく回転体のそれ以上の回転を確実に規制することができる。
第2の発明では、電極が凹部に収容された状態で電極中心軸周りの全周に亘って保持されるので、凹部から電極を引き抜いた後、隣り合う凹部に収納保持された電極に回転規制部材が接触する際、付勢部材の付勢力による接触時の衝撃によって凹部内で電極が傾いてしまうといったことを防ぐことができる。したがって、シャンクの中心軸に対して電極の中心軸が傾いたままシャンク先端に対して電極の装着作業が行われるということがなくなり、シャンク先端に電極を装着する際にシャンク先端や電極に不要な負荷がかかることがなく、シャンクや電極が壊れない。
第3の発明では、回転体に対して回転軸心方向の両側からそれぞれシャンクを同時に近づけて各シャンクに電極を装着させることができるので、C型タイプやX型タイプの溶接ガンに対して効率よく電極を装着させることができる
本発明の実施形態に係るスポット溶接用電極格納装置の斜視図である。 図1のA−A線における断面図である。 (a)は、上側のカバープレートを外した平面図であり、(b)は、図2のB−B線における断面図である。 溶接ガンのシャンク先端に電極を装着した直後の状態を示す図2相当図である。 溶接ガンのシャンク先端に電極を装着した直後の状態を示す図3相当図である。 図5の状態の後、さらに回転板が回転して次の電極が装着可能な状態になった図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係るスポット溶接用電極格納装置1を示す。この電極格納装置1は、自動車生産ラインにおける搬送通路の側方に配置され、スポット溶接用の電極10を溶接ロボット(図示せず)が把持する溶接ガンのシャンクS1先端に装着可能な姿勢で格納しておくものである(図4参照)。
上記電極格納装置1は、厚みを有する円板状をなし、回転軸心が上下方向に向く回転板2(回転体)と、該回転板2を回転可能に支持する支持体3とを備えている。
該支持体3は、他の設備Z1に固定された水平方向に延びる略帯状の固定プレート31と、該固定プレート31の上端縁及び下端縁から設備Z1の反対側に水平に延び、上下に離間して対向する一対のカバープレート32とを備え、上記固定プレート31と上記両カバープレート32とで側面視で略U字状をなしている。
上記カバープレート32の先端側外周縁は、略半円状に湾曲しており、上側に位置するカバープレート32の中央部分は、上方に膨出する一方、下側に位置するカバープレート32の中央部分は、下方に膨出している。
そして、上記両カバープレート32の延出方向と交差する水平方向一方側には、平面視で略矩形状をなす切欠部32aが形成されている。
上記回転板2は、図2に示すように、上記両カバープレート32の間に配設され、その内方には、上下に開口する中空部2aが形成されている。
該中空部2aの上側開口周縁には、上側環条突条部21が上方突設される一方、上記中空部2aの下側開口周縁には、下側環条突条部22が下方突設されている。
上記回転板2の上面には、上方(回転軸心の一方側)に開口し、且つ、回転軸心周りに並設された12個の第1凹部23が凹陥形成されている。
該第1凹部23の開口周縁寄りの内周面には、当該第1凹部23の内方に開口する第1環条凹部21aが凹陥形成され、該各第1環条凹部21aには、可撓性を有するゴム製のOリング4(リング部材)が嵌め込まれている。
一方、上記回転板2の下面には、下方(回転軸心の他方側)に開口し、且つ、回転軸心周りに並設された12個の第2凹部24が凹陥形成され、該各第2凹部24は、上記各第1凹部23に対して上下方向(回転軸心方向)に対称となっている。
上記第2凹部24の開口周縁寄りの内周面には、当該第2凹部24の内方に開口する第2環条凹部22aが凹陥形成され、該各第2環条凹部22aにも上記各第1環条凹部21aと同様にOリング4が嵌め込まれている。
そして、上記電極10を上記各第1及び第2凹部23,24に先端側から挿入すると、上記Oリング4が上記電極10の外周面全周に亘って接触するようになっている。
また、上記回転板2は、上記電極10をそのシャンクS1装着側が上記各第1及び第2凹部23,24開口から飛び出した状態で収容保持するようになっている。
上記回転板2における外周面の各第1凹部23間には、図1に示すように、金属製のピンP1が埋め込まれ、上記回転板2の側方に配置された金属探知センサ8(図3参照)により回転板2の回転位置を検知できるようになっている。
上記中空部2aには、図2に示すように、上下方向に延びる回転軸5が配設され、該回転軸5の上端は上側のカバープレート32の中央下面に、上記回転軸5の下端は下側のカバープレート32の中央上面にそれぞれボルトB1で固定されている。
また、上記回転軸5の上側部分及び下側部分は、それぞれ上記上側環条突条部21の内方及び上記下側環条突条部22の内方にベアリングBeを介して取り付けられ、これにより、上記回転板2は上記回転軸5周りに(回転軸心周りに)回転するようになっている。
さらに、上記中空部2aには、図3(b)に示すように、平面視で上記回転軸5周りに渦を巻くぜんまいバネ6(付勢部材)が収容されている。
該ぜんまいバネ6の一端は、上記回転軸5の上下方向中央部分にピンP2で固定される一方、上記ぜんまいバネ6の他端は、図3(b)に示すように、上記中空部2a内周面に形成された嵌合凹部2bに嵌め込まれて固定されていて、上記ぜんまいバネ6は、上記回転板2をその回転軸心周りの一方側(平面視で時計周り)に回転付勢している。尚、図2及び図4のぜんまいバネ6の断面は、誇張して記載している。
上記各カバープレート32と上記回転板2との間には、図3(a)に示すように、平面視で略L字状をなす板状の回転規制部材7が設けられ、該各回転規制部材7は、上記各カバープレート32に固定されて上記回転板2に対してその回転軸心方向に接近した位置となっている。
上記各回転規制部材7は、図1及び図3(a)に示すように、上記切欠部32aの設備Z1側の縁部に沿う第1規制部71と、上記切欠部32aの反開口側の縁部に沿う第2規制部72とで構成され、上記第1規制部71における回転軸心周りの他方側には、回転軸心周りの一方側よりも反回転板2の面が回転板2側に位置する段差状をなし、上記シャンクS1先端に電極10を装着する際、当該シャンクS1先端との干渉を回避する干渉回避部71aが形成されている。
そして、上記回転規制部材7(第1規制部71)は、上記回転板2を上記ぜんまいバネ6の付勢力に抗して回転軸心周りの他方側(平面視で反時計周り)に回転させた状態で上記第1及び第2凹部23,24に収容保持された電極10におけるシャンクS1装着側の側面に当接して上記回転板2の回転軸心周りの一方側(平面視で時計周り)への回転を規制している。
次に、溶接ガンのシャンクS1先端に電極10を装着する際の電極格納装置1の動作について説明する。
まず始めに、作業者は、生産ラインが稼働する前に、ぜんまいバネ6の付勢力に抗して回転板2を回転軸心周りの他方側に回転させながら各第1及び第2凹部23,24が各切欠部32aを横切る際に当該各切欠部32aを介して各第1及び第2凹部23,24に順に電極10を先端側から挿入していく。
作業者は、各第1及び第2凹部23,24の全てに電極10を挿入した後、回転板2の回転軸心周りの他方側への回転を止める。すると、ぜんまいバネ6の付勢力により回転板2が回転軸心周りの一方側に回転しようとするのを最初から数えて12番目の第1及び第2凹部23,24に収容保持された各電極10が回転規制部材7の第1規制部71に当接することで回転板2の回転が止まる。
次いで、生産ラインが稼働中において溶接ガン(C型タイプ)の各シャンクS1に装着された電極10の消耗が激しくなると、産業用ロボット(図示せず)が溶接ガンを電極取外装置(図示せず)まで移動させるとともに各シャンクS1先端に装着された電極10を取り外し、その後、溶接ガンを電極格納装置1まで移動させて電極10が装着されていない各シャンクS1を各切欠部32aに対応させる。
そして、各シャンクS1を第1及び第2凹部23,24に収容保持された各電極10に接近させてその先端に電極10を装着させるとともに、図4に示すように、各第1及び第2凹部23,24から電極10を引き抜く。
すると、回転規制部材7がぜんまいバネ6による回転板2の回転を規制できなくなるので、図5(a),(b)に示すように、回転板2が回転軸心周りの一方側に回転する。そして、図6(a),(b)に示すように、電極10を引き抜いた第1及び第2凹部23,24にそれぞれ隣り合う第1及び第2凹部23,24に収容保持された電極10のシャンクS1装着側に回転規制部材7が当接することで回転板2の回転が止まり、次の電極10がシャンクS1先端に装着可能な状態となる。
このように、本発明の実施形態に係る発明によると、第1及び第2凹部23,24から電極10を引き抜く動作だけで自動的に回転板2が次の電極10をシャンクS1先端に装着可能な状態の位置まで動くので、特許文献1の如き溶接ガンに回転体を回転させる動作を行わせる必要がなく、溶接ガンの電極装着作業がラインタクトに影響を及ぼし難い。また、回転板2を回転させるぜんまいバネ6が回転板2内方に設けられ、且つ、回転板2の回転を規制する回転規制部材7が回転板2に対してその回転軸心方向に並設されているので、回転板2の外周縁より外側に特許文献1の如きスライド機構が設けられておらず、回転板2の回転軸心方向と交差する方向にコンパクトな電極格納装置1になる。
また、Oリング4によって電極10が第1及び第2凹部23,24に収容された状態で電極中心軸周りの全周に亘って保持されるので、第1及び第2凹部23,24から電極10を引き抜いた後、隣り合う第1及び第2凹部23,24に収納保持された電極10に回転規制部材7が接触する際、ぜんまいバネ6の付勢力による接触時の衝撃によって第1及び第2凹部23,24内で電極10が傾いてしまうといったことを防ぐことができる。したがって、シャンクS1の中心軸に対して電極10の中心軸が傾いたままシャンクS1先端に対して電極10の装着作業が行われるということがなくなり、シャンクS1先端に電極10を装着する際にシャンクS1先端や電極10に不要な負荷がかかることがなく、シャンクS1や電極10が壊れない。
さらに、回転板2には回転軸心方向に対称な第1及び第2凹部23,24が凹陥形成されているので、回転板2に対して回転軸心方向の両側からそれぞれシャンクS1を同時に近づけて各シャンクS1に電極10を装着させることができ、C型タイプやX型タイプの溶接ガンに対して効率よく電極10を装着させることができる。
それに加えて、回転規制部材7には干渉回避部71aが形成されているので、中心軸方向の寸法が短くて第1及び第2凹部23,24に収容保持させた際に第1及び第2凹部23,24の開口から飛び出す領域が少ない電極10を溶接ガンのシャンクS1先端に装着する際、当該シャンクS1先端を上記電極10に近づけても、干渉回避部71aによってシャンクS1先端が回転規制部材7に接触しない。したがって、各第1及び第2凹部23,24に中心軸方向の寸法の短い電極10を収容保持させることができる。また、回転規制部材7の第1規制部71における回転軸心周りの一方側は、他方側に比べて厚みを有していて剛性が高いので、回転板2が回転して回転規制部材7に電極10が接触する際にぜんまいバネ6の付勢力によって衝撃が加わっても、回転規制部材7は破損することなく回転板2のそれ以上の回転を確実に規制することができる。
尚、本発明の実施形態では、回転板2に回転軸心方向に対称な第1及び第2凹部23,24が設けられているが、第1凹部23のみが設けられた回転板2や第2凹部24のみが設けられた回転板2であっても本発明を適用できる。
また、本発明の実施形態では、回転板2に第1及び第2凹部23,24がそれぞれ12個ずつ形成されているが、その他の数の第1及び第2凹部23,24が形成された回転板2であってもよい。
さらに、本発明の実施形態では、回転板2を回転付勢する付勢部材をぜんまいバネ6としたが、コイルバネなどで回転板2を回転付勢してもよい。
それに加えて、本発明の実施形態では、回転板2の回転軸心が上下方向に向いているが、回転板2の回転軸心がその他の方向に向いていても本発明を適用できる。
本発明は、例えば、自動車生産ラインにおいて使用するスポット溶接用の電極を溶接ガンのシャンク先端に装着可能な状態で格納しておくスポット溶接用電極格納装置に適している。
1 スポット溶接用電極格納装置
2 回転板(回転体)
2a 中空部
4 Oリング(可撓性リング部材)
6 ぜんまいバネ(付勢部材)
7 回転規制部材
10 電極
21 第1凹部
22 第2凹部
71a 干渉回避部
S1 シャンク

Claims (3)

  1. スポット溶接用の電極を溶接ガンのシャンク先端に装着可能な姿勢で格納しておくスポット溶接用電極格納装置であって、
    回転軸心の同方向に開口する凹部が回転軸心周りに複数並設され、且つ、中空部を内方に有し、上記電極を上記各凹部に先端側から挿入するとともにそのシャンク装着側が上記凹部開口から飛び出した状態で収容保持する回転体と、
    上記中空部に収容され、上記回転体をその回転軸心周りの一方側に回転付勢する付勢部材と、
    上記回転体に対してその回転軸心方向に接近配置され、上記回転体を上記付勢部材の付勢力に抗して回転軸心周りの他方側に回転させた状態で上記凹部に収容保持された上記電極におけるシャンク装着側の側面に当接して上記回転体の回転軸心周りの一方側への回転を規制する回転規制部材とを備え
    該回転規制部材における回転軸心周りの他方側には、回転軸心周りの一方側よりも反回転体の面が回転体側に位置する段差状をなし、上記シャンク先端に電極を装着する際、当該シャンク先端との干渉を回避する干渉回避部が形成されていることを特徴とするスポット溶接用電極格納装置。
  2. 請求項1に記載のスポット溶接用電極格納装置において、
    上記各凹部の内周面には、当該凹部に挿入した上記電極の外周面全周に亘って接触する可撓性リング部材が取り付けられていることを特徴とするスポット溶接用電極格納装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスポット溶接用電極格納装置において、
    上記凹部は、回転軸心方向一方側に開口し、且つ、回転軸心周りに並設された複数の第1凹部と、回転軸心方向他方側に開口し、且つ、回転軸心周りに並設された複数の第2凹部とを備え、
    上記各第1凹部と各第2凹部とは、回転軸心方向に対称となっていることを特徴とするスポット溶接用電極格納装置。
JP2014531797A 2014-04-17 2014-04-17 スポット溶接用電極格納装置 Active JP5859661B1 (ja)

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