JP3820858B2 - 溶接ガンのチップ交換装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、スポット溶接機の電極チップの交換を行う溶接ガンのチップ交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にスポット溶接では重ね合わされた被溶接材を1対のチップで加圧(押圧力2000〜3000N)して電流通路を確保しており、溶接打点数が増えるにつれて、チップの先端形状は溶接時の大電流による発熱と加圧力によって変形、損耗し十分な溶接品質が得られなくなる。そのため、溶接打点数に応じて溶接電流のステップアップを行っている。また、溶接電流の上限に至ると、生産ラインを停止してチップを自動研磨するか、取り外して新品、或いは研磨したものと交換してチップの先端形状の確保を行っている。
【0003】
ところで、近年被溶接材が高防錆化等の化学処理材が使われるようになってきて、電極チップの損耗が早くなり交換頻度が増える傾向にあり、生産ラインを止めてチップを交換することは現状に合わない。生産ラインを止めずにチップを交換するには、溶接作業終了から次の溶接の開始まで(例えばワーク搬送時間)の間に行わなければならない。が、この時間は短いもので数秒のものがある。
【0004】
そこで、電極チップの自動交換装置として、例えば特開平11−90646号公報がある。これによると、図11に示すように、ロボットアームにより電極チップの付いた溶接ガンのシャンク先端部1Aを挟持中心Oに位置決めするだけで、直動アクチュエーター5によってリンク機構4が所定の範囲揺動することにより、電極チップがチャック爪2A,2Bによって挟持され、チャック爪2A,2Bが回動されることでチップが緩められ、シャンク先端部より取り外される。続いて弾性体6の反発力により支持部材3とともにチップ供給手段9が揺動しチップが前記位置決め位置である挟持中心Oで取り付けられる。前記チップ交換装置によれば、チップの取り外しと、チップの取り付けが同位置で行われるため溶接ガンの位置移動に時間がかからないというメリットがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特開平11−90646号公報の方式では、チップとシャンク先端部の嵌着が強い場合には取り外しが不確実であり、チャック爪の回動に時間を要する場合があった。また、圧力の微妙な調整が難しく、圧力が強すぎても弱すぎても取り外しができない、チップ表面に傷が付くといった問題があった。さらに、リンク機構や弾性体の動きの特性として、チップ供給手段の揺動位置がずれ易いといった問題もあった。これらの原因によりチップの交換に時間を要した。
【0006】
従って、本発明の目的は、溶接ガンを定位置に固定した状態で上下一対のチップの取り外しと装着を行うことによりチップの交換に要する時間を短縮した溶接ガンの電極チップ交換装置の構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明では、溶接ガンのシャンク先端部に嵌着された上下一対のチップを取り外すチップ取り外し装置と、チップを有するチップ装着装置とを備え、チップ取り外し装置により溶接ガンのシャンク先端部に嵌着された上下一対のチップを取り外し、チップ装着装置のチップを前記シャンク先端部に装着する溶接ガンのチップ交換装置において、前記溶接ガンは、前記シャンクが離間状態の該溶接ガンを固定する定位置へ移動可能であり、前記シャンクは嵌着された前記チップとの間に隙間を有し、 前記チップ取り外し装置は、上下反転の対構造であり、該チップ取り外し装置を前進させる駆動源と、該チップ取り外し装置の前進により前記隙間に挿入可能なチップ取り外し具とを有し、前記チップ装着装置は、チップを把持する把持具からなる装着部を備えた上下反転の対構造であり、前記定位置における離間された前記シャンクの間に位置し、前記チップ取り外し装置と前記チップ装着装置は連結され、かつ、前記駆動源により往復動され、前記チップ装着装置へ連続的に上下一対のチップを供給する上下反転の対構造のチップ供給装置を備え、前記チップ供給装置は前記装着部へ前記チップを受け渡す受渡部を備え、前記把持具は、前記チップ取り外し装置の前進により前記チップ供給装置の受渡部へ進入する把持具であり、前記定位置にて、前記チップ取り外し具により前記シャンク先端に嵌着された上下一対のチップをシャンクが離間した状態で同時に取り外し、前記定位置における前記溶接ガンの加圧動作により前記チップ装着装置の上下一対のチップを前記シャンクに同時に装着させ、前記チップ供給装置から前記装着部へのチップの受け渡しは、前記シャンクからのチップの取り外しとともに、前記駆動源による前記チップ取り外し装置と前記チップ装着装置の1回の前進により行われ、前記チップの取り外しと装着は前記チップ取り外し具の一回の往復動と溶接ガンの一回の加圧動作により完了することを要旨とする。前記構造によると、溶接ガンがシャンクの離間状態で、定位置にて、前記チップ取り外し装置の前進により前記チップとシャンクの間の隙間に前記チップ取り外し具が挿入されて取り外しが行われる。さらに前記チップ取り外し装置の後退完了後チップへの溶接ガンの加圧動作によりチップが装着される。これにより、溶接ガンを定位置に固定した後、前記チップ取り外し具の一回の往復動と溶接ガンの一回の加圧動作により、前記チップの取り外しと装着が完結する。前記構造によると、チップ収納箱からフィーダーチューブにより送られてきたチップが前記チップ装着装置の把持具に供給され、連続的なチップの供給が可能となる。
【0012】
請求項の発明では、請求項記載の溶接ガンのチップ交換装置において、前記受渡部が、2枚の波形の板バネからなる把持具であり、板バネの先端部が受け渡し方向に開放されており、前記チップ装着装置における前記把持具は2枚の波形の板バネからなり、板バネの先端部が受け渡し方向に開放されており、前記チップ供給装置の板バネ先端部の開放幅が前記装着部の板バネ先端部の開放幅より大きいことを要旨とする。
【0013】
前記構造によると、前記チップ供給装置から前記チップ装着装置へのチップの移動は、前記チップ供給装置の前記受渡部の2枚の波形の板バネとチップとの間の隙間に、前記装着部の波形の板バネが挿入されチップを挟持し、チップが前記装着部の板バネに挟持されたまま前記受渡部の板バネから抜き取られることで前記装着部へ移動する。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第一実施例)
(構造)
以下、図1〜4を参照して本発明の第一実施例について説明する。第一実施例によるチップ交換装置は、チップ取り外し装置10、チップ装着装置11、チップ供給装置12から構成され、チップ取り外し装置10とチップ装着装置11が連結されている。
(チップ取り外し装置)チップ取り外し装置10では、チップ取り外し具であるてこ式レバー13の爪部13Aの先端にはシャンク19とチップ18の間の隙間20に挿入可能な平面視U字状のU字溝が形成されており、さらに、てこ式レバー13の側面は2枚のガイド板14により挟持されている。ガイド板14には2つのカム穴15が設けられており、てこ式レバー13に形成された2つのカム係合突起部16がそれぞれのカム穴15内を移動可能にカム穴15に係合されている。前記2つのカム係合突起部16が、それぞれ2つのカム穴15内を移動することで、てこ式レバー13が傾動する構造となっている。また、図4(イ)に示すようにてこ式レバー13は弾性部材であるバネ38によってカム穴15の上部に押さえつけられている。さらにてこ式レバー13、ガイド板14及びバネ38より構成されるカム機構17は支持板27と共に、駆動手段としてのエアシリンダ21のピストンロッド22の先端に組付けられ、エアシリンダ21の伸縮動作により往復動が可能である。
【0021】
前記チップ取り外し装置10は、上下一対のチップ18の交換に対応するため上下反転の対構造である。
(チップ装着装置)チップ装着装置11の上側装着部23A及び下側装着部23Bは、それぞれ2枚の波形の板バネ24A,24Bよりなる把持具である。前記支持板27と連結している基板26を挟んで前記板バネ24A、24Bが左右各2組のビス25により幅広面を向かい合わせて基26に連結されており、前記板バネ24A、24Bの間にチップ18が縦方向に挟まれる構造となっている。前記板バネ24A、24Bの先端部はチップ供給装置12の上側受渡部28A、及び下側受渡部28B方向にわずかに八の字に開放されている。チップ装着装置11も、チップ取り外し装置10同様、上下一対のチップ18の交換に対応するため上下反転の対構造である。基板26上の上側装着部23Aと下側装着部23Bの境界には上下のチップ18の頭部を支持するための凸部26Aが設けられている。
【0022】
チップ装着装置11は、支持板27によってチップ取り外し装置10のガイド板14の一方と重ねあわせて接合されており、これによりチップ装着装置11とチップ取り外し装置10はエアシリンダ21のスライドにより一体として往復動が可能となっている。
(チップ供給装置)チップ供給装置12の上側受渡部28A及び下側受渡部28Bは上側装着部23A及び下側装着部23B同様、それぞれ2枚の波形の板バネ30A及び30Bよりなる把持具である。供給側の基板29を挟んで前記板バネ30A及び30Bが、左右各4組のビス25により幅広面を向かい合わせて基29に連結されており、前記板バネ30A、30Bの間にチップ18が縦方向に挟まれる構造となっている。板バネ30A、30Bの先端部はチップ装着装置11の上側装着部23A、及び下側装着部23B方向にわずかに八の字に開放されている。さらに、板バネ30A、30Bの先端部の開放幅は上側装着部23A及び下側装着部23Bの板バネ24A、24Bの先端部の開放幅より大きくなっている。チップ供給装置12も、チップ取り外し装置10同様、上下一対のチップ18の交換に対応するため上側受渡部28A及び下側受渡部28Bについては上下反転の対構造であり。上側受渡部28Aと下側受渡部28Bの境界には、上下のチップ18の位置規制をするための凸部29Aが設けられている。(尚、チップ装着装置11側の凸部26Aに接触しないように供給装置側の凸部29Aには凹部29Bが設けられており、シリンダ前進端で装着装置凸部26Aと供給装置凹部29Bが接触することなく、不必要な衝撃が生じないようになっている。)
上側受渡部28A及び下側受渡部28Bにはチップ収納箱(図示しない)と上側フィーダーチューブ(図示しない)及び下側フィーダーチューブ(図示しない)からなるパーツフィーダーによりチップ18が送り込まれる構造となっている。詳しくは、上側受渡部28Aには、基板29内に縦方向に設けられた上側チップ供給管32の下側端が開口しており、さらに上側チップ供給管32の上方端には上側フィーダー接続部39Aを介して上側フィーダーチューブの一端が接続している。
【0023】
下側受渡部28Bには、基板29内に縦方向に設けられた下側チップの上昇管33の上側端が開口しており上昇管33の下方端にはエアシリンダ34が設置されている。エアシリンダ34のロッド頭部37は上昇管33内を移動可能である。さらに上昇管33の中間部には下側チップ供給管35が斜めに連結されており、下側チップ供給管35の他方端は、基29の上端に開口しているとともに、下側フィーダー接続部39Bを介して下側フィーダーチューブの一端が連続している。上側フィーダーチューブ及び下側フィーダーチューブの他端はチップ収納箱に連続しており、チップ18がチップ収納箱から向きを一定にされて一個づつ送り出される構造になっている。
【0024】
尚、図面の符号については、上側、下側が上下反転の対構造になっている部分につき一部省略した。
【0025】
(作用)次に、上記第一実施例のチップ交換装置の作用を説明する。
(溶接ガン定位置到着)電極チップを交換する必要が生じた場合、図示しない溶接ロボットにより、てこ式レバー13の前方にチップ18が配置されるように溶接ガン(図示しない)が定位置に移動する。その際、溶接ガンは圧力を開放し、シャンク19が開いた、シャンク19の離間状態である(図1と図4(イ)参照)。(チップ到着)下側フィーダーチューブから上昇管33内のチップの上昇用のエアシリンダ34上に送り込まれたチップ18は、チップ上昇用エアシリンダ34ロッド頭部37により押し上げられ、チップ供給装置12の下側受渡部28Bに到着する。また、上側フィーダーチューブから、上側受渡部28Aにチップ18が到着する。(チップ取り外し)エアシリンダ21のピストンロッド22が前進し、図2と図4(ロ)に示すように、カム機構17に取り付けてあるてこ式レバー13の先端爪部13Aが、溶接ガンのシャンク19とチップ18の間の隙間20に挿入され、てこ式レバー13の爪部13AのU字溝がシャンク19の首部にぶつかる。すると、てこ式レバー13がシャンク19首部より反力を受ける。この反力とピストンロッド22がさらに前進しようという力によりバネ38が伸ばされ、2つのカム係合突起部16が、前記カム穴15内を移動する事によりてこ式レバー13が傾動し、チップ18の肩部をてこの作用点としたてこの作用により、てこ式レバー13の爪部13Aの高さは一定のまま傾きが変化してチップ18がこじられる。これによりシャンク19からチップ18が取り外される。尚、溶接時の大電流による発熱の温度を下げるためシャンク19及びチップ18に冷却水の流路が設けられている。チップ18取り外し時には冷却水が漏れないように冷却水からエアに切り替えられるが、このエアの圧力の変化をセンサにより感知してチップ18がシャンク19から取り外されたかどうかの確認が行われる。
(チップ受渡)エアシリンダ21の前進時、チップ装着装置11の上側装着部23A及び下側装着部23Bの板バネ24A、24Bがチップ供給装置12の上側受渡部28A及び下側受渡部28Bの板バネ30A、30Bをそれぞれ押し拡げて進入し、前記板バネ30A,30Bがそれぞれチップ18の間にさし込まれ、エアシリンダ21の前進端で前記板バネ30A、30Bによりチップ18が完全に掴みとられる。
(チップ定位置セット)上側装着部28A及び下側装着部28Bの板バネ24A、24Bがそれぞれチップ18を掴んだまま、エアシリンダ21が後退しエアシリンダ21の後退端まで板バネ24A、24Bがチップ18を搬送する。
(チップ取り付け)図3に示すようにエアシリンダ21後退端位置において溶接ガンが圧力を開放し、シャンク19の離間状態で待機しており、溶接ガンの上側装着部23A及び下側装着部23Bへの加圧動作により、溶接ガンの上下のシャンク19とそれぞれのチップ18が嵌着される。この時、凸部26Aが両チップ18によって挟圧される構造となる。
【0026】
(効果)
次に、本実施例の効果を以下に記載する。
(1)溶接ガンを定位置に固定した後、チップ取り外し装置10の一回の往復動と溶接ガンの一回の加圧により、上下一対のチップ18の取り外しと装着が完結しチップ18の取り換えに所要する時間を短縮することが可能となる。
(2)チップ取り外し装置10とチップ装着装置11が連結され、往復動するため、駆動源を1つにすることができ、単純な前後方向の動作であるため、駆動源の動力が比較的小さくてすむ。さらに、単純な往復動であるためチップ装着装置11の位置決めが安定するという利点もある。
(3)収納箱と上側フィーダーチューブ及び下側フィーダーチューブからなるパーツフィーダーによる連続供給が行われるため、カートリッジのようにチップ18の収納数に限定がなくチップ18の多量かつ迅速な交換に対応することが可能である。
【0027】
さらに、以下の一連の作業を行うチップ研磨機として機能させることも可能である。まず、多点の溶接により変形、損耗した研磨を要するチップ18をラインから集め本実施例のチップ交換装置のパーツフィーダーの収納箱に入れる。上下一対づつのチップ18がフィーダーチューブにより収納箱から上側受渡部及び下側受渡部さらに装着部へ送られ、そこで溶接ガンの加圧によりシャンク19に取り付けられる。さらに溶接ガンを定位置から第2位置に移動しそこで研磨機による研磨を行う。研磨されたチップ18を再び溶接ガンを定位置へと移動させて取り外し装置で取り外して回収する。
(4)上側受渡部28A及び下側受渡部28Bから上側装着部23A及び下側装着部23Bへは板バネ式の把持具による受渡しが行われるが、これにより簡素な構造による確実な受渡しが可能である。
(5)本実施例によれば、カム機構17によりてこ式レバー13が傾動することで取り外しが行われるため、例えば楔式のように取り外し具が前進するだけの場合と比較してピストンのストロークが短くてすみ、取り外し時間の短縮が図れる。また、例えば、特開平11−90646号公報のチップ18を挟持して回動する構造と比べ、チップ18を挟持する圧力微妙な調整の必要がなくカム機構17の構成は単純であるが取り外しの確実性が高いといえる。
【0028】
(第二実施例)
(構造)
以下図5,6を参照して説明する。本実施例は、チップ取り外し装置10、チップ装着装置11からなる。第一実施例ではチップ装着装置11が板バネ式の把持具であり、チップ供給装置12はパーツフィーダーであったが、本実施例ではチップ装着装置11が複数の収納部を有するカートリッジ60であり、チップ供給装置12を備えない。尚、チップ取り外し装置10については、実施例1と同様であるので説明を省略する。
【0029】
図5に示すカートリッジ60は、簡単に説明すると、うず巻きバネ62の回転力により回転する上下一対の円筒61が、三枚の仕切り板64A、64B、64Cとスペーサ65の間に組み込まれたものである。
円筒61は金属素材からなり、チップ18の収納部である。前記円筒61は、本実施例においてはチップ18が11個、縦置きで円筒61の内周面に沿って収納可能な高さと直径を有している。円筒61中心部にはうず巻きバネ62が置かれている。
前記うず巻きバネ62の中心端には中心軸63が取り付けられている。前記中心軸63の上端は、上部の仕切り板64A上方に突き出しており、その突き出し部分にはうずまきバネ62の弾性エネルギーを貯えるため時計回りに回転するラチェット70が取り付けられている。さらに、上部の仕切り板64Aには、前記ラチェット70の回転を規制するための爪73が取り付けられており、ラチェット70の動きにつれて回動可能となっている。前記ラチェット70を回転させることで貯えられた弾性エネルギーによりうず巻きバネ62は、円筒61を時計回りに付勢し、回転させる。
さらに、チップ18はうず巻バネ62の外周方向への押圧力により、円筒61の内周面に押さえつけられている。うず巻きバネ62の押圧力は下側の収納部内のチップ18が落下せず、かつチップ18が嵌着したシャンク19を上側装着部23A及び下側装着部23Bから抜き取ることが可能な強さである。
【0030】
上部の仕切り板64A、64B、64Cは、ほぼ正方形の形状をしており、上部の仕切り板64Aと中間部の仕切り板64Bの間、中間部の仕切り板64Bと下部の仕切り板64Cの間のそれぞれの4隅にはスペーサ65(計8本)が挟まれており、ボルト(図示しない)によって固定されている。ボルトは仕切り板64A,64B、64Cのボルト孔69とスペーサ65内を貫通してカートリッジ60を固定している。
円筒61は、仕切り板64A、64B、64C、とスペーサ65の間に回転可能に組み付けられている。この時、スペーサ65の高さは、円筒61の高さより高くされており、このため組み付けられた状態でも円筒61は仕切り板64A、64B、64Cの間で回転可能である。(尚、うず巻きバネ62の回転力と外周方向への押圧力を適宜に調整することにより、円筒61を固定し、内部のチップ18だけがうず巻バネ62により押し出されて回転移動する構造とすることも可能である。)
上部の仕切り板64Aと下部の仕切り板64Cには、収納されたチップ18の嵌着側に沿ってそれぞれの外周に連続してほぼチップ18の2個分の装着口66が形成されている。装着口66の時計回り方向にはL字型のチップ止め67がビス68によって取り付けられている。このチップ止め67によりチップ18がシャンク19と共に抜き取られた後、次のチップ18が上側装着部23A及び下側装着部23Bで止められて次の装着に備えられる。
カートリッジ60へのチップ18の収納は、爪73を離してラチェット70を緩み側へ回転させた後、うず巻きバネ62を緩めた状態で装着口66からチップ18を挿入し、挿入完了後、中心軸63を工具により回動させてうず巻バネ62に弾性エネルギーを貯え、ラチェット70を爪73により固定することにより行われる。
さらに、図6に示すようにカートリッジ60は、カートリッジ収納容器74に納められ支持棒76により支持され、シャンク19の離間状態で、定位置にて、溶接ガンの間に位置する構造となっている。(尚、チップの取り外し装置10により取り外されたチップ18がカートリッジ60上に落下してくるなどの問題を回避するため、カートリッジ60の位置は必ずしも固定されている必要はなく、移動可能な構造として、チップ装着時に前記上下溶接ガンの間に位置させるようにしても実施可能である。
尚、図面の符号は図面下側の重複する部分について一部省略した。
【0031】
(作用)
本実施例の作用は、チップ取り外し装置10の動作は基本的には実施例1と同様である。但し、チップ取り外し装置10とチップ装着装置11が連結されていないため両者が一体として移動することはなく、チップ取り外し装置10のみがエアシリンダ21により前進する。
(チップ取り付け)
エアシリンダ21が後退すると、チップ18が取り外され、シャンク19の離間状態で、定位置にある溶接ガンがカートリッジ60内のチップ18へ加圧動作を行う。これにより、溶接ガンのシャンク19とチップ18が嵌着され取り付けがなされる。
(チップ供給)
チップ18が溶接ガンと共にカートリッジ60外に抜き取られると、うず巻きバネ62の回転力により、円筒61が回転しカートリッジ奥からチップ18が上側装着部23A及び下側装着部23Bにそれぞれ到着し、次の装着の準備が行われる。
【0032】
(効果)
第二実施例においては、第一実施例の(1)、及び(5)の効果のほかに次の効果がある。
(1)チップ装着装置11にカートリッジ60を採用するため、チップ装着装置11とチップ供給装置12の両者を備えなければならない実施例1のパーツフィーダー式と異なりチップ供給装置12が不要である。従って、構造がコンパクトかつ安価である。また、実際のラインにおいて、一台の溶接ガンのチップ18の交換頻度は6〜8個/1日であり、本実施例のカートリッジはチップ18が11個収納できるため、ラインにおけるチップ交換機として機能させるのに適している。
【0033】
(第三実施例)
(構造)
以下、図7を参照して説明する。本実施例はチップ取り外し装置10、チップ装着装置11及びチップ供給装置12よりなり、チップ取り外し装置10とチップ装着装置11は連結されている。第一実施例ではチップ取り外し装置10はカム式であったが本実施例においては、チップ取り外し装置10は楔式である。チップ装着装置11及びチップ供給装置12(図示しない)については第一実施例と同様であるので説明を省略する。
【0034】
図7の(イ)に示すようにチップ取り外し装置10において、チップ取り外し具は楔51Aの先端部を持つ楔式取り外し棒51である。楔51Aの傾斜面は上下の楔51Aの傾斜面が向かい合うように設けられている。これにより楔51をチップ18に差し込んだときに上側の楔51Aの傾斜面は上側のチップ18の肩部に接し、下側の楔51Aの傾斜面は下側のチップ18の肩部に接する。さらに、図7(ロ)に示すように、その楔51A先端には、チップ18とシャンク19の間の隙間20の間に嵌め込み可能な前面開放の長穴が形成されている。
また、チップ取り外し棒51の後方端は、ほぼT字型の基盤52を介して駆動手段としてのエアシリンダ21のピストンロッド22に組付けられている。これによりエアシリンダ21の駆動によって楔式取り外し棒51が往復動可能な構成となっている。
【0035】
(作用)
前記の構成による作用について以下説明する。尚、チップ装着装置11及びチップ供給装置12の動作は第一実施例と同様である。
【0036】
(チップ取り外し)
エアシリンダ21が前進し楔式取り外し棒51の先端部の楔51Aが、溶接ガンのシャンク19とチップ18の間の隙間20に挿入される。楔51Aの傾斜面はチップ18の肩部に接し、楔51Aが前進するにつれて、上側のチップ18は前記傾斜面により押し上げられ、下側のチップ18は前記傾斜面により押し下げられる。これにより、楔51Aの傾斜面がチップ18とシャンク19の隙間を徐々に広げシャンク19からチップ18が取り外される。
【0037】
(効果)
第三実施例においては、第一実施例(1)、(2)、(3)及び(4)の効果のほかに次の効果がある。
(1)本実施例によれば、楔式取り外し棒51を採用するため、カム機構17に比べ構造が簡素である。
【0038】
(第四実施例)
(構造)以下、図8及び9を参照して説明する。本実施例はチップ取り外し装置10、チップ装着装置11及びチップ供給装置12よりなり、チップ取り外し装置10とチップ装着装置11は連結されている。第一実施例ではチップ供給装置12はパーツフィーダーであったが、本実施例はチップ供給装置12がカートリッジ60である。また、第二実施例ではチップ装着装置11がカートリッジ60であったが、本実施例ではチップ供給装置12がカートリッジ60である。尚、チップ取り外し装置10及びチップ装着装置11の構造については第一実施例と同様であるので説明を省略する。図8に示すように、カートリッジ60は、カートリッジ収納容器74に収納され支持棒76により固定されて、チップ取り外し装置10とチップ装着装置11の進行方向前方に位置している。カートリッジ60の基本的構造は実施例2と同様であるが、以下の点で異なる。まず、実施例2では円筒61がチップ18を収納した状態で回転したが、本実施例では円筒61が仕切り板64A、64B及び64Cとスペーサ65の間に固定されているため円筒61自体は回転せず、内部のチップ18のみがうず巻きバネ62の回転力により押されて円筒61外周に沿って時計回りに移動する構造となっている。また、第二実施例の図5に示すような装着口66は形成されておらず、その代わりに図9で示すように円筒61のチップ装着装置11方向の壁面にチップ1個分の抜け穴75が設けられている。さらに抜け穴75に連続して円筒半径方向外向きに上側受渡部28A及び下側受渡部28B(図示しない)が設けられている。上側受渡部28A及び下側受渡部28Bは上側装着部23A及び下側装着部23B同様、2枚の波形の板バネ30A、30B(板バネ30Bは図示しない)よりなる把持具であり、板バネ30A,30Bがそれぞれ抜け穴75の左右側面に沿って嵌め込まれ溶接されている(これは適宜ビス止めとすることも可能である)。これにより、上側受渡部28A及び下側受渡部28Bが円筒61外部に突出した形で形成されている。うず巻きバネ62の回転力と上側受渡部28A及び下側受渡部28Bの板バネ30A,30Bの挟持力を適宜調整することにより円筒61内部から上側受渡部28A及び下側受渡部28Bにチップ18が1個づつ送り出される構造になっている。
【0039】
(作用) 前記の構成による作用について以下説明する。尚、チップ取り外し装置10及びチップ装着装置11の動作及びバネ式の把持具によるチップ受渡は第一実施例と同様である。
(チップ供給)チップ18の受渡により、チップ18が上側受渡部28A及び下側受渡部28Bから取り出され上側装着部23A及び下側装着部及びへ移動すると、上側受渡部28A及び下側受渡部28Bの板バネ30A、30Bの間に円筒61内部からチップ18がうず巻バネ62の回転力により押し出されて挟持され、次の装着の準備が行われる。
【0040】
(効果)
第4実施例によれば、第一実施例の(1)、(2)、(4)及び(5)の効果のほかに次の効果がある。
(1)チップ供給装置12にカートリッジ60を採用するためコンパクトであり、チップ供給装置12にスペースが十分に取れない場合に適する。また、パーツフィーダーと比べ構造が簡素といえる。
【0041】
(第五実施例)
(構造)
以下図10を参照して説明する。本実施例はチップ取り外し装置10及びチップ装着装置11よりなり両者は連結されている。第一実施例ではチップ装着装置11は把持具であったが、本実施例ではカートリッジ60の場合であり、第二実施例では独立であったチップ取り外し装置10とチップ装着装置11が連結されていることに特徴がある。図10に示すようにカートリッジ式のチップ装着装置11は、支持板27によってチップ取り外し装置10のガイド板14の一方と重ねあわせて接合されている。尚、チップ取り外し装置10の構造は第一実施例と同様であり、チップ装着装置11の構造は第二実施例と同様であるので説明を省略する。
【0042】
(作用)
前記の構成によると、チップ取り外し装置10の動作は第一実施例と同様であり、チップ装着装置11の動作は第一実施例と同様である。但し、チップ装着装置11とチップ取り外し装置10はエアシリンダ21の伸縮動作により一体として往復動が可能となっている。
【0043】
(効果)
第五実施例によれば、第一実施例の(1)、(2)及び(5)の効果のほかに第二実施例(1)の効果がある。
【0044】
尚、本発明において実施の形態は上記実施の形態に限らず、以下のように変更してもよい。
第一実施例第三実施例及び第四実施例では、チップ取り外し装置10とチップ装着装置11は連結されているがチップ取り外し時にチップ装着装置11がチップの取り外しの邪魔にならない位置にあり、チップ装着時に上下溶接ガンの間にチップ装着装置11があれば、両者10、11は連結されず独立して移動可能な構造でも実施可能である。
○カートリッジ60の形態は第ニ実施例第四実施例及び第五実施例では円型であるが、例えばチップ18を直列状に配置収納する縦形等その形状を換えても同様に実施可能である。
○チップ取り外し装置10は実施例ではカム式、楔式であるが、これらの構造に限るものではない。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果がある。請求項1記載の発明によれば、シャンクが離間状態にある溶接ガンを定位置に固定した後、チップ取り外し装置の一回の往復動と溶接ガンの一回の加圧により、シャンクが離間状態での上下一対のチップの取り外しと、一回の加圧によるチップの装着が完結しチップの取り換えに所要する時間を短縮することが可能となる。チップ供給装置からチップ装着装置における装着部へのチップの受け渡しは、シャンクからのチップの取り外しとともに、駆動源によるチップ取り外し装置とチップ装着装置の1回の前進により行うことができる。
例えば収納箱と上側フィーダーチューブ及び下側フィーダーチューブからなるパーツフィーダーによる連続供給が行われるため、チップの多量かつ迅速な交換に対応することが可能である。
請求項2記載の発明によれば、板バネ式の把持具による受渡しは簡素な構造による受渡しということが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における、自動チップ交換装置の溶接ガン定位置到着時の斜視図である。
【図2】実施例1における、自動チップ交換装置のチップ取り外し及びチップ受渡時の斜視図である。
【図3】実施例1における、自動チップ交換装置のチップ取り付け時の斜視図である。
【図4】実施例1における、カム機構の作用説明図である。(イ)は溶接ガン定位置到着時(ロ)はチップ取り外し及びチップ受渡時である。
【図5】実施例2における、自動チップ交換装置のカートリッジ部分の透視図である。
【図6】実施例2における、自動チップ交換装置の斜視図である。
【図7】実施例3における、自動チップ交換装置に関する図である。(イ)は側面図であり、(ロ)は(イ)の楔部分を上から見た図である。
【図8】実施例4における、自動チップ交換装置の斜視図である。
【図9】実施例4における、自動チップ交換装置の平面図である。
【図10】実施例5における、自動チップ交換装置の斜視図である。
【図11】従来技術における、交換装置の斜視図である。
【符号の説明】
10 チップ取り外し装置、 11 チップ装着装置、12 チップ供給装置13 てこ式レバー、 14 ガイド板、 15 カム穴、 17 カム機構、18 チップ、 19 シャンク、 20 隙間、21 エアシリンダ、22 ピストンロッド、23 装着部、28 受渡部、 51 楔式取り外し棒、 60 カートリッジ、 61 円筒、 62 うず巻きバネ、 63 中心軸、 64 仕切り板、 65 スペーサ、 66 装着口、 67 チップ止め、 70 ラチェット、 73 爪、76支持棒。

Claims (2)

  1. 溶接ガンのシャンク先端部に嵌着された上下一対のチップを取り外すチップ取り外し装置と、チップを有するチップ装着装置とを備え、チップ取り外し装置により溶接ガンのシャンク先端部に嵌着された上下一対のチップを取り外し、チップ装着装置のチップを前記シャンク先端部に装着する溶接ガンのチップ交換装置において、
    前記溶接ガンは、前記シャンクが離間状態の該溶接ガンを固定する定位置へ移動可能であり、
    前記シャンクは嵌着された前記チップとの間に隙間を有し、
    前記チップ取り外し装置は、上下反転の対構造であり、該チップ取り外し装置を前進させる駆動源と、該チップ取り外し装置の前進により前記隙間に挿入可能なチップ取り外し具とを有し、
    前記チップ装着装置は、チップを把持する把持具からなる装着部を備えた上下反転の対構造であり、前記定位置における離間された前記シャンクの間に位置し、
    前記チップ取り外し装置と前記チップ装着装置は連結され、かつ、前記駆動源により往復動され、
    前記チップ装着装置へ連続的に上下一対のチップを供給する上下反転の対構造のチップ供給装置を備え、
    前記チップ供給装置は前記装着部へ前記チップを受け渡す受渡部を備え、
    前記把持具は、前記チップ取り外し装置の前進により前記チップ供給装置の受渡部へ進入する把持具であり、
    前記定位置にて、前記チップ取り外し具により前記シャンク先端に嵌着された上下一対のチップをシャンクが離間した状態で同時に取り外し、
    前記定位置における前記溶接ガンの加圧動作により前記チップ装着装置の上下一対のチップを前記シャンクに同時に装着させ
    前記チップ供給装置から前記装着部へのチップの受け渡しは、前記シャンクからのチップの取り外しとともに、前記駆動源による前記チップ取り外し装置と前記チップ装着装置の1回の前進により行われ、
    前記チップの取り外しと装着は前記チップ取り外し具の一回の往復動と溶接ガンの一回の加圧動作により完了することを特徴とする溶接ガンのチップ交換装置。
  2. 請求項1記載の溶接ガンのチップ交換装置において、
    前記受渡部が、2枚の波形の板バネからなる把持具であり、板バネの先端部が受け渡し方向に開放されており、
    前記チップ装着装置における前記把持具は2枚の波形の板バネからなり、板バネの先端部が受け渡し方向に開放されており、
    前記チップ供給装置の板バネ先端部の開放幅が前記装着部の板バネ先端部の開放幅より大きいことを特徴とする溶接ガンのチップ交換装置。
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