JP5849500B2 - リアクーリングユニットの仮保持構造 - Google Patents
リアクーリングユニットの仮保持構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5849500B2 JP5849500B2 JP2011167849A JP2011167849A JP5849500B2 JP 5849500 B2 JP5849500 B2 JP 5849500B2 JP 2011167849 A JP2011167849 A JP 2011167849A JP 2011167849 A JP2011167849 A JP 2011167849A JP 5849500 B2 JP5849500 B2 JP 5849500B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling unit
- rear cooling
- vehicle
- engaged
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
車両の天井部にリアクーリングユニットが仮保持されるリアクーリングユニットの仮保持構造に関する。
従来、上記のリアクーリングユニットの仮保持構造は、特許文献1に開示されているように、吊下げ形リアクーラー(以下、「リアクーリングユニット」と称する)の上面に、上端に係止部を備えた仮保持爪を樹脂で一体に成形し、車体側に設けた取り付け板に穿設した鍵穴状の孔に仮保持爪を差込んで係止するよう構成されていた。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、リアクーリングユニットの仮保持作業の作業性を向上させることができるリアクーリングユニットの仮保持構造を提供する点にある。
車両の天井部にリアクーリングユニットが仮保持されるリアクーリングユニットの仮保持構造であって、
前記リアクーリングユニットの左右両側部に係合部が設けられ、
前記係合部が係合する被係合部を備えたサイドブラケットが前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記左右一対のサイドブラケットの被係合部は、車幅方向内側が開口するフック状に形成され、
前記リアクーリングユニットを前記天井部側に押し上げて、前記係合部で前記被係合部を下から押圧すると、前記左右一対のサイドブラケットが弾性変形して、前記左右一対の被係合部の開口部が互いに離間し、
さらに前記リアクーリングユニットを押し上げると、前記被係合部が前記係合部を乗り越え、前記左右一対のサイドブラケットが弾性復元するとともに、前記左右一対の被係合部の開口部の間隔が元の間隔に戻り、
前記リアクーリングユニットを支える力を除くことにより前記係合部が前記被係合部に係合し、
前記リアクーリングユニットの左右両側部に第2の係合部が設けられ、
前記第2の係合部に係合する第2の被係合部が前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記左右一対のサイドブラケットのフック状の被係合部は車両前後方向両側にも開口し、
前記係合部を前記被係合部に対してスライド移動させることで、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除されるよう構成され、
前記左右一対のサイドブラケットを弾性変形させて前記左右一対の被係合部の開口部を互いに離間させることで、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除されるよう構成され、
前記係合部は前記リアクーリングユニットの車両後方側の両側部に設けられ、
前記第2の係合部は、前記リアクーリングユニットの車両前方側の両側部に設けられ、
前記第2の被係合部は車両後方側が開口するフック状に形成され、
仮保持状態の前記リアクーリングユニットの車両後方側への位置変更を許す空間が前記リアクーリングユニットの周りに形成され、前記仮保持状態のリアクーリングユニットを車両後方側に位置変更させるに伴って、前記係合部が前記被係合部に対して車両後方側にスライド移動するとともに、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除される点にある。(請求項1)
上記の構成によれば、作業者は複雑な動作をすることなく、リアクーリングユニットを車両の天井部側に押し上げてリアクーリングユニットを支える力を除くだけの簡易な動作でリアクーリングユニットを天井部に仮保持させることができ、リアクーリングユニットの仮保持作業の作業性を向上させることができる。(請求項1)
さらに前記リアクーリングユニットの車両後方側の端部を押し上げると、前記被係合部が前記係合部を乗り越え、前記左右一対のサイドブラケットが弾性復元するとともに、前記左右一対の被係合部の開口部の間隔が元の間隔に戻り、リアクーリングユニットを支える力を除くことにより前記係合部が前記被係合部に係合する。これにより、リアクーリングユニットが車両の天井部に仮保持される。
そして、リアクーリングユニットを車両の天井部に合計4箇所で仮保持することができ、安定した精度の高い組み付けが可能となる。
このように、リアクーリングユニットの車両前方側の両側部に設けられた左右一対の第2の係合部を、天井部に設けられた左右一対の第2の被係合部に各別に係合させ、リアクーリングユニットの車両後方側の端部を、前記第2の被係合部を支点として上方に回転させ、リアクーリングユニットを支える力を除くだけの簡易な動作でリアクーリングユニットを天井部に仮保持させることができ、例えば、リアクーリングユニット全体を水平姿勢のまま持ち上げて前記係合部を被係合部に係合させる構造に比べると、リアクーリングユニットを天井部により簡単に仮保持させることができる。
また、前記仮保持状態のリアクーリングユニットを車両後方側に位置変更させるに伴って、前記係合部が前記被係合部に対して車両後方側にスライド移動するとともに、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除される。
その後、前記左右一対のサイドブラケットを弾性変形させて前記左右一対の被係合部の開口部を互いに離間させることで、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除される。
これにより、前記仮保持状態のリアクーリングユニットの仮保持を解除することができ、仮保持解除作業を簡単に行うことができる。(請求項1)
前記第2の被係合部は開口部の奥側に縦壁を備えていると、リアクーリングユニットの車両前後方向の位置決めがより容易となる。
さらに、リアクーリングユニットの車両後方側の端部を押し上げる際の支点位置が容易にわかり、リアクーリングユニットの仮保持のための組み付け作業が簡易になる。(請求項2)
前記第2の被係合部は前記縦壁の下端部から車両後方側に延びる下壁を備え、
前記下壁の車両後方側の端部は山形状に屈曲形成されて前記第2の係合部に対するガイド部に構成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
車両の天井部にリアクーリングユニットが仮保持されるリアクーリングユニットの仮保持構造であって、
前記リアクーリングユニットの左右両側部に係合部が設けられ、
前記係合部が係合する被係合部を備えたサイドブラケットが前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記左右一対のサイドブラケットの被係合部は、車幅方向内側が開口するフック状に形成され、
前記リアクーリングユニットを前記天井部側に押し上げて、前記係合部で前記被係合部を下から押圧すると、前記左右一対のサイドブラケットが弾性変形して、前記左右一対の被係合部の開口部が互いに離間し、
さらに前記リアクーリングユニットを押し上げると、前記被係合部が前記係合部を乗り越え、前記左右一対のサイドブラケットが弾性復元するとともに、前記左右一対の被係合部の開口部の間隔が元の間隔に戻り、
前記リアクーリングユニットを支える力を除くことにより前記係合部が前記被係合部に係合し、
前記係合部は前記リアクーリングユニットの車両後方側の両側部に設けられ、
前記リアクーリングユニットの車両前方側の両側部に第2の係合部が設けられ、
前記第2の係合部に係合する第2の被係合部が前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記第2の被係合部は車両後方側が開口するフック状に形成され、
仮保持状態の前記リアクーリングユニットの車両後方側への位置変更を許す空間が前記リアクーリングユニットの周りに形成され、前記仮保持状態のリアクーリングユニットを車両後方側に位置変更させるに伴って、前記係合部が前記被係合部に対して車両後方側にスライド移動するとともに、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除され、
前記左右一対のサイドブラケットを弾性変形させて前記左右一対の被係合部の開口部を互いに離間させることで、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除されるよう構成されている点にある。(請求項4)
この構成によれば、次の作用を奏することができる。
前記リアクーリングユニットを前記天井部側に押し上げて、前記係合部で前記被係合部を下から押圧すると、前記左右一対のサイドブラケットが弾性変形して、前記左右一対の被係合部の開口部が互いに離間する。さらに前記リアクーリングユニットを押し上げると、前記被係合部が前記係合部を乗り越え、前記左右一対のサイドブラケットが弾性復元するとともに、前記左右一対の被係合部の開口部の間隔が元の間隔に戻り、リアクーリングユニットを支える力を除くことにより前記係合部が前記被係合部に係合する。これにより、リアクーリングユニットが車両の天井部に仮保持される。
上記の構成によれば、作業者は複雑な動作をすることなく、リアクーリングユニットを車両の天井部側に押し上げてリアクーリングユニットを支える力を除くだけの簡易な動作でリアクーリングユニットを天井部に仮保持させることができ、リアクーリングユニットの仮保持作業の作業性を向上させることができる。
また、リアクーリングユニットの車両前方側の両側部に設けられた第2の係合部を、天井部に設けられた左右一対の第2の被係合部に係合させて、リアクーリングユニットの車両前方側の位置を決める。この状態で、リアクーリングユニットの車両後方側の端部を天井部側に押し上げると、リアクーリングユニットが第2の被係合部を支点として上方に回転し、前記係合部が前記被係合部を下から押圧する。そして、前記左右一対のサイドブラケットが弾性変形し、前記左右一対の被係合部の開口部が互いに離間する。
さらに前記リアクーリングユニットの車両後方側の端部を押し上げると、前記被係合部が前記係合部を乗り越え、前記左右一対のサイドブラケットが弾性復元するとともに、前記左右一対の被係合部の開口部の間隔が元の間隔に戻り、リアクーリングユニットを支える力を除くことにより前記係合部が前記被係合部に係合する。これにより、リアクーリングユニットが車両の天井部に仮保持される。
そして、リアクーリングユニットを車両の天井部に合計4箇所で仮保持することができ、安定した精度の高い組み付けが可能となる。
このように、リアクーリングユニットの車両前方側の両側部に設けられた左右一対の第2の係合部を、天井部に設けられた左右一対の第2の被係合部に各別に係合させ、リアクーリングユニットの車両後方側の端部を、前記第2の被係合部を支点として上方に回転させ、リアクーリングユニットを支える力を除くだけの簡易な動作でリアクーリングユニットを天井部に仮保持させることができ、例えば、リアクーリングユニット全体を水平姿勢のまま持ち上げて前記係合部を被係合部に係合させる構造に比べると、リアクーリングユニットを天井部により簡単に仮保持させることができる。
また、前記仮保持状態のリアクーリングユニットを車両後方側に位置変更させるに伴って、前記係合部が前記被係合部に対して車両後方側にスライド移動するとともに、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除される。
その後、前記左右一対のサイドブラケットを弾性変形させて前記左右一対の被係合部の開口部を互いに離間させることで、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除される。
これにより、前記仮保持状態のリアクーリングユニットの仮保持を解除することができ、仮保持解除作業を簡単に行うことができる。(請求項4)
リアクーリングユニットの仮保持作業の作業性を向上させることができるリアクーリングユニットの仮保持構造を提供することができた。
図1,図2に、自動車の天井部1(図3(a),図3(b),図7参照)にリアクーリングユニット10が仮保持されるリアクーリングユニットの仮保持構造を示してある。リアクーリングユニット10は自動車の車室内を冷房する装置であり、天井部1にボルトにより締め付け固定される。このリアクーリングユニット10は重量物であることから、締め付け固定作業中にリアクーリングユニット10を作業者が保持すると作業者の負担が非常に大きくなる。そこで、締め付け固定前にリアクーリングユニット10を天井部1に仮保持し、その後に天井部1に複数のボルトで締め付け固定している。
図2,図4に示すように、リアクーリングユニット10は縦断側面視で上下逆の台形状に形成され、車幅方向に長く形成されている。そして、リアクーリングユニット10の上面の車両後方側Rrの端部に、車幅方向に長い板状の固定用メンバ20が重ねられて複数のボルトBで固定されている。固定用メンバ20にはボルト挿通孔Sが形成されている。図2の符号10Tはリアクーリングユニット10の底壁、10Sは側壁、図4の符号10Aはリアクーリングユニット10の前壁、10Bは後壁である。
図3(a),図3(b),図6,図7に示すように、第1係合部13が係合する第1被係合部3(被係合部に相当)を下面に備えた板状のサイドブラケット2が前記天井部1に左右一対設けられている。サイドブラケット2は、下端部側の取り付け部2Aが天井部1の側壁1Sに車室内側(車幅方向内側W1)から重ねられてボルトBにより固定されている。
(1) リアクーリングユニット10を天井部1側(矢印C方向)に押し上げて、第1係合部13で第1被係合部3の下壁3Cを下から押圧すると、左右一対のサイドブラケット2が矢印D方向に弾性変形して、左右一対の第1被係合部3の開口部3Kが互いに離間し、
(2) さらにリアクーリングユニット10を押し上げると、第1被係合部3の下壁3Cが第1係合部13を乗り越え、左右一対のサイドブラケット2が弾性復元するとともに、左右一対の第1被係合部3の開口部3Kの間隔が元の間隔に戻り、
(3) リアクーリングユニット10を支える力を除くことにより、図8(a),図8(b)に示すように、第1係合部13が第1被係合部3の下壁3Cに係合する。
そして、前記(2),(3)の工程を経て第1係合部13が第1被係合部3の下壁3Cに係合する。
これにより、リアクーリングユニット10を自動車の天井部1に合計4箇所(第1係合部13と第1被係合部3との係合箇所が左右一対あり、第2係合部14と第2被係合部4との係合箇所が左右一対ある)で仮保持することができ、安定した精度の高い組み付けが可能となる。
そして、仮保持状態のリアクーリングユニット10を車両後方側Rrに位置変更させるに伴って、前記第1係合部13が第1被係合部3に対して車両後方側Rrにスライド移動するとともに、第2被係合部4に対する第2係合部14の係合が解除され、左右一対のサイドブラケット2を上下方向に弾性変形させて左右一対の第1被係合部3の開口部3Kを互いに離間させることで、第1被係合部3に対する第1係合部13の係合が解除されるよう構成されている。
(1) 仮保持状態のリアクーリングユニット10を車両後方側Rrに位置変更させ、第1係合部13を第1被係合部3に対して車両後方側Rrにスライド移動させて、第2被係合部4に対する第2係合部14の係合を解除させる。
(2) リアクーリングユニット10を押し上げ、左右一対の第1被係合部3の開口部3Kを互いに離間させる。そして、リアクーリングユニット10の左右いずれか一方の側部を他方の側部よりも高く押し上げてリアクーリングユニット10を傾斜させ、一方の側部側の第1被係合部3に対する第1係合部13の係合を解除し、その後に他方の側部側の第1被係合部3に対する第1係合部13の係合を解除する(別の手段で係合解除してもよい)。
従って、仮保持状態のリアクーリングユニット10を車両後方側Rrに位置変更させた場合、前壁20F1が第1被係合部3の下壁3C側に到達する前に第2被係合部4に対する第2係合部14の係合が解除する。
また、サイドブラケット2の車両後方側Rrのフランジ2F1の高さ寸法はサイドブラケット2の車両前方側Frのフランジ2F2の高さ寸法よりも低く(短く)設定されているので、固定用メンバ20の後壁20Kがサイドブラケット2の車両後方側Rrのフランジ2F1に干渉することを回避することができる。
固定用メンバ20の長手方向(車幅方向)両端部側の後壁20Kは、車幅方向外側ほど車両前方側Frに位置するように傾斜して、仮保持状態のリアクーリングユニット10の車両後方側Rrへの位置変形の際に前記固定用メンバ20の後壁20Kが天井部1側の部品に干渉することを回避するようにしてある。
2 サイドブラケット
3 被係合部(第1被係合部)
3K 被係合部の開口部
4 第2の被係合部(第2被係合部)
4B 縦壁
4C 下壁
10 リアクーリングユニット
13 係合部(第1係合部)
14 第2の係合部(第2係合部)
Fr 車両前方側
K 空間
Rr 車両後方側
W1 車幅方向内側
Claims (4)
- 車両の天井部にリアクーリングユニットが仮保持されるリアクーリングユニットの仮保持構造であって、
前記リアクーリングユニットの左右両側部に係合部が設けられ、
前記係合部が係合する被係合部を備えたサイドブラケットが前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記左右一対のサイドブラケットの被係合部は、車幅方向内側が開口するフック状に形成され、
前記リアクーリングユニットを前記天井部側に押し上げて、前記係合部で前記被係合部を下から押圧すると、前記左右一対のサイドブラケットが弾性変形して、前記左右一対の被係合部の開口部が互いに離間し、
さらに前記リアクーリングユニットを押し上げると、前記被係合部が前記係合部を乗り越え、前記左右一対のサイドブラケットが弾性復元するとともに、前記左右一対の被係合部の開口部の間隔が元の間隔に戻り、
前記リアクーリングユニットを支える力を除くことにより前記係合部が前記被係合部に係合し、
前記リアクーリングユニットの左右両側部に第2の係合部が設けられ、
前記第2の係合部に係合する第2の被係合部が前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記左右一対のサイドブラケットのフック状の被係合部は車両前後方向両側にも開口し、
前記係合部を前記被係合部に対してスライド移動させることで、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除されるよう構成され、
前記左右一対のサイドブラケットを弾性変形させて前記左右一対の被係合部の開口部を互いに離間させることで、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除されるよう構成され、
前記係合部は前記リアクーリングユニットの車両後方側の両側部に設けられ、
前記第2の係合部は、前記リアクーリングユニットの車両前方側の両側部に設けられ、
前記第2の被係合部は車両後方側が開口するフック状に形成され、
仮保持状態の前記リアクーリングユニットの車両後方側への位置変更を許す空間が前記リアクーリングユニットの周りに形成され、前記仮保持状態のリアクーリングユニットを車両後方側に位置変更させるに伴って、前記係合部が前記被係合部に対して車両後方側にスライド移動するとともに、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除されるリアクーリングユニットの仮保持構造。 - 前記第2の被係合部は開口部の奥側に縦壁を備えている請求項1記載のリアクーリングユニットの仮保持構造。
- 前記第2の被係合部は前記縦壁の下端部から車両後方側に延びる下壁を備え、
前記下壁の車両後方側の端部は山形状に屈曲形成されて前記第2の係合部に対するガイド部に構成されている請求項2記載のリアクーリングユニットの仮保持構造。 - 車両の天井部にリアクーリングユニットが仮保持されるリアクーリングユニットの仮保持構造であって、
前記リアクーリングユニットの左右両側部に係合部が設けられ、
前記係合部が係合する被係合部を備えたサイドブラケットが前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記左右一対のサイドブラケットの被係合部は、車幅方向内側が開口するフック状に形成され、
前記リアクーリングユニットを前記天井部側に押し上げて、前記係合部で前記被係合部を下から押圧すると、前記左右一対のサイドブラケットが弾性変形して、前記左右一対の被係合部の開口部が互いに離間し、
さらに前記リアクーリングユニットを押し上げると、前記被係合部が前記係合部を乗り越え、前記左右一対のサイドブラケットが弾性復元するとともに、前記左右一対の被係合部の開口部の間隔が元の間隔に戻り、
前記リアクーリングユニットを支える力を除くことにより前記係合部が前記被係合部に係合し、
前記係合部は前記リアクーリングユニットの車両後方側の両側部に設けられ、
前記リアクーリングユニットの車両前方側の両側部に第2の係合部が設けられ、
前記第2の係合部に係合する第2の被係合部が前記車両の天井部に左右一対設けられ、
前記第2の被係合部は車両後方側が開口するフック状に形成され、
仮保持状態の前記リアクーリングユニットの車両後方側への位置変更を許す空間が前記リアクーリングユニットの周りに形成され、前記仮保持状態のリアクーリングユニットを車両後方側に位置変更させるに伴って、前記係合部が前記被係合部に対して車両後方側にスライド移動するとともに、前記第2の被係合部に対する前記第2の係合部の係合が解除され、
前記左右一対のサイドブラケットを弾性変形させて前記左右一対の被係合部の開口部を互いに離間させることで、前記被係合部に対する前記係合部の係合が解除されるよう構成されているリアクーリングユニットの仮保持構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011167849A JP5849500B2 (ja) | 2011-07-30 | 2011-07-30 | リアクーリングユニットの仮保持構造 |
CN201210265135.1A CN102897003B (zh) | 2011-07-30 | 2012-07-30 | 后部冷却单元的临时保持结构 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011167849A JP5849500B2 (ja) | 2011-07-30 | 2011-07-30 | リアクーリングユニットの仮保持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013032031A JP2013032031A (ja) | 2013-02-14 |
JP5849500B2 true JP5849500B2 (ja) | 2016-01-27 |
Family
ID=47569613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011167849A Active JP5849500B2 (ja) | 2011-07-30 | 2011-07-30 | リアクーリングユニットの仮保持構造 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5849500B2 (ja) |
CN (1) | CN102897003B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016210941A1 (de) * | 2016-06-20 | 2017-12-21 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verdampfungseinrichtung, Tragsystem, Verfahren zur Herstellung eines Tragsystems und Fahrzeug |
JP6856663B2 (ja) * | 2016-11-22 | 2021-04-07 | シャープ株式会社 | 電装ボックス |
CN112092917A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-12-18 | 江苏陆地方舟新能源车辆股份有限公司 | 一种具有防护结构的假顶中部连接固定支架 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5688028U (ja) * | 1979-12-12 | 1981-07-14 | ||
JPS59183226A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 天井吊り形空気調和機の据付装置 |
JP3080086B2 (ja) * | 1998-12-01 | 2000-08-21 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和機の据付具及び据付構造 |
JP2000309218A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-07 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | オーバーヘッド型車両用空調ユニットの取付構造及び取付方法 |
US6105383A (en) * | 1999-09-10 | 2000-08-22 | Carrier Corporation | Evaporator unit for small bus |
US6470699B1 (en) * | 2000-01-28 | 2002-10-29 | Toshiba Carrier Corporation | Ceiling cassette type air conditioner |
CN2425318Y (zh) * | 2000-04-19 | 2001-03-28 | 大金工业株式会社 | 空调装置 |
JP3675309B2 (ja) * | 2000-06-28 | 2005-07-27 | 日産自動車株式会社 | 車両用熱交換器の取付構造 |
JP3756395B2 (ja) * | 2000-10-31 | 2006-03-15 | リンナイ株式会社 | 天井装着式空調機 |
JP3966019B2 (ja) * | 2002-02-27 | 2007-08-29 | 株式会社デンソー | 重量物の被取付け部材への取付け構造 |
JP4214823B2 (ja) * | 2003-04-22 | 2009-01-28 | 株式会社デンソー | 吊下形リヤクーラーの仮保持構造 |
JP2007278567A (ja) * | 2006-04-05 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浴室換気乾燥機および換気装置 |
-
2011
- 2011-07-30 JP JP2011167849A patent/JP5849500B2/ja active Active
-
2012
- 2012-07-30 CN CN201210265135.1A patent/CN102897003B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013032031A (ja) | 2013-02-14 |
CN102897003A (zh) | 2013-01-30 |
CN102897003B (zh) | 2015-11-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5035658B2 (ja) | 車両のアンダーランプロテクタ取付構造 | |
JP5849500B2 (ja) | リアクーリングユニットの仮保持構造 | |
JP5915258B2 (ja) | バンパー取付構造 | |
JP5262768B2 (ja) | 車両用バックモニターカメラの取付構造 | |
JP2011102115A (ja) | 車両の衝撃吸収構造 | |
JP2009150523A (ja) | 機器の取り付け構造 | |
JP4867387B2 (ja) | 自動車の前部構造 | |
JP4448832B2 (ja) | 車両用フロントグリル構造 | |
JP4781343B2 (ja) | 車両のフロント構造 | |
JP2017030462A (ja) | ヘッドランプ取付構造 | |
JP2006282055A (ja) | 車体後部構造 | |
JP6251905B2 (ja) | 車両前部構造 | |
JP5840849B2 (ja) | アンダーランプロテクタステーの構造 | |
JP6459031B2 (ja) | アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタブラケット | |
JP6575849B2 (ja) | 牽引フックの取付構造 | |
JP6722142B2 (ja) | 車体前部構造 | |
JP7187897B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP6497905B2 (ja) | 車両用シートの位置決め構造 | |
JP2018118668A (ja) | センターコンソール構造 | |
JP6883502B2 (ja) | 天井構造及び固定具 | |
JP5711621B2 (ja) | ケーブル保持機構 | |
JP4175253B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6671802B2 (ja) | 箱型荷台の天面パネルと側面パネルとを結合する結合構造、及び結合方法 | |
JP2009067147A (ja) | 前部車体構造 | |
JP2004009901A (ja) | 自動車のバンパーの位置決め構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140825 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140827 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141003 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150430 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150612 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151117 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5849500 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |