JP4867387B2 - 自動車の前部構造 - Google Patents
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Description
−全体構成−
図1に本発明の実施形態に係る自動車の前部構造を示す。すなわち、この図1は、フロントグリル1、シュラウドパネル2、バンパフェース3(フロントバンパフェース)などの車両前部の主要な構成部品を概略で示したものであり、その他の部材(例えばエンジンなど)については図示を省略している。
次に、以上のような構成を有する自動車の前部構造において、シュラウドパネル2へのボンネットロック21及びセンタステー31の組み付け作業について以下で説明する。該ボンネットロック21は、ボンネット8のストライカ8aと係合するため、精度良く位置決めを行う必要がある。また、上記センタステー31も上述のとおり上記ボンネットロック21と共締めされるため、併せて位置決めを行う必要がある。そのため、以下では、この位置決め作業を中心に説明する。
図13〜図15は、それぞれ、本発明の実施形態2に係る自動車の前部構造を適用した場合の正面図、背面図及び後方からの斜視図を示している。この実施形態2に係る自動車の前部構造は、上述の実施形態1とはフロントグリル1の支持構造が異なるだけなので、以下、同一の部分には同一の符号を付し、異なる部分だけを説明する。
本発明の構成は、上記各実施形態に限定されるものではなく、それ以外の種々の構成を包含するものである。すなわち、上記実施形態1では、補助支持部材33を上面視で略V字状に形成し、その先端側をセンタステー31の取付フランジ31c,31cにそれぞれ接続するようにしているが、この限りではなく、例えば補助支持部材を棒状に形成して、上記取付フランジ31c,31cのいずれか一方にのみ接続するようにしてもよい。この場合には、グリル支持部材32の車両前後方向の剛性を高めることができる。
1 フロントグリル
2 シュラウドパネル(シュラウド)
2a シュラウドアッパ部
3 バンパフェース(フロントバンパフェース)
4 フロントサイドフレーム
5 バンパビーム
21 ボンネットロック
23 ボルト
31 センタステー
31a シュラウドパネル側取付部(シュラウドアッパ側取付部)
31b バンパビーム側取付部
31c 取付フランジ(フランジ部)
32 グリル支持部材(グリル支持部)
32a 接合部(基端部)
32c 当接部(当接支持部)
33 補助支持部材(弾性支持部)
34 衝撃検出センサ(衝突検知センサ)
50 位置決め用治具(治具)
71 バンパリテーナ
71e 外側リブ(縦リブ)
71f 内側リブ
71g 被支持部(バンパリテーナの上部)
71h 棚部
75 リテーナ支持部材(グリル支持部)
75a 接合部(基端部)
75c 当接部(当接支持部)
75d ガイド部
75e フランジ部(脆弱部)
76 補助支持部材(補助支持部)
76d 規制壁部
76e 上側ガイド部(第2ガイド部)
Claims (15)
- 自動車の前部構造において、
フロントバンパフェースと、
上記フロントバンパフェースの後方に配設されるシュラウドアッパと、
上記シュラウドアッパよりも下方位置で左右のフロントサイドフレームの前端間に橋渡されるバンパビームと、
上記シュラウドアッパと上記バンパビームとの間を橋渡す金属製のセンタステーと、
上部が上記シュラウドアッパに支持されるとともに下部が上記バンパフェースに支持されるフロントグリルと、
少なくとも一部が上記フロントバンパフェースの裏面に当接するように配設されていて、下部が上記フロントバンパフェースに連結固定される一方、上部が上記フロントグリルに対して下方から接触して該フロントグリルを支持するバンパリテーナと、を備え、
上記フロントグリルは、下部が上部に対し前方位置になるように傾斜していて、
上記センタステーには、該センタステーに接続される基端部と、該基端部から上記フロントグリルの下側に向かって延びて該フロントグリルを下方から支持する当接支持部と、を備えるグリル支持部が一体的に設けられており、
上記グリル支持部は、上記当接支持部が上記バンパリテーナの上部に下方から当接して該バンパリテーナを支持するように設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項1において、
上記バンパリテーナの表面には、上記フロントバンパフェースの裏面に接触するように前後方向に延びるとともに車幅方向に並設された複数の縦リブと、該各縦リブの後端部同士を車幅方向に連結する棚部と、が設けられていて、
上記フロントグリルは、上記棚部によって下方から支持されることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項1または2のいずれか一つにおいて、
上記バンパビームは、上記シュラウドアッパよりも前方に配設されていて、上記センタステーは、バンパビーム側取付部がシュラウドアッパ側取付部よりも前方に位置するように配設されており、
上記グリル支持部は、上記センタステーのバンパビーム側取付部近傍から上方に向かって延びていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 自動車の前部構造において、
フロントバンパフェースと、
上記フロントバンパフェースの後方に配設されるシュラウドアッパと、
上記シュラウドアッパよりも下方位置で左右のフロントサイドフレームの前端間に橋渡されるバンパビームと、
上記シュラウドアッパと上記バンパビームとの間を橋渡す金属製のセンタステーと、
上部が上記シュラウドアッパに支持されるとともに下部が上記バンパフェースに支持されるフロントグリルと、を備え、
上記フロントグリルは、下部が上部に対し前方位置になるように傾斜していて、
上記センタステーには、該センタステーに接続される基端部と、該基端部から上記フロントグリルの下側に向かって延びて該フロントグリルを下方から支持する当接支持部と、を備えるグリル支持部が一体的に設けられており、
上記バンパビームは、上記シュラウドアッパよりも前方に配設されていて、上記センタステーは、バンパビーム側取付部がシュラウドアッパ側取付部よりも前方に位置するように配設されており、
上記グリル支持部は、上記センタステーのバンパビーム側取付部近傍から上方に向かって延びていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項4において、
少なくとも一部が上記フロントバンパフェースの裏面に当接するように配設されていて、下部が上記フロントバンパフェースに連結固定される一方、上部が上記フロントグリルに対して下方から接触して該フロントグリルを支持するバンパリテーナを備え、
上記グリル支持部は、上記当接支持部が上記バンパリテーナの上部に下方から当接して該バンパリテーナを支持するように設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項5において、
上記バンパリテーナの表面には、上記フロントバンパフェースの裏面に接触するように前後方向に延びるとともに車幅方向に並設された複数の縦リブと、該各縦リブの後端部同士を車幅方向に連結する棚部と、が設けられていて、
上記フロントグリルは、上記棚部によって下方から支持されることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項4〜6のいずれか一つにおいて、
上記センタステーには、上記グリル支持部における当接支持部と基端部との間の部分と、上記センタステーのシュラウドアッパ側取付部とを連結する補助支持部が一体的に設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項7において、
上記グリル支持部には、上記当接支持部よりも前側に、前方且つ下方に向かって延びるガイド部が設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項8において、
上記補助支持部には、上記グリル支持部との連結部分よりも前側に、上記グリル支持部の当接支持部の前方且つ上方に向かって延びる第2ガイド部が設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項7または9のいずれか一つにおいて、
上記補助支持部には、上記グリル支持部との連結部分よりも前側に、上記グリル支持部の当接支持部から上方に所定距離、離間した位置で前後方向に延びる規制壁部が設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項7または8のいずれか一つにおいて、
上記センタステーのシュラウドアッパ側取付部は、上下方向に延びるセンタステー本体から左右に延出するフランジ部を有していて、
上記補助支持部は、上面視でV字形状に形成されており、該補助支持部の一方の先端部が上記左右のフランジ部の一方に、該補助支持部の他方の先端部が該左右のフランジ部の他方にそれぞれ固定されていて、上記補助支持部の基端部が上記グリル支持部に固定されていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項1〜11のいずれか一つにおいて、
上記シュラウドアッパは、ボンネットロックが治具により取り付けられる樹脂製シュラウドの一部であり、上記センタステーは該治具に設けられたセンタステー位置決め部によって上記シュラウドに対して位置決めされることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項1〜11のいずれか一つにおいて、
上記シュラウドアッパは、ボンネットロックが治具により取り付けられる樹脂製シュラウドの一部であり、上記センタステーのシュラウドアッパ側取付部は上記ボンネットロックと共締めされることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項1〜13のいずれか一つにおいて、
上記センタステーのシュラウドアッパ側取付部に衝突検知センサが取り付けられていることを特徴とする自動車の前部構造。 - 請求項14において、
上記グリル支持部及び補助支持部の少なくとも一方には、前後方向の荷重に対する脆弱部が設けられていることを特徴とする自動車の前部構造。
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