JPH10315887A - 自動車のフロントバンパの補強構造 - Google Patents
自動車のフロントバンパの補強構造Info
- Publication number
- JPH10315887A JPH10315887A JP14728297A JP14728297A JPH10315887A JP H10315887 A JPH10315887 A JP H10315887A JP 14728297 A JP14728297 A JP 14728297A JP 14728297 A JP14728297 A JP 14728297A JP H10315887 A JPH10315887 A JP H10315887A
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- JP
- Japan
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- bumper
- grill
- piece
- vertical piece
- automobile
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バンパの剛性の向上が簡単な構成で、かつ、
コンパクトに達成されるようにする。 【解決手段】 車体基部側にフロントバンパ18を取り
付け、このバンパ18の上方にグリル20を配設する。
上記バンパ18の上端部に沿って車幅方向に延び、上記
上端部から上方に向って一体的に突出する縦向き片40
を設ける。上記グリル20の下端部を上記縦向き片40
に前後方向で重ね合わせてこの縦向き片40に対し車幅
方向で複数の取付具22により取り付ける。
コンパクトに達成されるようにする。 【解決手段】 車体基部側にフロントバンパ18を取り
付け、このバンパ18の上方にグリル20を配設する。
上記バンパ18の上端部に沿って車幅方向に延び、上記
上端部から上方に向って一体的に突出する縦向き片40
を設ける。上記グリル20の下端部を上記縦向き片40
に前後方向で重ね合わせてこの縦向き片40に対し車幅
方向で複数の取付具22により取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体基部側に取り
付けられたフロントバンパの補強構造に関するものであ
る。
付けられたフロントバンパの補強構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の前部には、従来、実開平5‐3
7607号公報で示されたものがある。
7607号公報で示されたものがある。
【0003】これによれば、自動車前部の車体基部側の
前面に沿って車幅方向に延びるフロントバンパが設けら
れている。このバンパは、上記車体基部側に対し複数の
取付具によって取り付けられている。また、上記バンパ
の上方にグリルが設けられ、このグリルを通して走行風
が車体の内部に導入可能とされている。
前面に沿って車幅方向に延びるフロントバンパが設けら
れている。このバンパは、上記車体基部側に対し複数の
取付具によって取り付けられている。また、上記バンパ
の上方にグリルが設けられ、このグリルを通して走行風
が車体の内部に導入可能とされている。
【0004】上記の場合、バンパは車幅方向に長いもの
であるため、その一部がわずかながら下方に撓むおそれ
があり、これが生じると、上記バンパの見栄えが低下す
るなどして好ましくない。
であるため、その一部がわずかながら下方に撓むおそれ
があり、これが生じると、上記バンパの見栄えが低下す
るなどして好ましくない。
【0005】そこで、上記従来の技術では、上記バンパ
の上端部に沿って車幅方向に長く延びる補強材(上記公
報中の符号7のもの)が設けられ、この補強材が上記バ
ンパの上端部に取り付けられている。これにより、上記
バンパの剛性が向上させられ、上記撓みの発生が防止さ
れている。
の上端部に沿って車幅方向に長く延びる補強材(上記公
報中の符号7のもの)が設けられ、この補強材が上記バ
ンパの上端部に取り付けられている。これにより、上記
バンパの剛性が向上させられ、上記撓みの発生が防止さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
技術によれば、バンパの剛性を向上させて撓みの発生を
防止するために、補強材が別途に設けられており、この
ため、部品点数が増えて自動車の前部の構成が複雑にな
っている。
技術によれば、バンパの剛性を向上させて撓みの発生を
防止するために、補強材が別途に設けられており、この
ため、部品点数が増えて自動車の前部の構成が複雑にな
っている。
【0007】本発明は、上記のような事情に注目してな
されたもので、バンパの剛性の向上が簡単な構成で、か
つ、コンパクトに達成されるようにすることを課題とす
る。
されたもので、バンパの剛性の向上が簡単な構成で、か
つ、コンパクトに達成されるようにすることを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の自動車のフロントバンパの補強構造は、次の
如くである。
の本発明の自動車のフロントバンパの補強構造は、次の
如くである。
【0009】請求項1の発明は、車体基部側10にフロ
ントバンパ18を取り付け、このバンパ18の上方にグ
リル20を配設した自動車において、
ントバンパ18を取り付け、このバンパ18の上方にグ
リル20を配設した自動車において、
【0010】上記バンパ18の上端部に沿って車幅方向
に延び、上記上端部から上方に向って一体的に突出する
縦向き片40を設け、上記グリル20の下端部を上記縦
向き片40に前後方向で重ね合わせてこの縦向き片40
に対し車幅方向で複数の取付具22により取り付けたも
のである。
に延び、上記上端部から上方に向って一体的に突出する
縦向き片40を設け、上記グリル20の下端部を上記縦
向き片40に前後方向で重ね合わせてこの縦向き片40
に対し車幅方向で複数の取付具22により取り付けたも
のである。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明に加え
て、上記グリル20の下端部の側面視の断面形状を後方
に向って開くほぼコの字形状とした自動車において、
て、上記グリル20の下端部の側面視の断面形状を後方
に向って開くほぼコの字形状とした自動車において、
【0012】上記グリル20の下端部を上記縦向き片4
0の前側に位置させ、上記縦向き片40の上端縁を前方
に向って折り曲げると共に、この折り曲げ片45を上記
グリル20の下端部の内部空間46に嵌入させたもので
ある。
0の前側に位置させ、上記縦向き片40の上端縁を前方
に向って折り曲げると共に、この折り曲げ片45を上記
グリル20の下端部の内部空間46に嵌入させたもので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明する。
により説明する。
【0014】図2、3において、符号1は自動車で、矢
印Frはその前方を示し、下記する左右とは上記前方に
向っての車幅方向をいうものとする。
印Frはその前方を示し、下記する左右とは上記前方に
向っての車幅方向をいうものとする。
【0015】上記自動車1の車体2の前部は、左右一対
として設けられたフェンダエプロン(不図示)をその各
外側方から覆う左右一対のフェンダパネル3,3と、こ
れら両フェンダパネル3,3の間のエンジンルーム4を
その上方から開閉自在に覆うフード5とを備えている。
また、7はフロントウィンド、8はサイドドアである。
として設けられたフェンダエプロン(不図示)をその各
外側方から覆う左右一対のフェンダパネル3,3と、こ
れら両フェンダパネル3,3の間のエンジンルーム4を
その上方から開閉自在に覆うフード5とを備えている。
また、7はフロントウィンド、8はサイドドアである。
【0016】全図において、上記車体2の前部は板金製
の車体基部側10を有している。この車体基部側10は
ラジエータサポート11を備え、このラジエータサポー
ト11は、上記各フェンダエプロンの前端部と互いに結
合された左右一対のラジエータサポート本体11a,1
1aと、これら両ラジエータサポート本体11a,11
aを互いに結合させるアッパ、ロアクロスメンバ12,
13と、これら両クロスメンバ12,13の左右方向の
各中途部同士を互いに結合させるセンタクロスメンバ1
4とを備えている。上記各ラジエータサポート本体11
aには、ヘッドランプ15を取り付けるためのヘッドラ
ンプ取付孔16がそれぞれ形成されている。
の車体基部側10を有している。この車体基部側10は
ラジエータサポート11を備え、このラジエータサポー
ト11は、上記各フェンダエプロンの前端部と互いに結
合された左右一対のラジエータサポート本体11a,1
1aと、これら両ラジエータサポート本体11a,11
aを互いに結合させるアッパ、ロアクロスメンバ12,
13と、これら両クロスメンバ12,13の左右方向の
各中途部同士を互いに結合させるセンタクロスメンバ1
4とを備えている。上記各ラジエータサポート本体11
aには、ヘッドランプ15を取り付けるためのヘッドラ
ンプ取付孔16がそれぞれ形成されている。
【0017】上記車体基部側10の下部前面に沿って車
幅方向に長く延びる樹脂製のフロントバンパ18が設け
られ、このバンパ18は、上記車体基部側10に複数の
締結具など取付具19により強固に取り付けられてい
る。
幅方向に長く延びる樹脂製のフロントバンパ18が設け
られ、このバンパ18は、上記車体基部側10に複数の
締結具など取付具19により強固に取り付けられてい
る。
【0018】上記バンパ18の上方で、上記車体基部側
10の上部前面に沿って車幅方向に長く延びる樹脂製の
グリル20が設けられている。このグリル20は、上記
車体基部側10のアッパクロスメンバ12に車幅方向で
複数の取付具21により強固に取り付けられると共に、
上記バンパ18に車幅方向で複数(5つ)の取付具22
により強固に取り付けられている。
10の上部前面に沿って車幅方向に長く延びる樹脂製の
グリル20が設けられている。このグリル20は、上記
車体基部側10のアッパクロスメンバ12に車幅方向で
複数の取付具21により強固に取り付けられると共に、
上記バンパ18に車幅方向で複数(5つ)の取付具22
により強固に取り付けられている。
【0019】上記グリル20の後方近傍にラジエータ2
3が配設され、このラジエータ23は上記ラジエータサ
ポート11に取り付けられて支持されている。そして、
上記グリル20を通してエンジンルーム4側に流入する
走行風によって、上記ラジエータ23が空冷されるよう
になっている。
3が配設され、このラジエータ23は上記ラジエータサ
ポート11に取り付けられて支持されている。そして、
上記グリル20を通してエンジンルーム4側に流入する
走行風によって、上記ラジエータ23が空冷されるよう
になっている。
【0020】上記バンパ18は、側面視の断面で、上下
方向に延びる前面板26と、この前面板26の上端から
後方に向ってほぼ水平に一体的に延出する上面板27
と、上記前面板26の下端から後方に向ってほぼ水平に
一体的に延出する下面板28とを有し、後方に向って開
くほぼコの字形状をなしている。また、上記バンパ18
の前面板26の前面にはライセンスプレート29が取り
付けられている。
方向に延びる前面板26と、この前面板26の上端から
後方に向ってほぼ水平に一体的に延出する上面板27
と、上記前面板26の下端から後方に向ってほぼ水平に
一体的に延出する下面板28とを有し、後方に向って開
くほぼコの字形状をなしている。また、上記バンパ18
の前面板26の前面にはライセンスプレート29が取り
付けられている。
【0021】上記グリル20は、上下に離れて位置し、
車幅方向に長く延びる上、下部フレーム31,32と、
これら両フレーム31,32の車幅方向の中途部を互い
に一体的に結合させる左右一対のクロスメンバ33,3
3と、これら上部フレーム31、下部フレーム32、お
よび各クロスメンバ33で囲まれた空間に設けられる複
数の格子材34とを有している。これら各格子材34は
車幅方向に延びて上記各クロスメンバ33に一体成形さ
れ、上記各格子材34間には走行風を通過させるスリッ
ト35が形成されている。上記グリル20の表面には金
属メッキが施され、これにより、このグリル20の見栄
えが向上させられると共に、このグリル20が補強され
て剛性が向上させられている。
車幅方向に長く延びる上、下部フレーム31,32と、
これら両フレーム31,32の車幅方向の中途部を互い
に一体的に結合させる左右一対のクロスメンバ33,3
3と、これら上部フレーム31、下部フレーム32、お
よび各クロスメンバ33で囲まれた空間に設けられる複
数の格子材34とを有している。これら各格子材34は
車幅方向に延びて上記各クロスメンバ33に一体成形さ
れ、上記各格子材34間には走行風を通過させるスリッ
ト35が形成されている。上記グリル20の表面には金
属メッキが施され、これにより、このグリル20の見栄
えが向上させられると共に、このグリル20が補強され
て剛性が向上させられている。
【0022】図3、4において、前記各取付具21は、
上記グリル20の上部フレーム31に一体成形された取
付片37と、この取付片37を上記車体基部側10のア
ッパクロスメンバ12に強固に締結させる締結具38と
で構成されている。
上記グリル20の上部フレーム31に一体成形された取
付片37と、この取付片37を上記車体基部側10のア
ッパクロスメンバ12に強固に締結させる締結具38と
で構成されている。
【0023】図1、3〜5において、上記バンパ18の
上端部である上面板27の延出端縁(後端縁)に沿って
車幅方向に長く延び、この上面板27の延出端縁から上
方に向って一体的に突出する樹脂製の縦向き片40が設
けられている。
上端部である上面板27の延出端縁(後端縁)に沿って
車幅方向に長く延び、この上面板27の延出端縁から上
方に向って一体的に突出する樹脂製の縦向き片40が設
けられている。
【0024】上記グリル20の下端部である下部フレー
ム32は上記縦向き片40の前側に位置させられてい
る。上記下部フレーム32は上記縦向き片40に前後方
向で重ね合わされてこの縦向き片40に対し前記各取付
具22により取り付けられている。
ム32は上記縦向き片40の前側に位置させられてい
る。上記下部フレーム32は上記縦向き片40に前後方
向で重ね合わされてこの縦向き片40に対し前記各取付
具22により取り付けられている。
【0025】上記各取付具22は、車幅方向でほぼ等間
隔に設けられ、軸心41がほぼ水平となるよう上記縦向
き片40に形成された取付孔42と、上記軸心41上で
上記下部フレーム32に突設され上記取付孔42に嵌入
されて係止されたクリップ43とを有している。
隔に設けられ、軸心41がほぼ水平となるよう上記縦向
き片40に形成された取付孔42と、上記軸心41上で
上記下部フレーム32に突設され上記取付孔42に嵌入
されて係止されたクリップ43とを有している。
【0026】上記構成によれば、縦向き片40がバンパ
18の補強材となって、上記バンパ18の剛性が向上さ
せられる。この場合、上記縦向き片40は上記バンパ1
8に一体成形されているため、部品点数の増加が抑制さ
れて、上記バンパ18の剛性が向上させられる。
18の補強材となって、上記バンパ18の剛性が向上さ
せられる。この場合、上記縦向き片40は上記バンパ1
8に一体成形されているため、部品点数の増加が抑制さ
れて、上記バンパ18の剛性が向上させられる。
【0027】しかも、上記グリル20の下端部の下部フ
レーム32は上記縦向き片40に前後方向で重ね合わさ
れてこの縦向き片40に対し車幅方向で複数の取付具2
2により取り付けられている。
レーム32は上記縦向き片40に前後方向で重ね合わさ
れてこの縦向き片40に対し車幅方向で複数の取付具2
2により取り付けられている。
【0028】このため、上記縦向き片40にグリル20
の下部フレーム32が重ね合わされた分、上記縦向き片
40の剛性が向上させられ、これに伴い、上記バンパ1
8の剛性も更に向上させられることとなる。また、上記
バンパ18の剛性の向上に上記グリル20が利用されて
いるため、部品点数の増加が抑制されて、上記バンパ1
8の剛性が向上させられる。
の下部フレーム32が重ね合わされた分、上記縦向き片
40の剛性が向上させられ、これに伴い、上記バンパ1
8の剛性も更に向上させられることとなる。また、上記
バンパ18の剛性の向上に上記グリル20が利用されて
いるため、部品点数の増加が抑制されて、上記バンパ1
8の剛性が向上させられる。
【0029】また、上記バンパ18は、前記したよう
に、金属メッキにより補強されているため、これによっ
ても、上記バンパ18の剛性が向上させられる。
に、金属メッキにより補強されているため、これによっ
ても、上記バンパ18の剛性が向上させられる。
【0030】また、前記したように、各取付具22の取
付孔42とクリップ43の軸心41はほぼ水平であるた
め、上記バンパ18とグリル20とは特に上下方向で強
固に結合され、よって、上記バンパ18が下方に撓むこ
とは、より確実に防止される。
付孔42とクリップ43の軸心41はほぼ水平であるた
め、上記バンパ18とグリル20とは特に上下方向で強
固に結合され、よって、上記バンパ18が下方に撓むこ
とは、より確実に防止される。
【0031】図1中仮想線、図3〜5において、上記グ
リル20の下部フレーム32の側面視の断面形状は、上
記各取付具22の間では、後方に向って開くほぼコの字
形状とされている。一方、上記縦向き片40の上端縁は
前方に向って折り曲げられると共に、この折り曲げ片4
5は上記下部フレーム32の内部空間46に嵌入させら
れている。
リル20の下部フレーム32の側面視の断面形状は、上
記各取付具22の間では、後方に向って開くほぼコの字
形状とされている。一方、上記縦向き片40の上端縁は
前方に向って折り曲げられると共に、この折り曲げ片4
5は上記下部フレーム32の内部空間46に嵌入させら
れている。
【0032】上記構成によれば、折り曲げ片45の形成
により、上記バンパ18の剛性が簡単な構成で更に向上
させられることとなる。
により、上記バンパ18の剛性が簡単な構成で更に向上
させられることとなる。
【0033】しかも、上記折り曲げ片45を上記グリル
20の下部フレーム32の内部空間46に嵌入させたこ
とから、余剰空間である上記内部空間46が上記折り曲
げ片45の配設に利用されたのであり、これにより、上
記バンパ18の剛性の向上がコンパクトに達成されるこ
ととなる。
20の下部フレーム32の内部空間46に嵌入させたこ
とから、余剰空間である上記内部空間46が上記折り曲
げ片45の配設に利用されたのであり、これにより、上
記バンパ18の剛性の向上がコンパクトに達成されるこ
ととなる。
【0034】
【発明の効果】本発明による効果は、次の如くである。
【0035】請求項1の発明は、車体基部側にフロント
バンパを取り付け、このバンパの上方にグリルを配設し
た自動車において、
バンパを取り付け、このバンパの上方にグリルを配設し
た自動車において、
【0036】上記バンパの上端部に沿って車幅方向に延
び、上記上端部から上方に向って一体的に突出する縦向
き片を設けてある。
び、上記上端部から上方に向って一体的に突出する縦向
き片を設けてある。
【0037】このため、上記縦向き片がバンパの補強材
となって、上記バンパの剛性が向上させられる。この場
合、上記縦向き片は上記バンパに一体成形されているた
め、部品点数の増加が抑制されて、上記バンパの剛性が
向上させられる。
となって、上記バンパの剛性が向上させられる。この場
合、上記縦向き片は上記バンパに一体成形されているた
め、部品点数の増加が抑制されて、上記バンパの剛性が
向上させられる。
【0038】しかも、上記グリルの下端部を上記縦向き
片に前後方向で重ね合わせてこの縦向き片に対し車幅方
向で複数の取付具により取り付けてある。
片に前後方向で重ね合わせてこの縦向き片に対し車幅方
向で複数の取付具により取り付けてある。
【0039】このため、上記縦向き片にグリルの下端部
が重ね合わされた分、上記縦向き片の剛性が向上させら
れ、これに伴い、上記バンパの剛性も更に向上させられ
ることとなる。また、上記バンパの剛性の向上に上記グ
リルが利用されているため、部品点数の増加が抑制され
て、上記バンパの剛性が向上させられる。
が重ね合わされた分、上記縦向き片の剛性が向上させら
れ、これに伴い、上記バンパの剛性も更に向上させられ
ることとなる。また、上記バンパの剛性の向上に上記グ
リルが利用されているため、部品点数の増加が抑制され
て、上記バンパの剛性が向上させられる。
【0040】よって、上記バンパの剛性の向上が、簡単
な構成によって達成される。
な構成によって達成される。
【0041】請求項2の発明は、上記グリルの下端部の
側面視の断面形状を後方に向って開くほぼコの字形状と
した自動車において、
側面視の断面形状を後方に向って開くほぼコの字形状と
した自動車において、
【0042】上記グリルの下端部を上記縦向き片の前側
に位置させ、上記縦向き片の上端縁を前方に向って折り
曲げると共に、この折り曲げ片を上記グリルの下端部の
内部空間に嵌入させてある。
に位置させ、上記縦向き片の上端縁を前方に向って折り
曲げると共に、この折り曲げ片を上記グリルの下端部の
内部空間に嵌入させてある。
【0043】このため、上記折り曲げ片の形成により、
上記バンパの剛性が簡単な構成で更に向上することとな
る。
上記バンパの剛性が簡単な構成で更に向上することとな
る。
【0044】しかも、上記折り曲げ片を上記グリルの下
端部の内部空間に嵌入させたことから、余剰空間である
上記内部空間が上記折り曲げ片の配設に利用されたので
あり、その分、上記バンパの剛性の向上がコンパクトに
達成されることとなる。
端部の内部空間に嵌入させたことから、余剰空間である
上記内部空間が上記折り曲げ片の配設に利用されたので
あり、その分、上記バンパの剛性の向上がコンパクトに
達成されることとなる。
【図1】バンパにグリルを取り付けたときの図3の1‐
1線矢視断面図である。
1線矢視断面図である。
【図2】自動車の前部斜視図である。
【図3】車体基部側、バンパ、およびグリルの斜視展開
図である。
図である。
【図4】バンパにグリルを取り付けたときの図3の4‐
4線矢視断面図である。
4線矢視断面図である。
【図5】バンパ上端部の部分斜視図である。
1 自動車 10 車体基部側 18 バンパ 20 グリル 22 取付具 40 縦向き片 45 折り曲げ片 46 内部空間
Claims (2)
- 【請求項1】 車体基部側にフロントバンパを取り付
け、このバンパの上方にグリルを配設した自動車におい
て、 上記バンパの上端部に沿って車幅方向に延び、上記上端
部から上方に向って一体的に突出する縦向き片を設け、
上記グリルの下端部を上記縦向き片に前後方向で重ね合
わせてこの縦向き片に対し車幅方向で複数の取付具によ
り取り付けた自動車のフロントバンパの補強構造。 - 【請求項2】 上記グリルの下端部の側面視の断面形状
を後方に向って開くほぼコの字形状とした自動車におい
て、 上記グリルの下端部を上記縦向き片の前側に位置させ、
上記縦向き片の上端縁を前方に向って折り曲げると共
に、この折り曲げ片を上記グリルの下端部の内部空間に
嵌入させた請求項1に記載の自動車のフロントバンパの
補強構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14728297A JPH10315887A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 自動車のフロントバンパの補強構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14728297A JPH10315887A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 自動車のフロントバンパの補強構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10315887A true JPH10315887A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=15426689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14728297A Pending JPH10315887A (ja) | 1997-05-20 | 1997-05-20 | 自動車のフロントバンパの補強構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10315887A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007216927A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部構造 |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP14728297A patent/JPH10315887A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007216927A (ja) * | 2006-02-20 | 2007-08-30 | Mazda Motor Corp | 自動車の前部構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |