JP4054944B2 - 自動車の前部車体構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の前部車体構造に関し、特に、合成樹脂製のシュラウド部材のシュラウドアッパにフードロック収納部を一体成形し、部品点数を増やすことなくフードロックの補強を図った技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の前部車体構造において、前開き方式のフードをロックする為のフードロックをシュラウド部材に設けた技術が広く実用に供されている(特開平7−186739号公報、特開平7−300083号公報、実開昭63−255188号公報参照)。
【0003】
特開平7−186739号公報の自動車の前部車体構造においては、ラジエータの前側にシュラウド部材のシュラウドアッパが配設され、シュラウドアッパの下側近傍にフードロックが設けられている。このフードロックは、シュラウドアッパの下側近傍でその前壁にブラケットを介して連結され、フード側のストライカと係合可能なラッチの上端部が、シュラウドアッパに形成されたスリットから上方に突出するように構成されている。フードを閉じロックする際、フードロックに作用する衝撃力を連結部材を介してクロスメンバに伝達するようになっている。
【0004】
前記特開平7−300083号公報の自動車の前部車体構造においては、シュラウド部材を合成樹脂材料で構成したものが開示されている。このシュラウド部材はラジエータの前方に配設され、シュラウド部材の前壁の上端部にフードロックが連結され、フードロックは補強用のステー(連結部材)を介してクロスメンバに連結されている。
【0005】
一方、本願出願人は前記実開昭63−255188号公報において、クロスメンバを廃止し、シュラウドアッパにフードロックを連結した自動車の前部車体構造を提案した。このフードロックは連結部材を介してバンパーレインフォースメントに連結されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記特開平7−186739号公報に記載のものでは、シュラウドアッパにスリット加工が必要になるし、シュラウドアッパに連結されたフードロックからクロスメンバまで延びる長尺の連結部材やブラケットが必要になる。それ故、シュラウド部材を含め車体前部の重量が大きくなるし、部品点数が増えて構造が複雑化し、これら複数の部品の組立工数も増大するので、製作費が高くなる。
【0007】
前記特開平7−300083号公報に記載のものでは、フードロックからクロスメンバまで延びる長尺の連結部材が必要であるし、合成樹脂製のシュラウド部材の剛性強度を確保するため、ラジエータをシュラウド部材よりも後方に配置したうえで、シュラウド部材を中空部分の少ない立体構造に構成しているので、シュラウド部材自体の材料費が高くなるし、シュラウド部材の構造が複雑化して製作費用が高くなる。
【0008】
前記実開昭63−255188号公報に記載のものでは、シュラウド部材が金属製であるから車体前部の重量が大きくなるし、フードロック自体がシュラウドアッパの前壁に剥出しの状態で連結されているだけなので、フード(ボンネット)との間の隙間からロック状態を解除される虞があり車両部品の耐盗難性が劣る。本発明の目的は、自動車の前部車体構造において、フードロックの補強用の部品を少なくし構造を簡単化すると共に、耐盗難性に優れたフードロックを提供すること、等である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の自動車の前部車体構造は、少なくともシュラウド部材のシュラウドアッパにラジエータ頂部を取付けると共に、このラジエータの前側でシュラウドアッパにフードロックを設けた自動車の前部車体構造において、前記シュラウド部材を合成樹脂材料で構成し、ラジエータをシュラウド部材に対し自動車の前後方向でラップするように直接支持すると共に、フードロックを収納する為の上面開放状のフードロック収納部をシュラウドアッパに一体成形し、前記フードロック収納部の前壁に補強部材を介して衝突検知センサを設け、フードロックを前記前壁を挟んで補強部材に取付けたことを特徴としている。
【0010】
シュラウド部材を合成樹脂材料で構成し、このシュラウド部材のシュラウドアッパにフードロック収納部を一体成形することにより、部品点数を増やすことなくフードロック収納部を簡単に形成することができる。しかも、ラジエータをシュラウド部材に対し自動車の前後方向でラップするように直接支持したので、シュラウド部材の下側のデッドスペースを有効利用することができ、ラジエータを小型化することなくつまりラジエータの冷却性能の低下を抑えつつ前部車体形状を低ボンネット化したデザインにすることが可能になる。また、例えば、バッテリに接続された制御ユニットに、前記衝突センサと、この衝突センサからの信号を受けて作動するエアバッグユニット等を接続する。フードロックをフードロック収納部の前壁を挟んで補強部材に取付けるから、フードロックを強固に取付けることができる。
【0011】
請求項2の自動車の前部車体構造は、請求項1の発明において、前記フードロックとシュラウド部材の前側の車体部材とを連結する連結部材を設けたことを特徴としている。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、自動車の前部車体構造において、合成樹脂材料で構成したシュラウド部材のシュラウドアッパにフードロックを設けた構造に本発明を適用した場合のものである。尚、自動車の前後左右を前後左右として説明する。
【0017】
図1〜図3に示すように、自動車のフロントボディ1は、前後方向に延びる左右1対のフロントサイドフレーム2と、フロントサイドフレーム2の外側に設けられ、フロントフェンダ3の内側にある左右1対のホイールエプロンを有し、フロントサイドフレーム2の前端部分にシュラウド部材4が連結され、このシュラウド部材4の左右両端部には、左右のヘッドランプ5を保持する為の左右1対のランプ保持部6が連結されている。
【0018】
図2〜図4に示すように、各フロントサイドフレーム2の前端部には、フランジ部材7を介してバンパーレインフォースメント8を含むバンパー9を支持する為のブラケット10が連結されている。バンパーレインフォースメント8は左右方向に延びる閉断面形状に構成され、左右両端部には、ボックス形状の1対のブラケット10が夫々固着されて各ブラケット10がフランジ部材7に連結されている。
【0019】
次に、シュラウド部材4、ランプ保持部6について説明する。図2〜図7に示すように、シュラウド部材4は、エンジンの冷却水を冷却するラジエータ11と、空調用の冷媒を冷却するコンデンサー12等を保持する部材として活用され、このシュラウド部材4の左右両端部には、左右1対のランプ保持部6が設けられている。各ランプ保持部6は上枠部13とフランジ部材7と下枠部14と連結部15とを有し、これらランプ保持部6とシュラウド部材4は合成樹脂材料で一体成形されている。
【0020】
合成樹脂材料製のシュラウド部材4は、上下1対の横部材としてのシュラウドアッパ16及びシュラウドロア17と、左右1対の縦部材18,19と4本の斜部材20〜23とを有し、このうちシュラウドアッパ16と、シュラウドロア17と、左右1対の縦部材18,19とで略矩形枠状に一体成形され、略矩形状のラジエータ全周を囲繞して保持可能に構成されている。
【0021】
図2〜図7、図9に示すように、シュラウドアッパ16は、略上下方向に所定長さ延びる前壁24と、この前壁24の上縁部より後方に延びる下壁25と、下壁25の後端より上方に延びる後縦壁26と、後縦壁26の上縁部から後方上り傾斜状に延びる傾斜壁27とを有する。シュラウドロア17は、シュラウドアッパ16の下方に所定間隔をあけて平行に配設されている。1対の縦部材18,19は、シュラウドアッパ16の左右両端部とシュラウドロア17の左右両端部を上下に夫々連結する左右1対の縦部材18,19であり、各縦部材18,19の上端部からランプ保持部6の上枠部13が連結されている。尚、シュラウドアッパ16、シュラウドロア17、縦部材18,19には、適当間隔おきにある複数の補強用リブ28が一体成形されている。
【0022】
各縦部材18,19の側面にはフランジ部材7が接合され、各フランジ部材7の外縁部には後方に延びる下枠部14が連結され、上枠部13と下枠部14の先端が連結部15で連結されている。尚、上枠部13、下枠部14、連結部15にも、複数の補強用リブ28が夫々一体成形されている。
【0023】
次に、斜部材20〜23について説明する。図5〜図8に示すように、4本の斜部材20〜23は、シュラウド部材4を前記略矩形枠状に成形したときの変形を抑制する機能を有するものであり、4本の斜部材20〜23のうち上側2本の斜部材20,21は、シュラウドアッパ16と左右の縦部材18,19とを夫々連結するように一体成形されている。シュラウドアッパ16の前壁24の中間部分には、後述するフードロック収納部29が一体成形され、上側の各斜部材20,21の上端部がフードロック収納部29に連結され、下端部が縦部材18,19の略中段部に連結されている。下側2本の斜部材22,23のうち右側の斜部材22は、シュラウドロア17の右半部の中間部と、縦部材19の中段下部とを連結し、左側の斜部材23はこの右側の斜部材22に対し左右対称に設けられている。
【0024】
次に、ラジエータ11及びラジエータ11の取付け構造について説明する。図2、図3、図9、図10に示すように、ラジエータ11の下端部の左右両端部には、下方に突出する左右1対のピン30が付設されているシュラウドロア17の左右両端部には、このピン30よりも大径の1対の係合穴17aが形成され、各ピン30にダイナミックダンパー用の弾性部材31が外装された状態で1対のピン30がこれら弾性部材31を介して1対の係合穴17aに夫々嵌入されシュラウドロア17に直接支持されている。
【0025】
図3、図10に示すように、コンデンサー12は、ラジエータ11の直ぐ前方に配設され、このコンデンサー12の上部及び下部が図示外の連結部材を介してラジエータ11に連結された状態で支持されている。
【0026】
図3、図9に示すように、ラジエータ頂部の左右両端部には、上方に突出する左右1対のピン33が付設され、各ピン33を支持する為の凹部34がシュラウドアッパ16の下壁25と後縦壁26とにわたって形成されている。各凹部34は、ラジエータ11を略鉛直姿勢に保持した状態における各ピン33の上方に配設され、各凹部34の下壁25と後縦壁26の中央部には、矩形状の導入穴25a,26aが連続的に形成され、この導入穴25a,26aからラジエータ頂部のピン33を後方から導入可能に構成されている。これら導入穴25a,26aのうち導入穴25aは、凹部34の下壁25のうち車幅方向の中央約1/3部分が後端開放状に切欠き形成され、導入穴26aは、凹部34の後縦壁26のうち車幅方向の中央約1/3部分が下端開放状に切欠き形成されている。
【0027】
次に、ラジエータ11の組付け時にピン33の前後方向の移動を規制する係合部材35について説明する。図3、図9に示すように、係合部材35は硬質のゴムなどの弾性部材からなり矩形状に形成されている。この係合部材35の車幅方向長さは、凹部34の車幅方向長さよりも若干小さく形成され、且つ、凹部34の導入穴25aの幅寸法よりも幅広に形成され、前後方向長さは凹部34の前後方向長さよりもやや小さくなるように形成されている。
【0028】
係合部材35の平面視における中央付近部には、挿通孔35aが形成されている。挿通孔35aは車幅方向に長い長孔に形成され、この挿通孔35aにより係合部材35がピン33に外嵌係合可能に構成されると共に、係合部材35に対してピン33の車幅方向位置が調整可能に構成されている。従って、係合部材35の挿通孔35aがピン33に外嵌係合した状態で、この係合部材35を凹部34の後縦壁26に当接させることでラジエータ11の前後方向移動を規制するようになっている。また、係合部材35の車幅方向長さと、シュラウドアッパ16の凹部34の車幅方向長さを略同一長さに形成したことにより、凹部34の左右の側部縦壁(図示略)により係合部材35の車幅方向の移動を規制するようになっている。
【0029】
次に、凹部34の上面側を覆うカバー部材36について説明する。図9に示すように、シュラウドアッパ16には、各凹部34の上面側を覆う合成樹脂製のカバー部材36が設けられている。このカバー部材36は、傾斜壁27の斜面に連なる傾斜角度を有するカバー本体37と、カバー本体37の前端部と後端部に夫々一体形成された係合爪38,39とで構成されている。前側の係合爪38は水平方向に延びる板状に形成され、後側の係合爪39は、断面略U字状に形成され、基端側部分39aと、平坦部39bと、先端側部分39cとで構成されると共に、基端側部分39aに対して先端側部分39cが低く且つその先端部が後方下り傾斜状に形成されている。シュラウドアッパ16の前壁24には、凹部付近部において水平方向向きのスリット状係合孔24aが形成され、前側の係合爪38をこの係合孔24aに水平方向から係合させると共に、後側の係合爪39の先端側部分39cを下方にやや弾性変形させて後縦壁26の導入穴26aに導入させて平坦部39bを導入穴26aの上端に係合させるように構成されている。
【0030】
次に、フードロック40とフードロック収納部29について説明する。図5〜図8に示すように、シュラウドアッパ16の前壁24の左右方向中間部分には、フードロック40を収納する為の上面開放状のフードロック収納部29が一体成形されている。このフードロック収納部29は正面視長方形状に構成され、その前壁29aには鋼板製の補強部材41が取付けられ、補強部材41の左半部に衝突検知センサ42が取付けられている。自動車のバッテリに接続された図示外の制御ユニットに、衝突検知センサ42と、この衝突検知センサ42とその他の衝突検知センサからの信号を受けて作動するエアバッグユニット(図示略)が接続されている。
【0031】
図2、図4、図8に示すように、補強部材41には、フードロック40の前端の取付けフランジ43が前壁29aを挟んで左右1対のボルト・ナット44で取付けられている。この補強部材41の左右方向中間部分には、前方にやや突出する凸部41aが形成され、凸部41aとバンパーレインフォースメント8とが前方下り傾斜状の鋼製の連結部材45により連結されている。
【0032】
次に、以上説明した自動車の前部車体構造の作用について説明する。
シュラウド部材4を合成樹脂材料で構成し、シュラウド部材4のシュラウドアッパ16にフードロック収納部29を一体成形したので、部品点数を増やすことなくフードロック収納部29を簡単に形成することができる。それ故、部品の組立工数を低減することができ、製作費用の低減を図ることができる。さらにフードロック40を上面開放状のフードロック収納部29に収納する構成にしたので、フードとの間の隙間(前方側)からロック状態を解除しようとしてもフードロック収納部29に遮断されるから耐盗難性に優れた構造にすることができる。
【0033】
しかも、ラジエータ11をシュラウド部材4に対し自動車の前後方向でラップするように直接支持したので、シュラウド部材4の内側のデッドスペースを有効利用することができ、ラジエータ11を小型化することなくつまりラジエータ11の冷却性能の低下を抑えつつ前部車体形状を低ボンネット化したデザインにすることが可能になる。ラジエータ11をシュラウド部材4にラップするように直接支持したので、大重量のラジエータ11を確実に組付けることもできる。
【0034】
シュラウド部材4を、シュラウドアッパ16、シュラウドロア17と左右1対の縦部材18,19とで略矩形状に形成したので、シュラウド部材4の構造を簡単化すると共にシュラウド部材4の材料費の低減を図ることができる。シュラウド部材4を、ラジエータ11全周を囲繞して保持可能に略矩形状に形成したので、シュラウド部材4の内側のデッドスペースを有効利用してラジエータ11を配置することができ、前部車体構造をコンパクト化することができる。
【0035】
シュラウド部材4を略矩形枠状に成形するときの変形を抑制するための各斜部材20,21の上端部をフードロック収納部29に連結したので、新たに補強部材を追加することなくフードロック収納部29を補強することができ、フードロック収納部29の薄肉化を図り製作費を更に低減することができる。フードロック40をフードロック収納部29の前壁29aを挟んで補強部材41に取付けるから、フードロック40を強固に取付けることができる。
【0036】
次に、本実施形態を部分的に変更した変更形態について説明する。
1)シュラウドアッパ16の上壁に左右1対の取付穴を形成し、これら取付穴から略T字形状のピンを上方から夫々挿入してラジエータ頂部を支持するように構成してもよい。
2)シュラウドアッパ16の下壁25に、上面開放状のフードロック収納部を一体成形する構造にすることも可能である。
3)下側2本の斜部材22,23を省略することもあり得る。その他、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲において前記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能である。
【0037】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、シュラウド部材を合成樹脂材料で構成し、このシュラウド部材のシュラウドアッパにフードロック収納部を一体成形することにより、部品点数を増やすことなくフードロック収納部を簡単に形成することができる。それ故、部品の組立工数を少なくすることができ、設備費の低減を図ることができる。さらにフードロックを上面開放状のフードロック収納部に収納する構成にしたので、フードとの間の隙間(前方側)からロック状態を解除しようとしてもフードロック収納部に遮断されるから耐盗難性に優れた構造にできる。
【0038】
ラジエータをシュラウド部材に対し自動車の前後方向でラップするように直接支持したので、シュラウド部材のデッドスペースを有効利用するでき、ラジエータを小型化することなくつまりラジエータの冷却性能の低下を抑えつつ前部車体形状を低ボンネット化したデザインにすることが可能になる。ラジエータをシュラウド部材にラップするように直接支持したので、大重量のラジエータを確実に組付けることもできる。そして、フードロックをフードロック収納部の前壁を挟んで補強部材に取付けるから、フードロックを強固に取付けることができる。
【0039】
【0040】
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る自動車の前部の斜視図である。
【図2】前部車体構造の斜視図である。
【図3】前部車体構造の分解斜視図である。
【図4】シュラウド部材、ランプ保持部、バンパーレイン等の斜視図である。
【図5】シュラウド部材とランプ保持部の正面図である。
【図6】シュラウド部材とランプ保持部の平面図である。
【図7】シュラウド部材とランプ保持部の側面図である。
【図8】フードロック収納部付近の部分拡大平面図である。
【図9】シュラウド部材の上部のラジエータ支持構造を示す縦断面図である。
【図10】シュラウド部材の下部のラジエータ支持構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
4 シュラウド部材
11 ラジエータ
16 シュラウドアッパ
17 シュラウドロア
18,19 縦部材
20,21 斜部材
29 フードロック収納部
29a 前壁
40 フードロック
41 補強部材
42 衝突検知センサ

Claims (2)

  1. 少なくともシュラウド部材のシュラウドアッパにラジエータ頂部を取付けると共に、このラジエータの前側でシュラウドアッパにフードロックを設けた自動車の前部車体構造において、
    前記シュラウド部材を合成樹脂材料で構成し、ラジエータをシュラウド部材に対し自動車の前後方向でラップするように直接支持すると共に、フードロックを収納する為の上面開放状のフードロック収納部をシュラウドアッパに一体成形し、
    前記フードロック収納部の前壁に補強部材を介して衝突検知センサを設け、フードロックを前記前壁を挟んで補強部材に取付けたことを特徴とする自動車の前部車体構造。
  2. 前記フードロックとシュラウド部材の前側の車体部材とを連結する連結部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車の前部車体構造。
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