JP4311219B2 - パワープラントマウント保持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のエンジン等のパワープラントを車体に対して弾性支持する、パワープラントマウント保持構造に関するものである。
従来、エンジンやトランスミッション(以下、これらをまとめてパワープラントという)は弾性支持部材であるパワープラントマウントを介して車体(例えばサイドメンバ)に取り付けられており、これにより、エンジンおよびトランスミッションで生じた振動が車体に直接伝達されないようになっている。
しかし、パワープラントは重量が重く、また、マウントに作用する力も大きいため、このプラントを支持するマウントをそのまま車体に組み付けたのでは車体の強度が不足する場合がある。
このような事態を回避するため、例えば、以下の特許文献1に示すようにサイドメンバを部分的に補強する補強用ブラケットを介してマウントを車体に取り付ける技術が存在する。
この特許文献1には、その図1や図2に示すように、ボルト(9)によってパワープラントマウント(6a)を補強用ブラケット(19)に取り付け、さらに、他の複数のボルト(21)によって補強用ブラケット(19)をサイドメンバ(5a)に取り付けるようにした技術が開示されている。
実開平4−16024号公報
しかしながら、上記の特許文献1による技術では、パワープラントマウント(6a)とサイドメンバ(5a)とが直接固定されている箇所がなく、パワープラントマウント(6a)の保持強度が不十分になるおそれがあった。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、パワープラントマウントが組み付けられる部分の車体強度を向上させながら、パワープラントマウントの保持強度を向上させることのできる、パワープラントマウント保持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のパワープラントマウント保持構造(請求項1)は、パワープラントを弾性支持するパワープラントマウントと、車両の所定方向に延在する一方側壁部と該一方側壁部に対して略平行に所定距離離隔されて延在する他方側壁部とを有するメンバ部材と、該メンバ部材の内部に配設された補強部材と、該パワープラントマウント,該メンバ部材及び該補強部材を一体に固定するボルトと、を備え、該メンバ部材該一方側壁部、該パワープラントマウント挿入されるマウントホールと、該マウントホールの外周近傍に穿設されたボルト穴とを有し、該補強部材が、該マウントホール近傍における該一方側壁部と該他方側壁部との間に亘って設けられたクロス部と、該クロス部の一端から屈曲して該他方側壁部に当接しながら延在し、該他方側壁部に固着された第1当接部と、該クロス部の他端から屈曲して該一方側壁部に当接しながら延在し、該ボルト穴に対応する位置に第2ボルト穴を有する第2当接部とを有し、該パワープラントマウントが、該ボルト穴に対応する位置に第3ボルト穴を有し、該ボルトが、重ね合わされた該ボルト穴,該第2ボルト穴及び該第3ボルト穴に挿通されて固定されることを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明のパワープラントマウント保持構造は、請求項1記載の内容において、該第2当接部における該一方側壁部との当接面の裏側に固定され、該ボルトに螺合するナット、を備えたことを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明のパワープラントマウント保持構造は、請求項1記載の内容において、該第1当接部と該他方側壁部との間に閉断面が形成され、該閉断面は、該第1当接部の上下方向略中央部分に、該他方側壁部に当接して溶着される面から凹形状に形成されていることを特徴としている。
本発明のパワープラントマウント保持構造によれば、メンバ部材のパワープラントマウントが組み付けられる部分には、クロス部を有する補強部材が介装されるため、メンバ部材のパワープラントマウントが組み付けられる部分の強度を向上させることができる。また、パワープラントマウントとメンバ部材の一方側壁部と補強部材とがボルトにより重合されて締結固定されるので、パワープラントマウントはメンバ部材およびクロス部を有する補強部材の両方に固定されることになりパワープラントマウントの保持強度を向上させることができる。(請求項1)
また、第2当接部における該一方側壁部との当接面の裏側に固定されたナットと螺合するボルトによりパワープラントマウントとメンバ部材の一方側壁部とが補強部材の第2当接部に固定されるため、パワープラントマウントの組み付け性も向上させることができる。(請求項2)
また、補強部材の第1当接部とメンバ部材の他方側壁部との間の、該第1当接部の上下方向略中央部分に閉断面が形成されることによってメンバ部材のパワープラントマウントが組み付けられる部分の強度をより一層向上させることができる。(請求項3)
本発明のパワープラントマウント保持構造の実施形態について説明する。図1〜図4はその一実施形態を示すものであって、図1はその構成を示す模式的な斜視図、図2はその補強部材を示す模式的な斜視図、図3はその模式的な上面図、図4はその模式的な断面図であって図1のV−V矢視断面を示す図である。なお、図1においては紙面左上が車両の後方向であり、紙面右上が車両の左側方向(車外側)であり、また、紙面上方が車両の上方向である。
図1に示すように、車体としてのサイドメンバ(メンバ部材)1は車両の左側において前後方向に配設されている。なお、この図1に示す車両左側のサイドメンバ1と同様のサイドメンバが、車体の右側にも設けられているが、右側のサイドメンバは図1に示す左側のサイドメンバ1と左右対称の構造であるので、詳しい説明は省略し、以下、左右のサイドメンバを区別する必要がない場合は単に「サイドメンバ」として説明する。
このサイドメンバ1の鉛直断面は中空に形成されており、具体的には、車内側に立設する車内側壁部(一方側壁部)1aと、車外側に立設する車外側壁部(他方側壁部)1bと、車内側壁部1aと車外側壁部1bとの下端を接続しサイドメンバの底を形成する底部(図示略)との3つの面により構成され、鉛直断面視で略U字形状となって形成されている。
このうち、車内側壁部1aと車外側壁部1bとは、略平行に配設され、所定距離離隔し、それぞれ車両の前後方向に延在して形成されている。なお、このサイドメンバ1内の空間、すなわち、車外側壁部1bと車内側壁部1aと底部とに囲まれた空間(一方側壁部と他方側壁部との間)をサイドメンバの内部1cという。
また、車内側壁部1aおよび車外側壁部1bの上端には、それぞれ外側に広がるフランジ部1af,1bfが形成され、このフランジ部1af,1bf上に図示しない部材が溶接されることにより、閉断面が形成されるようになっている。
また、サイドメンバ1の車内側壁部1aには後述するパワープラントマウントが挿入される穴部(マウントホール)2が穿設されており、このマウントホール2はパワープラントマウントの外形に合わせて形成されており、本実施形態においては略真円となるように形成されている。
また、車内側壁部1aには車内側からボルト(図1では図示略)が挿入できるように、マウントホール2の外周近傍においてボルト穴3が4つ穿設されている。なお、これらのボルト穴3は、後述するバルクヘッド4に設けられたナットの位置に対応する位置に穿設されている。
パワープラントマウント5は、図3に示すように、プレス成形された鋼板のケース内にゴムが充填された基台部7と、この基台部7のゴム内に対して弾性支持されたアーム6とから構成され、このアーム6がいずれも図示しないエンジンもしくはトランスミッション等のパワープラントと接続されることによって、パワープラントがサイドメンバ1に対して弾性支持されるようになっている。
なお、本実施形態において、図1に示す車両左側のサイドメンバ1に設けられるパワープラントマウント5のアーム6はエンジンと接続されるので、車両左側のパワープラントマウント5は「エンジンマウント」として機能し、逆に、図示しない右側のサイドメンバに設けられるパワープラントマウントのアームはトランスミッションと接続されるので、車両右側のパワープラントマウントは「トランスミッションマウント」として機能するが、パワープラントマウントとしての構造は同一であるので、両者を特に区別する必要がなく、本実施形態においては「パワープラントマウント」として説明する。
そして、このパワープラントマウント5が挿入されるマウントホール2の近傍におけるサイドメンバの内部1cには、バルクヘッド(補強部材)4が配設されている。
このバルクヘッド4は、図2および図3に示すように、車両の幅方向に延在し車外側壁部1bと車内側壁部1aとの間に亘って設けられたクロス部4b,4bと、車外側壁部1bと当接するクロス部4b,4bの一端から屈曲して車外側壁部1bに当接しながら延在してクロス部4b,4bの一端同士を接続するとともに車外側壁部1bと溶着された第1当接部4aと、車内側壁部1aと当接するクロス部4b,4bの他端から屈曲して車内側壁部1aに当接しながら延在する第2当接部4c,4cとによって形成されている。なお、本実施形態において、このバルクヘッド4は鋼板をプレスすることによって一体に形成されており、また、第2当接部4c,4cの裏面(即ち、車両の外側方向の面)には、ボルトと螺合するウェルドナット(ナット)9,9が図示はしないが2つ上下方向に並んで車内側壁部1aに形成された4つのボルト穴3の位置と対応するように固着されている。
また、図2および図4に示すように第1当接部4aの上下方向略中央部分は、車外側壁部1bに当接して溶着される面から部分的に凹形状に形成されている。これによって、第1当接部4aと車外側壁部1bとの間に閉断面15が形成されている。
一方、パワープラントマウント5の基台部7にも図示しないボルト穴が形成されており、この基台部7のボルト穴も車内側壁部1aに形成されたボルト穴3の位置と対応する位置に設けられている。
これにより、パワープラントマウント5をサイドメンバ1に対して固定する際、作業者は、パワープラントマウント5をマウントホール2に挿入し、その後、ボルト8をボルト穴3に挿入して締結するだけで、パワープラントマウント5とサイドメンバ1の車内側壁部1aとバルクヘッド4とが重合され、バルクヘッド4とパワープラントマウント5とを同時にサイドメンバ1に対して固定することができるようになっている。
本実施形態に係るパワープラントマウント保持構造は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果を奏する。
まず、サイドメンバ1のパワープラントマウント5が組み付けられるサイドメンバの内部1cにはクロス部4bを有するバルクヘッド4が介装されるため、車外側壁部1bに固着されるとともに車内側壁部1aと固定されるクロス部4bが車内側壁部1aと車外側壁部1bとを掛け渡してサイドメンバ1のパワープラントマウント5が組み付けられる部分の強度を向上させることができる。また、パワープラントマウント5とサイドメンバ1の車内側壁部1aとバルクヘッド4とが重合されて固定されるため、パワープラントマウント5は、サイドメンバ1とバルクヘッド4との両方に固定されることになり、パワープラントマウント5の保持強度も向上させることができる。
このように、本実施形態に係るパワープラントマウント保持構造によれば、パワープラントマウント5が組み付けられる部分の車体、即ち、サイドメンバ1の強度を向上させながら、パワープラントマウント5の保持強度を向上させることが可能となる。
また、パワープラントマウント5をサイドメンバ1に対して固定する場合、作業者は、パワープラントマウント5をマウントホール2に挿入した後に、サイドメンバ1の車内側壁部1aに穿設されたボルト穴3およびこのボルト穴3と重なるパワープラントマウント5の基台部7に形成された図示しないボルト穴にボルト8を挿通し、バルクヘッド4の第2当接部4cの裏側に固着されているウェルドナット9にこのボルト8を螺合締結するだけで、パワープラントマウント5とバルクヘッド4とサイドメンバ1とが同時に固定できる。また、バルクヘッド4は第1当接部4aがサイドメンバの車外側壁部1bと予め溶着されており、ボルト8を挿通する際の位置合わせが容易である。
従って、パワープラントマウント5の組み付け性も向上させることができる。
さらに、バルクヘッド4の第1当接部4aとサイドメンバ1の車外側壁部1bとの間には、閉断面15が形成されているため、サイドメンバ1のパワープラントマウント5が組み付けられる部分の強度をより一層向上させることができる。
次に上述した一実施形態に係る本願発明のパワープラントマウント保持構造の変形例ついて説明する。なお、本変形例は基本的に上述の一実施形態の構成(図1参照)と同様であるので、この一実施形態と異なる部分についてのみ、図5を用いて説明する。また、上述の一実施形態と同一の部材については同一の符号を付し、異なる部分のみを異なる符号を付して説明する。
図5は、本変形例における本発明のパワープラントマウント保持構造を示す模式的な上面図であって、上述の一実施形態における図3に対応する図である。なお、この変形例では、バルクヘッド10のみが上述の一実施形態と異なっており、これ以外は上述の一実施形態のものと同様である。
つまり、本変形例に係るバルクヘッド10は、マウントホール2の前方側に設けられた前方バルクヘッド11と、マウントホール2の後方側に設けられた後方バルクヘッド12とから構成されている。
このうち、前方バルクヘッド11および後方バルクヘッド12は、ともに図5に示すように、上面視で略U字形状をしており、その配設方向が異なっている点以外は同一の部材である。
前方バルクヘッド11は、車内側壁部1aおよび車外側壁部1bに接続されるフランジ部11f1,11f2と、これらのフランジ部11f1,11f2と一体に形成されたクロス部11bとをそなえて形成されている。
このうち、クロス部11bは、車両の幅方向に車内側壁部1aと車外側壁部1bとの間に亘って設けられた部材であり、また、一方のフランジ部(第1当接部)11f1は、車外側壁部1bと当接するクロス部11bの一端から屈曲して車外側壁部1bに当接しながら車両前方へ延在して、車外側壁部1bの内面に対して溶着された部材である。そして、他方のフランジ部(第2当接部)11f2は、車内側壁部1aと当接するクロス部11bの他端から屈曲して車内側壁部1aに当接しながら車両前方へ延在した部材であって、このフランジ部11f2の裏面(即ち、車両の外側方向の面)には、ボルト8と螺合するウェルドナット(ナット)9が図示はしないが上下方向に並んで2つ設けられている。
同様に、後方バルクヘッド12は、車内側壁部1aおよび車外側壁部1bに接続されるフランジ部12f1,12f2と、これらのフランジ部12f1および12f2と一体に形成されたクロス部12bとをそなえて一体に形成されている。
このうち、クロス部12bは、車両の幅方向に車内側壁部1aと車外側壁部1bとの間に亘って設けられた部材であり、また、一方のフランジ部(第1当接部)12f1は、車外側壁部1bと当接するクロス部12bの一端から屈曲して車外側壁部1bに当接しながら車両後方へ延在して、車外側壁部1bの内面と溶着された部材である。そして、他方のフランジ部(第2当接部)12f2は、車内側壁部1aと当接するクロス部12bの他端から屈曲して車内側壁部1aに当接しながら車両後方へ延在した部材であって、このフランジ部12f2の裏面(即ち、車体の外側方向の面)には、ボルト8と螺合するウェルドナット(ナット)9が上下方向に並んで2つ設けられている。
本変形例に係るパワープラントマウント保持構造は上述のように構成されているので、以下のような作用・効果を奏する。
まず、サイドメンバ1のパワープラントマウント5が組み付けられるサイドメンバの内部1cにはクロス部11b,12bを有するバルクヘッド10(前部バルクヘッド11および後部バルクヘッド12)が介装されるため、車外側壁部1bに固着されるとともに車内側壁部1aと固定されるクロス部11b、12bが車内側壁部1aと車外側壁部1bとを掛け渡してサイドメンバ1のパワープラントマウント5が組み付けられる部分の強度を向上させることができる。
また、パワープラントマウント5とサイドメンバ1の車内側壁部1aとバルクヘッド10(前部バルクヘッド11および後部バルクヘッド12)とが重合されて固定されるため、パワープラントマウント5は、サイドメンバ1とバルクヘッド10(前部バルクヘッド11および後部バルクヘッド12)との両方に固定されることになり、パワープラントマウント5の保持強度を向上させることが可能できる。
このように、本変形例に係るパワープラントマウント保持構造によれば、パワープラントマウント5が組み付けられる部分の車体、即ち、サイドメンバ1の強度を向上させながら、パワープラントマウント5の保持強度を向上させることが可能である。
また、パワープラントマウント5をサイドメンバ1に対して固定する場合、作業者は、パワープラントマウント5をマウントホール2に挿入した後に、サイドメンバ1の車内側壁部1aに穿設されたボルト穴3およびこのボトル穴3と重なるパワープラントマウント5の基台部7に形成されたボルト穴にボルト8を挿通し、バルクヘッド10(前部バルクヘッド11および後部バルクヘッド12)の第2当接部11f2、12f2の裏側に固着されているウェルドナット9にこのボルト8を螺合締結するだけで、パワープラントマウント5とバルクヘッド10(前部バルクヘッド11および後部バルクヘッド12)とサイドメンバ1とを同時に固定できる。
また、バルクヘッド10(前部バルクヘッド11および後部バルクヘッド12)は第1当接部11f1、12f1がサイドメンバの車外側壁部1bと予め溶着されており、ボルト8を挿通する際の位置合わせが容易である。したがって、パワープラントマウント5の組み付け性も向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態およびその変形例を説明したが、本発明は係る実施形態やその変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、バルクヘッド4の第2当接部4cはサイドメンバ1の車内側壁部1aの内面と予めスポット溶接などにより固定されていてもよい。
また、上述の実施形態およびその変形例においては、車両の後部にエンジンを搭載する場合を例にとって説明したが、ミッドシップエンジンとする場合やフロントエンジンとする場合は、それぞれ対応する箇所のサイドメンバにマウントホールを穿設して本発明を適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係るパワープラントマウント保持構造の構成を示す模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態に係るパワープラントマウント保持構造の要部構成を示す模式的な斜視図である。 本発明の一実施形態に係るパワープラントマウント保持構造の要部構成を示す模式的な上面図である。 本発明の一実施形態に係るパワープラントマウント保持構造の要部構成を示す模式的な断面図であって、図1のV−V矢視断面を示す。 本発明の一実施形態の変形例に係るパワープラントマウント保持構造の要部構成を示す模式的な上面図である。
符号の説明
1 サイドメンバ(メンバ部材)
1a 車内側壁部(一方側壁部)
1b 車外側壁部(他方側壁部)
1c サイドメンバの内部(一方側壁部と他方側壁部との間)
2 マウントホール
3 ボルト穴
4 バルクヘッド(補強部材)
4a 第1当接部
4b,11b,12b クロス部
4c 第2当接部
5 パワープラントマウント
6 アーム
7 基台部
8 ボルト
9 ウェルドナット(ナット)
10 バルクヘッド(補強部材)
11 前部バルクヘッド
11f1,12f1 フランジ(第1当接部)
11f2,12f2 フランジ(第2当接部)
12 後部バルクヘッド
15 閉断面

Claims (3)

  1. パワープラントを弾性支持するパワープラントマウントと、
    車両の所定方向に延在する一方側壁部と該一方側壁部に対して略平行に所定距離離隔されて延在する他方側壁部とを有するメンバ部材と、
    該メンバ部材の内部に配設された補強部材と、
    該パワープラントマウント,該メンバ部材及び該補強部材を一体に固定するボルトと、を備え、
    該メンバ部材該一方側壁部
    該パワープラントマウント挿入されるマウントホールと、
    該マウントホールの外周近傍に穿設されたボルト穴とを有し、
    該補強部材が、
    該マウントホール近傍における該一方側壁部と該他方側壁部との間に亘って設けられたクロス部と、
    該クロス部の一端から屈曲して該他方側壁部に当接しながら延在し、該他方側壁部に固着された第1当接部と、
    該クロス部の他端から屈曲して該一方側壁部に当接しながら延在し、該ボルト穴に対応する位置に第2ボルト穴を有する第2当接部とを有し、
    該パワープラントマウントが、該ボルト穴に対応する位置に第3ボルト穴を有し、
    該ボルトが、重ね合わされた該ボルト穴,該第2ボルト穴及び該第3ボルト穴に挿通されて固定される
    ことを特徴とする、パワープラントマウント保持構造。
  2. 該第2当接部における該一方側壁部との当接面の裏側に固定され、該ボルトに螺合するナット、を備えた
    ことを特徴とする、請求項1記載のパワープラントマウント保持構造。
  3. 該第1当接部と該他方側壁部との間に閉断面が形成され
    該閉断面は、該第1当接部の上下方向略中央部分に、該他方側壁部に当接して溶着される面から凹形状に形成されている
    ことを特徴とする、請求項2記載のパワープラント保持構造。
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