JP2020163957A - サブフレーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】四輪駆動車両又は二輪駆動車両を問わず複数の車種で共用することが可能なサブフレーム構造を得ること。【解決手段】車両前部に配置されたパワープラントPの下方に設けられ、車両前後方向に沿って延びる左右一対のエクステンションメンバ14と、各エクステンションメンバ14の車両後方端部に連結され、車幅方向に沿って延びるリヤメンバ16とを備え、リヤメンバ16の車両後方側は、下方に向かって窪むモータ載置用凹部50を有し、このモータ載置用凹部50には、リヤメンバ16の上面に搭載される電動パワーステアリング52のモータ54の少なくとも一部が載置される。【選択図】図2

Description

本発明は、フロントサイドフレームの下方側に取り付けられているサブフレームの構造に関する。
例えば、特許文献1には、軽金属で形成され車両後方位置に配置されたリヤメンバと、このリヤメンバから前方に延びるエクステンションメンバとを備えたサブフレーム構造が開示されている。
特許文献1に開示されたサブフレーム構造では、エクステンションメンバとリヤメンバとの接合部の強度を補強することがなく、エクステンションメンバに脆弱部を設けている。これにより、車両前方から衝突荷重が入力された際、脆弱部を起点としてサブフレームを折り曲げることができる、としている。
国際公開第2019/008747号
ところで、サブフレームのリヤメンバの車両後方位置に電動パワーステアリングが配置される場合がある。四輪駆動車両の場合、電動パワーステアリングを高い位置に配置してトランスミッションから延びるトランスファを電動パワーステアリングの下方位置で通す必要がある。二輪駆動車両の場合、トランスファが無いため電動パワーステアリングの位置を四輪駆動車両の場合よりも下げて配置している。
単純に、トランスファを電動パワーステアリングよりも上の位置で通した場合、トランスファが比較的高い位置に配置されるため、車両レイアウトが低下するおそれがある。また、前記したように、四輪駆動車両と二輪駆動車両とでは、電動パワーステアリングを配置するためのサブフレームの構造がそれぞれ異なるため、四輪駆動車両用サブフレームと、二輪駆動車両用サブフレームとがそれぞれ必要となり、製造コストが高騰する。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、四輪駆動車両又は二輪駆動車両を問わず複数の車種で共用することが可能なサブフレーム構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明に係るサブフレーム構造は、車両前部に配置されたパワープラントの下方に設けられ、車両前後方向に沿って延びる左右一対のエクステンションメンバと、前記各エクステンションメンバの車両後方端部に連結され、車幅方向に沿って延びるリヤメンバと、を備え、前記リヤメンバの車両後方側は、下方に向かって窪む凹部を有し、前記凹部には、前記リヤメンバの上面に搭載される操舵装置のモータの少なくとも一部が載置されることを特徴とする。
本発明では、四輪駆動車両又は二輪駆動車両を問わず複数の車種で共用することが可能なサブフレーム構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係るサブフレーム構造が適用あれたフロントサブフレームの車両前方側の下方から見た斜視図である。 図1に示すフロントサブフレームの平面図である。 図2に示す状態からパワープラント、電動パワーステアリング等を取り除いた状態を示す平面図である。 図3に示すフロントサブフレームのリヤメンバの拡大平面図である。 図2に示すフロントサブフレームの底面図である。 補強ブラケットの底面図である。 図3に示すフロントサブフレームの一部破断側面図である。 フロントサブフレームの拡大一部破断側面図である。 図4のIX−IX線に沿ったモータ載置用凹部の断面図である。 リヤメンバの車両後方端部に配置された延長ブラケットを示す平面図である。 図10を下方側から見た底面図である。 延長ブラケットを示す一部省略拡大斜視図である。 図12のXIII−XIII線に沿った断面図である。 図12のXIV−XIV線に沿った断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、車両上下方向(鉛直上下方向)を、それぞれ示している。
図1に示されるように、車両前部には、本発明の実施形態に係るサブフレーム構造が適用されたフロントサブフレーム10(以下、単に、サブフレーム10という)が配置されている。このサブフレーム10は、車両前後方向に沿って延びている左右一対の図示しないフロントサイドフレームの下方側に取り付けられている。
サブフレーム10は、図示しない前輪用懸架装置を支持すると共に、図示しないマウント機構を介してパワープラントP(例えば、モータやエンジン等の駆動源のユニット)を支持している。換言すると、サブフレーム10は、パワープラントPの下方に配置されている(図1、図2参照)。なお、左右一対のフロントサイドフレームの車両後方端部は、左右一対のアウトリガ13(図13参照、車体側部材)の車両前方端部に連結されている。
図3に示されるように、サブフレーム10は、左右一対のエクステンションメンバ14、14と、リヤメンバ16と、補強ブラケット18とを備えて構成されている。また、サブフレーム10は、ボルト及びナットを介して、複数の車体側部材とそれぞれ連結される複数の車体連結部が設けられている。複数の車体連結部は、左右一対の前側車体連結部20、20と、左右一対の中央車体連結部22、22と、左右一対の後側車体連結部(ボディ連結部)24、24とから構成されている。
前側車体連結部20は、各エクステンションメンバ14の車両前端に近接する前方側に位置し、上下方向に沿って貫通する貫通孔を有する。前側車体連結部20は、この貫通孔を貫通して上方に向かって突出するボルト及びナットによって、車体側部材(例えば、バルクヘッド)に連結されている。
中央車体連結部22は、リヤメンバ16の車両前方端部で車幅方向外側に向かって延出すると共に、上方に向かって所定長だけ突出する突起部30を有する。この突起部30には、上下方向に沿って貫通する貫通孔を有する。この貫通孔を貫通して突起部30から上方に向かって突出するボルト及びナットによって、各フロントサイドフレームに連結されている。
後側車体連結部24は、リヤメンバ16の車両後方端部で車両後方に向かって突出する突出部36を有する(図2、図3参照)。突出部36は、上下方向に沿って貫通する貫通孔を有する。この貫通孔を貫通して突出部36から上方に向かって突出するボルト40及び図示しないナットや後記する延長ブラケット42によって、車体側部材(例えば、左右一対のアウトリガ13)に連結されている(図13参照)。
左右一対のエクステンションメンバ14、14は、平面視して、概ね車両前後方向に沿って延び、車両前方に向かって僅かに拡開するように配置されている。すなわち、図3に示されるように、左右一対のエクステンションメンバ14、14の車両前方端部同士の車幅方向の離間距離は、左右一対のエクステンションメンバ14、14の車両後方端部同士の車幅方向の離間距離よりも大きくなっている。各エクステンションメンバ14の軸直方向の断面は、矩形状を呈する閉断面で構成されている。また、各エクステンションメンバ14は、例えば、鉄鋼材料で形成されている。
リヤメンバ16は、左右一対のエクステンションメンバ14、14の車両後方に配置され、車幅方向に沿って延在している。また、リヤメンバ16は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等の軽金属で形成されている。
図3に示されるように、リヤメンバ16は、各エクステンションメンバ14の各車両後方端部とリヤメンバ16の左右の車両前方端部とがそれぞれ連結される左右一対の連結部44、44を有する。各連結部44は、車幅方向外側に位置し、ボルト及びナットで連結される外側連結部44aと、パワープラントPが配置されたパワープラント室側に臨む車幅方向内側に位置し、ボルト及びナットで連結される内側連結部44bとから構成されている。なお、各エクステンションメンバ14とリヤメンバ16とは、溶接等の接合手段を介して一体的に連結されるようにしてもよい。
図4に示されるように、リヤメンバ16の車両前方端部側で車幅方向に沿った中央部には、トルクロッド46が取り付けられるトルクロッド取付部48が配置されている。トルクロッド取付部48は、平面視して略三角形状を呈し、リヤメンバ16の上面に接合されている。トルクロッド46の一側がトルクロッド取付部48に取り付けられ、トルクロッド46の他側がパワープラントPに連結されている。トルクロッド46を介してサブフレーム10とパワープラントPとを連結することで、パワープラントPが発生する振動等を低減し静粛性を向上させることができる。
図4に示されるように、リヤメンバ16の車両後方端部側の上面には、下方に向かって窪むモータ載置用凹部(凹部)50が設けられている。このモータ載置用凹部50は、車両前後方向に沿った断面が略円弧状を呈し(図7、図8参照)、平面視して車幅方向に沿って細長の帯状に延在している(図4参照)。このモータ載置用凹部50には、リヤメンバ16の上面に搭載される電動パワーステアリング(操舵装置)52のモータ54の少なくとも一部が配置される(図2参照)。
図9に示されるように、モータ載置用凹部50の最も下方に位置する内部底壁50aは、モータ載置用凹部50の車幅方向中央部から車幅方向外側にいくにつれて上方に向かって立ち上がる傾斜面50bで構成されている。
リヤメンバ16の車両前後方向に沿った中央部で、トルクロッド取付部48とモータ載置用凹部50との間には、電動パワーステアリング52のタイロッド56が載置されるタイロッド載置用凹部58が設けられている(図7、図8参照)。このタイロッド載置用凹部58は、モータ載置用凹部50よりも小径からなる断面円弧状を呈し、車幅方向に沿って延在している。なお、モータ載置用凹部50において、最も内側下方に位置する底部は、タイロッド載置用凹部58において最も内側下方に位置する底部よりも下方に位置している(図8参照)。
図8に示されるように、リヤメンバ16のモータ載置用凹部50の車両後方には、上下方向及び左右方向に沿って延びる縦壁60が設けられている。この縦壁60は、モータ載置用凹部50を構成する車両後方側壁に連続する前側傾斜壁61aと、頂上の稜線部61cを経て車両後方側に向かって立ち下がる後側傾斜壁61bとによって構成されている。後側傾斜壁61bの傾斜角度は、前側傾斜壁の傾斜角度よりも大きくなっている。
なお、リヤメンバ16の車両前方端部で車幅方向外側には、図示しないサスペンションアームが取り付けられる前側のサスペンション取付部63aが設けられている(図3、図2参照)。また、リヤメンバ16の車両後方側で車幅方向外側には、図示しないサスペンションアームが取り付けられる後側のサスペンション取付部63bが設けられている(図3、図2参照)。
図10乃至図14に示されるように、リヤメンバ16には、後側車体連結部24及び突出部36を覆う延長ブラケット42が設けられている。後側車体連結部24は、この延長ブラケット42を介して車体側部材(アウトリガ13)に連結されている(図13参照)。延長ブラケット42は、車両後方から見て略M字状を呈している(図14参照)。この延長ブラケット42の上部中央には、下方に向かって窪むビード62が設けられている(図12参照)。このビード62は、平面視して、延長ブラケット42の中間部から車両後端まで延出している。ビード62を間にした左右両側には、車両後方に向かって立ち下がる傾斜面65、65が設けられている(図10、図12、図13参照)。
図14に示されるように、延長ブラケット42は、車幅方向の両端部で下方に延びる左右一対のフランジ64、64を有する。また、延長ブラケット42は、ボルト66a及びナット66bを介して、後側車体連結部24よりも車両後方位置でリヤメンバ16に連結されている(図13参照)。さらに、延長ブラケット42は、後側車体連結部24と車体側部材(アウトリガ13)との間に介在する平板部68を有する。この平板部68は、平面視して中心孔を有する環状体からなり、平板部68の上面には、樹脂材・樹脂被膜70(図12及び図10の網点参照)が形成されている。
図5、図6に示されるように、補強ブラケット18は、リヤメンバ16の下面側に上下方向で積層(重畳)して配置されている。補強ブラケット18は、リヤメンバ16と複数のボルトで締結される複数(本実施形態では、5つの場合を例示)の中間締結点(中間結合点)72を有する。この複数の中間締結点72は、底面視して、車両後方で車幅方向中央に頂点を有するV字状に配置されている(図6及び図5参照)。なお、中間結合点は、ボルトを用いることがなく、例えば、スポット溶接等の接合手段を介して補強ブラケット18とリヤメンバ16とを一体的に接続点で結合するようにしてもよい。
また、補強ブラケット18は、該補強ブラケット18の車両前方端部で車幅方向外側まで延出する延長部74を有する。この延長部74は、エクステンションメンバ14の車両後方端部と、リヤメンバ16の車両前方端部とが連結される連結部44まで延出している。
図6に示されるように、延長部74は、連結部44(外側連結部44a、内側連結部44b)でエクステンションメンバ14とリヤメンバ16に共締めされて車体側部材に連結されている。また、補強ブラケット18の後方端部は、左右一対の後側車体連結部24、24により、リヤメンバ16に共締めされて車体側部材に連結されている。このように補強ブラケット42の外周部は、車体側部材に対して固定されている。
また、延長部74は、車幅方向内側から車幅方向外側に向かって屈曲すると共に、底面視して車幅方向内側から車幅方向外側へ行くほど幅狭となる屈曲部76を有する(図6参照)。
本実施形態に係るサブフレーム構造が適用されたフロントサブフレーム10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、リヤメンバ16の車両後方端部側に、下方に向かって窪むモータ載置用凹部(凹部)50が設けられている。このモータ載置用凹部50には、リヤメンバ16の上面に搭載される電動パワーステアリング(操舵装置)52のモータ54の少なくとも一部が配置されている。
本実施形態では、リヤメンバ16の車両後方端部側にモータ載置用凹部50を設けることで、四輪駆動車両又は二輪駆動車両を問わず複数の車種でサブフレーム10を共用することができる。
すなわち、本実施形態では、電動パワーステアリング52のモータ54の載置位置を従来と比較して下方側に低くすることにより、モータ54の上方に空間部を設けることが可能となる。これにより、本実施形態では、四輪駆動車両の場合、トランスミッションから延びるトランスファを電動パワーステアリング52の上方位置(モータ54の上方の空間部)で通すことが可能となる。また、本実施形態では、二輪駆動車両の場合、トランスファが無いため電動パワーステアリング52の位置を四輪駆動車両の場合と同じ位置で配置することが可能となる。本実施形態では、四輪駆動車両及び二輪駆動車両にそれぞれ搭載されるサブフレーム10の構造をそれぞれ同一(共通)として、四輪駆動車両用サブフレーム及び二輪駆動車両用サブフレームがそれぞれ不要となり、製造コストを低減化することができる。
また、本実施形態では、リヤメンバ16の車両前方端部側で車幅方向に沿った中央部に、トルクロッド46が取り付けられるトルクロッド取付部48を配置している。すなわち、本実施形態では、四輪駆動車両のトランスファを電動パワーステアリング52の上方位置で通すことが可能となる。このため、本実施形態では、トランスファの下方、つまり、リヤメンバ16の車両前方端部側で車幅方向に沿った中央部に空間部を設けることができる。この結果、本実施形態では、従来において車幅方向の左側又は右側に配置していたトルクロッド46をこの空間部である車幅方向の中央部に配置することができる。この結果、本実施形態では、リヤメンバ16の車両前方端部側で車幅方向に沿った中央部にトルクロッド取付部48を配置することができる。
さらに、本実施形態において、リヤメンバ16は、モータ載置用凹部50の車両後方に上下方向及び左右方向に沿って延びる縦壁60を有している。本実施形態では、モータ載置用凹部50の車両後方位置に縦壁60を設けることで、電動パワーステアリング52から入力される横荷重に対して、リヤメンバ16における所望の支持剛性及び支持強度を確保することができる。
さらにまた、本実施形態では、リヤメンバ16の下面側に、補強ブラケット18が配置されている。補強ブラケット18は、リヤメンバ16と複数のボルトで締結(結合)される複数の中間締結点(中間結合点)72を有する。本実施形態では、補強ブラケット18とリヤメンバ16とを、車幅方向に沿った中間部位を複数の中間締結点72で締結することで、例えば、図示しないサスペンションアームによって車幅方向内側へ伝達される横荷重、及び、トルクロッド取付部48を介してトルクロッド46から車両後方へ伝達される縦荷重をそれぞれ好適に支持することができる。
さらにまた、本実施形態では、エクステンションメンバ14の車両後方端部と、リヤメンバ16の車両前方端部とが連結される連結部44を有している。また、補強ブラケット18は、連結部44まで延出する延長部74を有している。この延長部74は、車幅方向内側から車幅方向外側に向かって屈曲すると共に、底面視して幅狭となる屈曲部76を有している。
本実施形態では、補強ブラケット18に延長部74を設けることで、例えば、前突荷重や側突荷重が入力された際、エクステンションメンバ14とリヤメンバ16とを繋ぐ連結部44の変形を抑制することができる。また、本実施形態では、延長部74が屈曲し、幅狭となる屈曲部76を設けることで、サスペンション取付部63aのスペースを十分に確保することが可能となると共に、種類の異なる多数のサスペンションアームに対応することが可能となり汎用性を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態において、リヤメンバ16は、該リヤメンバ16の車両後方で車体側に連結される後側車体連結部24を有している。この後側車体連結部24は、車両後方に向かって突出する突出部36を有している。後側車体連結部24と突出部36とを覆う延長ブラケット42が設けられている。後側車体連結部24は、延長ブラケット42を介して車体側に連結されている。延長ブラケット42は、車両後方から見て略M字状を呈し、延長ブラケット42の上部中央には、下方に向かって窪むビード62が設けられている。このビード62は、平面視して、延長ブラケット42の中間部から車両後端まで延出している。
本実施形態では、リヤメンバ16の車両後方に突出部36を設けることで、車両前方から衝突荷重が入力された際、この突出部36を車体側に対する当て面(当接面)として機能させ、サブフレーム10を車体側から円滑に脱落させることができる。また、パワープラントPの車室側への進入を好適に阻止することができる。
また、本実施形態では、後側車体連結部24に延長ブラケット42を取り付けることで、車種の異なる自動車であっても、衝突荷重が入力されたときにサブフレーム10を円滑に脱落させることができる。すなわち、車種の異なる多数の車両でサブフレーム10を共用することができる。
さらに、本実施形態では、延長ブラケット42にビード62を設けることで、延長ブラケット42自体の剛性・強度を向上させることができる。
さらにまた、本実施形態において、延長ブラケット42は、車幅方向の両端部で下方に延びる左右一対のフランジ64を有している。これにより、本実施形態では、衝突荷重が入力された際、延長ブラケット42が車体側に当接した際の変形を抑制することができる。また、組付時において、延長ブラケット42がボルト66aを回転中心として回転することを防止することができる。
さらにまた、本実施形態において、延長ブラケット42は、後側車体連結部24よりも車両後方位置でボルト66aを介してリヤメンバ16に連結されている。これにより、本実施形態では、衝突荷重が入力された際、延長ブラケット42が車体側に当接したときの変形や、延長ブラケット42の剥離を防止することができる。
さらにまた、本実施形態において、延長ブラケット42は、後側車体連結部24と車体側との間に介在する平板部68を有している。平板部68の上面には樹脂材・樹脂被膜70(図10、図12の網点参照)が形成されている。これにより、本実施形態では、例えば、サスペンションアームを介して入力される荷重によってサブフレーム10が横滑りすることを好適に回避することができる。
10 フロントサブフレーム
14 エクステンションメンバ
16 リヤメンバ
18 補強ブラケット
20 前側車体連結部
22 中央車体連結部
24 後側車体連結部(ボディ連結部)
36 突出部
42 延長ブラケット
44 連結部
48 トルクロッド取付部
50 モータ載置用凹部(凹部)
52 電動パワーステアリング(操舵装置)
54 モータ
60 縦壁
62 ビード
63a、63b サスペンション取付部
64 フランジ
68 平板部
70 樹脂被膜
72 中間締結点(中間結合点)
74 延長部
76 屈曲部
P パワープラント

Claims (9)

  1. 車両前部に配置されたパワープラントの下方に設けられ、車両前後方向に沿って延びる左右一対のエクステンションメンバと、
    前記各エクステンションメンバの車両後方端部に連結され、車幅方向に沿って延びるリヤメンバと、
    を備え、
    前記リヤメンバの車両後方側は、下方に向かって窪む凹部を有し、
    前記凹部には、前記リヤメンバの上面に搭載される操舵装置のモータの少なくとも一部が載置されることを特徴とするサブフレーム構造。
  2. 請求項1記載のサブフレーム構造において、
    前記リヤメンバの車両前方側で車幅方向に沿った中央部には、トルクロッドが取り付けられるトルクロッド取付部が設けられていることを特徴とするサブフレーム構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載のサブフレーム構造において、
    前記リヤメンバは、前記凹部の車両後方に上下方向及び左右方向に沿って延びる縦壁を有することを特徴とするサブフレーム構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載のサブフレーム構造において、
    前記リヤメンバの下面側には、補強ブラケットが配置され、
    前記補強ブラケットは、前記リヤメンバと結合される複数の中間結合点を有することを特徴とするサブフレーム構造。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載のサブフレーム構造において、
    前記エクステンションメンバの車両後方端部と前記リヤメンバの車両前方端部とが連結される連結部を有し、
    前記補強ブラケットは、前記連結部まで延出する延長部を有し、
    前記延長部は、車幅方向内側から車幅方向外側に向かって屈曲すると共に、底面視して幅狭となる屈曲部を有することを特徴とするサブフレーム構造。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載のサブフレーム構造において、
    前記リヤメンバは、該リヤメンバの車両後方で車体側に連結されるボディ連結部を有し、
    前記ボディ連結部は、車両後方に向かって突出する突出部を有し、
    前記ボディ連結部と前記突出部を覆う延長ブラケットが設けられ、
    前記ボディ連結部は、前記延長ブラケットを介して前記車体側に連結され、
    前記延長ブラケットは、車両後方から見て略M字状を呈し、前記延長ブラケットの上部中央には、下方に向かって窪むビードが設けられ、
    前記ビードは、平面視して、前記延長ブラケットの中間部から車両後端まで延出していることを特徴とするサブフレーム構造。
  7. 請求項6記載のサブフレーム構造において、
    前記延長ブラケットは、車幅方向の両端部で下方に延びる左右一対のフランジを有することを特徴とするサブフレーム構造。
  8. 請求項6又は請求項7記載のサブフレーム構造において、
    前記延長ブラケットは、前記ボディ連結部よりも車両後方位置で前記リヤメンバに連結されていることを特徴とするサブフレーム構造。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項記載のサブフレーム構造において、
    前記延長ブラケットは、前記ボディ連結部と前記車体側との間に介在する平板部を有し、
    前記平板部の上面は、樹脂被膜で被覆されていることを特徴とするサブフレーム構造。
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