JP2020163959A - サブフレーム構造 - Google Patents

サブフレーム構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020163959A
JP2020163959A JP2019065308A JP2019065308A JP2020163959A JP 2020163959 A JP2020163959 A JP 2020163959A JP 2019065308 A JP2019065308 A JP 2019065308A JP 2019065308 A JP2019065308 A JP 2019065308A JP 2020163959 A JP2020163959 A JP 2020163959A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
fragile
fragile portion
vehicle body
extension member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019065308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7156991B2 (ja
Inventor
高橋 隼人
Hayato Takahashi
隼人 高橋
涼 大中
Ryo Onaka
涼 大中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2019065308A priority Critical patent/JP7156991B2/ja
Priority to CN202010231085.XA priority patent/CN111746643B/zh
Priority to US16/833,924 priority patent/US11220293B2/en
Publication of JP2020163959A publication Critical patent/JP2020163959A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7156991B2 publication Critical patent/JP7156991B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/11Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted with resilient means for suspension, e.g. of wheels or engine; sub-frames for mounting engine or suspensions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D21/00Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
    • B62D21/15Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted having impact absorbing means, e.g. a frame designed to permanently or temporarily change shape or dimension upon impact with another body
    • B62D21/152Front or rear frames
    • B62D21/155Sub-frames or underguards

Abstract

【課題】荷重入力時に折り曲げられた脆弱部が地面に接触した場合であってもリヤメンバの上方への湾曲を阻止すると共に、リヤメンバに搭載される部材が車室側に接触することによる車室側の変形を防止すること。【解決手段】各エクステンションメンバ14は、連結部28の車両前方に位置し、荷重入力時に下方に向かって変形可能な第1脆弱部32と、第1脆弱部より車両前方に位置し、荷重入力時に上方に向かって変形可能な第2脆弱部34とを有し、第1脆弱部は、各エクステンションメンバの上面に設けられ、第2脆弱部は、各エクステンションメンバの下面に設けられ、第1脆弱部の軸直断面の高さ寸法(H1)は、第2脆弱部の軸直断面の高さ寸法(H2)よりも小さい(H1<H2)。【選択図】図2

Description

本発明は、車両前部のパワープラント室の下方に設けられるサブフレームの構造に関する。
例えば、特許文献1には、フロントサイドメンバの下方で、且つ、フロントサスペンションメンバの前方に配置されるロアメンバに対して複数の脆弱部を設けた車体前部構造が開示されている。
特許文献1に開示された車体前部構造では、前方衝突における衝突荷重によって後方側の脆弱部から順に上方側と下方側へと交互に折れ曲げることで、前方衝突荷重を効率的に吸収することができる、としている。
特許第5440318号公報
ところで、特許文献1に開示された構造では、複数の脆弱部を有するロアメンバの剛性・強度が低いため、フロントサスペンションメンバを車体側部材から脱落させることが困難である。このため、特許文献1に開示された構造では、例えば、パワープラントの後方に配置される駆動装置(例えば、電動パワーステアリング装置のギヤボックスやスタビライザ等)が車室側に接触し、車室側が変形するおそれがある。
また、サブフレームに折れ点を設け、荷重入力時に折れ点を起点として折り曲げることでサブフレームを車体側部材から脱落させることが考えられる。しかしながら、荷重入力時に折れ点が地面に接触することで、サブフレームを構成するクロスメンバが上方に湾曲し、サブフレームのクロスメンバに搭載された部材が車室側に接触し、車室側が変形するおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、荷重入力時に折り曲げられた脆弱部が地面に接触した場合であってもリヤメンバの上方への湾曲を阻止すると共に、リヤメンバに搭載される部材が車室側に接触することによる車室側の変形を防止することが可能なサブフレーム構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車両前部のパワープラント室の下方に設けられるサブフレームの構造であって、軸直断面が矩形状を呈し、車両前後方向に沿って延びる左右一対のエクステンションメンバと、前記各エクステンションメンバの車両後方端部と連結され、車幅方向に沿って延びるリヤメンバと、前記各エクステンションメンバの車両後方端部と前記リヤメンバの車両左右側前部とを連結する連結部と、を備え、前記各エクステンションメンバは、前記連結部の車両前方に位置し、荷重入力時に下方に向かって変形可能な第1脆弱部と、前記第1脆弱部より車両前方に位置し、荷重入力時に上方に向かって変形可能な第2脆弱部と、を有し、前記第1脆弱部は、前記各エクステンションメンバの上面に設けられ、前記第2脆弱部は、前記各エクステンションメンバの下面に設けられ、前記第1脆弱部の軸直断面の高さ寸法(H1)は、前記第2脆弱部の軸直断面の高さ寸法(H2)よりも小さい(H1<H2)ことを特徴とする。
本発明では、荷重入力時に折り曲げられた脆弱部が地面に接触した場合であってもリヤメンバの上方への湾曲を阻止すると共に、リヤメンバに搭載される部材が車室側に接触することによる車室側の変形を防止することが可能なサブフレーム構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係るサブフレーム構造が適用されたフロントサブフレームを車両前方側の下方から見た斜視図である。 図1に示すフロントサブフレームの左側面図である。 エクステンションメンバを下方から見た斜視図である。 図2のIV−IV線に沿った端面図である。 図2のV−V線に沿った端面図である。 図2のVI−VI線に沿った端面図である。 (a)〜(d)は、前突荷重が入力された際、第1脆弱部及び第2脆弱部を介してエクステンションメンバが変形する状態を示す説明図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図中において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅方向(左右方向)、「上下」は、車両上下方向(鉛直上下方向)を、それぞれ示している。
車両前部には、本発明の実施形態に係るサブフレーム構造が適用されたフロントサブフレーム10(以下、単に、サブフレーム10という)が配置されている。図1に示されるように、このサブフレーム10は、車両前部のパワープラント室12の下方に配置されている。
サブフレーム10は、図示しない前輪用懸架装置を支持すると共に、図示しないマウント機構を介してパワープラントP(例えば、モータやエンジン等の駆動源のユニット)を支持している。
図1に示されるように、サブフレーム10は、左右一対のエクステンションメンバ14、14と、リヤメンバ16と、補強部材18とを備えて構成されている。
サブフレーム10は、ボルト及びナットを介して、複数の車体側部材とそれぞれ連結される複数の車体連結部が設けられている。複数の車体連結部は、左右一対の前側車体連結部(第1車体連結部)20、20と、左右一対の中央車体連結部(第2車体連結部)22、22と、左右一対の後側車体連結部24、24とから構成されている。
前側車体連結部20は、サブフレーム10の車両前方側を図示しないフロントバルクヘッド(車体側部材)に連結している。中央車体連結部22は、サブフレーム10の車両前後方向に沿った中央部を図示しないフロントサイドフレーム(他の車体側部材)に連結している。後側車体連結部24は、サブフレーム10の車両後方側を、例えば、図示しないアウトリガに連結している。
左右一対のエクステンションメンバ14、14は、平面視して、概ね車両前後方向に沿って延び、車両前方に向かって僅かに拡開するように配置されている。各エクステンションメンバ14は、断面コ字状を呈する上壁部14aと、下壁部14bとがフランジを介して一体的に結合されている。各エクステンションメンバ14の軸直方向の断面(軸直断面)は、矩形状を呈する閉断面で構成されている(図4及び図5参照)。また、各エクステンションメンバ14は、例えば、鉄鋼材料で形成されている。
図1に示されるように、サブフレーム10は、各エクステンションメンバ14の各車両後方端部とリヤメンバ16の左右の車両前方端部(車両左右側前部)とがそれぞれ連結される左右一対の連結部28、28を有する。各連結部28は、車幅方向外側に位置し、ボルト及びナットで連結される外側連結部28aと、パワープラントPが配置されたパワープラント室12側に臨む車幅方向内側に位置し、ボルト及びナットで連結される内側連結部28bとから構成されている。なお、本実施形態では、各エクステンションメンバ14の各車両後方端部とリヤメンバ16の左右の車両前方端部(車両左右側前部)とが、ボルト及びナットで連結される場合をその一例として挙げているがこれに限定されるものではない。例えば、各エクステンションメンバ14とリヤメンバ16とを溶接等の接合手段を介して一体的に連結(接合)するようにしてもよい。
図2に示されるように、各エクステンションメンバ14は、後側の第1脆弱部32と、前側の第2脆弱部34とを有する。第1脆弱部32は、連結部28の車両前方に位置し、荷重入力時に下方に向かって変形可能に設けられている。第1脆弱部32は、各エクステンションメンバ14の上面に設けられている。第1脆弱部32は、各エクステンションメンバ14の上面において、車両前方側から車両後方側に向かって緩やかに下る緩傾斜面36と、後記する傾斜面部38の急峻な傾斜面40とが交差する窪み部42によって構成されている。この窪み部42は、エクステンションメンバ14の上面において車幅方向に沿って延出している。
第2脆弱部34は、第1脆弱部32より車両前方に位置し、荷重入力時に上方に向かって変形可能に設けられている。第2脆弱部34は、各エクステンションメンバ14の下面に設けられている。
第2脆弱部34は、エクステンションメンバ14の下面に設けられた緩傾斜面48の車両後方位置で、しかも、中央車体連結部22の下面から車両前方に向かって延出する平板部50(後記する)の車両前方端部よりも車両前方位置で上方に向かって窪む窪み部52によって構成されている。この窪み部52は、エクステンションメンバ14の下面において、車幅方向に沿って延出している。
図4及び図5に示されるように、第1脆弱部32の軸直断面の高さ寸法(H1)は、第2脆弱部34の軸直断面の高さ寸法(H2)よりも小さくなっている(H1<H2)。各エクステンションメンバ14において幅寸法が概略同じであるとして、第2脆弱部34の軸直断面の高さ寸法(H2)が、第1脆弱部32の軸直断面の高さ寸法(H1)よりも大きく設定することで、第2脆弱部34の閉断面の面積S2(図5参照)を第1脆弱部32の閉断面の面積S1(図4参照)よりも大きくすることができる(S1<S2)。これにより、第2脆弱部34の剛性・強度を、第1脆弱部32の剛性・強度よりも高くすることができる。換言すると、エクステンションメンバ14に対して車両前方側から車両後方側に向かって荷重が入力された際、第2脆弱部34は、第1脆弱部32よりも変形しにくくなっている。第2脆弱部34と比較して第1脆弱部32の方が先に変形し易くなっている。
なお、第1脆弱部32の軸直断面の高さ寸法(H1)とは、軸直断面が略矩形状を呈する第1脆弱部32の上面部44aと下面部44bとの間の上下方向の最大離間寸法をいう。また、第2脆弱部34の軸直断面の高さ寸法(H2)とは、軸直断面が略矩形状を呈する第2脆弱部34の上面部46aと下面部46bとの間の上下方向の最大離間寸法をいう。
各エクステンションメンバ14の車両前方側には、図示しないフロントバルクヘッドに連結される前側車体連結部20が設けられている。第2脆弱部34は、前側車体連結部20と第1脆弱部32との間の略中央位置に配置されている。
各エクステンションメンバ14の上面には、第1脆弱部32から連結部28まで上方に向かって立ち上がる傾斜面40を有する傾斜面部38が設けられている。この傾斜面部38は、第1脆弱部32よりも車両前方に位置する緩傾斜面36と比較して傾斜角度が大きい急峻な傾斜面40となっている。
各エクステンションメンバ14の車両後方端よりも車両後方側には、図示しないフロントサイドフレームに連結される中央車体連結部22が設けられている。各エクステンションメンバ14の下部には、中央車体連結部22から車両前方の第2脆弱部34まで略平板状に一体的に延出する平板部50が設けられている。この平板部50は、エクステンションメンバ14の車両後部側とリヤメンバ16の車両前部側との両者にわたって、その下部側を一体的に繋いでいる。
図2及び図3に示されるように、平板部50は、第1脆弱部32の下方側に位置し、エクステンションメンバ14の上壁部14a及び下壁部14bと別体で構成されている。平板部50を別体で構成することで、エクステンションメンバ14の上壁部14a及び下壁部14bのサイズを小さくすることができる。これにより、製造時に大型機械の使用が不要となり、コストの低減化を達成することができる。
また、平板部50の車両前方端部50aが第2脆弱部34の手前まで延出している。図6に示されるように、平板部50は、左右のフランジ部50b、50bを介して下壁部14bの側面に接合されている。平板部50を備えた第2脆弱部34の手前の部位は、空隙を介して2重構造となっており、平板部50を備えていない他の部位と比較して剛性・強度が向上している。この結果、平板部50が連結された部分と、平板部50が連結されていない第2脆弱部34との間で剛性差・強度差が発生し、この剛性差・強度差に起因して第2脆弱部34を確実に上方に向かって掘り曲げることができる。
リヤメンバ16は、左右一対のエクステンションメンバ14、14の車両後方に配置され、車幅方向に沿って延在している。リヤメンバ16の上面には、例えば、電動パワーステアリング装置54(図1参照)等が搭載されている。また、リヤメンバ16は、例えば、アルミニウムやアルミニウム合金等の軽金属で形成されている。リヤメンバ16の下面側には、複数の接続点を介して補強部材18が配置されている。この補強部材18は、軽金属で形成されたリヤメンバ16の剛性・強度を補強するものである。
本実施形態に係るサブフレーム構造が適用されたフロントサブフレーム10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
図7(a)〜図7(d)は、前突荷重が入力された際、第1脆弱部及び第2脆弱部を介してエクステンションメンバが変形する状態を示す説明図である。なお、図7(a)〜図7(d)において、参照符号100は、フロントサイドフレーム、参照符号110は、アッパメンバ、参照符号120は、フロントバルクヘッドをそれぞれ示している。
車両前部から前突荷重(オフセット荷重を含む)が入力された際、サブフレーム10は、その剛性・強度が第2脆弱部34よりも低い第1脆弱部32が下方(地面G)に向かって略く字状に折れ曲がる(図7(a)→図7(b)参照)。略く字状に折れ曲がった第1脆弱部32の折曲部56は地面Gに接地され、第1脆弱部32は、地面Gから上方向の反力を受容する。この地面Gから付与される反力によって、さらに、第2脆弱部34が上方に向かって折れ曲がる(図7(b)→図7(c)参照)。
さらに、前突荷重が増大することで、第2脆弱部34の折り曲げ変形が増大すると共に、車体側部材に連結されていた後側車体連結部24のボルトが締結点から抜脱して、リヤメンバ16が車体側部材から脱落する(図7(c)→図7(d)参照)。このように、本実施形態では、地面Gからの反力を利用してエクステンションメンバ14の第2脆弱部34及び第1脆弱部32を上下方向にそれぞれ折り曲げ、側面視してZ字状に変形させることができると共に、車体側部材に締結されていた後側車体連結部24のボルトを車体側部材から抜脱することができる。
本実施形態では、各エクステンションメンバ14に第1脆弱部32及び第2脆弱部34をそれぞれ設けることで、衝突荷重の入力時にエクステンションメンバ14を側面視してZ字状に変形させることができる。これにより、本実施形態では、エクステンションメンバ14の折曲部56が地面Gと接触した場合であっても、後側車体連結部24のボルトを車体側部材から抜脱することで第1脆弱部32からリヤメンバ16を含む車両後方部位が上方に向かって湾曲することを防止することができる。この結果、本実施形態では、前突荷重の入力時に、リヤメンバ16に搭載される部材が車室側に接触して車室側が変形することを防止することができる。
また、本実施形態では、第2脆弱部34の変形によって衝突荷重を吸収することができるため、車体側に入力される荷重を抑制することができる。
さらに、本実施形態では、第1脆弱部32よりも第2脆弱部34の方がエクステンションメンバ14の太さが太いため(図4と図5とを比較参照)、衝突荷重が入力される際、第2脆弱部34が第1脆弱部32よりも早く変形が開始することを防止することができる。
さらにまた、本実施形態では、リヤメンバ16の後側車体連結部24まで衝突荷重が伝達されることで、車体側部材から後側車体連結部24のボルトを下方に向かって脱落させることができる。
また、本実施形態では、前側車体連結部20と第1脆弱部32との間の略中央位置に第2脆弱部34を設けることで、第2脆弱部34による変形のストロークを確保することができ、衝突荷重を好適に吸収することができると共に、リヤメンバ16の上方への湾曲変形を回避することができる。
さらに、本実施形態では、エクステンションメンバ14の下部に、中央車体連結部22から第2脆弱部34まで延びる平板部50を設けることで、第2脆弱部34と平板部50との間で剛性差・強度差を確保することができ、第1脆弱部32が地面Gに接地したときに受ける反力を利用して第2脆弱部34を上方に向かって確実に変形させることができる。
さらにまた、本実施形態では、エクステンションメンバ14の上面に第1脆弱部32からリヤメンバ16まで延びる傾斜面部38を設けることで、第1脆弱部32と傾斜面部38との間で剛性差・強度差を確保することができ、第1脆弱部32を下方に向かって確実に変形させることができる。
10 フロントサブフレーム
12 パワープラント室
14 エクステンションメンバ
16 リヤメンバ
20 前側車体連結部(第1車体連結部)
22 中央車体連結部(第2車体連結部)
28 連結部
32 第1脆弱部
34 第2脆弱部
38 傾斜面部
40 傾斜面
50 平板部
H1 第1脆弱部の軸直断面の高さ寸法
H2 第2脆弱部の軸直断面の高さ寸法
P パワープラント

Claims (4)

  1. 車両前部のパワープラント室の下方に設けられるサブフレームの構造であって、
    軸直断面が矩形状を呈し、車両前後方向に沿って延びる左右一対のエクステンションメンバと、
    前記各エクステンションメンバの車両後方端部と連結され、車幅方向に沿って延びるリヤメンバと、
    前記各エクステンションメンバの車両後方端部と前記リヤメンバの車両左右側前部とを連結する連結部と、
    を備え、
    前記各エクステンションメンバは、
    前記連結部の車両前方に位置し、荷重入力時に下方に向かって変形可能な第1脆弱部と、
    前記第1脆弱部より車両前方に位置し、荷重入力時に上方に向かって変形可能な第2脆弱部と、
    を有し、
    前記第1脆弱部は、前記各エクステンションメンバの上面に設けられ、
    前記第2脆弱部は、前記各エクステンションメンバの下面に設けられ、
    前記第1脆弱部の軸直断面の高さ寸法(H1)は、前記第2脆弱部の軸直断面の高さ寸法(H2)よりも小さい(H1<H2)ことを特徴とするサブフレーム構造。
  2. 請求項1記載のサブフレーム構造において、
    前記各エクステンションメンバの車両前方側で車体側部材に連結される第1車体連結部を有し、
    前記第2脆弱部は、前記第1車体連結部と前記第1脆弱部との間の略中央位置に配置されていることを特徴とするサブフレーム構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載のサブフレーム構造において、
    前記各エクステンションメンバよりも車両後方側で他の車体側部材に連結される第2車体連結部を有し、
    前記各エクステンションメンバは、前記第2車体連結部から前記第2脆弱部まで略平板状に延出する平板部を有することを特徴とするサブフレーム構造。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載のサブフレーム構造において、
    前記各エクステンションメンバは、前記第1脆弱部から前記連結部まで上方に向かって立ち上がる傾斜面を有する傾斜面部が設けられていることを特徴とするサブフレーム構造。
JP2019065308A 2019-03-29 2019-03-29 サブフレーム構造 Active JP7156991B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019065308A JP7156991B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 サブフレーム構造
CN202010231085.XA CN111746643B (zh) 2019-03-29 2020-03-27 副车架构造
US16/833,924 US11220293B2 (en) 2019-03-29 2020-03-30 Subframe structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019065308A JP7156991B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 サブフレーム構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020163959A true JP2020163959A (ja) 2020-10-08
JP7156991B2 JP7156991B2 (ja) 2022-10-19

Family

ID=72608103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019065308A Active JP7156991B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 サブフレーム構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11220293B2 (ja)
JP (1) JP7156991B2 (ja)
CN (1) CN111746643B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7267810B2 (ja) * 2019-03-29 2023-05-02 株式会社エフテック 車両用サブフレーム
JP7400238B2 (ja) * 2019-07-24 2023-12-19 マツダ株式会社 サブフレーム構造
BR112022002050A2 (pt) * 2020-06-09 2023-01-17 Nissan Motor Estrutura para proteção de dispositivo de direção
JP7376453B2 (ja) * 2020-10-23 2023-11-08 本田技研工業株式会社 車体前部構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003327164A (ja) * 2001-11-19 2003-11-19 Nissan Motor Co Ltd 車体前部構造
WO2019008747A1 (ja) * 2017-07-07 2019-01-10 本田技研工業株式会社 車体前部構造

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2843359B1 (fr) * 2002-08-09 2005-04-22 Peugeot Citroen Automobiles Sa Structure de vehicule automobile a stabilite amelioree en cas de choc sur la voie basse
JP5417878B2 (ja) * 2008-05-09 2014-02-19 日産自動車株式会社 自動車車体の後部構造
JP5440318B2 (ja) 2010-03-26 2014-03-12 トヨタ自動車株式会社 車体前部構造
BR112013010332B1 (pt) * 2010-11-01 2021-04-06 Honda Motor Co., Ltd. Estrutura de chassi de veículo
CN103339020B (zh) * 2011-01-26 2015-12-23 本田技研工业株式会社 车身前部构造
JP5999134B2 (ja) * 2014-04-25 2016-09-28 トヨタ自動車株式会社 車両前部構造
ES2767529T3 (es) * 2014-08-04 2020-06-17 Honda Motor Co Ltd Estructura de carrocería de vehículo
JP6522981B2 (ja) * 2015-02-18 2019-05-29 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP6227680B2 (ja) * 2016-01-07 2017-11-08 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP6535366B2 (ja) * 2017-05-29 2019-06-26 本田技研工業株式会社 車体前部構造
JP6575917B2 (ja) * 2017-07-06 2019-09-18 本田技研工業株式会社 車体後部構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003327164A (ja) * 2001-11-19 2003-11-19 Nissan Motor Co Ltd 車体前部構造
WO2019008747A1 (ja) * 2017-07-07 2019-01-10 本田技研工業株式会社 車体前部構造

Also Published As

Publication number Publication date
US11220293B2 (en) 2022-01-11
CN111746643B (zh) 2022-03-11
US20200307699A1 (en) 2020-10-01
CN111746643A (zh) 2020-10-09
JP7156991B2 (ja) 2022-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7156991B2 (ja) サブフレーム構造
JP4029301B2 (ja) 車両のアンダーランプロテクタ取付構造
JP5597682B2 (ja) 車体フレーム構造
JP5522118B2 (ja) モータ搭載構造
EP3059109A1 (en) Radiator support structure
JP7153597B2 (ja) サブフレーム構造
EP2572941B1 (en) Crush box and vehicle bumper apparatus including the same
EP2586682B1 (en) Structure of front section of vehicle body
JP6103085B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP6962952B2 (ja) 車両前部構造
JP2008247062A (ja) 車両用ステアリングハンガー
JP6696444B2 (ja) サスペンションメンバ
JP2021046088A (ja) バッテリプロテクタ
JP6686688B2 (ja) フェンダブラケット構造
JP6384562B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP6406379B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP6720857B2 (ja) 車体骨格構造
EP2428432B1 (en) Front side vehicle body structure
CN115140184B (zh) 车身后部结构
JP2001213356A (ja) ステアリング支持ブラケットおよびステアリング支持構造
JP6928019B2 (ja) 車両前部構造
JP5846095B2 (ja) カウル構造
CN109923003B (zh) 车辆的冲击吸收构造
JP4285163B2 (ja) 車体前部構造
JP6418267B2 (ja) 車両の車体前部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220927

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221006

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7156991

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150