JP5983377B2 - 車両後部構造 - Google Patents

車両後部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5983377B2
JP5983377B2 JP2012269593A JP2012269593A JP5983377B2 JP 5983377 B2 JP5983377 B2 JP 5983377B2 JP 2012269593 A JP2012269593 A JP 2012269593A JP 2012269593 A JP2012269593 A JP 2012269593A JP 5983377 B2 JP5983377 B2 JP 5983377B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
lower back
back panel
joined
rear floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012269593A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014113922A (ja
Inventor
淳一 山内
淳一 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012269593A priority Critical patent/JP5983377B2/ja
Publication of JP2014113922A publication Critical patent/JP2014113922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5983377B2 publication Critical patent/JP5983377B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
近年より、スペアタイヤを車両後部に背負うスタイルからボデー床下へ格納するスタイルが好まれる傾向がある。
下記特許文献1には、リアフロアパンの車両幅方向の中央部に、凹状のスペアタイヤ収納部を設けた構造が開示されている。
実開平2−110587号公報 特開2012−25337号公報
上記特許文献1に記載された技術では、スペアタイヤをボデー床下へ格納することや、タイヤの大径化により、リアフロアパンの下部側のいわゆる「ばね上重量」が増加する。このため、例えば悪路での車両走行時に、リアフロアパンの後端部に接合されるロアバックパネルとの接合部が繰り返し変形し、接合部の剥離変形が発生する可能性がある。ボデー強度の信頼性を確保するためには、ボデーを補強する必要があるが、重量が増加するなどの課題がある。
本発明は上記事実を考慮し、重量の増加を抑制し、リアフロアパンとロアバックパネルとの接合部の剥離変形を抑制することができる車両後部構造を得ることが目的である。
請求項1の発明に係る車両後部構造は、車両後部に車両前後方向及び車両幅方向に沿って延在され、車両幅方向中央部に車両下方側に窪みかつスペアタイヤが収納可能な窪み部を備えたリアフロアパンと、前記リアフロアパンの車両前後方向後端部に接合され、車両幅方向中央部が前記リアフロアパンの車両前後方向後端部から前記窪み部の底面に沿って車両後方側に延びると共に、車両前後方向後端部が車両上方側に向かって延在されるロアバックパネルと、前記ロアバックパネルと前記リアフロアパンとの接合部における前記窪み部のコーナー部に設けられ、前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面との稜線を跨ぐように配置されると共に、前記ロアバックパネルと前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面とに接合される補強部材と、を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両後部構造において、前記リアフロアパンにおける前記窪み部より車両幅方向外側に、車両前後方向に沿って延在されると共に車両前後方向後端部が前記ロアバックパネルに接合された左右一対のリアサイドメンバが設けられている。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造において、前記補強部材は、前記稜線を跨ぐように配置された長板状部材からなり、前記長板状部材の両端部の前記稜線からの距離が等しい位置で、前記ロアバックパネルに接合されると共に、前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面とに接合されている。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両後部構造において、前記リアフロアパンの車両前後方向後端部に形成され、車両上方側に屈曲されたフランジ部と、前記ロアバックパネルの車両前後方向前端部に形成され、車両下方側に屈曲されると共に、前記フランジ部に接合される縦壁部と、前記補強部材の車両前後方向後端部に形成され、前記フランジ部と面接触するように屈曲された屈曲部と、を備え、前記補強部材の車両前後方向前端部が前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面とに接合されると共に、前記屈曲部が前記フランジ部と前記縦壁部とに接合されている。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両後部構造において、前記補強部材が前記リアフロアパンの前記窪み部の底面に沿って延在し、前記リアフロアパンの前記窪み部の底面に面接触している。
請求項1記載の本発明によれば、車両後部に車両前後方向及び車両幅方向に沿ってリアフロアパンが延在されており、リアフロアパンの車両幅方向中央部には、車両下方側に窪んだ窪み部が設けられ、窪み部にスペアタイヤが収納可能とされている。リアフロアパンの車両前後方向後端部には、ロアバックパネルが接合されており、ロアバックパネルの車両幅方向中央部がリアフロアパンの車両前後方向後端部から窪み部の底面に沿って車両後方側に延びる共に、ロアバックパネルの車両前後方向後端部が車両上方側に向かって延在されている。ロアバックパネルとリアフロアパンとの接合部における窪み部のコーナー部には、窪み部の斜面と窪み部の底面との稜線を跨ぐように補強部材が配置されており、補強部材がロアバックパネルと窪み部の斜面と窪み部の底面とに接合されている。これにより、補強部材の大型化を抑制できると共に、補強部材がロアバックパネルとリアフロアパンに多面で接合されることになり、悪路での車両走行時のサスペンションからの車両後部への入力や、スペアタイヤの振動による車両上下方向の入力に対してせん断で受ける面が増える。このため、ロアバックパネルとリアフロアパンとの接合部の剥離変形をより効果的に抑制することができる。
請求項2記載の本発明によれば、リアフロアパンにおける窪み部より車両幅方向外側に、車両前後方向に沿って延在される左右一対のリアサイドメンバを備えており、リアサイドメンバの車両前後方向後端部がロアバックパネルに接合されている。これにより、悪路での車両走行時にリアサイドメンバからの入力に対して補強部材がせん断で受ける面が増え、ロアバックパネルとリアフロアパンとの接合部の剥離変形をより効果的に抑制することができる。
請求項3記載の本発明によれば、補強部材は、稜線を跨ぐように配置された長板状部材からなり、長板状部材の両端部の稜線からの距離が等しい位置で、ロアバックパネルに接合されると共に、窪み部の斜面と窪み部の底面とに接合されている。これによって、悪路での車両走行時のサスペンションからの車両後部への入力や、スペアタイヤの振動による車両上下方向の入力に対し、ロアバックパネルとリアフロアパンとの接合部の剥離変形をさらに効果的に抑制することができる。
請求項4記載の本発明によれば、リアフロアパンの車両前後方向後端部で車両上方側に屈曲されたフランジ部と、ロアバックパネルの車両前後方向前端部で車両下方側に屈曲された縦壁部とが接合されている。さらに、補強部材の車両前後方向前端部が窪み部の斜面と窪み部の底面とに接合されると共に、補強部材の車両前後方向後端部に形成された屈曲部がフランジ部に面接触しており、屈曲部がフランジ部と縦壁部とに接合されている。これによって、悪路での車両走行時のサスペンションからの車両後部への入力や、スペアタイヤの振動による車両上下方向の入力に対してせん断で受ける面がさらに増加する。このため、ロアバックパネルとリアフロアパンとの接合部の剥離変形をより確実に抑制することができる。
請求項5記載の本発明によれば、補強部材がリアフロアパンの窪み部の底面に沿って延在し、リアフロアパンの窪み部の底面に面接触している。これにより、補強部材の大型化を抑制できると共に、ロアバックパネルとリアフロアパンとの接合部の剥離変形をより効果的に抑制することができる。
本発明に係る車両後部構造によれば、重量の増加を抑制し、リアフロアパンとロアバックパネルとの接合部の剥離変形を抑制することができる。
第1実施形態に係る車両後部構造を示す車室左側の斜め前方向から見た斜視図である。 図1に示される車両後部構造を示す平面図である。 図1に示される車両後部構造に用いられるロアバックエクステンションとリアフロアパネルとロアバックパネルとの接合部を示す断面図である。 図1に示される車両後部構造において、スペアタイヤが車両上下方向に振動したときの入力系と、サスペンションからの車両上下方向の入力系をスペアタイヤを省略した状態で示す斜視図である。 (A)は比較例の車両後部構造を示す側面図であり、(B)は比較例の車両後部構造のサスペンションから車両上方側の入力が加わったときの変形状態を示す側面図である。 (A)は比較例の車両後部構造のリアフロアパネルとロアバックパネルの接合部付近を示す側面図であり、(B)は比較例の車両後部構造のリアサイドメンバから車両上方側の入力が加わったときのリアフロアパネルとロアバックパネルの接合部付近変形状態を示す側面図である。
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係る車両後部構造の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印RRは車両後方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両後部構造11が車室左側の斜め前方向から見た斜視図にて示されている。図2には、本実施形態に係る車両後部構造11が平面図にて示されている。なお、図1では、車両正面視にて車両10の幅方向左側のみが図示されているが、本実施形態の車両後部構造11は車両10の幅方向両側で左右対称であるため、車両10の幅方向右側は図示を省略する。
図1及び図2に示されるように、車両10の後部10Aには、車両下部側に略車両前後方向及び略車両幅方向に沿って延在されるリアフロアパンとしてのリアフロアパネル12が設けられている。リアフロアパネル12は、車両幅方向中央部に凹状に窪んだ窪み部13が形成されている。具体的には、リアフロアパネル12は、車両幅方向中央部の窪み部13の底面としての底面部12Aと、底面部12Aの車両幅方向両端部から車両上方の斜め外側方向に延びた窪み部13の斜面としての斜面部12Bと、を備えている。さらに、リアフロアパネル12は、斜面部12Bの上端部から車両幅方向外側に延びた横壁部12Cを備えている。
リアフロアパネル12の横壁部12Cの下方側には、車両前後方向に沿って延在される車両骨格部材としてのリアサイドメンバ14が設けられている。リアサイドメンバ14は、リアフロアパネル12の車両幅方向両側に左右一対で配置されている。すなわち、リアサイドメンバ14は、リアフロアパネル12における窪み部13より車両幅方向外側に配置されている。リアサイドメンバ14は、車両幅方向の断面が略ハット状に形成されており、上部の車両幅方向両側に形成されたフランジ部14Aがリアフロアパネル12の横壁部12Cの下面に溶接(本実施形態ではスポット溶接30)により接合されることで、リアサイドメンバ14とリアフロアパネル12とで閉断面が形成されている(図1参照)。
図1及び図2に示されるように、リアフロアパネル12の車両後方側には、略車両上下方向及び略車両幅方向に沿って延在されるロアバックパネル16が配設されている。ロアバックパネル16は、車両幅方向中央部にリアフロアパネル12の窪み部13の底面部12Aに沿って車両後方側に延びた底面部16Aと、底面部16Aの車両前後方向後端部から略車両上方側に延びた縦壁部16Bと、車両幅方向両端部に略車両上下方向に沿って配置されると共に縦壁部16Bと連続して形成された外側縦壁部16Cと、を備えている。さらに、ロアバックパネル16は、縦壁部16B及び外側縦壁部16Cの上端部から車両斜め後方側に向かって延びた斜面部16Eを備えている。底面部16Aは、車両平面視にて車両幅方向中央部が車両後方側に突出する略円弧状に形成されている。底面部16Aの略円弧状の後端部から縦壁部16Bが車両上方側に沿って延びると共に、底面部16Aの車両幅方向外側に外側縦壁部16Cが配置されている。本実施形態では、縦壁部16Bは、車両上下方向の下端側に対して上端側が車両後方側に配置されるように、車両後方側に向かってやや上り勾配となるように斜めに配置されている。
図1及び図3に示されるように、リアフロアパネル12の車両前後方向後端部には、車両上方側に屈曲されたフランジ部12Dが形成されている。すなわち、フランジ部12Dは、リアフロアパネル12の底面部12Aと、斜面部12Bと、横壁部12Cの一部に連続して形成されている(図1参照)。ロアバックパネル16の車両前後方向前端部は略車両幅方向に沿って延在されている。ロアバックパネル16の車両前後方向前端部には、車両下方側に屈曲された縦壁部としての屈曲部16Dが形成されている(図3参照)。そして、リアフロアパネル12のフランジ部12Dの後壁にロアバックパネル16の屈曲部16Dの前壁が面接触状態で配置され、フランジ部12Dと屈曲部16Dとがスポット溶接32により接合されている。
リアフロアパネル12の底面部12Aとロアバックパネル16の底面部16Aとの間には、ほぼフランジ部12Dの高さ分に相当する上下方向の段差が設けられている。リアフロアパネル12の底面部12Aとロアバックパネル16の底面部16Aの上部側には、スペアタイヤ(図示省略)が収納可能とされている。
なお、図示を省略するが、リアサイドメンバ14の車両前後方向の後端部には、断面が略ハット状に形成された壁部から左右両側及び下側にそれぞれ屈曲された3方向のフランジ部が形成されており、フランジ部とロアバックパネル16の外側縦壁部16Cとが溶接(本実施形態ではスポット溶接)により接合されている。
図1に示されるように、リアフロアパネル12の横壁部12Cの上面には、リアサイドメンバ14の車両前後方向後端部の車両上方側にフロアパネルリインフォース18が設けられている。フロアパネルリインフォース18は、略車両前後方向に沿って配置された横壁部18Aと、横壁部18Aの車両前後方向の後端部から車両上方側に屈曲された縦壁部18Bと、を備えている。なお、横壁部18Aには、車両上方側に突出するビード部が形成されている。
フロアパネルリインフォース18の横壁部18Aは、リアフロアパネル12の横壁部12Cに面接触状態で配置され、横壁部18Aと横壁部12Cとリアサイドメンバ14のフランジ部14Aとが溶接(本実施形態ではスポット溶接34)により接合されている。フロアパネルリインフォース18の縦壁部18Bは、ロアバックパネル16の外側縦壁部16Cに面接触状態で配置され、縦壁部18Bと外側縦壁部16Cとが溶接(本実施形態ではスポット溶接34)により接合されている。
ロアバックパネル16とリアフロアパネル12との接合部における窪み部13のコーナー部付近には、窪み部13の斜面部12Bと底面部12Aとの稜線13Aを跨ぐように配置された補強部材としてのロアバックエクステンション20が設けられている。ロアバックエクステンション20は、窪み部13の稜線13Aと交差する方向に配置された長板状部材で構成されている。すなわち、本実施形態の車両後部構造11は、少なくともリアフロアパネル12とロアバックパネル16とロアバックエクステンション20とを備える構成である。
ロアバックエクステンション20は、車両前後方向の幅が短い帯状の中間部20Aと、中間部20Aの長手方向の一端部である車両幅方向内側に形成された内側接合部20Bと、中間部20Aの長手方向の他端部である車両幅方向外側に形成された外側接合部20Cと、を備えている。
ロアバックエクステンション20は、中間部20Aの長手方向中央部が窪み部13の稜線13Aと交差するように配置されており、車両正面視にて略L字状に湾曲して形成されている。内側接合部20Bと外側接合部20Cは、車両前後方向の幅が中間部20Aの車両前後方向の幅より長く形成されており、中間部20Aよりも車両後方側に延びている。
内側接合部20Bは、車両側面視又は車両平面視にて略L字状に屈曲して形成されており、車両前方側の横壁部22Aと、横壁部22Aの後端部から車両上方側に屈曲された屈曲部22Bと、を備えている。内側接合部20Bの横壁部22Aは、リアフロアパネル12の底面部12Aに面接触状態で配置されており、横壁部22Aと底面部12Aとがスポット溶接36により接合されている。横壁部22Aと底面部12Aとを接合するスポット溶接36は、車両幅方向に2つ形成されている。内側接合部20Bの屈曲部22Bは、リアフロアパネル12のフランジ部12Dに面接触状態で配置されており、屈曲部22Bとフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dとがスポット溶接32により接合されている(図3参照)。屈曲部22Bとフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dとを接合するスポット溶接32は、車両幅方向に2つ形成されている。
外側接合部20Cは、車両側面視にて略L字状に形成されており、車両前方側に斜め方向に配置された斜壁部22Cと、斜壁部22Cの後端部から略車両幅方向内側に屈曲された屈曲部22Dと、を備えている。外側接合部20Cの斜壁部22Cは、リアフロアパネル12の斜面部12Bに面接触状態で配置されており、斜壁部22Cと斜面部12Bとがスポット溶接36により接合されている。本実施形態では、斜壁部22Cのスポット溶接36により接合される位置には、車両幅方向外側に突出する座面部が形成されている。斜壁部22Cと斜面部12Bとを接合するスポット溶接36は、略車両斜め上下方向に2つ形成されている。外側接合部20Cの屈曲部22Dは、リアフロアパネル12のフランジ部12Dに面接触状態で配置されており、屈曲部22Dとフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dとがスポット溶接32により接合されている(図3参照)。屈曲部22Dとフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dとを接合するスポット溶接32は、略車両斜め上下方向に2つ形成されている。
本実施形態では、ロアバックエクステンション20の内側接合部20Bの横壁部22Aと外側接合部20Cの斜壁部22Cにおける窪み部13の稜線13Aに近いスポット溶接36は、稜線13Aからの距離がほぼ等しい位置に設定されている。言い換えると、内側接合部20Bの横壁部22Aと窪み部13の底面部12Aとを接合する稜線13Aに近いスポット溶接36と、外側接合部20Cの斜壁部22Cと窪み部13の斜面部12Bとを接合する稜線13Aに近いスポット溶接36とは、稜線13Aからの距離がほぼ等しい位置に設定されている。
さらに、ロアバックエクステンション20の内側接合部20Bの屈曲部22Bと外側接合部20Cの屈曲部22Dにおける窪み部13の稜線13Aに近いスポット溶接32は、稜線13Aからの距離がほぼ等しい位置に設定されている。言い換えると、内側接合部20Bの屈曲部22Bとリアフロアパネル12のフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dとを接合する稜線13Aに近いスポット溶接32と、外側接合部20Cの屈曲部22Dとリアフロアパネル12のフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dとを接合する稜線13Aに近いスポット溶接32とは、稜線13Aからの距離がほぼ等しい位置に設定されている(図3参照)。
これにより、ロアバックエクステンション20がロアバックパネル16とリアフロアパネル12に多面で接合されることになり、悪路での車両走行時のリアサイドメンバ14からの車両後部への入力や、スペアタイヤ(図示省略)の振動による車両上下方向の入力に対してせん断で受ける面が増える。これにより、ロアバックパネル16の屈曲部16Dとリアフロアパネル12のフランジ部12Dとの接合部の剥離変形を効果的に抑制するようになっている。この効果については、後に詳述する。
なお、ロアバックエクステンション20の中間部20Aと、内側接合部20Bの横壁部22Aには、クランク状に屈曲されて車両前方側に延びた略U字状の延出部24が設けられている。延出部24には、生産時に溶接する際の治具セット用の孔部が形成されている。
ここで、リアフロアパネルの上部側にスペアタイヤを収納しない一般的な車両後部構造について説明する。図示を省略するが、この車両後部構造では、ロアバックパネルは、リアフロアパネルの後端部から略車両上方側に延びると共に、略車両幅方向に沿って延在された縦壁を備えている。
近年では、自動車の選定基準として、燃費性能が要求されており、車体の軽量化のニーズは非常に高い。また、多種多能な嗜好性を反映しつつも廉価で自動車を提供する必要があり、部品を数車種間で共有化してコストメリットを創出し、市場のニーズに応える必要もある。例えば、アンダーボデーと呼ばれる車体の骨格構成部品はそのままに、意匠に関わる部品のみを新設して組み合わせることが行われる。
例えば、車高の高いアウトドア系のタイプの車種(例えば、SUVなど)では、自動車の背面にスペアタイヤを背負うスタイルより、スペアタイヤをボデー床下へ格納するスタイルがトレンドとなりつつある。スペアタイヤを自動車の背面に背負うスタイルから、ボデー床下へ格納するスタイルにモデルチェンジする際、アンダーボデーの流用が前提となると、リアサイドメンバを車両後方側へ延長すると共に、リアフロアパネルを車両後方側へ延長し、ロアバックパネルを縦壁構造とすることも可能である。
しかし、車両部品の効率化の観点からは、リアサイドメンバをそのままとし、リアフロアパネルとロアバックパネルのみを変更する方が望ましい。このため、図2に示す本実施形態の車両後部構造11では、ロアバックパネル16の車両幅方向中央部に、スペアタイヤと干渉しないように車両後方側へ延長した底面部16Aを設けると共に、底面部16Aの後端部に縦壁部16Bを設けている。すなわち、リアサイドメンバの後端部から車両幅方向に沿ってロアバックパネルの縦壁を配置した車両後部構造と比較すると、図2に示す本実施形態の車両後部構造11では、車両平面視でリアサイドメンバ14の後端部(延長線15)に対してロアバックパネル16の車両幅方向の中央部が車両後方側に湾曲するようにオフセットした構成となる。
また、スペアタイヤをボデー床下へ格納するタイプでは、スペアタイヤを自動車の背面に背負うタイプに比べて、リアフロアパネルの下部側のいわゆる「ばね上重量」が増加する。近年では、タイヤがより大径化しており、この傾向が増加している。このような自動車で悪路などを走行する場合、車両後部のロアバックパネルとリアフロアパネルとの接合部の変形が大きくなる可能性がある。特に、車両平面視でリアサイドメンバの後端部に対してロアバックパネルの車両幅方向の中央部が車両後方側に湾曲するようにオフセットした構成では、悪路での車両走行時にロアバックパネルとリアフロアパネルとの接合部が繰り返し変形する。このため、ロアバックパネルとリアフロアパネルとの接合部での剥離変形が発生する可能性があり、その対策が必要となる。
次に、悪路での車両走行時のリアサイドメンバから車両後部への入力や、スペアタイヤの振動時の車両上下方向の入力によるロアバックパネルとリアフロアパネルとの接合部の変形について説明する。
まず、悪路での車両走行時のリアサイドメンバから車両後部への入力によるロアバックパネルとリアフロアパネルとの接合部の変形について説明する。
図5及び図6には、比較例の車両後部構造121が示されている。なお、第1実施形態の車両後部構造11と同一構成部分については、同一番号を付し、その説明を省略する場合がある。
比較例の車両後部構造121では、第1実施形態の車両後部構造11(図1参照)と同様に、リアフロアパネル12に凹状に窪んだ窪み部13が形成されており、リアフロアパネル12の車両前後方向後端部にロアバックパネル16が接合されている。比較例の車両後部構造121では、図示を省略するが、リアフロアパネル12の窪み部13のコーナー部におけるリアフロアパネル12とロアバックパネル16との接合部に、第1実施形態のようなロアバックエクステンション(図1参照)は設けられていない。すなわち、比較例の車両後部構造121は、ロアバックエクステンションを設けないこと以外は、第1実施形態の車両後部構造11の構成とほぼ同じである。
図5(A)には、比較例の車両後部構造121が適用された車両120の後部120Aが側面図にて示されており、図5(B)には、比較例の車両後部構造121が適用された車両120の後部120Aのサスペンション入力時の変形状態が側面図にて示されている。また、図6(A)には、車両後部構造121におけるリアフロアパネル12とロアバックパネル16との接合部が拡大側面図にて示されており、図6(B)には、車両後部構造121におけるリアフロアパネル12とロアバックパネル16との接合部のサスペンション入力時の変形状態が拡大側面図にて示されている。なお、図5(B)、図6(B)では、変形を分かりやすくするため、変形状態を実際よりも誇張して図示している。
車両後部構造121では、車両120が悪路などを走行するとき、路面の凹凸をタイヤが受け、サスペンションからのランダムな入力がボデーに伝わる。図5(B)に示されるように、図示しないコイルスプリングやバウンドストッパからの上方向(矢印F方向)への入力により、入力点を中心としてリアサイドメンバ14の曲げ変形が発生する。すなわち、リアサイドメンバ14のコイルスプリング付近が突き上げられる方向に変形する。
このため、図6(A)、(B)に示されるように、リアサイドメンバ14とロアバックパネル16との接合部では、リアサイドメンバ14の曲げ変形に伴い、矢印130Aに示す反時計回りのモーメントが発生する。矢印130Aに示すモーメントにより、ロアバックパネル16の下部側が矢印130Bに示すように車両前方側に引き込まれる変形が発生する。このため、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12の窪み部13の下端接合部(車両正面視にて車両幅方向左側下端の接合部)では、ロアバックパネル16がリアフロアパネル12に食い込み、又はロアバックパネル16とリアフロアパネル12とが互いに食い込むような圧縮変形が起こる。
図5及び図6では、車両正面視にて車両幅方向左側のリアサスペンションの突き上げ入力時の変形状態について説明したが、左側リアサスペンションの戻り時には逆の動きをするので、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12の下端接合部は剥離変形となる。なお、図示を省略するが、車両正面視にて車両幅方向右側のリアサスペンションの突き上げ入力時には、車両幅方向右側で同様の変形が発生する。すなわち、車両120の悪路走行時には、ランダムな入力状況により、左右逆相の変形モードが繰り返され、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12の下端接合部には、圧縮・剥離の繰り返し変形が発生する。
次に、スペアタイヤの振動時の車両上下方向の入力によるロアバックパネルとリアフロアパネルとの接合部の変形について説明する。
図4に示されるように、第1実施形態の車両後部構造11では、リアフロアパネル12における窪み部13の底面部12Aに、スペアタイヤ(図示省略)を収納するためのスペアタイヤブラケット42が取り付けられている。スペアタイヤブラケット42は、車両側面視にて断面略ハット型とされており、スペアタイヤブラケット42の両端部のフランジが底面部12Aに溶接(例えばスポット溶接)により接合されている。図示を省略するが、スペアタイヤの中心部をスペアタイヤブラケット42の上方側から挿入し、固定具によりスペアタイヤをスペアタイヤブラケット42に締結することで、スペアタイヤがスペアタイヤブラケット42を介してリアフロアパネル12の底面部12Aに締結される。その際、スペアタイヤは、リアフロアパネル12の底面部12A及びロアバックパネル16の底面部16Aに直接又は間接的に接触する。
このような車両後部構造11では、スペアタイヤが大きな質量を有するため、車両10の悪路走行時にボデーが振動すると、スペアタイヤも振動し、スペアタイヤブラケット42の締結部や接触面を通じてボデーへの入力が加わる。この入力もランダムである。図4には、スペアタイヤを省略した状態で、スペアタイヤの振動時に加わる入力及び変形の方向が示されている。
図4に示されるように、スペアタイヤ(図示省略)が上方向に振動すると、リアフロアパネル12の底面部12Aが矢印Bに示す上方向へ変形する。スペアタイヤ(図示省略)が下方向に振動すると、リアフロアパネル12の底面部12Aが矢印Dに示す下方向へ変形する。また、ロアバックパネル16の底面部16A(スペアタイヤとの接触面)も矢印Dに示す下方向へ変形する。
このため、車両10の悪路走行時には、領域60付近のサスペンションの入力に起因するリアサイドメンバ14からの変形(矢印G、H)と、領域62付近のスペアタイヤの入力に起因するリアフロアパネル12からの変形(矢印B、車両前方側の矢印D)、及び領域64付近のスペアタイヤの入力に起因するロアバックパネル16からの変形(車両後方側の矢印D)が発生する。その際、領域60付近のサスペンション入力系と、領域62、64付近のスペアタイヤ入力系の変形は、リアフロアパネル12の底面部12Aと斜面部12Bとの稜線13A(図1参照)付近の合流ライン66で合わさると考えられる。
このため、本実施形態の車両後部構造11では、稜線13Aに沿った変形の合流ライン66に跨ってロアバックエクステンション20を配置している。すなわち、それぞれの入力がランダムであることを考慮し、リアフロアパネル12の底面部12Aと斜面部12Bとの稜線13Aを境にほぼ等距離となる位置に車両内側のスポット溶接32と車両外側のスポット溶接32を設けると共に、車両内側のスポット溶接36と車両外側のスポット溶接36を設けている(図1参照)。
次に、本実施形態の車両後部構造11の作用並びに効果について説明する。
図1に示されるように、本実施形態の車両後部構造11では、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12の接合部における窪み部13のコーナー部に、窪み部13の底面部12Aと斜面部12Bとの稜線13Aを跨ぐようにロアバックエクステンション20が配置されている。ロアバックエクステンション20における内側接合部20Bの横壁部22Aは、リアフロアパネル12の底面部12Aにスポット溶接36により接合されており、ロアバックエクステンション20における外側接合部20Cの斜壁部22Cは、リアフロアパネル12の斜面部12Bにスポット溶接36により接合されている。横壁部22A及び斜壁部22Cと、リアフロアパネル12の底面部12A及び斜面部12Bとを接合するスポット溶接36は、それぞれ2つ形成されている。
また、ロアバックエクステンション20における内側接合部20Bの屈曲部22Bは、リアフロアパネル12のフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dにスポット溶接32により接合されており、ロアバックエクステンション20における外側接合部20Cの屈曲部22Dは、リアフロアパネル12のフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dにスポット溶接32により接合されている。屈曲部22B、22Dとフランジ部12Dとロアバックパネル16の屈曲部16Dとを接合するスポット溶接32は、それぞれ2つ形成されている。すなわち、稜線13Aに沿った変形の合流ライン66(図4参照)に跨ってロアバックエクステンション20が配置されると共に、ロアバックエクステンション20の長手方向両端部がリアフロアパネル12の底面部12Aと斜面部12B、及びロアバックパネル16に接合されている。
これにより、ロアバックエクステンション20がロアバックパネル16とリアフロアパネル12に多面で接合されることになり、悪路走行時のサスペンションによるリアサイドメンバ14からの車両後部への入力や、スペアタイヤの振動による車両上下方向の入力に対してせん断で受ける面が増える。このため、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12との接合部の剥離変形を効果的に抑制することができる。
また、ロアバックエクステンション20は、底面部12Aと斜面部12Bとの稜線13Aを跨ぐように配置された長板状部材で形成されており、ロアバックエクステンション20の外形を小さくすることができる。このため、ロアバックエクステンション20の重量の増加を抑制し、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12との接合部の剥離変形を効果的に抑制することができる。
また、ロアバックエクステンション20は、長板状部材の両端部における稜線13Aからの距離がほぼ等しい位置でスポット溶接36(稜線13Aに近い側のスポット溶接36)により、リアフロアパネル12の底面部12Aと斜面部12Bとに接合されている。また、ロアバックエクステンション20は、長板状部材の両端部における稜線13Aからの距離がほぼ等しい位置でスポット溶接32(稜線13Aに近い側のスポット溶接32)により、リアフロアパネル12のフランジ部12D及びロアバックパネル16の屈曲部16Dに接合されている。すなわち、稜線13Aに沿った変形の合流ライン66(図4参照)からほぼ等しい距離に、スポット溶接36(稜線13Aに近い側のスポット溶接36)、及びスポット溶接32(稜線13Aに近い側のスポット溶接32)が設定されている。これによって、悪路走行時のサスペンションからの車両後部への入力や、スペアタイヤの振動による車両上下方向の入力に対し、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12との接合部の剥離変形をさらに効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態の車両後部構造11では、リアフロアパネル12の車両前後方向の後端部で車両上方側に屈曲されたフランジ部12Dに、ロアバックパネル16の車両前後方向の前端部で車両下方側に屈曲された屈曲部16Dが面接触状態で配置されており、フランジ部12Dと屈曲部16Dとが接合されている。さらに、ロアバックエクステンション20における内側接合部20Bの前端部と外側接合部20Cの前端部が窪み部13の底面部12Aと斜面部12Bに接合されると共に、ロアバックエクステンション20における内側接合部20Bと外側接合部20Cの屈曲部22B、22Dがフランジ部12Dと屈曲部16Dに接合されている。これによって、悪路走行時のサスペンションからの車両後部への入力や、スペアタイヤの振動による車両上下方向の入力に対してせん断で受ける面がより確実に増加する。このため、ロアバックパネル16とリアフロアパネル12との接合部の剥離変形をより確実に抑制することができる。
なお、上記実施形態において、ロアバックエクステンションは、窪み部13の底面部12Aと斜面部12Bとの稜線13Aを跨ぐように配置されていれば、形状は変形可能である。
また、ロアバックエクステンションとリアフロアパネル12の底面部12Aと斜面部12Bとを接合するスポット溶接の個数や位置、ロアバックエクステンションとリアフロアパネル12とロアバックパネル16とを接合するスポット溶接の個数や位置は、本実施形態の構成に限定されず、変更が可能である。
10 車両
10A 後部
11 車両後部構造
12 リアフロアパネル(リアフロアパン)
12A 底面部(底面)
12B 斜面部(斜面)
12D フランジ部
13 窪み部
13A 稜線
14 リアサイドメンバ
16 ロアバックパネル
16A 底面部
16B 縦壁部
16D 屈曲部(縦壁部)
20 ロアバックエクステンション(補強部材)
20B 内側接合部(両端部)
20C 外側接合部(両端部)
22A 横壁部(前端部)
22B 屈曲部
22C 斜壁部(前端部)
22D 屈曲部
32 スポット溶接
36 スポット溶接

Claims (5)

  1. 車両後部に車両前後方向及び車両幅方向に沿って延在され、車両幅方向中央部に車両下方側に窪みかつスペアタイヤが収納可能な窪み部を備えたリアフロアパンと、
    前記リアフロアパンの車両前後方向後端部に接合され、車両幅方向中央部が前記リアフロアパンの車両前後方向後端部から前記窪み部の底面に沿って車両後方側に延びると共に、車両前後方向後端部が車両上方側に向かって延在されるロアバックパネルと、
    前記ロアバックパネルと前記リアフロアパンとの接合部における前記窪み部のコーナー部に設けられ、前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面との稜線を跨ぐように配置されると共に、前記ロアバックパネルと前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面とに接合される補強部材と、
    を有する車両後部構造。
  2. 前記リアフロアパンにおける前記窪み部より車両幅方向外側に、車両前後方向に沿って延在されると共に車両前後方向後端部が前記ロアバックパネルに接合された左右一対のリアサイドメンバが設けられている請求項1に記載の車両後部構造。
  3. 前記補強部材は、前記稜線を跨ぐように配置された長板状部材からなり、前記長板状部材の両端部の前記稜線からの距離が等しい位置で、前記ロアバックパネルに接合されると共に、前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面とに接合されている請求項1又は請求項2に記載の車両後部構造。
  4. 前記リアフロアパンの車両前後方向後端部に形成され、車両上方側に屈曲されたフランジ部と、
    前記ロアバックパネルの車両前後方向前端部に形成され、車両下方側に屈曲されると共に、前記フランジ部に接合される縦壁部と、
    前記補強部材の車両前後方向後端部に形成され、前記フランジ部と面接触するように屈曲された屈曲部と、を備え、
    前記補強部材の車両前後方向前端部が前記窪み部の斜面と前記窪み部の底面とに接合されると共に、前記屈曲部が前記フランジ部と前記縦壁部とに接合されている請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の車両後部構造。
  5. 前記補強部材が前記リアフロアパンの前記窪み部の底面に沿って延在し、前記リアフロアパンの前記窪み部の底面に面接触している請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の車両後部構造。
JP2012269593A 2012-12-10 2012-12-10 車両後部構造 Active JP5983377B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012269593A JP5983377B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 車両後部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012269593A JP5983377B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 車両後部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014113922A JP2014113922A (ja) 2014-06-26
JP5983377B2 true JP5983377B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=51170415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012269593A Active JP5983377B2 (ja) 2012-12-10 2012-12-10 車両後部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5983377B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6589915B2 (ja) 2017-03-21 2019-10-16 トヨタ自動車株式会社 車両後部構造
JP6885182B2 (ja) 2017-04-24 2021-06-09 トヨタ自動車株式会社 車両後部構造
JP7303843B2 (ja) 2021-05-26 2023-07-05 本田技研工業株式会社 車両後部構造

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871238A (ja) * 1981-10-22 1983-04-27 Nissan Motor Co Ltd リヤバンパの支持構造
JPS613174U (ja) * 1984-06-13 1986-01-10 ダイハツ工業株式会社 自動車における車体後部構造
JPH02115772U (ja) * 1989-03-06 1990-09-17
JP4737397B2 (ja) * 2005-08-03 2011-07-27 マツダ株式会社 自動車の後部車体構造
JP5354351B2 (ja) * 2009-03-05 2013-11-27 スズキ株式会社 車体後部のリヤフロア構造
JP5454312B2 (ja) * 2010-04-02 2014-03-26 スズキ株式会社 車体後部の下部構造
JP2012025337A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Toyota Motor Corp 車体上部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014113922A (ja) 2014-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9266568B2 (en) Vehicle body lower section structure
US9180916B2 (en) Vehicle body lower section structure
JP5776560B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP4844065B2 (ja) 車体構造
JP6452044B2 (ja) 自動車の後部車体構造
JP2011131712A (ja) 車体後部の下部構造
JP5754643B2 (ja) 車体の上部構造の製造方法
JP5842747B2 (ja) 車両後部構造
JP2006240415A (ja) 車体のフロアパネル
JP5949532B2 (ja) リヤバンパリインフォースメント構造及び車両後部構造
JP5983377B2 (ja) 車両後部構造
JP6283998B2 (ja) 車両のフロア構造
JP6103085B2 (ja) 車両の車体前部構造
KR20120045894A (ko) 차량용 서브 프레임
JP6519554B2 (ja) 車両後部構造
JP2002154461A (ja) 自動車の後部構造
JP6065993B2 (ja) 車両の車体前部構造
JP6213171B2 (ja) 車両のフロア構造
JP5820455B2 (ja) 車両後部構造
JP2018058525A (ja) 車両の荷重伝達システム
JP2012236480A (ja) 車両後部構造
JP5846095B2 (ja) カウル構造
JP2010047165A (ja) ピラー構造
JP7031255B2 (ja) 車両後部構造
JP7397025B2 (ja) 車両後部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160718

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5983377

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151