JP6575849B2 - 牽引フックの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の車体フレームに対する牽引フックの取付構造に関する。
特許文献1には、車体フレームを構成するサイドフレームの外面に牽引フックを取付ける構造が記載されている。
特開2012−183890号公報
しかし、車種や車型によっては、サイドフレーム(サイドメンバ)の外面に牽引フックの取付スペースを確保できず、特許文献1記載の構造を適用できない場合がある。
そこで、本発明は、サイドメンバの外面のスペース上の制約を受けることがない牽引フックの取付構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の牽引フックの取付構造は、ガセットと牽引フックとを備える。車体フレームは、起立する側壁部の上下の端縁から上壁部及び下壁部が車幅方向内側に曲折して相対向し、前後方向に延びる左右1対のサイドメンバと、起立する前板部の上下の端縁から上板部及び下板部が車両後方に曲折して相対向し、車幅方向に延びて左右のサイドメンバの前端部を連結するクロスメンバとを有する。ガセットは、前面部と後面部と内側面部と外側面部と上面部と下面部とを有する矩形箱体状であり、車体フレームに固定され、サイドメンバとクロスメンバとの連結部を補強する。牽引フックは、ガセットの前面部に固定されることによってガセットに取付けられ、牽引ロープを掛け止め可能である。
本発明の第1の態様では、クロスメンバの端部は、サイドメンバよりも車幅方向外側に突出し、ガセットは、クロスメンバの端部の内側に配置される。ガセットの上面部は、クロスメンバの上板部に下方から重なって結合され、ガセットの下面部は、クロスメンバの下板部に上方から重なって結合され、ガセットの内側面部は、サイドメンバの側壁部に車幅方向外側から重なって結合される。第2の態様では、ガセットは、サイドメンバの前端部の内側に配置される。ガセットの上面部は、サイドメンバの上壁部に下方から重なって結合され、ガセットの下面部は、サイドメンバの下壁部に上方から重なって結合され、ガセットの外側面部は、クロスメンバの側板部に車幅方向内側から重なって結合される。
上記構成では、クロスメンバ又はサイドメンバの内側に固定されるガセットに牽引フックを取付けるので、サイドメンバの外面のスペース上の制約を受けることなく、牽引フックを取付けることができる。
また、サイドメンバとクロスメンバとの連結部を補強するためにガセットを車体フレームに固定し、このガセットに牽引フックを取付けるので、牽引フックを取付けるための専用のブラケットを車体フレームに設ける必要がない。従って、部品点数の削減、車体フレームの取付スペースの有効活用及びコストの低減を図ることができる。
本発明によれば、サイドメンバの外面のスペース上の制約を受けることなく、牽引フックを車体フレームに取付けることができる、
本発明の第1実施形態に係る牽引フックの取付構造を斜め前上方から視た斜視図である。 図1を前方から見た正面図である。 図1のガセットとサイドメンバとを示す斜視図である。 図1を斜め後上方から視た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る牽引フックの取付構造を斜め前上方から視た斜視図である。 図5を前方から見た正面図である。 図5のガセットとサイドメンバとを示す斜視図である。 図5を斜め後上方から視た斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向を意味し、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。また、図中の矢印FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。
図1〜図4に示すように、本実施形態の車両の車体フレーム1は、前後方向に延びる左右1対のサイドメンバ2と、車幅方向に延びて左右のサイドメンバ2の前端部2aを連結するクロスメンバ3とを備える。なお、図中では、左右のサイドメンバ2のうち一側のみを図示し、他側の図示は省略している。
サイドメンバ2は、上壁部10と下壁部11と側壁部12とが一体形成されたU状断面であり、上壁部10及び下壁部11は、起立する側壁部12の上下の端縁から車幅方向内側に曲折して相対向する。
クロスメンバ3は、上板部14と下板部15と前板部16とが一体形成されたU状断面であり、上板部14と下板部15とは、起立する前板部16の上下の端縁から後方に曲折して相対向する。
サイドメンバ2の前端部2aは、クロスメンバ3の上板部14と下板部15との間に後方から挿入される。サイドメンバ2の前端部2aの上壁部10は、クロスメンバ3の上板部14に下方から重なって面接触し、これら上壁部10と上板部14とは、ボルト及びナット(図示省略)によって結合される。サイドメンバ2の前端部2aの下壁部11は、クロスメンバ3の下板部15に上方から重なって面接触し、これら下壁部11と下板部15とは、ボルト及びナット(図示省略)によって結合される。上板部14を上壁部10に結合し、下板部15を下壁部11に結合することによって、クロスメンバ3がサイドメンバ2の前端部2aに結合される。
サイドメンバ2とクロスメンバ3とが結合された状態で、クロスメンバ3の左右の端部3aは、サイドメンバ2よりも車幅方向外側に突出し、このクロスメンバ3の端部3aの内側に、サイドメンバ2とクロスメンバ3との連結部を補強するガセット4が固定される。
ガセット4は、前面部17、後面部18、内側面部19、外側面部20、上面部21及び下面部22を有する矩形箱体状である。上面部21は、クロスメンバ3の上板部14に下方から面接触した状態でボルト23及びナット(図示省略)もしくはガセット4に設定するタップ(図示省略)によって結合される。下面部22は、クロスメンバ3の下板部15に上方から面接触した状態でボルト24及びナット(図示省略)もしくはガセット4に設定するタップ(図示省略)によって結合される。内側面部19は、サイドメンバ2の側壁部12の外側面に車幅方向外側から面接触した状態でボルト(図示省略)及びナット(図示省略)もしくはガセット4に設定するタップ(図示省略)によって結合される。なお、ガセット4と車体フレーム1との結合をボルトによる締結以外(例えばリベットによる結合や溶着等)によって行なってもよい。
ガセット4の前面部17には、円形状の牽引フック取付孔25が形成され、クロスメンバ3の端部3aの前板部16には、牽引フック取付孔25と前後方向に連通する円形状の開口孔26が形成される。
牽引フック5は、牽引ロープの掛け止めが可能な環状部27と、環状部27から一体的に延びる直線状の軸部28とを有する。軸部28は、開口孔26よりも小径の円柱状であり、牽引フック5は、軸部28の先端を開口孔26に前方から挿入して牽引フック取付孔25に固定することによって、車体側のガセット4に取付けられる。牽引フック取付孔25(前板部17)への軸部28の固定は、ネジの螺合やキー溝への嵌め合いなど、任意の方法で行なうことが可能である。
本実施形態によれば、クロスメンバ3の内側に固定されるガセット4に牽引フック5を取付けるので、サイドメンバ2の外面のスペース上の制約を受けることなく、牽引フック5を取付けることができる。
また、サイドメンバ2とクロスメンバ3との連結部を補強するために車体フレーム1に固定されるガセット4に牽引フック5を取付けるので、牽引フック5を取付けるための専用のブラケットを車体フレーム1に設ける必要がない。従って、部品点数の削減、車体フレーム1の取付スペースの有効活用及びコストの低減を図ることができる。
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。本実施形態は、ガセット4をクロスメンバ3の内側ではなくサイドメンバ2の内側に固定するものであり、第1実施形態と共通する構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5〜図8に示すように、第2実施態様の車体フレーム30では、クロスメンバ2の左右の端部3aの内側に左右のサイドメンバ2の前端部2aが挿入され、サイドメンバ2の前端部2aとクロスメンバ3の端部3aとが結合された状態で、クロスメンバ3の左右の端部3aは、サイドメンバ2よりも車幅方向外側に突出せず、サイドメンバ2の前端部2aの内側に、サイドメンバ2とクロスメンバ3との連結部を補強するガセット4が固定される。
ガセット4は、第1実施形態と同様に、前面部17、後面部18、内側面部19、外側面部20、上面部21及び下面部22を有する矩形箱体状である。上面部21は、サイドメンバ2の上壁部10に下方から面接触した状態でボルト23及びナット(図示省略)もしくはガセット4に設定されるタップ(図示省略)によって結合される。下面部22は、サイドメンバ2の下壁部11に上方から面接触した状態でボルト24及びナット(図示省略)もしくはガセット4に設定されたタップ(図示省略)によって結合される。外側面部20は、サイドメンバ2の側壁部12の内側面に車幅方向内側から面接触した状態でボルト29及びナット(図示省略)もしくはガセット4に設定されるタップ(図示省略)によって結合される。ボルト23は、サイドメンバ2の上壁部10とクロスメンバ3の上板部14とガセット4の上面部21とを挿通して結合し、ボルト24は、サイドメンバ2の下壁部11とクロスメンバ3の下板部15とガセット4の下面部22とを挿通して結合する。なお、ガセット4と車体フレーム1との結合をボルトによる締結以外(例えばリベットによる結合や溶着等)によって行なってもよい。
ガセット4の前面部17には、第1実施形態と同様に、円形状の牽引フック取付孔25が形成され、クロスメンバ3の端部3aの前板部16には、牽引フック取付孔25と前後方向に連通する円形状の開口孔26が形成される。牽引フック5は、軸部28の先端を開口孔26に前方から挿入して牽引フック取付孔25に固定することによって、車体側のガセット4に取付けられる。
本実施形態によれば、サイドメンバ2の内側に固定されるガセット4に牽引フック5を取付けるので、第1実施形態と同様に、サイドメンバ2の外面のスペース上の制約を受けることなく、牽引フック5を取付けることができる。
また、サイドメンバ2とクロスメンバ3との連結部を補強するために車体フレーム1に固定されるガセット4に牽引フック5を取付けるので、部品点数の削減、車体フレーム1の取付スペースの有効活用及びコストの低減を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
本発明は、車体フレームの前端部に牽引フックが取付けられる車両に広く適用することができる。
1,30 車体フレーム
2 サイドメンバ
2a サイドメンバの前端部
3 クロスメンバ
3a クロスメンバの端部
4 ガセット
5 牽引フック

Claims (2)

  1. 起立する側壁部の上下の端縁から上壁部及び下壁部が車幅方向内側に曲折して相対向し、前後方向に延びる左右1対のサイドメンバと、起立する前板部の上下の端縁から上板部及び下板部が車両後方に曲折して相対向し、車幅方向に延びて前記左右のサイドメンバの前端部を連結するクロスメンバとを有し、前記クロスメンバの端部が前記サイドメンバよりも車幅方向外側に突出する車体フレームの前記クロスメンバの前記端部の内側に配置され、前記サイドメンバと前記クロスメンバとの連結部を補強するガセットと、
    前記ガセットに取付けられ、牽引ロープを掛け止め可能な牽引フックと、を備え
    前記ガセットは、前面部と後面部と内側面部と外側面部と上面部と下面部とを有する矩形箱体状であり、
    前記ガセットの前記上面部は、前記クロスメンバの前記上板部に下方から重なって結合され、
    前記ガセットの前記下面部は、前記クロスメンバの前記下板部に上方から重なって結合され、
    前記ガセットの前記内側面部は、前記サイドメンバの前記側壁部に車幅方向外側から重なって結合され、
    前記牽引フックは、前記ガセットの前記前面部に固定されることによって前記ガセットに取付けられる
    ことを特徴とする牽引フックの取付構造。
  2. 起立する側壁部の上下の端縁から上壁部及び下壁部が車幅方向内側に曲折して相対向し、前後方向に延びる左右1対のサイドメンバと、起立する前板部の上下の端縁から上板部及び下板部が車両後方に曲折して相対向し、車幅方向に延びて前記左右のサイドメンバの前端部を連結するクロスメンバとを有する車体フレームの前記サイドメンバの前端部の内側に配置され、前記サイドメンバと前記クロスメンバとの連結部を補強するガセットと、
    前記ガセットに取付けられ、牽引ロープを掛け止め可能な牽引フックと、を備え
    前記ガセットは、前面部と後面部と内側面部と外側面部と上面部と下面部とを有する矩形箱体状であり、
    前記ガセットの前記上面部は、前記サイドメンバの前記上壁部に下方から重なって結合され、
    前記ガセットの前記下面部は、前記サイドメンバの前記下壁部に上方から重なって結合され、
    前記ガセットの前記外側面部は、前記クロスメンバの前記側板部に車幅方向内側から重なって結合され、
    前記牽引フックは、前記ガセットの前記前面部に固定されることによって前記ガセットに取付けられる
    ことを特徴とする牽引フックの取付構造。
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