JP6658460B2 - 車両のフック取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のフック取付構造に関する。
特許文献1は、バンパーリインフォースメントに取付けられる固縛フック取付用部材(取付金具)が、バンパーリインフォースメントの前後壁部を貫通する中空の本体と、該本体と一体に成形されかつバンパーリインフォースメントの後壁部の後側面に沿うフランジと、を備えており、本体でバンパーリインフォースメントの前壁部に固定されておりフランジでバンパーリインフォースメントの後壁部に固定して取付けられる技術を開示している。
上記特許文献1開示の構造には、つぎの問題点がある。
固縛フック取付用部材がバンパーリインフォースメントの後側にも配設されるため、(a)バンパーリインフォースメントと固縛フック取付用部材とからなるバンパーリインフォースメントアッセンブリの車両前後方向の寸法が大きくなってしまう。また、(b)バンパーリインフォースメントのサイドメンバー(ボデー)への取付け箇所と固縛フックの位置をずらす必要があり、車両の意匠の自由度に制約が発生してしまう。
特開2005−271859号公報
本発明の目的は、バンパーリインフォースメントアッセンブリの車両前後方向の寸法を小さくできる、車両の意匠の自由度を向上できる、の少なくともいずれか一方を達成できる車両のフック取付構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) バンパーリインフォースメントと、該バンパーリインフォースメントに取付けられる固縛フック取付用部材と、を備えるバンパーリインフォースアッセンブリを有し、
前記バンパーリインフォースメントには、車両上下方向に貫通する貫通孔が設けられており、
前記固縛フック取付用部材は、前記貫通孔に貫通した状態で配設されており、前記バンパーリインフォースメントの上面と下面にて該バンパーリインフォースメントと結合されており、
前記固縛フック取付用部材は、外形が矩形状でフランジ形状部を有さない棒状体とされている、車両のフック取付構造。
(2) 前記バンパーリインフォースメントの前記貫通孔の形状は、矩形であり、
前記固縛フック取付用部材は、車両前後方向の前面と後面で、前記バンパーリインフォースメントの前記上面と溶接されて結合されるとともに前記下面とも溶接されて結合されている、(1)記載の車両のフック取付構造。
上記(1)または(2)の車両のフック取付構造によれば、固縛フック取付用部材が、バンパーリインフォースメントに設けられる車両上下方向の貫通孔を貫通させて配設されており、バンパーリインフォースメントの上面と下面にてバンパーリインフォースメントと結合されている。そのため、(a)固縛フック取付用部材がバンパーリインフォースメントより車両前後方向に突出することを抑制でき、バンパーリインフォースメントアッセンブリの車両前後方向の寸法を小さくできる。また、(b)固縛フック取付用部材がバンパーリインフォースメントから車両前後方向に突出することを抑制でき、固縛フックの位置をバンパーリインフォースメントの幅方向でサイドメンバーへの取付け箇所であっても設定することができるため、車両の意匠の自由度を向上させることができる。
本発明実施例の車両のフック取付構造における、バンパーリインフォースメントアッセンブリのサイドメンバーへの取付例を示す概略平面図である。 本発明実施例の車両のフック取付構造における、バンパーリインフォースメントアッセンブリの拡大断面図である。 図2のA−A線部分拡大断面図である。
以下に、図面を参照して、本発明実施例の車両のフック取付構造(以下、単にフック取付構造ともいう)10を説明する。
フック取付構造10は、車両の前部に設けられていてもよく、車両の後部に設けられていてもよく、車両の前部と後部の両方に設けられていてもよい。なお、本発明図示例では、フック取付構造10が車両の前部に設けられる場合を示している。以下、本発明実施例では、特に言及する場合を除き、フック取付構造10が車両の前部に設けられる場合を、例にとって説明する。なお、図中において、UPは車両上方、FRは車両前方、OUTは車両幅方向外側を示す。
本発明実施例の車両のフック取付構造10は、図1に示すように、車両のサイドメンバー(フロントサイドメンバー)50の車両前方側端部に取付けられるバンパーリインフォースメント20と、バンパーリインフォースメント20に取付けられる固縛フック取付用部材30と、を備えるバンパーリインフォースアッセンブリ40を有する。
バンパーリインフォースメント20は、サイドメンバー50に直接または別部材を介して、ボルト70、ナット71(図3参照)等を用いて固定して取付けられる。バンパーリインフォースメント20は、車両幅方向に延在している。バンパーリインフォースメント20は、図2に示すように、車両幅方向と直交する断面での形状が「日」の字形状となっている。ただし、バンパーリインフォースメント20の断面形状は「目」の字形状であってもよく、「口」の字形状であってもよい。なお、本実施例および図示例では、「日」の字形状の場合を例示する。
バンパーリインフォースメント20は、前後で平行に配置される前壁部21および後壁部22と、前後壁部21,22の上端部同士を連結する上壁部23と、前後壁部21,22の下端部同士を連結する下壁部24と、上下壁部23,24の間で前後壁部21,22の上下中間部同士を連結する補強リブ25と、を有する。図3に示すように、バンパーリインフォースメント20の後壁部22のうち、固縛フック取付用部材30の真後ろにある後壁部分22aは、サイドメンバー50に面接触している。
図2に示すように、バンパーリインフォースメント20には、固縛フック取付用部材30をバンパーリインフォースメント20の断面内に配設するための貫通孔26が設けられている。貫通孔26は、バンパーリインフォースメント20の上壁部23、下壁部24および補強リブ25に同軸上に設けられており、バンパーリインフォースメント20を上下方向に貫通している。バンパーリインフォースメント20の前壁部21および後壁部22には、固縛フック取付用部材30を配設するための孔、機能は設けられていない。貫通孔26を上方から見たときの形状は、たとえば矩形である。貫通孔26の大きさは、固縛フック取付用部材30の上下方向と直交する断面における外形よりも若干大きい程度であり、貫通孔26に固縛フック取付用部材30を配設した際に固縛フック取付用部材30の貫通孔26内でのがたつきが無視できる程度である。
固縛フック取付用部材30は、外形が矩形状でフランジ形状部を有さない棒状体である。固縛フック取付用部材30は、貫通孔26を貫通した状態で配設されている。このため、固縛フック取付用部材30は、バンパーリインフォースメント20の断面を上下方向に貫通して配設される。固縛フック取付用部材30は、バンパーリインフォースメント20の上下壁部23,24および補強リブ25の全ての貫通孔26に挿通された状態で、上端部31で上壁部23の少なくとも上面23aと溶接等で結合され、下端部32で下壁部24の少なくとも下面24aと溶接等で結合される。
固縛フック取付用部材30には、固縛フック取付用部材30の後面33から前面34側に向って延びており周面に雌ネジ35aが形成されたフック用孔35が設けられている。フック用孔35は、有底穴であってもよく、図示例のように固縛フック取付用部材30を前後方向に貫通する貫通孔であってもよい。フック用孔35は、固縛フック取付用部材30の上下方向中間部に設けられており、たとえばバンパーリインフォースメント20の上壁部23より下側で補強リブ25より上側に設けられている。ただし、フック用孔35は、バンパーリインフォースメント20の補強リブ25より下側で下壁部24より上側に設けられていてもよい。
固縛フック取付用部材30は、着脱式の固縛フック60を取付けるために設けられる。固縛フック60は、固縛フック60をバンパーリインフォースメント20の前壁部21に形成されるフック挿入孔21aからバンパーリインフォースメント20内に差し込み、さらに固縛フック60の先端部61に形成される雄ネジ61aを固縛フック取付用部材30のフック用孔35の雌ネジ35aに螺合させることで、固縛フック取付用部材30に取付けられる。固縛フック60は、固縛フック60のフック部62がバンパーリインフォースメント20の前壁部21から車両前方側へ突出した状態で、固縛フック取付用部材30に取付られる。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
本発明実施例では、固縛フック取付用部材30が、バンパーリインフォースメント20に設けられる車両上下方向の貫通孔26を貫通させて配設されており、バンパーリインフォースメント20の上面23aと下面24aにてバンパーリインフォースメント20と結合されている。そのため、以下の作用、効果を得ることができる。
(a)固縛フック取付用部材30がバンパーリインフォースメント20より車両前後方向に突出することを抑制でき、バンパーリインフォースメントアッセンブリ40の車両前後方向の寸法を小さくできる。
(b)固縛フック取付用部材30がバンパーリインフォースメント20から車両前後方向に突出することを抑制でき、固縛フック60の位置をバンパーリインフォースメント20の幅方向でサイドメンバー50への取付け箇所であっても設定することができるため、車両の意匠の自由度を向上させることができる。
(c)固縛フック60が固縛フック取付用部材30に取付けられている状態で固縛フック60に車両前後方向の荷重がかかった際、バンパーリインフォースメント20に圧縮荷重がかかるため、バンパーリインフォースメント20の板厚を部分的に厚くして補強する等の対策が不要であり、バンパーリインフォースメント20の質量の増加を抑制できる。
本発明実施例では、フック取付構造10が車両の前部に設けられる場合を例にとって説明したが、前述したように、フック取付構造10は車両の後部に設けられていてもよい。この場合、図面における車両前方を示す「FR」を車両後方を示す「RR」に置き換えればよく、固縛フック60はバンパーリインフォースメント20から車両後方側へ突出した状態で、固縛フック取付用部材30に取付られることになる。
10 車両前部構造
20 バンパーリインフォースメント
21 前壁部
22 後壁部
23 上壁部
23a 上壁部の上面
24 下壁部
24a 下壁部の下面
25 補強リブ
26 貫通孔
30 固縛フック取付用部材
31 上端部
32 下端部
33 後面
34 前面
35 フック用孔
40 バンパーリインフォースメントアッセンブリ
50 サイドメンバー
60 固縛フック
61 先端部
62 フック部

Claims (2)

  1. バンパーリインフォースメントと、該バンパーリインフォースメントに取付けられる固縛フック取付用部材と、を備えるバンパーリインフォースアッセンブリを有し、
    前記バンパーリインフォースメントには、車両上下方向に貫通する貫通孔が設けられており、
    前記固縛フック取付用部材は、前記貫通孔に貫通した状態で配設されており、前記バンパーリインフォースメントの上面と下面にて該バンパーリインフォースメントと結合されており、
    前記固縛フック取付用部材は、外形が矩形状でフランジ形状部を有さない棒状体とされている、車両のフック取付構造。
  2. 前記バンパーリインフォースメントの前記貫通孔の形状は、矩形であり、
    前記固縛フック取付用部材は、車両前後方向の前面と後面で、前記バンパーリインフォースメントの前記上面と溶接されて結合されるとともに前記下面とも溶接されて結合されている、請求項1記載の車両のフック取付構造。
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