JP3675309B2 - 車両用熱交換器の取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジエータや空調用コンデンサ等の車両用熱交換器を車体に取り付ける取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用熱交換機の取付構造として、一般に、コンデンサおよびラジエータは、それぞれマウントゴムなどの弾性部材やブラケットを介して車体に取り付けられる。この場合、とくにラジエータにはエンジンの振動を減衰させるダイナミックダンパとしての機能が要求され、ラジエータは上下振動が可能なように支持される。そのため、マウントゴムやブラケットなどの支持用部品はコンデンサとラジエータにそれぞれ別々に設けられ、コンデンサの支持剛性とラジエータの支持剛性は互いに異なった値に設定される。このような取付構造は、例えば特開2000−25466号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の取付構造では、マウントゴムやブラケットなどの支持用部品がコンデンサおよびラジエータにそれぞれ別々に必要となるため、部品点数や組立工数がともに増加し、製造コストの増加を招くという問題がある。
【0004】
本発明の目的は、ラジエータをダイナミックダンパとして機能させつつ、マウントゴムやブラケットなどの支持用部品の部品点数を低減することができる車両用熱交換機の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態を示す図面を参照して説明する。
(1) 請求項1の発明は、図1に示すように、コンデンサ20とラジエータ30とを有する車両用熱交換器を弾性支持部材10,11を介して車体1,2に取り付ける構造に適用される。そして、図2に示すように、弾性支持部材のうち、車両用熱交換器をその下部で支持する下部弾性支持部材10が、その外周面に設けられたスリット10sに、コンデンサ20の下端部に設けられたブラケット27を水平方向に嵌合してコンデンサ20を支持するコンデンサ支持部10sと、コンデンサ支持部10sの上方に連なって設けられ、上下方向に開口された孔10aにラジエータ30の下端部に突設されたピンを36挿通してラジエータ30を支持するラジエータ支持部10bとを有し、下部弾性支持部材10をコンデンサ支持部10sよりも下方にて車体2から支持してラジエータ支持部10bの支持剛性をコンデンサ支持部10sの支持剛性より低くするとともに、図3に示すように弾性支持部材のうち、車両用熱交換器をその上部で支持する上部弾性支持部材11が、その外周面に設けられたスリット11sに、コンデンサ20の上端部に設けられたブラケット26を水平方向に嵌合してコンデンサ20を支持するコンデンサ支持部11sと、コンデンサ支持部11sの内側に上下方向に開口された孔11cにラジエータ30の上端部に突設されたピン35を挿通してラジエータ30の上下振動を許容するようにラジエータ30を支持するラジエータ支持部11cとを一体に形成したことにより上述した目的は達成される。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用熱交換器の取付構造において、上部弾性支持部材11が、水平部11aと鉛直部11bからなる略L字形状であり、この水平部11aから鉛直部11bにかけてL字状に設けられたスリット11sに沿ってコンデンサ20の上端部のブラケット26を嵌合するとともに、水平部11aにラジエータ30の上端部に突設されたピン35を挿通するための孔11cが開口され、鉛直部11bが車体1から支持されるものである。
(3) 請求項3の発明は、請求項1または2に記載の車両用熱交換器の取付構造において、ラジエータ支持部10bが、ラジエータ30の質量によりエンジンの振動を抑制するように、所定の周波数でラジエータ30が共振する特性を有するものである。
(4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用熱交換器の取付構造において、コンデンサ20がヘッダパイプ22を有し、コンデンサ20はヘッダパイプ22のキャップに一体に形成されたブラケット28を介してコンデンサ支持部10s,11sに支持されるものである。
(5) 請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の車両用熱交換器の取付構造において、コンデンサ20がヘッダパイプ21と、このヘッダパイプ21に併設されたリキッドタンク25とを有し、ヘッダパイプ26のキャップとリキッドタンク25のキャップとを一体に形成するとともに、このキャップと一体にブラケット26,27を形成し、コンデンサ20はこのブラケット26,27を介してコンデンサ支持部10s,11sに支持されるものである。
【0006】
なお、本発明の構成を説明する上記課題を解決するための手段の項では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、次の効果を奏する。
(1)請求項1の発明によれば、車両用熱交換器をその下部で支持する下部弾性支持部材にコンデンサ支持部を設けるとともに、コンデンサ支持部の上方に連なってラジエータ支持部を設け、ラジエータ支持部の支持剛性をコンデンサ支持部の支持剛性より低くした。また、車両用熱交換器をその上部で支持する上部弾性支持部材にコンデンサ支持部を設けるとともに、その内側でラジエータの上下振動を許容するようにラジエータ支持部を設けるようにした。これにより下部弾性支持部材と上部弾性支持部材にダイナミックダンパとしての機能とソフトマウントとしての機能を同時に発揮させることができる。その結果、支持用部品の部品点数が低減され、製造コストが低減するとともに、省スペース化、軽量化が達成される。
)請求項32の発明によれば、ラジエータの質量によりエンジンの振動を抑制するように、所定の周波数でラジエータが共振する特性を有するようにしたので、その周波数におけるエンジン振動の乗員への伝達が低減される。
)請求項4の発明によれば、ヘッダパイプのキャップに一体に形成されたブラケットを介してコンデンサを支持するようにしたので、部品点数が低減され、製造コストが一層低減する。
)請求項5の発明によれば、ヘッダパイプとリキッドタンクのキャップとを一体に形成し、このキャップと一体に形成されたブラケットを介してコンデンサを支持するようにしたので、ブラケットの強度が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換機の構成を示す斜視図(車両後方側から見た図)であり、各部品に分解して示した図である。図1に示すように、エンジンルーム内において、車体の一部を構成するラジコアアッパ1,ラジコアロア2の後方にはコンデンサ20およびラジエータ30が平行に配置されている。ラジエータ30はアルミプレスにより形成されたアッパータンク31およびロアタンク32と、そのタンク31,32間に交互に配置された複数の冷却水用チューブ33とフィン34(一部のみ図示)とを有している。アッパータンク31およびロアタンク32の左右端部には、取り付け用ピン35,36がそれぞれタンク31,32と一体に上下方向に突出して設けられている。取付用ピン35,36にはそれぞれ略L字状のマウントゴムアッパ11および略円筒状のマウントゴムロア10が後述するように装着される。
【0009】
コンデンサ2は左右のヘッダパイプ21,22と、ヘッダパイプ21,22間に交互に配置された複数の冷媒用チューブ23とフィン24(一部のみ図示)とを有し、左方のヘッダパイプ21にはリキッドタンク25が併設されている。ヘッダパイプ21とリキッドタンク25の上下端部には、それぞれアッパブラケット26とロアブラケット27がヘッダパイプ21およびリキッドタンク25のキャップと一体に設けられ、ヘッダパイプ22の上下端部にはそれぞれアッパブラケット28とロアブラケット(不図示)がヘッダパイプ22のキャップと一体に設けられている。各ブラケット26〜28は車両後方に突出して形成され、アッパブラケット26,28は途中で上方に屈曲している。アッパブラケット26,28には屈曲部を介し長手方向に孔26a,28aが形成され、ロアブラケット27には車両後方に切り欠きを有する略C字状の孔27aが形成されている。なお、ラジエータ20とコンデンサ30の取付部の基本的な形状は左右で同一であり、以下では、左側の取付部の形状について説明する。
【0010】
図2は車両用熱交換機を組み立てた状態の下部取付部における側方断面図、図3は上部取付部における側方断面図である。図1、2に示すように、ラジエータ30のピン36はマウントゴムロア10の貫通孔10aに挿通し、マウントゴムロア10の上端面10bはロアタンク32の底面に当接している。マウントゴムロア10の下端には先細部10cが形成され、先細部10cはラジコアロア2に開口された孔2aに嵌合され、端面10dはラジコアロア2の上面に当接している。マウントゴムロア10の上端面10bと端面10dの間の外周面には水平方向にスリット10sが形成されている。このスリット10sはロアブラケット27に形成された孔27aの周縁に嵌合されている。これによって、ラジエータ30はマウントゴムロア10の上端面10bに、コンデンサ20はブラケット27を介してマウントゴム10のスリット10sにそれぞれ支持され、マウントゴムロア10はラジコアロア2の上面に支持される。
【0011】
ここで、マウントゴムロア10によるラジエータ30の支持剛性とコンデンサ20の支持剛性を比較する。スリット10sより下部にはコンデンサ20とラジエータ30の双方の荷重が作用するのに対し、スリット10sより上部ではラジエータ30の荷重のみが作用する。そのため、マウントゴムロア10の見かけ上の剛性はスリット10sより上部の方が下部よりも小さくなっている。その結果、ラジエータ30の支持剛性はコンデンサ20の支持剛性よりも小さく、マウントゴムロア10はスリット11sより上部において下部よりも大きく変形する。これにより、マウントゴムロア10のスリット10sより下部を衝撃吸収用のソフトマウントとして機能させることができ、スリット10sより上部を振動減衰用のダイナミックダンパとして機能させることができる。
【0012】
ここで、ダイナミックダンパとは、マウントゴムを介してラジエータを支持し、所定の周波数(例えばアイドル回転数)でラジエータ30を共振させることで、その周波数の振動を吸収し、エンジン振動が乗員に伝達されることを抑制するものである。この場合、スリット10sより上部におけるダンパのバネ定数はマウントゴム10の断面形状などによって左右されるが、本実施の形態では、アイドル回転数においてラジエータ30を共振させるように断面形状(振動特性)が決定される。
【0013】
一方、図1,3に示すように、マウントゴムアッパ11は水平部11aと鉛直部11bからなる略L字状であり、水平部11aのほぼ中央には略円筒状の孔11cが形成されている。孔11cの上下端部の内径は小さくなっており、ここにラジエータ30のピン35が嵌合されて、マウントゴムアッパ11とピン35との滑りが防止される。マウントゴムアッパ11の側面には全周にわたってスリット11sが形成され、このスリット11sがアッパブラケット26に開口された孔26aの周縁に全周にわたって嵌合されている。マウントゴムアッパ11の鉛直部11bには水平方向に貫通孔11dが開口され、貫通孔11dを介して挿通されたボルト12がラジコアアッパ1に設けられたネジ部1aに螺合されている。これによって、ラジエータ30はマウントゴムアッパ11の水平部11aに、コンデンサ20はブラケットアッパ26を介してマウントゴムアッパ11の鉛直部11にそれぞれ支持され、鉛直部11はラジコアアッパ1に支持される。
【0014】
ここで、マウントゴムアッパ11はラジコアアッパ1にボルト12によって締結されているため、鉛直部11の剛性は大きい。その結果、鉛直部11をソフトマウントとして機能させることができる。これに対して、水平部11aの周囲はブラケットアッパ26により単に保持されているだけである。この場合、水平部11aの剛性はマウントゴムアッパ11の厚さやスリット11sから孔11cまでの距離等、水平部11aの形状によって左右される。本実施の形態では、マウントゴムロア10によるラジエータ30のダイナミックダンパとしての動きを妨げないように水平部11aの形状が決定される。
【0015】
以上の構成により、エンジンがアイドル運転され、エンジンの振動がラジエータ30に伝達されると、マウントゴムロア10により規定された所定のバネ定数に応じてマウントゴム10,11は弾性変形し、ラジエータ30は上下に共振する。これによって、ラジエータ30をダイナミックダンパとして用いることができ、エンジン振動を吸収し、車体を介して乗員に伝達される振動は軽減される。
【0016】
次に、本実施の形態に係わる車両用熱交換機の組立手順を説明する。図4に示すように、まず、(1)ラジエータ30の下部のピン36をマウントゴムロア10の孔10aに挿入し、(2)ロアブラケット27の孔27aにスリット10sを沿わせながらマントゴムロア10を水平方向に押し込む。この場合、孔27aの切り欠き部はマウントゴムロア10のスリット10sの幅より狭いため、マウントゴムロア10を手で押しつぶして弾性変形させながら押し込む。次いで、(3)ラジエータ30の上部のピン35をマウントゴムアッパ11の孔11cに挿入し、(4)アッパブラケット26の孔26aにスリット11sを沿わせながらマウントゴムアッパ11を水平方向に押し込む。この場合も、孔26aの開口面積はマウントゴムアッパ11の周囲の面積よりも小さいため、マウントゴムアッパ11を手で押しつぶして弾性変形させながら押し込む。これによって、ラジエータ30とコンデンサ20とマウントゴム10,11を一体のサブモジュール40とすることができる。次いで、(5)マウントゴムロア10の先細部10cをラジコアロア2の孔2aに差し込み、最後に、(6)マウントゴムアッパの孔11dに後方からボルト12を挿通して工具を用いてラジコアアッパ1のネジ部1aに螺合する。
【0017】
このように本実施の形態によると、ラジエータ30とラジコアロア2との間に配置されるマウントゴムロア10の周面にスリット10sを形成し、そのスリット10sにコンデンサ20のブラケット27を嵌合してコンデンサ20を支持するとともに、スリット10sより上方でラジエータ30を支持するようにした。これによって、スリット10sの上下でマウントゴムロア10の支持剛性を異なった値とし、スリット10sより上部をダイナミックダンパ、スリット10sより下部をソフトマウントとしてそれぞれ機能させることができる。すなわち、1つの部品10に異なった機能を集約することができる。その結果、熱交換器を支持するブラケットやマウントゴムなどの全体の部品点数が低減され、製造コストが低減するとともに、省スペース化、軽量化が達成される。
【0018】
また、ラジエータ30とラジコアアッパ1との間のマウントゴムアッパ11の周面にスリット11sを形成し、そのスリット11sにコンデンサ20のブラケット26,28を嵌合してコンデンサ20を支持するとともに、スリット11sの内側でラジエータ30を支持するようにした。これによって、コンデンサ支持部とラジエータ支持部の支持剛性を異なった値とし、1つの部品11に異なった機能を集約することができる。その結果、熱交換器の支持用部品の部品点数が低減され、製造コストが低減するとともに、省スペース化、軽量化が達成される。さらに、アイドル回転数でラジエータ30を共振させるようにマウントゴムロア10のバネ定数を設定したので、エンジン振動の乗員への伝達が低減される。さらに、ヘッダパイプ22の上下のキャップとコンデンサ20のブラケット28とを一体に形成するようにしたので、部品点数が低減され、製造コストが一層低減する。さらにまた、ヘッダパイプ21とリキッドタンク25の上下のキャップとコンデンサ20のブラケット26,27とを一体に形成するようにしたので、部品点数が低減されるとともに、ブラケット26,27の基端部の面積が大きくなり、強度が向上する。
【0019】
以上説明したように本願発明は、ラジエータ30とコンデンサ20を同一のマウントゴム10,11によって支持し、1つの部品にダイナミックダンパおよびソフトマウントという2つの機能を集約させたことを特徴とするものであり、それは上記実施の形態に限定されず種々の形態で実施できる。例えば、上記実施の形態では、コンデンサ20にブラケット26,27を固設するようにしたが、コンデンサ20ではなくラジエータ30にブラケットを固設してもよい。また、熱交換機の上下でマウントゴム10,11を共有するようにしたが、下方のみマウントゴム10を共有するようにしてもよい。
【0020】
なお、以上の実施の形態と請求項との対応において、マウントゴムロア10が下部弾性支持部材を、マウントゴムアッパ11が上部弾性支持部材を、マウントゴムロア10のスリット10sとマウントゴムアッパ11のスリット11sがそれぞれコンデンサ支持部を、マウントゴムロア10の上端面10bとマウントゴムアッパ11の水平部11aに設けられた孔11cがそれぞれラジエータ支持部を、それぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換器の取付構造を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換機の下部の取付構造を示す側方断面図。
【図3】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換機の上部の取付構造を示す側方断面図。
【図4】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換器の取付手順を示す図。
【符号の説明】
1 ラジコアアッパ 2 ラジコアロア
10 マウントゴムロア 11 マウントゴムアッパ
20 コンデンサ 21,22 ヘッダパイプ
25 リキッドタンク 26〜28 ブラケット
30 ラジエータ 31 アッパータンク
32 ロアタンク 10b 上端面
11a 水平部 10s,11s スリット

Claims (5)

  1. コンデンサとラジエータとを有する車両用熱交換器を弾性支持部材を介して車体に取り付ける構造において、
    前記弾性支持部材のうち、前記車両用熱交換器をその下部で支持する下部弾性支持部材は、その外周面に設けられたスリットに、前記コンデンサの下端部に設けられたブラケットを水平方向に嵌合して前記コンデンサを支持するコンデンサ支持部と、前記コンデンサ支持部の上方に連なって設けられ、上下方向に開口された孔に前記ラジエータの下端部に突設されたピンを挿通して前記ラジエータを支持するラジエータ支持部とを有し、前記下部弾性支持部材を前記コンデンサ支持部よりも下方にて車体から支持して前記ラジエータ支持部の支持剛性を前記コンデンサ支持部の支持剛性より低くするとともに、
    前記弾性支持部材のうち、前記車両用熱交換器をその上部で支持する上部弾性支持部材は、その外周面に設けられたスリットに、前記コンデンサの上端部に設けられたブラケットを水平方向に嵌合して前記コンデンサを支持するコンデンサ支持部と、前記コンデンサ支持部の内側に上下方向に開口された孔に前記ラジエータの上端部に突設されたピンを挿通して前記ラジエータの上下振動を許容するように前記ラジエータを支持するラジエータ支持部とが一体に形成されたものであることを特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
  2. 請求項1に記載の車両用熱交換器の取付構造において、
    前記上部弾性支持部材は、水平部と鉛直部からなる略L字形状であり、この水平部から鉛直部にかけてL字状に設けられたスリットに沿って前記コンデンサの上端部のブラケットを嵌合するとともに、前記水平部に前記ラジエータの上端部に突設されたピンを挿通するための孔が開口され、前記鉛直部が車体から支持されることを特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
  3. 請求項1または2に記載の車両用熱交換器の取付構造において、
    前記ラジエータ支持部は、前記ラジエータの質量によりエンジンの振動を抑制するように、所定の周波数で前記ラジエータが共振する特性を有することを特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用熱交換器の取付構造において、
    前記コンデンサはヘッダパイプを有し、前記コンデンサは前記ヘッダパイプのキャップに一体に形成されたブラケットを介して前記コンデンサ支持部に支持されることを特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用熱交換器の取付構造において、
    前記コンデンサはヘッダパイプと、このヘッダパイプに併設されたリキッドタンクとを有し、
    前記ヘッダパイプのキャップと前記リキッドタンクのキャップとを一体に形成するとともに、このキャップと一体にブラケットを形成し、前記コンデンサはこのブラケットを介して前記コンデンサ支持部に支持されることを特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
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