JP2002002312A - 車両用熱交換器の取付構造 - Google Patents

車両用熱交換器の取付構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジエータをダイナミックダンパとして機能
させつつ、車両用熱交換器の支持部の部品点数を低減す
る。 【解決手段】 車両用熱交換器20,30の下部と車体
2aとの間に介装されたマウントゴムロア10に水平方
向にスリット10sを設け、そのスリット10sからブ
ラケット27を介してコンデンサ20を支持し、スリッ
ト27より上方の上端面10bでラジエータ30を支持
する。これによって、ラジエータ支持部の支持剛性をコ
ンデンサ支持部の支持剛性よりも小さくすることがで
き、ラジエータ30をダイナミックダンパとして機能さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジエータや空調
用コンデンサ等の車両用熱交換器を車体に取り付ける取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用熱交換機の取付構造として、一般
に、コンデンサおよびラジエータは、それぞれマウント
ゴムなどの弾性部材やブラケットを介して車体に取り付
けられる。この場合、とくにラジエータにはエンジンの
振動を減衰させるダイナミックダンパとしての機能が要
求され、ラジエータは上下振動が可能なように支持され
る。そのため、マウントゴムやブラケットなどの支持用
部品はコンデンサとラジエータにそれぞれ別々に設けら
れ、コンデンサの支持剛性とラジエータの支持剛性は互
いに異なった値に設定される。このような取付構造は、
例えば特開2000−25466号公報に記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の取付構造では、マウントゴムやブラケットなど
の支持用部品がコンデンサおよびラジエータにそれぞれ
別々に必要となるため、部品点数や組立工数がともに増
加し、製造コストの増加を招くという問題がある。
【0004】本発明の目的は、ラジエータをダイナミッ
クダンパとして機能させつつ、マウントゴムやブラケッ
トなどの支持用部品の部品点数を低減することができる
車両用熱交換機の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図面
を参照して説明する。 (1) 請求項1の発明は、図1に示すように、コンデ
ンサ20とラジエータ30とを有する車両用熱交換器を
弾性支持部材10,11を介して車体1,2に取り付ける
構造に適用される。そして、図2に示すように、弾性支
持部材のうち、車両用熱交換器をその下部で支持する下
部弾性支持部材10が、コンデンサ20を支持するコン
デンサ支持部10sと、コンデンサ支持部10sの上方
に連なって設けられ、ラジエータ30を支持するラジエ
ータ支持部10bとを有し、ラジエータ支持部10bの
支持剛性をコンデンサ支持部10sの支持剛性より低く
したことにより上述した目的は達成される。 (2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用熱
交換器の取付構造において、図3に示すように、弾性支
持部材のうち、車両用熱交換器をその上部で支持する上
部弾性支持部材11が、外周部でコンデンサ20を支持
するコンデンサ支持部11sと、コンデンサ支持部11
sの内側でラジエータ30の上下振動を許容するように
ラジエータ30を支持するラジエータ支持部11cとが
一体に形成されたものである。 (3) 請求項3の発明は、請求項1または2に記載の
車両用熱交換器の取付構造において、ラジエータ支持部
10bが、ラジエータ30の質量によりエンジンの振動
を抑制するように、所定の周波数でラジエータ30が共
振する特性を有するものである。 (4) 請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに
記載の車両用熱交換器の取付構造において、コンデンサ
20がヘッダパイプ22を有し、コンデンサ20はヘッ
ダパイプ22のキャップに一体に形成されたブラケット
28を介してコンデンサ支持部10s,11sに支持さ
れるものである。 (5) 請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに
記載の車両用熱交換器の取付構造において、コンデンサ
20がヘッダパイプ21と、このヘッダパイプ21に併
設されたリキッドタンク25とを有し、ヘッダパイプ2
6のキャップとリキッドタンク25のキャップとを一体
に形成するとともに、このキャップと一体にブラケット
26,27を形成し、コンデンサ20はこのブラケット
26,27を介してコンデンサ支持部10s,11sに支
持されるものである。
【0006】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために発明の実施の形態の図を用いたが、これにより本
発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果を奏する。 (1)請求項1の発明によれば、車両用熱交換器をその
下部で支持する下部弾性支持部材にコンデンサ支持部を
設けるとともに、コンデンサ支持部の上方に連なってラ
ジエータ支持部を設け、ラジエータ支持部の支持剛性を
コンデンサ支持部の支持剛性より低くしたので、下部弾
性支持部材にダイナミックダンパとしての機能とソフト
マウントとしての機能を同時に発揮させることができ
る。その結果、支持用部品の部品点数が低減され、製造
コストが低減するとともに、省スペース化、軽量化が達
成される。 (2)請求項2の発明によれば、車両用熱交換器をその
上部で支持する上部弾性支持部材にコンデンサ支持部を
設けるとともに、その内側でラジエータの上下振動を許
容するようにラジエータ支持部を設けるようにしたの
で、上部弾性支持部材にもダイナミックダンパとしての
機能とソフトマウントとしての機能を同時に発揮させる
ことができ、支持用部品の部品点数が低減され、製造コ
ストが低減するとともに、省スペース化、軽量化が達成
される。 (3)請求項3の発明によれば、ラジエータの質量によ
りエンジンの振動を抑制するように、所定の周波数でラ
ジエータが共振する特性を有するようにしたので、その
周波数におけるエンジン振動の乗員への伝達が低減され
る。 (4)請求項4の発明によれば、ヘッダパイプのキャッ
プに一体に形成されたブラケットを介してコンデンサを
支持するようにしたので、部品点数が低減され、製造コ
ストが一層低減する。 (5)請求項5の発明によれば、ヘッダパイプとリキッ
ドタンクのキャップとを一体に形成し、このキャップと
一体に形成されたブラケットを介してコンデンサを支持
するようにしたので、ブラケットの強度が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係わる車両用熱交換機の構成を示す斜視図(車両後
方側から見た図)であり、各部品に分解して示した図で
ある。図1に示すように、エンジンルーム内において、
車体の一部を構成するラジコアアッパ1,ラジコアロア
2の後方にはコンデンサ20およびラジエータ30が平
行に配置されている。ラジエータ30はアルミプレスに
より形成されたアッパータンク31およびロアタンク3
2と、そのタンク31,32間に交互に配置された複数
の冷却水用チューブ33とフィン34(一部のみ図示)
とを有している。アッパータンク31およびロアタンク
32の左右端部には、取り付け用ピン35,36がそれ
ぞれタンク31,32と一体に上下方向に突出して設け
られている。取付用ピン35,36にはそれぞれ略L字
状のマウントゴムアッパ11および略円筒状のマウント
ゴムロア10が後述するように装着される。
【0009】コンデンサ2は左右のヘッダパイプ21,
22と、ヘッダパイプ21,22間に交互に配置された
複数の冷媒用チューブ23とフィン24(一部のみ図
示)とを有し、左方のヘッダパイプ21にはリキッドタ
ンク25が併設されている。ヘッダパイプ21とリキッ
ドタンク25の上下端部には、それぞれアッパブラケッ
ト26とロアブラケット27がヘッダパイプ21および
リキッドタンク25のキャップと一体に設けられ、ヘッ
ダパイプ22の上下端部にはそれぞれアッパブラケット
28とロアブラケット(不図示)がヘッダパイプ22の
キャップと一体に設けられている。各ブラケット26〜
28は車両後方に突出して形成され、アッパブラケット
26,28は途中で上方に屈曲している。アッパブラケ
ット26,28には屈曲部を介し長手方向に孔26a,2
8aが形成され、ロアブラケット27には車両後方に切
り欠きを有する略C字状の孔27aが形成されている。
なお、ラジエータ20とコンデンサ30の取付部の基本
的な形状は左右で同一であり、以下では、左側の取付部
の形状について説明する。
【0010】図2は車両用熱交換機を組み立てた状態の
下部取付部における側方断面図、図3は上部取付部にお
ける側方断面図である。図1、2に示すように、ラジエ
ータ30のピン36はマウントゴムロア10の貫通孔1
0aに挿通し、マウントゴムロア10の上端面10bは
ロアタンク32の底面に当接している。マウントゴムロ
ア10の下端には先細部10cが形成され、先細部10
cはラジコアロア2に開口された孔2aに嵌合され、端
面10dはラジコアロア2の上面に当接している。マウ
ントゴムロア10の上端面10bと端面10dの間の外
周面には水平方向にスリット10sが形成されている。
このスリット10sはロアブラケット27に形成された
孔27aの周縁に嵌合されている。これによって、ラジ
エータ30はマウントゴムロア10の上端面10bに、
コンデンサ20はブラケット27を介してマウントゴム
10のスリット10sにそれぞれ支持され、マウントゴ
ムロア10はラジコアロア2の上面に支持される。
【0011】ここで、マウントゴムロア10によるラジ
エータ30の支持剛性とコンデンサ20の支持剛性を比
較する。スリット10sより下部にはコンデンサ20と
ラジエータ30の双方の荷重が作用するのに対し、スリ
ット10sより上部ではラジエータ30の荷重のみが作
用する。そのため、マウントゴムロア10の見かけ上の
剛性はスリット10sより上部の方が下部よりも小さく
なっている。その結果、ラジエータ30の支持剛性はコ
ンデンサ20の支持剛性よりも小さく、マウントゴムロ
ア10はスリット11sより上部において下部よりも大
きく変形する。これにより、マウントゴムロア10のス
リット10sより下部を衝撃吸収用のソフトマウントと
して機能させることができ、スリット10sより上部を
振動減衰用のダイナミックダンパとして機能させること
ができる。
【0012】ここで、ダイナミックダンパとは、マウン
トゴムを介してラジエータを支持し、所定の周波数(例
えばアイドル回転数)でラジエータ30を共振させるこ
とで、その周波数の振動を吸収し、エンジン振動が乗員
に伝達されることを抑制するものである。この場合、ス
リット10sより上部におけるダンパのバネ定数はマウ
ントゴム10の断面形状などによって左右されるが、本
実施の形態では、アイドル回転数においてラジエータ3
0を共振させるように断面形状(振動特性)が決定され
る。
【0013】一方、図1,3に示すように、マウントゴ
ムアッパ11は水平部11aと鉛直部11bからなる略
L字状であり、水平部11aのほぼ中央には略円筒状の
孔11cが形成されている。孔11cの上下端部の内径
は小さくなっており、ここにラジエータ30のピン35
が嵌合されて、マウントゴムアッパ11とピン35との
滑りが防止される。マウントゴムアッパ11の側面には
全周にわたってスリット11sが形成され、このスリッ
ト11sがアッパブラケット26に開口された孔26a
の周縁に全周にわたって嵌合されている。マウントゴム
アッパ11の鉛直部11bには水平方向に貫通孔11d
が開口され、貫通孔11dを介して挿通されたボルト1
2がラジコアアッパ1に設けられたネジ部1aに螺合さ
れている。これによって、ラジエータ30はマウントゴ
ムアッパ11の水平部11aに、コンデンサ20はブラ
ケットアッパ26を介してマウントゴムアッパ11の鉛
直部11dにそれぞれ支持され、鉛直部11dはラジコ
アアッパ1に支持される。
【0014】ここで、マウントゴムアッパ11はラジコ
アアッパ1にボルト12によって締結されているため、
鉛直部11dの剛性は大きい。その結果、鉛直部11d
をソフトマウントとして機能させることができる。これ
に対して、水平部11aの周囲はブラケットアッパ26
により単に保持されているだけである。この場合、水平
部11aの剛性はマウントゴムアッパ11の厚さやスリ
ット11sから孔11cまでの距離等、水平部11aの
形状によって左右される。本実施の形態では、マウント
ゴムロア10によるラジエータ30のダイナミックダン
パとしての動きを妨げないように水平部11aの形状が
決定される。
【0015】以上の構成により、エンジンがアイドル運
転され、エンジンの振動がラジエータ30に伝達される
と、マウントゴムロア10により規定された所定のバネ
定数に応じてマウントゴム10,11は弾性変形し、ラ
ジエータ30は上下に共振する。これによって、ラジエ
ータ30をダイナミックダンパとして用いることがで
き、エンジン振動を吸収し、車体を介して乗員に伝達さ
れる振動は軽減される。
【0016】次に、本実施の形態に係わる車両用熱交換
機の組立手順を説明する。図4に示すように、まず、
(1)ラジエータ30の下部のピン36をマウントゴム
ロア10の孔10aに挿入し、(2)ロアブラケット2
7の孔27aにスリット10sを沿わせながらマントゴ
ムロア10を水平方向に押し込む。この場合、孔27a
の切り欠き部はマウントゴムロア10のスリット10s
の幅より狭いため、マウントゴムロア10を手で押しつ
ぶして弾性変形させながら押し込む。次いで、(3)ラ
ジエータ30の上部のピン35をマウントゴムアッパ1
1の孔11cに挿入し、(4)アッパブラケット26の
孔26aにスリット11sを沿わせながらマウントゴム
アッパ11を水平方向に押し込む。この場合も、孔26
aの開口面積はマウントゴムアッパ11の周囲の面積よ
りも小さいため、マウントゴムアッパ11を手で押しつ
ぶして弾性変形させながら押し込む。これによって、ラ
ジエータ30とコンデンサ20とマウントゴム10,1
1を一体のサブモジュール40とすることができる。次
いで、(5)マウントゴムロア10の先細部10cをラ
ジコアロア2の孔2aに差し込み、最後に、(6)マウ
ントゴムアッパの孔11dに後方からボルト12を挿通
して工具を用いてラジコアアッパ1のネジ部1aに螺合
する。
【0017】このように本実施の形態によると、ラジエ
ータ30とラジコアロア2との間に配置されるマウント
ゴムロア10の周面にスリット10sを形成し、そのス
リット10sにコンデンサ20のブラケット27を嵌合
してコンデンサ20を支持するとともに、スリット10
sより上方でラジエータ30を支持するようにした。こ
れによって、スリット10sの上下でマウントゴムロア
10の支持剛性を異なった値とし、スリット10sより
上部をダイナミックダンパ、スリット10sより下部を
ソフトマウントとしてそれぞれ機能させることができ
る。すなわち、1つの部品10に異なった機能を集約す
ることができる。その結果、熱交換器を支持するブラケ
ットやマウントゴムなどの全体の部品点数が低減され、
製造コストが低減するとともに、省スペース化、軽量化
が達成される。
【0018】また、ラジエータ30とラジコアアッパ1
との間のマウントゴムアッパ11の周面にスリット11
sを形成し、そのスリット11sにコンデンサ20のブ
ラケット26,28を嵌合してコンデンサ20を支持す
るとともに、スリット11sの内側でラジエータ30を
支持するようにした。これによって、コンデンサ支持部
とラジエータ支持部の支持剛性を異なった値とし、1つ
の部品11に異なった機能を集約することができる。そ
の結果、熱交換器の支持用部品の部品点数が低減され、
製造コストが低減するとともに、省スペース化、軽量化
が達成される。さらに、アイドル回転数でラジエータ3
0を共振させるようにマウントゴムロア10のバネ定数
を設定したので、エンジン振動の乗員への伝達が低減さ
れる。さらに、ヘッダパイプ22の上下のキャップとコ
ンデンサ20のブラケット28とを一体に形成するよう
にしたので、部品点数が低減され、製造コストが一層低
減する。さらにまた、ヘッダパイプ21とリキッドタン
ク25の上下のキャップとコンデンサ20のブラケット
26,27とを一体に形成するようにしたので、部品点
数が低減されるとともに、ブラケット26,27の基端
部の面積が大きくなり、強度が向上する。
【0019】以上説明したように本願発明は、ラジエー
タ30とコンデンサ20を同一のマウントゴム10,1
1によって支持し、1つの部品にダイナミックダンパお
よびソフトマウントという2つの機能を集約させたこと
を特徴とするものであり、それは上記実施の形態に限定
されず種々の形態で実施できる。例えば、上記実施の形
態では、コンデンサ20にブラケット26,27を固設
するようにしたが、コンデンサ20ではなくラジエータ
30にブラケットを固設してもよい。また、熱交換機の
上下でマウントゴム10,11を共有するようにした
が、下方のみマウントゴム10を共有するようにしても
よい。
【0020】なお、以上の実施の形態と請求項との対応
において、マウントゴムロア10が下部弾性支持部材
を、マウントゴムアッパ11が上部弾性支持部材を、マ
ウントゴムロア10のスリット10sとマウントゴムア
ッパ11のスリット11sがそれぞれコンデンサ支持部
を、マウントゴムロア10の上端面10bとマウントゴ
ムアッパ11の水平部11aに設けられた孔11cがそ
れぞれラジエータ支持部を、それぞれ構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換器の
取付構造を示す斜視図。
【図2】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換機の
下部の取付構造を示す側方断面図。
【図3】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換機の
上部の取付構造を示す側方断面図。
【図4】本発明の実施の形態に係わる車両用熱交換器の
取付手順を示す図。
【符号の説明】
1 ラジコアアッパ 2 ラジコアロア 10 マウントゴムロア 11 マウントゴ
ムアッパ 20 コンデンサ 21,22 ヘッダ
パイプ 25 リキッドタンク 26〜28 ブラケ
ット 30 ラジエータ 31 アッパータ
ンク 32 ロアタンク 10b 上端面 11a 水平部 10s,11s スリッ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサとラジエータとを有する車両
    用熱交換器を弾性支持部材を介して車体に取り付ける構
    造において、 前記弾性支持部材のうち、前記車両用熱交換器をその下
    部で支持する下部弾性支持部材は、前記コンデンサを支
    持するコンデンサ支持部と、前記コンデンサ支持部の上
    方に連なって設けられ、前記ラジエータを支持するラジ
    エータ支持部とを有し、前記ラジエータ支持部の支持剛
    性を前記コンデンサ支持部の支持剛性より低くしたこと
    を特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用熱交換器の取付
    構造において、 前記弾性支持部材のうち、前記車両用熱交換器をその上
    部で支持する上部弾性支持部材は、外周部で前記コンデ
    ンサを支持するコンデンサ支持部と、前記コンデンサ支
    持部の内側で前記ラジエータの上下振動を許容するよう
    に前記ラジエータを支持するラジエータ支持部とが一体
    に形成されたものであることを特徴とする車両用熱交換
    器の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両用熱交換
    器の取付構造において、 前記ラジエータ支持部は、前記ラジエータの質量により
    エンジンの振動を抑制するように、所定の周波数で前記
    ラジエータが共振する特性を有することを特徴とする車
    両用熱交換器の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用
    熱交換器の取付構造において、 前記コンデンサはヘッダパイプを有し、前記コンデンサ
    は前記ヘッダパイプのキャップに一体に形成されたブラ
    ケットを介して前記コンデンサ支持部に支持されること
    を特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の車両用
    熱交換器の取付構造において、 前記コンデンサはヘッダパイプと、このヘッダパイプに
    併設されたリキッドタンクとを有し、 前記ヘッダパイプのキャップと前記リキッドタンクのキ
    ャップとを一体に形成するとともに、このキャップと一
    体にブラケットを形成し、前記コンデンサはこのブラケ
    ットを介して前記コンデンサ支持部に支持されることを
    特徴とする車両用熱交換器の取付構造。
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