JP5849202B2 - 射出成形金型装置と射出成形方法 - Google Patents

射出成形金型装置と射出成形方法 Download PDF

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Description

本発明は、射出成形金型の成形空間(キャビティ)に溶融樹脂を射出して、射出成形により成形品を得ると同時に、該射出成形金型内に配置された多層フィルムの転写層を該成形品の表面上に転写することによって、該成形品の表面上に転写層を形成する射出成形方法および射出成形金型装置に関する。
射出成形金型のキャビティに溶融樹脂を射出して、射出成形により成形品を得ると同時に、該射出成形金型内に配置された多層フィルムの転写層を該成形品の表面上に転写することによって、該成形品の表面上に転写層を形成する技術が知られている。この技術を用いて、立ち上がりの深い成形品(深絞り形状の成形品)の表面上に転写層を形成する場合には、射出成形金型の内壁(キャビティ形成面)に転写フィルムを沿い易くするための工夫が必要となる。このような工夫の一つとして、転写フィルムの予備加熱が行われている。例えば、特許文献1には、射出成形を行う前に、雄型と雌型との間に配置された転写フィルムに対して予備加熱を行う射出成形同時絵付け装置が開示されている。この射出成形同時絵付け装置の構成を図13に示す。
図13に示す射出成形同時絵付け装置は、基体フィルム上に転写層を有する長尺の転写フィルム131を、箔送り手段132によって、射出成形金型を構成する雄型133と雌型134との間に1ピッチずつ送り込むごとに、射出成形を行う。具体的には、雄型133と雌型134とが型閉めされ、その型閉めによって形成されたキャビティ内に溶融樹脂が射出され、そのキャビティ内の溶融樹脂が冷却されて固化した後に、雄型133と雌型134とが型開きされる。この型開きの際に、雄型133のキャビティ形成面135に付着した成形品136から基体フィルムが剥離することにより、成形品136の表面上に転写層が転写された射出成形同時絵付け品が得られる。また、この射出成形同時絵付け装置は、成形品取り出し機構137と加熱機構138とを背向的に有する加熱取り出し兼用手段139を備えており、型開きの際には、型内に1ピッチ分の転写フィルム131が送り込まれるとともに、加熱取り出し兼用手段139が雄型133と雌型134との間に導かれて、成形品取り出し機構137が成形品(射出成形同時絵付け品)136を把持する一方で、加熱機構138が、雄型133と雌型134との間に送り込まれた転写フィルム131に対して予備加熱を行う。型閉めの際には、加熱取り出し兼用手段139は型外へ導かれる。この射出成形同時絵付け装置は、型外において、成形品136を成形品取り出し機構137から取り外すことができるように構成されている。このように、この射出成形同時絵付け装置は、雄型133と雌型134が開く僅かな時間を利用して、転写フィルム131の予備加熱を行っている。
また、特許文献2には、A金型とB金型からなる射出成形金型よりも上手側に、そのA金型またはB金型のキャビティ形成面と略同一面上に加熱装置を備えて、射出成形金型よりも上手側のステージで転写フィルムを予備加熱する成形同時加飾用金型が開示されている。
特開昭64−26420号公報 特開2008−94038号公報
しかしながら、前述したように射出成形前に転写フィルムを加熱するだけでは、転写フィルムを20%〜30%程度までしか伸ばすことができない。このため、それ以上に転写フィルムを伸ばす必要がある立ち上がりの深い成形品(深絞り形状の成形品)の場合、転写フィルムがキャビティ形成面へ吸引され、型閉めプロセスを経て、溶融樹脂がキャビティ内に充填されるまでの間に、転写フィルムに大きな引張応力や局所的な引張応力が作用することになる。その結果、深絞り形状の成形品の場合、転写フィルムに破れやしわ等が生じるといった問題や、局所的に転写フィルムが薄くなって、転写層に印刷されている色や柄等が薄くなり、所望の色や柄等を成形品の表面上に転写できないといった問題などが生じていた。以下、型閉め時に転写フィルムに大きな引張応力が作用することにより、転写フィルムが破れたり、転写フィルムにしわが発生したり、転写フィルムの転写層に印刷されている色や柄等が劣化したりするメカニズムについて説明する。
図14は一般的な射出成形金型装置の型閉め途中の状態を示す側断面図である。射出成形金型を構成する可動側金型141と固定側金型142との間に転写フィルム143が送り込まれると、まず、箔押さえプレート144が移動して、可動側金型141と共に転写フィルム143を挟み、転写フィルム143を拘束する。その後、可動側金型141が移動することにより、可動側金型141と固定側金型142とが型閉めされる。このとき、転写フィルム143は、固定側金型142のキャビティ形成面145に接触して、その固定側金型142のキャビティ形成面145が可動側金型141のキャビティ形成面146に接近するに連れて引き伸ばされながら、キャビティ内に引き込まれる。
図15は型閉め途中における転写フィルム143の状態を模式的に示す平面図である。前述したように、型閉め途中において、転写フィルム143は、引き伸ばされながら、キャビティ内へ引き込まれる。詳細には、図15に示すように、転写フィルム143は、キャビティの外縁における直線部である4つのキャビティ形状直線部151付近では、大きな引張応力を受けて、引き伸ばされながら、矢印152で示すようにキャビティ内へ引き込まれる。したがって、キャビティ形状直線部151において局所的に転写フィルム143が薄くなって、転写フィルム143が破れるおそれがある。また転写フィルム143の転写層に印刷されている色や柄等が劣化するおそれがある。ここで、キャビティの外縁とは、可動側金型141の凹形状のキャビティ形成面146の縁、または固定側金型142の合わせ面とキャビティとの境界である。
一方、互いに異なる方向に伸びている2つのキャビティ形状直線部151が交わるコーナー部(キャビティの外縁におけるコーナー部)である4つのキャビティ形状コーナー部153付近では、転写フィルム143は、型閉め途中において、キャビティ形状直線部151付近よりも小さな引張応力を受ける。そのため、キャビティ形状コーナー部153からキャビティ内へ引き込まれる転写フィルム143の量は、キャビティ形状直線部151からキャビティ内へ引き込まれる転写フィルム143の量よりも少なくなる。その結果、キャビティ形状コーナー部153付近において、矢印154で示すように、転写フィルム143に圧縮応力が生じ、転写フィルム143に、しわ155が発生する。特に、立ち上がりの深い成形品の場合、立ち上りの浅い成形品(浅絞り形状の成形品)に比べて、キャビティ内へ引き込まれる転写フィルムの量が多くなるため、しわ155が発生する範囲が広くなり、しわ155の量も多くなる。
そこで、本発明は、転写フィルムに破れやしわを発生させることなく、また転写層に印刷された色や柄等を劣化させることなく、深絞り形状の成形品の表面のうちの転写層が必要な部分に転写層を転写させることができる射出成形方法および射出成形金型装置を提供することを目的とする
本発明の射出成形方法の一側面は、環状の側面を有する第1キャビティ形成面が設けられた第1金型と、環状の第2キャビティ形成面が設けられた第2金型とを接近させて、基体フィルムとその基体フィルム上の転写層とを有する転写フィルムを、前記第1金型と前記第2金型で挟み、前記転写フィルムを拘束すると同時に、前記第1キャビティ形成面と前記第2キャビティ形成面によって凹形状のキャビティ形成面を形成し、前記第2金型の前記第1金型側の合わせ面かつ前記環状の第2キャビティ形成面、に沿って設けた環状の凸形状により、前記第1金型と前記第2金型の境界のパーティングラインで形成される前記転写フィルムの環状のR形状部に、前記転写フィルムを押し込む工程と、前記第1金型と、前記第2金型と、第3キャビティ形成面が設けられた第3金型とを型閉めして、前記第1ないし第3キャビティ形成面によって成形空間を形成する工程と、前記第1ないし第3キャビティ形成面によって形成された前記成形空間に樹脂を射出する工程と、前記第1金型と前記第2金型と前記第3金型を型開きして、前記基体フィルムから剥離した前記転写層がその表面の一部に転写された成形品を得る工程と、を具備し、前記第1金型の前記環状の側面は、前記第2金型の前記環状の第2キャビティ形成面よりも、前記基体フィルムの膜厚分だけ外側に配置されることである。
また、本発明の射出成形金型装置の一側面は、環状の側面を有する第1キャビティ形成面が設けられた第1金型と、前記第1キャビティ形成面と共に凹形状のキャビティ形成面を形成する、環状の第2キャビティ形成面が設けられた第2金型と、前記凹形状のキャビティ形成面と共に成形空間を形成する第3キャビティ形成面が設けられた第3金型と、を備え、前記第1金型と前記第2金型が接近することによって、基体フィルムとその基体フィルム上の転写層とを有する転写フィルムが、前記第1金型と前記第2金型によって挟まれて、拘束されると同時に、前記第1キャビティ形成面と前記第2キャビティ形成面によって前記凹形状のキャビティ形成面が形成され、前記第1金型の前記環状の側面は、前記第2金型の前記環状の第2キャビティ形成面よりも、前記基体フィルムの膜厚分だけ外側に配置され、前記環状の第2キャビティ形成面に沿って、環状の凸形状が前記第2金型の前記第1金型側の合わせ面に設けられ、前記環状の凸形状が設けたことにより、前記第1金型と前記第2金型の境界のパーティングラインで形成される前記転写フィルムの環状のR形状部に、前記転写フィルムを押し込むことである。
本発明の射出成形金型装置の他の側面は、前記第1金型の合わせ面の前記第1キャビティ形成面側の端部と、前記第2金型の合わせ面の前記第2キャビティ形成面側の端部にそれぞれ傾斜面が設けられていることである。
また、本発明の射出成形金型装置の他の側面は、前記第1金型の合わせ面と前記第2金型の合わせ面の少なくとも一方に突起形状が設けられていることである。
本発明によれば、転写フィルムに破れやしわを発生させることなく、また転写層に印刷された色や柄等を劣化させることなく、深絞り形状の成形品の表面の一部に転写層を転写することができる。したがって、本発明によれば、深絞り形状の成形品の表面のうち、転写層を必要とする箇所に、高品質な加飾を施したり、高品質な機能性膜を付与することができる。
実施の形態1における射出成形金型装置の一構成例の主要部の概略を示す側断面図である。 実施の形態1における射出成形金型装置の型閉め時の状態を示す側断面図である。 実施の形態1における射出成形方法の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における成形品の断面図である。 一般的な射出成形金型装置の型閉め時の状態を示す側断面図である。 図5の一部を拡大して示す図である。 一般的な深絞り形状の成形品の断面図である。 実施の形態2における射出成形金型装置の型閉め時の状態を示す側断面図である。 図8のA部を拡大して示す図である。 実施の形態2における成形品の断面図である。 図10の一部を拡大して示す図である。 実施の形態3における射出成形金型装置の型閉め時の状態を示す一部拡大側断面図である。 一般的な射出成形金型装置の構成図である。 一般的な射出成形金型装置の型閉め途中の状態を示す側断面図である。 一般的な射出成形金型装置の型閉め途中における転写フィルムの状態を模式的に示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。但し、同じ構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する場合もある。また、図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示す。また図示された各構成要素の厚み、長さ等は図面作成の都合上から、実際とは異なる。なお、以下の実施の形態で示す各構成要素の形状や寸法等は一例であって特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。また、以下で説明する実施の形態1ないし3は適宜組み合わせることが可能である。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1における射出成形金型装置の一構成例の主要部を示す側断面図である。
図1に示す射出成形金型装置10は、第1金型の一例である主可動側金型11と、第2金型の一例である環状の副可動側金型12と、第3金型の一例である固定側金型13とを備える。副可動側金型12は、主可動側金型11と固定側金型13との間に配置される。この射出成形金型装置10では、主可動側金型11と副可動側金型12と固定側金型13とが型開きしているときに、図示しない箔送り手段によって、主可動側金型11と副可動側金型12との間を転写フィルム14が搬送される。
主可動側金型11には、第1キャビティ形成面の一例である浅い凹形状のキャビティ形成面15aが形成されている。環状の副可動側金型12は、主可動側金型11に接近して、凹形状のキャビティ形成面15aの周囲において、主可動側金型11と共に転写フィルム14を挟み、転写フィルム14を拘束する。したがって、転写フィルム14は、主可動側金型11の合わせ面と副可動側金型12の合わせ面との間で拘束される。このように、副可動側金型12は箔押さえプレートの役割を担っている。
図2は実施の形態1における射出成形金型装置10の型閉め時の状態を示す側断面図である。図2に示すように、主可動側金型11と副可動側金型12によって転写フィルム14が拘束された後、主可動側金型11と副可動側金型12が一体となって固定側金型13に接近して、主可動側金型11と副可動側金型12と固定側金型13が型閉めされる。固定側金型13には、第3キャビティ形成面の一例である凸形状のキャビティ形成面15cが形成されている。これにより、主可動側金型11に形成されている浅い凹形状のキャビティ形成面15aと、環状の副可動側金型12の内周面15bによって、深い凹形状のキャビティ形成面が形成される。したがって、ここでは副可動側金型12の内周面15bが第2キャビティ形成面の一例である。そして、その深い凹形状のキャビティ形成面内に、固定側金型13の凸形状のキャビティ形成面15cが突出して、立ち上がりの深い形状(深絞り形状)の成形空間(キャビティ)が形成される。このように、副可動側金型12の内周面15bはキャビティ形成面であり、深い凹形状のキャビティ形成面の側面の役割を担っている。これらのキャビティ形成面15a〜15cによって形成されたキャビティ内へ、固定側金型13に形成されている樹脂注入穴16から溶融樹脂が充填される。
以上のように、この実施の形態1における射出成形金型装置10では、可動側金型が主可動側金型11と副可動側金型12に分割されている。これにより、一般的な射出成形金型装置における可動側金型と固定側金型の分割面とは別の分割面が可動側金型に形成される。そして、分割された可動側金型の分割面で転写フィルム14が拘束される。この射出成形金型装置10の構成によれば、キャビティ形状の上端よりも浅い位置からキャビティ形状の底面へ向けて転写フィルム14を伸ばすことができる。したがって、成形品が深絞り形状であっても、転写フィルム14は深絞り形状にならない。例えば、図2に示すように、転写フィルム14を平坦に近い浅絞り形状にしてキャビティの底面側(キャビティ形成面15a)に沿わすことができる。
なお、転写フィルム14が拘束された後、主可動側金型11のキャビティ形成面15aに一方の端面が配置されている図示しない真空吸引穴から転写フィルム14が真空吸引される。
続いて、射出成形金型装置10を用いた射出成形方法(射出成形同時箔転写方法)について説明する。図3は実施の形態1における射出成形方法(射出成形同時箔転写方法)の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、基体フィルム上に転写層を有する長尺の転写フィルム14が1ピッチ(所望の距離)だけ型内へ送られる。このとき、転写フィルム14は、主可動側金型11と副可動側金型12との間を搬送される。
次に、ステップS2において、環状の副可動側金型12が移動して、主可動側金型11と共に転写フィルム14を挟み、転写フィルム14を拘束する。その後、ステップS3において、転写フィルム14が主可動側金型11のキャビティ形成面15a側へ真空吸引される。
次に、ステップS4において、まず、主可動側金型11と副可動側金型12と固定側金型13とが型閉めされて、主可動側金型11の浅い凹形状のキャビティ形成面15aと、副可動側金型12の内周面であるキャビティ形成面15bと、固定側金型13の凸形状のキャビティ形成面15cによって、深絞り形状のキャビティ(成形空間)が形成される。その後、そのキャビティ内に溶融樹脂が射出される。そして、溶融樹脂がキャビティ内に充填されると、そのキャビティ内に充填された溶融樹脂が冷却されて固化する。
次に、ステップS5において、まず、主可動側金型11と副可動側金型12と固定側金型13が型開される。これにより、固定側金型13の凸形状のキャビティ形成面15cに付着した成形品から転写フィルム14の基体フィルム14aが剥離する。その後、表面の一部にのみ転写フィルム14の転写層14bが転写された深絞り形状の成形品(射出成形品)が型外へ取り出される。
図4は実施の形態1における射出成形金型装置10により得られた深絞り形状の成形品の断面図である。この実施の形態1における射出成形金型装置10によれば、成形品17の表面の全部分ではなく一部分にのみ、転写フィルム14の転写層14bからなるフィルム転写層18が形成される。具体的には、成形品17の底面部17aの表面と、成形品17の側面部17bにおける底面部17a側の部分の表面にのみ、転写フィルム14の転写層14bが転写される。例えば、図4に示すように、平坦に近い浅絞り形状に伸ばされた転写フィルム14の転写層14bからなるフィルム転写層18が、成形品17の表面の一部に形成される。
また、図2に示すように、主可動側金型11のキャビティ形成面15aの環状の側面は、副可動側金型12の環状のキャビティ形成面15bよりも、転写フィルム14の基体フィルム14aの膜厚の分だけ外側に配置されるのが好適である。このように主可動側金型11のキャビティ形成面15aの側面が外側へ張り出すことにより、図4に示すように、成形品17に形成されたフィルム転写層18が成形品17の表面から目立って突出することがなくなるので、成形品17の外観品位が向上する。
以上説明したように、この実施の形態1によれば、キャビティ形状の上端よりも浅い位置からキャビティ形状の底面へ向けて転写フィルム14を伸ばすことができる。よって、この実施の形態1によれば、成形品17が深絞り形状であっても、転写フィルム14に破れやしわを発生させることなく、また転写フィルム14の転写層に印刷された色や柄等を劣化させることなく、成形品17においてフィルム転写層18が必要な部分(表面の一部分)に、転写フィルム14の転写層14bを転写することが可能となる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2について、図5〜図11を参照して、前述した実施の形態1と異なる点を説明する。
図5は一般的な射出成形金型装置の型閉め時の状態を示す側断面図である。また図6は、図5の一部を拡大して示している。詳しくは、図6は、可動側金型51のキャビティ形成面51aと固定側金型52のキャビティ形成面52aの境界(パーティングライン)53およびその境界53の周辺の断面を拡大して示している。
図5および図6に示す一般的な射出成形金型装置は、可動側金型51の深い凹形状のキャビティ形成面51aと固定側金型52の凸形状のキャビティ形成面52aによって、立ち上がりの深い成形空間(深絞り形状の成形空間)を形成する。また、転写フィルム54は、可動側金型51の合わせ面と固定側金型52の合わせ面との間に挟まれて、拘束される。このため、転写フィルム54は、射出成形金型の環状のパーティングライン(キャビティ形状の外縁)53からキャビティ形状の底面へ向けて伸ばされる。
一般的な射出成形金型装置では、転写フィルム54が凹形状のキャビティ形成面51aに沿うように伸ばされるとき、成形空間を形成するキャビティ形成面51aとキャビティ形成面52aの環状の境界(パーティングライン)に沿って、転写フィルム54にR形状部(円弧形状部)54aが形作られる。特に、立ち上がりの深い成形品(深絞り形状の成形品)の場合は、転写フィルム54に作用する引張応力が大きくなるため、パーティングラインに沿って転写フィルム54が局所的に薄くなり、転写フィルム54に環状のR形状部54aが顕著に形作られる。このため、図6に示すように、転写フィルム54のR形状部54aに沿って、キャビティ(成形空間)に環状の突起形状55が発生する。
図7は一般的な射出成形金型装置により得られた深絞り形状の成形品の断面図である。前述したように一般的な射出成形金型装置では、成形空間(キャビティ形状の外縁)に環状の突起形状55が発生する。このため、図7に示すように、一般的な射出成形金型装置により得られた深絞り形状の成形品71には、成形空間を形成するキャビティ形成面51aとキャビティ形成面52aの境界(キャビティ形状の外縁)53に対応する箇所において、環状の突起形状72が形成される。この突起形状72は立ち上がりの深い成形品(深絞り形状の成形品)の場合に顕著に出現する。この突起形状72は、成形品71の使用者が怪我をする原因や、成形品71の外観品位を損う原因となる。このため、一般的な射出成形金型装置を使用した場合、射出成形同時箔転写工程の後工程で、突起形状72を除去する処理を行う必要がある。なお、一般的な射出成形金型装置により得られた成形品71には、その表面の全部分(転写面)にフィルム転写層73が形成される。
以上の問題に対し、この実施の形態2における射出成形金型装置10では、突起形状の無い又は突起形状の小さい深絞り形状の成形品を得るために、主可動側金型11のキャビティ形成面15aと副可動側金型12のキャビティ形成面15bの境界(パーティングライン)に沿って、主可動側金型11の合わせ面と副可動側金型12の合わせ面に傾斜面が設けられている。
図8は実施の形態2における射出成形金型装置の型閉め時の状態を示す側断面図である。また、図9は図8のA部の拡大図であり、主可動側金型11のキャビティ形成面15aと副可動側金型12のキャビティ形成面15bの境界(パーティングライン)およびその境界の周辺の断面を拡大して示している。
図8および図9に示すように、主可動側金型11と副可動側金型12の合わせ面19、19のキャビティ側の端部に、主可動側金型11のキャビティ形成面15aの底面へ向けて、例えば30度以上の角度で傾斜する環状の角度面(傾斜面)20、20が形成されている。このため、主可動側金型11と副可動側金型12の合わせ面19、19から、主可動側金型11の浅い凹形状のキャビティ形成面15aに沿うように転写フィルム14が伸ばされるとき、主可動側金型11のキャビティ形成面15aと副可動側金型12のキャビティ形成面15bの環状の境界(パーティングライン)において転写フィルム14にR形状部(円弧形状部)が形作られても、その環状のR形状部に副可動側金型12の角度面(傾斜面)20が沿うので、転写フィルム14のR形状部に沿ってキャビティ(成形空間)に発生する環状の突起形状は小さくなるか、または好適には、そのような突起形状は、キャビティには発生しない。
さらに、主可動側金型11の合わせ面19に、主可動側金型11のキャビティ形成面15aの底面へ向けて傾斜する環状の角度面(傾斜面)20が形成されているため、そのような角度面20が無い場合に比べて、転写フィルム14は、主可動側金型11のキャビティ形成面15aと副可動側金型12のキャビティ形成面15bの環状の境界(パーティングライン)において、急激に曲げられずに済む。よって、転写フィルム14に作用する引張応力が緩和されるので、角度面20が無い場合に比べて、キャビティ形成面15aとキャビティ形成面15bの境界において転写フィルム14が局所的に薄くならずに済む。このため、転写フィルム14に環状のR形状部(円弧形状部)が形作られても、その転写フィルム14のR形状部に沿ってキャビティ(成形空間)に発生する環状の突起形状は、角度面20が無い場合に比べて小さくなる。または、好適には、そのような突起形状は、キャビティには発生しない。
さらに、この実施の形態2によれば、射出成形同時箔転写工程において、転写フィルム14は、深絞り形状のキャビティ形状の外縁よりも浅い位置から伸ばされる。これにより、深絞り形状のキャビティ形状の外縁から深絞り形状に転写フィルムが伸ばされる場合に比べて、転写フィルム14に作用する引張応力は緩和される。よって、転写フィルム14のR形状部に沿ってキャビティ(成形空間)に発生する環状の突起形状は小さくなるか、または好適には、そのような突起形状は、キャビティには発生しない。
また、図9に示すように、主可動側金型11のキャビティ形成面15aの環状の側面は、副可動側金型12の環状のキャビティ形成面15bよりも、転写フィルム14の基体フィルム14aの膜厚の分だけ外側に配置されるのが好適である。
図10は実施の形態2における射出成形金型装置10により得られた深絞り形状の成形品の断面図である。また図11は、図10の一部を拡大して示している。詳しくは、図11は、成形品17において、フィルム転写層18が形成されている部分とフィルム転写層18が形成されていない部分との境界及びその境界の周辺の断面を拡大して示している。
前述したように、転写フィルム14のR形状部に沿ってキャビティ(成形空間)に発生する環状の突起形状は小さくなるか、または好適には、そのような突起形状は、キャビティには発生しない。よって、図10及び図11に示すように、フィルム転写層18が形成されている部分とフィルム転写層18が形成されていない部分との境界、すなわち、主可動側金型11のキャビティ形成面15aと副可動側金型12のキャビティ形成面15bの境界(パーティングライン)に対応する箇所において、成形品17の表面に、成形品17の使用者が怪我をする原因となったり、成形品17の外観品位を損う原因となったりするほどの大きさを持つ環状の突起形状は発生しない。または好適には、そのような突起形状は全く発生しない。このため、射出成形同時箔転写工程の後工程として、突起形状を除去する工程を設けずに済む。
さらに、前述したように、主可動側金型11のキャビティ形成面15aの環状の側面が、副可動側金型12の環状のキャビティ形成面15bよりも、転写フィルム14の基体フィルム14aの膜厚の分だけ外側に配置されている。これにより、図10及び図11に示すように、成形品17に形成されたフィルム転写層18が成形品17の表面から目立って突出することがなくなるので、成形品17の外観品位が向上する。また、フィルム転写層18が形成されている部分とフィルム転写層18が形成されていない部分との境界において、成形品17の表面に、フィルム転写層18が形成されている部分(転写フィルム14の転写層14bが転写されている部分)を、フィルム転写層18が形成されていない部分よりも低くする環状の段差21が生じる。その段差21は、この実施の形態2によれば、傾斜面または曲面となる。
以上説明したように、この実施の形態2によれば、キャビティ形状の上端よりも浅い位置からキャビティ形状の底面へ向けて転写フィルム14を伸ばすことができる。これにより、成形品17が深絞り形状であっても、転写フィルム14に破れやしわを発生させることなく、また転写フィルム14の転写層14bに印刷された色や柄等を劣化させることなく、成形品17においてフィルム転写層18が必要な部分(表面の一部)に、転写フィルム14の転写層14bを転写することが可能となる。
さらに、この実施の形態2によれば、突起形状の無い又は突起形状の小さい深絞り形状の成形品17を得ることが可能となる。したがって、成形品17の使用者が怪我をするおそれがなく、成形品17の外観品位が損なわれることもない。また、突起形状を除去する工程を設けずに済む。
なお、角度面20はパーティングラインに沿って環状に設けてもよいし、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で、パーティングラインに沿って部分的に設けてもよい。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3について、図12を参照して、前述した実施の形態1と異なる点を説明する。図12は実施の形態3における射出成形金型装置の型閉め時の状態を示す一部拡大側断面図であり、主可動側金型11のキャビティ形成面15aと副可動側金型12のキャビティ形成面15bの境界(パーティングライン)およびその境界の周辺の断面を拡大して示している。
この実施の形態3における射出成形金型装置10では、図12に示すように、副可動側金型12の主可動側金型11側の合わせ面19に、環状の凸形状22または凸部(突起形状または突起部)が局部的に設けられている。このため、射出成形金型の型閉め時に、主可動側金型11と副可動側金型12の合わせ面19、19において、転写フィルム14は環状の凸形状22または凸部によって局所的に圧縮応力を受ける。これにより、主可動側金型11と副可動側金型12の合わせ面19、19から、主可動側金型11の浅い凹形状のキャビティ形成面15aに沿うように転写フィルム14が伸ばされるとき、主可動側金型11のキャビティ形成面15aと副可動側金型12のキャビティ形成面15bの境界(パーティングライン)において形作られる転写フィルム14の環状のR形状部(円弧形状部)に転写フィルム14が押し込まれて、そのR形状部に充填される。したがって、転写フィルム14のR形状部に沿ってキャビティ(成形空間)に発生する環状の突起形状は小さくなるか、または好適には、そのような突起形状は、キャビティには発生しない。環状の凸形状22または凸部は、環状のキャビティ形成面15bの近傍に、その環状のキャビティ形成面15bに沿って設けるのが好適である。環状の凸形状22または凸部の高さは、例えば、0.1mm〜1.0mmの範囲から選択することができる。また、環状の凸形状22または凸部の幅は、例えば、2.0mm〜5.0mmの範囲から選択することができる。
この実施の形態3によれば、前述した実施の形態2と同様に、突起形状の無い又は突起形状の小さい深絞り形状の成形品17を得ることが可能となる。したがって、成形品17の使用者が怪我をするおそれがなく、成形品17の外観品位が損なわれることもない。また、突起形状を除去する工程を設けずに済む。
なお、図12は、副可動側金型12の合わせ面19に局部的な凸形状22または凸部(突起形状または突起部)が形成されている構造を例示しているが、環状の凸形状22または凸部は主可動側金型11の合わせ面19に設けても構わないし、主可動側金型11と副可動側金型12の両方の合わせ面19、19に設けても構わない。但し、副可動側金型12の合わせ面19に凸形状22または凸部を設ける方が、より確実に、転写フィルム14のR形状部(円弧形状部)に転写フィルム14を押し込んで、そのR形状部に転写フィルム14を充填することができる。
なお、凸形状22または凸部はパーティングラインに沿って環状に設けてもよいし、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で、パーティングラインに沿って部分的に設けてもよい。
本発明にかかる射出成形方法および射出成形金型装置は、転写フィルムに破れやしわを発生させることなく、また転写層に印刷された色や柄等を劣化させることなく、深絞り形状の成形品の表面の一部に転写層を転写することができ、様々な外装成形品の射出成形に有用である。また、本発明にかかる成形品は、外観品位を向上させることができ、様々な外装成形品に有用である。

Claims (2)

  1. 環状の側面を有する第1キャビティ形成面が設けられた第1金型と、
    前記第1キャビティ形成面と共に凹形状のキャビティ形成面を形成する、環状の第2キャビティ形成面が設けられた第2金型と、
    前記凹形状のキャビティ形成面と共に成形空間を形成する第3キャビティ形成面が設けられた第3金型と、
    を備え、前記第1金型と前記第2金型が接近することによって、基体フィルムとその基体フィルム上の転写層とを有する転写フィルムが、前記第1金型と前記第2金型によって挟まれて、拘束されると同時に、前記第1キャビティ形成面と前記第2キャビティ形成面によって前記凹形状のキャビティ形成面が形成され、前記第1金型の前記環状の側面は、前記第2金型の前記環状の第2キャビティ形成面よりも、前記基体フィルムの膜厚分だけ外側に配置され
    前記環状の第2キャビティ形成面に沿って、環状の凸形状が前記第2金型の前記第1金型側の合わせ面に設けられ、前記環状の凸形状が設けたことにより、前記第1金型と前記第2金型の境界のパーティングラインで形成される前記転写フィルムの環状のR形状部に、前記転写フィルムを押し込むことを特徴とする、射出成形金型装置。
  2. 環状の側面を有する第1キャビティ形成面が設けられた第1金型と、環状の第2キャビティ形成面が設けられた第2金型とを接近させて、基体フィルムとその基体フィルム上の転写層とを有する転写フィルムを、前記第1金型と前記第2金型で挟み、前記転写フィルムを拘束すると同時に、前記第1キャビティ形成面と前記第2キャビティ形成面によって凹形状のキャビティ形成面を形成し、前記第2金型の前記第1金型側の合わせ面かつ前記環状の第2キャビティ形成面、に沿って設けた環状の凸形状により、前記第1金型と前記第2金型の境界のパーティングラインで形成される前記転写フィルムの環状のR形状部に、前記転写フィルムを押し込む工程と、
    前記第1金型と、前記第2金型と、第3キャビティ形成面が設けられた第3金型とを型閉めして、前記第1ないし第3キャビティ形成面によって成形空間を形成する工程と、
    前記第1ないし第3キャビティ形成面によって形成された前記成形空間に樹脂を射出する工程と、
    前記第1金型と前記第2金型と前記第3金型を型開きして、前記基体フィルムから剥離した前記転写層がその表面の一部に転写された成形品を得る工程と、
    を具備し、前記第1金型の前記環状の側面は、前記第2金型の前記環状の第2キャビティ形成面よりも、前記基体フィルムの膜厚分だけ外側に配置される射出成形方法。
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