JP5841956B2 - トナー搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナーを搬送するためのトナー搬送装置と、このトナー搬送装置を備えた画像形成装置と、上記トナー搬送装置に設けられるトナー容器と、に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置には、像担持体(例えば、感光体ドラム)の表面にトナーを供給することや像担持体の表面に残留したトナー(以下、「廃トナー」と称する)を回収することなどを目的として、トナー搬送装置が設けられている。このトナー搬送装置は、例えば、トナーを収容するトナー収容部と、所定の回転軸を中心に回転することでトナー収容部内のトナーを搬送する搬送部材と、を備えている。この搬送部材は、例えば、上記回転軸方向に延びるスクリュー軸と、このスクリュー軸に周設されるらせん状のフィンと、を備えている。そして、搬送部材の回転に伴ってフィンがトナーを押すことで、トナーが移動するように構成されている。
このような構成のトナー搬送装置においては、帯電したトナーが搬送部材に付着することで、トナー収容部内におけるトナーの搬送スペースが減少して、トナーの搬送性能を阻害することがある。このような現象は、特に樹脂製の搬送部材を用いる場合において顕著であり、廃トナーなどの流動性が悪いトナーについて発生しやすい。
上記のような搬送部材へのトナーの付着を抑制するために、特許文献1には、搬送部材(特許文献1の「搬送スパイラル4」参照)に攪拌パドルの一部を接触させることで搬送部材に振動を与える構成が開示されている。また、特許文献2には、搬送部材(特許文献2の「スクリュー24」参照)に振動用のねじりコイルばねを取り付ける構成が開示されている。また、トナー収容部に設けた突起やフィルム製の弾性部材を搬送部材に接触させる構成も知られている。
特開2001−337523号公報 特開2008−216360号公報
しかしながら、特許文献1及び2の構成では、搬送部材に振動を与える際に、搬送部材に対してその回転軸方向とは垂直な方向(径方向)に力がかかる。そのため、搬送部材が弾性変形して撓んでしまい、搬送部材の一部がトナー収容部に接触して、騒音を引き起こす虞が有る。また、突起や弾性部材を搬送部材に接触させる構成を採用した場合、高速回転する搬送部材の回転数に対応するピッチで騒音が発生する虞が有る。
本発明は、上記の従来技術の課題を鑑みなされたもので、騒音を発生させることなく、搬送部材にトナーが付着するのを防止することを目的とする。
本発明のトナー搬送装置は、トナーを収容するトナー収容部と、所定の回転軸を中心に回転することで前記トナー収容部内のトナーを搬送する搬送部材と、該搬送部材を前記回転軸方向に振動させる振動機構と、を備えていることを特徴とする。
このように搬送部材を回転軸方向に振動させることで、搬送部材にトナーが付着するのを防止することが可能となる。そのため、トナー収容部内におけるトナーの搬送スペースを十分に確保することができ、トナーの搬送性能を高めることが可能となる。また、搬送部材を振動させる際に、回転軸方向とは垂直な方向の力が搬送部材にかからないため、搬送部材が撓んでしまうことがない。そのため、搬送部材の撓んだ部分がトナー収容部に接触するような事態を回避することが可能となり、騒音の発生を防止することができる。
前記振動機構は、前記搬送部材を前記回転軸方向一側に付勢する付勢部材と、該付勢部材の付勢力に抗して前記搬送部材を前記回転軸方向他側に押圧する押圧部材と、を備えていても良い。
このような構成を採用することで、簡易な構成によって搬送部材を回転軸方向に振動させることが可能となる。
前記押圧部材は、前記トナー収容部の外側に配置され、前記押圧部材の前記回転軸方向他側の面には、押圧突起が設けられ、前記搬送部材は、前記トナー収容部の外側に配置される被押圧片を備え、該被押圧片の前記回転軸方向一側の面には、被押圧突起が設けられ、前記搬送部材の回転に伴って前記押圧突起が前記被押圧突起を前記回転軸方向他側に押圧しても良い。
このような構成を採用することで、押圧部材を移動させることなく、搬送部材を回転軸方向に振動させることが可能となる。そのため、押圧部材を移動させるための機構が不要となり、構成の簡易化を図ることができる。
前記押圧突起及び前記被押圧突起は、等角度間隔で複数個設けられていても良い。
このような構成を採用することで、押圧突起から被押圧突起に押圧力をバランスよく付与することが可能となる。
前記押圧突起は、前記搬送部材の回転方向下流側に向かって前記押圧部材の前記回転軸方向他側の面から突出する方向に傾斜する押圧ガイド面を備えていても良い。
このような構成を採用することで、押圧突起が被押圧突起に引っ掛かるのを防止することが可能となり、押圧突起によって被押圧突起を確実に押圧することができる。
前記被押圧突起は、前記搬送部材の回転方向上流側に向かって前記被押圧片の前記回転軸方向一側の面から突出する方向に傾斜する被押圧ガイド面を備えていても良い。
このような構成を採用することで、押圧突起が被押圧突起に引っ掛かるのを防止することが可能となり、押圧突起によって被押圧突起を確実に押圧することができる。
前記押圧部材は、前記回転軸とは交差する方向に延びる押圧軸を中心に回転するように設けられ、前記押圧部材の外周部には、前記押圧部材の回転に伴って前記搬送部材を前記回転軸方向他側に押圧するカム部が設けられていても良い。
このような構成を採用することで、搬送部材の構成を複雑化することなく、搬送部材を回転軸方向に振動させることが可能となる。
前記カム部は、前記押圧部材の内径側に向かって屈曲される屈曲部を備えていても良い。
このような構成を採用することで、カム部を滑らかな形状とする場合よりも急速に搬送部材を回転軸方向に振動させることが可能となり、搬送部材にトナーが付着するのを一層確実に防止することが可能となる。
前記振動機構は、駆動ギアを有する駆動片と、該駆動片を正逆回転させる振動源と、を備え、前記搬送部材は、前記駆動ギアに噛合する従動ギアを有する従動片を備え、前記駆動ギア及び前記従動ギアは、前記回転軸方向に対して傾斜するはすば歯車によって構成されていても良い。
このような構成を採用することで、バックラッシュ(backlash:駆動ギアと従動ギアの間の遊び)を利用して、搬送部材を回転軸方向に振動させることが可能となる。
前記トナー収容部と前記搬送部材の前記トナー収容部内に収容される部分との間に挟み込まれ、前記回転軸方向に圧縮可能なシール部材を更に備えていても良い。
このような構成を採用することで、搬送部材の振動がトナー収容部に伝達されるのを防止することが可能となり、騒音が発生するのを一層確実に防止することが可能となる。
前記搬送部材は、前記回転軸方向に延びるスクリュー軸と、該スクリュー軸に周設されるらせん状のフィンと、を備えた搬送スクリューであっても良い。
このような構成を採用することで、搬送部材によってトナーを回転軸方向に搬送することが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかのトナー搬送装置を備えていることを特徴とする。
本発明のトナー容器は、トナーを収容するトナー収容部と、所定の回転軸を中心に回転することで前記トナー収容部内のトナーを搬送する搬送部材と、を備えたトナー容器であって、前記搬送部材は、振動機構によって前記回転軸方向に振動させられることを特徴とする。
このように搬送部材を回転軸方向に振動させることで、搬送部材にトナーが付着するのを防止することが可能となる。そのため、トナー収容部内におけるトナーの搬送スペースを十分に確保することができ、トナーの搬送性能を高めることが可能となる。また、搬送部材を振動させる際に、回転軸方向とは垂直な方向の力が搬送部材にかからない。そのため、搬送部材が撓んで搬送部材の一部がトナー収容部に接触するような事態を回避することが可能となり、騒音の発生を防止することができる。
本発明によれば、騒音を発生させることなく、搬送部材にトナーが付着するのを防止することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係るモノクロプリンターの概略を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るモノクロプリンターのトナー搬送装置において、(a)は搬送スクリューが押圧解除位置にある状態を示す正面図であり、(b)は搬送スクリューが被押圧位置にある状態を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るモノクロプリンターのトナー搬送装置において、(a)は被押圧片を示す正面図であり、(b)は同右側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るモノクロプリンターのトナー搬送装置において、(a)は押圧部材を示す正面図であり、(b)は同左側面図である。 本発明の第2の実施形態に係るモノクロプリンターのトナー搬送装置において、(a)は押圧部材が押圧解除位置にある状態を示す正面図であり、(b)は押圧部材が押圧位置にある状態を示す正面図である。 本発明の第3の実施形態に係るモノクロプリンターのトナー搬送装置を示す正面図である。 本発明の第3の実施形態に係るモノクロプリンターのトナー搬送装置において、(a)は駆動片が正回転しているときの駆動ギアと従動ギアの噛合部分を示す説明図であり、(b)は駆動片が逆回転しているときの駆動ギアと従動ギアの噛合部分を示す説明図である。
<第1の実施形態>
まず、図1を用いて、画像形成装置としてのモノクロプリンター1の全体の構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るモノクロプリンターの概略を示す模式図である。以下、図1における紙面手前側を、モノクロプリンター1の正面側(前側)とする。
モノクロプリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には用紙(図示せず)を収納する給紙カセット3が設けられ、プリンター本体2の上端には排紙トレイ4が設けられている。
プリンター本体2の右上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器5が配置され、プリンター本体2の左部には、画像形成部6が設けられている。画像形成部6には、像担持体である感光体ドラム7が回転可能に設けられており、感光体ドラム7の周囲には、帯電器8と、トナーコンテナ9にトナー搬送装置10を介して接続された現像器11と、転写ローラー12と、クリーニング装置13とが、感光体ドラム7の回転方向(図1の矢印A参照)に沿って配置されている。トナーコンテナ9には、現像剤(トナーのみから成る一成分現像剤又はトナーとキャリアから成る二成分現像剤。以下、単に「トナー」という)が収容されている。クリーニング装置13の下方には、トナー回収ボックス14が配置されている。
プリンター本体2の左部には、下方から上方に向かって用紙の搬送経路15が設けられている。搬送経路15の上流端には給紙部16が設けられ、搬送経路15の中流部には、感光体ドラム7と転写ローラー12によって構成される転写部17が設けられ、搬送経路15の下流部には定着装置18が設けられている。搬送経路15の左側には、両面印刷用の反転経路19が設けられている。
次に、このような構成を備えたモノクロプリンター1の画像形成動作について説明する。
モノクロプリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置18の温度設定等の初期設定が実行される。そして、モノクロプリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器8によって感光体ドラム7の表面が帯電された後、露光器5からのレーザー光(図1の矢印P参照)により感光体ドラム7に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム7の表面に静電潜像が形成される。次に、トナーコンテナ9からトナー搬送装置10を介して供給されるトナーによって、現像器11が静電潜像をトナー像に現像する。
一方、給紙部16によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部17へと搬送され、転写部17において感光体ドラム7上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路15を下流側へと搬送されて定着装置18に進入し、この定着装置18において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、搬送経路15の下流端から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム7上に残ったトナーは、クリーニング装置13によって回収され、トナー回収ボックス14へと搬送される。
次に、図2〜図4を用いて、トナー搬送装置10について詳細に説明する。
図2に示されるように、トナー搬送装置10は、箱型形状のトナー収容部21と、トナー収容部21に取り付けられる搬送部材としての搬送スクリュー22と、トナー収容部21の左端部に収容される付勢部材としてのコイルバネ23と、トナー収容部21の右端部に収容されるシール部材24と、搬送スクリュー22の右端部の下方に設けられる駆動片25と、搬送スクリュー22の右端部の右方に設けられる押圧部材26と、を備えている。
トナー収容部21と搬送スクリュー22は、トナー容器としての搬送容器27を構成している。換言すると、搬送容器27は、トナー収容部21と搬送スクリュー22を備えている。コイルバネ23と押圧部材26は、振動機構28を構成している。換言すると、振動機構28は、コイルバネ23と押圧部材26を備えている。
まず、トナー収容部21について説明する。トナー収容部21は、左右方向に長い形状を成している。トナー収容部21は、トナーを収容している。トナー収容部21の上壁30の右側部には、トナー導入口31が設けられている。トナー導入口31は、トナーコンテナ9に接続されており、トナーコンテナ9から排出されるトナーが、トナー導入口31を介してトナー収容部21に導入されるようになっている(図2の矢印B参照)。トナー収容部21の下壁32の左側部には、トナー排出口33が設けられている。トナー排出口33は、現像器11に接続されており、トナー収容部21から排出されるトナーが、トナー排出口33を介して現像器11に導入されるようになっている(図2の矢印C参照)。トナー収容部21の左端壁34の中央には、左方に向かって軸受部35が突設されている。トナー収容部21の右端壁36の中央には、貫通穴37が左右方向に穿設されている。
次に、搬送スクリュー22について説明する。搬送スクリュー22は、左右方向に長い形状を成している。搬送スクリュー22は、左右方向に延びるスクリュー軸38と、スクリュー軸38に周設されるらせん状のフィン40と、スクリュー軸38の右端部に固定される被押圧片41と、を備えている。
搬送スクリュー22のスクリュー軸38の左端部から右側部に亘る部分は、トナー収容部21に収容されている。スクリュー軸38の左端部は、トナー収容部21の左端壁34に設けられた軸受部35に挿入され、スクリュー軸38の右側部は、トナー収容部21の右端壁36に設けられた貫通穴37を貫通している。このような構成により、左右方向に延びる回転軸Dを中心に回転可能となるように搬送スクリュー22がトナー収容部21に支持されている。つまり、本実施形態では、左右方向が搬送スクリュー22の回転軸D方向である。なお、図2〜図4の矢印Eは、搬送スクリュー22の回転方向を示している。スクリュー軸38の右端部はトナー収容部21の外部に露出している。
搬送スクリュー22のフィン40は、トナー収容部21に収容されている。フィン40の左端部には、第1フランジ板42が設けられている。第1フランジ板42は、回転軸D方向に対して略垂直に設けられており、トナー収容部21の左端壁34と所定の間隔を介して対向している。フィン40の右端部には、第2フランジ板43が設けられている。第2フランジ板43は、回転軸D方向に対して略垂直に設けられており、トナー収容部21の右端壁36と所定の間隔を介して対向している。
搬送スクリュー22の被押圧片41は、トナー収容部21の外側に配置されており、回転軸D方向に対して略垂直に設けられている。被押圧片41の外周には、従動ギア44が設けられている。図3に示されるように、被押圧片41の右側面45(回転軸D方向一側の面)には、被押圧突起46が設けられている。被押圧突起46は、等角度間隔(180度間隔)で2個設けられており、回転軸Dを挟んだ対角位置に配置されている。被押圧突起46は、回転軸Dを中心とする円周方向に沿って湾曲している。被押圧突起46は、回転方向Eにおける下流側部分に、被押圧ガイド面47を備えている。被押圧ガイド面47は、回転方向Eにおける上流側に向かって右方(被押圧片41の右側面45から突出する方向)に傾斜している。
次に、コイルバネ23について説明する。図2に示されるように、コイルバネ23は、搬送スクリュー22のスクリュー軸38の左端側部分に巻回されている。コイルバネ23は、トナー収容部21の左端壁34と搬送スクリュー22の第1フランジ板42の間に介装されており、搬送スクリュー22を右側(回転軸D方向一側)に付勢している。
次に、シール部材24について説明する。シール部材24は、リング状を成している。シール部材24には、挿通穴50が左右方向に設けられており、この挿通穴50には搬送スクリュー22のスクリュー軸38が挿通されている。シール部材24は、トナー収容部21の右端壁36と搬送スクリュー22の第2フランジ板43の間に挟み込まれている。シール部材24は、貫通穴37の周囲においてトナー収容部21の右端壁36に接触しており、これにより、貫通穴37部分におけるトナー収容部21のシール性が確保されている。
シール部材24は、例えば、スポンジ、ゴム、エアクッション、フェルト等の弾性及びシール性を備えた材料によって形成されている。シール部材24は、左右方向に圧縮可能に設けられている。圧縮状態のシール部材24(図2(a)参照)が弾性復元力によって搬送スクリュー22を左側に押圧する力は、コイルバネ23が搬送スクリュー22を右側に押圧する力よりも小さく設定されている。シール部材24は、非圧縮状態(図2(b)参照)において、四角形(長方形)の断面形状を有している。
次に、駆動片25について説明する。駆動片25の外周には、駆動ギア51が設けられている。駆動ギア51は、搬送スクリュー22の被押圧片41に設けられた従動ギア44に噛合しており、駆動片25の回転に伴って搬送スクリュー22が回転するように構成されている。駆動片25は、モーター等によって構成される駆動源52に接続されており、駆動源52によって駆動片25を回転させるようになっている。なお、図2において、駆動源52は模式的に表示されており、駆動源52の実際の位置は、必ずしも図2に表示された位置とは一致していない。
次に、押圧部材26について説明する。押圧部材26は、トナー収容部21の外側に配置されており、例えば、プリンター本体2(図1参照)のフレームに固定されている。図4に示されるように、押圧部材26の左側面53(回転軸D方向他側の面)には、押圧突起54が設けられている。押圧突起54は、等角度間隔(180度間隔)で2個設けられており、回転軸Dを挟んだ対角位置に配置されている。押圧突起54は、回転軸Dを中心とする円周Gの接線方向に延びる直線状を成している。押圧突起54は、回転方向Eにおける上流側部分に、押圧ガイド面55を備えている。押圧ガイド面55は、回転方向Eにおける下流側に向かって左方(押圧部材26の左側面53から突出する方向)に傾斜している。
以上のように構成されたものにおいて、駆動源52によって駆動片25を回転させると、この回転が搬送スクリュー22に伝達され、搬送スクリュー22が回転軸Dを中心に回転方向Eに回転する。このように搬送スクリュー22が回転方向Eに回転することで、搬送スクリュー22のフィン40によってトナー収容部21内のトナーが左側に搬送され(図2の矢印H参照)、トナー排出口33を介して現像器11へと排出される(図2の矢印C参照)。
また、上記のように搬送スクリュー22が回転すると、搬送スクリュー22の被押圧片41に設けられた被押圧突起46が押圧部材26に設けられた押圧突起54に対して相対的に回転する。図2(a)に示されるように、ある位置に搬送スクリュー22がある場合には、押圧部材26の押圧突起54による搬送スクリュー22の被押圧突起46に対する押圧が解除されている。この時の搬送スクリュー22の位置を、「押圧解除位置」と称する。このように搬送スクリュー22が押圧解除位置にある時には、コイルバネ23の付勢力によって搬送スクリュー22が右側(回転軸D方向一側)に移動しており、シール部材24は圧縮されている。
これに対して、搬送スクリュー22が押圧解除位置から90度回転すると、図2(b)に示されるように、押圧部材26の押圧突起54が搬送スクリュー22の被押圧突起46をコイルバネ23の付勢力に抗して左側(回転軸D方向他側)に押圧し、搬送スクリュー22が左側に移動する。この時の搬送スクリュー22の位置を、「被押圧位置」と称する。このように搬送スクリュー22が被押圧位置にある時には、シール部材24は圧縮されていない。
これに対して、搬送スクリュー22が被押圧位置から更に90度回転すると、図2(a)に示されるように、搬送スクリュー22が押圧解除位置に復元する。これに伴って、コイルバネ23の付勢力によって搬送スクリュー22が右側(回転軸D方向一側)に移動し、シール部材24が圧縮される。以上のように、押圧突起54による被押圧突起46に対する押圧と押圧解除が繰り返されることで、搬送スクリュー22が右側への移動と左側への移動を繰り返し、これに伴って、搬送スクリュー22が左右方向(回転軸D方向)に振動する。
なお、駆動片25の駆動ギア51の左右幅は、搬送スクリュー22の従動ギア44の左右幅に搬送スクリュー22の左右方向の振幅を加えた幅よりも大きく設定されている。そのため、搬送スクリュー22の左右方向への振動に伴って駆動ギア51と従動ギア44の噛合状態が解除されてしまうことはない。
本実施形態では以上のように、振動機構28によって搬送スクリュー22を左右方向(回転軸D方向)に振動させているため、搬送スクリュー22にトナーが付着するのを防止することが可能となる。そのため、トナー収容部21内におけるトナーの搬送スペースを十分に確保することができ、トナーの搬送性能を高めることが可能となる。また、搬送スクリュー22を振動させる際に、回転軸D方向とは垂直な方向の力が搬送スクリュー22にかからないため、搬送スクリュー22のスクリュー軸38が撓んでしまうことがない。そのため、スクリュー軸38の撓んだ部分がトナー収容部21に接触するような事態を回避することが可能となり、騒音の発生を防止することができる。
また、コイルバネ23と押圧部材26によって振動機構28を構成することで、簡易な構成によって搬送スクリュー22を回転軸D方向に振動させることが可能となる。
また、搬送スクリュー22の回転に伴って押圧突起54が被押圧突起46を左側(回転軸D方向他側)に押圧する構成であるため、押圧部材26を移動させることなく、搬送スクリュー22を回転軸D方向に振動させることが可能となる。そのため、押圧部材26を移動させるための機構が不要となり、構成の簡易化を図ることができる。
また、押圧突起54及び被押圧突起46が等角度間隔(180度間隔)で2個設けられているため、押圧突起54から被押圧突起46に押圧力をバランスよく付与することが可能となる。
また、押圧突起54は、搬送スクリュー22の回転方向Eにおける下流側に向かって押圧部材26の左側面53(回転軸D方向他側の面)から突出する方向に傾斜する押圧ガイド面55を備えている。そのため、押圧突起54が被押圧突起46に引っ掛かるのを防止することが可能となり、押圧突起54によって被押圧突起46を確実に押圧することができる。更に、被押圧突起46は、搬送スクリュー22の回転方向Eにおける上流側に向かって被押圧片41の右側面45(回転軸D方向一側の面)から突出する方向に傾斜する被押圧ガイド面47を備えている。そのため、押圧突起54が被押圧突起46に引っ掛かるのを一層確実に防止することが可能となり、押圧突起54によって被押圧突起46を一層確実に押圧することができる。
また、搬送スクリュー22の振動がトナー収容部21に伝達されるのをシール部材24によって防止することが可能となり、騒音が発生するのを一層確実に防止することが可能となる。本実施形態では特に、トナー収容部21の左端壁34と搬送スクリュー22の第1フランジ板42の間にコイルバネ23が介装され、トナー収容部21の右端壁36と搬送スクリュー22の第2フランジ板43の間にシール部材24が挟み込まれている。このような構成を採用することにより、コイルバネ23のバネ荷重やシール部材24の硬度を変化させることで、振動の大きさを調整することが可能となる。また、剛体同士であるトナー収容部21と搬送スクリュー22が接触するのを回避することが可能となる。
また、左右方向(回転軸D方向)に延びるスクリュー軸38と、スクリュー軸38に周設されるらせん状のフィン40と、を備えた搬送スクリュー22によって搬送部材が構成されている。そのため、搬送スクリュー22によってトナーを左右方向(回転軸D方向)に搬送することが可能となる。
本実施形態では、コイルバネ23によって付勢部材を構成する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、板バネ等のコイルバネ23以外のバネによって付勢部材を構成しても良い。また、発泡スポンジ、ゴム、エアクッション等のバネ以外の部材によって付勢部材を構成しても良い。
本実施形態では、シール部材24が非圧縮状態で四角形(長方形)の断面形状を有する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、シール部材24が非圧縮状態で正円形又は回転軸D方向に長い楕円形等の断面形状を有していても良い。
本実施形態では、押圧突起54及び被押圧突起46を180度間隔で2個設ける場合について説明したが、他の異なる実施形態では、押圧突起54及び被押圧突起46を等角度間隔で3個以上ずつ設けても良い。この場合にも、押圧突起54から被押圧突起46に押圧力をバランスよく付与することが可能となる。また、更に他の異なる実施形態では、押圧突起54及び被押圧突起46を1個のみ設けても良い。
本実施形態では、トナーコンテナ9と現像器11を中継するトナー搬送装置10に本発明の構成を適用する場合について説明した。一方で、他の異なる実施形態では、クリーニング装置13とトナー回収ボックス14を中継するトナー搬送装置等、本実施形態とは異なる箇所に配置されるトナー搬送装置に本発明の構成を適用しても良い。
本実施形態では、トナー容器としての搬送容器27に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、トナーコンテナ9やトナー回収ボックス14等の搬送容器27以外のトナー容器に本発明の構成を適用しても良い。
本実施形態では、モノクロプリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、カラープリンター、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
<第2の実施形態>
次に、図5を用いて、本発明の第2の実施形態に係るトナー搬送装置61について説明する。なお、押圧部材62以外の構成については、搬送スクリュー22の被押圧片41に被押圧突起46が設けられていないことを除いて、第1の実施形態と同様である。そのため、第1の実施形態と同一の番号を図中に付し、説明を省略する。
押圧部材62は、駆動源52に接続されており、駆動源52によって押圧軸Iを中心に押圧部材62を回転させるようになっている。押圧軸Iは、回転軸Dと交差する方向(本実施形態では特に、回転軸Dと直交する方向)に延びている。図6の矢印Jは、押圧部材62の回転方向を示している。
押圧部材62の外周部には、カム部63が設けられている。カム部63は、押圧部材62の内径側に向かって屈曲される屈曲部66を1個備えており、屈曲部66よりも回転方向Jにおける上流側の部分(以下、「小径部64」と称する。)の径d1は、小径部64以外の部分(例えば、小径部64と反対側の部分。以下、「大径部65」と称する。)の径d2よりも小さくなっている。
以上のように構成されたものにおいて、ある位置に押圧部材62がある場合には、図5(a)に示されるように、押圧部材62のカム部63の小径部64が搬送スクリュー22の被押圧片41の右側面45に対向している。この時の押圧部材62の位置を、「押圧解除位置」と称する。このように押圧部材62が押圧解除位置にある時には、コイルバネ23の付勢力によって搬送スクリュー22が右側(回転軸D方向一側)に移動している。
これに対して、押圧部材62が押圧解除位置から180度回転すると、図5(b)に示されるように、押圧部材62のカム部63の大径部65が搬送スクリュー22の被押圧片41の右側面45に対向する。これに伴って、押圧部材62のカム部63が搬送スクリュー22の被押圧片41をコイルバネ23の付勢力に抗して左側(回転軸D方向他側)に押圧し、搬送スクリュー22が左側(回転軸D方向他側)に移動する。この時の押圧部材62の位置を、「押圧位置」と称する。
これに対して、押圧部材62が押圧位置から更に180度回転すると、図5(a)に示されるように、押圧部材62が押圧解除位置に復元する。これに伴って、コイルバネ23の付勢力によって搬送スクリュー22が右側(回転軸D方向一側)に移動する。
以上のように、押圧部材62のカム部63による搬送スクリュー22に対する押圧と押圧解除が繰り返されることで、搬送スクリュー22が右側への移動と左側への移動を繰り返し、これに伴って、搬送スクリュー22が左右方向(回転軸D方向)に振動する。このような構成を採用することで、搬送スクリュー22の構成を複雑化することなく、搬送スクリュー22を回転軸D方向に振動させることが可能となる。
また、本実施形態では、カム部63に屈曲部66が設けられているため、カム部63を滑らかな形状とする場合よりも急速に搬送スクリュー22を回転軸D方向に振動させることが可能となる。そのため、搬送スクリュー22にトナーが付着するのを一層確実に防止することが可能となる。
本実施形態では、カム部63に屈曲部66を1個だけ設ける場合について説明したが、他の異なる実施形態では、カム部63に屈曲部66を複数個設けても良い。この場合には、複数個の屈曲部66を周方向に等間隔で設けることで、カム部63を階段状に形成しても良い。また、更に他の異なる実施形態では、カム部63に屈曲部66を設けずに、カム部63を滑らかな形状としても良い。
本実施形態では、カム機構(カム部63参照)を用いて搬送スクリュー22を左右方向(回転軸D方向)に振動させる構成について説明したが、他の異なる実施形態では、ラチェット機構等のカム機構以外の構成を用いて搬送スクリュー22を左右方向(回転軸D方向)に振動させても良い。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態に係るトナー搬送装置71について、図6及び図7を用いて説明する。なお、搬送スクリュー72と駆動片73以外の構成については、押圧部材26が無いことを除いて第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と同一の番号を図中に付し、説明を省略する。
搬送スクリュー72は、トナー収容部21と共にトナー容器としての搬送容器78を構成している。換言すると、搬送容器78は、トナー収容部21と搬送スクリュー72を備えている。図6に示されるように、搬送スクリュー72は、左右方向に延びるスクリュー軸38と、スクリュー軸38に周設されるらせん状のフィン40と、スクリュー軸38の右端部に固定される従動片74と、を備えている。スクリュー軸38及びフィン40の構成については、第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と同一の番号を図中に付し、説明を省略する。
搬送スクリュー72の従動片74は、回転軸D方向に対して略垂直に設けられている。従動片74の外周には、従動ギア75が設けられている。従動ギア75は、回転軸D方向に対して傾斜するはすば歯車によって構成されている。
駆動片73の外周には、駆動ギア76が設けられている。駆動ギア76は、従動片74の従動ギア75に噛合している。これにより、駆動片73の回転に伴って搬送スクリュー72が回転するように構成されている。駆動ギア76は、回転軸D方向に対して傾斜するはすば歯車によって構成されている。
駆動片73は、正逆回転可能なモーター等によって構成される振動源77に接続されており、振動源77によって駆動片73を正逆回転させるようになっている。振動源77は、駆動片73と共に振動機構79を構成している。換言すると、振動機構79は、駆動片73と振動源77を備えている。なお、図6において、振動源77は模式的に表示されており、振動源77の実際の位置は、必ずしも図6に表示された位置とは一致していない。
以上のように構成されたものにおいて、振動源77によって駆動片73を正方向に連続的に回転させると、この回転が搬送スクリュー72に伝達され、搬送スクリュー72が回転方向Kに回転する。このように搬送スクリュー72が回転方向Kに回転すると、トナー収容部21内のトナーが、搬送スクリュー72のフィン40によって左側に搬送され(図6の矢印H参照)、トナー排出口33を介して現像器11へと排出される(図6の矢印C参照)。
一方で、搬送スクリュー72からトナーを振り落とすには、振動源77によって駆動片73を繰り返し正逆回転させる。その際、駆動片73を正回転させている時には、図7(a)に示されるように、駆動ギア76が従動ギア75の一方の歯面に接触している。これに対して、駆動片73を逆回転させる時には、図7(b)に示されるように、駆動ギア76が従動ギア75の他方の歯面に接触している。駆動ギア76と従動ギア75の間には、バックラッシュM(backlash:駆動ギア76と従動ギア75の間の遊び)が存在しており、駆動片73の回転方向を変化させる際に、バックラッシュMを移動した駆動ギア76が従動ギア75に当たることで搬送スクリュー72が左右方向に振動する。このような構成を採用することで、バックラッシュMを利用して、搬送スクリュー22を左右方向(回転軸D方向)に振動させることが可能となる。
1 モノクロプリンター(画像形成装置)
10 トナー搬送装置
21 トナー収容部
22 搬送スクリュー(搬送部材)
23 コイルバネ(付勢部材)
24 シール部材
26 押圧部材
27 搬送容器(トナー容器)
28 振動機構
38 スクリュー軸
40 フィン
41 被押圧片
45 (被押圧片の)右側面
46 被押圧突起
47 被押圧ガイド面
53 (押圧部材の)左側面
54 押圧突起
55 押圧ガイド面
61 トナー搬送装置
62 押圧部材
63 カム部
66 屈曲部
71 トナー搬送装置
72 搬送スクリュー(搬送部材)
73 駆動片
74 従動片
75 従動ギア
76 駆動ギア
77 振動源
78 搬送容器(トナー容器)
79 振動機構
D 回転軸
I 押圧軸

Claims (9)

  1. トナーを収容するトナー収容部と、
    所定の回転軸を中心に回転することで前記トナー収容部内のトナーを搬送する搬送部材と、
    該搬送部材を前記回転軸方向に振動させる振動機構と、
    前記搬送部材を回転させる駆動機構と、を備え、
    該駆動機構は、
    駆動ギアを有する駆動片と、
    該駆動片を回転させる駆動源と、
    を備え、
    前記振動機構は、
    前記搬送部材を前記回転軸方向一側に付勢する付勢部材と、
    該付勢部材の付勢力に抗して前記搬送部材を前記回転軸方向他側に押圧する押圧部材と、を備え、
    前記押圧部材は、前記トナー収容部の外側に配置され、前記押圧部材の前記回転軸方向他側の面には、押圧突起が設けられ、
    前記搬送部材は、前記トナー収容部の外側に配置される被押圧片を備え、該被押圧片は前記駆動片の駆動ギアに噛合する従動ギアを有し、該被押圧片の前記回転軸方向一側の面には、被押圧突起が設けられ、
    前記駆動源によって前記駆動片を回転させると、この回転が被押圧片を介して前記搬送部材に伝達され、該搬送部材が前記回転軸を中心に回転し、
    該搬送部材の回転に伴って、前記押圧突起が前記被押圧突起を前記付勢部材の付勢力に抗して前記回転軸方向他側に押圧することによる前記搬送部材の該回転軸方向他側への移動と、前記被押圧突起に対する前記押圧突起の押圧が解除された時の前記付勢部材の付勢力による前記搬送部材の前記回転軸方向一側への移動と、が繰り返されることで、前記搬送部材が前記回転軸方向に沿って振動することを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記押圧突起及び前記被押圧突起は、等角度間隔で複数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 前記押圧突起は、前記搬送部材の回転方向下流側に向かって前記押圧部材の前記回転軸方向他側の面から突出する方向に傾斜する押圧ガイド面を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー搬送装置。
  4. 前記被押圧突起は、前記搬送部材の回転方向上流側に向かって前記被押圧片の前記回転軸方向一側の面から突出する方向に傾斜する被押圧ガイド面を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  5. トナーを収容するトナー収容部と、
    所定の回転軸を中心に回転することで前記トナー収容部内のトナーを搬送する搬送部材と、
    該搬送部材を前記回転軸方向に振動させる振動機構と、
    前記搬送部材を回転させる駆動機構と、を備え、
    該駆動機構は、
    駆動ギアを有する駆動片と、
    該駆動片を回転させる駆動源と、
    を備え、
    前記振動機構は、
    前記搬送部材を前記回転軸方向一側に付勢する付勢部材と、
    該付勢部材の付勢力に抗して前記搬送部材を前記回転軸方向他側に押圧する押圧部材と、を備え、
    前記押圧部材は、前記駆動源によって前記回転軸と交差する方向に延びる押圧軸を中心に回転するように設けられ、前記押圧部材の外周部には、前記押圧部材の回転に伴って前記搬送部材を前記回転軸方向他側に押圧するカム部が設けられ、
    前記搬送部材は、前記トナー収容部の外側に配置される被押圧片を備え、該被押圧片は前記駆動片の駆動ギアに噛合する従動ギアを有し、
    前記駆動源を駆動すると、前記駆動片の回転が前記被押圧片を介して前記搬送部材に伝達されて該搬送部材が前記回転軸を中心に回転すると共に、前記押圧部材が回転し、
    該押圧部材の回転に伴って、前記カム部が前記被押圧片の前記回転軸方向一側の面を前記付勢部材の付勢力に抗して前記回転軸方向他側に押圧することによる前記搬送部材の該回転軸方向他側への移動と、前記被押圧片に対する前記カム部の押圧が解除された時の前記付勢部材の付勢力による前記搬送部材の前記回転軸方向一側への移動と、が繰り返されることで、前記搬送部材が前記回転軸方向に沿って振動することを特徴とするトナー搬送装置。
  6. 前記カム部は、前記押圧部材の内径側に向かって屈曲される屈曲部を備えていることを特徴とする請求項5に記載のトナー搬送装置。
  7. 前記トナー収容部と前記搬送部材の前記トナー収容部内に収容される部分との間に挟み込まれ、前記回転軸方向に圧縮可能なシール部材を更に備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  8. 前記搬送部材は、
    前記回転軸方向に延びるスクリュー軸と、
    該スクリュー軸に周設されるらせん状のフィンと、を備えた搬送スクリューであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のトナー搬送装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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