JP3319017B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を採用し
たプリンタ装置、複写機、ファクシミリ装置等の画像形
成装置に係り、更に詳しくは像担持体表面を帯電するブ
ラシ部材の清掃手段を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、一般の電子写真方式の画像形成
装置(ここでは一例としてプリンタ装置を示す)の全体
図である。この装置は、装置本体Mに挿脱自在で用紙P
を積載収納する給紙カセット1、この給紙カセット1か
ら用紙を順次給送する給紙ロール2、給送されてきた用
紙上に画像情報に基づきトナー画像を形成する画像形成
部3、上記トナー画像を用紙に定着させる定着器4、定
着済みの用紙を収納する排紙トレイ5等を備えている。
また、上記画像形成部3は、矢印A方向に連続回転可能
な像担持体としての感光体ドラム10を備えると共に、
この感光体ドラム10の周面近傍に沿って順次配設され
た画像形成関与部材として、感光体ドラム10表面を一
様に帯電するブラシ部材としてのブラシ帯電器11、帯
電された感光体ドラム10表面に画像情報に基づく露光
を施して静電潜像を形成する光書き込みヘッド12、上
記静電潜像をトナーで現像してトナー画像を形成する現
像器13、搬送されてきた用紙上に上記トナー画像を転
写する転写器14、感光体ドラム10表面に残留した未
転写のトナーを回収除去するクリーナ15等を備えてい
る。そして、このような構成からなる画像形成部3は、
感光体ドラム10、ブラシ帯電器11及びクリーナ15
が1つのユニットU1 として一体化されると共に、現像
器13がもう1つのユニットU2 として構成され、これ
ら2つのユニットU1 、U2 が装置本体Mの所定の装着
部に対し着脱自在としてある。
【0003】ここで、電子写真方式による画像形成装置
に使用される帯電器としては、コロナ放電により像担持
体(感光体ドラム10)の表面を帯電させるようにした
コロナ帯電器が従来から多く使用されているが、このコ
ロナ帯電器はコロナ放電を発生させるために数kV以上
の高電圧を必要とするばかりか、コロナ放電時に大量の
オゾンが発生して像担持体や周囲環境等に悪影響を与
え、しかも小型化が困難である等の欠点がある。そこ
で、最近では、比較的低圧(1kV程度)の電源で済
み、しかもオゾンの発生を防止することができ、更には
小型化も可能である等の理由から、図8に示すようなブ
ラシ帯電器11が注目されている。このブラシ帯電器1
1は、大略、導電性レーヨン等の導電性繊維からなる多
数のブラシ毛11aをポリエステル布等の基布に織り込
んだものを、カーボン塗料等の導電層を介して導電性の
基台11bに固着することで、ブラシ毛11aと基台1
1bとを導通状態に構成したものである。このような構
成からなるブラシ帯電器11は、ブラシ毛11aの先端
部を感光体ドラム10周面にその幅方向に沿って接触す
るよう配設され、不図示の高圧電源により基台11bを
介してブラシ毛11aに所定電圧を印加することで、回
転する感光体ドラム10表面に一様に電荷を付与するも
のである。
【0004】ところが、このようなブラシ帯電器11
は、上述のような種々のメリットを有する反面、ブラシ
毛11aの先端が感光体ドラム10表面に常に接触して
いるため、ブラシ毛11aにトナーや紙粉等の汚れが付
着して導電性が低下する結果、帯電が不安定となる問題
があった。
【0005】そこで、ブラシ帯電器11の汚れ除去手段
として、従来、例えば図9に示すように、ブラシ帯電器
11を装置本体M(図8)側に設けられたレール16に
沿って矢印B1 、B2 方向に抜き差し自在に支持する構
成とし、定期的にブラシ帯電器11を矢印B1 、B2
向へ手動で動かすことにより清掃したり、或いは装置外
へ取り出して清掃するようにしたものが提案されてい
る。更には、上記ブラシ帯電器11を矢印B1 、B2
向へ動かす手段として、例えば印字動作中にブラシ帯電
器11自体を装置本体M側の駆動源により定常的に矢印
1 、B2 方向へ揺動させる揺動機構を設けたり、装置
本体Mの一部の開閉動作と連動させること等でブラシ帯
電器11自体を一往復させる揺動機構を設けたものも提
案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ブラシ帯電器の汚れ除
去手段として、ブラシ帯電器を手動で動かすようにした
ものは、その操作が非常に面倒であり、しかも定期的な
清掃を怠りやすいという問題がある。
【0007】一方、ブラシ帯電器を自動的に或いは他の
動作と連動させて動かす揺動機構を設けるものは、その
機構自体が複雑となり、装置全体のコストアップにつな
がるという問題がある。しかも、最近は、図8に示した
ように画像形成部の一部や全体をユニット化したり、装
置全体を小型化する傾向にあり、このような状況の中で
上記の揺動機構を組み込むことは困難になりつつある。
また、ブラシ帯電器を印字中に揺動させると、その揺動
に伴う波すじムラ等が画像に出るという問題もある。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、手動
によらず、簡単な構成で、ブラシ部材の汚れを有効に除
去することのできる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、像担持体と、該像担持体を循環移動自在か
つ軸方向に移動自在に支持する支持部材と、前記像担持
体を循環移動すべく一体的に回転するはす歯ギアと、該
はす歯ギアに駆動力を伝達すべく所定のあそびを有して
連結されて前記像担持体を軸方向の一方向へ付勢しつつ
循環移動させる駆動伝達手段と、前記像担持体を前記一
方向とは反対の方向へ付勢する付勢手段と、前記像担持
体表面に圧接し該像担持体表面に電荷を付与するための
ブラシ部材とを備え、前記付勢手段の付勢力を、前記駆
動伝達手段による駆動力が伝達された際の前記一方向の
付勢力よりも弱く、かつ前記駆動力が無くなった際に前
記像担持体を前記反対方向に移動可能な強さに設定した
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】駆動時には、駆動源からの駆動力が上記の駆動
伝達手段及びはす歯ギアを介して像担持体に伝達され、
像担持体は所定の循環移動を行う。その際、像担持体
は、駆動伝達手段及びはす歯ギアの作用により軸方向の
一方向へ付勢力を受けて、ブラシ部材に対し上記一方向
へ移動し、その位置で上記循環移動を行うことになる。
【0011】非駆動時には、像担持体に伝達されていた
駆動力が絶たれ、像担持体は循環移動を停止する。同時
に、像担持体は、駆動伝達手段から受けていた上記一方
向への付勢力が絶たれ、今度は付勢手段の作用により上
記一方向とは反対方向への付勢力を受け、かつ駆動伝達
手段とはす歯ギアとの間に所定のあそびがあることか
ら、像担持体はブラシ部材に対し上記反対方向へ移動
し、その位置で停止する。
【0012】このように、ブラシ部材が像担持体に接し
た状態のまま、駆動の開始時と停止時には像担持体がブ
ラシ部材に対し揺動するので、その揺動動作により、ブ
ラシ部材に付着していたトナーや紙粉等の汚れが有効に
清掃される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施例の画像形成
装置の要部(図8に示したユニットU1 に相当する部
分)を示す断面図、図2はその外観斜視図、図3はその
C−C断面図である。なお、ここに示した要部を除く本
実施例の画像形成装置の全体構成は図8に示したものと
同様とし、その詳細な説明は省略する。
【0014】図1において、像担持体としての感光体ド
ラム10は、ユニットU1 のケーシング21に、支持部
材としての軸22、23により矢印A1 、A2 方向へ回
動自在かつ軸方向(矢印B1 、B2 方向)へ所定範囲内
で移動自在に支持されている。そして、感光体ドラム1
0の一端(図では右端)には感光体ドラム10と一体的
にはす歯ギアからなるドラムギア24が設けられ、ま
た、装置本体側にはユニットU1 の装着時に上記ドラム
ギア24と噛合しこのドラムギア24に装置本体側の駆
動源からの駆動力を伝達する駆動伝達手段の一部である
はす歯ギアからなる駆動ギア25が設けられている。こ
れらはす歯ギアからなるドラムギア24及び駆動ギア2
5は、図1及び図4に示すように駆動ギア25の矢印D
方向への回転駆動力がドラムギア24の矢印A1 方向へ
の回転力及び矢印B1 方向へのスラスト力として伝達さ
れるような噛み合い関係で連結されており、かつ図5に
示すようにその回転方向に所定のあそびdが設けてあ
る。このあそびdを設けた理由については、後に述べ
る。
【0015】更に、図1に示すように、ケーシング21
とドラムギア24との間には、感光体ドラム10及びド
ラムギア24を上記スラスト力の方向(矢印B1 方向)
とは反対方向である矢印B2 方向へ付勢する付勢手段と
しての圧縮バネ26が軸23を取り巻いた状態で設けら
れている。そして、この圧縮バネ26の付勢力は、駆動
ギア25による駆動力が伝達された際の上記矢印B1
向へのスラスト力よりも弱く、かつ上記駆動力が無くな
った際に感光体ドラム10及びドラムギア24を矢印B
2 方向へ移動させることの可能な範囲の強さに設定され
ている。
【0016】また、従来のものと同様に多数のブラシ毛
11aを基布に織り込んだものを導電層を介して基台1
1bに固着した構成等からなるブラシ帯電器11が、ブ
ラシ毛11aの先端部を感光体ドラム10周面にその幅
方向(矢印B1 、B2 方向)に沿って接触するようケー
シング21に取り付けられている。更に、ケーシング2
1には、装置本体から電源供給を受けるための電源供給
部27と、この電源供給部27から延びて上記基台11
bの一端部と接触する接続子28とが設けられており、
ユニットU1 の装置本体への装着時には装置本体側の不
図示の高圧電源からの所定電圧が電源供給部27、接続
子28及び基台11bを介してブラシ毛11aに印加さ
れることで、感光体ドラム10表面に電荷が付与され
る。
【0017】以上の構成において、駆動ギア25による
駆動力が伝達されずに静止状態にある時は、感光体ドラ
ム10は圧縮バネ26の付勢力により矢印B2 方向へ寄
せられているが、印字動作が開始して駆動ギア25によ
る駆動力(矢印D方向への回転駆動力)がドラムギア2
4に伝達されると、これらはす歯ギア(ドラムギア24
と駆動ギア25)の性質により、感光体ドラム10には
図6に示すような各種の力が作用する。すなわち、上記
駆動力によりドラムギア24の歯面に力fg が加わる
と、その分力として、感光体ドラム10を矢印A1 方向
へ回転させようとする回転力fd と、感光体ドラム10
を矢印B1 方向へ移動させようとするスラスト力f
s (スラスト角θ)とが生じ、また、感光体ドラム10
には圧縮バネ26による矢印B2 方向への付勢力fB
加わっており、更に、矢印B1 、B2 方向の摩擦力
1 、f2 が生じる。
【0018】ここで、圧縮バネ26の付勢力fB は、上
述のように、駆動ギア25による駆動力が伝達された際
の上記矢印B1 方向へのスラスト力fs よりも弱く、か
つ、上記駆動力が無くなった際に感光体ドラム10及び
ドラムギア24を矢印B2 方向へ移動させることの可能
な範囲の強さに設定されており、この関係は具体的には
以下の式(1)、(2)のように表すことができる。な
お、式中、fB (max)は感光体ドラム10が矢印B1
向へ一杯に移動して圧縮バネ26が最も縮んだ状態での
付勢力(最大付勢力)であり、fB (min) は感光体ドラ
ム10が矢印B 2 方向へ一杯に移動して圧縮バネ26が
最も伸びた状態での付勢力(最小付勢力)である。
【0019】 fs >fB (max) +f1 ・・・・・・・(1) fB (min) >f2 ・・・・・・・・・・(2) これらの式(1)、(2)が共に満足されるよう設定さ
れた場合、印字開始時に駆動ギア25の駆動力が感光体
ドラム10に伝達されると、感光体ドラム10は矢印A
1 方向へ回転すると共に、上記式(1)の力関係により
圧縮バネ26の上記矢印B2 方向への付勢力fB に抗し
て矢印B1 方向へ移動し、一方、印字終了時に駆動ギア
25の駆動力が無くなると、感光体ドラム10は矢印A
1 方向への回転を停止すると共に、上記式(2)の力関
係により圧縮バネ26の付勢力f B で矢印B2 方向へ移
動する。ここで、感光体ドラム10が矢印B2 方向へ移
動する際には、ドラムギア24と駆動ギア25とがはす
歯ギアの噛み合い関係となっていることから、上記移動
に伴う回転力が駆動ギア25に作用することになるが、
上述のようにドラムギア24と駆動ギア25との間に若
干のあそびd(図5)を設けたことにより、このあそび
dで上記回転力を吸収することができ、感光体ドラム1
0は矢印B2 方向へスムーズに移動可能となる。このよ
うにして、印字開始時と終了時には、感光体ドラム10
がそれぞれ矢印B1 、B2 方向へ自動的に揺動する動作
が得られる。
【0020】なお、上記の式(1)、(2)を共に満足
させるための設定をするにあたっては、図6において、
回転力fd や軸方向の摩擦力f1 、f2 は感光体ドラム
10表面に接して配設されている現像器13やクリーナ
15(図8)等により一義的な数値を持っているため、
スラスト角θを大きくとればスラスト力fs が大きくな
り、選択可能な圧縮バネ26の付勢力fB が求まる。
【0021】従って、本実施例によれば、上述のように
印字動作の開始時と停止時に感光体ドラム10がブラシ
帯電器11に対しそれぞれ矢印B1 、B2 方向へ揺動動
作を行うことにより、ブラシ帯電器11に付着していた
トナーや紙粉等の汚れを、手動によらず定期的に除去す
ることができる。しかも、その揺動のストロークが2〜
3mm程度でも十分な清掃効果が得られ、そのための揺動
機構としては上述のような極めて簡易な構成のものでよ
く、画像形成部をユニット化したものや小型の装置にも
容易に組み込むことができる。更に、揺動動作は非印字
中に行われるため、従来のように画像に悪影響を及ぼす
といった心配もない。
【0022】ここで、本実施例による清掃効果を確認す
るため、以下のような実験を行ってみた。まず、実験に
あたって、圧縮バネ26を以下のようにして選定した。
すなわち、実験に用いた装置(プリンタ装置)において
駆動ギア25による駆動力の伝達時にドラムギア24の
歯面にかかる力fg が1600gであり、この場合にド
ラムギア24及び駆動ギア25としてスラスト角θが2
3°のはす歯ギアを用いた時のスラスト力fs は680
gとなり、一方、非駆動時に感光体ドラム10を軸方向
に動かすのに必要な力(摩擦力f1 、f2 に相当)は2
00gであったので、前記式(1)、(2)を満たすよ
う、圧縮バネ26として、矢印B2 方向に伸びた時の付
勢力fB (min) が300g、矢印B1 方向に縮んだ時の
付勢力f B (max) が380gとなるようなバネを選定し
た。
【0023】上記のようにして選定された圧縮バネ26
を本実施例の装置に用いて、連続印字と間欠印字を折り
混ぜたシミュレーション印字を行った時の帯電電位の変
化を、本実施例のような揺動機構を用いないものと比較
して図7に示す。同図に明らかなように、本実施例のよ
うな揺動機構を用いないものでは、印字枚数と共に帯電
電位が低下し、8千枚で画像上にブラシ帯電器の汚れに
よる画像汚れが発生した。これに対し、本実施例のもの
は、帯電電位の変化は全くなく、1万6千枚まで達して
も画像異常等は観察されなかった。このように、本実施
例では顕著な清掃効果が確認できた。
【0024】なお、上記実施例では、ドラムギア24と
駆動ギア25との間にあそびdを設けているが、駆動ギ
ア25に連結される不図示のギアとの間にあそびを更に
設けてもよく、要はドラムギア24から装置本体の駆動
源までの駆動伝達系(駆動伝達手段)に所定のあそびが
あればよい。このようなあそびの構造としては、上記実
施例のようにギアとギアとの間に所定のスペースを設け
たものの他にも、例えば駆動ギア25をその駆動軸に固
定しないで若干のストローク分だけ回動可能なように半
固定したもの等をも含む。
【0025】また、感光体ドラム10をその軸方向へ付
勢する付勢手段として、上記実施例ではドラムギア24
側に圧縮バネ26を設けたが、本発明はこれに限定され
るものではなく、例えばドラムギア24の有る側とは反
対側から感光体ドラム10を引っ張る引っ張りバネ等を
設けてもよい。
【0026】更に、以上ではトナー等の付着汚れを清掃
する対象であるブラシ部材としてブラシ帯電器について
考えたが、それ以外に、例えば除電ブラシに対しても同
様な清掃効果が期待できる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、画像形成動作の開始時
と停止時に像担持体をブラシ部材に対し揺動させること
により、ブラシ部材に付着していたトナーや紙粉等の汚
れを、手動によらず定期的に除去することができ、著し
い清掃効果が期待できる。しかも、像担持体の駆動系に
多少の改良を加えただけの簡単な構成で済むので、画像
形成部をユニット化したものや小型の装置にも容易に組
み込むことができる。更に、揺動動作は画像形成動作の
停止中に行われるため、画像に悪影響を及ぼすこともな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の画像形成装置の要部(図8
に示したユニットU1 に相当する部分)を示す断面図で
ある。
【図2】上記実施例の要部であるユニットU1 の外観斜
視図である。
【図3】上記ユニットU1 のC−C断面図である。
【図4】ドラムギア24と駆動ギア25の噛み合い関係
を示す斜視図である。
【図5】ドラムギア24と駆動ギア25との間に設けら
れたあそびdを示す図である。
【図6】感光体ドラム10に加わる各種力の作用関係を
示す図である。
【図7】本実施例の装置と比較例の装置における印字枚
数と帯電電位の関係を示す図である。
【図8】一般の電子写真方式の画像形成装置の全体図で
ある。
【図9】感光体ドラム10とブラシ帯電器11の配置関
係を示す図であり、(a)は斜視図、(b)はブラシ帯
電器11として抜き差し自在に構成されたものの構成を
詳細に示す断面図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11 ブラシ帯電器 21 ケーシング 22、23 軸 24 ドラムギア 25 駆動ギア 26 圧縮バネ 27 電源供給部 28 接続子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−17458(JP,A) 特開 平2−166470(JP,A) 特開 平4−186375(JP,A) 特開 平3−138659(JP,A) 特開 平3−138661(JP,A) 特開 平6−161171(JP,A) 実開 昭62−185953(JP,U) 実開 平4−79359(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/02 G03G 21/00 350 G03G 21/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、該像担持体を循環移動自在か
    つ軸方向に移動自在に支持する支持部材と、前記像担持
    体を循環移動すべく一体的に回転するはす歯ギアと、該
    はす歯ギアに駆動力を伝達すべく所定のあそびを有して
    連結されて前記像担持体を軸方向の一方向へ付勢しつつ
    循環移動させる駆動伝達手段と、前記像担持体を前記一
    方向とは反対の方向へ付勢する付勢手段と、前記像担持
    体表面に圧接し該像担持体表面に電荷を付与するための
    ブラシ部材とを備え、前記付勢手段の付勢力を、前記駆
    動伝達手段による駆動力が伝達された際の前記一方向の
    付勢力よりも弱く、かつ前記駆動力が無くなった際に前
    記像担持体を前記反対方向に移動可能な強さに設定した
    ことを特徴とする画像形成装置。
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