JP5652018B2 - 清掃装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、清掃装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、コロナワイヤに対向して当接可能なクリーニングパッドを備え、そのワイヤの展張方向に沿って往復動可能な摺動体と、この摺動体を駆動するためのモータ及び駆動伝達手段とを有し、モータ及び駆動手段を介して上記摺動体の往復運動終了後に、再度短時間内で、その時間に見合う量だけ上記摺動体をその往復動終了直前に逆方向に移動させて停止させる構成が開示されている。
昭63−229467号公報
本発明は、案内部材に対して姿勢が傾くことにより待機位置以外で停止した清掃部材を待機位置に戻せるようにすることを課題とする。
請求項1の発明は、帯電装置の放電部材の長さ方向に沿って移動可能に前記放電部材に接触して設けられ、前記放電部材を清掃する清掃部材と、前記放電部材の長さ方向に沿って設けられ、前記清掃部材を前記放電部材の長さ方向へ案内する案内部材と、前記清掃部材を移動させる前に、当該移動が開始されるべき移動方向とは逆方向への駆動力を前記清掃部材に付与し、その後に前記移動方向への駆動力を前記清掃部材に付与する駆動装置と、を備える清掃装置である。
請求項2の発明は、前記帯電装置を含む画像形成部を有する画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に設けられ、前記画像形成装置本体において電源が投入された場合に、前記放電部材の放電がなされる前に、前記駆動装置が、前記放電部材の長さ方向一端部に設定された待機位置から前記清掃部材を前記案内部材に沿って往復移動させる清掃動作、又は、前記清掃部材を前記案内部材に沿って前記待機位置へ戻す復帰動作を実行する際に、前記逆方向への駆動力を前記清掃部材に付与した後に前記移動方向への駆動力を前記清掃部材に付与する請求項1に記載の清掃装置と、を備える画像形成装置である。
請求項3の発明は、前記帯電装置を含む画像形成部を有する画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体に装着されると、前記放電部材の放電がなされる前に、前記駆動装置が、前記放電部材の長さ方向一端部に設定された待機位置から前記清掃部材を前記案内部材に沿って往復移動させる清掃動作、又は、前記清掃部材を前記案内部材に沿って前記待機位置へ戻す復帰動作を実行する際に、前記逆方向への駆動力を前記清掃部材に付与した後に前記移動方向への駆動力を前記清掃部材に付与する請求項1に記載の清掃装置と、を備える画像形成装置である。
本発明の請求項1の構成によれば、清掃部材の移動が開始されるべき移動方向とは逆方向への駆動力を清掃部材に付与しない構成に比べ、案内部材に対して姿勢が傾くことにより待機位置以外で停止した清掃部材を待機位置に戻すことが可能となる。
本発明の請求項2の構成によれば、清掃部材の移動が開始されるべき移動方向とは逆方向への駆動力を清掃部材に付与しない構成に比べ、案内部材に対して姿勢が傾くことにより待機位置以外で停止した清掃部材を、画像形成前に待機位置に戻すことが可能となる。
本発明の請求項3の構成によれば、清掃部材の移動が開始されるべき移動方向とは逆方向への駆動力を清掃部材に付与しない構成に比べ、案内部材に対して姿勢が傾くことにより待機位置以外で停止した清掃部材を、画像形成前に待機位置に戻すことが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成ユニットの構成を示す概略図である。 本実施形態に係る帯電装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る帯電装置の構成の一部を破断して示す斜視図である。 本実施形態に係る帯電装置の構成の一部を破断して示す斜視図である。 本実施形態に係る清掃装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃装置の構成において、清掃装置本体が折返位置に位置する状態を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃装置において、清掃装置本体が待機位置において傾いた状態を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃装置において、清掃装置本体が待機位置において、図7における方向とは反対側に清掃装置本体が傾いた状態を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃装置において、清掃装置本体が待機位置以外において傾いた状態を示す概略図である。 本実施形態に係る清掃装置において、清掃装置本体が待機位置以外において、図10における方向とは反対側に清掃装置本体が傾いた状態を示す概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る画像形成装置の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方とする。また、構成を2次元的に示す図において、「○」の中に「・」が記載されたものは、紙面の奥から手前に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の手前から奥に向かう矢印を意味するものとする。
画像形成装置10は、図1に示すように、各構成部品が内部に収容される画像形成装置本体11を備えている。画像形成装置本体11の内部には、用紙等の記録媒体Pが収容される記録媒体収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、記録媒体収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、が設けられている。また、画像形成装置本体11の側部には、画像形成部14によって画像が形成された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部18が設けられている。
画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する画像形成ユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト24と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト24に転写するための第1転写部材の一例としての第1転写ロール26と、第1転写ロール26によって中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写するための第2転写部材の一例としての第2転写ロール28と、第2転写ロール28によって中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着させる定着装置30と、を備えている。
画像形成ユニット22Y〜22Kは、水平方向に沿って画像形成装置10の上下方向中央部に並んで配置されている。また、画像形成ユニット22Y〜22Kは、一方向(図1における時計回り方向)へ回転する感光体32(被帯電体の一例)をそれぞれ有している。
各感光体32の周囲には、感光体32の回転方向上流側から順に、感光体32を帯電させる帯電装置60と、帯電装置60によって帯電した感光体32が露光されて形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置38と、画像の転写後において感光体32に残留する現像剤を除去する除去装置40と、が設けられている(図2参照)。
なお、画像形成ユニット22Y、22M、22Cにおいて、帯電装置60は、帯電ロールで構成されている。画像形成ユニット22Kにおいて、帯電装置60は、図2に示すように、スコロトロン式の帯電装置で構成されている。このスコロトロン式の帯電装置60の具体的な構成については、後述する。
また、画像形成ユニット22Y〜22Kの上方には、図1に示すように、帯電装置60によって帯電した各感光体32を露光して静電潜像を形成する露光装置36が設けられている。露光装置36は、制御部20から送られた画像信号に基づき静電潜像を形成するようになっている。制御部20から送られる画像信号としては、例えば、制御部20が外部装置から取得した画像信号がある。なお、図1及び図2において、露光装置36からの露光光を矢印Lにて示している。
中間転写ベルト24は、図1に示すように、環状に形成されると共に、画像形成ユニット22Y〜22Kの下側に配置されている。中間転写ベルト24の内周側に、中間転写ベルト24が巻き掛けられる巻掛ロール41、42、43、44、45、46が設けられている。中間転写ベルト24は、巻掛ロール41、42、43、44、45、46のいずれかが回転駆動することによって、感光体32と接触しながら一方向(図1における反時計回り方向)へ循環移動(回転)するようになっている。なお、巻掛ロール42は、第2転写ロール28に対向する対向ロールとされている。
また、中間転写ベルト24の外周側には、中間転写ベルト24の外周面に接触して画像の転写後において中間転写ベルト24に残留する現像剤を除去する除去装置25が設けられている。
第1転写ロール26は、中間転写ベルト24を挟んで感光体32に対向している。第1転写ロール26と感光体32との間が、感光体32に形成されたトナー画像が中間転写ベルト24に転写される第1転写位置とされている。また、第1転写ロール26は、中間転写ベルト24に接触しており、循環移動する中間転写ベルト24に従動して回転するように構成されている。
第2転写ロール28は、中間転写ベルト24を挟んで巻掛ロール42と対向している。第2転写ロール28と巻掛ロール42との間が、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される第2転写位置とされている。
搬送部16は、記録媒体収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール46と、送出ロール46に送り出された記録媒体Pが搬送される搬送路48と、搬送路48に沿って配置され送出ロール46によって送り出された記録媒体Pを第2転写位置へ搬送する複数の搬送ロール50と、が設けられている。
定着装置30は、第2転写位置より搬送方向下流側に配置されており、第2転写位置で転写されたトナー画像を記録媒体Pへ定着させる。定着装置30よりも搬送方向下流側には、トナー画像が定着された記録媒体Pを記録媒体排出部18へ排出する排出ロール52が設けられている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10における、記録媒体Pへ画像を形成する画像形成動作について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10では、記録媒体収容部12から送出ロール46によって送り出された記録媒体Pが、複数の搬送ロール50によって第2転写位置へ送り込まれる。
一方、画像形成ユニット22Y〜22Kでは、帯電装置60によって帯電した感光体32が、露光装置36によって露光されて感光体32に静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置38によって現像されて感光体32にトナー画像が形成される。画像形成ユニット22Y〜22Kで形成された各色のトナー画像は、第1転写位置にて中間転写ベルト24に重ねられて、カラー画像が形成される。そして、中間転写ベルト24に形成されたカラー画像が、第2転写位置にて記録媒体Pへ転写される。
トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置30へ搬送され、転写されたトナー画像が定着装置30により定着される。トナー画像が定着された記録媒体Pは、排出ロール52によって記録媒体排出部18に排出される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
(帯電装置60の構成)
次に、帯電装置60の構成について説明する。
帯電装置60は、図2に示すように、感光体32側に開口部62Aが形成されたステンレス製のシールドケース62を備えている。シールドケース62は、感光体32の回転軸方向に沿って延びる細長箱状とされている(図3参照)。シールドケース62の上壁62Bには、通気用の通気口62Cが形成されている。
シールドケース62内には、図2に示すように、放電部材の一例としての放電ワイヤ64が、感光体32の回転軸方向に沿って設けられている。放電ワイヤ64は、タングステン等の金属線で構成されている。なお、放電部材としては、樹脂が被覆された金属線や板状の金属板等で構成された放電部材であってもよく、放電がなされるものであればよい。
放電ワイヤ64は、電源68(図6参照)から電圧が印加されることで、マイナス電荷を発生させると共に感光体32の表面へこのマイナス電荷を供給する放電動作を行うようになっている。この放電動作により、感光体32が帯電するようになっている。
シールドケース62の開口側であって、かつ、放電ワイヤ64と感光体32との間には、複数の開口を有するグリッド66が感光体32の回転軸方向に沿って配置されている。
グリッド66では、放電ワイヤ64で発生したマイナス電荷が、グリッド66の開口を通過して感光体32に供給されるようになっており、電源(図示省略)から印加されるグリッド電圧により、グリッド66を通過するマイナス電荷の通過量が制御される。これにより、感光体32の帯電電位が制御される。
具体的には、感光体32の電位に対してグリッド66の電圧(電位)が高い場合には、その電位差によりマイナス電荷が感光体32へ向かうのでマイナス電荷の通過量が多く、感光体32にマイナス電荷が供給されることで、感光体32とグリッド66との電位差が小さくなると、マイナス電荷の通過量が減少するようになっている。
帯電装置60は、図4及び図5に示すように、放電ワイヤ64及びグリッド66を清掃する清掃装置70を備えている。清掃装置70は、シールドケース62の長手方向に沿って移動可能にシールドケース62の内部に収容された清掃装置本体74と、清掃装置本体74をシールドケース62の長手方向の一方及び他方に移動させる移動装置71と、を備えている。
清掃装置本体74は、シールドケース62の上壁62Bの内面に沿って配置された上板74Aと、シールドケース62の側壁62D・62Eのそれぞれの内面に沿って配置された側板74D・74Eと、を備えて構成されている。
上板74Aの上部には、通気口62Cを通じてシールドケース62の上壁62Bの上方に延び出て上板74Aとの間に上壁62Bを挟み込む挟込部74Bが設けられている。
移動装置71は、シールドケース62の側壁62Dの側部に回転可能に支持された送りネジ72を備えている。送りネジ72は、シールドケース62の長手方向に沿って延びる回転軸72Aと、回転軸72Aの外周に螺旋状に形成されたネジ山72Bと、を備えて構成されている。
清掃装置本体74には、送りネジ72に連結される連結部76が設けられている。連結部76は、清掃装置本体74の側板74Dから側壁62Dの側方へ延び出て、側壁62Dの外面に沿って上側に延びている。そして、連結部76の先端部に対して、送りネジ72がねじ込まれている。なお、清掃装置本体74を移動させる移動機構としては、送りネジ72に限られず、例えば、ベルト等の機械要素を用いた構成であっても良い。
本実施形態では、上述のように、連結部76と清掃装置本体74の側板74Dとでシールドケース62の側壁62Dを挟むように構成されている。これにより、清掃装置本体74は、シールドケース62の側壁62Dによって、矢印Y方向及び矢印−Y方向への移動が規制されると共に、シールドケース62の長手方向(矢印X方向及び矢印−X方向)に沿って案内されるようになっている。すなわち、本実施形態では、シールドケース62の側壁62Dが、清掃装置本体74(具体的には、側板74D及び連結部76)を矢印X方向及び矢印−X方向へ案内する案内部材として機能し、清掃装置本体74の側板74D及び連結部76が被案内部材として機能している。
なお、清掃装置本体74は、シールドケース62の側壁62Dと側壁62Eとの間で、側壁62Dと側壁62Eとよって挟まれている。すなわち、清掃装置本体74は、側壁62Dと側壁62Eとによっても、矢印Y方向及び矢印−Y方向への移動が規制されると共に、シールドケース62の長手方向(矢印X方向及び矢印−X方向)に沿って案内されるようになっている。従って、実施形態では、シールドケース62の側壁62D及び側壁62Eが、清掃装置本体74(具体的には、側板74D及び側板74E)を矢印X方向及び矢印−X方向へ案内する案内部材として機能し、清掃装置本体74の側板74D及び側板74Eが被案内部材として機能しているともいえる。
さらに、本実施形態では、挟込部74Bと清掃装置本体74の上板74Aとでシールドケース62の上壁62Bを挟むように構成されている。これにより、清掃装置本体74は、シールドケース62の上壁62Bによって、矢印Z方向及び矢印−Z方向への移動が規制されると共に、シールドケース62の長手方向(矢印X方向及び矢印−X方向)に沿って案内されるようになっている。従って、実施形態では、シールドケース62の上壁62Bが、清掃装置本体74(具体的には、上板74A及び挟込部74B)を矢印X方向及び矢印−X方向へ案内する案内部材として機能し、清掃装置本体74の上板74A及び挟込部74Bが被案内部材として機能しているともいえる。なお、本実施形態としては、清掃装置本体74を案内する案内部材として機能する上述の構成を少なくとも1つを有していれば良く、また、清掃装置本体74を案内する案内部材としては、他の構成を用いても良い。
清掃装置本体74の側板74Dと側板74Eとの間には、グリッド66に接触してグリッド66を清掃するグリッド清掃部材80と、グリッド清掃部材80が支持される支持部材82と、が設けられている。グリッド清掃部材80は、多数の清掃用の毛が植毛されており、いわゆる清掃ブラシにより構成されている。
側板74D及び側板74Eのそれぞれには、グリッド清掃部材80との間にグリッド66を挟みこむグリッド挟込部74G・74Hが設けられている。
支持部材82は、本実施形態では、支持部材82A・82Bの2つで構成されており、正面視にて(シールドケース62の長手方向一端側から見て)L字状に形成されている。支持部材82A・82Bは、一端部が、側板74D及び側板74Eのそれぞれの内面に固定され、他端部にグリッド清掃部材80が固定されている。
また、清掃装置本体74の側板74Dと側板74Eとの間であって、かつ、シールドケース62の上壁62Bとグリッド清掃部材80との間には、放電ワイヤ64に接触して放電ワイヤを清掃する放電ワイヤ清掃部材84と、放電ワイヤ清掃部材84が支持される支持部材86と、が設けられている。
本実施形態では、放電ワイヤ清掃部材84は、シールドケース62の長手方向に沿って移動可能な清掃装置本体74に設けられることにより、放電ワイヤ64の長さ方向に沿って移動可能とされている。また、放電ワイヤ清掃部材84は、放電ワイヤ64に対して上側から接触している。放電ワイヤ清掃部材84としては、例えば、不織布等の布状部材や、発泡材等の多孔質部材で構成されている。支持部材86は、ばね等の弾性部材(図示省略)を介して、清掃装置本体74に固定されており、支持部材86は、放電ワイヤ64に押付けられている。
なお、放電ワイヤ清掃部材84に対向する位置には、放電ワイヤ清掃部材84とで放電ワイヤ64を挟んで、放電ワイヤ64に下側から接触して放電ワイヤを清掃する放電ワイヤ清掃部材85が設けられている。
本実施形態では、送りネジ72は、図6に示すように、駆動装置の一例としてのモータ78からの駆動力が、ギヤ列79を通じて回転軸72Aに伝達されて回転するようになっている。これにより、清掃装置70では、送りネジ72が正転することにより、清掃装置本体74がシールドケース62の長手方向一方(図6における矢印X方向)へ移動し、送りネジ72が逆転することにより、清掃装置本体74がシールドケース62の長手方向他方(図6における矢印−X方向)へ移動するようになっている。清掃装置本体74の移動に伴って、グリッド清掃部材80がグリッド66を払拭すると共に放電ワイヤ清掃部材84及び放電ワイヤ清掃部材85が放電ワイヤ64を払拭し、グリッド66及び放電ワイヤ64が清掃される。
本実施形態では、放電ワイヤ64(シールドケース62)の長さ方向一端側であって、放電ワイヤ清掃部材84が感光体32に対して放電する範囲(帯電範囲)の外側に、清掃動作を行わないときに清掃装置本体74が待機する待機位置が設定されている。図6には、待機位置に位置する状態の清掃装置本体74が示されている。
また、本実施形態では、シールドケース62の他端側が、清掃装置本体74が折り返す折返位置となっている。図7には、折返位置に位置する状態の清掃装置本体74が示されている。
なお、清掃装置本体74は、待機位置において、図示しない離間機構(リトラクト機構)によって放電ワイヤ64から離間されるようになっている。また、本実施形態では、清掃装置70は、清掃装置本体74が待機位置に位置することを検知する検知部を含め、清掃装置本体74の位置を検知する検知部を有していない。
モータ78からの駆動力が回転軸72Aに伝達される伝達経路中には、予め定められた回転負荷が回転軸72Aに生じた場合にモータ78の駆動軸78Aを空回りさせるトルクリミッタ77が設けられている。
これにより、清掃装置本体74が、待機位置に位置するときに、さらに清掃装置本体74に対して矢印−X方向への駆動力が付与された場合には、清掃装置本体74が側壁74Jに突き当たって進まないことで、予め定められた回転負荷を超える回転負荷が送りネジ72に生じ、モータ78の駆動軸78Aが空回りする。
また、清掃装置本体74が、折返位置に位置するときに、さらに清掃装置本体74に対して矢印X方向への駆動力が付与された場合には、清掃装置本体74が側壁74Iに突き当たって進まないことで、予め定められた回転負荷を超える回転負荷が送りネジ72に生じ、モータ78の駆動軸78Aが空回りする。
なお、本実施形態では、上述したように、清掃装置本体74に対して移動力を生じさせる送りネジ72がシールドケース62の片側に設けられるため、清掃装置本体74は移動する際にシールドケース62に対して傾きやすくなっている。
また、本実施形態では、清掃装置本体74は、絶縁物である樹脂で構成されると共に、シールドケース62及び送りネジ72は、金属で構成されている。清掃装置本体74を往復運動させると、シールドケース62とのガタ(隙間)により、清掃装置本体74とシールドケース62が接触したり離れたりしながら移動し、あるいは、片側に押し付けられて移動する。その際、樹脂で構成されたシールドケース62が、金属で構成されたシールドケース62によって接触部分が経時によって磨り減り、摩擦力が徐々に大きくなることがある。摩擦力が大きくなる現象を観察すると、シールドケース62の片側に押し付けられ、その反力で、反対側に傾きが大きくなり、その為、更に押し付けられて摩擦が増大する現象(かじり)が見られた。
これらに起因して、清掃装置本体74がシールドケース62に対して傾くことで、清掃装置本体74がシールドケース62の側壁62Dや側壁62Eに対して引っ掛かってしまい、清掃装置本体74が停止する場合がある。
また、モータ78には、その駆動を制御する制御部90が設けられている。具体的には、制御部90は、モータ78の回転時間(回転量)を管理して、清掃装置本体74の所望の位置へ移動させる。
本実施形態では、制御部90がモータ78の駆動制御することで、待機位置から清掃装置本体74をシールドケース62に沿って往復移動させる清掃動作及び、清掃装置本体74をシールドケース62に沿って待機位置へ戻す復帰動作が実行されるようになっている。清掃動作及び復帰動作は、いずれも、待機位置を最終地点とする清掃装置本体74の移動動作である。
そして、本実施形態では、制御部90の駆動制御により、モータ78は、清掃動作及び復帰動作の少なくとも一方を実行する際に、清掃装置本体74の移動が開始されるべき移動方向とは逆方向への駆動力を清掃装置本体74に付与した後に前記移動方向への駆動力を清掃装置本体74に付与するように構成されている。本実施形態では、清掃装置本体74の移動が開始されるべき移動方向とは、具体的には、清掃動作において矢印X方向(折返位置側への方向)であり、復帰動作において矢印−X方向(待機位置側への方向)である。なお、清掃装置本体74の具体的な移動動作については、後述する。
本実施形態では、操作部54(図1参照)からの操作により、清掃装置本体74を待機位置へ戻す復帰動作がなされる。この復帰動作は、例えば、清掃動作等において清掃装置本体74が待機位置よりも折返位置側で停止してしまったことで帯電不良が発生し、その帯電不良による黒帯等の画像欠陥が発生した場合に、ユーザーの操作部54から操作により実行される。なお、操作部54からの操作としては、電源を一旦落とした後の電源の投入であっても良い。
また、本実施形態では、清掃装置本体74の位置を検知する検知部を有さないので、復帰動作は、清掃装置本体74が待機位置に位置しない可能性がある場合に行われるようになっている。具体的には、復帰動作は、例えば、画像形成装置本体11において電源が投入された場合に、放電ワイヤ64の放電前に行われる。電源が入っていない状態では、ユーザーが清掃装置70にアクセスして、清掃装置本体74を移動させることが可能であるため、清掃装置本体74が待機位置に位置しない可能性がある。なお、電源の投入は、例えば、操作部54(図1参照)から行われる。
また、復帰動作は、帯電装置60が画像形成装置本体11に装着された場合に放電ワイヤ64の放電前に行われる。画像形成装置本体11から外れている状態の帯電装置60は、ユーザーが清掃装置70にアクセスして、清掃装置本体74を移動させることが可能であるため、清掃装置本体74が待機位置に位置しない可能性がある。画像形成装置本体11への装着は、画像形成装置本体11に装着された帯電装置60を部品の交換や保守点検等のために一旦取り外してから再装着する場合と、画像形成装置本体11に装着された帯電装置60を取り外して新品の帯電装置60を画像形成装置本体11に装着(交換)する場合がある。
本実施形態では、新品の帯電装置60には、ヒューズが設けられており、新品の帯電装置60が画像形成装置本体11に装着された際にヒューズが切られることで、新品であることが検知されるようになっている。また、画像形成装置本体11から取り外された帯電装置60が画像形成装置本体11に対して再装着されたことは、検知部(図示省略)等により検知されるようになっている。
清掃動作は、例えば、予め定められた枚数(例えば、3000枚)に画像を形成する毎に実行される。なお、画像形成装置本体11において電源が投入された場合及び帯電装置60が画像形成装置本体11に装着された場合においても、放電ワイヤ64及びグリッド66が汚れる可能性があるので、復帰動作の後に、又は、復帰動作に替えて、清掃動作を行う構成であってもよい。
(本実施形態に係る作用)
次に、本実施形態に係る作用を説明する。
まず、清掃装置70における清掃動作について説明する。ここでは、まず、予め定められた枚数(例えば、3000枚)に画像を形成する毎に実行される清掃動作を説明する。
制御部90は、前回の清掃動作を行った後、画像形成部14にて予め定められた枚数(例えば、3000枚)に画像を形成されると、清掃装置本体74が待機位置から折返位置に到達する回転量分、送りネジ72が正転するように、モータ78を駆動させる。これにより、清掃装置本体74は、シールドケース62の長手方向一方(矢印X方向)に沿って、待機位置(図6参照)から折返位置(図7参照)へ移動する。
このように、清掃装置本体74が移動することにより、放電ワイヤ清掃部材84及び放電ワイヤ清掃部材85によって放電ワイヤ64がその長手方向一端部から他端部にかけて清掃され、グリッド清掃部材80によってグリッド66がその長手方向一端部から他端部にかけて清掃される。
清掃装置本体74が、待機位置において、図8の実線で示すようにシールドケース62に対して傾いている場合では、送りネジ72が正転することで、清掃装置本体74の姿勢が変化し、図8の二点鎖線で示すように、清掃装置本体74の傾きが解消された後、シールドケース62の長手方向一方(矢印X方向)に沿って、待機位置から折返位置へ移動する。このため、清掃装置本体74がシールドケース62の側壁62Dや側壁62Eに対して引っ掛かって停止することが解消又は予防される。
なお、送りネジ72が正転される前に、すなわち、清掃装置本体74を待機位置(図6参照)から折返位置(図7参照)へ移動させる前に、送りネジ72が1〜2回転、逆転するように、モータ78を駆動させてもよい。これにより、清掃装置本体74が、待機位置において、図9の実線で示すように傾いている場合では、清掃装置本体74の姿勢が変化し、図9の二点鎖線で示すように傾きが解消される。このため、清掃装置本体74がシールドケース62の側壁62Dや側壁62Eに対して引っ掛かって停止することが解消又は予防される。
次に、制御部90は、清掃装置本体74が折返位置から待機位置に到達する回転量分、送りネジ72が逆転するように、モータ78を駆動させる。これにより、清掃装置本体74が、シールドケース62の長手方向他方(矢印−X方向)に沿って、折返位置(図7参照)から待機位置(図6参照)へ移動し、放電ワイヤ清掃部材84及び放電ワイヤ清掃部材85によって放電ワイヤ64が清掃され、グリッド清掃部材80によってグリッド66が清掃される。
次に、清掃装置本体74を待機位置へ戻す復帰動作について説明する。
復帰動作は、帯電装置60が画像形成装置本体11に対して再装着された場合に放電ワイヤ64の放電前に行われる。また、復帰動作は、新品の帯電装置60が画像形成装置本体11に対して装着された場合に放電ワイヤ64の放電前に行われる。また、復帰動作は、画像形成装置本体11において電源が投入された場合に放電ワイヤ64の放電前に行われる。また、復帰動作は、例えば、清掃動作等において清掃装置本体74が待機位置よりも折返位置側で停止してしまったことで帯電不良が発生し、その帯電不良による黒帯等の画像欠陥が発生した場合に、ユーザーが操作部54から操作することで実行される。
復帰動作が実行されると、制御部90は、送りネジ72が1〜2回転、正転するように、モータ78を駆動させる。これにより、清掃装置本体74が図10の実線で示すように傾いている場合では、清掃装置本体74の姿勢が変化し、図10の二点鎖線で示すように傾きが解消される。清掃装置本体74が傾いていない場合では、送りネジ72が1〜2回転する分、清掃装置本体74が矢印X方向へ若干移動する。
なお、本実施形態では、清掃装置本体74の姿勢が直る(変化する)最小範囲の回転量(回転時間)として、送りネジ72が1〜2回転、正転するようにモータ78を駆動させているが、清掃装置本体74の姿勢を直すための回転量(回転時間)としては、3回転以上であってもよく、清掃装置本体74を待機位置に戻すための回転量より少ない回転量(回転時間)、具体的には、清掃装置本体74が折返位置から待機位置に到達する回転量分より少ない回転量(回転時間)であればよく、清掃装置本体74の姿勢が直る(変化する)範囲の回転量(回転時間)とされていればよい。
次に、制御部90は、清掃装置本体74が折返位置から待機位置に到達する回転量分、送りネジ72が逆転するように、モータ78を駆動させる。これにより、清掃装置本体74が図11の実線で示すように傾いている場合では、清掃装置本体74の姿勢が変化し、図11の二点鎖線で示すように、傾きが解消される。さらに、清掃装置本体74は、シールドケース62の長手方向他方(矢印−X方向)へ移動する。清掃装置本体74が傾いていない場合では、清掃装置本体74は、単に、シールドケース62の長手方向他方(矢印−X方向)へ移動する。
なお、送りネジ72が逆転を開始したときに、清掃装置本体74が折返位置に位置しない場合では、すなわち、清掃装置本体74が折返位置よりも待機位置側に位置する場合では、清掃装置本体74が待機位置に到達した後も、送りネジ72を逆転することになるが、清掃装置本体74が待機位置で側壁74Jに突き当たって進まないことで、回転負荷が送りネジ72に生じ、トルクリミッタ77によりモータ78の駆動軸78Aが空回りする。
このように、復帰動作が実行されると、復帰動作の実行において清掃装置本体74が移動開始されるべき移動方向(矢印−X方向)とは逆方向である矢印X方向への駆動力を清掃装置本体74に付与した後に、矢印−X方向へ移動させる。これにより、シールドケース62に対して姿勢が傾くことにより待機位置以外で停止した清掃装置本体74の傾きが解消され、清掃装置本体74が待機位置に戻る。
本実施形態では、画像形成装置本体11の電源の投入や、帯電装置60の画像形成装置本体への装着により、上記の復帰動作を行って清掃装置本体74を待機位置に戻すので、清掃装置本体74の位置を検知する必要がなくなる。
なお、帯電装置60が画像形成装置本体11に対して再装着された場合、新品の帯電装置60が画像形成装置本体11に対して装着された場合、及び画像形成装置本体11において電源が投入された場合では、放電ワイヤ64及びグリッド66が汚れる可能性もあるので、上記の復帰動作を行った後、上述した清掃動作を行っても良い。
さらに、帯電装置60が画像形成装置本体11に対して再装着された場合、新品の帯電装置60が画像形成装置本体11に対して装着された場合、及び画像形成装置本体11において電源が投入された場合では、上記の復帰動作に替えて、以下に説明する清掃動作を行なっても良い。
清掃動作が実行されると、制御部90は、送りネジ72が1〜2回転、逆転するようにモータ78を駆動させる。これにより、清掃装置本体74が図11の実線で示すように傾いている場合では、清掃装置本体74の姿勢が変化し、図11の二点鎖線で示すように傾きが解消される。清掃装置本体74が傾いていない場合では、送りネジ72が1〜2回転する分、清掃装置本体74が矢印−X方向へ若干移動する。
なお、本実施形態では、清掃装置本体74の姿勢が直る(変化する)最小範囲の回転量(回転時間)として、送りネジ72が1〜2回転、逆転するようにモータ78を駆動させているが、清掃装置本体74の姿勢を直すための回転量(回転時間)としては、3回転以上であってもよく、清掃装置本体74を折返位置に移動させるための回転量より少ない回転量(回転時間)、具体的には、清掃装置本体74が待機位置から折返位置に到達する回転量分より少ない回転量(回転時間)であればよく、清掃装置本体74の姿勢が直る(変化する)範囲の回転量(回転時間)とされていればよい。
次に、制御部90は、清掃装置本体74が待機位置から折返位置に到達する回転量分、送りネジ72が正転するように、モータ78を駆動させる。これにより、清掃装置本体74が図10の実線で示すように傾いている場合では、清掃装置本体74の姿勢が変化し、図10の二点鎖線で示すように、傾きが解消される。さらに、清掃装置本体74は、シールドケース62の長手方向一方(矢印X方向)へ移動する。清掃装置本体74が傾いていない場合では、清掃装置本体74は、単に、シールドケース62の長手方向一方(矢印X方向)へ移動する。
送りネジ72が正転を開始したときに、清掃装置本体74が待機位置に位置する場合では、待機位置から折返位置に渡って移動する。これにより、放電ワイヤ清掃部材84及び放電ワイヤ清掃部材85によって放電ワイヤ64がその長手方向一端部から他端部にかけて清掃され、グリッド清掃部材80によってグリッド66がその長手方向一端部から他端部にかけて清掃される。
なお、送りネジ72の正転を開始したとき、清掃装置本体74が待機位置に位置しない場合では、すなわち、清掃装置本体74が待機位置よりも折返位置側に位置する場合では、清掃装置本体74が折返位置に到達した後も、送りネジ72が正転することになるが、清掃装置本体74が折返位置で側壁74Iに突き当たって進まないことで、回転負荷が送りネジ72に生じ、トルクリミッタ77によりモータ78の駆動軸78Aが空回りする。
次に、制御部90は、清掃装置本体74が折返位置から待機位置に到達する回転量分、送りネジ72が逆転するように、モータ78を駆動させる。これにより、清掃装置本体74が、折返位置から待機位置にシールドケース62の長手方向他方(矢印−X方向)へ移動し、放電ワイヤ清掃部材84及び放電ワイヤ清掃部材85によって放電ワイヤ64が清掃され、グリッド清掃部材80によってグリッド66が清掃される。
このように、清掃動作が実行されると、清掃動作の実行において清掃装置本体74が移動開始されるべき移動方向(矢印X方向)とは逆方向である矢印−X方向への駆動力を清掃装置本体74に付与した後に、矢印X方向へ移動させる。これにより、シールドケース62に対して姿勢が傾くことにより待機位置以外で停止した清掃装置本体74の傾きが解消され、清掃装置本体74が待機位置に戻る。
本実施形態では、画像形成装置本体11の電源の投入や、帯電装置60の画像形成装置本体への装着により、上記の清掃動作を行って清掃装置本体74を待機位置に戻すので、清掃装置本体74の位置を検知する必要がなくなる。
また、このように、本実施形態では、清掃装置本体74の位置を検知する検知部自体が不要であり、また、放電ワイヤ64に印加される電圧から検知部を電気的に保護する保護する部材も不要であるので、装置の小型化が図られる。なお、本実施形態の構成は、清掃装置本体74の位置を検知する検知部を有する構成であっても適用は可能である。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
10 画像形成装置
11 画像形成装置本体
14 画像形成部
60 帯電装置
62 シールドケース(案内部材の一例)
64 放電ワイヤ(放電部材の一例)
70 清掃装置
78 モータ
84 放電ワイヤ清掃部材(清掃部材の一例)

Claims (3)

  1. 帯電装置の放電部材の長さ方向に沿って移動可能に前記放電部材に接触して設けられ、前記放電部材を清掃する清掃部材と、
    前記放電部材の長さ方向に沿って設けられ、前記清掃部材を前記放電部材の長さ方向へ案内する案内部材と、
    前記清掃部材を移動させる前に、当該移動が開始されるべき移動方向とは逆方向への駆動力を前記清掃部材に付与し、その後に前記移動方向への駆動力を前記清掃部材に付与する駆動装置と、
    を備える清掃装置。
  2. 前記帯電装置を含む画像形成部を有する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に設けられ、前記画像形成装置本体において電源が投入された場合に、前記放電部材の放電がなされる前に、前記駆動装置が、前記放電部材の長さ方向一端部に設定された待機位置から前記清掃部材を前記案内部材に沿って往復移動させる清掃動作、又は、前記清掃部材を前記案内部材に沿って前記待機位置へ戻す復帰動作を実行する際に、前記逆方向への駆動力を前記清掃部材に付与した後に前記移動方向への駆動力を前記清掃部材に付与する請求項1に記載の清掃装置と、
    を備える画像形成装置。
  3. 前記帯電装置を含む画像形成部を有する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体に装着されると、前記放電部材の放電がなされる前に、前記駆動装置が、前記放電部材の長さ方向一端部に設定された待機位置から前記清掃部材を前記案内部材に沿って往復移動させる清掃動作、又は、前記清掃部材を前記案内部材に沿って前記待機位置へ戻す復帰動作を実行する際に、前記逆方向への駆動力を前記清掃部材に付与した後に前記移動方向への駆動力を前記清掃部材に付与する請求項1に記載の清掃装置と、
    を備える画像形成装置。
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