JP2761380B2 - ワイヤクリーナ装置 - Google Patents

ワイヤクリーナ装置

Info

Publication number
JP2761380B2
JP2761380B2 JP20876597A JP20876597A JP2761380B2 JP 2761380 B2 JP2761380 B2 JP 2761380B2 JP 20876597 A JP20876597 A JP 20876597A JP 20876597 A JP20876597 A JP 20876597A JP 2761380 B2 JP2761380 B2 JP 2761380B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
motor
cleaning means
unit
cpu
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP20876597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1090983A (ja
Inventor
泰 古市
治司 水石
睦子 船木
哲弥 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP20876597A priority Critical patent/JP2761380B2/ja
Publication of JPH1090983A publication Critical patent/JPH1090983A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2761380B2 publication Critical patent/JP2761380B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、ファクシミ
リ、プリンタ等におけるコロナ放電装置のチャージワイ
ヤを清掃するワイヤクリーナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コロナ放電装置はチャージワイヤが汚れ
ることによってコロナ放電にムラが生じ、複写機等の画
像形成装置における帯電装置として用いられた場合には
そのコロナ放電のムラにより帯電ムラによる画像上の白
すじが発生し、画像形成装置における転写装置として用
いられた場合にはコロナ放電のムラにより画像の転写抜
け(白抜け)が発生し、画像形成装置における分離装置
として用いられた場合にはコロナ放電のムラにより記録
紙の分離不良が発生する恐れがある。そこで、これらを
事前に防止するために現状ではコロナ放電装置のチャー
ジワイヤを清掃するワイヤクリーナ装置を使用してい
る。このワイヤクリーナ装置はパッド等からなる清掃手
段をモータにより往復移動させてこの清掃手段でコロナ
放電装置におけるチャージワイヤを清掃している。清掃
手段がチャージワイヤの一端側におけるホームポジショ
ンからチャージワイヤの他端側まで移動してストッパー
に当って停止したときにモータに過電流が流れ、また清
掃手段がホームポジションに戻って停止したときにモー
タに過電流が流れる。そこでモータに流れる過電流を検
出することによって清掃手段がホームポジションからチ
ャージワイヤの他端側まで移動したことと、清掃手段が
チャージワイヤの他端側からホームポジションまで移動
したことを検出してモータを逆転させ又は停止させ、清
掃手段の一回の往復移動で一回の清掃を終了している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ワイヤクリーナ装
置では画像形成装置内の現像部でトナーと呼ばれる超微
粒子を用いているために、使用を重ねることにより清掃
手段が現像部からのトナーで汚れて負荷が大きくなる。
そして現像部からのトナー飛散によりチャージワイヤに
トナーが固着してしまって負荷が大きくなる等により清
掃手段が途中で止まってしまう場合が有り、この場合に
はモータの発熱によりチャージワイヤが断線して異常画
像やジャムが発生してしまう。またモータに流れる過電
流を検出することによって清掃手段がホームポジション
からチャージワイヤの他端側まで移動したことと、清掃
手段がチャージワイヤの他端側からホームポジションま
で移動したことを検出しているので、清掃手段がホーム
ポジションとチャージワイヤの他端側との間の途中で何
等かの原因でロックしてもこれをモータの過電流により
清掃手段がホームポジション又はチャージワイヤの他端
側に達したものとして検出してしまい、清掃手段がホー
ムポジションとチャージワイヤの他端側との間の途中で
ロックしたままで複写機等における複写作業等が行われ
て白抜け、白すじの異常画像が出てしまう。そこで清掃
手段が途中で止まってしまった場合それをセンサで探知
して異常動作の表示を行い、機械を停止させてサービス
マンコールの表示を行うことが考えられるが、これは軽
微な汚れによる清掃手段の途中停止でも機械停止になっ
てしまってサービスマンによる修理が終了するまで画像
形成動作が不可となるので、画像形成装置の画像形成作
業悪化の原因となってしまう。
【0004】本発明は上記欠点を改善し、清掃手段が途
中でロックしたことによる異常画像の発生を防止するこ
とができ、更に清掃手段の軽微な汚れによる途中停止を
自動的に解除できてこの清掃手段の軽微な汚れによる途
中停止による異常画像やジャムの発生及び画像形成装置
の画像形成作業悪化を防止することができるワイヤクリ
ーナ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、図1に示すように、コロナ
放電装置におけるチャージワイヤを清掃する清掃手段1
11と、この清掃手段111を移動させるモータ112
と、上記清掃手段111が途中停止したことを判定する
異常判定手段113と、この異常判定手段113の清掃
手段途中停止判定により上記モータ112に通常より大
きなエネルギーを与えて上記清掃手段111を強制的に
移動させる制御手段114とを備えたものである。
【0006】請求項2記載の発明は、図2に示すよう
に、コロナ放電装置におけるチャージワイヤを移動しな
がら清掃する清掃手段121と、この清掃手段121を
移動させるモータ122と、該モータ122に流れる過
電流を検出する過電流検出手段123と、上記チャージ
ワイヤの一端側のホーム位置で上記清掃手段121を検
知するホームセンサ124と、上記過電流検出手段12
3の検出信号及び上記ホームセンサ124の検知信号を
用いて上記清掃手段121の移動異常を判定する異常判
定手段125と、この異常判定手段125の清掃手段移
動異常判定により上記清掃手段121に振動を与える振
動発生手段126とを備えたものである。
【0007】請求項3記載の発明は、図3に示すよう
に、コロナ放電装置におけるチャージワイヤを移動しな
がら清掃する清掃手段131と、この清掃手段131を
移動させるモータ132と、上記清掃手段131が途中
停止したことを判定する異常判定手段133と、異常判
定手段133の清掃手段途中停止判定により上記清掃手
段131に振動を与える振動発生手段134とを備えた
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図5乃至図10は請求項1に係る
発明の一実施例における機構部を示す。この実施例は複
写機において帯電用(または転写用、除電用でもよい)
コロナ放電装置に組み込んだものである。コロナ放電装
置は一対の側板11,12の両端部にエンドブロック1
3,14を一体に固定すると共に側板11,12の上部
に背板15を固定してシールドケースを構成し、このシ
ールドケース内に2本のチャージワイヤ16,17を平
行に配置してその両端をエンドブロック13,14に固
定したものである。このコロナ放電装置はシールドケー
スの下側の開口部19が複写機等における感光体18と
対向するように配置され、チャージワイヤ16,17が
駆動回路による高電圧の印加でコロナ放電を行って移動
中の感光体18を一様に帯電させる。シールドケースに
おけるエンドブロック13,14と開口部19との間に
は隔壁部20が形成されている。
【0009】ワイヤクリーナ装置の機構部はコロナ放電
装置内に組み込まれ、シールドケースにおける背板15
の一端部にはモータ21、プーリ22が取付けられてい
てモータ21がウォームギヤ機構23を介してプーリ2
2に連結されている。また背板15の他端部にはもう1
つのプーリ24が取付けられ、ワイヤ25がプーリ2
2,24に巻回されて清掃手段26のフック部27,2
8に固定されている。さらに背板15には一対のレール
29,30がチャージワイヤ16,17と平行に取付け
られ、清掃手段26はレール29,30で案内されて往
復移動する。清掃手段26はレール29,30に係合し
た支持台31と、この支持台31上に植立した4本の足
32〜35からなり、この足32〜35は2本ずつがチ
ャージワイヤ16,17をはさむように配置されていて
チャージワイヤ16,17側に清掃用パッド36〜39
が固定されている。清掃手段26は不使用時には帯電領
域(開口部19)から外れたホームポジションに格納さ
れており、このホームポジションでは断壁部20に接し
て傾斜せずに直立状に保たれていて清掃用パッド36〜
39がチャージワイヤ16,17に接していない。モー
タ21が通電されてウォームギヤ機構23を介してプー
リ22を回転させると、ワイヤ25が駆動されて清掃手
段26をホームポジションよりチャージワイヤ16,1
7の他端側へ移動させる。これにより清掃手段26は斜
めに傾いた状態となってレール29,30に沿って移動
する。清掃手段26がチャージワイヤ16,17の他端
側に達してエンドブロック14に当ると、モータ21が
逆転して清掃手段26がホームポジションに復動しなが
らチャージワイヤ16,17を清掃する。このとき清掃
手段26は往動時とは逆の方に傾き、清掃用パッド36
〜39全てがチャージワイヤ16,17に摺擦してこれ
を清掃する。清掃手段26がホームポジションに達する
と、モータ21が停止して一回のチャージワイヤ16,
17の清掃が終了する。
【0010】センサ41は、シールドケースの一端部に
取付けられ、清掃手段26をそのホーム位置で検知す
る。また清掃手段26がチャージワイヤ16,17の他
端側のホーム位置に達してエンドブロック14に当る
と、シールドケースに取付けられているセンサ42によ
り清掃手段26が検知される。
【0011】図4は、この実施例の回路部を示す。図中
83は制御手段としての清掃手段制御用CPU(マイク
ロコンピュータ)、85はモータ21を駆動するモータ
駆動部、86はモータ21に流れる電流を検知する電流
検知部、87はセンサ41,42の検知信号により清掃
手段26がホーム位置にあるか否かを検知する位置検知
部、88は複写機の本体を制御するメインCPUであ
る。
【0012】図11は上記CPU83の処理フローとメ
インCPU88の処理フローの一部を示す。この実施例
では複写機においてある特定の条件に達した場合にメイ
ンCPU88から出力される信号により清掃手段制御用
CPU83が動作する。複写機が複写動作を行っていな
い状態では常に清掃手段26はセンサ41,42のいず
れか一方により検知されるホーム位置に待機している。
このセンサ41,42がいずれも清掃手段26を検知で
きない場合は清掃手段26が途中で停止していると判断
され、図11のフローチャートに従い動作することにな
る。すなわち複写機のメインスイッチがオンした後にメ
インCPU88から清掃手段制御用CPU83に信号が
入力されると、清掃手段制御用CPU83はまずカウン
タnをクリアし、モータ駆動部85にモータ21へ電圧
を印加させる。したがってモータ21が清掃手段26を
ホーム位置より移動させてチャージワイヤ16,17を
清掃させる。CPU83はモータ21への電圧印加から
約2秒後(清掃手段26が安定動作領域に達した後)に
清掃手段26がホーム位置にあるか否かをセンサ41,
42から位置検知部87を介して入力された信号により
判断し、清掃手段26がホーム位置になければ電流検知
部86の出力信号からモータ21に過電流が流れている
か否かを判定することにより清掃手段26が途中でロッ
クしたか否かを判定する。モータ21に過電流が流れて
いなければCPU83はモータ駆動部85にそのままの
電圧をモータ21に継続して印加させる。この初期設定
の電圧がそのままモータ21に印加された場合は清掃手
段26がセンサ41,42のいずれか一方で検知される
までモータ21が駆動され、清掃手段26がホーム位置
に達していずれか一方のセンサで検知されたときにはC
PU83がカウンタnをチェックし、カウンタnが0で
あるからモータ駆動部85にモータ21の駆動を停止さ
せて清掃手段26をホーム位置に停止させる。
【0013】清掃手段26がホーム位置に達するまでモ
ータ21に初期設定の電圧を印加したままでない場合、
すなわち清掃手段26がホーム位置に達する前にモータ
21に過電流が流れた場合CPU83はモータ21が途
中でロックしたものと見てカウンタnをチェックしてこ
れが0であるからモータ駆動部85にモータ21の駆動
電圧を1.2倍に上げさせることによりモータ21に大
きなエネルギーを与える。このことで清掃手段26の軽
微なロックの大半は解除される。
【0014】このモータ21に印加する大きなエネルギ
ーは8ステップに設定してあり、CPU83は2秒間隔
毎に清掃手段26がホーム位置に有るか否かのチェック
とモータ21に過電流が流れているか否かのチェックを
行いながら、清掃手段26がホーム位置になくてモータ
21に過電流が流れている場合にモータ駆動部85にモ
ータ21の駆動電圧を1ステップずつ増加させてカウン
タnをカウントアップして行く。このように、CPU8
3は清掃手段26が途中停止したことを判定する異常判
定手段を構成している。この場合モータ21の駆動電圧
の上限は通常電圧の1.6倍とする。これはモータ21
のロックをできるだけ軽い負荷で解除するためである。
またモータ21の過電流は各ステップにより設定されて
おり、電流検知部86が各ステップで通常電流の約2倍
以上の電流が検知されたときにこの電流がCPU83に
より過電流と判定される。例えば各ステップの過電流は
次のような値以上に設定される。
【0015】
【表1】
【0016】モータ21の駆動電圧が上限の駆動電圧に
達する前に清掃手段26が動作した場合はモータ21の
駆動電圧がそのままになって清掃手段26が動作し続
け、清掃手段26がホーム位置でセンサ41,42のい
ずれかにより検知された時点でCPU83がカウンタn
をチェックしてこれが0でないからモータ駆動部85に
モータ21の駆動電圧を初期設定の電圧に戻した後、モ
ータを停止させてメインCPU83へ信号を送って複写
可能とさせる。しかし清掃手段26がホーム位置に達す
る前に再び止まってしまった場合にはCPU83はモー
タ駆動部85にモータ21の現在の駆動電圧を更に1ず
つステップ上げさせてモータ21に更に過大なエネルギ
ーを印加させ、清掃手段26が再び動作した場合は上述
と同様である。ただしこの時もモータ21の駆動電圧の
上限は通常電圧の1.6倍とする。
【0017】モータ21の駆動電圧を通常電圧の1.6
倍に上げても清掃手段26が動作しない場合にはモータ
21が発熱してしまう恐れが有ることから、CPU83
はモータ駆動部85にモータ21の駆動電圧を初期設定
の電圧に戻させてモータ21をオフさせ、メインCPU
88に異常信号を送る。メインCPU88はその異常信
号により表示部にサービスマンコールの表示を行わせ、
複写不可モードとして複写動作を不可とする。
【0018】この実施例によれば清掃手段がロックした
ときにはモータに通常より大きなエネルギーを与えて清
掃手段を強制的に移動させるので、清掃手段の軽微な汚
れによる途中停止を自動的に解除できてこの清掃手段の
軽微な汚れによる途中停止による異常画像やジャムの発
生及び画像形成装置の画像形成作業悪化を防止すること
ができる。
【0019】図12は請求項2、3に係る発明の実施例
の一部を示し、図5と同一部分には同一符号が付してあ
る。この実施例では上記実施例においてホームセンサ4
1は設けられているが、センサ42は設けられていな
い。また位置検知部87が省略され、清掃手段制御用C
PUとして図13のような処理を行うもの83aが用い
られている。
【0020】まず、正常な動作時には清掃手段制御用C
PU83aはモータ駆動部85にモータ21を右回転さ
せて清掃手段26をホームポジションより移動させ、図
13に示すようにカウンタnに1をセットする。そして
CPU83aはステップAでカウンタnをインクリメン
トし、モータ駆動部85にモータ21を2secだけ右
回転させる。次にCPU83aは電流検出部86で検出
したモータ21の平均電流値を取り込み、ステップBで
この電流値が通常の値か否かを判定する。この場合CP
U83aはモータ21の平均電流値を60mAを限度値
として60mA以上であれば異常と判定し、60mA以
下ならば正常と判定する。したがって、CPU83aは
モータ21に流れる過電流を検出する過電流検出手段を
構成している。正常な動作時にはモータ21の平均電流
値は30mAであり、CPU83aはステップMでK=
2に設定してステップCでモータ駆動部85にモータ2
1の回転を30sec続けさせる。次にCPU83aは
ステップDで電流検出部86で検出したモータ21の平
均電流値を取り込み、この電流値が通常の値か否かをス
テップEで判定する。モータ21の平均電流値が通常の
値であればCPU83aは3sec毎に電流検出部86
で検出したモータ21の平均電流値の取り込みと、この
電流値が通常の値か否かの判定とを繰り返して行う。清
掃手段26がチャージワイヤ16,17の端部に達して
モータ21に通常の値以上の電流が流れると、CPU8
3aはステップFでモータ21の回転開始から25se
c以上経過しているか否かを判定する。つまり、CPU
83aは上記過電流検出手段の検出信号(過電流検出結
果)及びホームセンサ41の検知信号を用いて清掃手段
26の移動異常を判定する異常判定手段を構成してい
る。ここに清掃手段26は往動時も復動時も25sec
あればチャージワイヤ16,17の全域を移動すること
ができる。正常な動作時にはモータ21の回転開始から
25sec以上経過しているから、CPU83aはステ
ップGでKが3か否かを判定する。そしてKが2である
から、CPU83aはK=3に設定し、ステップHでモ
ータ駆動部85にモータ21を30secだけ左回転さ
せて清掃手段26を復動させる。しかる後、CPU83
aはステップDに戻り、3sec毎に電流検出部86で
検出したモータ21の平均電流値の取り込みと、この電
流値が通常の値か否かの判定とを繰り返して行う。その
後、清掃手段26がホームポジションに戻ってモータ2
1に通常の値以上の電流が流れると、CPU83aはス
テップFでモータ21の回転開始から25sec以上経
過しているか否かを判定する。正常な動作時にはモータ
21の左回転開始から25sec以上経過しているか
ら、CPU83aはステップGでKが3か否かを判定す
る。そしてKが3であるから、CPU83aはステップ
Lでホームセンサ41からの信号をチッェクして清掃手
段26がホームポジションにあるか否かを判定し、清掃
手段26がホームポジションにあれば処理を終了する。
【0021】清掃手段26の移動が正常でないとき、例
えばモータ21を2secだけ右回転させた場合に清掃
手段26がチャージワイヤ16,17にロックしてステ
ップBの判定でモータ21の電流が通常の値以上である
と判定したときにはCPU83aはステップIでカウン
タnをインクリメントしてモータ駆動部85にモータ2
1を2secだけ左回転させる。そしてCPU83aは
電流検出部86で検出したモータ21の平均電流値を取
り込み、この電流値が通常の値か否かをステップJで判
定する。モータ21の平均電流値が通常の値でなければ
CPU83aはカウンタnが10以下ならばステップA
に戻り、したがってモータ21が2sec毎に右回転と
左回転を交互に繰り返して清掃手段26に振動を与える
ことになる。したがって、CPU83aは上記異常判定
手段の異常(清掃手段26のロック)判定により清掃手
段26に振動を与える振動発生手段を構成している。カ
ウンタnが10に達してもモータ21の平均電流値が通
常の値にならなければCPU83aは図示しない表示部
を点灯させてサービスマンコールを行わせ、機械を停止
させる。清掃手段26が上記振動でロックがはずれるこ
とによりモータ21の平均電流値が通常の値になると、
CPU83aは例えばモータ21を右回転させていると
きにはステップBからステップMに進んでモータ21の
正常な駆動動作に戻り、またモータ21を左回転させて
いるときにはステップJからK=1の設定を行った後に
ステップCに進んでモータ21の正常な駆動動作に戻
る。
【0022】また清掃手段26がチャージワイヤ16,
17にロックしてステップFの判定でモータ21の回転
開始から25sec以上経過していないと判定したとき
にはCPU83aはKが2か否か(モータ21が右回転
駆動されているか否か)をチッェクし、K=2ならばス
テップIに進み、K=2でなければステップAに進んで
上記の如くモータ21に2sec毎に右回転と左回転を
交互に繰り返させて清掃手段26に振動を与える。また
ステップLの判定で清掃手段26がホームポジションに
なければステップHに進む。
【0023】この実施例によれば清掃手段がロックした
ときには清掃手段に振動を与えるので、清掃手段の軽微
な汚れによる途中停止を自動的に解除できてこの清掃手
段の軽微な汚れによる途中停止による異常画像やジャム
の発生及び画像形成装置の画像形成作業悪化を防止する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、コロナ放電装置におけるチャージワイヤを清掃する
清掃手段と、この清掃手段を移動させるモータと、上記
清掃手段が途中停止したことを判定する異常判定手段
と、この異常判定手段の清掃手段途中停止判定により上
記モータに通常より大きなエネルギーを与えて上記清掃
手段を強制的に移動させる制御手段とを備えたので、清
掃手段が移動途中でロックしたこによる異常画像の発生
を防止することができ、かつ、清掃手段の軽微な汚れに
よる途中停止を自動的に解除することができて清掃手段
の軽微な汚れによる途中停止で異常画像やジャム及び画
像形成装置の画像形成作業の悪化が生ずることを防止す
ることができる。
【0025】請求項2に係る発明によればコロナ放電装
置におけるチャージワイヤを移動しながら清掃する清掃
手段と、この清掃手段を移動させるモータと、該モータ
に流れる過電流を検出する過電流検出手段と、上記チャ
ージワイヤの一端側のホーム位置で上記清掃手段を検知
するホームセンサと、上記過電流検出手段の検出信号及
び上記ホームセンサの検知信号を用いて上記清掃手段の
移動異常を判定する異常判定手段と、この異常判定手段
の清掃手段移動異常判定により上記清掃手段に振動を与
える振動発生手段とを備えたので、清掃手段が途中でロ
ックしたことによる異常画像の発生を防止することがで
き、かつ、清掃手段の軽微な汚れによる途中停止を自動
的に解除できて清掃手段の軽微な汚れによる途中停止で
異常画像やジャム及び画像形成装置の画像形成作業の悪
化が生ずることを防止することができる。
【0026】請求項3に係る発明によれば、コロナ放電
装置におけるチャージワイヤを移動しながら清掃する清
掃手段と、この清掃手段を移動させるモータと、上記清
掃手段が途中停止したことを判定する異常判定手段と、
異常判定手段の清掃手段途中停止判定により上記清掃手
段に振動を与える振動発生手段とを備えたので、清掃手
段が途中でロックしたことによる異常画像の発生を防止
することができ、かつ、清掃手段の軽微な汚れによる途
中停止を自動的に解除できて清掃手段の軽微な汚れによ
る途中停止で異常画像やジャム及び画像形成装置の画像
形成作業の悪化が生ずることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る発明を示すブロック図である。
【図2】請求項2に係る発明を示すブロック図である。
【図3】請求項3に係る発明を示すブロック図である。
【図4】請求項1に係る発明の一実施例の回路部を示す
回路図である。
【図5】同実施例の説明図である。
【図6】同実施例の一部を示す側面略図である。
【図7】図6のII−II線断面図である。
【図8】同実施例の背板側の一端部を示す斜視図であ
る。
【図9】同実施例のエンドブロック側の一部を示す斜視
図である。
【図10】同実施例の背板側の他端部を示す斜視図であ
る。
【図11】同実施例におけるCPUの処理フローを示す
フローチャートである。
【図12】請求項2、3に係る発明の実施例の説明図で
ある。
【図13】同実施例におけるCPUの処理フローを示す
フローチャートである。 111,121,131 清掃手段 112,122,132 モータ 113 異常判定手段 114 制御手段 123 過電流検出手段 124 ホームセンサ 125 異常判定手段 133 異常判定手段 126、134 振動発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤岡 哲弥 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株 式会社リコー内 (56)参考文献 実開 昭63−43150(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/02 103

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コロナ放電装置におけるチャージワイヤを
    清掃する清掃手段と、この清掃手段を移動させるモータ
    と、上記清掃手段が途中停止したことを判定する異常判
    定手段と、この異常判定手段の清掃手段途中停止判定に
    より上記モータに通常より大きなエネルギーを与えて上
    記清掃手段を強制的に移動させる制御手段とを備えたワ
    イヤクリーナ装置。
  2. 【請求項2】コロナ放電装置におけるチャージワイヤを
    移動しながら清掃する清掃手段と、この清掃手段を移動
    させるモータと、該モータに流れる過電流を検出する過
    電流検出手段と、上記チャージワイヤの一端側のホーム
    位置で上記清掃手段を検知するホームセンサと、上記過
    電流検出手段の検出信号及び上記ホームセンサの検知信
    号を用いて上記清掃手段の移動異常を判定する異常判定
    手段と、この異常判定手段の清掃手段移動異常判定によ
    り上記清掃手段に振動を与える振動発生手段とを備えた
    ワイヤクリーナ装置。
  3. 【請求項3】コロナ放電装置におけるチャージワイヤを
    移動しながら清掃する清掃手段と、この清掃手段を移動
    させるモータと、上記清掃手段が途中停止したことを判
    定する異常判定手段と、この異常判定手段の清掃手段途
    中停止判定により上記清掃手段に振動を与える振動発生
    手段とを備えたワイヤクリーナ装置。
JP20876597A 1997-08-04 1997-08-04 ワイヤクリーナ装置 Expired - Fee Related JP2761380B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20876597A JP2761380B2 (ja) 1997-08-04 1997-08-04 ワイヤクリーナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20876597A JP2761380B2 (ja) 1997-08-04 1997-08-04 ワイヤクリーナ装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63189737A Division JP2897024B2 (ja) 1987-09-25 1988-07-29 ワイヤクリーナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1090983A JPH1090983A (ja) 1998-04-10
JP2761380B2 true JP2761380B2 (ja) 1998-06-04

Family

ID=16561728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20876597A Expired - Fee Related JP2761380B2 (ja) 1997-08-04 1997-08-04 ワイヤクリーナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2761380B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5652018B2 (ja) 2010-06-24 2015-01-14 富士ゼロックス株式会社 清掃装置及び画像形成装置
JP7031239B2 (ja) * 2017-11-10 2022-03-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び位置検知機能の異常診断方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1090983A (ja) 1998-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4885466A (en) Corona wire cleaning device utilizing a position detection system
JP3451468B2 (ja) トナー補給装置
JP2761380B2 (ja) ワイヤクリーナ装置
US6449447B1 (en) Image-forming machine having charger cleaning activation after an arcing fault and related method
JP5627147B2 (ja) 画像形成装置
JP3192581B2 (ja) 画像形成装置
JPS6286371A (ja) 画像形成装置の異常検出装置
JPH01221768A (ja) ワイヤクリーナ装置
JPH01261676A (ja) 帯電装置
JPH037963A (ja) 画像形成装置
JP2931739B2 (ja) 画像形成装置
JP3106015B2 (ja) 電子写真装置
JPH06175496A (ja) 画像形成装置
JPH1078723A (ja) 定着装置のクリーニング装置
JPS61292654A (ja) 自動帯電器清掃装置
JPH06149021A (ja) 画像形成装置のコロナ放電器の放電電極清掃装置
JP2861407B2 (ja) 画像記録装置における画像濃度制御方式
JPH0350587A (ja) 画像形成装置
JP3414887B2 (ja) 複写機
JPH07281511A (ja) 帯電装置
JP2573027B2 (ja) 画像形成装置
JPH0475070A (ja) 帯電器
JPH07261520A (ja) 画像形成装置
JPH02253281A (ja) 画像形成装置の画像濃度制御方法
JP2002268338A (ja) チャージワイヤ清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees