JPH07261520A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH07261520A
JPH07261520A JP5162294A JP5162294A JPH07261520A JP H07261520 A JPH07261520 A JP H07261520A JP 5162294 A JP5162294 A JP 5162294A JP 5162294 A JP5162294 A JP 5162294A JP H07261520 A JPH07261520 A JP H07261520A
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JP
Japan
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cleaning
image forming
moving
home position
confirming
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Application number
JP5162294A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Morihara
一誠 森原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】チャージワイヤクリーニング装置に起因する帯
電むら、転写ぬけ等の画像不良を防止する。 【構成】CPU70は、プログラムメモリ71に記憶さ
れている動作プログラムを用いて、高圧電圧発生回路7
4に接続される転写用帯電装置18と剥離用帯電装置1
9のチャージワイヤのクリーニング動作を制御する。こ
の際、CPU70は、ホームスイッチ60からのオン、
オフ状態に応じてモータ駆動回路73を介してクリーニ
ングモータ56を正転、逆転し、図示しないクリーニン
グ部を移動することによって転写用帯電装置18と剥離
用帯電装置19のチャージワイヤをクリーニングする。
高圧電圧発生回路74に接続される帯電用帯電装置11
にも応用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電子複写機に
組込まれたコロナ帯電装置のチャージワイヤを清掃する
チャージワイヤクリーニング装置を備えた画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機においては、像担持体である
感光体ドラム周面を、帯電用帯電装置により均一に帯電
した後、この感光体ドラム上に露光装置により露光して
原稿に対応した静電潜像を形成する。ついで、現像装置
により前記静電潜像にトナーを静電的に付着させて感光
体ドラム上にトナー像を形成し、このトナー像を転写用
帯電装置により用紙に転写し、剥離用帯電装置で剥離す
る。剥離された用紙は、定着装置に送られてトナー像の
加熱定着がなされ、コピー画像を得るようになってい
る。
【0003】上記の帯電用帯電装置、転写用帯電装置、
剥離用帯電装置としては、構成が簡単で、しかも、安定
した帯電が行えるといった特長を有するコロナ帯電装置
が使用されている。
【0004】コロナ帯電装置は、シールドケースおよび
このシールドケース内に張設されたチャージワイヤを有
してなり、前記チャージワイヤは、長期の使用によりト
ナーや紙粉等により汚損されてくる。チャージワイヤが
汚れることによって帯電や転写、剥離などの効率ダウン
が発生する。
【0005】そこで、従来は、電子複写機の定期点検時
等に、サービスマンが電子複写機を分解して帯電装置を
クリーニングしていたが、このクリーニングのみでは不
充分であったので、帯電装置のチャージワイヤを自動的
にクリーニングする装置が提案されている。
【0006】従来のチャージワイヤクリーニング装置
は、チャージワイヤの汚れを払拭するクリーニング部材
としてのクリーニングパッドを備えたクリーニングパッ
ドユニットを、前記クリーニングパッドをチャージワイ
ヤに接触させた状態で、チャージワイヤの一端側から他
端側に亘り水平に移動、換言すれば、チャージワイヤの
張設方向に沿ってチャージワイヤと平行に移動させるこ
とにより、チャージワイヤをクリーニングするものであ
る。この場合、制御部は、例えば一端側をホーム位置と
してホームスイッチを設け、このホームスイッチのホー
ムスイッチ信号を検出することによって往復(一端側か
ら他端側、他端側から一端側)のクリーニング動作を制
御している。
【0007】例えば、チャージワイヤクリーニング装置
は、電子複写機の電源オン時、フロントカバーが閉じら
れた時、コピーが所定枚数連続した時、トータルカウン
タが所定枚数になった時などに行われる。
【0008】ところが、制御部は、ホームスイッチ信号
のノイズ等でクリーニング部がホーム位置に到達したと
誤判断する場合がある。このようなクリーニング部がホ
ーム位置にない場合、クリーニング部はチャージワイヤ
に接触したままとなり、接触により高圧出力の低下、高
圧出力リークによる制御部の誤動作の発生、クリーニン
グ部が接触しているチャージワイヤ部ではコロナ放電し
ないので、その部分の帯電むら、転写ぬけ等の画像不良
が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、チャ
ージワイヤクリーニング装置において、ホームスイッチ
信号のノイズ等でクリーニング部がホーム位置に到達し
たと誤判断する場合があり、この場合、クリーニング部
はチャージワイヤに接触したままとなり、接触により高
圧出力の低下、高圧出力リークによる制御部の誤動作の
発生、クリーニング部が接触しているチャージワイヤ部
がコロナ放電しないので、その部分の帯電むら、転写ぬ
け等の画像不良が発生するという問題があった。
【0010】そこで、この発明は、チャージワイヤクリ
ーニング装置に起因する帯電むら、転写ぬけ等の画像不
良を防止することのできる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、帯電手段のチャージワイヤに対して摺動することに
よりチャージワイヤを清掃するクリーニング手段と、こ
のクリーニング手段が所定位置にあるか否かを確認する
第1の確認手段と、この第1の確認手段で確認された
際、上記クリーニング手段が所定位置にない場合に上記
クリーニング手段を所定位置に移動する移動手段と、こ
の移動手段による上記クリーニング手段の移動が終了し
た際、再度上記クリーニング手段が所定位置にあるか否
かを確認する第2の確認手段と、この第2の確認手段、
または上記第1の確認手段で上記クリーニング手段が所
定位置にある場合に被画像形成媒体上に画像を形成する
画像形成手段とから構成されている。
【0012】この発明の画像形成装置は、帯電手段のチ
ャージワイヤを清掃するクリーニング手段と、上記チャ
ージワイヤの張設方向に沿って上記クリーニング手段を
移動する移動手段と、この移動手段により移動される上
記クリーニング手段の予め設定されているホーム位置を
検知する検知手段と、上記帯電手段を用いる前に上記ク
リーニング手段がホーム位置にあるか否かを上記検知手
段からの検知信号で確認する第1の確認手段と、この第
1の確認手段で上記検知手段からの検知信号を確認した
際、上記クリーニング手段がホーム位置にない場合、上
記移動手段を用いて上記クリーニング手段をホーム位置
に移動させるホーム位置移動手段と、このホーム位置移
動手段による移動終了後、再度上記クリーニング手段が
ホーム位置にあるか否かを上記検知手段の検知信号で確
認する第2の確認手段と、この第2の確認手段、または
上記第1の確認手段で上記クリーニング手段がホーム位
置にあると確認された場合に被画像形成媒体上に画像を
形成する画像形成手段とから構成されている。
【0013】この発明の画像形成装置は、帯電手段のチ
ャージワイヤに対して摺動することによりチャージワイ
ヤを清掃するクリーニング手段を備えた画像形成装置に
おいて、上記画像形成装置による被画像形成媒体への画
像の形成を指示する指示手段と、この指示手段からの指
示により上記クリーニング手段が所定の位置にあるか否
かを確認する第1の確認手段と、この第1の確認手段の
確認で所定位置にない場合、上記クリーニング手段を所
定位置に移動する移動手段と、この移動手段による上記
クリーニング手段の移動が終了した際、再度上記クリー
ニング手段が所定位置にあるか否かを確認する第2の確
認手段と、この第2の確認手段、または上記第1の確認
手段で上記クリーニング手段が所定位置にある場合に被
画像形成媒体へ画像を形成する画像形成手段とから構成
されている。
【0014】この発明の画像形成装置は、帯電手段のチ
ャージワイヤを清掃するクリーニング手段を備えた画像
形成装置において、上記チャージワイヤの張設方向に沿
って上記クリーニング手段を移動する移動手段と、この
移動手段により移動される上記クリーニング手段の予め
設定されているホーム位置を検知する検知手段と、上記
画像形成装置による被画像形成媒体への画像の形成を指
示する指示手段と、この指示手段からの指示による画像
形成前に上記クリーニング手段がホーム位置にあるか否
かを上記検知手段からの検知信号で確認する第1の確認
手段と、この第1の確認手段で上記検知手段からの検知
信号を確認した際、上記クリーニング手段がホーム位置
にない場合、上記移動手段を用いて上記クリーニング手
段をホーム位置に移動させるホーム位置移動手段と、こ
のホーム位置移動手段による移動終了後、再度上記クリ
ーニング手段がホーム位置にあるか否かを上記検知手段
の検知信号で確認する第2の確認手段と、この第2の確
認手段、または上記第1の確認手段で上記クリーニング
手段がホーム位置にあると確認された場合に被画像形成
媒体へ画像を形成する画像形成手段とから構成されてい
る。
【0015】
【作用】この発明は、帯電手段のチャージワイヤに対し
て摺動することによりチャージワイヤをクリーニング手
段で清掃し、このクリーニング手段が所定位置にあるか
否かを第1の確認手段で確認し、確認された際、上記ク
リーニング手段が所定位置にない場合に上記クリーニン
グ手段を所定位置に移動し、上記クリーニング手段の移
動が終了した際、再度上記クリーニング手段が所定位置
にあるか否かを第2の確認手段で確認し、この第2の確
認手段、または上記第1の確認手段で上記クリーニング
手段が所定位置にある場合に被画像形成媒体上に画像を
形成するようにしたものである。
【0016】この発明は、帯電手段のチャージワイヤを
クリーニング手段で清掃し、上記チャージワイヤの張設
方向に沿って上記クリーニング手段を移動手段で移動
し、移動される上記クリーニング手段の予め設定されて
いるホーム位置を検知手段で検知し、上記帯電手段を用
いる前に上記クリーニング手段がホーム位置にあるか否
かを上記検知手段からの検知信号で第1の確認手段が確
認し、上記検知手段からの検知信号を確認した際、上記
クリーニング手段がホーム位置にない場合、上記移動手
段を用いて上記クリーニング手段をホーム位置に移動さ
せ、移動終了後、再度上記クリーニング手段がホーム位
置にあるか否かを上記検知手段の検知信号で第2の確認
手段が確認し、この第2の確認手段、または上記第1の
確認手段で上記クリーニング手段がホーム位置にあると
確認された場合に被画像形成媒体上に画像を形成するよ
うにしたものである。
【0017】この発明は、帯電手段のチャージワイヤに
対して摺動することによりチャージワイヤを清掃するク
リーニング手段を備えた画像形成装置において、上記画
像形成装置による被画像形成媒体への画像の形成を指示
し、指示により上記クリーニング手段が所定の位置にあ
るか否かを第1の確認手段で確認し、この第1の確認手
段の確認で所定位置にない場合、上記クリーニング手段
を所定位置に移動し、上記クリーニング手段の移動が終
了した際、再度上記クリーニング手段が所定位置にある
か否かを第2の確認手段で確認し、この第2の確認手
段、または上記第1の確認手段で上記クリーニング手段
が所定位置にある場合に被画像形成媒体へ画像を形成す
るようにしたものである。
【0018】この発明は、帯電手段のチャージワイヤを
清掃するクリーニング手段を備えた画像形成装置におい
て、上記チャージワイヤの張設方向に沿って上記クリー
ニング手段を移動手段で移動し、移動される上記クリー
ニング手段の予め設定されているホーム位置を検知手段
で検知し、上記画像形成装置による被画像形成媒体への
画像の形成を指示し、この指示による画像形成前に上記
クリーニング手段がホーム位置にあるか否かを上記検知
手段からの検知信号で第1の確認手段が確認し、この第
1の確認手段で上記検知手段からの検知信号を確認した
際、上記クリーニング手段がホーム位置にない場合、上
記移動手段を用いて上記クリーニング手段をホーム位置
に移動させ、移動終了後、再度上記クリーニング手段が
ホーム位置にあるか否かを上記検知手段の検知信号で第
2の確認手段が確認し、この第2の確認手段、または上
記第1の確認手段で上記クリーニング手段がホーム位置
にあると確認された場合に被画像形成媒体へ画像を形成
するようにしたものである。
【0019】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2はこの発明の画像形成装置として
の複写機の内部構成を示すものである。すなわち、1は
複写機本体であり、この本体1の上面には原稿を支承す
る原稿台(透明ガラス)2が固定されている。この原稿
台2には原稿のセット基準となる固定スケール21 が設
けられ、さらに、原稿台2の近傍には開閉自在の原稿カ
バー11 が設けられている。
【0020】そして、上記原稿台2に載置された原稿
は、露光ランプ4、ミラー5、6、7からなる走査系が
原稿台2の下面に沿って矢印a方向に往復動することに
より、その往復時に露光走査されるようになっている。
この場合、ミラ−6、7は光路長を保持するようにミラ
−5の1/2の速度にて移動する。上記走査系の走査に
よる原稿からの反射光、つまり露光ランプ4の光照射に
よる原稿からの反射光は、上記ミラ−5、6、7によっ
て反射された後変倍用レンズブロック8を通り、更にミ
ラ−91 、92 、93 によって反射されて感光体ドラム
10に導かれ、原稿の像が感光体ドラム10の表面に結
像されるようになっている。
【0021】上記露光ランプ4、ミラー5、6、7、変
倍用レンズブロック8、ミラ−91、92 、93 によっ
て光学系3が構成されている。上記感光体ドラム10は
図示矢印b方向に回転し、先ず、帯電用帯電装置(帯電
手段)11によって表面が帯電され、しかる後、画像が
露光部Phでスリット露光されることにより、表面に静
電潜像が形成される。この静電潜像は現像器12によっ
てトナーが付着されることにより可視像化される。前記
現像器12は、複写機本体1に対して着脱自在とされて
いる。
【0022】一方、用紙(画像形成媒体)は、選択され
た上段給紙カセット131 、あるいは下段給紙カセット
132 から送出ローラ141 、142 およびロ−ラ対1
1、152 によって一枚ずつ取出され、用紙案内路1
1 、162 を通ってレジストローラ対17へ案内さ
れ、このレジストローラ対17によって転写部へ案内さ
れるようになっている。ここで、上記給紙カセット13
1 、132 は、本体1の右側下端部に着脱自在に設けら
れており、図示しない操作パネルにおいていずれか一方
が選択できるようになっている。
【0023】また、上記各給紙カセット131 、132
は、それぞれカセットサイズ検知スイッチ301 、30
2 によってカセットサイズが検知されるようになってい
る。このカセットサイズ検知スイッチ301 、302
サイズの異なるカセットの挿入に応じてオン−オフされ
る複数のマイクロスイッチにより構成されている。さら
に、前記給紙カセット131 の上面部には、手差しガイ
ド13aが設けられており、この手差しガイド13aを
介して手差し挿入された用紙は、送出ローラ14aによ
って前記ローラ対151 に導かれ、この後、給紙カセッ
ト131 から給紙された用紙と同様に搬送されるように
なっている。
【0024】一方、転写部に送られた用紙は、転写用帯
電装置(帯電手段)18の部分で感光体ドラム10の表
面と密着することにより、上記転写用帯電装置18の作
用で感光体ドラム10上のトナー像が転写される。この
転写された用紙Pは、剥離用帯電装置(帯電手段)19
の作用で感光体ドラム10から静電的に剥離されて搬送
ベルト20で搬送され、その終端部に設けられた定着装
置21へ送られ、ここを通過することにより転写像が定
着される。
【0025】そして、定着後の用紙は、送出ローラ対2
2によって本体1外のトレイ25に排出されるようにな
っている。また、転写後の感光体ドラム10は、クリー
ナ26で表面の残留トナーが除去され、さらに除電ラン
プ27によって残像が消去されることにより、初期状態
に戻るようになっている。
【0026】なお、29は本体1内の温度上昇を防止す
るための冷却ファンである。また、前記露光ランプ4、
ミラー5は第1キャリッジ311 に設けられ、ミラー
6、7は第2キャリッジ312 に設けられ、ミラー9
1 、92 は第3キャリッジ313に設けられている。
【0027】図1は、本発明に係る画像形成装置の制御
系統を概略的に示すもので、全体の制御を司るCPU7
0、各種動作プログラムが記憶されるROM等のプログ
ラムメモリ71、各種データが保存されるEEPROM
等の不揮発性データメモリ72、各種モータを回転させ
るモータ駆動回路73、帯電用帯電装置11と転写用帯
電装置18及び剥離用帯電装置19に印加される高圧電
圧を発生する高圧電圧発生回路74、および図示しない
センサ群からの信号を受入れる検出回路75とから構成
されている。また、CPU70には、後述するクリーニ
ング部のホーム位置(所定位置)を検出するホームスイ
ッチ(検知手段)60および各種操作釦で構成される操
作パネル(指示手段)61が接続されている。
【0028】図3、図4、図5、図6は、本発明に係る
転写用帯電装置18と剥離用帯電装置19の概略構成を
示すもので、転写用帯電装置18と剥離用帯電装置19
とを含むシールドケース40で構成されている。
【0029】図3において、転写用帯電装置18は、チ
ャージワイヤとしての転写チャージワイヤ41、転写チ
ャージワイヤ41をクリーニングするクリーニング部
(クリーニング手段)42、転写チャージワイヤ41を
張設するターミナル43と導電性ばね部材であるスプリ
ング44とから構成されてなるコロナ帯電装置からな
る。
【0030】剥離用帯電装置19は、チャージワイヤと
しての剥離チャージワイヤ51、剥離チャージワイヤ5
1をクリーニングするクリーニング(クリーニング手
段)部52、剥離チャージワイヤ51を張設するターミ
ナル53と導電性ばね部材であるスプリング54とから
構成されてなるコロナ帯電装置からなる。また、シール
ドケース40には、転写前ガイド55が固定されてい
る。さらに、シールドケース40の下部には、回転板5
8と回転板58の回転によりオン、オフされるホームス
イッチ60が設けられている。
【0031】クリーニング部42の上部には転写チャー
ジワイヤ41をクリーニングするクリーニングパッド4
2a,42aが設けられ、クリーニング部52の上部に
は剥離チャージワイヤ51をクリーニングするクリーニ
ングパッド52a,52aが設けられている。
【0032】クリーニングモータ(移動手段)56は、
図示しないギアを用いて正転(CW)して、クリーニン
グ部42をシールドケース40内で図示矢印A方向に移
動し、同時に連動してクリーニング部52をシールドケ
ース40内で図示矢印C方向に移動する。また、クリー
ニングモータ56は、逆転(CCW)して、クリーニン
グ部42をシールドケース40内で図示矢印B方向に移
動し、同時に連動してクリーニング部52をシールドケ
ース40内で図示矢印D方向に移動する。
【0033】図4の(a)はクリーニング部42がホー
ム位置にあることを示し、図4の(b)はホーム位置に
あるときのクリーニング部42の下部の構成が示されて
いる。すなわち、クリーニング部42の下部にはレバー
57が設けられ、さらにレバー57により回転板58を
介しオン、オフされてホーム位置を検知するホームスイ
ッチ60が設けられている。クリーニング部42がホー
ム位置にある場合は、レバー57に押されて回転板58
がx方向に回転してホームスイッチ60をオン状態にし
ている。
【0034】図5の(a)はクリーニング部42がホー
ム位置でなく移動中であることを示し、図5の(b)は
このときのクリーニング部42の下部の構成が示されて
いる。すなわち、クリーニング部42がホーム位置にな
いときは、下部レバー57が回転板58を押している状
態でなくなるのでホームスイッチ60はオフ状態とな
る。
【0035】また、クリーニング部42のクリーニング
パット42a,42aは、ホーム位置でない移動中に転
写チャージワイヤ41に接触するようになっている。図
6は、クリーニング部52が図3上シールドケース40
の左端に移動(図示矢印C方向)され、クリーニング部
52の下部のレバー59が回転板58を押して回転板5
8がx方向に回転してホームスイッチ60をオン状態と
したものである。また、クリーニング部52のクリーニ
ングパット52a,52aは、ホーム位置でない移動中
に転写チャージワイヤ51に接触するようになってい
る。
【0036】シールドケース40内で移動されるクリー
ニング部42および52は、図3上左端に移動された
際、それぞれの下部に設けられたレバー57または59
が回転板58を押して回転板58がx方向に回転するこ
とによりホームスイッチ60がオン状態となる。
【0037】すなわち、図3において、転写用帯電装置
18のクリーニング部42と剥離用帯電装置19のクリ
ーニング部52は共にホーム位置にあり、クリーニング
動作は、CPU70によってクリーニングモータ56が
正転(CW)されてクリーニング部42が図示矢印A方
向に移動し、連動してクリーニング部52が図示矢印C
方向に移動する。クリーニング部42の移動中にクリー
ニングパッド42a,42aが転写チャージワイヤ41
に接触し、クリーニング部52の移動中にクリーニング
パッド52a,52aが剥離チャージワイヤ51に接触
してそれぞれのチャージワイヤのクリーニングが行われ
る。
【0038】続いて、クリーニング部52が図3上で左
端に移動して、下部のレバー59が回転板58を押し
て、回転板58がx方向に回転してホームスイッチ60
をオンとした際、CPU70は、クリーニングモータ5
6を逆転(CCW)してクリーニング部42を図示矢印
B方向に移動し、連動してクリーニング部52を図示矢
印D方向に移動し、クリーニングパッド42a,42a
が転写チャージワイヤ41に接触したままで、クリーニ
ングパッド52a,52aも剥離チャージワイヤ51に
接触したままでそれぞれのチャージワイヤのクリーニン
グを行ってホーム位置へと移動する。
【0039】続いて、クリーニング部42が図3上で左
端に移動して、下部のレバー57が回転板58を押して
回転板58がx方向に回転してホームスイッチ60をオ
ンとした際、CPU70はクリーニング動作を開始して
2回目のホームスイッチ60のオンであるのでクリーニ
ング動作を終了とする。
【0040】図7は、上記ホームスイッチ60とクリー
ニングモータ56の関係を示すタイミングチャートであ
る。図7の(a)は正常に動作した場合を示し、最初に
CPU70によりクリーニング動作を開始してモータ駆
動回路73を介してクリーニングモータ56がオン(正
転)され、クリーニング部42のレバー57が回転板5
8から離れてホームスイッチ60がオフとなる。
【0041】続いて、クリーニング部52のレバー59
が回転板58を押すことによりホームスイッチ60がオ
ンとなってCPU70は、モータ駆動回路73を介して
クリーニングモータ56を停止してさらに逆転(CC
W)する。クリーニングモータ56が逆転されることに
よりクリーニング部52のレバー59は回転板58を離
れるのでホームスイッチ60は再びオフとなる。
【0042】続いて、クリーニング部42のレバー57
が回転板58を押すことによりホームスイッチ60がオ
ンとなって、CPU70は、モータ駆動回路73を介し
てクリーニングモータ56を停止してクリーニング動作
を終了とする。
【0043】図7の(b)は異常に動作した場合を示
し、例えばクリーニングモータ56の逆転時にホームス
イッチ60からノイズが送られると、CPU70は、ホ
ームスイッチ60がオンになったものと誤判断してクリ
ーニングモータ56を停止し、クリーニング動作を終了
とする。
【0044】この場合、クリーニング部42、52はホ
ーム位置ではなく移動途中にあるので、クリーニング部
42のクリーニングパッド42a,42aは転写チャー
ジワイヤ41に接触したままであり、クリーニング部5
2のクリーニングパッド52a,52aは剥離チャージ
ワイヤ51に接触したままである。このため、転写ぬけ
等の画像不良が発生する。本発明は、このような画像不
良を防止するためのもので、以下に本発明のクリーニン
グ動作を説明する。
【0045】次に、このような構成においてチャージワ
イヤのクリーニング動作を図8のフローチャートを参照
して説明する。まず、操作パネル61のコピー開始の釦
が押下されることにより、チャージワイヤのクリーニン
グ動作が開始される。
【0046】CPU70は、プログラムメモリ71に記
憶されている動作プログラムに従って、まず、クリーニ
ング部42がホーム位置にあるか否かをホームスイッチ
60がオン状態であるかオフ状態であるかで判断する。
ホームスイッチ60がオン状態である場合はクリーニン
グ部42がホーム位置であり、オフ状態である場合はク
リーニング部42がホーム位置にないことが判断され
る。
【0047】CPU70は、クリーニング部42がホー
ム位置と判断した場合、チャージワイヤである転写チャ
ージワイヤ41、剥離チャージワイヤ51にクリーニン
グ部42、52が接触していないのでコピー動作を開始
する。
【0048】また、CPU70は、クリーニング部42
がホーム位置にないと判断した場合、クリーニングモー
タ56を逆転(CCW)させてクリーニング部42、5
2をホーム位置、すなわち、ホームスイッチ60がクリ
ーニング部42のレバー47によってオン状態になるま
で移動させる。
【0049】この時、CPU70は、所定時間(例えば
15秒)以内にホームスイッチ60がオン状態にならな
い場合、何かのトラブルがあったと判断してサービスマ
ンコール(“A1”チェック)とする(コピーは中断す
る)。
【0050】所定時間以内にホームスイッチ60がオン
状態となった場合、CPU70は、再度ホームスイッチ
60がオン状態であるか否かを判断してオン状態ならば
コピー動作を開始する。
【0051】なお、上記実施例では、転写用帯電装置1
8の転写チャージワイヤ41と剥離用帯電装置19の剥
離チャージワイヤ51のクリーニングについて説明した
が、帯電用帯電装置11の帯電チャージワイヤのクリー
ニングについてもコピー動作開始前にクリーニング部が
ホーム位置にあるか否かを確認することで応用可能であ
る。
【0052】以上説明したように上記実施例によれば、
チャージワイヤクリーニング中にホームスイッチからの
オン、オフ信号にノイズが入ってCPUがクリーニング
部を停止してしまっても、コピー開始時にCPUがクリ
ーニング部のホーム位置を確認およびホーム位置への移
動をすることにより、高圧出力の低下による画像不良、
高圧出力のリークによる誤動作、クリーニングパッド部
のチャージワイヤがコロナ放電しないことによる帯電む
ら、転写ぬけなどの画像不良を防止することができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
チャージワイヤクリーニング装置に起因する帯電むら、
転写ぬけ等の画像不良を防止することのできる画像形成
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置に係る複写機の概略構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の画像形成装置に係る複写機の内部構成
を示す図。
【図3】転写用帯電装置と剥離用帯電装置の概略構成を
示す図。
【図4】転写用帯電装置のクリーニング部の概略構成を
示す図。
【図5】クリーニング部の移動時を説明するための図。
【図6】剥離用帯電装置のクリーニング部下部の構成を
説明するための図。
【図7】ホームスイッチとクリーニングモータの関係を
示すタイミングチャート。
【図8】チャージワイヤのクリーニング動作を説明する
ためのフローチャート。
【符号の説明】
1…複写機 11…帯電用帯電装置 18…転写用帯電装置 19…剥離用帯電装置 56…クリーニングモータ 60…ホームスイッチ 70…CPU 71…プログラムメモリ 73…モータ駆動回路 74…高圧電圧発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電手段のチャージワイヤに対して摺動
    することによりチャージワイヤを清掃するクリーニング
    手段と、 このクリーニング手段が所定位置にあるか否かを確認す
    る第1の確認手段と、 この第1の確認手段で確認された際、上記クリーニング
    手段が所定位置にない場合に上記クリーニング手段を所
    定位置に移動する移動手段と、 この移動手段による上記クリーニング手段の移動が終了
    した際、再度上記クリーニング手段が所定位置にあるか
    否かを確認する第2の確認手段と、 この第2の確認手段、または上記第1の確認手段で上記
    クリーニング手段が所定位置にある場合に被画像形成媒
    体上に画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 帯電手段のチャージワイヤを清掃するク
    リーニング手段と、 上記チャージワイヤの張設方向に沿って上記クリーニン
    グ手段を移動する移動手段と、 この移動手段により移動される上記クリーニング手段の
    予め設定されているホーム位置を検知する検知手段と、 上記帯電手段を用いる前に上記クリーニング手段がホー
    ム位置にあるか否かを上記検知手段からの検知信号で確
    認する第1の確認手段と、 この第1の確認手段で上記検知手段からの検知信号を確
    認した際、上記クリーニング手段がホーム位置にない場
    合、上記移動手段を用いて上記クリーニング手段をホー
    ム位置に移動させるホーム位置移動手段と、 このホーム位置移動手段による移動終了後、再度上記ク
    リーニング手段がホーム位置にあるか否かを上記検知手
    段の検知信号で確認する第2の確認手段と、 この第2の確認手段、または上記第1の確認手段で上記
    クリーニング手段がホーム位置にあると確認された場合
    に被画像形成媒体上に画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 帯電手段のチャージワイヤに対して摺動
    することによりチャージワイヤを清掃するクリーニング
    手段を備えた画像形成装置において、 上記画像形成装置による被画像形成媒体への画像の形成
    を指示する指示手段と、 この指示手段からの指示により上記クリーニング手段が
    所定の位置にあるか否かを確認する第1の確認手段と、 この第1の確認手段の確認で所定位置にない場合、上記
    クリーニング手段を所定位置に移動する移動手段と、 この移動手段による上記クリーニング手段の移動が終了
    した際、再度上記クリーニング手段が所定位置にあるか
    否かを確認する第2の確認手段と、 この第2の確認手段、または上記第1の確認手段で上記
    クリーニング手段が所定位置にある場合に被画像形成媒
    体へ画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 帯電手段のチャージワイヤを清掃するク
    リーニング手段を備えた画像形成装置において、 上記チャージワイヤの張設方向に沿って上記クリーニン
    グ手段を移動する移動手段と、 この移動手段により移動される上記クリーニング手段の
    予め設定されているホーム位置を検知する検知手段と、 上記画像形成装置による被画像形成媒体への画像の形成
    を指示する指示手段と、 この指示手段からの指示による画像形成前に上記クリー
    ニング手段がホーム位置にあるか否かを上記検知手段か
    らの検知信号で確認する第1の確認手段と、 この第1の確認手段で上記検知手段からの検知信号を確
    認した際、上記クリーニング手段がホーム位置にない場
    合、上記移動手段を用いて上記クリーニング手段をホー
    ム位置に移動させるホーム位置移動手段と、 このホーム位置移動手段による移動終了後、再度上記ク
    リーニング手段がホーム位置にあるか否かを上記検知手
    段の検知信号で確認する第2の確認手段と、 この第2の確認手段、または上記第1の確認手段で上記
    クリーニング手段がホーム位置にあると確認された場合
    に被画像形成媒体へ画像を形成する画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006209116A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Toshiba Corp 画像形成装置及び画像形成装置のプロセスカートリッジ
JP2014109650A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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