JPH07199605A - チャージワイヤクリーニング装置及びこの装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

チャージワイヤクリーニング装置及びこの装置を備えた画像形成装置

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JPH07199605A
JPH07199605A JP34952893A JP34952893A JPH07199605A JP H07199605 A JPH07199605 A JP H07199605A JP 34952893 A JP34952893 A JP 34952893A JP 34952893 A JP34952893 A JP 34952893A JP H07199605 A JPH07199605 A JP H07199605A
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JP
Japan
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charge wire
cleaning
cleaning member
charge
shield case
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Application number
JP34952893A
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English (en)
Inventor
Yuko Nakahata
祐幸 中畑
Hiroshi Kawagoe
浩史 川越
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】クリーニング部材の長寿命化が図れ、チャージ
ワイヤのクリーニング動作を長期に亘って安定して行え
るようしたチャージワイヤクリーニング装置を提供する
を提供する。 【構成】クリーニングパッドユニット50のホルダ36
が取付けられたタイミングベルト41を、チャージワイ
ヤ31に対して角度θを持つ斜め状態に張設する。これ
により、クリーニングパッド38が、チャージワイヤ3
1の張設方向に沿って斜めに移動し、クリーニングパッ
ド38が、チャージワイヤ31の張設方向と直交する方
向にも移動する。これにより、チャージワイヤ31に対
するクリーニングパッド38の接触位置を変えることが
できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子複写機に組
込まれたコロナ帯電装置のチャージワイヤを清掃するチ
ャージワイヤクリーニング装置及びこの装置を備えた画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子複写機においては、像担持体である
感光体ドラム周面を、帯電装置により均一に帯電した
後、この感光体ドラム上に露光装置により露光して原稿
に対応した静電潜像を形成する。ついで、現像装置によ
り前記静電潜像にトナーを静電的に付着させて感光体ド
ラム上にトナー像を形成し、このトナー像を転写装置に
より用紙に転写する。トナー像が転写された用紙は、定
着装置に送られてトナー像の加熱定着がなされ、コピー
画像を得るようになっている。
【0003】上記の感光体ドラムを均一に帯電させる帯
電装置としては、構成が簡単で、しかも、安定した帯電
が行えるといった特長を有するコロナ帯電装置が使用さ
れている。
【0004】コロナ帯電装置は、シールドケースおよび
このシールドケース内に張設されたチャージワイヤを有
してなり、前記チャージワイヤは、長期の使用によりト
ナーや紙粉等により汚損されてくる。この汚損が発生す
ると感光体の帯電が均一でなくなって画像ムラの原因と
なるという問題があった。
【0005】そこで、従来は、電子複写機の定期点検時
等に、サービスマンが電子複写機を分解して帯電装置を
クリーニングしていたが、このクリーニングのみでは不
充分であったので、帯電装置のチャージワイヤを自動的
にクリーニングする装置が提案されている。
【0006】従来のチャージワイヤクリーニング装置
は、チャージワイヤの汚れを払拭するクリーニング部材
としてのクリーニングパッドを備えたクリーニングパッ
ドユニットを、前記クリーニングパッドをチャージワイ
ヤに接触させた状態で、チャージワイヤの一端側から他
端側に亘り水平に移動、換言すれば、チャージワイヤの
張設方向に沿ってチャージワイヤと平行に移動させるこ
とにより、チャージワイヤをクリーニングするものであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のチャージワイヤクリーニング装置は、クリーニングパ
ッドを備えたクリーニングパッドユニットを、チャージ
ワイヤの張設方向に沿ってチャージワイヤと平行に移動
させるものであり、チャージワイヤに対するクリーニン
グパッドの接触位置は、クリーニングパッドユニットの
移動位置には関係なく、常に一定である。
【0008】この為、クリーニングパッドは、ごく一部
しか使われなず、クリーニングパッドの局部的な変形や
切れ等が比較的早期に発生し、これにより、クリーニン
グパッドとチャージワイヤの接触圧が弱まり、安定した
クリーニング効果を得ることができないという問題があ
った。
【0009】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、クリーニング部材の長寿
命化が図れ、チャージワイヤのクリーニング動作を長期
に亘って安定して行えるようしたチャージワイヤクリー
ニング装置及びこの装置を備えた画像形成装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための第1の手段として、シールドケースおよびこ
のシールドケース内に張設されたチャージワイヤを有し
てなるコロナ帯電装置に付設され、前記チャージワイヤ
を清掃するチャージワイヤクリーニング装置であって、
前記チャージワイヤに接触して該チャージワイヤの汚れ
を払拭するクリーニング部材と、このクリーニング部材
を前記チャージワイヤの張設方向と直交する方向に移動
させるクリーニング部材移動手段とを具備してなる構成
としたものである。
【0011】また、第2の手段として、シールドケース
およびこのシールドケース内に張設されたチャージワイ
ヤを有してなるコロナ帯電装置に付設され、前記チャー
ジワイヤを清掃するチャージワイヤクリーニング装置で
あって、前記チャージワイヤに接触して該チャージワイ
ヤの汚れを払拭するクリーニング部材と、このクリーニ
ング部材を前記チャージワイヤの張設方向に沿って移動
させると共にチャージワイヤの張設方向と直交する方向
に移動させるクリーニング部材移動手段とを具備してな
る構成としたものである。
【0012】また、第3の手段として、シールドケース
およびこのシールドケース内に張設されたチャージワイ
ヤを有してなるコロナ帯電装置に付設され、前記チャー
ジワイヤを清掃するチャージワイヤクリーニング装置で
あって、前記チャージワイヤに接触して該チャージワイ
ヤの汚れを払拭するクリーニング部材と、このクリーニ
ング部材を前記チャージワイヤの張設方向に沿って斜め
に移動させるクリーニング部材移動手段とを具備してな
る構成としたものである。
【0013】また、第4の手段として、シールドケース
およびこのシールドケース内に張設されたチャージワイ
ヤを有してなり、像担持体表面を所定電位に帯電する帯
電手段と、この帯電手段の前記シ−ルドケ−ス内に設け
られ、前記チャージワイヤに対して摺動することによっ
て該チャージワイヤ上の汚れを払拭するクリーニング部
材と、このクリーニング部材を前記チャージワイヤの張
設方向に対して所定角度をなす直線上で移動させるクリ
ーニング部材移動手段と、前記帯電手段により表面を一
様に帯電された像担持体に対し原稿画像に対応する光を
導くことにより潜像を形成し、この潜像に対して現像剤
を供給することにより前記潜像を現像する画像形成手段
と、この画像形成手段による画像形成動作の回数をカウ
ントするカウント手段と、このカウント手段によりカウ
ントされた画像形成動作の回数が所定回数に達したとき
前記クリーニング部材を移動するように前記クリーニン
グ部材移動手段を制御する制御手段とを具備してなる構
成としたものである。
【0014】
【作用】本発明の第1の手段のチャージワイヤクリーニ
ング装置によれば、クリーニング部材がチャージワイヤ
の張設方向と直交する方向に移動するため、チャージワ
イヤに対するクリーニング部材の接触位置を変えること
ができる。このため、クリーニング部材を有効に使用で
きて、クリーニング部材の局部的な変形や切れを防止で
き、チャージワイヤのクリーニング動作を長期に亘って
安定して行うことが可能となる。
【0015】また、第2の手段のチャージワイヤクリー
ニング装置によれば、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向と直交する方向に移動するため、チャー
ジワイヤに対するクリーニング部材の接触位置を変える
ことができる。このため、クリーニング部材を有効に使
用できて、クリーニング部材の局部的な変形や切れを防
止でき、チャージワイヤのクリーニング動作を長期に亘
って安定して行うことが可能となる。
【0016】さらに、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向に移動するため、クリーニング部材のチ
ャージワイヤの張設方向の幅を大きくしないでチャージ
ワイヤの清掃が可能となる。
【0017】また、第3の手段のチャージワイヤクリー
ニング装置によれば、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向に沿って斜めに移動するため、クリーニ
ング部材が、チャージワイヤの張設方向と直交する方向
にも移動し、チャージワイヤに対するクリーニング部材
の接触位置を変えることができる。このため、クリーニ
ング部材を有効に使用できて、クリーニング部材の局部
的な変形や切れを防止でき、チャージワイヤのクリーニ
ング動作を長期に亘って安定して行うことが可能とな
る。
【0018】また、クリーニング部材が、チャージワイ
ヤの張設方向に移動する際に、必然的にチャージワイヤ
の張設方向と直交する方向にも移動するため、1つの移
動機構で済み、その機構も例えば移動用ベルトを斜めに
張設するなどの簡単な機構で済む。
【0019】さらに、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向に移動するため、クリーニング部材のチ
ャージワイヤの張設方向の幅を大きくしないでチャージ
ワイヤの清掃が可能となる。
【0020】また、第4の手段のチャージワイヤクリー
ニング装置を備えた画像形成装置によれば、クリーニン
グ部材が、チャージワイヤの張設方向に沿って斜めに移
動するため、クリーニング部材が、チャージワイヤの張
設方向と直交する方向にも移動し、チャージワイヤに対
するクリーニング部材の接触位置を変えることができ
る。このため、クリーニング部材を有効に使用できて、
クリーニング部材の局部的な変形や切れを防止でき、チ
ャージワイヤのクリーニング動作を長期に亘って安定し
て行うことが可能となる。
【0021】また、クリーニング部材が、チャージワイ
ヤの張設方向に移動する際に、必然的にチャージワイヤ
の張設方向と直交する方向にも移動するため、1つの移
動機構で済み、その機構も例えば移動用ベルトを斜めに
張設するなどの簡単な機構で済む。
【0022】さらに、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向に移動するため、クリーニング部材のチ
ャージワイヤの張設方向の幅を大きくしないでチャージ
ワイヤの清掃が可能となる。
【0023】さらに、画像形成動作の回数が所定回数に
達したとき、クリーニング部材を移動してクリーニング
するようにしたから、常にチャージワイヤが汚れのない
正常な状態に維持され、像担持体に対する帯電が常に均
一に行われることとなり、ムラのない良好な画像形成が
可能となる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
【0025】図1は本発明が適用される帯電装置を備え
た電子複写機の感光体周辺を示す。
【0026】図中1は、像担持体としての感光体ドラム
であり、この感光体ドラム1は、矢印方向に沿って回転
し、帯電装置2により感光体ドラム1の表面が均一に帯
電される。
【0027】また、帯電装置2の配設位置の後段、すな
わち、感光体ドラム1の回転方向下流側位置は、露光ラ
ンプ、レンズおよびミラー等の光学系からなる露光装置
(図示しない)の露光位置となっており、原稿面からの
反射光Aが導かれて感光体ドラム1上に原稿画像に対応
する静電潜像が形成される。
【0028】この静電潜像は、上現像ローラ3および下
現像ローラ4等を含む現像装置5に対向することにより
トナーが静電的に付与されて現像され、感光体ドラム1
上にトナー像が形成される。
【0029】ついで、このトナー像は、転写前除電ラン
プ6部を経て、画像転写部7に至り、レジストローラ対
8を介して導かれた用紙Pと重なる。
【0030】画像転写部7において、転写装置9により
用紙Pの背面から電荷が付与され、感光体ドラム1上の
トナー像が用紙P転写される。この後、用紙Pは剥離装
置11および剥離爪12により感光体ドラム1から剥離
される。
【0031】剥離された用紙Pは、搬送ベルト13によ
り図示しない定着装置に搬送されてトナー像が定着され
る。
【0032】一方、トナー像転写後の感光体ドラム1の
表面は、クリーニングブレード14およびトナー排出オ
ーガ15を有するクリーニング装置16により残存トナ
ーが清掃される。この後、除電ランプ17により感光体
ドラム1上の電荷が除去され清浄の状態となり、再び上
記同様の作用を繰り返すことになる。
【0033】なお、帯電装置2と図示しない露光装置の
露光位置18との間には、LED消去アレイ19が設け
られていて、感光体ドラム1上の非画像部に相当する部
分を露光除電して不必要なトナーの消費を防ぐようにな
っている。
【0034】また、帯電装置2には、帯電装置2の後述
するチャージワイヤ31を清掃するチャージワイヤクリ
ーニング装置22が付設されている。
【0035】次に、帯電装置2およびチャージワイヤク
リーニング装置22の構成を、図2ないし図7を参照し
て説明する。
【0036】図2は正面断面図、図3は下面図、図4は
側面図、図5は上面図である。
【0037】帯電装置2は、シールドケース32および
このシールドケース32内に張設されたチャージワイヤ
31を有してなるコロナ帯電装置からなる。
【0038】チャージワイヤ31は、図3に示すよう
に、シールドケース32の両端部に設けられた給電端子
25,25(一方のみ図示)に係止し、かつ導電性ばね
部材26により緊張した状態に張設されており、その上
方および両側方をシールドケース32で囲まれた状態と
なっている。
【0039】また、チャージワイヤクリーニング装置2
2は、クリーニング部材としての一対のクリーニングパ
ッド38,38およびホルダ36を備えたクリーニング
パッドユニット50を有している。
【0040】このクリーニングパッドユニット50の前
記ホルダー36は、シールドケース32の上面側に位置
する上板36aと、シールドケース32内に位置する下
板36bと、シールドケース32の穿設された長孔35
を貫通して上板36aと下板36bとを連結する連結部
材36cからなっている。
【0041】また、下板36bの下面には、第3図に示
すように、矢印方向に付勢された支持板37が枢着され
ており、この支持板37の下面には、チャージワイヤ3
1に対して接離可能な前記クリーニングパッド38,3
8が配設されている。
【0042】支持板37には、周面に腕37aが設けら
れており、この腕37aはシールドケース32の内側壁
32aに圧接している。
【0043】このクリーニングパッドユニット50は、
後述するクリーニング部材移動手段55により、チャー
ジワイヤ31の張設方向に沿って移動するようになって
いる。
【0044】すなわち、前記ホルダー36の上板36a
は、シールドケース32の両端部の上面に設けられた1
対のタイミングプーリ39A,39Bに掛渡して張設さ
れたタイミングベルト41に連結されている。
【0045】また、タイミングベルト41が掛渡された
一方のタイミングプーリ39Aは、プリー駆動機構57
により正逆両方向に駆動され、タイミングベルト41に
連結されたクリーニングパッドユニット50が、チャー
ジワイヤ31の張設方向に沿って移動するようになって
いる。
【0046】プリー駆動機構57は、前記タイミングプ
ーリ39Aが取付けられた回転軸59に嵌着された従動
ギア43と、この従動ギア43と噛合する歯車44と、
この歯車44と一体のウォーム歯車45と、このウォー
ム歯車45と噛合すると共に駆動源であるモータ24に
より正逆両方向に駆動されるウォーム46とを具備して
なる構成となっている。
【0047】また、前記タイミングベルト41には、ア
クチュエータ42が固着されていると共に、このアクチ
ュエータ42の移動路に対向してシールドケース32上
には、検出スイッチ47が設けられている。
【0048】この検出スイッチ47は、クリーニングパ
ッドユニット50が、ホーム位置(図2においては手前
側、図3ないし図5においては上方側)にあるときに
は、支持板37に固定されたアクチュエータ42により
動作され、またクリーニング部材38がホーム位置と反
対位置に移動した場合には、ホルダー36上に設けられ
た突起48によって動作されるようになっている。
【0049】クリーニングパッドユニット50は、通常
はホーム位置で停止しており、この状態ではホルダー3
6の上板36aは、第3図に示すシールドケース32の
内側壁32aの凹部32bに落ち込んでいて、クリーニ
ング部材38はチャージワイヤ31から離隔した状態に
ある。
【0050】また、クリーニングパッドユニット50の
ホルダ36が取付けられたタイミングベルト41は、図
4及び図6に示すように、チャージワイヤ31に対して
角度θを持つ斜め状態に張設されている。これにより、
クリーニングパッド38が、チャージワイヤ31の張設
方向に沿って斜めに移動するため、図6に示すようにク
リーニングパッド38が、チャージワイヤ31の張設方
向と直交する方向にも移動し、チャージワイヤ31に対
するクリーニングパッド38の接触位置を変えることが
できる。
【0051】このクリーニングパッド38がチャージワ
イヤ31に対して角度θをもって斜めに移動するとき、
クリーニングパッド38の最大寸法Lは、チャージワイ
ヤ31の有効画像長さをnとするとき、L≧n|tan
θ|となる。
【0052】図8は、クリーニングパッドユニット50
が、タイミングプーリ39B方向に移動した時のクリー
ニングパッド38とチャージワイヤ31との接触状態を
示し、また、図9は、クリーニングパッドユニット50
が、タイミングプーリ39A方向に移動した時のクリー
ニングパッド38とチャージワイヤ31との接触状態を
示す。
【0053】これらの図からも明らかなように、クリー
ニングパッド38が、チャージワイヤ31の張設方向に
移動すると同時に、チャージワイヤ31の張設方向と直
交する方向にも移動する構成となっており、チャージワ
イヤ31に対するクリーニングパッド38の接触位置を
変えることができる。
【0054】このため、クリーニングパッド38を有効
に使用できて、クリーニングパッド38の局部的な変形
や切れを防止でき、チャージワイヤ31のクリーニング
動作を長期に亘って安定して行うことが可能となる。
【0055】第10図はクリーニング動作を示すフロー
チャートを示している。このクリーニング装置が使用さ
れている電子複写機では、電源オン時にまずチャージワ
イヤ31のクリーニングを行う。すなわち電源のオン時
にモータ24が正転してタイミングベルト41は第5図
において矢印方向に回転する。
【0056】この回転によりクリーニング部材38はチ
ャージワイヤ31に接触するとともにホーム位置の反対
方向に移動してチャージワイヤ31をクリーニングす
る。
【0057】ホルダー36の突起36cが検出スイッチ
47で検知されるとモータ24が逆転し、クリーニング
部材38およびクリーニング部材23がホーム位置に移
動してチャージワイヤ31のクリーニングを行う。そし
て、支持板37に固着されたアクチュエータ42がアク
チュエータ42により検知されると、モータ24が停止
してクリーニングが終了する。
【0058】次ぎに上記チャージワイヤクリーニング装
置22の制御方法について、第11図のフローチャート
に基づいて説明する。クリーニング用モータ24の制御
および電子複写機全体の制御は、マイクロコンピュータ
により行われている。
【0059】このマイクロコンピュータのメモリ内に、
複写回数Nをカウントするカウンターが設けられてい
る。電子複写機の電源オン時は、前述したようにチャー
ジワイヤ31のクリーニングを行い、複写回数Nは0に
リセットされる。
【0060】次ぎに所定の複写枚数が設定され、コピー
ボタンが押されると、コピー前処理およびコピー処理と
複写動作が実行され、1回のコピー処理ごとに複写回数
Nは1つずつ加算されていく。この加算は所定のコピー
枚数が終了するまで繰り返される。
【0061】所定のコピー枚数のコピーが終了すると、
コピー後処理を実行後に、複写回数Nが例えば2000
以上であるかどうかが比較される。複写回数Nが200
0未満の場合には、そのまま待機状態となり、また20
00以上の場合には、前述したようにチャージワイヤ3
1のクリーニングを行って、複写回数Nを0にリセット
した後待機状態となる。すなわち、本実施例では約20
00枚のコピーごとにチャージワイヤ31のクリーニン
グが自動的に行われることになる。
【0062】クリーニングパッドをワイヤーに対して斜
め(角度θをもつ方向)に動かすのでパッドの局部的な
変形によるクリーニング効果の減少(ワイヤーへの接触
圧の減少)が無くなるので安定したクリーニングが行な
える。
【0063】従来はパッドのごく一部しか用いていなか
ったのに対し、本発明ではパッドをより効果的に利用す
る為、クリーニング効果を高めることができる。
【0064】なお、本発明は、上記の一実施例に限ら
ず、本発明の要旨を変えない範囲で種々の変形実施可能
なことは勿論である。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の装置によ
れば、次のような効果を奏する。
【0066】請求項1のチャージワイヤクリーニング装
置によれば、クリーニング部材がチャージワイヤの張設
方向と直交する方向に移動するため、チャージワイヤに
対するクリーニング部材の接触位置を変えることができ
る。このため、クリーニング部材を有効に使用できて、
クリーニング部材の局部的な変形や切れを防止でき、チ
ャージワイヤのクリーニング動作を長期に亘って安定し
て行うことができる。
【0067】また、請求項2のチャージワイヤクリーニ
ング装置によれば、クリーニング部材が、チャージワイ
ヤの張設方向と直交する方向に移動するため、チャージ
ワイヤに対するクリーニング部材の接触位置を変えるこ
とができる。このため、クリーニング部材を有効に使用
できて、クリーニング部材の局部的な変形や切れを防止
でき、チャージワイヤのクリーニング動作を長期に亘っ
て安定して行うことができる。
【0068】さらに、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向に移動するため、クリーニング部材のチ
ャージワイヤの張設方向の幅を大きくしないでチャージ
ワイヤの清掃ができる。
【0069】また、請求項3のチャージワイヤクリーニ
ング装置によれば、クリーニング部材が、チャージワイ
ヤの張設方向に沿って斜めに移動するため、クリーニン
グ部材が、チャージワイヤの張設方向と直交する方向に
も移動するため、チャージワイヤに対するクリーニング
部材の接触位置を変えることができる。このため、クリ
ーニング部材を有効に使用できて、クリーニング部材の
局部的な変形や切れを防止でき、チャージワイヤのクリ
ーニング動作を長期に亘って安定して行うことができ
る。
【0070】また、クリーニング部材が、チャージワイ
ヤの張設方向に移動する際に、必然的にチャージワイヤ
の張設方向と直交する方向にも移動するため、1つの移
動機構で済み、その機構も例えば移動用ベルトを斜めに
張設するなどの簡単な機構で済む。
【0071】さらに、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向に移動するため、クリーニング部材のチ
ャージワイヤの張設方向の幅を大きくしないでチャージ
ワイヤの清掃ができる。
【0072】また、請求項4のチャージワイヤクリーニ
ング装置を備えた画像形成装置によれば、クリーニング
部材が、チャージワイヤの張設方向に沿って斜めに移動
するため、クリーニング部材が、チャージワイヤの張設
方向と直交する方向にも移動し、チャージワイヤに対す
るクリーニング部材の接触位置を変えることができる。
このため、クリーニング部材を有効に使用できて、クリ
ーニング部材の局部的な変形や切れを防止でき、チャー
ジワイヤのクリーニング動作を長期に亘って安定して行
うことが可能となる。
【0073】また、クリーニング部材が、チャージワイ
ヤの張設方向に移動する際に、必然的にチャージワイヤ
の張設方向と直交する方向にも移動するため、1つの移
動機構で済み、その機構も例えば移動用ベルトを斜めに
張設するなどの簡単な機構で済む。
【0074】さらに、クリーニング部材が、チャージワ
イヤの張設方向に移動するため、クリーニング部材のチ
ャージワイヤの張設方向の幅を大きくしないでチャージ
ワイヤの清掃が可能となる。
【0075】さらに、画像形成動作の回数が所定回数に
達したとき、クリーニング部材を移動してクリーニング
するようにしたから、常にチャージワイヤが汚れのない
正常な状態に維持され、像担持体に対する帯電が常に均
一に行われることとなり、ムラのない良好な画像形成が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される電子複写機の感光体ドラム
部の正面図。
【図2】本発明の一実施例を示す電子複写機の帯電装置
の正面図。
【図3】同じく背面図。
【図4】同じく側面図。
【図5】同じく平面図。
【図6】チャージワイヤに対するクリーニングパッドの
移動原理を示す説明図。
【図7】クリーニングパッドの必要長さの説明図。
【図8】チャージワイヤに対するクリーニングパッドの
移動状態を示す説明図。
【図9】チャージワイヤに対するクリーニングパッドの
移動状態を示す説明図。
【図10】クリーニング動作のフローチャート。
【図11】クリーニング装置の制御方法のフローチャー
ト。
【符号の説明】 1…感光体ドラム(像担持体)、2…帯電装置、22…
チャージワイヤクリーニング装置、31…チャージワイ
ヤ、32…シールドケース、35…長孔、36…ホル
ダ、37…支持板、38…クリーニングパッド(クリー
ニング部材)、50…クリーニングパッドユニット、3
9A,39B…タイミングプーリ、41…タイミングベ
ルト、55…クリーニング部材移動手段、57…プリー
駆動機構。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールドケースおよびこのシールドケース
    内に張設されたチャージワイヤを有してなるコロナ帯電
    装置に付設され、前記チャージワイヤを清掃するチャー
    ジワイヤクリーニング装置であって、 前記チャージワイヤに接触して該チャージワイヤの汚れ
    を払拭するクリーニング部材と、 このクリーニング部材を前記チャージワイヤの張設方向
    と直交する方向に移動させるクリーニング部材移動手段
    とを具備してなることを特徴とするチャージワイヤクリ
    ーニング装置。
  2. 【請求項2】シールドケースおよびこのシールドケース
    内に張設されたチャージワイヤを有してなるコロナ帯電
    装置に付設され、前記チャージワイヤを清掃するチャー
    ジワイヤクリーニング装置であって、 前記チャージワイヤに接触して該チャージワイヤの汚れ
    を払拭するクリーニング部材と、 このクリーニング部材を前記チャージワイヤの張設方向
    に沿って移動させると共にチャージワイヤの張設方向と
    直交する方向に移動させるクリーニング部材移動手段と
    を具備してなることを特徴とするチャージワイヤクリー
    ニング装置。
  3. 【請求項3】シールドケースおよびこのシールドケース
    内に張設されたチャージワイヤを有してなるコロナ帯電
    装置に付設され、前記チャージワイヤを清掃するチャー
    ジワイヤクリーニング装置であって、 前記チャージワイヤに接触して該チャージワイヤの汚れ
    を払拭するクリーニング部材と、 このクリーニング部材を前記チャージワイヤの張設方向
    に沿って斜めに移動させるクリーニング部材移動手段と
    を具備してなることを特徴とするチャージワイヤクリー
    ニング装置。
  4. 【請求項4】シールドケースおよびこのシールドケース
    内に張設されたチャージワイヤを有してなり、像担持体
    表面を所定電位に帯電する帯電手段と、 この帯電手段の前記シ−ルドケ−ス内に設けられ、前記
    チャージワイヤに対して摺動することによって該チャー
    ジワイヤ上の汚れを払拭するクリーニング部材と、 このクリーニング部材を前記チャージワイヤの張設方向
    に対して所定角度をなす直線上で移動させるクリーニン
    グ部材移動手段と、 前記帯電手段により表面を一様に帯電された像担持体に
    対し原稿画像に対応する光を導くことにより潜像を形成
    し、この潜像に対して現像剤を供給することにより前記
    潜像を現像する画像形成手段と、 この画像形成手段による画像形成動作の回数をカウント
    するカウント手段と、 このカウント手段によりカウントされた画像形成動作の
    回数が所定回数に達したとき前記クリーニング部材を移
    動するように前記クリーニング部材移動手段を制御する
    制御手段とを具備することを特徴とするチャージワイヤ
    クリーニング装置を備えた画像形成装置。
JP34952893A 1993-12-28 1993-12-28 チャージワイヤクリーニング装置及びこの装置を備えた画像形成装置 Pending JPH07199605A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8185010B2 (en) 2007-09-18 2012-05-22 Sharp Kabushiki Kaisha Charging wire cleaning apparatus
US10095148B2 (en) 2016-10-04 2018-10-09 Fuji Xerox Co., Ltd. Charging device including first and second cleaning members for cleaning a charging wire
CN114394018A (zh) * 2022-01-25 2022-04-26 深圳市绿宝通能源科技有限公司 一种新能源汽车用充电桩

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