JPH07128956A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07128956A
JPH07128956A JP5277017A JP27701793A JPH07128956A JP H07128956 A JPH07128956 A JP H07128956A JP 5277017 A JP5277017 A JP 5277017A JP 27701793 A JP27701793 A JP 27701793A JP H07128956 A JPH07128956 A JP H07128956A
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JP
Japan
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cleaning member
charging
contact
charging roller
cleaning
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JP5277017A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Miyashita
義明 宮下
Takeshi Tabuchi
健 田渕
Koichi Yamazaki
幸一 山崎
Norio Kikuchi
宣男 菊地
Kentaro Matsumoto
健太郎 松本
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Naoshi Hayakawa
直志 早川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
    • G03G15/0225Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers provided with means for cleaning the charging member

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期に亘って異常画像が発生しない極めて安
定した均一な帯電ができるようにする。 【構成】 帯電ローラ2の感光体1に接触する表面をク
リーニングするクリーニング部材22を、通常は帯電ロ
ーラ2の表面から離間した状態に保持し、所定の時間間
隔を開けたタイミング毎にクリーニング部材接離機構1
0を駆動させて帯電ローラ2に一定時間だけ接触させる
制御装置30を設けた。それによって、クリーニング部
材22による帯電ローラ2のクリーニング過多がなくな
って異常画像の発生を防止できる。また、帯電ローラ2
の表面の汚れ度合いを検出する手段を設けて、その汚れ
度合いに応じてクリーニング部材22を接触させるタイ
ミングを変化させるようにすれば、突発的な帯電ローラ
2の汚れにも対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回動するドラム状あ
るいはベルト状の感光体に帯電部材を接触させて帯電す
る接触帯電方式の静電複写機,光プリンタ,ファクシミ
リ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、静電複写機,光プリンタ等の画
像形成装置は、被帯電体である感光体を帯電処理する帯
電装置を備えているが、従来はその装置としてコロナ帯
電装置が被帯電体面を均一に帯電することができるとい
うことから広く使用されてきた。
【0003】しかしながら、このコロナ帯電装置の場合
には、コロナ放電に伴ってオゾンや窒素酸化物が発生す
るため、それが人体に対して有害であったり、環境に対
して悪影響を与えたり、さらにはそれらのオゾンや窒素
酸化物が感光体,帯電器,光学系等の各部に付着するこ
とによって画像劣化の原因になりやすいという欠点があ
った。
【0004】そこで、上記のような欠点がほとんどない
帯電装置として、電圧を印加した帯電部材を被帯電体で
ある感光体に接触させた状態で帯電する接触帯電方式の
帯電装置が提案されている(例えば特開昭63−149
668号公報参照)。
【0005】このような接触帯電方式の帯電装置は、感
光体の被帯電体面に所望の帯電電位を得るために必要と
される印加電圧の低圧化が図れるため帯電効率は向上す
るが、帯電部材が感光体と接触する構成のため、感光体
の表面に形成されたトナー像を転写紙へ転写した後、そ
の表面をクリーニングユニットによりクリーニングした
際に残ったトナーが帯電部材である帯電ローラの表面に
筋状に付着して帯電不良を引き起こし、帯電ムラ,画像
ボケ,白筋,黒筋等の異常画像を引き起こす原因になり
易いという問題があった。
【0006】そこで、このような問題を解決するため、
上記のような帯電ローラにフェルト材からなるクリーニ
ング部材を接触させて帯電ローラの表面をクリーニング
するようにしたもの(例えば特開平2−272582号
公報参照)、帯電ローラに発砲ポリウレタンや発砲ポリ
エチレン等のスポンジ材からなるクリーニング部材を常
時接触させるようにしたもの(例えば特開平3−101
768号公報参照)、あるいはその帯電ローラにクリー
ニング部材を接離可能にしたもの等が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の帯電ローラ等の帯電部材をクリーニングする
方法は、いずれのものにおいてもクリーニング部材と帯
電部材の双方の耐久性に問題があった。
【0008】また、クリーニング部材が劣化した場合に
は、帯電部材の表面に付着するトナー量が不均一となる
ため、トナーが筋状になったり、ムラになったりして異
常画像が発生しやすいということがあった。この発明
は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、長期に
亘って異常画像が発生しない極めて安定した均一な帯電
ができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、上述したような画像形成装置におい
て、帯電部材の感光体に接触する表面をクリーニングす
るクリーニング部材を通常は帯電部材の表面から離間し
た状態に保持し、所定の時間間隔を開けたタイミング毎
に帯電部材の表面に一定時間だけ接触させるクリーニン
グ部材移動手段を設けたものである。
【0010】また、上記画像形成装置において、画像形
成回数を計数する手段と、その手段による計数値が所定
値に達した後、クリーニング部材移動手段に任意の計数
値毎に所定の時間間隔を開けたタイミングでクリーニン
グ部材を帯電部材の表面に一定時間だけ接触させる動作
を行わせる手段とを設けるとよい。
【0011】さらに、上記クリーニング部材移動手段を
設けた画像形成装置において、帯電部材の表面の汚れ度
合いを検出する手段と、その手段によって検出した汚れ
度合いに応じて、クリーニング部材移動手段がクリーニ
ング部材を帯電部材の表面に一定時間だけ接触させる所
定の時間間隔のタイミングを変化させる手段とを設ける
とよい。
【0012】
【作用】このように構成した画像形成装置によれば、ク
リーニング部材は、通常は帯電部材の表面から離間した
状態に保持され、所定の時間間隔を開けたタイミング毎
に帯電部材の表面に一定時間だけ接触されるので、クリ
ーニング部材を常時帯電部材の表面に接触させておいた
場合には、クリーニング過多になって帯電部材の表面層
を傷付けて異常画像を発生させる原因になりやすいが、
それを所定の時間間隔を開けたタイミング毎に一定時間
だけ接触させることにより、そのような問題を解消して
異常画像の発生を防止することができる。
【0013】また、上述した画像形成回数を計数する手
段と、所定の時間間隔を開けたタイミングでクリーニン
グ部材を帯電部材の表面に一定時間だけ接触させる動作
を行わせる手段とを設ければ、画像形成回数を計数した
計数値が所定値に達した後、任意の計数値毎に所定の時
間間隔を開けたタイミングでクリーニング部材が帯電部
材の表面に一定時間だけ接触するので、表面にトナーが
付着していない初期の段階の帯電部材にクリーニング部
材を接触させた場合には、その間の摩擦抵抗によって帯
電部材の表面に筋状の傷が付いて異常画像が発生しやす
いが、それを防止することができる。
【0014】さらに、帯電部材の表面の汚れ度合いを検
出する手段と、その手段によって検出した汚れ度合いに
応じて、クリーニング部材移動手段がクリーニング部材
を帯電部材の表面に一定時間だけ接触させる所定の時間
間隔のタイミングを変化させる手段とを設ければ、感光
体上のトナーが突発的に紙粉等の異物によってクリーニ
ング不良となって大量のトナーが帯電部材の表面に付着
するようになっても、それをすぐに汚れ度合いを検出す
る手段が検出して、その汚れ度合いに応じてすぐにクリ
ーニング部材を帯電部材の表面に一定時間だけ接触させ
てクリーニングするので、突発的な帯電部材の表面の汚
れに対してもすぐに対応できる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像
形成装置を制御系と共に示す概略構成図である。
【0016】この画像形成装置は、被帯電体であるドラ
ム状の感光体(像担持体)1を接触状態で帯電する帯電
部材である帯電ローラ2を備えた接触帯電方式の画像形
成装置であり、その帯電ローラ2が同図の矢示A方向に
所定の周速度で回転する感光体1に接触しながら連れ回
りにより矢示B方向に等速で従動回転し、感光体1の表
面1aを所定の電位に一様に帯電する。
【0017】その感光体1は、ドラム駆動タイミングベ
ルト,ドラム駆動プーリ,それらを駆動するモータ(い
ずれも図示を省略している)等からなる感光体駆動装置
3によって駆動され、その表面1aには常に帯電ローラ
2が、後述する導電性加圧バネ12の付勢力により、例
えば接触圧10g/cm(略線接触)で圧接している。
【0018】その感光体1の回りには、帯電ローラ2の
他に現像装置6と、転写分離装置7と、クリーニングユ
ニット8がそれぞれ配設されており、露光装置9からの
光が感光体1の表面1aに入射して、帯電ローラ2によ
って一様に帯電された帯電面が露光されてそこに静電潜
像が形成され、それが現像装置6の現像スリーブ6aに
よって供給されるトナーにより現像されてトナー像(可
視像)となる。
【0019】一方、給紙カセツト(図示せず)内の転写
紙Pは、所定のタイミングで回転する給紙ローラにより
1枚ずつ送り出され、それがレジストローラ13とそれ
に圧接回転する加圧ローラ14との間で一旦停止されて
タイミング調整された後に、感光体1上のトナー像と一
致する正確なタイミングで転写分離装置7が設けられて
いる転写部に向けて搬送される。
【0020】その転写紙Pは、図1で上面側にトナー像
が転写され、それが感光体1から分離されて図示しない
定着装置へ搬送され、そこでトナーが定着された後に装
置外部の排紙トレイ等へ排出される。
【0021】そして、その転写終了後に感光体1上に残
った残留トナー及び紙粉等の異物は、クリーニングユニ
ット8に設けられているクリーニングブレード8aによ
り取り除かれ、その感光体1上に残った残留電位は図示
しない除電ランプにより取り除かれて、次の帯電ローラ
2による帯電に備える。
【0022】帯電ローラ2は、鉄等からなる導電性芯金
15の外側に、例えばEPDM(エチレンプロピレンジ
エンの3元共重合体)による導電性ゴムローラ部16を
一体に装着したものであり、その導電性芯金15の両端
が導電性軸受17,17でそれぞれ回転自在に支持され
ていて、その各軸受17が導電性加圧バネ12によって
感光体1方向に付勢されて、その帯電ローラ2の軸線が
感光体1の軸線に平行する状態で感光体1の表面1aに
接するようになっている。
【0023】その帯電ローラ2の導電性芯金15には、
直流電源20から導電性加圧バネ12及び導電性軸受1
7を介して帯電バイアス電圧(例えば−500V)が印
加されるようになっており、それによって感光体1の表
面1aが一様に帯電される。
【0024】その帯電ローラ2には、その表面をクリー
ニングするクリーニング部材22が近接して設けられて
おり、それが後述するクリーニング部材接離機構10に
よって任意のタイミングで帯電ローラ2の表面に接触可
能に保持されている。この画像形成装置は、マイクロコ
ンピュータによって構成される制御装置30によって各
種の動作が駆動制御される。
【0025】その制御装置30は、各種判断及び処理機
能を有する中央処理装置(CPU)と、各種の動作を所
定のタイミングで行わせるための制御に必要な各種プロ
グラム及び固定データを格納したプログラムメモリであ
るROMと、入力データやCPUによる処理データを格
納するデータメモリであるRAMと、入出力回路(I/
O)とによって構成されている。
【0026】その制御装置30は、この画像形成装置の
装置本体外部に設けられているスタートキー36から、
それが画像形成動作をスタートさせる際に押されたとき
に出力される画像形成スタート信号を入力する。また、
図1では図示を省略しているが、転写紙サイズや転写濃
度等の各種の画像形成条件を選択するキー群からはオペ
レータによって選択される各種の信号をそれぞれ入力す
る。
【0027】そして、感光体駆動装置3に対して感光体
1を回転させるための信号を感光体ドライバ31を介し
て所定のタイミングで出力すると共に、画像形成が行わ
れる度にその画像形成回数を計数する手段である画像形
成回数計数部4に対して信号を出力する。
【0028】また、制御装置30は、クリーニング部材
22を通常は帯電ローラ2の表面から離間した状態に保
持させ、画像形成回数計数部4から入力する計数値が予
めROMに記憶されている例えば1000回あるいは3
000回といった所定値になる毎(所定値の整数倍)
に、クリーニング部材接離機構10を駆動させてクリー
ニング部材22を帯電ローラ2の表面に一定時間(例え
ば60秒)だけ接触させる信号を、クリーニング部材接
離ドライバ4に対して出力する。
【0029】なお、クリーニング部材22を帯電ローラ
2に所定の時間間隔を開けたタイミング毎に接触させる
上記所定値は、画像形成装置の機種等に応じて適宜決定
するとよい。また、この実施例では、そのクリーニング
部材接離機構10とそれを駆動するクリーニング部材接
離ドライバ5と制御装置30とが、クリーニング部材を
通常は帯電ローラの表面から離間した状態に保持し、所
定の時間間隔(画像形成回数)を開けたタイミング毎に
帯電ローラの表面に一定時間だけ接触させるクリーニン
グ部材移動手段として機能する。
【0030】さらに、そのクリーニング部材接離ドライ
バ5と制御装置30は、画像形成回数計数部4による計
数値が所定値に達した後、上記クリーニング部材移動手
段に任意の計数値毎に所定の時間間隔を開けたタイミン
グでクリーニング部材を帯電ローラの表面に一定時間だ
け接触させる動作を行わせる手段も兼ねている。
【0031】図2及び図3はそのクリーニング部材接離
機構10の具体的な構成の一例を示す概略図である。ク
リーニング部材接離機構10は、アーム23の略中央を
軸24によって装置の固定部に揺動自在に支持し、その
アーム23の一端下面にクリーニング部材22を固定し
ている。
【0032】そのクリーニング部材22としては、フェ
ルト状のもの,ブラシ状のもの,あるいはブレード状の
もの等を使用することができ(この実施例ではフェルト
状のものを使用)、その材質としては超極細繊維,軟質
ウレタンフォーム,テフロン系繊維等があげられる。
【0033】そのアーム23の軸24よりも図2で左方
側の部分には、一端が本体フレーム27に固定されて矢
示C方向に付勢するスプリング25と、ソレノイド26
の可動軸26aに一端側が固定されたスプリング28と
を互いに対抗させて取り付けている。
【0034】したがって、ソレノイド26がオフ時に
は、アーム23がスプリング25の付勢力によって図で
反時計回り方向に揺動し、その左端部がストッパ19に
よって規制される図示の位置まで揺動されて、クリーニ
ング部材22が帯電ローラ2の表面から離間した状態に
なる。
【0035】また、図3に示すようにソレノイド26が
オンになると、今度はアーム23がスプリング25の付
勢力に抗して図で時計回り方向に揺動されるため、その
左端部がストッパ29によって規制される図示の位置ま
で揺動されて、クリーニング部材22が帯電ローラ2の
表面にクリーニングに適した所定の接触圧で接する。
【0036】図4は、図1の制御装置30によって行わ
れる画像形成回数の計数値が所定値に達する毎にクリー
ニング部材22を帯電ローラ2の表面に接触させる処理
のルーチンを示すフロー図である。制御装置30は、図
4のルーチンがスタートすると、まず画像形成回数計数
部4のカウンタをリセット再スタートさせ、画像形成が
行われる度にその回数をカウントさせる。
【0037】次に、そのカウンタの計数値が予めROM
に記憶されている所定値(例えば1000回とか300
0回等の任意に設定した回数)に達したか否かを判断
し、達していなければそのまま待って、それが達すると
次のステップでクリーニング部材接離機構10のソレノ
イド26をオンにさせて、クリーニング部材22を図3
に示したように帯電ローラ2の表面に、例えば60秒の
一定時間だけ接触させ、その後はソレノイド26をオフ
にさせて再び図2に示した離間位置にする。
【0038】そして、この処理及び判断を繰り返し行う
ことにより、画像形成回数が予め設定した任意の画像形
成回数(上記所定値)になる度に、クリーニング部材2
2が帯電ローラ2の表面に一定時間だけ接触される動作
が繰り返し行われていく。
【0039】ところで、帯電ローラの表面に付着するト
ナーは、主に感光体表面に付着したトナーがクリーニン
グブレードによって取り除かれなかったものが、そのま
ま帯電ローラに接して付着するものである。
【0040】しかしながら、その帯電ローラに付着する
トナー量は、1回の画像形成によるものは極微量であ
り、数千回の画像形成を行ったときに、始めて帯電ロー
ラの表面を被覆する程度のものになる。したがって、帯
電ローラの表面をクリーニングするクリーニング部材
は、常に帯電ローラに接触させておく必要はなく、それ
を常時接触させておく場合には、極端にクリーニング性
の低いものを使用して帯電ローラの表面を傷付けないよ
うにする必要がある。
【0041】また、そのクリーニング部材は、そもそも
帯電ローラの表面からトナーを完全に除去するためのも
のではなく、その表面に付着したトナーの量を一定量
(トナー層の厚さ)に規制して、その表面におけるトナ
ーの状態を均一にならす役割を果すものである。
【0042】そして、帯電ローラ表面のトナー量がある
一定量より少ない段階で、その表面にクリーニング部材
を接触させてクリーニングすると、帯電ローラの表面上
のトナーが不均一になって筋状のムラができやすい。逆
に、その表面にトナーが付着し過ぎると、その表面上に
おけるトナーの付着量に大きなバラツキが生じるため、
帯電ムラになりやすい。
【0043】また、帯電ローラの表面に殆どトナーが付
着していない状態でそこにクリーニング部材を接触させ
た場合には、その帯電ローラとクリーニング部材との摩
擦抵抗によって帯電ローラの表面に筋状の傷が付きやす
い。そのようになると、異常画像が発生するようにな
る。
【0044】しかしながら、この実施例では、クリーニ
ング部材22を通常は帯電ローラ2の表面から離間させ
た状態に保持し、所定の画像形成回数毎にそれを帯電ロ
ーラ2の表面に一定時間だけ接触させるので、クリーニ
ング部材22を常時帯電ローラ2の表面に接触させてお
いた場合には、クリーニング過多になって帯電ローラ2
の表面層を傷付けて異常画像を発生させる原因になりや
すいが、それを防止することができる。
【0045】表1は、クリーニング部材22を帯電ロー
ラ2の表面に3000枚の画像形成を行う毎に60秒間
だけ接触させるようにした場合と、それを初めから常時
接触させるようにしておいた場合とで、同一の画像形成
枚数(回数)の時点で検査用の用紙に画像形成を行った
ときに、そこに発生する縦筋状の異常画像の発生状況の
差を確認するために行った実験結果を示すものである。
【0046】なお、この試験で使用した検査用の用紙は
オレンジ色(オレンジチャート原稿)であり、異常画像
が発生した際にそれをより正確に発見できるようにして
いる。表1の実験結果において、縦筋の発生本数が0
(零)本の場合を〇印、2本以下を△印、3本以上を×
印でそれぞれ記入している。
【0047】
【表1】
【0048】この実験結果によれば、クリーニング部材
22を帯電ローラ2の表面に3000枚の画像形成枚数
毎に60秒間だけ接触させた場合には、16000枚迄
の間には縦筋状の異常画像は見られなかった。これに対
し、クリーニング部材22を帯電ローラ2の表面に初め
から常時接触させておいた場合には、6000枚の画像
形成を行った段階で縦筋状の異常画像が発生している。
【0049】この実験結果からも明らかなように、クリ
ーニング部材22は帯電ローラ2に常時接触させること
なしに、所定の間隔をおいて一定時間だけ接触させるよ
うにした方が縦筋状の異常画像の発生を防止する上で効
果的である。
【0050】ところで、図1で説明したように、感光体
1上に画像転写後に残ったトナーはクリーニングユニッ
ト8のクリーニングブレード8aで取り除かれるが、そ
のクリーニングブレード8aと感光体1との間に突発的
に紙粉等の異物が入り込んだ場合には、それが原因でク
リーニング不良になることがある。
【0051】このようになると、その部分から大量のト
ナーが帯電ローラ2まで移動するようになるため、それ
が帯電ローラ2の表面に付着するようになる。したがっ
て、この場合には所定の画像形成枚数に達する前に帯電
ローラ2が汚れて異常画像が発生する恐れがある。
【0052】そこで、図5乃至図9に示す各実施例で
は、このような場合であっても、その汚れ度合いに応じ
たタイミングでクリーニング部材22を帯電ローラ2の
表面に接触させて、それをクリーニングすることによっ
て異常画像の発生を防止するようにしている。
【0053】図5は帯電ローラ2の表面の汚れ度合いを
帯電ローラに流れる電流の変化から判断してそれに応じ
てクリーニング部材22を接触させる所定の時間間隔の
タイミングを変化させるようにした実施例を示す図1と
同様な概略構成図、図6はその帯電ローラ2の表面の汚
れ度合いに応じてクリーニング部材22を帯電ローラ2
に接触させる処理のルーチンを示すフロー図である。
【0054】この実施例による画像形成装置は、図1の
実施例に対し帯電ローラ2に流れる電流を検出する電流
検出回路32を追加し、制御装置30′(図1の制御装
置30と同様なマイクロコンピュータ)が帯電ローラ2
の表面の汚れ度合いに応じてクリーニング部材22を帯
電ローラ2に接触させる処理を行う点が異なる。
【0055】すなわち、制御装置30′は、図6に示す
ルーチンがスタートすると、まずステップ1で画像形成
回数計数部4のカウンタのカウントをスタートさせ、画
像形成が行われる度にその回数をカウントさせる。
【0056】次のステップ2では、1回目(初回)の測
定用の帯電動作を行わせて、その際に帯電ローラ2に流
れる電流を電流検出回路32から入力し、その電流値を
基準値として設定してそれを記憶する。なお、この基準
値は、例えば50μAというように予め電流値を設定し
てROM内に記憶させておいてもよい。
【0057】そして、ステップ3で、画像形成回数計数
部4のカウンタによる計数値が、帯電ローラ2に流れる
電流を測定するタイミングとなる計数値になったか否か
を判断し、まだなっていなければそのまま待って、その
計数値になるとステップ4へ進んで、ステップ2で行っ
た動作と同様の2回目の測定用の帯電動作を行わせて、
その際に帯電ローラ2に流れる電流を電流検出回路32
から入力する。
【0058】次のステップ5では、その電流値がステッ
プ2で設定した基準値を下回ったか否かを判断し、まだ
帯電ローラ2がトナーで殆ど汚れていなくてその電流値
が基準値を下回っていなければ、ステップ6へ進んで画
像形成回数計数部4のカウンタをリセット再スタートさ
せた後にステップ3に戻る。
【0059】また、帯電ローラ2が汚れたことによっ
て、ステップ5の判断で電流値が基準値を下回った場合
には、ステップ7へ進んでクリーニング部材接離機構1
0を駆動させてクリーニング部材22を帯電ローラ2の
表面に接触させ、その表面を例えば60秒の一定時間だ
けクリーニングし、その後はステップ6で画像形成回数
計数部4のカウンタをリセット再スタートさせた後にス
テップ3に戻って、前述した判断及び処理を繰り返して
いく。
【0060】図7はその帯電ローラ2をクリーニングす
る時期の判断を異なる方法で行うようにした実施例を示
すフロー図である。この実施例は、図6の実施例に対
し、ステップ12とステップ15以降の判断及び処理が
異なる。
【0061】すなわち、図7に示すルーチンがスタート
すると、まずステップ11で画像形成回数計数部4のカ
ウンタのカウントをスタートさせ、ステップ12で1回
目(初回)の測定用の帯電動作を行わせて、その際に帯
電ローラ2に流れる電流を電流検出回路32から入力
し、その電流値を記憶する。
【0062】次のステップ13では、画像形成回数計数
部4のカウンタによる計数値が、帯電ローラ2に流れる
電流を測定するタイミングとなる計数値になったか否か
を判断し、その計数値になるとステップ14で2回目の
測定用の帯電動作を行わせて、その際に帯電ローラ2に
流れる電流を電流検出回路32から入力する。
【0063】ステップ15では、その電流値がステップ
12で1回前に測定した電流値に対して−1μA以下に
なっているか否かを判断し、−1μ以下になっていなけ
ればまだ帯電ローラ2は殆ど汚れていないのでステップ
16へ進んで、画像形成回数計数部4のカウンタをリセ
ット再スタートさせた後にステップ13に戻る。
【0064】また、その電流値が−1μ以下になってい
れば帯電ローラ2が汚れているので、ステップ17へ進
んでその電流値を記憶し、次のステップ18でクリーニ
ング部材接離機構10を駆動させてクリーニング部材2
2を帯電ローラ2の表面に接触させ、その表面を例えば
60秒の一定時間だけクリーニングする。
【0065】そして、その後はステップ16で画像形成
回数計数部4のカウンタをリセット再スタートさせた後
にステップ3に戻って、前述した判断及び処理を繰り返
していく。なお、画像形成回数が増してくると、クリー
ニング部材22によって帯電ローラ2の表面をクリーニ
ングしても、同一の印加電圧では初期の電流値まで回復
しなくなってくる。
【0066】そこで、このような場合には、初期の電流
値になるように印加電圧をその分だけ変えてやるように
すると、画像形成回数に係りなく、ある決まった条件で
の帯電ができるようになるので好ましい。なお、この実
施例では、図5の電流検出回路32と制御装置30′と
が、帯電部材の表面の汚れ度合いを検出する手段として
機能する。
【0067】図8は帯電ローラ2の表面の汚れ度合いを
帯電させた感光体の表面の帯電電位の変化から判断して
クリーニング部材22を帯電ローラ2の表面に接触させ
る所定の時間間隔のタイミングを変化させるようにした
実施例を示す図1と同様な概略構成図、図9はその帯電
ローラ2の表面の汚れ度合いに応じてクリーニング部材
22を帯電ローラ2に接触させる処理のルーチンを示す
フロー図である。
【0068】この実施例による画像形成装置は、図1の
実施例に対し感光体1の表面1aの帯電電位を検出する
非接触タイプの表面電位計33を設け、制御装置30″
(図1の制御装置30と同様なマイクロコンピュータ)
が、その検出される帯電電位に応じて帯電ローラ2の表
面の汚れ度合いを判断してクリーニング部材22を帯電
ローラ2に接触させる処理を行う点が異なる。
【0069】すなわち、制御装置30″は、図9に示す
ルーチンがスタートすると、まずステップ21で画像形
成回数計数部4のカウンタのカウントをスタートさせ、
画像形成が行われる度にその回数をカウントさせる。
【0070】次のステップ22では、1回目(初回)の
測定用の帯電動作を行わせて、それによって帯電された
感光体1の表面1aの帯電電位を表面電位計33から入
力し、その帯電電位を基準値として設定してそれを記憶
する。なお、この基準値となる帯電電位は、任意の値を
予め設定してそれをROM内に記憶させておいてもよ
い。
【0071】そして、ステップ23で、画像形成回数計
数部4のカウンタによる計数値が、感光体1の表面1a
の帯電電位を測定するタイミングとなる計数値になった
か否かを判断し、まだなっていなければそのまま待っ
て、その計数値になるとステップ24へ進んで、ステッ
プ22で行った動作と同様に2回目の測定用の帯電を行
わせて、感光体1の表面1aの帯電電位を測定し、その
値を入力する。
【0072】次のステップ25では、その測定した帯電
電位が、ステップ22で設定した基準値に対して−50
V以上ずれたか否かを判断し、まだ帯電ローラ2が殆ど
汚れていなくて−50V以上ずれていなければステップ
26へ進んで、画像形成回数計数部4のカウンタをリセ
ット再スタートさせた後にステップ23へ戻る。
【0073】また、帯電ローラ2が汚れて−50V以上
ずれた場合には、ステップ27へ進んでクリーニング部
材接離機構10を駆動させてクリーニング部材22を帯
電ローラ2の表面に接触させ、その表面を例えば60秒
の一定時間だけクリーニングし、その後はステップ26
で画像形成回数計数部4のカウンタをリセット再スター
トさせた後にステップ23へ戻って、前述した判断及び
処理を繰り返していく。
【0074】なお、画像形成回数が増してくると、クリ
ーニング部材22によって帯電ローラ2の表面をクリー
ニングしても、同一の印加電圧では感光体1の表面1a
の帯電電位を初期の電位まで回復させることができなく
なってくる。
【0075】そこで、このような場合には、クリーニン
グ後に初期の帯電電位が得られるように印加電圧をその
分だけ変えてやるようにすれば、画像形成回数の増加に
係りなく、感光体1の表面1aを一定の帯電電位に保つ
ことができる。なお、この実施例では、図8の表面電位
計33と制御装置33″とが、帯電部材の表面の汚れ度
合いを検出する手段として機能する。
【0076】また、図6及び図7の各実施例において、
画像形成回数計数部4のカウンタによるカウント(計
数)は、測定を行う度にリセット再スタートさせずに、
そのまま計数値を積算していくようにして、その計数値
が予め定めた電流を検出するタイミングとなる計数値の
整数倍になる毎に、上記電流を検出するようにしてもよ
い。
【0077】さらに、図9の実施例においても同様に、
画像形成回数計数部4のカウンタによるカウントは、測
定した帯電電位を基準値と比較した後で、その都度リセ
ット再スタートさせずに、そのまま計数値を積算してい
くようにして、その計数値が予め定めた帯電電位を測定
する計数値の整数倍になる毎に、上記帯電電位を測定す
るようにしてもよい。
【0078】さらに、図6及び図7の各実施例における
電流の測定(ステップ4及び14)、さらには図9の実
施例における帯電電位の測定(ステップ24)は、感光
体表面の帯電とイレースを数回繰り返すことによって数
回行うようにすれば、より帯電ローラ表面の汚れを正確
に判断することができる。
【0079】また、図6及び図7の各実施例において電
流を測定するタイミングとなるカウンタの計数値(ステ
ップ3及び13)、及び図9の実施例において帯電電位
を測定するカウンタの計数値(ステップ23)は、数十
回あるいは数百回といったように比較的頻繁に測定が行
われる計数値にすれば、帯電ローラに生じた突発的な汚
れを早い時点で検出してそれをクリーニングすることが
できるので好ましい。
【0080】このように、図5乃至図9の各実施例によ
れば、帯電ローラ2の表面の汚れ度合いを帯電ローラ2
に流れる電流、あるいは感光体1の表面1aの帯電電位
から判断し、その汚れ度合いに応じてクリーニング部材
22を帯電ローラ2の表面に接触させる所定の時間間隔
のタイミングを変化させるので、感光体1上のトナーが
突発的に紙粉等の異物によってクリーニング不良となっ
て大量のトナーが帯電ローラ2の表面に付着したときで
も、すぐにそれをクリーニングして異常画像の発生を防
止することができる。
【0081】なお、上記各実施例では、帯電部材がロー
ラ状に形成されて回転する帯電ローラであり、感光体も
ドラム状の回転する感光体である場合の例について説明
したが、帯電部材および感光体は回動するベルト状のも
のであっても、この発明は同様に適用することができ
る。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、クリーニング部材は所定の時間間隔を開けたタイミ
ング毎に帯電部材の表面に一定時間だけ接触され、それ
以外の時は帯電部材の表面から離間した状態に保持され
るので、クリーニング部材による帯電部材表面のクリー
ニング過多による表面層の傷付けを防止して、長期に亘
って異常画像が発生しない極めて安定した均一な帯電を
行うことができる。
【0083】また、画像形成回数を計数する手段による
計数値が所定値に達した後、任意の計数値毎にクリーニ
ング部材を帯電部材の表面に一定時間だけ接触させるよ
うにすれば、表面にトナーが付着していない初期の段階
の帯電部材にクリーニング部材を接触させるようなこと
がなくなるので、その表面に筋状の傷を付けるようなこ
とがなくなって、それが原因で生じる異常画像の発生を
防止できる。
【0084】さらに、帯電部材の表面の汚れ度合いに応
じてクリーニング部材を帯電部材の表面に一定時間だけ
接触させる所定の時間間隔のタイミングを変化させるよ
うにすれば、感光体上のトナーが突発的に紙粉等の異物
によってクリーニング不良となって大量のトナーが帯電
部材の表面に付着しても、すぐにクリーニング部材が帯
電部材に接してそれを取り除いてしまうので、そのよう
な場合であっても異常画像の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す画像形成装置を制御
系と共に示す概略構成図である。
【図2】同じくその画像形成装置に設けられているクリ
ーニング部材接離機構10がクリーニング部材22を帯
電ローラ2の表面から離間させた状態を示す概略図であ
る。
【図3】同じくそのクリーニング部材接離機構10がク
リーニング部材22を帯電ローラ2の表面に接触させた
状態を示す概略図である。
【図4】図1の制御装置30によって行われる画像形成
回数の計数値が所定値に達する毎にクリーニング部材2
2を帯電ローラ2の表面に接触させる処理のルーチンを
示すフロー図である。
【図5】帯電ローラ2の表面の汚れ度合いを帯電ローラ
に流れる電流の変化から判断してそれに応じてクリーニ
ング部材22を接触させる所定の時間間隔のタイミング
を変化させるようにした実施例を示す図1と同様な概略
構成図である。
【図6】同じくその帯電ローラ2の表面の汚れ度合いに
応じてクリーニング部材22を帯電ローラ2に接触させ
る処理のルーチンを示すフロー図である。
【図7】帯電ローラ2をクリーニングする時期の判断を
異なる方法で行うようにした実施例を示すフロー図であ
る。
【図8】帯電ローラ2の表面の汚れ度合いを帯電させた
感光体の表面の帯電電位の変化から判断してクリーニン
グ部材22を帯電ローラ2の表面に接触させるようにし
た実施例を示す図1と同様な概略構成図である。
【図9】同じくその帯電ローラ2の表面の汚れ度合いに
応じてクリーニング部材22を帯電ローラ2に接触させ
る処理のルーチンを示すフロー図である。
【符号の説明】
1:感光体 1a:表面 2:帯電ローラ(帯電部材) 4:画像形成回数計数部 5:クリーニング部材接離ドライバ 10:クリーニング部材接離機構 22:クリーニング部材 30,30′,30″:制御装置 32:電流検出回路 33:表面電位計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊地 宣男 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 松本 健太郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 貞夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 早川 直志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動する感光体と、該感光体に接触して
    回動しながらそれを帯電させる帯電部材と、該帯電部材
    の前記感光体に接触する表面をクリーニングするクリー
    ニング部材とを備えた画像形成装置において、 前記クリーニング部材を通常は前記帯電部材の表面から
    離間した状態に保持し、所定の時間間隔を開けたタイミ
    ング毎に前記帯電部材の表面に一定時間だけ接触させる
    クリーニング部材移動手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    画像形成回数を計数する手段と、該手段による計数値が
    所定値に達した後、前記クリーニング部材移動手段に任
    意の計数値毎に前記所定の時間間隔を開けたタイミング
    で前記クリーニング部材を前記帯電部材の表面に一定時
    間だけ接触させる動作を行わせる手段とを設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記帯電部材の表面の汚れ度合いを検出する手段と、該
    手段によって検出した汚れ度合いに応じて、前記クリー
    ニング部材移動手段が前記クリーニング部材を前記帯電
    部材の表面に一定時間だけ接触させる前記所定の時間間
    隔のタイミングを変化させる手段とを設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
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