JP4387374B2 - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラムおよびその記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラムおよびその記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に備えられる像担持体に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置、画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラムおよびその記録媒体に関するものである。
複写機やレーザプリンタ等の画像形成装置に採用されている電子写真方式では、感光体(像担持体)の表面を帯電装置にて帯電した後、露光装置にて露光して静電潜像を形成し、現像装置にて該静電潜像を現像してトナー像とする。そして、該トナー像を転写装置にて転写媒体である記録紙等に静電的に転写し、その後、記録紙上に転写されたトナー像を定着装置にて定着し、記録紙上に画像を形成する。
ところで、電子写真方式の画像形成装置では、感光体上に形成されたトナー像の一部は転写工程で記録紙へと転写されるが、残りのトナーは転写工程後も感光体の表面上に残存するため、この感光体上に残存したトナーを放置すると、次の画像形成において画像品質が低下してしまう。そこで、電子写真方式の画像形成装置には、感光体上に残存するトナーを除去するためにクリーニング装置が設けられている。クリーニング装置としては、感光体と当接する当接部材(ブレード,ブラシ等)を備えたものが多用されている。
また、感光体の表面に潤滑剤を塗布することによって感光体表面の表面エネルギーを低下させ、感光体表面へのトナーの付着力を低減し、トナーのクリーニング性を向上するとともに、感光体とクリーニング装置との摩擦係数を低減することで、感光体の膜減りを低減させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−189509号公報(2005年7月14日公開)
しかしながら、上記特許文献1の技術では、像担持体の表面がクリーニング装置に到達する前、すなわち記録紙上に転写されずに像担持体上に残ったトナーがクリーニング装置によって除去される前の像担持体に潤滑剤を塗布している。このため、潤滑剤塗布手段にトナーが付着し、潤滑剤を像担持体の表面に一様に、かつ長期に渡って安定して塗布することが困難であるという問題がある。
また、特許文献1の技術では、クリーニング装置内に潤滑剤および潤滑剤供給ブラシを配置しているので、クリーニング装置によって像担持体表面から除去された廃トナーにより、潤滑剤および潤滑剤供給ブラシが汚れてしまう場合がある。この場合、潤滑剤を一様に安定して塗布することがさらに困難になる。
また、特許文献1の技術では、像担持体の表面に塗布した潤滑剤の多くはクリーニング装置によって廃トナーとともに除去されるので、潤滑剤の塗布効率が悪く、潤滑剤の消費量が増大してしまう。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、潤滑剤を像担持体の表面に一様に、かつ長期に渡って安定して塗布することができ、潤滑剤の消費量を低減できる画像形成装置、潤滑剤塗布装置、画像形成装置の制御方法、プログラムおよびその記録媒体を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、上記の課題を解決するために、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像手段と、現像された上記像担持体上の画像を転写媒体に転写する転写手段と、転写後の上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング手段と、上記像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置において、上記潤滑剤塗布手段は、クリーニング後かつ帯電前の上記像担持体の表面に潤滑剤を塗布することを特徴としている。なお、上記転写媒体は、記録紙等の記録材であってもよく、現像した像(トナー像)を記録材に搬送するための中間転写ベルト等の中間転写媒体であってもよい。
上記の構成によれば、上記潤滑剤塗布手段は、クリーニング後かつ帯電前の像担持体の表面に潤滑剤を塗布する。すなわち、クリーニング手段よりも像担持体の回転方向下流側で潤滑剤が塗布される。このため、潤滑剤塗布手段に廃トナーが付着することを防止することができ、潤滑剤を像担持体の表面に一様に、かつ長期に渡って安定して塗布することができる。また、像担持体に塗布した潤滑剤が、塗布した直後にクリーニング手段によって除去されることがないので、潤滑剤の使用効率を向上させて潤滑剤の消費量を低減できる。
また、上記帯電手段は、像担持体に接触してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材を備えている構成であってもよい。
上記の構成によれば、像担持体に接触してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材を備えているので、潤滑剤塗布手段によって像担持体に塗布された潤滑剤を接触帯電部材によって均すことができる。これにより、潤滑剤を像担持体の表面に一様に塗布することができる。
また、上記の画像形成装置に加えて、上記接触帯電部材の表面に当接してこの接触帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材を備えている構成としてもよい。
接触帯電部材の表面に塗布される潤滑剤が多すぎると、像担持体と接触帯電部材との間で電荷リークが生じて帯電性能が低下したり、画像欠陥が発生してしまう場合がある。これに対して、上記の構成によれば、接触帯電部材の表面に付着した不要な潤滑剤をクリーニング部材によって除去し、接触帯電部材表面の潤滑剤を適量化することができ、また、接触帯電部材表面の潤滑剤をクリーニング部材によって均して均一化することができるので、電荷リーク等による帯電性能の低下や画像欠陥の発生を防止できる。
また、上記クリーニング部材の位置を、上記接触帯電部材に対して当接する位置と上記接触帯電部材から離間した位置との間で切り替える第1離接手段を備えていてもよい。
上記の構成によれば、クリーニングを必要としないときにはクリーニング部材を接触帯電部材から離間させ、必要に応じて当接させることで、電荷リーク等による帯電性能の低下を防止するとともに、クリーニング部材による接触帯電部材の磨耗を抑制できる。
また、上記潤滑剤塗布手段は、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えている構成としてもよい。
また、本発明の画像形成装置は、トナー像を担持する像担持体と、この像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置であって、上記潤滑剤塗布手段は、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送してこの像担持体の表面に塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えている構成であってもよい。
上記いずれかの構成によれば、潤滑剤保持手段に保持された潤滑剤の位置を、第2離接手段によって塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替えることができる。これにより、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量を適正化することができ、潤滑剤の消費量を低減できる。
また、上記第2離接手段の動作を制御する制御手段を備えている構成としてもよい。上記の構成によれば、制御手段によって第2離接手段の動作を制御することで、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量を適正化することができ、潤滑剤の消費量を低減できる。また、使用者が第2離接手段を操作する必要がないので、使用者の利便性を向上できる。
また、上記制御手段は、上記潤滑剤保持手段によって保持されている潤滑剤の残量が少なくなるほど、この潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間が長くなるように、上記第2離接手段の動作を制御する構成としてもよい。
例えば、潤滑剤をこの潤滑剤の自重によって塗布手段に当接させる構成では、潤滑剤の残量が少なくなって自重が軽くなると、潤滑剤の塗布手段に対する当接面積あるいは圧接力が小さくなり、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量が低下する。また、潤滑剤をバネ等の付勢手段によって塗布手段に圧接させる構成においても、潤滑剤の残量が少なくなるとバネの長さが変化して潤滑剤の塗布手段に対する当接面積あるいは圧接力が小さくなり、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量が低下する。
これに対して、上記の構成によれば、制御手段が、潤滑剤保持手段によって保持されている潤滑剤の残量が少なくなるほど、この潤滑剤を塗布部材に当接させる時間を長くするように第2離接手段の動作を制御するので、潤滑剤の残量が少なくなることで塗布手段に対する圧接力あるいは当接面積が低下して単位時間あたりの塗布量が低下しても、像担持体に対する潤滑剤の塗布量を所定量に保つことができる。
また、上記潤滑剤を上記潤滑剤保持手段に保持させた時(例えば潤滑剤塗布手段の製造時あるいは潤滑剤を前回交換したとき)からの上記画像形成装置の使用履歴を記憶する記憶手段を備え、上記制御手段は、上記使用履歴に基づいて上記第2離接手段の動作を制御する構成としてもよい。なお、上記使用履歴としては、例えば、上記像担持体の積算回転数または積算走行距離、画像形成回数または画像形成した記録紙の枚数、上記塗布部材の積算離接回数のうちのいずれか1つ以上を用いることができる。
上記の構成によれば、画像形成装置の使用履歴に基づいて上記第2離接手段の動作を制御する。これにより、潤滑剤の残量に応じて第2離接手段の動作を制御することが可能となり、像担持体に対する潤滑剤の塗布量を長期に渡って安定させることができる。
また、上記制御手段は、形成する画像の印字率が高いほど上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間が長くなるように上記第2離接手段の動作を制御する構成としてもよい。
形成する画像の印字率が高い場合には、印字率が低い場合に比べて、像担持体へのトナーの付着量を低減させるための最適な潤滑剤の塗布量は多くなる。そこで、形成する画像の印字率に応じて、第2離接手段の動作を制御して像担持体に対する潤滑剤の塗布量を制御することで、像担持体に対するトナー付着の低減効果を安定して得るとともに、潤滑剤の使用効率を向上させて潤滑剤の消費量を低減することができる。
また、上記第2離接手段を備えた構成において、上記帯電手段は、上記像担持体に接触してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材と、上記接触帯電部材の表面に当接してこの接触帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材と、上記クリーニング部材の位置を上記接触帯電部材に対して当接する位置と上記接触帯電部材から離間した位置との間で切り替える第1離接手段とを備えている構成であってもよい。
また、本発明の画像形成装置は、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像手段と、現像された上記像担持体上の画像を転写媒体に転写する転写手段と、転写後の上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング手段と、上記像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置において、上記帯電手段は、上記像担持体に接触してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材と、上記接触帯電部材の表面に当接してこの接触帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材と、上記クリーニング部材の位置を上記接触帯電部材に対して当接する位置と上記接触帯電部材から離間した位置との間で切り替える第1離接手段とを備えており、上記潤滑剤塗布手段は、潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えている構成としてもよい。
上記いずれかの構成によれば、接触帯電部材の表面に付着した不要な潤滑剤をクリーニング部材によって除去し、接触帯電部材表面の潤滑剤を適量化することができる。また、接触帯電部材表面の潤滑剤をクリーニング部材によって均し、均一化することができる。さらに、クリーニングを必要としないときにはクリーニング部材を接触帯電部材から離間させることで、接触接触部材の磨耗を抑制できる。
また、上記第1離接手段および第2離接手段の動作を制御する制御手段を備え、上記制御手段は、上記第2離接手段を制御して上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させた後、この当接によって塗布部材を介して像担持体に塗布された潤滑剤が上記クリーニング部材と上記接触帯電部材との対向部に到達するまでの間に、上記クリーニング部材と上記接触帯電部材とを離間状態から当接状態に切り替えるように、上記第1離接手段の動作を制御する構成としてもよい。
上記の構成によれば、潤滑剤を塗布手段から離間させているとき、すなわち像担持体に潤滑剤が塗布されないときにはクリーニング部材を接触帯電部材から離間させておき、潤滑剤を塗布手段に当接させた後、この当接によって像担持体に塗布される潤滑剤が接触帯電部材とクリーニング部材との対向部に到達するまでの間にクリーニング部材を接触帯電部材に当接させることができる。したがって、接触帯電部材とクリーニング部材とが当接する時間を削減して接触接触部材の磨耗を抑制するとともに、接触帯電部材の表面に必要量以上の潤滑剤が付着して電荷リーク等の問題を引き起こすことを防止できる。また、接触帯電部材の表面の潤滑剤を均一化し、帯電ムラが生じることを防止できる。
本発明の潤滑剤塗布装置は、トナー像を担持する像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布装置であって、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布手段と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布手段に当接する位置と上記塗布手段から離間する位置との間で切り替える離接手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、潤滑剤保持手段に保持された潤滑剤の位置を、第2離接手段によって上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替えることができる。これにより、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量を適正化することができ、潤滑剤の消費量を低減できる。
また、上記潤滑剤塗布装置は、上記第2離接手段の動作を制御する制御手段を備えている構成としてもよい。上記の構成によれば、制御手段によって第2離接手段の動作を制御することで、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量を適正化することができ、潤滑剤の消費量を低減できる。また、使用者が第2離接手段を操作する必要がないので、使用者の利便性を向上できる。
また、上記制御手段は、上記潤滑剤保持手段によって保持されている潤滑剤の残量が少なくなるほど、この潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間が長くなるように、上記第2離接手段の動作を制御する構成としてもよい。
上記の構成によれば、像担持体に対する潤滑剤の塗布量を、潤滑剤の残量に関わらず長期に渡って安定させることができる。
本発明の画像形成装置の制御方法は、トナー像を担持する像担持体と、この像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置の制御方法であって、上記潤滑剤塗布手段は、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送してこの像担持体の表面に塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えており、上記潤滑剤保持手段によって保持されている潤滑剤の残量が少なくなるほど、この潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間を長く設定することを特徴としている。
上記の方法によれば、像担持体に対する潤滑剤の塗布量を、潤滑剤の残量に関わらず長期に渡って安定させることができる。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、トナー像を担持する像担持体と、この像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置の制御方法であって、上記潤滑剤塗布手段は、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送してこの像担持体の表面に塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えており、形成する画像の印字率が高いほど上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間を長く設定することを特徴としている。
上記の方法によれば、形成する画像の印字率に応じて像担持体に対する潤滑剤の塗布量を制御することで、像担持体に対するトナー付着の低減効果を安定して得るとともに、潤滑剤の使用効率を向上させて潤滑剤の消費量を低減することができる。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像手段と、現像された上記像担持体上の画像を転写媒体に転写する転写手段と、転写後の上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング手段と、上記像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置の制御方法であって、上記帯電手段は、上記像担持体に接触してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材と、この接触帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材と、上記クリーニング部材の位置を上記接触帯電部材に対して当接する位置と上記接触帯電部材から離間した位置との間で切り替える第1離接手段とを備え、上記潤滑剤塗布手段は、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えており、上記第2離接手段を制御して上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させた後、この当接によって塗布部材を介して像担持体に塗布される潤滑剤が上記クリーニング部材と上記接触帯電部材との対向部に到達するまでの間に、上記クリーニング部材と上記接触帯電部材とを離間状態から当接状態に切り替えるように、上記第1離接手段の動作を制御することを特徴としている。
上記の方法によれば、像担持体に潤滑剤が塗布されないときにはクリーニング部材を接触帯電部材から離間させておき、潤滑剤を塗布手段に当接させた後、この当接によって像担持体に塗布される潤滑剤が接触帯電部材とクリーニング部材との対向部に到達するまでの間にクリーニング部材を接触帯電部材に当接させることができる。したがって、接触帯電部材表面の潤滑剤をクリーニング部材によって均して均一化することができ、さらに、接触帯電部材の磨耗を抑制できる。
なお、上記制御手段をコンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御手段として機能させるためのプログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に含まれる。
以上のように、本発明の画像形成装置は、クリーニング後かつ帯電前の像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段を備えている。
それゆえ、潤滑剤を像担持体の表面に一様に、かつ長期に渡って安定して塗布することができ、潤滑剤の消費量を低減できる。
また、本発明の画像形成装置は、潤滑剤塗布手段が、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送してこの像担持体の表面に塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量を適正化することができ、潤滑剤の消費量を低減できる。
また、本発明の画像形成装置は、上記帯電手段が、上記像担持体に接触してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材と、上記接触帯電部材の表面に当接してこの接触帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材と、上記クリーニング部材の位置を上記接触帯電部材に対して当接する位置と上記接触帯電部材から離間した位置との間で切り替える第1離接手段とを備えており、上記潤滑剤塗布手段が、潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、接触帯電部材表面の潤滑剤を適量化および均一化することができる。さらに、接触帯電部材の磨耗を抑制できる。
本発明の潤滑剤塗布装置は、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布手段と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布手段に当接する位置と上記塗布手段から離間する位置との間で切り替える離接手段とを備えている。
それゆえ、塗布手段を介して像担持体に塗布される潤滑剤の量を適正化することができ、潤滑剤の消費量を低減できる。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、潤滑剤保持手段によって保持されている潤滑剤の残量が少なくなるほど、この潤滑剤を塗布部材に当接させる時間を長く設定する。
それゆえ、像担持体に対する潤滑剤の塗布量を、潤滑剤の残量に関わらず長期に渡って安定させることができる。
また、本発明の画像形成装置の制御方法は、形成する画像の印字率が高いほど上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間を長く設定するようにしてもよい。
上記の方法によれば、像担持体に対するトナー付着の低減効果を安定して得るとともに、潤滑剤の使用効率を向上させて潤滑剤の消費量を低減することができる。
本発明の画像形成装置の制御方法は、第2離接手段を制御して上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させた後、この当接によって塗布部材を介して像担持体に塗布される潤滑剤が上記クリーニング部材と上記接触帯電部材との対向部に到達するまでの間に、上記クリーニング部材と上記接触帯電部材とを離間状態から当接状態に切り替えるように、上記第1離接手段の動作を制御するようにしてもよい。
上記の方法によれば、接触帯電部材表面の潤滑剤をクリーニング部材によって均して均一化することができ、さらに、接触帯電部材の磨耗を抑制するとともに、廃トナーがクリーニング部材に蓄積されてクリーニング部材が汚染されることを抑制できる。
本発明の一実施形態について説明する。
図2は、本実施形態にかかる画像形成装置1の概略構成を示す説明図である。画像形成装置1は、電子写真方式のカラー画像形成装置であり、例えばネットワークを介して外部から送信されてくる画像データや画像読取装置(図示せず)によって読み取った画像データ等に基づいて、記録紙(転写媒体)に対して多色または単色の画像を形成するものである。
図2に示すように、画像形成装置1は、可視像形成ユニット10、記録紙搬送手段30、定着装置40、供給トレイ20を備えている。
可視像形成ユニット10には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B)の各色に対応して、4つの可視像形成ユニット10Y・10M・10C・10Bが並設されている。つまり、可視像形成ユニット10は4つの可視像形成ユニット10Y・10M・10C・10Bからなり、可視像形成ユニット10Yはイエロー(Y)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニット10Mはマゼンダ(M)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニット10Cはシアン(C)のトナーを用いて画像形成を行い、可視像形成ユニット10Bはブラック(B)のトナーを用いて画像形成を行う。具体的な配置としては、供給トレイ20から定着装置40へ記録紙を搬送する搬送路に沿って、4組の可視像形成ユニット10Y・10M・10C・10Bが配設されており、搬送される記録紙に各色のトナーを多重転写するようになっている。
図1は、可視像形成ユニット10Y,10M,10C,10Bの構成を示す断面図である。この図に示すように、可視像形成ユニット10Y・10M・10C・10Bは、それぞれ実質的に同一の構成を有する。すなわち、それぞれに、感光体(感光体ドラム、像担持体)11、帯電装置12、レーザ光照射手段13、現像装置14、転写ローラ15、クリーナユニット16、潤滑剤塗布装置17が設けられている。
帯電装置12は、感光体11の表面を所定の電位に均一に帯電させるものであり、本実施形態では帯電ローラを感光体11の表面に接触させて帯電させる接触帯電方式の帯電装置を用いている。なお、帯電装置12の詳細については後述する。
レーザ光照射手段13は、帯電装置12によって帯電させた感光体11の表面を画像データに応じて露光し、感光体11の表面に静電潜像を形成するものである。現像装置14は、感光体11の表面に形成された静電潜像を、トナーによって現像してトナー像を形成するものである。転写ローラ15は、トナーとは逆極性のバイアス電圧を印加されており、感光体11に形成されたトナー像を、記録紙搬送手段30によって搬送される記録紙に転写させるものである。
クリーナユニット16は、転写ローラ15による転写処理の後に、感光体11の表面に残留したトナーを除去・回収するものである。図1に示すように、クリーナユニット16は、ケース54およびブレード(クリーニングブレード)51を備えている。
ブレード51は、感光体11の表面に残留するトナーを回収するためのものであり、感光体11の軸方向を長手方向とする長尺状のゴム部材によって形成されている。ブレード51に用いるゴム部材としては、例えばウレタンゴム、シリコーンゴム、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム等からなるものを用いることができる。このブレード51は、一方の長辺がケース54に設けられた開口部における感光体11の回転方向下流側に取り付けられ、他方の長辺のエッジ(角)が感光体11の表面に接触するよう配置されている。これにより、ブレード51は、トナー像の転写後に感光体11の表面上に残る転写残トナーを感光体11との当接部位で堰き止め、スティック・スリップ動作を行いながら掻き落として除去する。スティック・スリップ動作とは、ブレード51における感光体11との当接部分が、感光体11の表面の動きにつられて感光体11の回転方向に移動する動作と、ブレード51自身の弾性力により元の位置に戻る動作とを繰り返す動きのことであり、ブレード51のエッジが感光体11の表面を摺動する動作のことである。
潤滑剤塗布装置17は、クリーナユニット16によるクリーニング後かつ帯電装置12による帯電前の感光体11の表面に潤滑剤を塗布するものである。潤滑剤塗布装置17の詳細については後述する。
上記の構成により、各可視像形成ユニットにおいて、帯電装置12によって感光体11の表面を帯電し、帯電した感光体11の表面をレーザ光照射手段13で露光して静電潜像を形成し、静電潜像を現像装置14によって現像し、現像したトナー像を転写ローラ15によって記録紙に転写する処理が行われる。また、転写後に感光体11の表面に残ったトナー像は、クリーナユニット16によって除去回収される。そして、このような、記録紙に対するトナー像の転写を、各色の可視像形成ユニットにおいて順次行うことで、記録紙に各色のトナー像を多重転写するようになっている。
記録紙搬送手段30は、駆動ローラ31、アイドリングローラ32、搬送ベルト33からなり、記録紙に各可視像形成ユニットによってトナー像が転写されるように、記録紙を搬送するものである。駆動ローラ31およびアイドリングローラ32は、無端状の搬送ベルト33を張架するものであり、駆動ローラ31が所定の周速度で回転駆動されることで、搬送ベルト33が回転するようになっている。また、搬送ベルト33は、外側表面は所定の電位に帯電しており、記録紙を静電吸着しながら搬送する。
記録紙搬送手段30によって搬送されて各可視像形成ユニットを通過し、トナー像(未定着トナー像)を転写された記録紙は、駆動ローラ31の曲率によって搬送ベルト33から剥離され、定着装置40に搬送される。定着装置40は、記録紙に適度な熱と圧力とを与えて、記録紙上に転写されたトナーを溶解させて記録紙に定着させ、記録紙を排紙トレイ(図示せず)に排出する。定着装置40の構成は特に限定されるものではなく、例えば加熱ローラ40と加圧ローラ41とを備え、これら両ローラによって記録紙を挟持しながら搬送する構成のものを用いることができる。
なお、画像形成装置1に備えられる上記各部材の動作は、主制御部(制御用集積回路基板またはコンピュータ,不図示)によって制御される。
次に、潤滑剤塗布装置17および帯電装置12の構成について図3を参照して説明する。図3は、図1における潤滑剤塗布装置17および帯電装置12の周辺を拡大したものである。
まず、潤滑剤塗布装置17について説明する。図3に示すように、潤滑剤塗布装置17は、ブラシローラ71、潤滑剤72、離接機構73を備えている。
ブラシローラ71は、感光体11と略同じ長さ(幅)を有した筒型形状のブラシであり、感光体11の表面にブラシの毛の先が当たるように、感光体11と互いの軸が平行になるように配置されている。具体的には、本実施形態では、直径6mmのステンレスシャフト71aに、太さ2デニールの導電性ナイロンブラシ(電気抵抗値7.5Ω・cm)の毛71bが、密度6×10本/inchで上記ステンレスシャフト71aの直径方向に向かってブラシの外径が16mmになるように配置されたものを用いた。
なお、ブラシローラ71は、モーター、ギア等の駆動手段(図示せず)によって回転駆動される。これにより、ブラシローラ71は、感光体11との接触部よりもブラシの回転方向の上流側に配された潤滑剤72の一部を掻き取り、掻き取った潤滑剤を感光体11の表面に塗布するようになっている。なお、ブラシローラ71によって掻き取られた潤滑剤は微粒子となって感光体11の表面に供給される。
潤滑剤(固形潤滑剤)72は、ブラシローラ71によって感光体11の表面に塗布されるものであり、感光体11の長さと略同じ長さ(幅)を長手方向に有した直方体の形状となっている。この潤滑剤72は、離接機構73の一部に取り付けられており、この離接機構73によってブラシローラ71に当接する位置と、ブラシローラ71から離間する位置とに切り替えられるようになっている。なお、本実施形態では、潤滑剤72が離接機構73によってブラシローラ71に当接する位置に配置されている場合、潤滑剤72および離接機構73に備えられるアーム部73bの自重によって潤滑剤72がブラシローラ71に圧接するようになっている。ただし、これに限らず、例えば離接機構73の一部に潤滑剤72をブラシローラ71側に付勢するためのバネ等の付勢手段(図示せず)を設け、この付勢手段によって潤滑剤72をブラシローラ71に圧接させてもよい。
本実施形態では、潤滑剤72としてステアリン酸亜鉛(ジンクステアレート;ZnSt)を用いている。ただし、潤滑剤72はこれに限るものではなく、例えば、金属石鹸として知られている他の脂肪酸金属塩や、フッ素樹脂などを用いてもよい。脂肪酸金属塩としては、ステアリン酸亜鉛の他、ステアリン酸バリウム、ステアリン酸鉛、ステアリン酸鉄、ステアリン酸ニッケル、ステアリン酸コバルト、ステアリン酸銅、ステアリン酸ストロンチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸カドミウム、ステアリン酸マグネシウム、オレイン酸亜鉛、オレイン酸マンガン、オレイン酸鉄、オレイン酸コバルト、オレイン酸鉛、オレイン酸マグネシウム、オレイン酸銅、パルチミン酸亜鉛、パルチミン酸コバルト、パルチミン酸銅、パルチミン酸マグネシウム、パルチミン酸アルミニウム、パルチミン酸カルシウム、カプリル酸鉛、カプロン酸鉛、リノレン酸亜鉛、リノレン酸コバルト、リノレン酸カルシウム、リコリノネン酸亜鉛及びリコリノネン酸カドミウム等が挙げられる。なお、潤滑剤72に含まれる水分は、感光体11上で帯電能力等に影響を及ぼすので、潤滑剤72としては吸湿性が0.5%以下であるものを使用することが好ましい。
離接機構73は、図3に示すように、駆動軸73aおよびアーム部73bを備えており、潤滑剤72の位置をブラシローラ71に当接する位置と、ブラシローラ71から離間する位置とに切り替えるものである。
アーム部73bの一端は駆動軸73aに固定されており、他端側の近傍には潤滑剤72が取り付けられている。駆動軸73aは、図示しないモーター、ギア等の駆動源から供給される駆動力により、所定角度だけ回転するようになっている。なお、潤滑剤72の離接動作は、後述する離接制御部90によって制御される。
なお、離接機構73の構成は、これに限るものではなく、潤滑剤72の位置をブラシローラ71に当接する位置と、ブラシローラ71から離間する位置とに切り替えることができるものであればよい。例えば、アーム部73bを回転可能に支持するとともに、このアーム部73bの一部に偏心カムを当接させておき、偏心カムの回転を制御することによって潤滑剤72の位置を切り替えるようにしてもよい。また、ソレノイド等からなるアクチュエータを用いて潤滑剤72の位置を切り替えてもよい。
次に、帯電装置12の構成について説明する。図3に示すように、帯電装置12は、帯電ローラ(接触帯電部材)61、クリーニングローラ(クリーニング部材)62、離接機構63を備えている。
帯電ローラ61は、感光体11の軸方向の長さと同程度の長さを有し、感光体11の表面に接触するように感光体11と互いの軸が平行になるように配置され、高圧電源(図示せず)から給電されることにより感光体11の表面を均一に帯電させるものである。なお、帯電ローラ61は感光体11に従動回転するようになっている。
帯電ローラ61は、導電性支持体を基体としてその外周面上に弾性層が形成され、この弾性層上に抵抗層が形成されている。上記導電性支持体としては、例えば、鉄、銅、ステンレス、アルミニウム、ニッケル等の金属材料の丸棒を用いることができる。なお、防錆や耐傷性付与のために、これらの金属表面にメッキ処理を施してもよい。ただし、導電性を損なわないことが必要である。
上記弾性層は、被帯電体としての感光体11に対する給電や、帯電ローラ61の感光体11に対する良好な均一密着性を確保するために、適当な導電性と弾性とを有している。具体的には、上記弾性層としては、例えば天然ゴム、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、シリコーンゴム、ウレタンゴム、エピクロルヒドリンゴム、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)等の合成ゴム、あるいはポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂等の弾性材料中に、カーボンブラック、グラファイト、導電性金属酸化物等の電子電導機構を有する導電剤、アルカリ金属塩や四級アンモニウム塩等のイオン電導機構を有する導電剤などを適宜添加したものを用いることができる。なお、帯電ローラ61と感光体11との均一密着性を確保するためには、上記弾性層を研磨して、その中央部が一番太く、中央部から両端部に行くにつれて細くなる形状(いわゆるクラウン形状)に形成することが好ましい。
上記抵抗層は、弾性層に接して形成され、弾性層中に含有される軟化油や可塑剤等の帯電ローラ61表面へのブリードアウトを防止するとともに、帯電ローラ61全体の電気抵抗を調整するために設けられる。上記抵抗層としては、導電性または半導電性を有する材料が用いられる。例えば、エピクロルヒドリンゴム、NBR、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、フッ素ゴム系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、エチレン酢酸ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、塩素化ポリエチレン系熱可塑性エラストマー等、あるいはこれらの混合材料、または共重合体からなる材料に、電子電導機構を有する導電剤(例えば、導電性カーボン、グラファイト、導電性金属酸化物、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄粉等)、イオン電導機構を有する導電剤(例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩等)を適宜添加したものを用いる。この場合、所望の電気抵抗を得るために、上記各種導電剤を2種以上併用してもよい。ただし、環境変動や感光体11の汚染を考慮すると、電子電導機構を有する導電剤を用いることが好ましい。
クリーニングローラ62は、帯電ローラ61の表面に接触するように配置され、帯電ローラ61の表面に付着したトナー,紙粉等を除去するためのものである。クリーニングローラ62としては、例えば、鉄、銅、ステンレス、アルミニウム、ニッケル等の金属材料からなる円柱状の軸の外周面上にフェルト、スポンジ等を巻きつけたものを用いることができる。なお、本実施形態では、クリーニング部材としてクリーニングローラ62を用いているが、これに限らず、ローラ形状以外の形状を有するものを用いてもよい。すなわち、帯電ローラ61の表面に付着した潤滑剤、汚染物質等を除去できるものであればよく、例えば、フェルト、スポンジ、マイラーシート等を帯電ローラ61の表面に当接させる構成のものを用いることができる。
離接機構63は、クリーニングローラ(クリーニング部材)62の位置を帯電ローラ61に当接する位置と、帯電ローラ61から離間する位置とに切り替えるためのものである。図3に示すように、離接機構63は、駆動軸63a、アーム部63bを備えている。
アーム部63bの一端は駆動軸63aに固定されており、他端側にはクリーニングローラ62の一部(例えば上記軸の両端部を回転可能に軸支する軸受部)が取り付けられている。駆動軸63aは、図示しないモーター、ギア等の駆動源から供給される駆動力により、所定角度だけ回転するようになっている。これにより、クリーニングローラ62の位置は、帯電ローラ61に当接する位置と、帯電ローラ61から離間する位置とに切り替えられる。クリーニングローラ62の離接動作は、後述する離接制御部90によって制御される。
なお、離接機構63の構成は、これに限るものではなく、クリーニングローラ62の位置を帯電ローラ61に当接する位置と、帯電ローラ61から離間する位置とに切り替えることができるものであればよい。例えば、上記の離接機構73と同様、偏心カム、あるいはソレノイド等からなるアクチュエータを用いてもよい。
次に、潤滑剤72およびクリーニングローラ62の離接動作を制御する離接制御部90の構成および離接動作の制御方法について説明する。
離接制御部90は、第1離接制御部91、第2離接制御部92、使用履歴算出部93、使用履歴記憶部94を備えている。なお、離接制御部90は、画像形成装置1の主制御部に備えられていてもよい。
第1離接制御部91は、離接機構63の動作、すなわちクリーニングローラ62の帯電ローラ61に対する離接動作を制御するものである。
第2離接制御部92は、離接機構73の動作、すなわち潤滑剤72のブラシローラ71に対する離接動作を制御するものである。
使用履歴算出部93は、現在使用中の潤滑剤について使用開始したとき(出荷時または潤滑剤72を前回交換したとき)からの使用履歴情報(ライフ情報)を算出して使用履歴記憶部94に記憶させるものである。本実施形態では、使用履歴情報として感光体11の積算走行距離(感光体11の回転による感光体11表面の移動距離)を用いる。
使用履歴算出部93は、感光体11の積算走行距離を算出して使用履歴記憶部94に記憶している使用履歴情報を更新する。使用履歴算出部93には、例えば、画像形成装置1の主制御部から感光体11の回転駆動手段に供給される駆動制御信号が入力され、使用履歴算出部93はこの駆動制御信号に基づいて感光体11の積算走行距離を算出する。あるいは、主制御部が積算走行距離を算出して使用履歴算出部93に出力してもよい。また、感光体11の回転数あるいは回転速度などを計測する計測手段を備え、その計測結果に基づいて積算走行距離を算出してもよい。
また、第2離接制御部92は、使用履歴算出部93の算出した使用履歴情報(あるいは使用履歴記憶部94に記憶されている使用履歴情報)に基づいて、潤滑剤72の塗布量が一定量になるように、離接機構73の離接タイミングを制御する。具体的には、例えば、表1に示すように、当接時間と離間時間とからなる1サイクルの周期長は一定(表1では40秒)とし、積算走行距離に応じて各サイクルにおける当接時間と離接時間との割合(デューティ)を変化させることで、塗布量(例えば記録紙1枚あたりの塗布量)を一定量に近づける。
Figure 0004387374
表2は、潤滑剤72をブラシローラ71に常時当接させた場合(デューティ100%とした場合)の感光体11の積算走行距離と潤滑剤塗布量との関係を示している(比較例I)。また、表3は、各サイクルの周期長は表1と同様40秒とし、デューティを50%で一定にした場合の感光体11の積算走行距離と潤滑剤塗布量との関係を示している(比較例II)。
Figure 0004387374
Figure 0004387374
表2および表3に示したように、潤滑剤72をブラシローラ71に常時当接させた場合、および一定のデューティで当接させた場合には、潤滑剤の塗布量は感光体11の積算走行距離の増加に伴って減少する。これは、感光体11の積算走行距離の増加に伴い、潤滑剤72の残量が少なくなり、ブラシローラ71に対する圧接力が小さくなるためである。
これに対して、本実施形態では、表1に示したように、感光体11の積算走行距離が増加するほど、デューティが大きくなるように(離間時間に対する当接時間の割合が大きくなるように)離接タイミングを制御することにより、感光体11の積算走行距離によらず潤滑剤の塗布量をほぼ一定にすることが可能になっている。
第1離接制御部91は、潤滑剤72がブラシローラ71に当接した後、この当接によってブラシローラ71を介して感光体11に塗布される潤滑剤がクリーニングローラ62と帯電ローラ61との対向部に到達するまでの間に、クリーニングローラ62と帯電ローラ61とが当接するように、離接機構63の動作を制御する。また、潤滑剤72がブラシローラ71から離間した後、この離間の直前の当接によってブラシローラ71を介して感光体11に塗布される潤滑剤がクリーニングローラ62と帯電ローラ61との対向部に到達した後に、クリーニングローラ62と帯電ローラ61とが離間するように、離接機構63の動作を制御する。
以上のように、本実施形態にかかる画像形成装置1は、クリーニング後かつ帯電前の感光体11の表面に潤滑剤を塗布するようになっている。このため、クリーナユニット16によって廃トナーを除去された後の感光体11表面に潤滑剤を塗布するので、ブラシローラ71への廃トナーの付着を防止することができ、潤滑剤を感光体11の表面に一様に、かつ長期に渡って安定して塗布できる。また、感光体11に塗布した潤滑剤が、塗布した直後にクリーナユニット16によって除去されることがないので、潤滑剤の使用効率を向上させて潤滑剤の消費量を低減できる。
また、本実施形態にかかる画像形成装置1は、帯電ローラ61を備えた接触帯電方式の帯電装置12を用いている。このため、ブラシローラ71によって感光体11に塗布された潤滑剤を帯電ローラ61によって均すことができる。したがって、潤滑剤を感光体11の表面に一様に、かつ長期に渡って安定して塗布することができる。
また、本実施形態では、感光体11の積算走行距離が長くなるほど、潤滑剤72をブラシローラ71に当接させる時間が長くなるように、離接制御部90が離接機構63の動作を制御する。これにより、感光体11に対する潤滑剤の塗布量を、潤滑剤72の残量に関わらず長期に渡って安定させることができる。
つまり、本実施形態では、潤滑剤72をこの潤滑剤72の自重によってブラシローラ71に当接させているので、潤滑剤72の残量が少なくなって自重が軽くなると、潤滑剤72のブラシローラ71に対する当接面積あるいは圧接力が小さくなる。また、潤滑剤72をバネ等の付勢手段によってブラシローラ71に圧接させる構成としてもよいが、この場合にも潤滑剤72の残量が少なくなるとバネの長さが変化して潤滑剤72のブラシローラ71に対する当接面積あるいは圧接力が小さくなる。
そこで、上記のように、感光体11の積算走行距離が長くなるほど、すなわち潤滑剤72の残量が少なくなるほど、潤滑剤72をブラシローラ71に当接させる時間を長くすることで、感光体11に対する潤滑剤の塗布量を、潤滑剤72の残量に関わらず長期に渡って安定させることができる。
また、本実施形態では、帯電ローラ61に当接してこの帯電ローラ61の表面をクリーニングするクリーニングローラ62を備えている。
このため、クリーニングローラ62によって感光体11から帯電ローラ61の表面に移行した潤滑剤の余剰分を除去して帯電ローラ61表面の潤滑剤量を適量化するとともに、帯電ローラ61の表面に均一に塗布できる。特に、本実施形態では感光体11の表面をクリーニングするクリーナユニット16よりも感光体11の回転方向下流側で潤滑剤を塗布するので、従来のクリーナユニットの上流側で潤滑剤を塗布する構成のように感光体11表面の潤滑剤はクリーニングブレードで均されず、帯電ローラ61に多量の潤滑剤が不均一に塗布される可能性がある。しかしながら、クリーニングローラ62によって帯電ローラ61表面の潤滑剤を適量化および均一化できる。
また、本実施形態では、クリーニングローラ62を帯電ローラ61に対して離接可能な構成としている。このため、帯電ローラ61の磨耗や、クリーニングローラ62のトナー汚染を抑制できる。
また、本実施形態では、潤滑剤72がブラシローラ71に当接した後、この当接によってブラシローラ71を介して感光体11に塗布される潤滑剤がクリーニングローラ62と帯電ローラ61との対向部に到達するまでの間に、クリーニングローラ62と帯電ローラ61とを当接させるようになっている。また、潤滑剤72がブラシローラ71から離間した後、この離間の直前の当接によってブラシローラ71を介して感光体11に塗布される潤滑剤がクリーニングローラ62と帯電ローラ61との対向部に到達した後に、クリーニングローラ62と帯電ローラ61とを離間させるようになっている。
これにより、帯電ローラ61に多量の潤滑剤が塗布される可能性のある時にクリーニングローラ62を当接させ、帯電ローラ61表面の潤滑剤量を適正化,均一化して帯電リーク等の不具合が生じることを防止できる。そして、帯電ローラ61に多量の潤滑剤が塗布される可能性がないときにはクリーニングローラ62を離間させて帯電ローラ61の磨耗等を防止でき、帯電ローラ61のクリーニングを効率的に行うことができる。
なお、本実施形態では、使用履歴情報として感光体11の積算走行距離(感光体11の回転による感光体11表面の移動距離)を用いているが、使用履歴情報はこれに限るものではなく、潤滑剤72の残量を算出あるいは推測できる情報であればよい。例えば、感光体11の積算回転数、積算画像形成回数、積算印字枚数、離接機構63による潤滑剤72の積算離接回数、あるいはその他の画像形成装置1の使用状態(使用期間や使用回数など)を示す情報を用いてもよい。
また、本実施形態では、表1に示したように、当接時間と離間時間とからなる1サイクルの周期長は一定とし、積算走行距離に応じて各サイクルにおけるデューティを変化させることで、塗布量を所定量に近づけているが、離接タイミングの制御方法はこれに限るものではなく、塗布量が所定値に近づくように制御できればよい。
例えば、表4に示すように、1回あたりの当接時間を一定とし(表4では20秒)、離間時間を変化させることで塗布量が所定量に近づくように制御してもよい。
Figure 0004387374
また、本実施形態では、感光体11に対する潤滑剤の塗布量が一定になるように、潤滑剤72とブラシローラ71との離接タイミングを制御しているが、これに限るものではない。
例えば、印字率の高い画像の場合、印字率が低い画像の場合に比べて最適な潤滑剤の塗布量は多くなる。そこで、画像形成を行う画像の印字率に応じて塗布量を設定してもよい。例えば、離接制御部90に画像データに基づいて印字率を算出する印字率算出部を設けるとともに、画像形成装置1の主制御部から離接制御部90に画像データを入力し、印字率算出部が算出するこの画像データについての印字率に基づいて第2離接制御部92が目標とする塗布量を設定し、この目標とする塗布量を実現するように、使用履歴情報に基づいて離接タイミングを制御するようにしてもよい。
また、本実施形態では、帯電ローラ61を接触帯電部材として備えた構成について説明したが、接触帯電部材の構成はこれに限るものではなく、例えばブラシ状、板状、シート状のものを用いてもよい。また、クリーニングローラ62に代えて、他の形状(例えばブラシ状、板状、シート状など)からなるクリーニング部材を用いてもよい。
また、本実施形態では、感光体(像担持体)11に静電潜像を形成する構成について説明したが、これに限らず、例えば中間転写ベルト(転写媒体、中間転写媒体)等のトナー像を担持する像担持体に静電潜像を形成する構成に適用することもできる。この場合にも、像担持体上の廃トナーを回収するクリーニング領域と像担持体の表面を帯電させる帯電領域との間の位置で潤滑剤を塗布するようにすればよい。
また、本実施形態の画像形成装置1における離接制御部90の各機能は、CPU等のプロセッサを用いてソフトウェアによって実現される。すなわち、離接制御部90は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記画像形成装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、画像形成装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、本実施形態における離接制御部90の各ブロックは、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に適用できる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置に備えられる可視像形成ユニットの構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の概略構成を示す説明図である。 図1に示した可視像形成ユニットにおける潤滑剤塗布装置および帯電装置の周辺の拡大図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10,10Y,10M,10C,10B 可視像形成ユニット
11 感光体(像担持体)
12 帯電装置(帯電手段)
13 レーザ光照射手段(潜像形成手段)
14 現像装置(現像手段)
15 転写ローラ(転写手段)
16 クリーナユニット(クリーニング手段)
17 潤滑剤塗布装置(潤滑剤塗布手段)
51 クリーニングブレード
61 帯電ローラ(接触帯電部材)
62 クリーニングローラ(クリーニング部材)
63 離接機構(第1離接手段)
71 ブラシローラ(塗布手段)
72 潤滑剤
73 離接機構(第2離接手段)
90 離接制御部(制御手段)
91 第1離接制御部
92 第2離接制御部
93 使用履歴算出部
94 使用履歴記憶部(記憶手段)
94 印字率算出部(印字率算出手段)

Claims (8)

  1. 回転する像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像手段と、現像された上記像担持体上の画像を転写媒体に転写する転写手段と、転写後の上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング手段と、上記像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置において、
    上記潤滑剤塗布手段は、クリーニング後かつ帯電前の上記像担持体の表面に潤滑剤を塗布するものであり、
    上記帯電手段は、像担持体に接触しながら回転してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材と、上記接触帯電部材の表面に当接してこの接触帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材とを備えており、
    上記潤滑剤塗布手段は、
    固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、
    上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布部材と、
    上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えており、
    上記クリーニング部材の位置を上記接触帯電部材に対して当接する位置と上記接触帯電部材から離間した位置との間で切り替える第1離接手段と、
    上記第1離接手段および第2離接手段の動作を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、
    上記第2離接手段を制御して上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させた後、この当接によって塗布部材を介して像担持体に塗布された潤滑剤が上記クリーニング部材と上記接触帯電部材との対向部に到達するまでの間に、上記クリーニング部材と上記接触帯電部材とを離間状態から当接状態に切り替えるように上記第1離接手段の動作を制御し、
    上記第2離接手段を制御して上記潤滑剤を上記塗布部材から離間させた後、この離間の直前の当接によって上記塗布部材を介して上記像担持体に塗布された潤滑剤が上記クリーニング部材と上記接触帯電部材との対向部に到達した後に上記クリーニング部材と上記接触帯電部材とを当接状態から離間状態に切り替えるように上記第1離接手段の動作を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記制御手段は、上記潤滑剤保持手段によって保持されている潤滑剤の残量が少なくなるほど、この潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間が長くなるように、上記第2離接手段の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記潤滑剤を上記潤滑剤保持手段に保持させた時からの上記画像形成装置の使用履歴を記憶する記憶手段を備え、
    上記制御手段は、上記使用履歴に基づいて上記第2離接手段の動作を制御することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 上記使用履歴は、上記像担持体の積算回転数または積算走行距離、画像形成回数または画像形成した記録紙の枚数、上記塗布部材の積算離接回数のうちのいずれか1つ以上であることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 上記制御手段は、形成する画像の印字率が高いほど上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させる時間が長くなるように上記第2離接手段の動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 回転する像担持体と、上記像担持体を帯電させる帯電手段と、帯電された上記像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、上記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像手段と、現像された上記像担持体上の画像を転写媒体に転写する転写手段と、転写後の上記像担持体表面をクリーニングするクリーニング手段と、上記像担持体の表面に潤滑剤を塗布する潤滑剤塗布手段とを備えた画像形成装置の制御方法であって、
    上記帯電手段は、上記像担持体に接触しながら回転してこの像担持体を帯電させる接触帯電部材と、この接触帯電部材の表面をクリーニングするクリーニング部材と、上記クリーニング部材の位置を上記接触帯電部材に対して当接する位置と上記接触帯電部材から離間した位置との間で切り替える第1離接手段とを備え、
    上記潤滑剤塗布手段は、固体状態の潤滑剤を保持する潤滑剤保持手段と、上記保持された潤滑剤の一部を上記像担持体の表面に搬送して塗布する塗布部材と、上記保持された潤滑剤の位置を、上記塗布部材に当接する位置と上記塗布部材から離間する位置との間で切り替える第2離接手段とを備えており、
    上記第2離接手段を制御して上記潤滑剤を上記塗布部材に当接させた後、この当接によって塗布部材を介して像担持体に塗布される潤滑剤が上記クリーニング部材と上記接触帯電部材との対向部に到達するまでの間に、上記クリーニング部材と上記接触帯電部材とを離間状態から当接状態に切り替えるように上記第1離接手段の動作を制御し、
    上記第2離接手段を制御して上記潤滑剤を上記塗布部材から離間させた後、この離間の直前の当接によって上記塗布部材を介して上記像担持体に塗布された潤滑剤が上記クリーニング部材と上記接触帯電部材との対向部に到達した後に上記クリーニング部材と上記接触帯電部材とを当接状態から離間状態に切り替えるように上記第1離接手段の動作を制御することを特徴とする制御方法。
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置における上記制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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