JP6933018B2 - 画像形成装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、帯電ローラの表面の異物を回収するクリーニング部材を備えた画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および、画像形成装置を制御するコンピュータに適用されるプログラムに関する。
従来から、複数の感光体と、感光体を帯電させる複数の帯電ローラと、帯電ローラの表面に付着した異物を回収する複数のクリーニング部材とを備える画像形成装置が知られている。そして、例えば、特許文献1には、クリーニング部材としてのクリーニングローラの芯金に制動部材を押し当てて回転負荷を掛けることで、帯電ローラに対するクリーニングローラの周速を遅くしたり、クリーニングローラを停止させたりして、帯電ローラとクリーニングローラとの周速差を大きくし、クリーニング能力を高くできるようにした画像形成装置が開示されている。
特開2015−001656号公報
ところで、帯電ローラの表面の、異物の付着具合、つまり汚れ具合は、帯電ローラごとに異なる場合がある。汚れ具合が帯電ローラごとに異なると、特に、感光体を帯電させる際に複数の帯電ローラに同じ帯電電圧を印加する画像形成装置において、帯電ローラに流れる電流が帯電ローラごとに異なってしまい、帯電後の感光体の表面電位が感光体ごとに異なってしまう。そうすると、例えば、画像に濃度ムラなどができて画質が低下するおそれがある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、画質を良好に保つことができる画像形成装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、第1の感光体と、第2の感光体と、第1の感光体を帯電させる第1の帯電ローラと、第2の感光体を帯電させる第2の帯電ローラと、第1の帯電ローラの表面の異物を回収する第1のクリーニング部材と、第2の帯電ローラの表面の異物を回収する第2のクリーニング部材と、第1の帯電ローラおよび第2の帯電ローラに同じ帯電電圧を印加する共通の帯電電源と、制御装置と、を備える。
制御装置は、第1の帯電ローラに流れる帯電電流と第2の帯電ローラに流れる帯電電流との差が第1の閾値を超える場合、第1のクリーニング部材および第2のクリーニング部材のうち、帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力が、帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力よりも弱い第1のクリーニング処理を実行する。
また、前記した目的を達成するため、本発明の制御方法は、第1の感光体と、第2の感光体と、第1の帯電ローラと、第2の帯電ローラと、第1のクリーニング部材と、第2のクリーニング部材と、共通の帯電電源とを備える画像形成装置の制御方法であって、第1の帯電ローラに流れる帯電電流と第2の帯電ローラに流れる帯電電流との差が第1の閾値を超える場合、第1のクリーニング部材および第2のクリーニング部材のうち、帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力が、帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力よりも弱い第1のクリーニング処理を実行する。
また、前記した目的を達成するため、本発明のプログラムは、第1の感光体と、第2の感光体と、第1の帯電ローラと、第2の帯電ローラと、第1のクリーニング部材と、第2のクリーニング部材と、共通の帯電電源とを備える画像形成装置を制御するコンピュータに、第1の帯電ローラに流れる帯電電流と第2の帯電ローラに流れる帯電電流との差が第1の閾値を超える場合、第1のクリーニング部材および第2のクリーニング部材のうち、帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力が、帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力よりも弱い第1のクリーニング処理を実行させる。
以上のような発明によれば、第1のクリーニング処理によって、第1の帯電ローラの表面の汚れ具合と、第2の帯電ローラの表面の汚れ具合を同程度とすることができるので、第1の帯電ローラに流れる帯電電流と第2の帯電ローラに流れる帯電電流との差を小さくすることができる。これにより、第1の帯電ローラおよび第2の帯電ローラに共通の帯電電源から同じ帯電電圧を印加する構成であっても、帯電ローラ間で帯電電流を同程度とすることができ、各感光体の表面電位が同程度となるように各感光体を帯電させることができるので、画質を良好に保つことができる。
本発明によれば、帯電ローラの表面の汚れ具合を同程度とすることができるので、画質を良好に保つことができる。
実施形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。 現像器が近接位置にあるプロセスユニット、各電源および制御装置の構成を示す図である。 現像器が離間位置にあるプロセスユニット、各電源および制御装置の構成を示す図である。 電源が入れられたとき、または、画像形成処理が終了したときの制御装置の動作を示すフローチャートである。 印刷ジョブを受信したときの制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施形態に係る画像形成装置の作用効果を説明する図であり、第1のクリーニング処理実行前を示す。 実施形態に係る画像形成装置の作用効果を説明する図であり、第1のクリーニング処理実行中を示す。 実施形態に係る画像形成装置の作用効果を説明する図であり、第1のクリーニング処理実行中を示す。 実施形態に係る画像形成装置の作用効果を説明する図であり、第1のクリーニング処理実行後を示す。
以下、発明の実施形態について適宜図面を参照しながら説明する。なお、以下では、画像形成装置の構成を簡単に説明した後に発明の特徴について詳細に説明する。また、以下の説明において、方向は、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上側を「上」、下側を「下」とする。
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1は、本体筐体10と、給紙部20と、画像形成部30とを備えている。
給紙部20は、本体筐体10内の下部に設けられ、給紙トレイ21と、給紙機構22とを備えている。給紙部20は、給紙トレイ21に収容された用紙Sを給紙機構22によって1枚ずつ分離して画像形成部30に供給する。
画像形成部30は、露光装置40と、プロセスユニット50と、転写ユニット70と、定着装置80とを備えている。
露光装置40は、本体筐体10内の上部に配置され、図示しない複数のレーザ光源、ポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置40は、画像データに基づく二点鎖線で示す光ビームを感光体ドラム51の表面で高速走査することで、感光体ドラム51の表面を露光する。
プロセスユニット50は、給紙トレイ21と露光装置40の間で4つが前後に並んで配置されている。プロセスユニット50は、それぞれ、感光体ドラム51と、感光体ドラム51を帯電させる帯電ローラ52と、現像器60とを備えている。現像器60は、それぞれ、正帯電性のトナーを収容する収容部61、感光体ドラム51にトナーを供給する現像ローラ62などを備えている。
転写ユニット70は、給紙トレイ21とプロセスユニット50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、駆動ローラ71と従動ローラ72に張設された無端状の搬送ベルト73と、4つの転写ローラ74とを備えている。搬送ベルト73は、外側の面が各感光体ドラム51に接しており、その内側には各転写ローラ74が各感光体ドラム51との間で搬送ベルト73を挟むように配置されている。
定着ユニット8は、プロセスユニット50および転写ユニット70の後方に配置され、加熱ローラ81と、加熱ローラ81に対向して配置されて加熱ローラ81を押圧する加圧ローラ82とを備えている。
画像形成部30は、感光体ドラム51の表面を、正の帯電電圧が印加された帯電ローラ52によって帯電し、露光装置40によって露光することで、感光体ドラム51上に静電潜像を形成する。次に、画像形成部30は、現像ローラ62が担持するトナーを感光体ドラム51上に形成された静電潜像に供給することで、静電潜像を可視像化し、感光体ドラム51上にトナー像を形成する。その後、画像形成部30は、給紙部20から供給された用紙Sを、感光体ドラム51と負の転写電圧が印加された転写ローラ74との間で搬送することで、感光体ドラム51上に形成されたトナー像を用紙Sに転写する。そして、画像形成部30は、トナー像が転写された用紙Sを、加熱ローラ81と加圧ローラ82の間で搬送することでトナー像を熱定着し、用紙Sに画像を形成する。画像が形成された用紙Sは、搬送ローラ92や排出ローラ93によって排紙トレイ12上に排出される。
プロセスユニット50は、感光体ドラム51、帯電ローラ52、現像器60のほかに、それぞれ、除電ランプ53と、クリーニングローラ55とを備えている。
除電ランプ53は、トナー像を転写した後の感光体ドラム51の表面に光を照射することで、転写後の感光体ドラム51の表面に残留する電荷を減衰させるように構成されている。除電ランプ53は、感光体ドラム51の回転方向における、感光体ドラム51と転写ローラ74とが対向する位置よりも下流側であって、感光体ドラム51と帯電ローラ52とが対向する位置よりも上流側で、感光体ドラム51に対向して配置されている。
クリーニングローラ55は、帯電ローラ52の表面の異物を回収するように構成されている。帯電ローラ52の表面の異物は、感光体ドラム51の表面から帯電ローラ52の表面に移動したものである。感光体ドラム51の表面に異物が付着していると、感光体ドラム51の表面から帯電ローラ52の表面に移動して付着し、帯電ローラ52の表面を汚染する場合がある。感光体ドラム51の表面に付着する異物は、例えば、用紙Sに転写されずに感光体ドラム51上に残ったトナーや、シリカなどの外添剤、紙粉などである。
クリーニングローラ55は、金属製のシャフトに導電性を有するウレタンゴム層などが被覆されたローラであり、帯電ローラ52の表面に接触した状態で配置され、帯電ローラ52の回転に伴って従動回転する。帯電ローラ52の表面の異物を回収する場合には、後述するクリーニング電源310,320から帯電電圧と同極性で、かつ、帯電電圧よりも絶対値が大きいクリーニング電圧がクリーニングローラ55のシャフトに印加される。これにより、帯電ローラ52の表面の異物のうち、特に負帯電したトナーや紙粉などがクリーニングローラ55に回収される。
クリーニング電圧は、クリーニングローラ55と帯電ローラ52との間で放電現象が起きないような値に設定されている。一例として、クリーニング電圧は、帯電電圧に対し+500V程度の電圧として設定することができ、放電現象が起きないようにするため、帯電電圧に対し+600V未満であることが望ましい。
図2に示すように、プロセスユニット50は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを収容する現像器60Y,60M,60C,60Kを備えるものが、前から後に向けて、50Y,50M,50C,50Kの順に並んで配置されている。以下、本明細書および図面において、トナーの色に対応した感光体ドラム51や帯電ローラ52などを特定する場合には、Y、M、C、Kの記号を付することとする。
なお、本実施形態では、プロセスユニット50を構成する部品のうち、感光体ドラム51、帯電ローラ52、除電ランプ53、クリーニングローラ55は、すべてのプロセスユニット50でそれぞれ同一の部品を用いている。
現像器60は、図示しない接離機構により、現像ローラ62が感光体ドラム51に近接する図2に示す近接位置と、現像ローラ62が近接位置よりも感光体ドラム51から離間する図3に示す離間位置との間で移動可能となっている。近接位置は、現像ローラ62から感光体ドラム51へのトナーの供給が可能な位置であり、離間位置は、現像ローラ62から感光体ドラム51へのトナーの供給が遮断される位置である。なお、近接位置は、トナーの供給が可能な位置であれば、現像ローラ62が感光体ドラム51の表面に接触した位置であってもよいし、現像ローラ62が感光体ドラム51の表面から多少離れた位置であってもよい。
図2に示すように、カラープリンタ1は、制御装置100と、第1帯電電源210と、帯電電源の一例として第2帯電電源220と、第1クリーニング電源310と、クリーニング電源の一例として第2クリーニング電源320とを備えている。
第1帯電電源210は、帯電ローラ52Kに帯電電圧を印加する電源であり、帯電ローラ52Kに接続されている。制御装置100は、帯電ローラ52Kに帯電電圧を印加する場合、一例として、帯電ローラ52Kの帯電電流が所定値となるような帯電電圧を第1帯電電源210により帯電ローラ52Kに印加する。
第2帯電電源220は、帯電ローラ52Y,52M,52Cに同じ帯電電圧を印加する共通の電源であり、並列に接続された帯電ローラ52Y,52M,52Cに接続されている。第2帯電電源220と各帯電ローラ52Y,52M,52Cは、それぞれ、電流検出部221を介して接続されている。これにより、帯電ローラ52Y,52M,52Cに流れる帯電電流を個別に検出可能に構成されている。
制御装置100は、帯電ローラ52Y,52M,52Cに帯電電圧を印加する場合、第2帯電電源220により帯電ローラ52Y,52M,52Cに所定の電圧を印加して帯電ローラ52Y,52M,52Cのうち帯電電流が最小となる帯電ローラ52を検出し、この帯電電流が最小となる帯電ローラ52の帯電電流が所定値となるような共通の帯電電圧を第2帯電電源220により帯電ローラ52Y,52M,52Cに印加する。
第1クリーニング電源310は、クリーニングローラ55Kにクリーニング電圧を印加する電源であり、クリーニングローラ55Kに接続されている。制御装置100は、一例として、後述するクリーニング処理を実行するときには、第1クリーニング電源310によりクリーニングローラ55Kにクリーニング電圧を印加し、クリーニング処理が終了したときに、第1クリーニング電源310によるクリーニング電圧の印加を停止する。
第2クリーニング電源320は、クリーニングローラ55Y,55M,55Cにクリーニング電圧を印加する共通の電源であり、並列に接続されたクリーニングローラ55Y,55M,55Cに接続されている。第2クリーニング電源320と各クリーニングローラ55Y,55M,55Cは、それぞれ、スイッチ321を介して接続されており、スイッチ321のONとOFFを個別に切り替えることで、クリーニングローラ55Y,55M,55Cごとにクリーニング電圧をONにしたり、OFFにしたりできるように構成されている。
制御装置100は、カラープリンタ1の各部を制御するコンピュータの一例であり、単一または複数の電気回路で構成されている。具体的に、制御装置100は、CPU110、ROM120、RAM130、入出力回路140などを備えている。
ROM120には、カラープリンタ1の各部を制御するためのプログラムや各種設定情報などのデータが記憶されている。
RAM130は、CPU110が各種のプログラムを実行する際の作業領域や、データの一時的な記憶領域として利用される。
CPU110は、ROM120などから読み出したプログラムやデータ、図示しない各種のセンサから出力された信号などに基づいて各種演算処理を行う。制御装置100は、CPU110の演算結果に基づいてカラープリンタ1の各部に制御信号を出力することで、各部の制御を実行する。言い換えると、カラープリンタ1の各部は、制御装置100から出力された制御信号に応じて動作するように構成されている。
制御装置100は、カラープリンタ1の各部を制御して、主に、画像形成部30により用紙Sに画像を形成する画像形成処理と、クリーニングローラ55により帯電ローラ52の表面の異物を回収するクリーニング処理とを実行する。クリーニング処理は、第1のクリーニング処理と、第2のクリーニング処理とを含む。本実施形態において、第2のクリーニング処理は、「第3のクリーニング処理」でもある。
制御装置100は、第2のクリーニング処理を、第1のクリーニング処理とは異なる期間、具体的には、画像形成処理を実行しているときに実行する。なお、本実施形態において、「画像形成処理を実行しているとき」とは、カラープリンタ1が印刷ジョブを受信した後、制御装置100が第2帯電電源220に印刷ジョブに基づく帯電電圧を印加させる帯電ON信号を出力したときから、第2帯電電源220に帯電電圧の印加を停止させる帯電OFF信号を出力したときまでの期間を意味する。
第2のクリーニング処理は、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング力を互いに同じクリーニング力とするクリーニングを行う処理である。具体的には、制御装置100は、第2のクリーニング処理において、スイッチ321をONとして第2クリーニング電源320と各クリーニングローラ55Y,55M,55Cとを電気的に接続し、第2クリーニング電源320によりクリーニングローラ55Y,55M,55Cのすべてに同じクリーニング電圧を印加する。
制御装置100は、画像形成処理を実行しているときは、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング電圧を変更しないように構成されている。具体的には、制御装置100は、クリーニングローラ55Y,55M,55Cに印加するクリーニング電圧の大きさを変えたり、クリーニング電圧のONとOFFを切り替えたりしないように構成されている。
制御装置100は、第1のクリーニング処理を、画像形成処理を実行していないときに実行する。具体的には、制御装置100は、第1のクリーニング処理を、カラープリンタ1の電源が入れられたとき、または、受信した印刷ジョブに基づく画像形成処理が終了したときであって、帯電ローラ52Y,52M,52Cのうち、帯電電流が最大の帯電ローラ52に流れる帯電電流とそれ以外の帯電ローラ52に流れる帯電電流との差(以下、「電流差」という。)ΔIが第1の閾値ΔIth1を超える場合に実行する。
第1のクリーニング処理は、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのうち、帯電電流が最大の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55のクリーニング力が、それ以外の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55のクリーニング力よりも弱いクリーニングを行う処理である。
ここで、本実施形態では、一例として、帯電ローラ52Yの帯電電流が最大である場合について説明する。この場合、帯電ローラ52Yが「帯電電流が大きい方の帯電ローラ」に相当し、帯電ローラ52M,52Cが「帯電電流が小さい方の帯電ローラ」に相当する。なお、帯電電流が大きいということは、帯電ローラ52の表面の電気抵抗が小さいということであり、つまりは、帯電ローラ52の表面に付着している異物が少なく、帯電ローラ52の汚れ具合が小さいということである。逆に、帯電電流が小さいということは、帯電ローラ52の表面の電気抵抗が大きいということであり、つまりは、帯電ローラ52の表面に付着している異物が多く、帯電ローラ52の汚れ具合が大きいということである。
また、帯電ローラ52Yの帯電電流が最大である場合、帯電ローラ52Yが「第1の帯電ローラ」および「第2の帯電ローラ」の一方に相当し、帯電ローラ52M,52Cが「第1の帯電ローラ」および「第2の帯電ローラ」の他方に相当する。また、感光体ドラム51Yが「第1の感光体」および「第2の感光体」の一方に相当し、感光体ドラム51M,51Cが「第1の感光体」および「第2の感光体」の他方に相当する。また、クリーニングローラ55Yが「第1のクリーニング部材」および「第2のクリーニング部材」の一方に相当し、クリーニングローラ55M,55Cが「第1のクリーニング部材」および「第2のクリーニング部材」の他方に相当する。
制御装置100は、第1のクリーニング処理において、帯電ローラ52Yに対応するクリーニングローラ55Yのクリーニング力を、第2のクリーニング処理の場合よりも弱くする。具体的には、制御装置100は、第1のクリーニング処理において、クリーニングローラ55Yに第2クリーニング電源320によるクリーニング電圧の印加を行わないことで、クリーニングローラ55Yのクリーニング力を、第2のクリーニング処理の場合、つまり、クリーニングローラ55Yにクリーニング電圧を印加する場合よりも弱くする。
また、制御装置100は、第1のクリーニング処理において、電流差ΔIが第1の閾値ΔIth1よりも小さい第2の閾値ΔIth2を超える場合は、帯電ローラ52M,52Cに対応するクリーニングローラ55M,55Cに第2クリーニング電源320によりクリーニング電圧を印加する。
これにより、制御装置100は、第1のクリーニング処理において、クリーニングローラ55Yのクリーニング電圧と、クリーニングローラ55M,55Cのクリーニング電圧を異ならせることで、クリーニング力を異ならせている。具体的には、制御装置100は、クリーニングローラ55Yのクリーニング電圧をOFFとし、電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2を超える場合についてクリーニングローラ55M,55Cのクリーニング電圧をONとすることで、クリーニングローラ55Yのクリーニング力と、クリーニングローラ55M,55Cのクリーニング力を異ならせている。
また、制御装置100は、第1のクリーニング処理において、電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2以下の場合は、クリーニングローラ55M,55Cに第2クリーニング電源320によるクリーニング電圧の印加を行わない。
制御装置100は、第1のクリーニング処理において、クリーニングローラ55Yのクリーニング電圧をOFFとし、電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2以下の場合にクリーニングローラ55M,55Cのクリーニング電圧をOFFとすることで、第1のクリーニング処理を終了する。
制御装置100は、第1のクリーニング処理を実行するとき、異物が感光体ドラム51の表面から帯電ローラ52の表面に移動して付着しないように、帯電ローラ52の表面電位の大きさを、感光体ドラム51の表面電位の大きさよりも大きくする。具体的には、制御装置100は、除電ランプ53により感光体ドラム51の表面に光を照射するとともに、第2帯電電源220により帯電ローラ52に帯電電圧を印加する。なお、このときの帯電電圧の大きさは、感光体ドラム51を帯電させる場合と同じであってもよいし、感光体ドラム51を帯電させる場合より小さくてもよい。
また、制御装置100は、第1のクリーニング処理において、帯電電流を電流検出部221により検出して取得する場合は、感光体ドラム51の表面の除電ランプ53により除電された箇所が、帯電ローラ52と対向する位置に到達した時点以降のタイミングで帯電電流を検出する。これによれば、転写後の感光体ドラム51の表面に残った電荷が帯電電流に影響を及ぼすのを抑制することができる。
また、制御装置100は、第1のクリーニング処理を実行するとき、接離機構により、現像器60を現像ローラ62が感光体ドラム51から離間する離間位置(図3参照)に移動する。これによれば、現像ローラ62の表面に担持されたトナーが感光体ドラム51の表面に付着するのを抑制することができる。
ここで、本明細書において、クリーニング力とは、未使用のクリーニングローラ55、具体的には、摩耗や劣化がなく、異物の回収もしていない状態のクリーニングローラ55が帯電ローラ52から回収可能な異物の量を表す指標であって、クリーニングローラ55(クリーニング部材)固有の性能である。
一例として、クリーニング力は、所定量の異物が付着した帯電ローラ52から、未使用のクリーニングローラ55が単位時間当たりに回収可能な異物の量の平均値で表すことができる。また、クリーニングローラ55が帯電ローラ52との間の電位差によって電気的に異物を回収する構成である場合、クリーニングローラ55に印加する電圧とクリーニング力とは概ね比例関係にあるため、クリーニング力は、クリーニング電圧と換言してもよい。
次に、制御装置100の動作(カラープリンタ1の制御方法)について説明する。
図4に示すように、制御装置100は、カラープリンタ1の電源がONとなると、または、画像形成処理が終了すると(START)、帯電ローラ52Y,52M,52Cの帯電電流を取得する(S101)。
なお、ステップS101は、制御開始後に帯電ローラ52Y,52M,52Cに帯電電圧を印加することで流れた帯電電流を電流検出部221により検出して取得するものであってもよいし、前回の画像形成処理の実行中に取得して記憶した帯電電流を読み出して取得するものであってもよい。なお、前者の場合は、帯電電流を、感光体ドラム51を帯電させる場合と同じ条件で検出できるように、印加する帯電電圧の大きさを、感光体ドラム51を帯電させる場合と同じとすることが望ましい。また、後者の場合は、前回の画像形成処理の実行中において、転写後の感光体ドラム51の表面を除電ランプ53により除電しておくことが望ましい。
帯電電流を取得した後、制御装置100は、最大の帯電電流IMAXとそれ以外の各帯電電流との電流差ΔI(絶対値)を算出する(S102)。なお、本実施形態では、電流差ΔIは、2つ算出される。例えば、帯電ローラ52Yの帯電電流が最大(IMAX)であり、帯電ローラ52Mの帯電電流をI1とし、帯電ローラ52Cの帯電電流をI2とすると、ステップS102では、第1の電流差ΔI1(=|IMAX−I1|)と第2の電流差ΔI2(=|IMAX−I2|)が算出される。
電流差ΔIを算出した後、制御装置100は、電流差ΔIが第1の閾値ΔIth1を超えるか否かを判定する(S103)。電流差ΔI(ΔI1,ΔI2)のすべてが第1の閾値ΔIth1以下の場合(S103,No)、制御装置100は、第1のクリーニング動作を実行することなく、図4の制御を終了する(END)。
一方、電流差ΔI(ΔI1,ΔI2)の少なくとも1つが第1の閾値ΔIth1を超える場合(S103,Yes)、制御装置100は、第1のクリーニング処理を実行する(S104)。具体的には、帯電電流が最大(IMAX)の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55に対し、クリーニング電圧をOFFとする。また、帯電電流が最大でない帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55に対し、電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2を超える場合はクリーニング電圧をONとし、電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2以下の場合はクリーニング電圧をOFFとする。
そして、制御装置100は、所定時間が経過した後(S105,Yes)、帯電ローラ52Y,52M,52Cの帯電電流を電流検出部221により検出して取得し(S106)、最大の帯電電流IMAXとそれ以外の各帯電電流との電流差ΔIを再び算出する(S107)。そして、制御装置100は、電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2以下か否かを判定する(S108)。
電流差ΔIの少なくとも1つが第2の閾値ΔIth2以下でない場合(S108,No)、制御装置100は、ステップS104に進んで第1のクリーニング処理を継続して実行する。一方、電流差ΔIのすべてが第2の閾値ΔIth2以下の場合(S108,Yes)、制御装置100は、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング電圧をOFFとし(S109)、第1のクリーニング動作を終了する(END)。
その後、図5に示すように、カラープリンタ1が印刷ジョブを受信すると(START)、制御装置100は、画像形成処理を実行する。そして、制御装置100は、帯電ON信号を第2帯電電源220に出力した場合(S201,Yes)、第2のクリーニング処理を実行する(S202)。具体的には、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング電圧をONとする。そして、印刷ジョブに基づく最後の帯電が終了すると、制御装置100は、帯電OFF信号を第2帯電電源220に出力して(S203,Yes)、クリーニング電圧をOFFとし(S204)、第2のクリーニング処理および画像形成処理を終了する(END)。その後、制御装置100は、画像形成処理が終了したので、再び図4の制御を開始する。
次に、本実施形態に係るカラープリンタ1の作用効果について説明する。
図6に示すように、第1のクリーニング処理を実行する前の状態で、例えば、帯電ローラ52Y,52M,52Cの表面の汚れ具合が、大きい方から52C,52M,52Yの順に大きく、帯電ローラ52Yの帯電電流IMAXと帯電ローラ52Mの帯電電流がI1との電流差ΔI、および、帯電電流IMAXと帯電ローラ52Cの帯電電流がI2との電流差ΔIが両方とも第1の閾値ΔIth1(および第2の閾値ΔIth2)を超える場合、第1のクリーニング処理が開始され、図7に示すように、クリーニングローラ55Yのクリーニング電圧はOFFとなり、クリーニングローラ55M,55Cのクリーニング電圧はONとなる。
これにより、クリーニングローラ55M,55Cによって帯電ローラ52M,52Cの表面の異物が回収されていき、帯電ローラ52M,52Cの表面の汚れ具合が小さくなっていく。そして、帯電ローラ52Mの表面の汚れ具合が、帯電ローラ52Yの表面の汚れ具合と同程度となって、帯電電流IMAXと帯電ローラ52Mの帯電電流がI1との電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2以下となった場合、図8に示すように、クリーニングローラ55Y,55Mのクリーニング電圧はOFFとなり、クリーニングローラ55Cのクリーニング電圧はONのままとなる。
その後、クリーニングローラ55Cによって帯電ローラ52Cの表面の異物がさらに回収されていき、帯電ローラ52Cの表面の汚れ具合がさらに小さくなっていく。そして、帯電ローラ52Cの表面の汚れ具合が、帯電ローラ52Y,52Mの表面の汚れ具合と同程度となって、帯電電流IMAXと帯電ローラ52Cの帯電電流がI2との電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2以下となった場合、図9に示すように、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング電圧はOFFとなり、第1のクリーニング処理が終了する。
このように、本実施形態によれば、第1のクリーニング処理によって、帯電ローラ52Y,52M,52Cの表面の汚れ具合を互いに同程度とすることができるので、帯電ローラ52Y,52M,52C間の電流差ΔIを小さくすることができる。これにより、帯電ローラ52Y,52M,52Cに共通の第2帯電電源220から同じ帯電電圧を印加する構成であっても、帯電ローラ52Y,52M,52C間で帯電電流を同程度とすることができ、感光体ドラム51Y,51M,51Cの表面電位が同程度となるように感光体ドラム51Y,51M,51Cを帯電させることができるので、画質を良好に保つことができる。
また、画像形成処理を実行しているときに、すべてのクリーニングローラ55のクリーニング電圧をONとする第2のクリーニング処理を実行するので、電流差ΔIを小さくするための第1のクリーニング処理とは別に、帯電ローラ52のクリーニングを行うことができる。これにより、各帯電ローラ52の表面を異物が少ない状態とすることができる。さらに言えば、帯電ローラ52の表面に異物が付着するタイミングである画像形成を行っているときに帯電ローラ52の表面の異物を回収できるので、画像形成中に帯電ローラ52の表面に異物が蓄積すること自体を抑制することができる。
また、第1のクリーニング処理において、クリーニング電圧をONとOFFで異ならせることで、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング力を異ならせるので、例えば、クリーニングローラ55と帯電ローラ52の周速の差を異ならせたり、クリーニングローラ55の帯電ローラ52に対する圧接力を異ならせたりしてクリーニング力を異ならせる場合と比較して、カラープリンタ1の機械的な構成を簡略化することができる。
また、画像形成中にクリーニング電圧を変更しないことで、画質をより確実に良好に保つことができる。補足すると、画像形成中にクリーニング電圧を変更すると帯電ローラ52の表面電位が変化して感光体ドラム51の表面電位も変化し、印刷濃度が変化して画質に影響を及ぼす可能性があるが、本実施形態によれば、そのような画質への影響が生じない。
また、第2クリーニング電源320がクリーニングローラ55Y,55M,55Cに接続されているので、1つの第2クリーニング電源320により各クリーニングローラ55Y,55M,55Cにクリーニング電圧を印加することができる。これにより、クリーニングローラ55Y,55M,55Cごとにクリーニング電源を設けて接続する場合と比較して、カラープリンタ1のコストを低減することができる。
また、電流差ΔIが第2の閾値ΔIth2以下の場合に第1のクリーニング処理を終了するので、帯電ローラ52Y,52M,52Cの表面の異物を完全に回収するよりも早いタイミングで第1のクリーニング処理を終了することができる。これにより、第1のクリーニング処理に伴うクリーニング動作が終了するまでの時間を短縮することができる。言い換えると、カラープリンタ1の電源を入れてから、または、前回の画像形成が終了してから、画像形成が可能となるまでの待ち時間を短縮することができる。
以上、発明の一実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、制御装置100は、カラープリンタ1の電源が入れられたときや、画像形成処理が終了したときに、まず、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング電圧をすべてONとし、クリーニングローラ55Y,55M,55Cのクリーニング力を同じクリーニング力として帯電ローラ52Y,52M,52Cの表面の異物を回収する、第1のクリーニング処理前のクリーニング処理を実行し、所定の時間が経過した後に帯電電流を取得し、電流差ΔIが第1の閾値ΔIth1を超えた場合に第1のクリーニング処理を実行するように構成されていてもよい。
また、前記実施形態では、帯電電圧を印加する場合、帯電ローラ52Y,52M,52Cのうち帯電電流が最小となる帯電ローラ52の帯電電流を基準として帯電電圧を制御したが、これに限定されない。例えば、基準とする帯電ローラ52は、帯電電流が最大の帯電ローラ52であってもよいし、帯電電流が3つのうち最小でも最大でもない中間値の帯電ローラ52であってもよいし、帯電電流に関わらず予め決めた一の帯電ローラ52であってもよい。
また、前記実施形態では、クリーニング電源としての第2クリーニング電源320が、クリーニングローラ55Y,55M,55Cに対して1つだけ設けられ、3つのクリーニングローラ55Y,55M,55Cに接続されていたが、これに限定されない。例えば、クリーニング電源は、クリーニングローラ55Y,55M,55C,55Kに対して1つだけ設けられ、4つのクリーニングローラ55Y,55M,55C,55Kに接続されていてもよい。この場合、例えば、前記実施形態で説明したような第1のクリーニング処理を、クリーニングローラ55Kを含めた4つのクリーニングローラ55に対して実行することができる。
また、クリーニング電源は、クリーニングローラ55ごとに1つずつ設けられていてもよい。このような構成によれば、クリーニングローラ55ごとに印加するクリーニング電圧の大きさを変更することが可能となる。これにより、例えば、第1のクリーニング処理において、2つのクリーニングローラ55のうち、帯電電流が小さい方(汚れ具合が大きい方)の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55に印加するクリーニング電圧の大きさを、第2のクリーニング処理の場合と同じとしてクリーニング力を維持し、帯電電流が大きい方(汚れ具合が小さい方)の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55に印加するクリーニング電圧の大きさを、第2のクリーニング処理の場合よりも小さくしてクリーニング力を弱くすることができる。
また、前記実施形態では、制御装置100は、第1のクリーニング処理において、帯電電流が大きい方の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55のクリーニング力を、第2のクリーニング処理の場合よりも弱くする構成であったが、これに限定されない。例えば、制御装置100は、第1のクリーニング処理において、帯電電流が小さい方の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55のクリーニング力を、第2のクリーニング処理の場合よりも強くする構成であってもよい。
具体的には、クリーニングローラ55ごとに印加するクリーニング電圧の大きさを変更できる構成で、第1のクリーニング処理において、2つのクリーニングローラ55のうち、帯電電流が大きい方(汚れ具合が小さい方)の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55に印加するクリーニング電圧の大きさを、第2のクリーニング処理の場合と同じとしてクリーニング力を維持し、帯電電流が小さい方(汚れ具合が大きい方)の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55に印加するクリーニング電圧の大きさを、第2のクリーニング処理の場合よりも大きくしてクリーニング力を強くしてもよい。
また、前記実施形態では、カラープリンタ1は、帯電電源としての第2帯電電源220が、3つの帯電ローラ52Y,52M,52Cに同じ帯電電圧を印加するように設けられていたが、これに限定されない。例えば、帯電電源は、4つの帯電ローラ52Y,52M,52C,52Kに同じ帯電電圧を印加するように設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、第1のクリーニング処理において、クリーニング電圧を変更することで、クリーニングローラ55のクリーニング力を異ならせたが、これに限定されない。例えば、クリーニングローラ55の帯電ローラ52に対する圧接力を変更することで、クリーニング力を異ならせてもよい。また、特許文献1の構成のように、クリーニングローラ55と帯電ローラ52の周速差を変更することで、クリーニング力を異ならせてもよい。
また、これらのクリーニング力を異ならせる方法を適宜組み合わせてもよい。例えば、クリーニング電圧の変更だけでは汚れ具合の差が小さくならなかった場合には、さらに、クリーニングローラ55と帯電ローラ52の周速差を変更するようにしてもよい。また、例えば、電流差が第1の閾値よりも大きい第3の閾値を超える場合、つまり、帯電ローラ間の汚れ具合の差がより大きい場合には、汚れ具合が大きい方の帯電ローラ52に対応するクリーニングローラ55のクリーニング電圧、および、当該クリーニングローラ55と帯電ローラ52の周速差の両方を変更してクリーニング力をより強くするようにしてもよい。
また、クリーニング電圧の変更だけでは汚れ具合の差が小さくならなかった場合には、クリーニング処理を実行する時間を延長してもよい。
なお、クリーニングローラ55(クリーニング部材)が帯電ローラ52の表面に摺擦することで物理的に異物を回収する構成である場合、クリーニング力は、クリーニングローラ55の帯電ローラ52に対する相対速度や押圧力と換言することができる。
また、前記実施形態で説明した第1のクリーニング処理や第2のクリーニング処理を実行するタイミングは一例であり、本発明は前記実施形態に限定されない。例えば、第1のクリーニング処理(電流差が第1の閾値を超えたか否かの判定)を、印刷ジョブに基づく画像形成処理が所定の回数、実行された後に、実行するようにしてもよい。また、この場合、第2のクリーニング処理を、画像形成処理の終了後の、第1のクリーニング処理を実行しないタイミングに、実行するようにしてもよい。補足すると、第2のクリーニング処理は、画像形成中に実行される第3のクリーニング処理とは別の処理であってもよい。
また、前記実施形態では、感光体として感光体ドラム51、つまりドラム状の感光体を例示したが、これに限定されず、例えば、ベルト状の感光体などであってもよい。
また、前記実施形態では、クリーニングローラ55の表層が導電性を有するウレタンゴム層であったが、これに限定されない。クリーニングローラの表層は、導電性を有する材料であればよく、例えば、シリコンゴム層であってもよいし、ウレタン製やシリコン製のスポンジ層であってもよい。
また、前記実施形態では、クリーニング部材としてクリーニングローラ55、つまりローラ状のクリーニング部材を例示したが、これに限定されず、例えば、ブラシ状やブロック状のクリーニング部材などであってもよい。
また、前記実施形態では、本発明を正帯電性のトナーを用いる画像形成装置に適用した例を説明したが、これに限定されず、負帯電性のトナーを用いる画像形成装置に適用してもよい。なお、この場合には、帯電電圧やクリーニング電圧などは、極性をトナーの帯電極性に合わせて変更すればよく、その大きさ(絶対値)は前記実施形態の場合と同様の関係にすればよい。
また、前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
1 カラープリンタ
51(51C,51M,51Y) 感光体ドラム
52(52C,52M,52Y) 帯電ローラ
55(55C,55M,55Y) クリーニングローラ
100 制御装置
220 第2帯電電源
320 第2クリーニング電源

Claims (9)

  1. 第1の感光体と、
    第2の感光体と、
    前記第1の感光体を帯電させる第1の帯電ローラと、
    前記第2の感光体を帯電させる第2の帯電ローラと、
    前記第1の帯電ローラの表面の異物を回収する第1のクリーニング部材と、
    前記第2の帯電ローラの表面の異物を回収する第2のクリーニング部材と、
    前記第1の帯電ローラおよび前記第2の帯電ローラに同じ帯電電圧を印加する共通の帯電電源と、
    前記第1のクリーニング部材および前記第2のクリーニング部材に前記帯電電圧と同極性で、かつ、前記帯電電圧よりも絶対値が大きいクリーニング電圧を印加する少なくとも1つのクリーニング電源と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第1の帯電ローラに流れる帯電電流と前記第2の帯電ローラに流れる帯電電流との差が第1の閾値を超える場合、前記第1のクリーニング部材および前記第2のクリーニング部材のうち、帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力が、帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力よりも弱い第1のクリーニング処理であって、前記第1のクリーニング部材のクリーニング電圧と、前記第2のクリーニング部材のクリーニング電圧を異ならせることで、クリーニング力を異ならせる第1のクリーニング処理を実行し、
    記録シートに画像を形成する画像形成処理を実行しているとき、または、前記画像形成処理の終了後であって前記第1のクリーニング処理を実行しないときに、前記第1のクリーニング部材のクリーニング力と、前記第2のクリーニング部材のクリーニング力を同じクリーニング力とする第2のクリーニング処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御装置は、画像形成装置の電源が入れられたとき、印刷ジョブを受信した後であって印刷ジョブに基づく帯電電圧を印加させる前、または、記録シートに画像を形成する画像形成処理が終了したときに、前記第1のクリーニング処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御装置は、前記第1のクリーニング処理において、前記帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力を、前記第2のクリーニング処理の場合よりも弱くすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御装置は、前記第1のクリーニング処理において、前記帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力を、前記第2のクリーニング処理の場合よりも強くすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御装置は、前記第1のクリーニング処理において、
    前記帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材に前記クリーニング電源によるクリーニング電圧の印加を行わず、
    前記帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材に、前記差が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値を超える場合は前記クリーニング電源によりクリーニング電圧を印加し、前記差が前記第2の閾値以下の場合は前記クリーニング電源による前記クリーニング電圧の印加を行わないことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記クリーニング電源は、前記第1のクリーニング部材および前記第2のクリーニング部材の両方に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御装置は、前記差が前記第1の閾値よりも小さい第2の閾値以下の場合に前記第1のクリーニング処理を終了することを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 第1の感光体と、第2の感光体と、前記第1の感光体を帯電させる第1の帯電ローラと、前記第2の感光体を帯電させる第2の帯電ローラと、前記第1の帯電ローラの表面の異物を回収する第1のクリーニング部材と、前記第2の帯電ローラの表面の異物を回収する第2のクリーニング部材と、前記第1の帯電ローラおよび前記第2の帯電ローラに同じ帯電電圧を印加する共通の帯電電源と、前記第1のクリーニング部材および前記第2のクリーニング部材に前記帯電電圧と同極性で、かつ、前記帯電電圧よりも絶対値が大きいクリーニング電圧を印加する少なくとも1つのクリーニング電源とを備える画像形成装置の制御方法であって、
    前記第1の帯電ローラに流れる帯電電流と前記第2の帯電ローラに流れる帯電電流との差が第1の閾値を超える場合、前記第1のクリーニング部材および前記第2のクリーニング部材のうち、帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力が、帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力よりも弱い第1のクリーニング処理であって、前記第1のクリーニング部材のクリーニング電圧と、前記第2のクリーニング部材のクリーニング電圧を異ならせることで、クリーニング力を異ならせる第1のクリーニング処理を実行し、
    記録シートに画像を形成する画像形成処理を実行しているとき、または、前記画像形成処理の終了後であって前記第1のクリーニング処理を実行しないときに、前記第1のクリーニング部材のクリーニング力と、前記第2のクリーニング部材のクリーニング力を同じクリーニング力とする第2のクリーニング処理を実行することを特徴とする制御方法。
  9. 第1の感光体と、第2の感光体と、前記第1の感光体を帯電させる第1の帯電ローラと、前記第2の感光体を帯電させる第2の帯電ローラと、前記第1の帯電ローラの表面の異物を回収する第1のクリーニング部材と、前記第2の帯電ローラの表面の異物を回収する第2のクリーニング部材と、前記第1の帯電ローラおよび前記第2の帯電ローラに同じ帯電電圧を印加する共通の帯電電源と、前記第1のクリーニング部材および前記第2のクリーニング部材に前記帯電電圧と同極性で、かつ、前記帯電電圧よりも絶対値が大きいクリーニング電圧を印加する少なくとも1つのクリーニング電源とを備える画像形成装置を制御するコンピュータに、
    前記第1の帯電ローラに流れる帯電電流と前記第2の帯電ローラに流れる帯電電流との差が第1の閾値を超える場合、前記第1のクリーニング部材および前記第2のクリーニング部材のうち、帯電電流が大きい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力が、帯電電流が小さい方の帯電ローラに対応するクリーニング部材のクリーニング力よりも弱い第1のクリーニング処理であって、前記第1のクリーニング部材のクリーニング電圧と、前記第2のクリーニング部材のクリーニング電圧を異ならせることで、クリーニング力を異ならせる第1のクリーニング処理を実行させ
    記録シートに画像を形成する画像形成処理を実行しているとき、または、前記画像形成処理の終了後であって前記第1のクリーニング処理を実行しないときに、前記第1のクリーニング部材のクリーニング力と、前記第2のクリーニング部材のクリーニング力を同じクリーニング力とする第2のクリーニング処理を実行させることを特徴とするプログラム。
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