JP5145960B2 - 帯電装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 - Google Patents

帯電装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、帯電装置、該帯電装置を備えたプロセスカートリッジ及び電子写真式複写装置、ファクシミリ、プリンタ、プロッタ、複合機、印刷装置等の画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において像担持体としての感光体を帯電する帯電装置として、感光体に対して帯電ローラを非接触で帯電する非接触タイプの帯電装置が知られている(例えば特許文献1参照)。また、非接触タイプの帯電装置において、帯電ローラをクリーニングする帯電クリーニング部材を有する帯電装置が知られている(例えば特許文献2参照)。
現像ローラと感光体との間隔が画像品質を高めるために高い精度を必要とするのと同様に非接触ローラ帯電方式における帯電ローラと感光体との間隔についても、非常に高い精度が必要とされる。
従来、ギヤの圧力角によって生じる力に対して、現像ローラの感光体への押圧力の変動を防止する手段について開示した文献がある(例えば特許文献3参照)。このように、ギヤの圧力角によって生じる力に対して、感光体と現像ローラの間隔についての変位等については着目されているが、感光体と帯電ローラの間隔についてギヤの圧力角による影響を阻止する着眼の発明は見当たらない。
一方、現状では、回転駆動される像担持体と所定の間隔を保ち非接触で回転して該像担持体を帯電させる帯電ローラと、前記像担持体側から前記帯電ローラに回転動力を伝える駆動伝達手段と、前記帯電ローラに接して該帯電ローラをクリーニングする帯電クリーニング部材を有する帯電装置において、コロ付き帯電ローラを所定圧で感光体に当てて、感光体表面と帯電ローラ表面の間隔、所謂帯電ギャップを形成している。
特許文献1の図3に示されるように、感光体側からギヤ駆動により回転される構成の帯電ローラがある。かかる構成では従動側の帯電ローラがギヤの圧力角方向に力を受け、この力の方向が、レイアウト上、帯電ギャップを広げる方向と合致し帯電不良、帯電むら等を生ずるおそれがある。
特開2007−155797号公報 特開2006−98476号公報 特許3073102号公報
本発明は上述の事情の下になされたもので、ギヤ連結された帯電ローラが、ギヤの圧力角方向に受ける力により、帯電ギャップが広がることを格別の部材を設けることなく、簡易に解決する手段を提供することを目的とする。
前記課題を達成するため、請求項1に記載の発明では、回転駆動される像担持体に対して接触又は非接触の関係を保って回転し該像担持体を帯電させる帯電ローラと、
該帯電ローラを該像担持体の回転中心方向へ向けて付勢する付勢手段と、
前記帯電ローラに接して該帯電ローラをクリーニングする帯電クリーニングローラと、
前記帯電ローラが回転動力を伝達される従動ギヤと、を有し、
該従動ギヤが前記像担持体の側に設けたギヤと噛み合い、回転動力を伝達されることにより前記帯電ローラが回転するよう構成された帯電装置において、
前記帯電クリーニングローラは、前記帯電ローラが回転動力を伝達される際に、前記従動ギヤと該従動ギヤに回転動力を伝達するギヤとの噛み合いにより受ける圧力角方向の力による該帯電ローラの変位を阻止可能な位置であって、該圧力角方向の力の該従動ギヤに回転動力を伝達するギヤの中心と該従動ギヤの中心とを結ぶ仮想線方向の分力と、仮想線に対して直交する方向の分力と、の両方の分力による該帯電ローラの変位を阻止可能な位置に配設した。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の帯電装置において、
前記帯電ローラを支持する軸受を有し、該従動ギヤに回転動力を伝達するギヤの中心と該従動ギヤの中心とを結ぶ仮想線と平行な案内面を有するとともに、該軸受を保持する案内部材を備えた
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の帯電装置において、
前記帯電ローラと前記帯電クリーニングローラは共通の支持構造により支持されることとした。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3の何れかに記載の帯電装置において、
前記帯電クリーニングローラの配設位置は、前記圧力角によって発生する力の方向とした。
請求項5に記載の発明では、請求項1乃至の何れかに記載の帯電装置において、
前記帯電クリーニングローラは前記圧力角によって発生する力の方向に可動であり、かつ、前記圧力角によって発生する力に対抗する向きに付勢されていることとした。
請求項6に記載の発明では、請求項1乃至5の何れかに記載の帯電装置において、
前記帯電クリーニングローラは、前記帯電ローラに対して連れ回りすることとした。
請求項7に記載の発明では、請求項1乃至6の何れかに記載の帯電装置において、
前記帯電クリーニングローラは、前記帯電ローラとの当接部分がメラミン発泡樹脂体であることとした。
請求項8に記載の発明では、プロセスカートリッジは、少なくとも像担持体と、請求項1乃至7の何れかに記載の帯電装置を有することとした。
請求項9に記載の発明では、画像形成装置は、少なくとも像担持体と、請求項1乃至7の何れかに記載の帯電装置、又は請求項8に記載のプロセスカートリッジを有することとした
本発明によれば、帯電ローラに接して該帯電ローラをクリーニングする帯電クリーニングローラの配置位置を所定の配置にすることにより、帯電クリーニング部材の機能を活かしつつ、簡単に帯電ギャップの広がりを防止することができる。加えて請求項3の発明では、帯電ローラと帯電クリーニングローラは共通の支持構造により支持されることから、帯電クリーニングローラの当接位置を予め調整できるため組み付けが容易となる。
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
[1]画像形成装置の概要
本発明を適用した画像形成装置の例を説明する。
図1は画像形成装置であるカラープリンタを概略的に示す縦断側面図、図2は任意の画像ステーションを拡大して示している。これらの図を参照して説明する。カラープリンタ1の本体ケース2内には、プリンタエンジン3、光ビームを出射する光書込装置4、被転写体である記録媒体Sを収納する記録媒体収納部である給紙カセット5、トナー画像が転写された記録媒体Sを定着処理する定着装置6、トナー画像を転写した後に発生した廃トナーを回収する廃トナー回収容器7等が設けられている。
プリンタエンジン3は、トナー画像を形成し、形成したトナー画像を記録媒体Sに転写する部分であり、像担持体であるドラム状をした4つの感光体8(8Y、8C、8M、8K)、各感光体8の周囲に配置された帯電装置である帯電ローラ9、現像装置10、クリーニング装置11、一次転写ローラ12、像担持体及び被転写体である中間転写ベルト13、転写装置である二次転写ローラ14、クリーニング装置15等により構成されている。
ここで、本明細書及び図面の記載において、Y、C、M、Kの添え字は、各々イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの色を示しており、これらの添え字は必要に応じて割愛する。
感光体8は、円筒状に形成されて駆動モータ(図示せず)が連結され、駆動モータからの駆動力により中心軸線回りに回転する。感光体8の外周面には静電潜像が形成される感光層が設けられている。
帯電ローラ9は、感光体8の外周面に当接して配置され、又は、感光体8の外周面と微小な隙間をもって配置されている。この帯電ローラ9に対して電源部(図示せず)から電圧が印加されることにより、帯電ローラ9と感光体8との間でコロナ放電が発生し、感光体8の外周面が一様に帯電される。
光書込装置4は、画像データに応じた光ビームLbを出射し、一様に帯電された感光体8の外周面を露光する。この露光により、感光体8の外周面に画像データに応じた静電潜像が形成される。
現像装置10は、感光体8に対してトナーを供給する。供給されたトナーは感光体8の外周面に形成されている静電潜像に付着し、感光体8の外周面上の静電潜像がトナー画像として顕像化される。
中間転写ベルト13は、樹脂フィルム又はゴムを基体として形成されたループ状のベルトであり、駆動ローラ16と入口ローラ17とテンションローラ18との回りに巻回され、駆動モータ(図示せず)に連結された駆動ローラ16が回転駆動されることにより矢印A方向に回転する。入口ローラ17とテンションローラ18とは、中間転写ベルト13が矢印A方向へ回転することにより中間転写ベルト13との摩擦力によって従動回転する。
一次転写ローラ12は中間転写ベルト13の内周面側(ループの内側)に配置されており、これらの一次転写ローラ12に転写用電圧が印加されることによって各感光体8上のトナー画像が中間転写ベルト13上に転写される。各感光体8上に形成されたトナー画像は中間転写ベルト13上に順次転写されて重ね合わされ、中間転写ベルト13上にはカラーのトナー画像が形成される。
クリーニング装置11は、トナー画像が中間転写ベルト13に転写された後の感光体8の外周面をクリーニングする。このクリーニングによって、トナー画像が中間転写ベルト13に転写された後に感光体8の外周面上に残留しているトナーや紙粉等が廃トナーとして回収される。
中間転写ベルト13上に形成されたカラーのトナー画像は、中間転写ベルト13と二次転写ローラ14とが当接された転写位置に記録媒体Pが送り込まれたタイミングで二次転写ローラ14に転写用電圧が印加されることにより、記録媒体Sに転写される。記録媒体Pは、給紙カセット5内から給紙されて搬送ローラ19やレジストローラ20により搬送され、トナー画像を転写された後に定着装置6に送り込まれる。
トナー画像が転写された記録媒体Sは定着装置6内で熱と圧力とを加えられて定着処理され、この定着処理により溶融したトナー画像が記録媒体Sに定着される。定着処理が終了した記録媒体Sは本体ケース2の上面部に形成されている排紙トレイ21上に排紙される。
クリーニング装置15は、カラーのトナー画像が記録媒体Sに転写された後の中間転写ベルト13の外周面をクリーニングする。このクリーニングによって、トナー画像の転写後に中間転写ベルト13の外周面上に残留したトナーや紙粉等が廃トナーとして回収される。
廃トナー回収容器7は、クリーニング装置11、15で回収された廃トナーを貯溜する部分である。廃トナー回収容器7は本体ケース2に対して着脱可能に取付けられており、廃トナー回収容器7内の廃トナーが満杯状態に近付いた場合に本体ケース2から取り外され、空の廃トナー回収容器7が取付けられる。
プリンタエンジン3の構成部材である感光体8と、各感光体8の周囲に配置された本発明による帯電装置とはプロセスカートリッジ23(23Y、23C、23M、23K)としてユニット化されている。プロセスカートリッジ23(23Y、23C、23M、23K)本体ケース2内に着脱可能に装着される構成となっている。なお、プロセスカートリッジ23としてユニット化せずに帯電装置を直接画像形成装置本体に構成することも可能である。
感光体8と帯電装置とがプロセスカートリッジ23としてユニット化した場合には、交換やメンテナンスの作業が容易になり、また、各部材間の位置精度を高精度の維持することができ、形成される画像品質の向上を図ることができる。
本実施の形態では、感光体8と帯電装置(帯電ローラ9と帯電クリーニング部材24及び駆動伝達手段)とがユニット化されたプロセスカートリッジ23を例に挙げて説明したが、プロセスカートリッジの構成としては様々のものがあり、現像装置10、クリーニング装置11の何れか又は両方をケース内に収納してユニット化したものが挙げられる
図3は、本体ケース2に設けられている側面カバー26を開放した状態を示す斜視図である。側面カバー26を開放することにより、プロセスカートリッジ23や中間転写ベルト13及び廃トナー回収容器7の交換等やその他のメンテナンスを行うことができる。中間転写ベルト13とローラ16、17、18とクリーニング装置15とは、ユニット化されたベルトケース(図示省略)内に収納されてユニット化されている。
[2]帯電装置及びプロセスカートリッジ
(2.1)帯電装置の構成:
本発明に係る帯電装置の概略構成を説明する。図4は図1乃至3で説明した画像形成装置のうち、帯電装置まわりの構成を取り出して示したものである。ここでは、像担持体としてのドラム状をした感光体8、帯電ローラ9、ローラ形状をした帯電クリーニング部材25及び該感光体8から帯電ローラ9に回転動力を伝える駆動伝達手段としてのインボリュート歯車によるギヤ系列を平面上に展開した状態で示している。
感光体8の軸心に位置する軸8aは感光体8と一体的に構成され、その両端部が軸受Jにより画像形成装置本体又はプロセスカートリッジ23に支持されている。図4中、軸8aの右端側にはギヤG1が固定されている。このギヤG1はモータと連結されたギヤG2と噛み合わされている。ギヤG2が駆動されることにより、ギヤG1と共に感光体8が回転駆動される構成である。或いは、ギヤG1、G2を設けずモータ直結で回転する態様とすることもできる。
図4中、軸8aの左端側にはギヤG3が固定されている。このギヤG3は軸8aを介して感光体8に保持されているので感光体ギヤ(又は像担持体ギヤ)と称される。感光体ギヤG3は従動ギヤG4と噛み合わされている。従動ギヤG4は軸9aに固定されている。軸9aは帯電ローラ9の軸心に位置しかつ、該帯電ローラ9と一体的に構成されている。軸9aの両端部は軸受Jを介して画像形成装置本体又はプロセスカートリッジ23に支持されている。
帯電ローラ9の左右端部であって、外周部にはギャップ部材27が設けられている。ギャップ部材27は帯電ローラ9が感光体8に対してギャップΔの間隔をおいて非接触の関係を保って回転し感光体8を帯電するように、該ギャップΔに見合う大きさの外径を有している。
帯電ローラ9は感光体ギヤG3から従動ギヤG4に至る歯車系列を介して感光体8と連動して駆動される。本例では上記歯車系列は感光体ギヤG3と従動ギヤG4の2つであるが、別例として、中間ギヤを介在させることもできる。これら歯車系列は感光体8側から帯電ローラ9側に回転動力を伝達する駆動伝達手段である。
本例では、上記のとおり、帯電ローラ9を感光体に非接触とする構成を示しているが、接触する態様ものでも本発明を適用することは可能である。ギャップ部材27と感光体8との間に周速差によるすべりが生じないように、つまり、ギャップ部材27が感光体8と同じ周速で回転するように、各ギヤの歯車比が設定される。本例では、感光体8の外径と感光体ギヤG3のピッチ円径とを等しくし、また、ギャップ部材27の外径と従動ギヤG4のピッチ円径とを等しくしている。
図4に示した例では、感光体ギヤG3と従動ギヤG4とが直接噛み合い、感光体8の外径と感光体ギヤG3のピッチ円径が等しく、ギャップ部材27の外径と従動ギヤG4のピッチ円径が等しい。ギャップ部材27を設けない場合は、帯電ローラの外径と従動ギヤのピッチ円径を等しくする。
帯電ローラ9には、該帯電ローラ9に接して該帯電ローラ9をクリーニングする帯電クリーニング部材25が付帯されている。ここでは、帯電クリーニング部材25は回転ローラで示しているが、非回転のブロック状をした帯電クリーニング部材250(図7、図19参照)が使用されることもある。何れの場合でも、クリーニングの機能上、帯電ローラ9に接触する構成であり、帯電ローラ9にかかる圧力角による荷重を受け止める。
(2.2)比較例:
図4乃至図6を参照しつつ説明する。駆動伝達手段が図4に示した構成の場合、感光体ギヤG3が右回転するときに、これと噛み合う従動ギヤG4は左回転となる。感光体ギヤG3の歯と従動ギヤG4の歯とが接する共通接点Pが感光体ギヤG3の中心O1と従動ギヤG4の中心O2を結ぶ線分33上にあるとき、この共通接点Pは感光体ギヤG3のピッチ円p3と従動ギヤG4のピッチ円p4とが接する共通接点と重なる。また、線分33と両ピッチ円の共通接線28は共通接点Pで直交する。このとき共通接点Pを通り共通接線28に対して圧力角αをなす方向は、従動ギヤG4が感光体ギヤG3により連動駆動される際に圧力角によって発生する力Fの方向であり、この力Fは従動ギヤG4を回転させる力であるとともに、帯電ローラ9の軸9aに作用して、帯電ローラ9を感光体8から離す向きに働く。
圧力角によって発生する力Fが帯電ローラ9の軸9aに作用して帯電ローラ9を感光体8から離そうとする態様について考察する。図6は本発明を適用しない場合における、帯電ローラ9の軸受部の構造を軸方向からみた断面で示している。
図6において、軸9aを支持する軸受Jは可動部材29に装着されている。可動部材29は、感光体ギヤG3の中心O1と従動ギヤG4(軸9a)の中心O2を結ぶ線分33と平行な案内面を有する案内部材30に装着されている。案内部材30は可動部材29を、中心O2が線分33上を移動するように方向を定めて案内する。
可動部材29は案内部材30内部に設けた伸長性のばねからなる付勢手段31によって中心O1に近づく向きに付勢され上記案内面に沿って可動である。付勢手段31の付勢による帯電ローラ9の移動は、ギャップ部材27が感光体8に当接することにより阻止されている。案内部材30はプロセスカートリッジを構成するフレーム41或いは画像形成装置本体を構成するフレームに設けられる。
感光体8が回転を停止している場合、この付勢手段31による可動部材29の移動は、帯電ローラ9が感光体8に当接することにより阻止されている。感光体8が右回転する場合、圧力角によって発生する力Fが軸9aから可動部材29に伝わり、力Fは可動方向の分力Fyと線分33と直交する向きの分力Fxとに分解でき、分力Fxについては案内部材30により移動が阻止される方向であるので、問題としないが、可動方向に作用する分力Fyに関しては、帯電ローラ9が該分力Fyによって感光体8から離れる方向に力を受けることになる。
付勢手段31の力が分力Fyを上回る場合には帯電ローラ9が該分力Fyによって感光体8から離れることはないが、付勢手段31の力を大きくすると感光体の駆動負荷が増したり、軸受Jの負担が増すので限界がある。帯電ローラ9の回転負荷が大きくなったりすると帯電ローラ9は感光体8との所定距離より離れることが懸念される。ギャップ部材27で離間距離を管理する非接触帯電方式では特に精密なギャップ精度が要求されるので帯電ローラ9が変位しないようにしなければならない。
(2.3)本発明の例1:
そこで、本発明では、感光体8に対する帯電ローラ9の連動駆動の際に従動ギヤG4と該従動ギヤG4に噛み合う駆動側ギヤである感光体ギヤG3の圧力角によって発生する力Fによる帯電ローラ9の変位を阻止できるように、図7に示すように、帯電ローラ9の背面(力Fを受ける面の反対側の面)側で帯電ローラ9に接するようにしてローラ状の帯電クリーニング部材25或いは非回転ブロック状の帯電クリーニング部材250を設け、帯電ローラ9の変位を防止することとした。圧力角の力の方向に設けた帯電クリーニング部材で帯電ローラを受け止めることにより、力Fによる帯電ローラ9の感光体8からの離間変位の問題を解消し感光体表面と帯電ローラ表面の間隔を一定にすると共にクリーニング機能も果たすことができる。
ここで、圧力角によって発生する力Fの方向について説明を加える。感光体ギヤG3と従動ギヤG4との噛み合い状態を示した図8において、図5に示した符号と同じ符号は図5で説明したものと同じ意味をもつ。共通接点Pは両歯車の回転が進んでも両ギヤの各基礎円に共通の接線として示される作用線34上を移動する。共通接点Pが線分33上にあるとき、作用線34は共通接点Pで接する両歯車のインボリュート曲線からなる各歯面の共通接線35と直交する関係にある。
共通接線28と作用線34とのなす角及び共通接線35と線分33とのなす角は共に圧力角αである。本例において、圧力角αによって発生する力であって帯電ローラ9を感光体8に対して変位させる力Fは、感光体ギヤG3と従動ギヤG4、これら両方のギヤのピッチ円p3、p4の共通接線28に対する、前記両ギヤの各基礎円の共通接線として示される作用線34の傾き角の方向上で作用し、その向きは従動ギヤG4が従動回転される向き、図7で左に向いている。
帯電クリーニング部材25、250等を設けるに適した、圧力角によって発生する力の方向上のこれら帯電クリーニング部材25、250等の配設位置は、回転軸心方向から見た図7において、帯電ローラ9の中心でもある従動ギヤG4の中心O2を通り、共通接線28と圧力角αの角度をなす基準線63上にこれら帯電クリーニング部材25、250等の中心が重なるような位置関係がよく、配設位置は帯電ローラ9の背面(力を受ける側の反対側の面)側の位置であり、該帯電ローラ9に接するように配置するのがよいということになる。ただ、部品の加工、組立上の公差範囲の位置ずれや、感光体まわりに配置される各種部品のレイアウト上の都合から、上記の好ましい位置からずれたとしても、力Fの分力作用する範囲に設けるのであれば、帯電ローラの変位を防止することが可能である。
帯電クリーニング部材の配設位置として利用できる、圧力角によって発生する力の分力が作用する範囲は、図7、図8等において、従動ギヤG4の中心O2を通り、力Fと直交する共通接線35の左側の領域であって、帯電ローラ9の周面に接触させる態様の配置が可能な範囲である。この配置可能範囲は、図9において角度θで示した範囲である。
図9において、線分280は中心O2を通り共通接線28と平行な補助線である。角度θで示した範囲は、中心O2を通る力Fの方向から右回りに90度及び、該力Fの方向から左回りに90度の範囲、つまり、中心O2を通る力Fの方向に直交しかつ中心O2を通る共通接線35で分けられた帯電ローラ9の左半円周部に相当する。角度θの範囲では力Fの分力成分があるので、この角度範囲で帯電ローラ9の周面と接するように帯電クリーニング部材25、250等を配置することにより帯電ローラ8の変位を阻止することが可能である。
上記において、角度θの範囲に帯電クリーニング部材25、250等を配置することにより、力Fの分力成分を抑えることが可能である。そこで、感光体8の中心O1と帯電ローラの中心O2と圧力角を利用して帯電ローラ9上であって帯電クリーニング部材25、250等を配置して効果がある角度θの範囲を容易に知る手段を提供する。
感光体8の中心O1と帯電ローラの中心O2を結ぶ線33から、中心O2を中心に帯電ローラ9の回転方向(左回り)に帯電クリーニング部材25、250等を帯電ローラ9に接触させて配置できる角度をβとした場合、図8、図9から明らかなように、この角度βと圧力角αとの関係はα<β<α+180度で示すことができる。そこで、この角度βの条件を満足する範囲であれば、帯電クリーニング部材の配設位置は上記角度θの範囲におさめることができる。
(2.4)本発明の例2:
帯電クリーニング部材を帯電ローラ9に連れ回りするローラで構成した帯電装置の具体例を説明する。帯電クリーニング部材をローラで構成したことにより、長期に亘って帯電ローラ長手方向全体に安定したクリーニング性を保つことができる。帯電クリーニング部材がローラ状でない場合、帯電ローラと接触する位置が変動しないのに対して、ローラ形状とした場合には、帯電ローラと接触する位置が変わるので、帯電クリーニング部材がローラ状でない場合に比べて寿命が長くなる。
また、本例のように、連れ回りする構成とした場合、帯電クリーニング部材の回転駆動部材を削減でき、安価に帯電装置を提供できる。図10において、帯電ローラ9は可動部材29、案内部材30、付勢手段31等で支持されており、かかる支持構造については図6に即して説明したのでここでは説明を略す。
帯電クリーニング部材25は、図4に示したように、軸方向に間隔をおいて配置された2つのギャップ部材27、27間に収まる長さを有する。帯電クリーニング部材25は、帯電ローラ9と同様の支持構造により支持されている。帯電クリーニング部材25は、従動ギヤG4(帯電ローラ9)の中心O2を通り共通接線28と圧力角αをなす力Fの方向に対して、帯電ローラ9の背面側で帯電ローラ9に当接する配置となっている。
帯電クリーニング部材25の軸25aは軸受Jに支持され、軸受Jは可動部材36に保持されている。可動部材36を案内する案内部材37の案内面は、従動ギヤG4(帯電ローラ9)の中心O2を通り共通接線28と圧力角αをなす力Fの方向上に軸25aの中心が位置するように可動部材36を案内する。
可動部材36は、伸長性のばねからなる付勢手段39によって中心O2に近づく向き、つまり、力Fに対向する向きに付勢されている。この付勢手段39による付勢力は力Fによる帯電ローラ9の変位を生じさせないだけの弾性力を有する。案内部材37はプロセスカートリッジ或いは画像形成装置本体に設けられている。帯電クリーニング部材25の配置位置は、図10に示した例の位置に限らず、前記図9における角度θで示した前記力Fの分力を受け得る範囲においても設置可能である。このように構成される帯電装置は画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジと一体化され或いは画像形成装置本体に直接構成される。
本例のように、帯電クリーニング部材25は圧力角によって発生する力Fの方向に可動であり、かつ、付勢手段39により該力Fに対向する向きに付勢されて帯電ローラ9に押圧される構成としたことにより、力Fによる帯電ローラ9の変位を防止しつつ、帯電ローラ9のクリーニングを行うことができる。
また、図11、図12に示したように、感光体8や、帯電ローラ9を支持する案内部材30及び帯電クリーニング部材25が支持される案内部材37等が設けられるフレーム40がプロセスカートリッジ23の一部である場合には、本発明による帯電装置がプロセスカートリッジ23の一部となり、このプロセスカートリッジ23ごと画像形成装置に対して着脱可能にすることができる。画像形成装置に対する着脱の態様は図3で例示したように側面カバー26を開いて行う。なお、プロセスカートリッジ23は、現像装置10やクリーニング装置11を組み込んで一体化することもできる。
本発明の帯電装置をプロセスカートリッジに構成することにより、帯電ローラのクリーニングが行われ、安定した性能を長期に亘り維持可能となることから、長寿命プロセスカートリッジを提供できる。本発明を適用したプロセスカートリッジを画像形成装置に構成することにより、メンテナンスが容易な長寿命画像形成装置を提供できる。また、帯電ローラをクリーニングすることで、安定した性能を長期に亘り維持可能な画像形成装置を提供することができる。以下の例においても同様である。
(2.5)本発明の例3:
帯電クリーニング部材を帯電ローラ9に連れ回りするローラで構成した帯電装置の変形例を説明する。図13乃至図16において、帯電ローラ9は図6に即して説明したように可動部材29、案内部材30、付勢手段31等で支持されており、かかる支持構造についての説明は略す。
帯電クリーニング部材25は、軸25aの長手方向両端部でそれぞれ軸受Jを介して板状の揺動部材41に支持されている。揺動部材41はその自由端部41aが半円形の曲面になっている。フレーム40の上面には自由端部41aと嵌合する大きさの半円径をした凹部40aが形成されている。また、揺動部材41のうち、軸受Jが保持される位置の近傍部には伸長性のばね42からなる付勢手段42の一端側を保持するための凹部41bが形成されている。
帯電クリーニング部材25をフレーム40に組み付ける際には、図13に一点鎖線の矢印で示すように、軸25aの長手方向両端部に設けられた各揺動部材41の自由端部41aをそれぞれが対応する凹部40aに嵌合させ、かつ、一端側がフレーム40の座部40bに固定されている付勢手段42の自由端側を圧縮させて凹部41bに入れる。
こうして図14、図15に示すように組み立てられた帯電装置では、帯電クリーニング部材25は自由端部41aを支点として揺動可能となり、帯電クリーニング部材25は付勢手段42の弾性により帯電ローラ9に押し付けられ、帯電ローラ9に連れ回り可能である。
付勢手段42の位置や凹部40aの位置及び自由端部41aから軸25aまでの距離などを適当に設定することにより、付勢手段42によって帯電ローラ9に押圧される帯電クリーニング部材25の押圧方向を、従動ギヤG4(帯電ローラ9)の中心O2を通り共通接線28と圧力角αをなす力Fの方向に合致させ、帯電ローラ9の背面側で帯電ローラ9に当接する配置とすることができる。
揺動部材41や付勢手段42の組立て作業は、上記したように、各揺動部材41の自由端部41aをそれぞれが対応する凹部40aに嵌合させ、かつ、一端側がフレーム40に固定されている付勢手段42の自由端側を圧縮させて凹部41bに入れることにより簡単に行うことができる。なお、軸25aの長手方向にそれぞれ設けられる揺動部材41同士を適宜の部材で架橋状に連結すれば、両方の揺動部材41の位相を合わせることができ、組立て性及び組立て後の安定性が増す。
付勢手段42による付勢力は力Fによる帯電ローラ9の変位を生じさせないだけの力を有する。揺動部材41や付勢手段42はプロセスカートリッジ或いは画像形成装置本体に設けられる。帯電クリーニング部材25の配置位置は、前記力Fの分力を受け得る範囲に設置可能である。このように構成される帯電装置は画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジと一体化され或いは画像形成装置本体に直接構成される。プロセスカートリッジ23に構成した例を図16に示す。
本例のように、帯電クリーニング部材25は圧力角によって発生する力Fの方向に可動であり、かつ、付勢手段39により該力Fに対向する向きに付勢されて帯電ローラ9に押圧される構成としたことにより、力Fによる帯電ローラ9の変位を防止しつつ、帯電ローラ9のクリーニングを行うことができる。
(2.6)本発明の例4:
帯電クリーニング部材を帯電ローラ9に連れ回りするローラで構成し揺動部材と付勢手段により支持した帯電装置の変形例を説明する。前記図13乃至図16で説明した前記例では、揺動部材41はその自由端部41aが半円形の曲面になっていてフレーム40の上面に形成された半円径をした凹部40aと嵌合する構成であるが、帯電クリーニング部材25を帯電ローラ9に連れ回りする際に自由端部41aが凹部40aから外れる方向に力を受けるため嵌合状態が不安定になるおそれがある。かかる場合には、嵌合部を深くしたり、或いは、適宜の抜け止めを施せばよい。
図17、図18に示した例は抜け止めを施した一例である。これらの図に示すように、自由端部41aを前記例のように半円形ではなく、半円形よりもより円形に近い形状とすることで先端円径部に隣接する部位をくびれ形状することにより抜け止め機能を果たすように構成した。そして、この自由端部41aと嵌合する凹部40aの形状も自由端部41aと嵌合しかつ途中にくびれ部を有する形状とすることで、自由端部41aの形状と合わせて、抜け止め機能を有する構成とした。
このようにくびれ形状にすることにより、揺動部材41の装着状態が不安定になることが防止される。ただ、上記括れ部の形状が極端であると組立て性に問題が生ずるので、くびれの程度は装着状態の不安定が解消される程度にする。また、揺動部材41を樹脂等、弾性変形する部材で構成すればよい。その他の構成は前記例3で説明した内容と同じである。なお、前記例3でも述べた、軸25aの長手方向にそれぞれ設けられる揺動部材41同士を架橋状に連結する連結部材を図18に符号41cで示した。
(2.7)本発明の例5:
これまで述べた各例において、帯電クリーニング部材25は帯電ローラ9との当接部分をメラミン発泡樹脂体で構成する。メラミン発泡樹脂体で構成することにより、長期に亘って安定したクリーニング性を保つことができ、経時でメラミン発泡樹脂表面が摩耗しても安定したクリーニング性を保つことができる。
(2.8)本発明の例6:
帯電クリーニング部材を非回転のブロック形状に構成した帯電装置の具体例を説明する。図19において、帯電ローラ9は前記図6で説明したのと同じ構造である可動部材29、案内部材30、付勢手段31等で支持される。かかる支持構造については図6に即して説明したのでここでは説明を略す。
帯電クリーニング部材250は、帯電クリーニング部材250は、図4に示したように、軸方向に間隔をおいて配置された2つのギャップ部材27、27間に収まる長さを有し、前記図7と共に説明したように、また、図19に示したように、従動ギヤG4(帯電ローラ9)の中心O2を通り共通接線28と圧力角αをなす力Fの方向に対して、帯電ローラ9の背面側で帯電ローラ9に当接する構成及び配置となっている。
帯電クリーニング部材250は略直方体状をなし、案内部材45により移動方向を規制され、後方より付勢手段46で押圧されることにより、力Fの方向に対して、帯電ローラ9の背面側で帯電ローラ9に圧接されている。帯電クリーニング部材250は、帯電ローラ9との当接部分をメラミン発泡樹脂体で構成されている。
帯電クリーニング部材250を付勢している付勢手段46による付勢力は力Fによる帯電ローラ9の変位を生じさせないだけの弾性力を有する。案内部材45や付勢手段46の一端部を保持しているフレーム部材47等はプロセスカートリッジ或いは画像形成装置本体に設けられている。帯電クリーニング部材25の配置位置は、前記力Fの分力を受け得る範囲に設置可能である。このように構成される帯電装置は画像形成装置に対して着脱可能なプロセスカートリッジと一体化され或いは画像形成装置本体に直接構成される。
本例のように、帯電クリーニング部材25は圧力角によって発生する力Fの方向に可動であり、かつ、付勢手段46により該力Fに対向する向きに付勢されて帯電ローラ9に押圧される構成としたことにより、力Fによる帯電ローラ9の変位を防止しつつ、帯電ローラ9のクリーニングを行うことができる。
(2.9) 以上のように、各例において、帯電クリーニング部材をギヤによって力が生じる圧力角方向に設置することで、帯電ローラをクリーニングし、圧力角によって生じる力で感光体表面と帯電ローラ表面の間隔が広がることを防止できる。
本発明の帯電装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。 画像形成装置のうち、感光体まわりの帯電装置を含む構成を取り出して示した図である。 画像形成装置の外観を、プロセスカートリッジの着脱態様と共に例示した図である。 感光体まわりに配置される帯電ローラ、帯電クリーニング部材等の構成を説明した展開図である。 帯電ローラに作用する、圧力角により生ずる力を説明した図である。 圧力角により生ずる力が帯電ローラを感光体から離す方向に作用することを説明した図である。 帯電クリーニング部材の配置例を説明した図である。 圧力角により発生する力をギヤの歯形と共に説明した図である。 圧力角により発生する力の分力の及ぶ範囲を説明した図である。 ローラ状をした帯電クリーニング部材の配置例を説明した図である。 帯電装置を含むプロセスカートリッジの部分断面図である。 帯電装置を含むプロセスカートリッジの外観斜視図である。 帯電装置を組立て途上の分解状態で示した図である。 帯電装置を組立て状態で示した図である。 帯電クリーニング部材の配置例を説明した図である。 帯電装置を含むプロセスカートリッジの部分断面図である。 くびれ形状部を有した帯電クリーニング部材の支持構造を説明した図である。 くびれ形状部を有した帯電クリーニング部材の支持構造を説明した斜視図である。 帯電クリーニング部材が非回転のブロック形状の場合を例示した図である。
符号の説明
8 感光体
9 帯電ローラ
23 プロセスカートリッジ
26 側面カバー
27 ギャップ部材
28、35 共通接線
29、36 可動部材
30、37、45 案内部材
31、38、39、42、46 付勢手段
32、33、280 線分
34 作用線
40、47 フレーム
40a、41b 凹部
40b 座部
41 揺動部材
41a 自由端部
41c 連結部材
63 基準線
A 矢印
F 力
G1、G2 ギヤ
G3 感光体ギヤ(像担持体ギヤ)
G4 従動ギヤ
J 軸受
O1 (感光体ギヤG3の)中心
O2 (従動ギヤG4の)中心
P 共通接点
p3、p4 ピッチ円
α 圧力角
θ 角度

Claims (9)

  1. 回転駆動される像担持体に対して接触又は非接触の関係を保って回転し該像担持体を帯電させる帯電ローラと、
    該帯電ローラを該像担持体の回転中心方向へ向けて付勢する付勢手段と、
    前記帯電ローラに接して該帯電ローラをクリーニングする帯電クリーニングローラと、
    前記帯電ローラが回転動力を伝達される従動ギヤと、を有し、
    該従動ギヤが前記像担持体の側に設けたギヤと噛み合い、回転動力を伝達されることにより前記帯電ローラが回転するよう構成された帯電装置において、
    前記帯電クリーニングローラは、前記帯電ローラが回転動力を伝達される際に、前記従動ギヤと該従動ギヤに回転動力を伝達するギヤとの噛み合いにより受ける圧力角方向の力による該帯電ローラの変位を阻止可能な位置であって、該圧力角方向の力の該従動ギヤに回転動力を伝達するギヤの中心と該従動ギヤの中心とを結ぶ仮想線方向の分力と、仮想線に対して直交する方向の分力と、の両方の分力による該帯電ローラの変位を阻止可能な位置に配設されることを特徴とする帯電装置。
  2. 請求項1に記載の帯電装置において、
    前記帯電ローラを支持する軸受を有し、
    該従動ギヤに回転動力を伝達するギヤの中心と該従動ギヤの中心とを結ぶ仮想線と平行な案内面を有するとともに、該軸受を保持する案内部材を備えたことを特徴とする帯電装置。
  3. 請求項1又は2に記載の帯電装置において、
    前記帯電ローラと前記帯電クリーニングローラは共通の支持構造により支持されることを特徴とする帯電装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の帯電装置において、
    前記帯電クリーニングローラの配設位置は、前記圧力角によって発生する力の方向としたことを特徴とする帯電装置。
  5. 請求項1乃至の何れかに記載の帯電装置において、
    前記帯電クリーニングローラは前記圧力角によって発生する力の方向に可動であり、かつ、前記圧力角によって発生する力に対抗する向きに付勢されていることを特徴とする帯電装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の帯電装置において、
    前記帯電クリーニングローラは、前記帯電ローラに対して連れ回りすることを特徴とする帯電装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の帯電装置において、
    前記帯電クリーニングローラは、前記帯電ローラとの当接部分がメラミン発泡樹脂体であることを特徴とする帯電装置。
  8. 少なくとも像担持体と、請求項1乃至7の何れかに記載の帯電装置を有することを特徴とするプロセスカートリッジ
  9. 少なくとも像担持体と、請求項1乃至7の何れかに記載の帯電装置、又は請求項8に記載のプロセスカートリッジを有することを特徴とする画像形成装置。
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