JPH07110618A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07110618A
JPH07110618A JP25691093A JP25691093A JPH07110618A JP H07110618 A JPH07110618 A JP H07110618A JP 25691093 A JP25691093 A JP 25691093A JP 25691093 A JP25691093 A JP 25691093A JP H07110618 A JPH07110618 A JP H07110618A
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JP
Japan
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cleaning member
charging
toner
longitudinal direction
cleaning
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JP25691093A
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English (en)
Inventor
Norio Kikuchi
宣男 菊地
Koichi Yamazaki
幸一 山崎
Sadao Takahashi
貞夫 高橋
Kentaro Matsumoto
健太郎 松本
Naoshi Hayakawa
直志 早川
Yoshiaki Miyashita
義明 宮下
Takeshi Tabuchi
健 田渕
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異常画像が発生することのない極めて安定し
た均一な帯電が長期に渡り行えるようにする。 【構成】 帯電ローラ2の感光体1と接触する面をクリ
ーニングするクリーニング部材19を、帯電ローラ2の
長手方向に変位可能に保持されたホルダ21の下面21
aに固定し、そのホルダ21の端部に形成したカムフォ
ロア部21bを感光体1のフランジ部11に全周に渡っ
て連続させて形成した溝カム18に係合させ、感光体1
が1回転する毎にカムフォロア部21bが矢示C方向に
1往復してクリーニング部材19が帯電ローラ2の表面
を清掃し、同じ位置に連続的にトナー等が付着したり、
帯電ローラ2とクリーニング部材19の間にトナーのか
たま等の異物が入り込むことによって生じる帯電ローラ
の異常摩耗を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回動するドラム状あ
るいはベルト状の感光体に帯電部材を接触させて帯電す
る接触帯電方式の静電複写機,光プリンタ等の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、静電複写機,光プリンタ等の画
像形成装置は、被帯電体である感光体を帯電処理する装
置を備えているが、従来はその装置としてコロナ帯電装
置が被帯電体面を均一に帯電することができるというこ
とから広く使用されている。
【0003】しかしながら、このコロナ帯電装置の場合
には、コロナ放電に伴ってオゾンや窒素酸化物が発生す
るため、それが人体に対して有害であったり、環境に対
して悪影響を与えたり、さらにはそれらのオゾンや窒素
酸化物が感光体,帯電器,光学系等の各部に付着するこ
とによって画像劣化の原因になりやすいという欠点があ
った。
【0004】そこで、上記のような欠点がほとんどない
帯電装置として、電圧を印加した帯電部材を被帯電体で
ある感光体に接触させた状態で帯電する接触帯電方式の
帯電装置が提案されている(例えば特開昭63−149
668号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな接触帯電方式の帯電装置は、感光体等の被帯電体の
被帯電体面に所望の帯電電位を得るために必要とされる
印加電圧の低圧化が図れるため帯電効率は向上するが、
帯電部材が感光体と接触する構成のため、感光体面上に
形成されたトナー像を転写紙へ転写した後、その感光体
面をクリーニングユニットによりクリーニングした際に
残ったトナーが帯電部材である帯電ローラの表面に筋状
に付着して、それが帯電不良を引き起こす原因になり易
いということがあった。
【0006】そこで、このような問題を解決するため、
上記のような帯電ローラにクリーニング部材を常時接触
(例えば特開平3−101768号公報参照)させた
り、その帯電ローラにクリーニング部材を接離可能にし
た装置が提案されている。
【0007】しかしながら、このようなクリーニング部
材は、一般的に発砲ポリウレタンあるいは発砲ポリエチ
レン等からなるスポンジ材で形成されていることが多
く、それを帯電ローラにその長手方向に対して同一位置
で常に摺接させていると、そのクリーニング部材の長手
方向(帯電ローラの長手方向に一致)の一部にクリーニ
ング性の悪い個所があった場合には、その部分のトナー
による汚れが顕著になってトナーを充分に取り除くこと
ができなくなり、その部分に対応する帯電ローラの部分
に筋状あるいは帯状の汚れができて、それが原因で転写
した画像に筋状や帯状の白ぬけや黒筋等の異常画像が発
生し易いということがあった。
【0008】また、帯電ローラとクリーニング部材が長
手方向の同一位置で常に摺接していた場合には、その帯
電ローラとクリーニング部材との間にごみ,トナーのか
たまり,紙粉,キャリア等の異物が入り込み易くなっ
て、トナー洩れや帯電ローラ表面の異常摩耗を引き起こ
す原因となり易いということもあった。
【0009】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、転写した画像に白ぬけや黒筋等の異常画
像が発生することのない極めて安定した均一な帯電が長
期に渡り行えるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するため、上述したような画像形成装置におい
て、帯電部材の感光体と接触する面をクリーニングする
クリーニング部材を帯電部材の長手方向に変位可能に設
けると共に、そのクリーニング部材を帯電部材の長手方
向に往復移動させるクリーニング部材往復移動手段を設
けたものである。
【0011】また、上記画像形成装置において、クリー
ニング部材往復移動手段が、露光装置による露光動作時
以外の時期にクリーニング部材を往復移動させる手段で
あるようにしたり、転写装置による転写動作時以外の時
期にクリーニング部材を往復移動させる手段であるよう
にするとよい。
【0012】
【作用】このように構成した画像形成装置によれば、ク
リーニング部材往復移動手段によりクリーニング部材を
帯電部材の長手方向に往復移動させることができるの
で、帯電部材の長手方向の同じ位置にクリーニング部材
を接触させてクリーニングした場合には、クリーニング
部材の一部に汚れが顕著な部分ができるとその部分にト
ナー洩れが生じ易いが、クリーニング部材の帯電部材に
対する位置を変えながらそれをクリーニングすることに
よって、トナー洩れを防いで帯電不良による異常画像の
発生を防止することができる。
【0013】また、クリーニング部材が上記の方向に往
復移動するので、帯電部材とクリーニング部材との間に
トナーのかたまり,紙粉、キャリア等の異物が入り込み
にくくなるので、帯電ローラ表面の異常摩耗も防止でき
る。
【0014】また、そのクリーニング部材の往復移動を
露光装置による露光動作時以外の時期にさせるようにす
れば、露光時にはクリーニング部材の往復移動が行われ
なくなるため、その移動による振動が露光時に発生しな
いので乱れのない良好な静電潜像が得られる。
【0015】さらに、そのクリーニング部材の往復移動
を転写装置による転写動作時以外の時期にさせるように
すれば、転写時はクリーニング部材の往復移動が行われ
なくなるため、その移動による振動が感光体に伝わって
回転むらが生じてトナー像が乱れたりするようなことが
なくなるので、良好な画像が得られる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例を示す画像
形成装置の感光体ドラム付近を示す正面図、図2はそれ
を側面から見た概略構成図である。
【0017】この画像形成装置は、図2に示すように被
帯電体であるドラム状の感光体1を接触状態で帯電する
帯電部材である帯電ローラ2を備えた接触帯電方式の画
像形成装置であり、その帯電ローラ2が同図の矢示A方
向に回転する感光体1に接触しながら連れ回りにより矢
示B方向に等速で従動回転し、感光体1の感光体面(外
周面)1aを帯電する。
【0018】その感光体1は、ドラム駆動タイミングベ
ルト及びドラム駆動プーリ(共に図示せず)等を介して
回転駆動するモータによって駆動され、その表面には常
に帯電ローラ2が、図1に示すように2個の導電性軸受
17,17を介してそれぞれ作用する各導電性加圧バネ
12,12の付勢力により、例えば接触圧10g/cm
で圧接している。
【0019】その感光体1の回りには、図2に示すよう
に帯電ローラ2の他に現像装置6と、転写装置7と、ク
リーニングユニット8がそれぞれ配設されており、露光
装置9からの光が感光体1の感光体面1aに入射して、
帯電ローラ2によって一様に負の帯電を受けて帯電され
た帯電面が露光されてそこに静電潜像が形成され、それ
が現像装置6の現像スリーブ6aによって供給されるト
ナーにより現像されてトナー像(可視像)となる。
【0020】一方、給紙カセツト(図示せず)内の転写
紙Pは、所定のタイミングで回転する給紙ローラにより
1枚ずつ送り出され、それがレジストローラ13とそれ
に圧接回転する加圧ローラ14との間で一旦停止されて
タイミング調整された後に、感光体1上のトナー像と一
致する正確なタイミングで転写装置7が設けられている
転写部に向けて搬送される。
【0021】その転写紙Pは、図2で上面側にトナー像
が転写され、それが感光体1から分離されて図示しない
定着装置へ搬送され、そこでトナーが定着された後に装
置外部の排紙トレイ等へ排出される。
【0022】そして、その転写終了後に感光体1上に残
った残留トナーは、クリーニングユニット8のクリーニ
ングブレード8aにより取り除かれ、その感光体1上に
残った残留電位は図示しない除電ランプにより取り除か
れて、次の帯電ローラ2による帯電に備える。
【0023】帯電ローラ2は、鉄等からなる導電性芯金
15の外側に、例えばEPDM(エチレンプロピレンジ
エンの3元共重合体)による導電性ゴムローラ部16を
一体に装着したものであり、その導電性芯金15の両端
が図1に示すように導電性軸受17,17でそれぞれ回
転自在に支持されていて、その各軸受17が導電性加圧
バネ12によって感光体1方向に付勢されて、その帯電
ローラ2の軸線が感光体1の軸線に平行する状態で感光
体1の表面に接するようになっている。
【0024】そして、この帯電ローラ2は、感光体1に
よって従動回転(連れ回り)のみされ、図1の矢示C方
向には移動できないようになっている。
【0025】その帯電ローラ2の導電性芯金15には、
直流電源20(図2)から導電性加圧バネ12及び導電
性軸受17を介して負の帯電バイアス電圧(例えば−5
00V)が印加されるようになっており、それによって
負の帯電を受ける感光体1の感光体面1aが一様に帯電
される。
【0026】その帯電ローラ2の外周面には、その長手
方向に沿って帯電ローラ2と略同じかそれ以上の長さの
クリーニング部材19が接触するように配設されてお
り、そのクリーニング部材19は図示しないガイド部材
によって図1の矢示C方向に往復移動可能に保持された
L字状のホルダ21の下面21aに一端面が固定されて
いる。
【0027】なお、クリーニング部材19は、例えばフ
ェルトで形成するが、それを発砲ポリウレタンあるいは
ポリウレタンゴム等で形成してもよい。ホルダ21の図
1で右端側には、カムフォロア部21bが形成されてい
て、そのカムフォロア部21bの先端部分が溝カム18
に係合している。
【0028】その溝カム18は、感光体1の図1で右方
に同心状態に突出させた円柱状のフランジ部11に全周
に渡って連続して形成されており、感光体1が同図で矢
示A方向に回転することによってフランジ部11が1回
転すると、そこに係合しているカムフォロア部21bが
矢示C方向に1往復する溝形状に形成されている。
【0029】したがって、感光体1が1回転する毎にカ
ムフォロア部21bが1往復し、そのカムフォロア部2
1bを有するホルダ21はその下面21aにクリーニン
グ部材19を固定しているので、クリーニング部材19
が帯電ローラ2の外周面上を図1の矢示C方向に1往復
する。
【0030】このように、クリーニング部材19は、感
光体1が回転するとそれに伴って帯電ローラ2の長手方
向に往復移動し、その往復の移動量は溝カム18の形状
(カム曲線)によって決まる。なお、この実施例では、
溝カム18を全周に渡って形成したフランジ部11と、
その溝カム18に係合するカムフォロア部21bを有す
るホルダ21とが、クリーニング部材をその長手方向に
往復移動させるクリーニング部材往復移動手段に相当す
る。
【0031】この実施例によれば、クリーニング部材1
9をその長手方向(図1で左右方向)に往復移動させる
ことができるので、クリーニング部材19の長手方向の
同じ位置が部分的にトナー等により著しく汚れてトナー
洩れを生じるようなことが起こりにくいため、クリーニ
ング部材19からのトナー洩れを防止して帯電不良によ
る異常画像の発生を防止することができる。
【0032】また、クリーニング部材19が帯電ローラ
2の長手方向に往復移動するため、帯電ローラ2とクリ
ーニング部材19との間にトナーのかたまり,紙粉,キ
ャリア等の異物が入り込みにくくなるので、上記のよう
なトナー洩れを引き起こしたり、帯電ローラ表面の異常
摩耗を引き起こす恐れが殆どなくなる。
【0033】さらに、感光体1の軸線方向に延びるフラ
ンジ部11に溝カム18を形成し、そこにクリーニング
部材19を固定したホルダ21のカムフォロア部21a
を係合させただけの簡単な機構により、独自のモータ等
の駆動源を使用せずにクリーニング部材19を上記の方
向に往復移動させるので、装置を小型にして安価にでき
る。
【0034】図3は帯電ローラの長手方向に対するクリ
ーニング部材の往復移動を選択的に行えるようにした実
施例の感光体付近を制御系と共に示す構成図である。こ
の実施例は、図1の実施例に対し、溝カム18を形成し
たフランジ部11と感光体面1aを有する感光体本体1
0とを電磁クラッチ24を介して連結した点と、露光装
置(図2の露光装置9を参照)による露光動作時以外の
時期にクリーニング部材19を帯電ローラ2の長手方向
に往復移動させる制御を行う制御装置30を設けた点の
みが異なる。
【0035】そして、この実施例では、溝カム18を形
成したフランジ部11と、その溝カム18に係合するカ
ムフォロア部21bを有するホルダ21と、電磁クラッ
チ24と、制御装置30とが、露光動作時以外の時期に
クリーニング部材19を帯電ローラ2の長手方向に往復
移動させるクリーニング部材往復移動手段に相当する。
電磁クラッチ24は、オン状態の時に感光体本体10と
フランジ部11とを連結し、オフ状態の時にそれらの連
結を解除する。
【0036】また、制御装置30はマイクロコンピュー
タであり、その制御装置30は各種判断及び処理機能を
有する中央処理装置(CPU)31と、露光装置の露光
動作時以外の時期にクリーニング部材19を帯電ローラ
2の長手方向に往復移動させる制御に必要なプログラム
及び固定データを格納したプログラムメモリであるRO
M32と、入力データやCPU31による処理データを
格納するデータメモリであるRAM33と、タイマ34
と、入出力回路(I/O)35とによって構成されてい
る。
【0037】この制御装置30は、画像形成装置の装置
本体外部に設けられている操作パネル上に配設されてい
るスタートキー36からそれが押された際に出力される
画像形成スタート信号を入力する。また、図3では図示
を省略しているが、転写紙サイズや転写濃度等の各種の
画像形成条件を選択するキー群からはオペレータによっ
て選択される各種の信号をそれぞれ入力する。
【0038】そして、感光体ドラム1を回転駆動するモ
ータや、その他の画像形成に係る各種駆動系に対してそ
れらを駆動させるための各種の信号を所定のタイミング
でそれぞれ出力すると共に、各種表示部等のその他の各
種負荷類に対してもそれらを点灯あるいは作動させるた
めの各種の信号を出力する。そして、電磁クラッチ24
に対して、それを露光装置の露光動作時以外の時期にO
Nさせて、感光体本体10とフランジ部11とを連結さ
せる信号を出力する。
【0039】図4は制御装置30が行う電磁クラッチ2
4のON・OFF制御のタイミングを示すタイミング図
であり、この例では画像形成装置が静電複写機であっ
て、その静電複写機により3枚のコピーを連続して得る
場合の例について示している。
【0040】まず、露光装置による1回目の露光動作
(ON)が行われる時間t1 よりも余裕時間t2 前に電
磁クラッチ24をOFFにさせて、図3に示した感光体
本体10とフランジ部11との連結を解除させ、クリー
ニング部材19の帯電ローラ2の長手方向への往復移動
を停止させる。
【0041】そして、その1回目の露光動作が終了(O
FF)してから時間t3 (余裕時間)が経過したタイミ
ングとなる時間Tが経過した時点で、電磁クラッチ24
をONにさせて感光体本体10とフランジ部11とを連
結させてクリーニング部材19の帯電ローラ2の長手方
向への往復移動を開始させる。
【0042】以下、同様の動作タイミングで、露光動作
時以外の時期にのみ電磁クラッチ24を作動させて、ク
リーニング部材19を往復移動させる。この実施例によ
れば、露光時にはクリーニング部材19の往復移動が行
われなくなるため、その移動によって生じる振動が露光
時に発生しないので、乱れのない良好な静電潜像が得ら
れる。
【0043】図5は転写動作時以外の時期にクリーニン
グ部材19を帯電ローラ2の長手方向へ往復移動させる
ようにした実施例の転写装置による転写動作と電磁クラ
ッチの動作タイミングを示すタイミング図である。な
お、図5は図4の場合と同様に画像形成装置が静電複写
機であって、3枚のコピーを連続して得る場合の例を示
している。
【0044】この実施例では、転写装置(図2の転写装
置7を参照)による転写動作時(ON)以外の時期に図
3に示した電磁クラッチ24をONにしてクリーニング
部材19を帯電ローラ2の長手方向に往復移動させ、そ
れ以外の時は電磁クラッチ24をOFFにしてクリーニ
ング部材19の往復移動を停止させる。
【0045】まず、転写装置による1回目の転写動作
(ON)が行われる時間t1 よりも余裕時間t2 前に電
磁クラッチ24をOFFにさせて、図3に示した感光体
本体10とフランジ部11との連結を解除させ、クリー
ニング部材19の帯電ローラ2の長手方向への往復移動
を停止させる。
【0046】そして、その転写装置による1回目の転写
動作が終了(OFF)してから時間(余裕時間)t3 が経過
するタイミング(電磁クラッチ24をOFFにしてから
時間Tが経過した時点)で、電磁クラッチ24をONに
させて感光体本体10とフランジ部11とを連結させ、
クリーニング部材19の帯電ローラ2の長手方向への往
復移動を開始させる。
【0047】以下、同様の動作タイミングで、転写動作
時以外の時期にのみ電磁クラッチ24を作動させて、ク
リーニング部材19を往復移動させる。この実施例によ
れば、転写時にはクリーニング部材19の往復移動が行
われなくなるため、その移動による振動が感光体に伝わ
って回転むらが生じてトナー像が乱れたりするようなこ
とがないので、良好な画像が得られる。
【0048】なお、図1の実施例において、感光体1の
フランジ部11に形成する溝カム18の溝形状を、例え
ば図1の上下方向に沿う直線部分を一部有するようにす
れば、カムフォロア部21bがその直線部分に達したと
きにはホルダ21が図1で左右方向に移動しなくなるの
で、その直線部分にカムフォロア部21bが係合してい
る間だけクリーニング部材19の帯電ローラ2の長手方
向への移動を停止させることができる。
【0049】したがって、図4及び図5で説明した電磁
クラッチ24のOFFのタイミングに対応させて溝カム
18の上記直線部分を形成しておけば、露光動作時以外
の時期のみ、あるいは転写動作時以外の時期にのみクリ
ーニング部材19を帯電ローラ2の長手方向へメカ機構
だけで往復移動させることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、クリーニング部材の長手方向の同じ位置が部分的に
トナー等により著しく汚れてトナー洩れを生じるような
ことが起こりにくくなるため、クリーニング部材からの
トナー洩れを防止して帯電不良による筋状あるいは帯状
の白抜けや黒筋等の異常画像を発生させない安定した均
一な帯電を長期に渡って行なうことができる。
【0051】また、帯電部材とクリーニング部材との間
にトナーのかたまり,紙粉,キャリア等の異物が入り込
みにくくなるので、帯電ローラ表面の異常摩耗も防止す
ることができる。
【0052】さらに、そのクリーニング部材の往復移動
を露光装置による露光動作時以外の時期にさせるように
すれば、露光時にはクリーニング部材の往復移動が行わ
れなくなるため、その移動による振動が露光時に発生し
ないので乱れのない良好な静電潜像が得られる。
【0053】さらに、そのクリーニング部材の往復移動
を転写装置による転写動作時以外の時期にさせるように
すれば、転写時はクリーニング部材の往復移動が行われ
なくなるため、その移動による振動が感光体に伝わって
回転むらが生じてトナー像が乱れたりするようなことが
なくなるので、良好な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す画像形成装置の感光
体ドラム付近を示す正面図である。
【図2】同じくその感光体ドラム付近を側面から見た概
略構成図である。
【図3】帯電ローラの長手方向に対するクリーニング部
材の往復移動を選択的に行なえるようにした実施例の感
光体付近を制御系と共に示す構成図である。
【図4】図3の制御装置30が行なう電磁クラッチ24
のオン・オフ制御のタイミングを示すタイミング図であ
る。
【図5】転写動作時以外の時期にクリーニング部材を往
復移動させるようにした実施例の転写装置による転写動
作と電磁クラッチの動作タイミングを示すタイミング図
である。
【符号の説明】
1:感光体 2:帯電ローラ(帯電部材) 11:フランジ部 18:溝カム 19:クリーニング部材 21:ホルダ 21b:カムフォロア部 24:電磁クラッチ 30:制御装置
フロントページの続き (72)発明者 松本 健太郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 早川 直志 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 宮下 義明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田渕 健 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動する感光体と、該感光体に接触して
    それを帯電させる帯電部材と、該感光体の帯電面を露光
    して静電潜像を形成する露光装置と、その静電潜像を現
    像してトナー像とする現像装置と、そのトナー像を転写
    紙に転写させる転写装置と、前記帯電部材の前記感光体
    と接触する面をクリーニングするクリーニング部材とを
    備えた画像形成装置において、 前記クリーニング部材を前記帯電部材の長手方向に変位
    可能に設けると共に、該クリーニング部材を前記帯電部
    材の長手方向に往復移動させるクリーニング部材往復移
    動手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記クリーニング部材往復移動手段が前記露光装置によ
    る露光動作時以外の時期に前記クリーニング部材を往復
    移動させる手段であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記クリーニング部材往復移動手段が前記転写装置によ
    る転写動作時以外の時期に前記クリーニング部材を往復
    移動させる手段であることを特徴とする画像形成装置。
JP25691093A 1993-10-14 1993-10-14 画像形成装置 Pending JPH07110618A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25691093A JPH07110618A (ja) 1993-10-14 1993-10-14 画像形成装置
US08/322,136 US5572293A (en) 1993-10-14 1994-10-13 Method of and system for cleaning a charge inducing member
CN94118662A CN1059505C (zh) 1993-10-14 1994-10-14 静电成象设备和方法
GB9420800A GB2282781B (en) 1993-10-14 1994-10-14 Method of and system for cleaning a charge inducing member

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