JPH0120730B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

本発明は、光学走査装置を有する複写機に関
し、詳細には、光学走査とそのタイミングの診断
に関する。 複写機の点検及び修理は時間がかかり費用もか
かる。この点検や修理を最少限にするため、従
来、複写機に種々の診断法が与えられてきた。例
えば、米国特許第4156133号明細書には、用紙通
路の検知器の間シート走行時間を表示する発明が
開示されている。この時間はメモリに記憶され選
択的にアクセスされる。米国特許第3880516号は、
複写機に相互に連結される診断装置を使用して、
適正な時間間隔内に複写機のイベントが起るかど
うかを決定するためにコピーカウンタをパルスタ
イミング機構に変換することを教示している。し
かしながら、これらの装置は全面瞬間露光すなわ
ちフラツシユ露光装置に適用したものであり、光
学走査装置には適用できないものである。また、
上記装置は、一般に複写機を複雑にするものであ
り、相当に高価な且つ繊細な制御装置部分となつ
ている。 他の従来装置では、複写機の制御動作に同期す
る検知器を使用している。例えば、米国特許第
3744900号は、可動の感光体面の位置と用紙給送
装置の位置とに応答して電子的なフラツシユ露光
が開始される同期装置の使用を教示している。米
国特許第4003569号のような他の装置では、連続
する多数のコピー走行の間の時間の経過を最小に
するため出口位置に用紙通路検知器を使用してお
り、米国特許第3734604号は、フエイルセーフ検
出器の使用を教示している。しかしながら、これ
らの装置は診断のために設けられたものではな
い。 多くの複写機は、書類の像を感光体に投影する
ために光学走査装置を用いている。この装置は、
書類の走査のために光学素子を支持する走査キヤ
リツジを使用している。キヤリツジはそのホーム
位置から走査終了発生へ走査し、該終了位置から
ホーム位置へ戻つて新しい走査を開始する。この
複写機のタイミングは、走査キヤリツジの運動に
よつて付勢される適当なスイツチによつて与えら
れる。前進運動は、例えばチエーン・プーリ装置
によつて、与えられ、復帰運動は適当なばねによ
つて与えられる。不適当な走査運動や不適正なタ
イミングによつて、機械素子の摩耗や損傷が生じ
る。例えば、ばね張力等の素子の変化、スイツチ
の位置変化、あるいはキヤリツジの運動に影響を
及及ぼす異物、ごみ等が走査サイクルの時間に影
響を与える。これは、複写機のキヤリツジや作動
に悪影響を与えるものである。 それ故、比較的安価で、且つ光学走査装置にお
ける作動を調整して修理しあるいは故障を防止す
るのに適する診断方式が与えられるのが望まし
い。 従つて、本発明の目的は、経済的で且つ機械の
作動を最小にするための適正なタイミングと素子
故障情報とを与えることのできる、新規な光学走
査装置の診断法並びに装置を提供することにあ
る。本発明の更に別の目的及び利点は以下の記述
から明らかにされるであろう。また、本発明の特
徴は、特許請求の範囲に指摘されており、これは
本明細書の一部を成す。 端的に言えば、本発明は、光学終了位置での走
査スイツチの付勢と光学系のクラツチの付勢との
間の時間、並びにホーム位置での走査スイツチの
作動と光学系クラツチの消勢との間の時間に関係
している。これらの時間の表示は複写作業中連続
的に表示される。複写作業の最後の時間は次の複
写作業まで一時的に記憶される。診断モードに入
ると、複写機は正常なモードでコピーを作るとと
もに、順方向走査と復帰走査すなわちフライバツ
ク時間に相当する数を表示する。適当な変換によ
り、ミリ秒でその走査時間が与えられる。 本発明の一層の理解のために、図面を参照して
説明される。図面において同一番号は同一の部品
又は部分を示す。 第１〜３図には、例示のために自動ゼログラフ
複写機２２が示されており、複写機は、制御機用
コンソールパネル２３と、外面に適当な光導電物
質が被覆された面２１３を有するドラム状の像記
録部材２１２とを備えている。ドラム２１２はシ
ヤフト２１４によつて機械フレーム（図示せず）
内に回転自在に軸支され矢印２１５の方向に回転
して像支持面２１３を複数のゼログラフ処理ステ
ーシヨンを通過させる。適当な駆動手段（図示せ
ず）が設けられて種々の機械素子に動力を与えて
その動きを合わせ、これによつて原画の入力画面
情報の忠実な複写を最終支持材料すなわちコピー
シート２１６に記録する。 最初に、ドラム２１２は光導電表面２１２を帯
電ステーシヨン２１７を通過させ像形成の準備の
ため周知の方法で表面２１２上に一様に静電電荷
を与える。その後、ドラム２１２は露光ステーシ
ヨン２１８に回転して帯電した光導電表面２１２
を複写すべき原画書類の光像によつて露光する。
その露光領域において電荷が選択的に消散して静
電潜像の形状で原画像を記録する。露光後ドラム
２１２は光導電表面２１３に記録された静電潜像
が現像ステーシヨン２１９を通るように回転して
この現像ステーシヨンで通常の混合現像剤がドラ
ム２１２の光導電表面２１３に供給されて潜像を
可視化する。代表的な現像ステーシヨンには、強
磁性のキヤリヤ粒子とトナー顔料粒子との磁化可
能な混合現像剤を用いる磁気ブラシ現像装置が設
けられている。 最終支持材シート２１６は昇降式スタツク支持
トレイ２２０にスタツクとして支持されている。
上昇位置にあるスタツクに対し、シート分離機２
２１がそこから整合装置２２２へシートを一枚ず
つ送る。シートは転写ステーシヨン２２３へドラ
ム上の像と適正に整合した状態で送られる。光導
電表面２１３の現像済みの像が、転写ステーシヨ
ン２２３内で最終支持材シート２１６に接触させ
られてトナー像が光導電表面２１３からシート２
１６の接触面に転写される。像の転写後、最終支
持材は剥離ステーシヨンへ送られ、剥離用のコロ
ナ放電装置すなわちコロトロン２２７がシートを
一様に帯電してシートをドラム２１２から分離す
る。 トナー像がコピーシート２１６へ転写された
後、像付のコピーシート２１６は、支持材に転写
粉末像を凝固させる適当な加熱定着ステーシヨ
ン、２２４に進められる。定着処理後、コピーシ
ートはトレイ２２５のような適当な出力装置に進
められる。 殆んどのトナー粉末はコピーシート２１６に転
写されるけれど、ある程度のトナーが光導電表面
２１３に残留する。転写作業後の光導電表面２１
３上の残留トナー粒子は、ドラム２１２が清掃ス
テーシヨン２２６を通るとき該ドラムから除去さ
れる。このトナー粒子は、例えば清掃ブレード等
の機械的手段によつて光導電表面２１３から機械
的に清掃されうる。 通常、複写機が普通のモードで動作していると
き、複写されるべき原画書類は水平な透明プラテ
ン２３０上に像面を下に向けて載置され、次にそ
の定置原画は移動光学装置によつて走査される。
この走査装置には、定置レンズ２２１と、キヤリ
ツジ（第２図）に支持された半速ミラー２３１及
び全速ミラー２３２を有する１対の可動走査ミラ
ー装置とが含まれる。 原画書類取扱装置２２３は整合補助ロール２３
５とスイツチ２３７とを含んでいる。書類が挿入
されたとき、スイツチ２３７が整合補助ロール２
３５を付勢して書類を取扱装置２２３の後端案内
に対して整合するように前進させる。押圧ロール
２３８は書類を複写のため180゜曲がつた案内を通
してプラテン２３０上に送るように作動する。書
類は、プラテンベルト２３９を有するプラテン搬
送機によつて駆動される。複写後、プラテンベル
ト２３９は付勢され、次に書類はプラテン駆動か
ら外れて出力押圧ロール２４８によつて書類捕獲
トレイ２４９に送られる。 書類が複写位置にあると、光学走査装置が作動
して書類が全速ミラー２３２と半速ミラー２３１
とによつて走査される。走査の終了時、全速ミラ
ー２３２と半速ミラー２３１とは第１図の破線で
示す位置にある。第２図に示す全速キヤリツジ２
３４に支持された全速ミラー２３２は原画像をプ
ラテン２３２から半速ミラー２３１へ反射する。
半速キヤリツジ２３６に支持された半速ミラー２
３１は像を全速ミラー２３２からレンズ２２１へ
反射し、像は像ミラー２４０へ投影され、該ミラ
ーは合焦した像をレンズ２２１から開口板２４２
を介してドラム表面２１３へ反射する。走査駆動
クラツチ２５２が主駆動モータ２５４から駆動シ
ヤフト及びプーリ（図示せず）を介して全速キヤ
リツジ及び半速キヤリツジへ機械的動力を送り、
レイル２４８，２５０に沿つてこれらのキヤリツ
ジを駆動する。 走査スイツチ２４４が全速キヤリツジ上に配置
されて適当なタイミング信号を発生する。この走
査スイツチが適正な時間に作動しない場合には、
紙詰りすなわちジヤムや異常の状態が検知され
る。作動において、複写開始後約0.5秒で走査駆
動クラツチ信号が走査駆動クラツチ２５２に与え
られモータ２５４を介して走査駆動シヤフトを駆
動する。このシヤフトの回転によつて走査駆動プ
ーリを駆動してこの運動が走査駆動ケーブル（図
示せず）を介してキヤリツジ２３４，２３６へ伝
えられる。他の適当な機械的な駆動手段が設けら
れてもよい。 作動において、走査駆動クラツチが付勢される
と、走査駆動シヤフトが回転され、この回転によ
つて走査ケーブルを走査駆動プーリに巻上げ、こ
れによつて走査キヤリツジを、左から右に移動さ
せる。キヤリツジが駆動されると、走査駆動シヤ
フトが復帰ばね（図示せず）を巻くように回転す
る。全速キヤリツジ２３４が走査終了位置に達す
ると、走査スイツチがレール２４８上の傾斜台２
４６の端部によつて付勢される。次に、走査駆動
クラツチが消勢し、一杯に巻かれた復帰ばねを急
速にほどき、走査駆動シヤフトを逆方向に回転さ
せる。この回転によつて走査ケーブルが反対方向
に走査駆動プーリ上に巻き上げられてキヤリツジ
２３４，２３６が左すなわちホーム位置に移動さ
せられる。走査ホーム位置において、走査スイツ
チ２４４は傾斜台２４５によつて付勢されフライ
バツク信号の終了を発生する。 復帰ばねが緩すぎる場合には、全速キヤリツジ
は走査ホーム位置に達し得ないので、走査スイツ
チ２４４は決して付勢されない。復帰ばねがきつ
過ぎる場合には、全速キヤリツジは左のフレーム
にまで駆動されてキヤリツジ上に取付けられた光
学素子を修理不可能に損傷しあるいは取付け外れ
になる。レール２４８上の走査開始用傾斜台２４
５と走査終了用傾斜台２４６とによる走査スイツ
チ２４４の付勢によつてマイクロプロセツサ１２
（第４図）に信号を与え、順方向走査と逆方向す
なわちフライバツク走査との両方向における傾斜
台２４５，２４６による、スイツチ２４４の付勢
の間の時間を測定するのを可能にする。 ホームの傾斜台と走査終了傾斜台とによつて発
生した走査スイツチ信号と駆動クラツチ２５２の
付勢及び消勢信号とは制御部へ複写機の機械的同
期を与える。ばね張力等の機械素子の変化、スイ
ツチの位置変化、キヤリツジの運動に影響するご
みは、ホーム位置と走査終了位置とにおける走査
スイツチ２４４の付勢の時間期間に影響を及ぼ
す。それ故、これら信号間の時間変化は複写機の
作動に影響を与える。 本発明によれば、駆動クラツチ２５２の付勢と
走査終了位置での走査スイツチ２４４の付勢との
時間と、駆動クラツチ２５２の消勢と走査終了位
置からホーム位置（フライバツク時間）までの走
査スイツチ２４４の付勢との時間とは連続的に表
示される。複写作業の最後のタイミング期間は次
の複写作業まで一時的に記憶される。診断モード
のこの情報は表示することができる。好ましくは
特定の入力ラインを接地することによつて診断モ
ードに入つたとき、技術情報が複写数をダイヤル
して複写スタートを開始する。機械は通常の方法
でコピーを作り、順方向走査とフライバツク時間
とに相当する数を表示する。表示された数値は適
当な変換により16進数であり、走査時間はミリ秒
で与えられる。 第３図を参照すると、制御パネル２３には、キ
ーボードと２桁表示器５１と、スタートスイツチ
３０と、ストツプスイツチ３１と、表示ランプ付
明複写スイツチCLと、表示ランプ付暗複写機ス
イツチCDとが設けられている。 制御パネルのスイツチは圧力によつてオンにな
る膜スイツチである。この制御パネルは相互に結
合された異なる物質の層から成り、スイツチを押
すと上層の裏面の導電領域をスペーサを介してプ
リント回路板に持たらして特定のスイツチに関連
する回路を完成させる。 第４図を参照すると、複写機を制御するため
に、２方向バス６２とマイクロプロセツサ１２と
開放回路１６と電源供給時リセツト回路１８と零
交差回路２０とを備えた制御機１０が示されてい
る。マイクロプロセツサ１２は、2K×８ビツト
のリードオンメモリと、アドレススタツクと、64
×７ビツトのランダムアクセスメモリと、８ビツ
トの算術論理ユニツトと、制御部と、クロツクカ
ウンタとプログラム自在のタイマーと、インタラ
プト制御部と、８ビツトの入出力ポートと、アナ
ログ・デイジタル変換器と、これらを相互に連結
する共通内部バスとを有する、２方向バス６２
は、マイクロプロセツサ１２と複写機２２とを相
互に連結し、複写機２２の検知器５６とスイツチ
５４からの信号をマイクロプロセツサ１２へ送
り、またマイクロプロセツサからの制御信号を適
当なドライバを介して複写機２２へ送る。マイク
ロプロセツサ１２の詳細については米国特許出願
第 号を参照されたい。 複写機の種々のスイツチ５４及び検知器５６の
信号は、抵抗回路網５８及びバツフア６０を介し
て、マイクロプロセツサ１２に接続された８ビツ
トの外部データバス６２に送られる。抵抗回路網
５８は、標準の、セラミツク基層に焼成した厚い
フイルム素子のデユアルインラインパツケージで
成り、これらの素子はリード線で終端されて、22
Ω〜220KΩ範囲の抵抗値を与える。８ビツトの
データバス６２は、マイクロプロセツサに連結さ
れた拡張可能なプログラム自在のリードオンメモ
リ６４のような適当なメモリ装置に連結されてい
る。このメモリ６４はマイクロプロセツサ１２に
内部接続されたリードオンメモリによつて置換え
ることもできる。 複写機によつて制御された素子への出力は、マ
イクロプロセツサ１２から外部データバス６２を
通つて種々のラツチ６８ａ，６８ｂ，６８ｃへ送
られる。これらのラツチは好ましくは８進型のシ
ヨツトキーTTLのＤタイプフリツプフロツプで
あり、種々のドライバ回路７０ａ，７０ｂ，７
１，７２またはトランジスタ７３へ接続されて機
械の種々のクラツチ、ソレノイド、モータ駆動
部、トライアツク及び電源を付勢する。ドライバ
回路７０ａと７０ｂとは高圧高電流のダーリント
ントランジスターアレイで成り、高い降服電圧及
び内部抑制ダイオードを備えている。ドライバ回
路７１と７２は周辺NANDゲートであるのが好
ましい。特に、表示器５１は、トランジスタアレ
イ７５とドライバ回路７０ｂとに接続されてい
る。 順方向走査とフライバツク走査の手順を示すプ
ログラムリストを表及びに揚げる。診断モー
ドにおいて、表示器５１に有効な情報は16進数で
示される。この16進数を適当な走査時間（ミリ
数）に変換するために、以下に示すように、10の
位の数値（10進数で表わしたもの）に16をかけ、
これに１の位の数値（10進数で表わしたもの）を
加えた後その総数に20をかけることが必要であ
る。 16進数の変換 16進数と10進数との対応は下表の通りである。 16進数 10進数 ０ 0 １ 1 ２ 2 ３ 3 ４ 4 ５ 5 ６ 6 ７ 7 ８ 8 ９ 9 Ａ 10 L^* 11 Ｃ 12 ｄ 13 Ｅ 14 Ｆ 15 10 16 11 17 タイミング情報の変換は、10の位の数値（10進
数で表わされたもの）に16をかけ、これに１の位
の数値（10進数で表わされたもの）を加え、その
総数に20をかけることによつて得られる。その結
果はミリ秒で表わされることになる。 例 １ 16進数“C3”の場合には“Ｃ”が10進数の12
でありこれに16をかけると192であり、これに３
を加えると195であり、195に20をかけると3900ミ
リ秒として示される。 例 ２ 16進数“Ad”の場合には、“Ａ”が10でありこ
れに16をかけると160であり、これに“ｄ”すな
わち13を加えると173になり、これに20をかける
と3860ミリ秒として示される。 表（走査及びフライバツク変換表） 走査時間 時間（ミリ秒） 16進コード 2100 69 2120 6A 2140 6L^* 2160 6C 2180 6d 2200 6E 2220 6F 2240(標準値) 70 2260 71 2280 72 2300 73 2320 74 2340 75 2360 76 2380 77 2400 78 これを起えると故障 フライバツク時間 時間（ミリ秒） 16進コード 200 OA 220 OL^* 240 OC 260 Od 280 OE 300 OF 320 10 340 11 360 12 380 13 400(標準値) 14 420 15 440 16 460 17 480 18 500 19 520 1A 540 1L^* 560 1C 580 1d 600 1E 620 1F 640 20 660 21 680 22 700 23 720 24 740 25 760 26 780 27 800 28 820 29 840 2A 860 2L^* 880 2C 900 2d 920 2E 940 2F 960 30 980 31 1000 32 1020 33 1040 34 1060 35 1080 36 1100 37 この点を越えると故障 表は走査及びフライバツク変換表を表わして
いる。この情報は、走査装置の適当な改変及び調
節を診断しこれを成すのに表示する仕事に用いら
れる。この変換表は適当なルツクアツプで与える
こともできるこれによつて自動的に変換を行なう
こともできる。 本発明の好ましい実施例について説明されたけ
れど、当業者にとつて類似の多数の変更や修正が
行なわれ得る。これらの変更や修理は、本発明の
真の精神及び範囲内にあり、特許請求の範囲にこ
のことを明らかにしている。 以下に、順方向走査とフライバツク走査の手順
を示すプログラムリストを表及び表として示
す。

【表】

【表】

【表】

【表】 【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を組入れた複写機の１部破断側
面図、第２図は第１図の複写機の光学走査装置の
詳細説明図、第３図は本発明による制御機のパネ
ルを示す図、第４図は第３図の制御機の詳細な回
路図である。 １０……制御機、１２……マイクロプロセツ
サ、２２……複写機、２３……制御機パネル、５
１……表示部、５４……スイツチ、５６……検知
器、６０……バツフア、６２……データバス、６
４……メモリ、６８ａ，６８ｂ，６８ｃ……ラツ
チ、７０ａ，７０ｂ，７１，７２……ドライバ回
路、２１２……ドラム、２１３……光導電表面、
２１６……最終支持材シート、２１７……帯電ス
テーシヨン、２１８……露光ステーシヨン、２１
９……現像ステーシヨン、２２３……転写ステー
シヨン、２２４……定着ステーシヨン、２２６…
…清掃ステーシヨン、２３０……プラテン、２２
１……定着レンズ、２３１……半速ミラー、２３
２……全速ミラー、２２３……書類取扱い装置、
２３９……プラテンベルト、２３４……全速キヤ
リツジ、２３６……半速キヤリツジ、２４４……
走査スイツチ、２４５，２４６……傾斜台、２５
２……クラツチ、２５４……モータ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 光学走査装置を有する複写機の診断方法にお
   いて、走査の開始時に１つの信号を発生し、走査
   終了信号を発生するスイツチを走査の終了時に付
   勢し、逆方向の走査のために走査終了信号と走査
   開始信号とを発生し、順方向と逆方向における走
   査時間の表示を作り出し、順方向と逆方向におけ
   る前記走査時間表示を表示することから成る診断
   方法。 ２ 走査時間の表示の作成をミリ秒に変換するこ
   とを包含する前記第１項の方法。 ３ 走査開始信号を発生する前記段階が、走査駆
   動クラツチを作動可能にする段階を包含する前記
   第１項記載の方法。 ４ 光学走査装置を有する複写機において、複写
   すべき原画書類を走査する走査キヤリツジと、走
   査の開始時と走査の終了時とにそれぞれ信号を発
   生する手段と、該両信号の形成を表示して診断用
   走査情報を与える表示手段とから成る複写機。 ５ 前記走査キヤリツジにスイツチが配置されて
   走査の終了時点の傾斜台によつて付勢される前記
   第４項の複写機。 ６ 前記表示を走査時間に変換する手段を備えた
   前記第４項記載の複写機。