JP2931739B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2931739B2
JP2931739B2 JP5181407A JP18140793A JP2931739B2 JP 2931739 B2 JP2931739 B2 JP 2931739B2 JP 5181407 A JP5181407 A JP 5181407A JP 18140793 A JP18140793 A JP 18140793A JP 2931739 B2 JP2931739 B2 JP 2931739B2
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弘 楠本
大介 林
英樹 石田
生一 北川
貢 宮本
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Mita Industrial Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写紙の白筋を検出す
ることにより、帯電ワイヤの汚損位置を検知して帯電ワ
イヤに対する清掃を施す画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等の画像形成装置におい
ては、感光体ドラム表面の残留トナーがクリーニング装
置で完全に除去されずに飛散したり、また、画像形成装
置内に侵入したほこりや、転写紙の紙粉等が帯電ワイヤ
に付着することがあり、このような場合、帯電装置が所
要の電圧を感光体ドラムに印加できず、転写画像にその
副走査方向に亘って白筋が生じるという不都合があっ
た。従来、このような場合には、帯電装置を画像形成装
置から取外し、転写紙の白筋発生個所に対応する個所を
丹念に清掃することが行なわれていた。しかし、このよ
うな作業は非常に煩雑である。そこで、最近では、帯電
装置に帯電ワイヤ清掃用の清掃パッドを設け、この清掃
パッドが帯電ワイヤに沿って摺動して、帯電ワイヤに付
着したトナーや紙粉等の汚れを清掃するような帯電ワイ
ヤ清掃機構を備えた画像形成装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような帯電ワイ
ヤの清掃機構を備えた画像形成装置においては、一般
に、メインスイッチのオンにより複写機が起動されてか
ら安定するまでの時間(複写が可能になるまでの時間)
を利用して、帯電ワイヤの清掃が行なわれており、この
とき清掃パッドは帯電ワイヤの主走査方向に摺接しなが
ら一定速度で一往復されるように設定されている。しか
しながら、清掃パッドを主走査方向に一定速度で一往復
させるだけでは、付着したトナー等の汚れを完全に清掃
するのは困難である。そこで、例えば、複数回往復させ
るように設定することが考えられるが、この場合、清掃
時間の増加、あるいは清掃パッドの摩耗劣化等が懸念さ
れ、必ずしも効率のよい清掃方法とはいえない。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、基準原稿を転写した転写紙に対して白
筋の検出を行ない、この検出結果を基に帯電ワイヤの汚
損位置を検知し、帯電ワイヤを効率良く清掃することが
できる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
光学系で読み取られた基準原稿の画像を帯電装置で所定
電位に帯電された感光体上に導いて潜像を形成し、更に
トナー像を形成して転写紙に転写する画像形成装置にお
いて、上記帯電装置の帯電ワイヤに沿って摺動可能にさ
れた清掃部材と、該清掃部材を上記帯電ワイヤの両側間
で往復動可能にする駆動手段と、上記基準原稿の画像が
転写された転写紙の主走査方向の少なくとも1ラインに
亘つて画像の白筋を検出する検出手段と、上記検出手段
で検出された白筋検出位置を記憶する記憶手段と、上記
記憶された白筋位置まで上記清掃部材を摺動させ、該白
筋位置で所定の清掃動作を行わすように上記駆動手段を
制御する清掃制御手段とを備えたものである。
【0006】請求項2に係る発明は、前記清掃制御手段
は、白筋位置を複数回往復動するように前記駆動手段を
制御するものである。
【0007】請求項3に係る発明は、前記清掃制御手段
は、白筋位置に対して摺動速度を低下させるように前記
駆動手段を制御するものである。
【0008】請求項4に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記光学系は、往復動可能であっ
て、その範囲内に配置された原稿載置板面を副走査範囲
として設定されており、一方、前記基準原稿は上記往復
動範囲内で、かつ副走査範囲外となる位置に配置され、
下面が前記原稿載置面と面一にされた部材の該下面に形
成されてなり、前記光学系は該基準原稿を読み取る際は
この部材の下方に停止した状態にされるものである。
【0009】請求項5に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、基準原稿が転写された転写紙を表
裏反転して再度感光体に再給送する再給紙路を備え、前
記清掃手段が転写紙の白筋検知に基づいて前記帯電ワイ
ヤの清掃を行ったときは、該転写紙を前記再給紙路から
前記感光体に再給送し、かつ転写後に再度再給紙路に導
く再給紙制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項6に係る発明は、請求項5記載の画
像形成装置において、前記再給紙制御手段が転写紙を再
給紙路に導いたときは、前記検出手段は前回の白筋検知
位置に対してのみ白筋の有無を検知するようになされて
いるものである。
【0011】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、基準原稿像
が複写された転写紙は、検出手段により、その主走査方
向の白筋が検出される。白筋の位置は記憶され、駆動手
段は清掃部材を帯電ワイヤに沿って摺動させ、白筋検出
位置で、予め設定された所定の清掃動作を行なう。
【0012】上記請求項2記載の発明によれば、清掃部
材は、白筋位置を複数回往復摺動することにより清掃を
行なう。
【0013】上記請求項3記載の発明によれば、清掃部
材は、白筋位置で摺動速度を低下することにより清掃を
行なう。
【0014】上記請求項4記載の発明によれば、白筋検
出の際には、走査光学系が原稿載置板面外に形成された
基準原稿の下方で停止されて、この基準原稿を読み取
り、転写紙に複写する。
【0015】上記請求項5記載の発明によれば、転写紙
の白筋検知に基づいて帯電ワイヤの清掃が行なわれたと
きは、当該転写紙が再給送されて、基準原稿像の転写が
行なわれる。そして、この転写紙は、再度再給紙路に案
内され、ここで検出手段により白筋の確認検出が行なわ
れる。
【0016】上記請求項6記載の発明によれば、白筋の
有無の確認検出の際には、検出手段は、前回白筋が検出
された位置に対してのみの検出を行なう。
【0017】
【実施例】本発明の画像形成装置(複写機)について図
面を用いて説明する。図1は、本発明の複写機の一例を
示す全体構成図である。
【0018】同図において、複写機1は、その上面に原
稿載置板としてのコンタクトガラス2と、このコンタク
トガラス2上に複写原稿を自動的に搬送、排出する自動
原稿送り装置3を備える一方、その内部には光学機構
L、像形成手段P、反転装置K、再給紙機構R及び転写
紙の給紙、搬送を行なう用紙搬送機構を備えてその基本
構成を成している。
【0019】光学機構Lは、ハロゲンランプ4、反射鏡
5及び6からなる第1光学系11、反射鏡7及び8から
なる第2光学系12、反射鏡9及び結像レンズ10とか
ら構成されている。上記光学機構Lの略中央には、光学
系駆動モータ13が配設されており、この光学系駆動モ
ータ13が駆動することにより、上記第1光学系11と
第2光学系12とが所要の間隔で往復動され、原稿像を
像形成手段Pに照射するようになっている。特に、原稿
の副走査範囲となるコンタクトガラス2の下面とこの副
走査範囲の両外側(ホームポジションスイッチ14の位
置等)の位置まで往復動可能にされ、この間を利用して
第1及び第2光学系11,12の走査速度の安定、ラン
プ光量の安定を確保している。ホームポジションスイッ
チ14は第1光学系11の初期セット位置を指示し、タ
イミングスイッチ15は往動基準のために備えられたも
ので、これらより光学系が初期セット位置にセットされ
たことが検知されるとともに、複写機1における各機構
の動作基準が指示される。
【0020】また、タイミングスイッチ15による往動
基準の位置とコンタクトガラス2との間であって、原稿
載置位置先端を指示する指示板16の下面には、基準原
稿17が配設形成されている。基準原稿17には、複写
画像から白筋が検出でき、かつ使用トナー量が比較的少
なくなることを考慮してグレー原稿が適用されている。
また、この基準原稿17はコンタクトガラス2と面一に
され、検出精度を確保している。
【0021】像形成手段Pは、上記光学機構Lからの原
稿像照射により、その表面に静電潜像が形成される感光
体ドラム18と、この感光体ドラム18の周面に沿って
上流側から順に、後に詳述する感光体ドラム18の表面
を所定電位に帯電させるとともに、その帯電ワイヤを清
掃する清掃機構を備えた帯電装置19、静電潜像を顕像
化するための現像装置20、感光体ドラム18上の原稿
像を転写紙に転写する転写装置21、転写後の転写紙を
感光体ドラム18から分離するための分離装置22及び
感光体ドラム18上の残留トナーを除去するクリーニン
グ装置23とを備えた構成である。
【0022】用紙搬送機構としては、その給送方向の上
流側から順に、給紙カセット24、給紙ローラ25、レ
ジストローラ対26が配設されている。また、レジスト
ローラ対26の直前にはレジストスイッチ26aが配設
されており、転写紙が、このレジストスイッチ26aを
オンしてから予め設定された時間が経過すると、上記レ
ジストローラ対26が駆動停止されるようになってい
る。そして、光学系の往動に同期する所定の先端タイミ
ングでレジストローラ対26が駆動されることで、転写
紙が感光体ドラム18に給紙されるようになっている。
一方、転写後の転写紙の用紙搬送機構としては、搬送ベ
ルト27、定着装置28、排出ローラ対29及び排出ト
レイ30等が配設されている。
【0023】反転装置Kは、上記定着装置28と上記排
出ローラ対29との間に配された装置で、通路切換板3
1、逆走ローラ32及び反転通路33を備えた構成であ
る。上記通路切換板31は、図1の実線と破線とに示さ
れる各位置に切換られることにより、転写紙を搬送ロー
ラ対34から排出ローラ対29まで直線案内する通路
と、定着後の転写紙を上記反転通路33に一旦搬入し、
反転させた状態で再給紙機構Rへ搬出する通路とを形成
している。なお、逆走ローラ32は、再給紙機構Rへ搬
出の際は、排出ローラ対29の一方のローラと当接する
ように位置が変位されるようになっている。
【0024】再給紙機構Rは、上記反転装置Kから給紙
側に至るリターン通路を形成するもので、転写紙を一旦
収納するための中間トレイ35と、この中間トレイ35
に転写紙を搬送する反転連絡路36と、中間トレイ35
から上記像形成手段Pに転写紙を再度給送する再給紙通
路37とを備えている。中間トレイ35の上流側上方に
は、上記反転連絡路36を構成する搬送ローラ対38,
39,40を備えるとともに、それらの間には、転写紙
のサイズに応じて中間トレイ35までの搬送距離を切換
える搬送路切換板41,42が設けられ、中間トレイ3
5の再給紙端には、収納転写紙の給送を行なうための送
出しローラ43及び後に詳述する白筋検出装置Gが備え
られている。
【0025】上記構成の複写機1において、前記ハロゲ
ンランプ4の光は原稿で反射し、その反射像は前記反射
鏡6,7,8、結像レンズ10、反射鏡9を介して前記
感光体ドラム18に導かれる。感光体ドラム18は図1
の矢印方向に回転しながら、前記帯電装置19により所
定電位に帯電された後、上記原稿像が照射されることで
露光され、静電潜像を形成する。感光体ドラム18面上
の静電潜像は現像装置20により現像された後、転写装
置21によって、給紙カセット24から給送された転写
紙に転写される。転写後の転写紙は、分離装置22によ
り感光体ドラム18から分離され、搬送ベルト27、定
着装置28及び排出ローラ対29を介して排出トレイ3
0上に排紙される。一方、両面複写が行なわれる場合に
は、通路切換板31が図1に示される実線位置に切換ら
れ、上記定着後の転写紙が一旦上記反転通路33に搬入
された後、上記反転連絡路36を介して、上記中間トレ
イ35上に転写面を上にして収納、静止される。そし
て、所定のタイミングで送出しローラ43により中間ト
レイ35から搬出され、再給紙通路37を介して上記像
形成手段Pに給送されて、再度上述のプロセスにより転
写紙の裏面に原稿像が転写された後、排出トレイ30上
に排出される。
【0026】ここで、上記帯電装置の構造について図
2,3を用いて説明する。図2は、本発明の複写機に適
用される帯電装置の一例を示す斜視図で、図3は、清掃
機構の駆動部を示す図2におけるB矢視図である。
【0027】帯電装置19は、図2に示すように、シー
ルドケース52と、コロナ放電電極としての帯電ワイヤ
55及びこの帯電ワイヤ55を清掃するための清掃機構
を備えた構成である。
【0028】上記シールドケース52は、ステンレス板
が断面コ字状に折曲された、放電用開口部56を有する
長尺部材で、その長手方向一端側に前部ハウジング53
が、また他端側に後部ハウジング54がそれぞれ嵌合取
り付けされている。後部ハウジング54の端面外側に
は、バナナチップ57が後部ハウジング54の端面壁を
介して内部に配設された端子台58と螺合取り付けされ
ており、帯電装置19が複写機1に装着されると、この
バナナチップ57が図外の高電圧電源と連結されるよう
に構成されている。
【0029】一方、上記シールドケース52内には、上
記前部ハウジング53から後部ハウジング54間に亘っ
て、シールドケース52の長手方向にタングステンワイ
ヤ等の帯電ワイヤ55が張架されている。帯電ワイヤ5
5は、図2に示すように、その一端側が上記後部ハウジ
ング54の中空リブ59に挿入され、固定ピン60が中
空リブ59に挿入されることにより保持され、上記前部
ハウジング53に向かって張架され、上記前部ハウジン
グ53のリブ61で巻き返され、再度後部ハウジング5
4に向かって張架された2重線にされ、これにより、感
光体ドラム18に対する帯電性向上が図られている。そ
して、帯電ワイヤ55の終端部がテンションバネ62の
一端側フックに巻着される一方、このテンションバネ6
2の他端側フックが上記端子台58に形成されたフック
部に係止されることにより、帯電ワイヤ55が所要の張
力でシールドケース52内に張架されるとともに、上記
高電圧電源からの電圧が上記バナナチップ57、端子台
58及びテンションバネ62を介して帯電ワイヤ55に
印加されるようになっている。そして、上記前部及び後
部ハウジング53,54の上部には前部及び後部カバー
53a,54aがそれぞれ装着される。
【0030】一方、シールドケース52内には、張架さ
れる帯電ワイヤ55に付着したトナーや紙粉等の汚れを
除去清掃する清掃機構としての清掃体63が移動可能に
配設されている。上記清掃体63は、図2に示すように
移動枠63aとこの上部に上記帯電ワイヤ55を挾んで
装着されるカバー63bとからなり、さらにカバー63
bの下面には帯電ワイヤ55に直接摺接して汚れを除去
清掃する清掃パッド63cが貼着されている。移動枠6
3aは、図2及び図3に示すようにその下面に突出形成
された一対の脚部64,64が上記シールドケース52
の底面長手方向に亘って形成された案内用開口溝65に
嵌入されるとともに、シールドケース52の裏面に突出
して取り付けられている。
【0031】上記清掃体63は、上記シールドケース5
2の裏面に配設される清掃体駆動部66により上記案内
用開口溝65に沿って往復動されるように構成されてい
る。
【0032】清掃体駆動部66は、図3に示すように、
上記前部ハウジング53内に備えられ、図外の制御装置
により駆動制御される、例えばステッピングモータ等の
清掃体駆動モータ67と上記前部及び後部ハウジング5
3,54にそれぞれ配設される前側プーリ68及び後側
プーリ69と、これらの各プーリ68,69にそれぞれ
所定回数巻きつけられた後、張架される無端状の移動用
ワイヤ70とからなる。そして、上記清掃体駆動モータ
67が正逆回転駆動されることにより、その回転駆動が
ギア71及び72を介して前側プーリ68に伝達され、
移動用ワイヤ70が正逆回転移動するよう構成されてい
る。また、上記移動用ワイヤ70の適所には、所定の間
隔で固定具73,73が固着されており、上記移動枠6
3aの脚部64,64がこの固定具73,73間で移動
用ワイヤ70を挾持することによって上記清掃体63
が、上記移動用ワイヤー70の正逆回転移動に連動し
て、シールドケース52内を往復動するようになってい
る。
【0033】また、移動用ワイヤ70には検出片74が
配設され、さらに上記前側プーリ68の近傍には、上記
検出片74を検知する移動基準センサ75が配設されて
いる。これにより上記清掃体63の移動基点(移動基準
位置)が指示されるようになっている。
【0034】上記構成の帯電装置19は、その放電用開
口部56が、上記感光体ドラム18の表面に対向するよ
うに、上記後部ハウジング54側から複写機1に装着さ
れる。そして、図外の高電圧電源から、所定の電圧が印
加されることにより帯電ワイヤ55が放電を行なう一
方、この帯電ワイヤ55の清掃を行なう際には、清掃体
駆動モータ67が図外の制御装置により駆動されて、上
記移動用ワイヤ70が回転移動される。これに連動して
上記清掃体63が往復動し、その清掃パッド63cが帯
電ワイヤ55に摺接しながらトナーや紙粉等の汚れを除
去清掃しつつ移動するようになっている。
【0035】次に、上記白筋検出装置Gついて図面を用
いて説明する。図4は、本発明の複写機に適用される白
筋検出装置Gの一例を示す図1におけるA矢視図であ
る。
【0036】白筋検出装置Gは、上記中間トレイ35上
に収納された転写紙44の白筋を検出する白筋センサ4
9と、この白筋センサ49を転写紙44の主走査方向
(図4では左右方向)に変位させる駆動部52とから構
成されている。
【0037】駆動部52は、上記中間トレイ35の前後
両端側に配設される前側プーリ45,後側プーリ46
と、このプーリ45,46間に装着される無端状のタイ
ミングベルト47と、上記前側プーリ45を回転駆動さ
せる、例えばステッピングモータ等のセンサ駆動用モー
タ48とからなり、センサ駆動用モータ48が正逆回転
駆動することにより、上記タイミングベルト47が正逆
回転移動されるように構成されている。上記白筋センサ
49は、上記タイミングベルト47の適所に固設されて
おり、タイミングベルト47の正逆回転移動に連動して
一体に前後移動するようになっている。白筋センサ49
は、例えば、発光素子49aと受光素子49bとからな
る反射型フォトセンサ等で、上記中間トレイ35上に収
納された転写紙44の白筋を検出しうるように、その発
光素子49a及び受光素子49bとが下側に向けて配設
されている。また、タイミングベルト47には検出片5
0が配設されており、さらに、上記前側プーリ45の近
傍には、上記検出片50を検知する検出基準センサ51
が配設されている。これにより白筋センサ49の移動基
点(検出基準位置)が指示されるようになっている。
【0038】また、通常モードのときに、中間トレイ3
5上に積層状に収納される転写紙と上記白筋センサ49
とが干渉しないように、上記各プーリ45,46は、上
記中間トレイ35の上面から所定の高さを有するように
配設されている。
【0039】上記構成の白筋検出装置Gにおいて、セン
サ駆動用モータ48が図外の制御装置により駆動される
と、上記前側プーリ45を介してタイミングベルト47
が回転駆動され、これに伴って上記白筋センサ49が往
動して上記中間トレイ35上の転写紙35の主走査方向
に白筋の検出を行ない、検出後は復動して基点に戻るよ
うになっている。
【0040】次に、上記複写機における清掃を行なうた
めの制御系を示すブロック構成について、図5を用いて
説明する。
【0041】76は、本複写機1の操作を統括制御する
中央制御部(以下、CPUという)で、例えば、複写機
本体上面適所に配設されている不図示の操作部上に備え
られたモード切換スイッチ78の操作信号に応じて複写
機1を通常複写モードから帯電装置清掃モードへと切換
えるべく駆動制御装置77に制御信号を出力するととも
に、後述する白筋センサ49からの検出データに基づい
て、検出基準位置から転写紙の白筋発生個所までの距離
算出を行ない、清掃体63の移動量を算出するものであ
る。また、この算出距離値をCPU76内部に備えられ
た記憶部に記憶するようになっている。上記ホームポジ
ションスイッチ14は第1光学系11及び第2光学系1
2が初期セット位置にセットされたときに検知信号をC
PU76に出力する。タイミングスイッチ15は、第1
光学系11の移動によりオンされ、その検知信号を上記
CPU76に出力する。タイマー79は、上記タイミン
グスイッチ15の検知信号入力に応じて出力されるCP
U76からの制御信号に基づいて計時を開始し、第1光
学系11の停止位置を指示する。ここで、第1光学系1
1の停止位置とは、第1光学系11が丁度基準原稿17
の原稿像を取り込むことができる位置を指す。
【0042】上記タイマー79により第1光学系11が
上記位置に到達する時間が計時されると、CPU76
は、駆動制御装置77に制御信号を出力し、第1及び第
2光学系11,12を停止させるとともに、転写紙が上
記中間トレイ35に搬送されるように上記通路切換板3
1を操作する。つまり、CPU76は、この帯電装置清
掃モードでは、給紙カセット24、あるいは中間トレイ
35から給紙される転写紙に対する基準原稿17の転写
位置が中間トレイ35上で白筋検出装置Gに対向する位
置になるように露光タイミングを調整するようにしてい
る。
【0043】上記第1及び第2光学系11,12が停止
されると、転写紙が給紙され、この転写紙に上記基準原
稿17に対する原稿像が転写されて上記中間トレイ35
に収納される。
【0044】中間トレイ35に転写紙が収納されると、
上記センサ駆動用モータ48が駆動されて白筋センサ4
9が往動を開始し、転写紙の主走査方向に対する白筋の
検出が開始される。CPU76では、上記白筋センサ4
9が検出基準位置、すなわち白筋センサ49の移動基点
を指示する検出基準センサ51からの検知信号が上記C
PU76に入力された時点から、上記センサ駆動用モー
タ48に供給されるパルス数のカウントを開始する。つ
まり、これによって検出基準位置から上記白筋センサ4
9の主走査方向への移動量が検知される。
【0045】そして、上記白筋センサ49によって、白
筋が検出されると、その検出信号がCPU76に出力さ
れるとともに、CPU76では、この白筋検出信号に対
応する上記センサ駆動用モータ48のパルス数より、検
出基準位置から白筋検出位置までの距離を算出し、帯電
ワイヤ55の汚損位置までの清掃体63の移動量を算出
する。白筋検出が終了すると、CPU76は、清掃体駆
動モータ67を駆動させ、清掃体63の往動を開始す
る。このとき清掃体63の移動基点は移動基準センサ7
5により指示されるようになっている。そして、清掃体
63が往動され、上記算出移動量に到達する直前、ある
いは到達すると、CPU76は上記清掃体63が予め設
定されている所定の往復動を行なうように駆動制御する
ようになっている。
【0046】次に、本発明の画像形成装置の動作につい
て図6のフローチャートを用いて説明する。
【0047】先ず、ステップS1でモード切換スイッチ
78が操作されて帯電装置19の帯電ワイヤ55に対す
る帯電装置清掃モードが選択されると、第1及び第2光
学系11,12が往動を開始する。そして、第1光学系
11がタイミングスイッチ15に検知されてから予め設
定された時間がタイマー79により計時されると、第
1,第2光学系11,12の往動が停止され(ステップ
S2)、基準原稿17の画像が感光体ドラム18に照射
される(ステップS3)。次いで、ステップS4で、基
準原稿17に対する原稿像が所定のサイズ、例えば最大
サイズの転写紙に転写されて、この転写紙が中間トレイ
35に収納される(ステップS5)。ここで、転写紙へ
の原稿像の転写が終了すると、ハロゲンランプ4は消灯
されるが、第1、第2光学系11,12の停止状態は維
持される。
【0048】転写紙が中間トレイ35に収納されると、
白筋検出装置Gのセンサ駆動用モータ48が駆動され
る。検出片50が検出基準センサ51に検知され、その
検知信号がCPU76に入力されて(ステップS6)、
白筋センサ49に対する検出基準位置が設定されると、
CPU76では、センサ駆動用モータ48に対するパル
ス数のカウントを開始するとともに、白筋センサ49が
転写紙の主走査方向に往動しつつ白筋の検出を開始する
(ステップS7)。
【0049】そして、上記白筋センサ49が中間トレイ
35に収納された転写紙の主走査方向に亘って白筋の検
出を行ない、白筋が全く検出されされなかった場合(ス
テップS8でNO)、つまり帯電ワイヤ55に汚損が生
じていない場合には、ステップS22に移行して、中間
トレイ35に収納されている転写紙が排出トレイ30上
に排出されるとともに、上記第1及び第2光学系11,
12が初期セット位置に戻され、本フローチャートを終
了し、通常複写モードに復帰する。また、このとき合わ
せて上記白筋センサ49を基準位置に戻すようにしても
よい。
【0050】一方、上記ステップS8で、白筋が検出さ
れた場合、すなわち帯電ワイヤ55に汚損が生じている
場合には、ステップS9に移行する。ステップS9で
は、上記白筋センサ49の白筋検出信号発生時点の上記
センサ駆動用モータ48に対するパルスのカウント値よ
り、検出基準位置から白筋発生個所までの距離を算出
し、この算出値をCPU76の記憶部に記憶させる。こ
のとき複数の白筋が検出された場合には、その個々に対
して算出を行ない複数の算出値を記憶するようしてい
る。そして、上記白筋センサ49が転写紙の主走査方向
終端までの検出を終了すると(ステップS10でYE
S)、上記センサ駆動用モータ48が逆回転され、上記
白筋センサ49が基準位置に戻される(ステップS1
1)。
【0051】上記白筋検出が終了すると、続いて清掃体
駆動モータ67が駆動され、清掃体63が移動基準位置
から帯電ワイヤ55に沿って摺動を開始する(ステップ
S12)。このときCPU76は、記憶部から上記算出
値を読み出し、帯電ワイヤ55の汚損位置、すなわち転
写紙の白筋検出位置に対応する帯電ワイヤ55の位置に
清掃体63が到達する直前で、上記清掃体駆動モータ6
7の回転速度を予め設定されたパルス数分だけ減速さ
せ、清掃体63の往動速度を減速させる(ステップS1
3)。これにより、清掃パッド63cの帯電ワイヤ55
に対する摩擦力を増大させ、確実に帯電ワイヤ55の汚
れを除去清掃するようになっている。そして、予め設定
されたパルス数の減速が終了すると、移動体63は再び
通常の移動速度での移動を再開し(ステップS15)、
帯電ワイヤ55の終端に到達すると(ステップS14で
YES)、次いでステップS16に移行される。ステッ
プS16では、中間トレイ35上の転写紙を再度像形成
手段Pに給送し、上記転写紙の裏面に再度基準原稿17
の画像が複写され(ステップS17)、再度中間トレイ
35に収納される(ステップS18)。そして、再度白
筋センサ49の検出基準位置が設定されて(ステップS
19)、転写紙に対する白筋の有無の確認が行なわれる
(ステップS20)。このとき、白筋センサ49は、C
PU76の記憶部に記憶されている上記白筋検出位置ま
での算出距離値に基づいて、前回白筋が発生した位置の
みの検出を行なう。ここで、白筋が検出されない場合
(ステップS21でYES)には、ステップS22に移
行して本フローチャートを終了するが、再度白筋が検出
された場合には(ステップS21でNO)、ステップS
3にリターンされ、新たな転写紙が給紙カセット24か
ら給紙される。このとき中間トレイ35に収納されてい
る前回の転写紙は中間トレイ35に収納されたままにし
ておいてもよいし、先に排出させてもよい。
【0052】そして、最終的に白筋が検出されないと
(ステップS8でNO,ステップS21でYES)、ス
テップS22で中間トレイ35に収納されている転写紙
を排出トレイ30上に排出して本フローチャートを終了
し、通常複写モードに復帰される。但し、このフローチ
ャートに従って、予め設定された回数の白筋検出及び帯
電ワイヤ55の清掃を行なっても常に白筋が検出される
場合には(ステップS21で常にNO)、例えば図外の
操作部上の報知手段によりその旨の報知を行なうように
している。
【0053】以上説明したように本発明の画像形成装置
によれば、帯電装置19を取り出すことなく帯電ワイヤ
55の清掃が行なえるばかりでなく、汚損位置に対する
効率の良い清掃が可能となる。
【0054】ところで、上記実施例においては、白筋セ
ンサ49が転写紙の主走査方向に移動して主走査方向一
ラインに対して白筋の検出を行なうように構成している
が、白筋センサ49を副走査方向にも移動できるように
構成し、転写紙の主走査方向複数ラインに対して白筋の
検出を行ないうるように構成してもよい。例えば、主走
査方向両側に副走査方向へのガイドを配設し、このガイ
ド上をモータ等の駆動手段で白筋検出装置Gを往復移動
させるように構成すればよい。この場合、例えば、図7
のフローチャートに示すような動作が可能となる。
【0055】帯電装置清掃モードで転写紙の給紙が開始
されて(ステップS30)、レジストスイッチ26aの
ON後、予め設定された時間(A時間)が経過すると帯
電装置19の放電を開始し(ステップS31)、さらに
所定時間(B時間)後にこの放電を停止する(ステップ
S32)。これによって、転写紙の副走査方向の一部適
正位置に基準原稿17の画像を複写する。その後、転写
紙を中間トレイ35に収納して白筋検出装置Gによる白
筋検出を行ない(ステップS33)、白筋が検出された
場合には、清掃体63に前述同様の所定の清掃動作を行
なわせて、帯電ワイヤ55の清掃を行なう(ステップS
34)。そして、帯電ワイヤ55の清掃終了後、中間ト
レイ35の転写紙を再給送し(ステップS35)、上記
同様レジストスイッチ26aがONされて予め設定され
た時間(A時間)後に帯電装置19の放電を開始し(ス
テップS36)、さらに所定時間(B時間)後にこの放
電を停止する(ステップS37)。これによって、帯電
ワイヤ55清掃後の基準原稿17の画像が転写紙の裏面
に複写される。そして、ステップS38で白筋の確認を
行い、白筋が生じている場合には、再度帯電ワイヤ55
に対して前述同様の清掃を施す(ステップS39)。
【0056】その後、中間トレイ35の転写紙を、再度
再給送し(ステップS40)、再度転写紙の表面に基準
原稿17の画像を複写する。このとき、レジストスイッ
チ26aがONされ(A+B)時間後に帯電装置19の
放電を開始し(ステップS41)、さらに所定時間(B
時間)後に放電を終了するようにする(ステップS4
2)。つまり、転写紙上で、最初に複写された基準原稿
17の画像に隣接する位置に基準原稿17の画像を複写
する。そして、この転写紙を、中間トレイ35に収納
し、白筋検出装置Gによって白筋の検出を行なわせる
が、当該転写画像の転写位置が前回の画像位置からずれ
ているため、白筋検出装置Gを当該転写画像の転写位
置、すなわち副走査方向に、上記(A+B)時間に対応
する距離だけ変位させて,白筋センサ49により白筋の
検出を行なうようにする(ステップS43)。そして、
白筋が生じている場合には、帯電ワイヤ55に対して前
述同様の清掃を施す(ステップS44)。以後白筋が発
生している場合、すなわち帯電ワイヤ55の汚損が解消
されない場合には上記同様に、転写紙を繰返し像形成手
段Pに給送し、前回の画像に隣接するように複写し、白
筋検出の際には、白筋検出装置Gを副走査方向に移動さ
せて白筋センサ49により検出を行なうようにする。
【0057】このように画像形成装置を構成すれば、帯
電装置19の清掃に関しては上記実施例同様の効果を得
ることができ、さらに、1枚の転写紙で複数回の白筋検
出及び白筋確認ができるという利点が生じる。
【0058】なお、上記実施例においては、帯電ワイヤ
55に汚損が生じている場合には清掃体63が移動速度
を減速して清掃を行なうようにしているが、例えば、汚
損位置を複数回往復動するように設定してもよく、清掃
体63の帯電ワイヤ55に対する清掃動作は、帯電ワイ
ヤ55の汚損状況によって効果的にその除去清掃が行な
われるように適宜設定すればよい。
【0059】また、上記実施例の複写機1は、転写紙か
ら白筋を検出して帯電ワイヤ55の汚損位置を検知し、
清掃体63が帯電ワイヤの汚損位置を効率良く清掃する
ように駆動制御することを目的をするものであるが、上
記構成の複写機1では、例えば、上記白筋検出に合わせ
て画像濃度を検出し、帯電量の調整、調光板の調整、あ
るいは現像バイアス値等の他の目的に適用することも可
能である。
【0060】さらに、上記実施例においては、白筋セン
サ49が転写紙の主走査方向に移動されるように構成さ
れているが、例えば、ラインセンサを用いて構成しても
よい。これによれば、上記白筋センサ49を移動させる
駆動装置が不用となり、簡単な構成で、白筋検出を行な
うことができる。
【0061】また、上記実施例において、帯電ワイヤ5
5の清掃は、モード切換スイッチ78の操作により行な
われるようになっているが、例えば、メインスイッチの
オンに同期して、あるいは複写回数、経過時間等により
定期的に実行するように構成してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基準原
稿を転写した転写紙に対して白筋検出を行なうことによ
り、帯電ワイヤの汚損位置を検知し、これによって清掃
手段が帯電ワイヤの汚損位置で所定の清掃動作を行なう
ようにしたので、帯電ワイヤに付着したトナー、紙粉等
の汚れを効率良く清掃除去することがで、帯電ワイヤに
対する迅速、かつ確実な清掃を施すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例を示す全体構成図
である。
【図2】本発明の画像形成装置に適用される帯電装置の
一例を示す斜視図である。
【図3】本発明の画像形成装置に適用される帯電装置の
駆動部を示す図2におけるB矢視図である。
【図4】本発明の画像形成装置に適用される白筋検出装
置の一例を示す図1におけるA矢視図である。
【図5】本発明の画像形成装置における清掃動作を行な
うための制御系を示すブロック構成図である。
【図6】本発明の画像形成装置の動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】白筋検出装置の別の一例の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
L 光学機構 P 像形成装置 K 反転装置 R 再給紙機構 G 白筋検出装置 17 基準原稿 19 帯電装置 35 中間トレイ 55 帯電ワイヤ 63 清掃体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 生一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 宮本 貢 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−20349(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/02 G03G 15/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系で読み取られた基準原稿の画像を
    帯電装置で所定電位に帯電された感光体上に導いて潜像
    を形成し、更にトナー像を形成して転写紙に転写する画
    像形成装置において、上記帯電装置の帯電ワイヤに沿っ
    て摺動可能にされた清掃部材と、該清掃部材を上記帯電
    ワイヤの両側間で往復動可能にする駆動手段と、上記基
    準原稿の画像が転写された転写紙の主走査方向の少なく
    とも1ラインに亘つて画像の白筋を検出する検出手段
    と、上記検出手段で検出された白筋検出位置を記憶する
    記憶手段と、上記記憶された白筋位置まで上記清掃部材
    を摺動させ、該白筋位置で所定の清掃動作を行わすよう
    に上記駆動手段を制御する清掃制御手段とを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記清掃制御手段は、白筋位置を複数回
    往復動するように前記駆動手段を制御するものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記清掃制御手段は、白筋位置に対して
    摺動速度を低下させるように前記駆動手段を制御するも
    のであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記光学系は、往復動可能であって、その範囲内に配置
    された原稿載置板面を副走査範囲として設定されてお
    り、一方、前記基準原稿は上記往復動範囲内で、かつ副
    走査範囲外となる位置に配置され、下面が前記原稿載置
    面と面一にされた部材の該下面に形成されてなり、前記
    光学系は該基準原稿を読み取る際はこの部材の下方に停
    止した状態にされることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の画像形成装置において、
    基準原稿が転写された転写紙を表裏反転して再度感光体
    に再給送する再給紙路を備え、前記清掃手段が転写紙の
    白筋検知に基づいて前記帯電ワイヤの清掃を行ったとき
    は、当該転写紙を前記再給紙路から前記感光体に再給送
    し、かつ転写後に再度再給紙路に導く再給紙制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記再給紙制御手段が転写紙を再給紙路に導いたとき
    は、前記検出手段は前回の白筋検知位置に対してのみ白
    筋の有無を検知するようになされていることを特徴とす
    る画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4632820B2 (ja) * 2005-03-09 2011-02-16 株式会社リコー 画像形成装置
JP5559756B2 (ja) * 2011-09-02 2014-07-23 シャープ株式会社 画像形成装置及びプレ転写チャージャの清掃方法
JP7091677B2 (ja) * 2018-01-31 2022-06-28 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置

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