JPH0792779A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0792779A
JPH0792779A JP5236781A JP23678193A JPH0792779A JP H0792779 A JPH0792779 A JP H0792779A JP 5236781 A JP5236781 A JP 5236781A JP 23678193 A JP23678193 A JP 23678193A JP H0792779 A JPH0792779 A JP H0792779A
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JP
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scanning
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wire
image
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JP5236781A
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English (en)
Inventor
Hajime Tagawa
肇 田川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、ワイヤの汚れ具合に応じて
ワイヤをクリーニングでき、高品位な画像を形成するこ
とができるとともに、ワイヤの寿命低下を防止すること
が可能な画像形成装置を提供することである。 【構成】自動露光センサ30は原稿画像の濃度を検知す
る。制御部31は検知された原稿画像の濃度が閾値より
高い場合カウンタに数値“2”を加算し、閾値より低い
場合、カウンタに数値“1”を加算する。このカウンタ
の内容が所定値に達すると制御部31によりモータ駆動
部38を介してモータ39が駆動され、チャージャワイ
ヤがクリーニングされる。したがって、チャージャワイ
ヤの汚れ具合に応じてチャージャワイヤをクリーニング
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像形成装置例えば
電子複写機に係わり、特に、その帯電器のクリーニング
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子複写機は原稿画像を露光走
査し、帯電器により表面に電荷が帯電された感光体ドラ
ムに原稿画像に対応した静電潜像を形成する。この静電
潜像に現像器によってトナーを付着して現像し、この現
像したトナー像を用紙に転写した後、定着して複写画像
を得ている。
【0003】上記電子複写機には、通常、感光体ドラム
に電荷を帯電する帯電用帯電器、感光体ドラムからトナ
ー像を用紙に転写させる転写用帯電器、感光体ドラムか
ら用紙を剥離する剥離用帯電器が設けられている。これ
ら帯電器は複写動作に伴い、チャージャワイヤにトナー
等が付着して汚れ、所望の電荷を発生できなくなる。そ
こで、各帯電器にはクリーニング装置が設けられ、この
クリーニング装置によってチャージャワイヤが定期的に
クリーニングされるようになっている。従来、このクリ
ーニング装置によるチャージャワイヤのクリーニングタ
イミングは、例えば複写機の電源投入時および2000
枚複写毎となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば濃度
の高い原稿を連続して複数枚複写した場合、多くのトナ
ーが使用されるためチャージャワイヤの汚れが著しい。
このため、上記タイミングによるクリーニングではチャ
ージャワイヤを十分にクリーニングすることが困難であ
り、適正な画像を得ることができないもである。
【0005】一方、濃度の低い原稿を多く複写する場合
は、チャージャワイヤの汚れが少ないため、上記タイミ
ングでクリーニングする必要はない。チャージャワイヤ
の汚れが少ない状態で上記タイミングによってクリーニ
ングした場合、チャージャワイヤの表面にコーティング
された白金が磨滅し、チャージャワイヤの寿命を低下さ
せる可能性を有している。
【0006】この発明は、上記課題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、ワイヤの
汚れ状態に応じてワイヤをクリーニングでき、高品位な
画像を形成することができるとともに、ワイヤの寿命低
下を防止することが可能な画像形成装置を提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、原稿を露光走査する走査手段と、この走
査手段による露光走査に伴い、前記原稿からの反射光を
検出することにより原稿の濃度を検知する検知手段と、
前記走査手段による露光走査に伴い、原稿画像に対応し
た電荷像を形成する像担持体と、前記像担持体に電荷を
付与するワイヤを有した帯電手段と、この帯電手段に設
けられ、前記ワイヤをクリーニングするクリーニング手
段と、前記検知手段によって検知された原稿画像の濃度
に応じて前記クリーニング手段の動作タイミングを制御
する制御手段とを具備している。
【0008】また、この発明は、原稿を露光走査する走
査手段と、この走査手段による露光走査に伴い、前記原
稿からの反射光を検出することにより原稿の濃度を検知
する検知手段と、前記走査手段による露光走査に伴い、
原稿画像に対応した電荷像を形成する像担持体と、前記
像担持体に電荷を付与するワイヤを有した帯電手段と、
この帯電手段に設けられ、前記ワイヤをクリーニングす
るクリーニング手段と、前記原稿画像の濃度に応じて所
定の値を記憶してなる記憶手段と、前記検知手段によっ
て検知された原稿画像の濃度に応じて予め設定された値
を前記記憶手段から読出す読出し手段と、この読出し手
段により読出された値を累積する累積手段と、この累積
手段により累積された値に応じて前記クリーニング手段
の動作タイミングを制御する制御手段とを具備してい
る。
【0009】さらに、この発明は、原稿を露光走査する
走査手段と、この走査手段による露光走査に伴い、前記
原稿からの反射光を検出することにより原稿の濃度を検
知する検知手段と、前記走査手段による露光走査に伴
い、原稿画像に対応した電荷像を形成する像担持体と、
前記像担持体に電荷を付与するワイヤを有した帯電手段
と、この帯電手段に設けられ、前記ワイヤをクリーニン
グするクリーニング手段と、このクリーニング手段を前
記帯電手段のワイヤに当接させて移動する移動手段と、
前記原稿画像の濃度に応じて所定の値を記憶してなる記
憶手段と、前記検知手段によって検知された原稿画像の
濃度に応じて予め設定された値を前記記憶手段から読出
す読出し手段と、この読出し手段により読出された値を
累積する累積手段と、この累積手段により累積された値
が所定の値に到達したとき前記クリーニング手段を移動
させるように前記移動手段を制御する制御手段とを具備
している。
【0010】また、この発明は、原稿を露光走査する走
査手段と、この走査手段による露光走査に伴い、前記原
稿からの反射光を検出することにより原稿の濃度を検知
する検知手段と、前記走査手段による露光走査に伴い、
原稿画像に対応した電荷像を形成する像担持体と、前記
像担持体に電荷を付与するワイヤを有した帯電手段と、
この帯電手段に設けられ、前記ワイヤをクリーニングす
るクリーニング手段と、このクリーニング手段を前記帯
電手段のワイヤに当接させて移動する移動手段と、前記
原稿画像の濃度に応じて所定の値を記憶してなる第1の
記憶手段と、前記検知手段によって検知された原稿画像
の濃度に応じて予め設定された値を前記第1の記憶手段
から読出す読出し手段と、この読出し手段により読出さ
れた値を累積する累積手段と、この累積手段により累積
された値を記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶
手段に記憶された値が所定の値を越えたとき前記クリー
ニング手段を移動させるように前記移動手段を制御する
とともに、前記第2の記憶手段の記憶内容を消去するよ
うに制御する制御手段とを具備している。
【0011】
【作用】すなわち、検知手段は原稿からの反射光を検出
することにより、原稿の濃度を検知する。制御手段は検
知手段によって検知された原稿画像の濃度に応じて、帯
電手段に設けられたクリーニング手段の動作タイミング
を制御する。したがって、原稿画像の濃度、すなわちワ
イヤの汚れ具合に応じてワイヤのクリーニングタイミン
グを制御できるため、高品位な画像を形成することがで
き、しかも、ワイヤの寿命低下を防止することができ
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2は、この発明に係わる画像形成装
置、例えば電子複写機をに示すものである。
【0013】複写機本体1の上面には原稿を支承する原
稿台2が固定されている。この原稿台2には原稿Dのセ
ット基準となる図示せぬ固定スケ―ルが設けられ、さら
に、原稿台2の近傍には開閉自在の原稿カバ―3が設け
られている。
【0014】上記原稿台2の下面側には露光ランプ4、
ミラ―5、6、7からなる光学系が設けられている。原
稿台2に載置された原稿は、露光ランプ4、ミラ―5、
6、7が原稿台2に沿って矢印方向に往復動することに
より露光走査される。この場合、ミラ−6、7は光路長
を保持するようにミラ−5の1/2の速度にて移動す
る。上記光学系の走査による原稿からの反射光、つまり
露光ランプ4の光照射による原稿からの反射光は、上記
ミラ−5、6、7によって反射された後、変倍用レンズ
ブロック8を通り、ミラ−9a、9b、9cによって反
射されて感光体ドラム10に導かれ、感光体ドラム10
の表面に結像される。
【0015】上記感光体ドラム10は図示矢印方向に回
転され、先ず帯電用帯電器11によって表面が帯電され
る。この後、画像がスリット露光されることにより、表
面に静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器12
によってトナ―が付着されることにより可視像化され
る。
【0016】一方、本体1の側面部には給紙カセット1
3a、13bが着脱自在に設けられており、これら給紙
カセット13a、13bには異なるサイズの用紙Pが収
容されている。これら給紙カセット13a、13bは図
示せぬ操作パネルにおいて用紙サイズが選択できるよう
になっている。被転写材としての用紙Pは、選択された
給紙カセット13a、13bから送出ロ―ラ14a、1
4bおよびロ−ラ対15a、15bによって一枚ずつ取
出され、用紙案内路16を通ってレジストロ―ラ対17
へ案内され、このレジストロ―ラ対17によって転写部
へ案内される。また、給紙カセット13aの上面部には
手差し給紙部13cが設けられており、この手差し給紙
部13cから挿入された用紙は送出ロ―ラ14cおよび
ロ−ラ対15aによって用紙案内路16に導かれる。
【0017】上記各給紙カセット13a、13bに収容
された用紙のサイズは、サイズ検知スイッチ18a、1
8bによって検知される。給紙カセット13a、13b
の側面には収容した用紙のサイズを示す図示せぬ突起が
設けられており、前記サイズ検知スイッチ18a、18
bはこの突起に応じてオン−オフされる複数のマイクロ
スイッチにより構成されている。また、給紙カセット1
3a、13bには、給紙カセット13a、13b内の用
紙の有無を検知するエンプティスイッチ19a、19b
が設けられている。
【0018】上記転写部に送られた用紙Pは、転写用帯
電器20の部分で感光体ドラム10の表面と密着するこ
とにより、上記帯電器20の作用で感光体ドラム10上
のトナ―像が転写される。この転写された用紙Pは、剥
離用帯電器21の作用で感光体ドラム10から静電的に
剥離されて搬送ベルト22で搬送され、その終端部に設
けられた定着器としての定着ロ―ラ23へ送られ、ここ
を通過することにより転写像が用紙に定着される。定着
が終了した用紙Pは、搬送路24、排紙ロ−ラ対25を
介して本体1外のトレイ26に排出される。
【0019】また、転写後の感光体ドラム10は、クリ
―ナ28によって表面の残留トナ―が除去され、さらに
除電ランプ29によって残像が消去されることにより、
初期状態に復帰される。
【0020】一方、前記変倍用レンズブロック8の側面
部近傍に位置する複写機本体1内には、自動露光センサ
(AES)30が設けられている。この自動露光センサ
30は原稿面からの反射光量を検知し、この反射光量に
応じた信号を出力するものである。この自動露光センサ
30は後述する露光量制御回路を構成している。
【0021】図3は、前記帯電用帯電器11の構造を概
略的に示すものである。ハウジング11aの内部には、
長手方向に沿ってチャージャワイヤ11bが張設されて
いる。このチャージャワイヤ11bの近傍には、チャー
ジャワイヤ11bに沿って移動可能にワイヤクリーナ1
1cが設けられている。このワイヤクリーナ11cには
チャージャワイヤ11bに摺接し、チャージャワイヤ1
1bに付着したトナー等を拭き取るパッド11d、11
eが所定間隔離間して設けられている。
【0022】また、ハウジング11aの外部で、長手方
向両端部にはプーリ11f、11gが設けられ、これら
プーリ11f、11gにはタイミングベルト11hが掛
け渡されている。前記プーリ11fはモータ39によっ
て回転駆動されるようになっており、このプーリ11f
の回転に伴ってタイミングベルト11hが駆動されるよ
うになっている。このタイミングベルト11hには前記
ワイヤクリーナ11cが取着されており、このワイヤク
リーナ11cはタイミングベルト11hの駆動に伴い、
チャージャワイヤ11bに沿って移動されるようになっ
ている。前記ハウジング11aの一端部でプーリ11f
の近傍には、ワイヤクリーナ11cの初期位置を検知す
る図示せぬスイッチが設けられている。このスイッチに
よってワイヤクリーナ11cが検知されるとモータ39
が停止され、ワイヤクリーナ11cはこの初期位置に待
機する。ワイヤのクリーニング時、ワイヤクリーナ11
cはこの初期位置からチャージャワイヤ11bを一往復
することによってチャージャワイヤ11bをクリーニン
グする。
【0023】図3は帯電用帯電器11の構成のみを示し
ているが、転写用帯電器20、剥離用帯電器21も帯電
用帯電器11とほぼ同様の構成とされている。図1は制
御系の構成を概略的に示すものである。
【0024】制御部31は複写機本体1の全体的な動作
を制御するものであり、この制御部31には、前記自動
露光センサ30、操作パネル32、各種スイッチ33、
メモリ34が接続されている。前記操作パネル32には
複写動作の開始を指示する複写開始キー、用紙サイズを
指定する用紙サイズ指定キー、複写枚数を設定するテン
キー、原稿の露光量の設定や各種複写モード等を設定す
るため各種キーが設けられている。各種スイッチ33
は、前記サイズ検知スイッチ18a、18bやエンプテ
ィスイッチ19a、19b等によって構成されている。
メモリ34には制御部31の動作に必要なプログラムや
各種の情報が記憶されている。また、メモリ34には原
稿濃度に応じた数値が予め記憶されている。例えば濃度
が濃いものに対しては数値“2”が記憶され、濃度が薄
い藻の似ついては数値“1”が記憶されている。
【0025】さらに、前記制御部31には、D/A変換
器35を介して露光ランプ4を駆動するランプレギュレ
―タ36が接続されている。これら制御部31、D/A
変換器35、ランプレギュレ―タ36、自動露光センサ
30は露光量制御回路を構成している。露光量制御回路
において、制御部31は例えば前記自動露光センサ30
から出力される原稿からの反射光量に応じた信号に対応
して露光ランプ4の駆動電圧を演算する。この演算結果
はD/A変換器35を介してランプレギュレ―タ36に
供給される。このランプレギュレ―タ36はD/A変換
器35から出力される信号に従った電圧を露光ランプ4
に供給する。したがって、露光ランプ4により原稿画像
の濃度に応じて適正な露光が行われる。
【0026】また、前記制御部31には、前記帯電用帯
電器11、転写用帯電器20、剥離用帯電器21を駆動
するための帯電器制御部37が接続され、さらに、制御
部31には、モータ駆動部38を介して前記ワイヤクリ
ーナ11cを駆動するモータ39が接続されている。こ
のモータ駆動部38は各帯電器に設けられたワイヤクリ
ーナ駆動用モータを駆動可能とされている。
【0027】尚、図1において、感光体ドラム、帯電
器、ミラー5、6、7、変倍用レンズブロック8、現像
器12内のトナー比濃度を自動的に測定する自動トナー
センサ等の制御系は省略している。
【0028】上記構成において、図4を参照してチャー
ジャワイヤのクリーニング動作について説明する。通
常、前記操作パネル32には自動露光モードが設定され
ている。この状態において、原稿台2に原稿をセットし
複写開始キーを操作すると、複写動作が開始される。す
なわち、露光ランプ4が点灯されると共に、ミラー5、
6、7が駆動され原稿が露光走査される(S1、S
2)。この露光走査に伴い自動露光センサ30は原稿の
濃度を測定し、原稿の濃度に対応した信号を制御部31
に供給する。この制御部31は供給された信号に基づい
て前述した露光ランプの駆動電圧を演算するとともに、
供給された信号をメモリ34に順次記憶する(S3、S
4)。原稿の露光走査が終了すると、メモリ34に記憶
された信号のうち原稿サイズに対応する範囲の信号が積
分され、原稿画像の濃度が求められる(S5)。尚、上
記原稿の露光走査に伴い上述した複写プロセスに従って
原稿の複写動作が実行される。
【0029】図5は自動露光センサ30の出力信号を示
すものである。図5(a)は濃度の低い原稿からの反射
光に対応した出力信号を示し、図5(b)は濃度の高い
原稿からの反射光に対応した出力信号を示している。図
中T1は原稿の先端を示し、T2は原稿の後端を示して
いる。原稿の先端T1から後端T2までの時間は選択さ
れている用紙のサイズに基づいて判別することができ
る。ステップS5では原稿の先端T1から後端T2まで
の範囲の信号が積分され、この積分した信号の値より原
稿画像の濃度が求められる。
【0030】この後、上記求められた原稿画像の濃度と
所定の閾値とが比較され、原稿画像の濃度が判別される
(S6)。この結果、濃度が高い原稿と判別された場
合、例えば制御部31に設定されたカウンタの内容に数
値“2”がメモリ34から読出されて加算され(S
7)、濃度が低い原稿と判別された場合、カウンタの内
容に数値“1”がメモリ34から読出されて加算される
(S8)。次いで、カウンタの内容が“2000”に達
したか否かが判別され(S9)、“2000”に達した
場合、チャージャワイヤ11bがクリーニングされる
(S10)。すなわち、制御部31によりモータ駆動部
38を介してモータ39が駆動され、ワイヤクリーナ1
1cがチャージャワイヤ11bに沿って移動されること
により、パッド11d、11eがチャージャワイヤ11
bをクリーニングする。この後、前記カウンタがリセッ
トされ(S11)、複写動作が実行される。
【0031】上記実施例によれば、原稿画像の濃度を検
出し、この原稿画像の濃度に応じてチャージャワイヤの
クリーニングタイミングを決定している。したがって、
濃度の高い原稿画像を多く複写した場合は、濃度の低い
原稿画像を複写した場合より早いタイミングでチャージ
ャワイヤがクリーニングされるため、高品位の画像を形
成することができる。しかも、濃度の低い原稿画像を多
く複写した場合は、濃度の高い原稿画像を複写した場合
に比べて遅いタイミングでチャージャワイヤがクリーニ
ングされる。したがって、チャージャワイヤの劣化を防
止でき長寿命化できる。
【0032】尚、上記実施例では、帯電用帯電器11に
設けられたチャージャワイヤのクリーニングについて説
明したが、これに限らず、転写用帯電器20、剥離用帯
電器21に設けられたチャージャワイヤのクリーニング
も同様に実施可能である。
【0033】また、原稿画像の濃度は二段階としたが、
複数の閾値を設定して原稿画像の濃度を複数段階に分
け、これら段階に応じてカウンタに加算する数値を変え
ることにより、一層適正なタイミングでクリーニングを
行うことができる。
【0034】さらに、各帯電器は同一のタイミングによ
ってクリーニングする必要はなく、例えば各帯電器に対
応してカウンタを設け、これらカウンタに加算する数値
を変えることにより、各帯電器をその汚れ具合に応じて
クリーニングすることができる。その他、この発明の要
旨を変えない範囲において種々変形実施可能なことは勿
論である。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、原稿画像の濃度に応じてワイヤのクリーニングタイ
ミングを設定することにより、ワイヤの汚れ具合に応じ
てワイヤをクリーニングでき、高品位な画像を形成する
ことができるとともに、ワイヤの寿命低下を防止するこ
とが可能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すものであり、制御系
を示す構成図。
【図2】この発明が適用される画像形成装置を示す構成
図。
【図3】図2に示す帯電器の概略的な構造を示す構成
図。
【図4】この発明の動作を説明するために示すフローチ
ャート。
【図5】同図(a)(b)はそれぞれ自動露光センサの
出力信号を示す特性図。
【符号の説明】
1…複写機本体、2…原稿台、10…感光体ドラム、1
1…帯電用帯電器、11b…チャージャワイヤ、11c
…ワイヤクリーナ、12…現像器、20…転写用帯電
器、21…剥離用帯電器、30…自動露光センサ(AE
S)、31…制御部、34…メモリ、37…帯電器制御
部、38…モータ駆動部、39…モータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を露光走査する走査手段と、 この走査手段による露光走査に伴い、前記原稿からの反
    射光を検出することにより原稿の濃度を検知する検知手
    段と、 前記走査手段による露光走査に伴い、原稿画像に対応し
    た電荷像を形成する像担持体と、 前記像担持体に電荷を付与するワイヤを有した帯電手段
    と、 この帯電手段に設けられ、前記ワイヤをクリーニングす
    るクリーニング手段と、 前記検知手段によって検知された原稿画像の濃度に応じ
    て前記クリーニング手段の動作タイミングを制御する制
    御手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿を露光走査する走査手段と、 この走査手段による露光走査に伴い、前記原稿からの反
    射光を検出することにより原稿の濃度を検知する検知手
    段と、 前記走査手段による露光走査に伴い、原稿画像に対応し
    た電荷像を形成する像担持体と、 前記像担持体に電荷を付与するワイヤを有した帯電手段
    と、 この帯電手段に設けられ、前記ワイヤをクリーニングす
    るクリーニング手段と、 前記原稿画像の濃度に応じて所定の値を記憶してなる記
    憶手段と、 前記検知手段によって検知された原稿画像の濃度に応じ
    て予め設定された値を前記記憶手段から読出す読出し手
    段と、 この読出し手段により読出された値を累積する累積手段
    と、 この累積手段により累積された値に応じて前記クリーニ
    ング手段の動作タイミングを制御する制御手段とを具備
    したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿を露光走査する走査手段と、 この走査手段による露光走査に伴い、前記原稿からの反
    射光を検出することにより原稿の濃度を検知する検知手
    段と、 前記走査手段による露光走査に伴い、原稿画像に対応し
    た電荷像を形成する像担持体と、 前記像担持体に電荷を付与するワイヤを有した帯電手段
    と、 この帯電手段に設けられ、前記ワイヤをクリーニングす
    るクリーニング手段と、 このクリーニング手段を前記帯電手段のワイヤに当接さ
    せて移動する移動手段と、 前記原稿画像の濃度に応じて所定の値を記憶してなる記
    憶手段と、 前記検知手段によって検知された原稿画像の濃度に応じ
    て予め設定された値を前記記憶手段から読出す読出し手
    段と、 この読出し手段により読出された値を累積する累積手段
    と、 この累積手段により累積された値が所定の値に到達した
    とき前記クリーニング手段を移動させるように前記移動
    手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿を露光走査する走査手段と、 この走査手段による露光走査に伴い、前記原稿からの反
    射光を検出することにより原稿の濃度を検知する検知手
    段と、 前記走査手段による露光走査に伴い、原稿画像に対応し
    た電荷像を形成する像担持体と、 前記像担持体に電荷を付与するワイヤを有した帯電手段
    と、 この帯電手段に設けられ、前記ワイヤをクリーニングす
    るクリーニング手段と、 このクリーニング手段を前記帯電手段のワイヤに当接さ
    せて移動する移動手段と、 前記原稿画像の濃度に応じて所定の値を記憶してなる第
    1の記憶手段と、 前記検知手段によって検知された原稿画像の濃度に応じ
    て予め設定された値を前記第1の記憶手段から読出す読
    出し手段と、 この読出し手段により読出された値を累積する累積手段
    と、 この累積手段により累積された値を記憶する第2の記憶
    手段と、 この第2の記憶手段に記憶された値が所定の値を越えた
    とき前記クリーニング手段を移動させるように前記移動
    手段を制御するとともに、前記第2の記憶手段の記憶内
    容を消去するように制御する制御手段とを具備したこと
    を特徴とする画像形成装置。
JP5236781A 1993-09-22 1993-09-22 画像形成装置 Pending JPH0792779A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6337968B1 (en) 2000-05-18 2002-01-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Charge apply control in an image forming apparatus
JP2008256893A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6337968B1 (en) 2000-05-18 2002-01-08 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Charge apply control in an image forming apparatus
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