JPH0695468A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH0695468A
JPH0695468A JP4248172A JP24817292A JPH0695468A JP H0695468 A JPH0695468 A JP H0695468A JP 4248172 A JP4248172 A JP 4248172A JP 24817292 A JP24817292 A JP 24817292A JP H0695468 A JPH0695468 A JP H0695468A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP4248172A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Daisuke Hayashi
大介 林
Hideki Ishida
英樹 石田
Shoichi Kitagawa
生一 北川
Takashi Nagashima
高志 永島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/120,717 priority patent/US5339137A/en
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止した状態で転写紙の画像濃度の検出を行
なうとともに、転写紙の主走査方向に亘って隈無く画像
濃度データを取り込むようにして高精度に画像濃度検出
を行なう。 【構成】 再給紙機構Rの中間トレイ35に収納される
転写紙の主走査方向の画像濃度を検出する濃度検出装置
Gを設け、この濃度検出装置Gに取り込まれる基準原稿
17の画像が複写された転写紙の画像濃度データとメモ
リ59の基準原稿17に対する基準濃度データとから露
光量に修正を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写紙の画像カブリの
検出を行なうことによりハロゲンランプの露光量等の像
形成条件を調整する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置においては、複写に
よって得られる画像の画像濃度が適正値を有するよう
に、ハロゲンランプの露光量が予め設定されている。し
かし、実際には、複写機が使用される環境温度、あるい
は湿度といった使用環境等により、画像濃度が適正値に
保たれない場合がある。そこで、近年ではそのような不
都合を解消するためにハロゲンランプの露光量を自動的
に修正する露光制御機能を有する複写機が開発されてい
る。
【0003】この種の露光制御方法としては、例えば感
光体近傍に濃度センサを配設し、この濃度センサによ
り、感光体上に現像されるトナー顕像の濃度検出を行な
い、これによって得られる濃度データを基に露光量を制
御するもの(特開昭57−188069号公報)、ある
いは感光体の下流側に、複数の濃度センサを一定間隔で
主走査方向に配設し、感光体から分離されて搬送される
転写紙上の画像濃度を上記濃度センサで取り込み、この
濃度データを基に露光量を制御するもの(特開平3−1
7667号公報)等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、感光体上のトナー顕像に対する濃度検出を行な
うものでは、感光体面上に付着している付着トナーの全
てが転写紙上に転写されるとは限らないため(例えば、
逆極性トナー)、検出値と実際に転写紙上に転写される
転写トナー量との間に誤差が生じ易い。従って、転写紙
上の画像濃度と露光量との相関を採るのが困難であると
いう問題が生じる。
【0005】一方、転写後に搬送される転写紙の画像濃
度検出を行なうものでは、転写紙の移動中に画像濃度検
出が行なわれるので、濃度センサと転写紙との距離を一
定に保ち難く、従って、正確な濃度データを得ることが
難しい。また、複数の濃度センサを転写紙の主走査方向
に一定間隔で配設するので、各濃度センサ間に未検出区
間が生じ、正確な画像濃度検出が困難である。さらに、
複数の濃度センサを使用するのでコストアップが懸念さ
れる。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、両面複写機能を達成する再給紙トレイ
上に収納、静止した転写紙に対して画像濃度の検出を行
なうとともに、転写紙の主走査方向に亘って隈無く画像
濃度検出を行ない、これによって得られる濃度データを
基に像形成条件に調整量を設定する画像形成装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
走査光学系で読み取られた基準原稿の画像が転写された
転写紙を再給紙路上の再給紙トレイに一旦収納した後、
再度像形成手段に給送する両面複写機能を有する画像形
成装置において、上記再給紙トレイの上方に、この再給
紙トレイに収納される転写紙の主走査方向の画像の濃度
を検出する濃度検出手段と、上記基準原稿の画像に対す
る適正濃度データを記憶する記憶手段と、この濃度検出
手段からの検出データと上記記憶手段からの適正濃度デ
ータとから像形成条件の調整量を算出する調整量演算手
段とを備え、この調整量演算手段により算出された調整
量を像形成条件に加えるものである。
【0008】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記調整量演算手段が調整量を算
出したときは、調整量を加えた像形成条件で前記基準原
稿の読み取りを行わすとともに、前記再給紙トレイに収
納された転写紙を再給送し、かつ転写後に再度再給紙ト
レイに導く再給送制御手段とを備えたものである。
【0009】請求項3に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記走査光学系は、往復動可能で
あって、その範囲内に配置された原稿載置板面を副走査
範囲として設定されており、一方、前記基準原稿は、上
記往復動範囲内で、かつ副走査範囲外となる位置に配設
され、下面が上記原稿載置面と面一にされた部材の該下
面に形成されてなり、前記走査光学系は該基準原稿を読
み取る際はこの部材の下方に停止した状態にされるもの
である。
【0010】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、所定の像形
成条件の下、基準原稿像が複写されて、再給紙トレイに
収納された転写紙は、再給紙トレイ上方に配設された濃
度検出手段により、その主走査方向の画像濃度が検出さ
れる。調整量演算手段では、濃度検出手段により取り込
まれた画像濃度データと記憶手段に予め記憶されている
上記基準原稿に対する適正画像濃度データとを基に、上
記像形成条件の調整量が算出されるとともに、上記像形
成条件に、算出された調整量が加えられることにより像
形成条件の修正が行なわれる。
【0011】上記請求項2記載の発明によれば、再給紙
トレイに収納された当該転写紙の画像に基づいて像形成
条件の修正がなされると、この修正された像形成条件
で、上記基準原稿像の複写を行なうべく、再度当該転写
紙が給送される。そして、基準原稿像が複写された当該
転写紙は、再度再給紙トレイに収納され、ここで画像濃
度の検出が行なわれる。
【0012】上記請求項3記載の発明によれば、上記像
形成条件の修正は、走査光学系が、原稿載置板面外に形
成された基準原稿の下方で停止されて、この基準原稿を
読み取り、転写紙に複写することにより行なわれる。
【0013】
【実施例】本発明の画像形成装置(複写機)について図
面を用いて説明する。図1は、本発明の複写機を示す全
体構成図である。
【0014】同図において、複写機1は、その上面に原
稿載置板としてのコンタクトガラス2と、このコンタク
トガラス2上に複写原稿を自動的に搬送、排出する自動
原稿送り装置3を備える一方、その内部には光学機構
L、像形成手段P、反転装置K、再給紙機構R及び転写
紙の給紙、搬送を行なう用紙搬送機構を備えてその基本
構成を成している。
【0015】光学機構Lは、ハロゲンランプ4、反射鏡
5及び6からなる第1光学系11と、反射鏡7及び8か
らなる第2光学系12と、反射鏡9及び結像レンズ10
とから構成されている。上記光学機構Lの略中央には、
光学系駆動モータ13が配設されており、この光学系駆
動モータ13が駆動することにより、上記第1光学系1
1と第2光学系12とが所要の間隔で往復動され、原稿
像を像形成手段Pに照射するようになっている。特に、
コンタクトガラス2の下面と副走査範囲の両外側(ホー
ムポジションスイッチ14の位置等)の位置まで往復動
可能にされ、この間を利用して起動の速度安定及びラン
プ光量の安定を確保している。第1,第2光学系11,
12の初期セット位置には、ホームポジションスイッチ
14及びタイミングスイッチ15が備えられており、こ
れらにより上記光学系11,12が初期セット位置にセ
ットされたことが検知されるとともに、複写機1におけ
る各機構の動作基準が指示される。また、初期位置とコ
ンタクトガラス2との間であって、原稿載置位置先端を
指示する指示板16の下面には、上記ハロゲンランプ4
の露光量調整のための基準原稿17が配設形成されてい
る。この基準原稿17はコンタクトガラス2と面一にさ
れ、検出精度を確保している。基準原稿17には、画像
カブリ検出が行なわれるべく白色原稿が適用されてい
る。
【0016】像形成手段Pは、上記光学機構Lからの原
稿像照射により、その表面に静電潜像が形成される感光
体ドラム18と、この感光体ドラム18の周面に沿って
上流側から順に、感光体ドラム18の表面を所定電位に
帯電させる帯電装置19、静電潜像を顕像化するための
現像装置20、感光体ドラム18上の原稿像を転写紙に
転写する転写装置21、転写後の転写紙を感光体ドラム
18から分離するための分離装置22及び感光体ドラム
18上の残留トナーを除去するクリーニング装置23と
を備えた構成である。
【0017】用紙搬送機構としては、その給送方向の上
流側から順に、給紙カセット24、給紙ローラ25、レ
ジストローラ対26が配設され、これにより転写紙が感
光体ドラム18に給紙され、転写が行なわれる。転写後
の転写紙の用紙搬送機構としては、搬送ベルト27、定
着装置28、排出ローラ対29及び排出トレイ30等が
配設されている。
【0018】反転装置Kは、上記定着装置28と上記排
出ローラ対29との間に配された装置で、通路切換板3
1、逆走ローラ32及び反転通路33を備えた構成であ
る。上記通路切換板31は、図1の実線と破線とに示さ
れる各位置に切換られることにより、転写紙を搬送ロー
ラ対34から排出ローラ対29まで直線案内する通路
と、定着後の転写紙を上記反転通路33に一旦搬入し、
反転させた状態で再給紙機構Rへ搬出する通路とを形成
している。なお、逆走ローラ32は、再給紙機構Rへ搬
出の際は、排出ローラ対29の一方のローラと当接する
ように位置が変位されるようになっている。
【0019】再給紙機構Rは、上記反転装置Kから給紙
側に至るリターン通路を形成するもので、転写紙を一旦
収納するための中間トレイ35と、この中間トレイ35
に転写紙を搬送する反転連絡路36と、中間トレイ35
から上記像形成手段Pに転写紙を再度給送する再給紙通
路37とを備えている。中間トレイ35の上流側上方に
は、上記反転連絡路36を構成する搬送ローラ対38,
39,40を備えるとともに、それらの間には、転写紙
のサイズに応じて中間トレイ35までの搬送距離を切換
える搬送路切換板41,42が設けられ、中間トレイ3
5の再給紙端には、収納転写紙の給送を行なうための送
出しローラ43及び後に詳述する濃度検出装置Gが備え
られている。
【0020】上記構成の複写機1において、前記ハロゲ
ンランプ4の光は原稿で反射し、その反射像は前記反射
鏡6,7,8、結像レンズ10、反射鏡9を介して前記
感光体ドラム18に導かれる。感光体ドラム18は図1
の矢印方向に回転しながら、前記帯電装置19により所
定電圧に帯電された後、上記原稿像が照射されることで
露光され、静電潜像を形成する。感光体ドラム18面上
の静電潜像は現像装置20により現像された後、転写装
置21によって、給紙カセット24から給送された転写
紙に転写される。転写後の転写紙は、分離装置22によ
り感光体ドラム18から分離され、搬送ベルト27、定
着装置28及び排出ローラ対29を介して排出トレイ3
0上に排紙される。一方、両面複写が行なわれる場合に
は、通路切換板31が図1に示される実線位置に切換ら
れ、上記定着後の転写紙が一旦上記反転通路33に搬入
された後、上記反転連絡路36を介して、上記中間トレ
イ35上に転写面を上にして収納、静止される。そし
て、所定のタイミングで送出しローラ43により中間ト
レイ35から搬出され、再給紙通路37を介して上記像
形成手段Pに給送されて、再度上述のプロセスにより転
写紙の裏面に原稿像が転写された後、排出トレイ30上
に排紙される。
【0021】ここで、上記濃度検出装置ついて図面を用
いて説明する。図3は、本発明の複写機に適用される濃
度検出装置の一例を示す第1図におけるA矢視図であ
る。
【0022】濃度検出装置Gは、上記中間トレイ35上
に収納された転写紙44の画像濃度を検出する濃度セン
サ49と、この濃度センサ49を転写紙44の主走査方
向(複写機1の前後方向;図3の矢印方向)に変位させ
る駆動部52とから構成されている。
【0023】駆動部52は、上記中間トレイ35の前後
両端側に配設される前側プーリ45,後側プーリ46
と、このプーリ45,46間に装着される無端状のタイ
ミングベルト47と、上記前側プーリ45を回転駆動さ
せるステッピングモータ48とからなり、ステッピング
モータ48が正逆回転駆動することにより、上記タイミ
ングベルト47が正逆回転移動されるように構成されて
いる。上記濃度センサ49は、上記タイミングベルト4
7の適所に固設されており、タイミングベルト47の正
逆回転移動に連動して一体に前後移動するようになって
いる。濃度センサ49は、例えば、発光素子491と受
光素子492とからなる反射型フォトセンサ等で、上記
中間トレイ35上に収納された転写紙44の画像濃度を
検出しうるように、その発光素子491及び受光素子4
92とが下側に向けて配設されている。また、タイミン
グベルト47には検出片50が配設されており、さら
に、上記前側プーリ45の近傍には、上記検出片50を
検知する位置検知センサ51が配設されている。これに
より濃度センサ49の移動基点が指示されるようになっ
ている。
【0024】また、通常モードのときに、中間トレイ3
5上に積層状に収納される転写紙と上記濃度センサ49
とが干渉しないように、上記各プーリ45,46は、上
記中間トレイ35の上面から所定の高さを有するように
配設されている。
【0025】上記構成の濃度検出装置Gにおいて、ステ
ッピングモータ48が図外の制御装置により駆動される
と、上記前側プーリ45を介してタイミングベルト47
が回転駆動され、これに伴って上記濃度センサ49が往
動して上記中間トレイ35上の転写紙35の主走査方向
の画像濃度を取り込み、取り込み後は、復動して基点に
戻るようになっている。
【0026】次に、上記複写機の制御系を示すブロック
構成について、図2を用いて説明する。
【0027】53は、本複写機1の操作を統括制御する
中央制御部(以下、CPUという)で、例えば、複写機
本体上面適所に配設されている不図示の操作部上に備え
られたモード切換スイッチ54の操作信号に応じて複写
機1を通常複写モードから露光量調整モードへと切換え
るべく駆動制御装置58に制御信号を出力するととも
に、基準原稿17に対する適正濃度データと検出濃度デ
ータとを比較し、後述する露光量の調整値を演算する。
また、この調整値をCPU53内部に備えられた記憶部
に記憶するようになっている。上記ホームポジションス
イッチ14は第1光学系11及び第2光学系12が初期
セット位置にセットされたときに検知信号をCPU53
に出力する。タイミングスイッチ15は、第1光学系1
1の移動によりオンされ、その検知信号を上記CPU5
3に出力する。タイマー55は、上記タイミングスイッ
チ15の検知信号入力に応じて出力されるCPU53か
らの制御信号に基づいて計時を開始し、第1光学系11
の停止位置を指示する。ここで、第1光学系11の停止
位置とは、第1光学系11が丁度基準原稿17の原稿像
を取り込むことができる位置を指す。59は、上記基準
原稿17の画像濃度の適正値を記憶するメモリである。
【0028】上記タイマー55により第1光学系11が
上記位置に到達する時間が計時されると、CPU53
は、光学系駆動モータ制御装置57及び駆動制御装置5
8に制御信号を出力し、第1及び第2光学系11,12
を停止するとともに、転写紙が上記中間トレイ35に搬
送されるように上記通路切換板31を操作する。
【0029】上記第1及び第2光学系11,12が停止
されると、転写紙が給紙され、この転写紙に上記基準原
稿17に対する原稿像が転写されて上記中間トレイ35
に収納される。
【0030】中間トレイ35に転写紙が収納されると、
上記濃度検出装置Gが作動して、転写紙の主走査方向に
対する画像濃度が検出されるとともに、この濃度データ
が上記CPU53に出力される。そして、CPU53で
は、上記濃度検出装置Gからの濃度データに基づいてハ
ロゲンランプ光量制御装置56に制御信号を出力して露
光量調整を行なうようになっている。つまり、CPU5
3はこの露光調整モードでは、給紙カセット24から給
紙される転写紙、あるいは中間トレイ35から再給紙さ
れる転写紙に対する基準原稿17の転写位置が中間トレ
イ35に収納、静止したとき、少なくとも基準原稿17
の画像が濃度検出装置Gに対向する位置になるように露
光タイミングを調整するようにしている。
【0031】次に、本発明の画像形成装置の動作につい
て図4のフローチャートを用いて説明する。
【0032】先ず、ステップS1でモード切換スイッチ
54が操作されてハロゲンランプ4に対する露光量調整
モードが選択されると、第1及び第2光学系11,12
が往動を開始する(ステップS2)。そして、第1光学
系11がタイミングスイッチ15に検知されてから予め
設定された時間がタイマー55により計時されると、第
1,第2光学系11,12の往動が停止される(ステッ
プS3)。次いで、ステップS4で、基準原稿17に対す
る原稿像が転写紙に転写されて、この転写紙が中間トレ
イ35に収納される。ここで、転写紙への原稿像の転写
が終了すると、ハロゲンランプ4は消灯されるが、第
1、第2光学系11,12の停止状態は維持される。
【0033】転写紙が中間トレイ35に収納されると、
濃度検出装置Gが作動され、転写紙の主走査方向に亘っ
て画像濃度の検出が行なわれる(ステップS5)ととも
に、この濃度データがCPU53に出力される。そし
て、CPU53は、メモリ59の基準濃度データとデー
タ比較を行なって、上記濃度データが予め設定されてい
る許容範囲内であるかどうかを判断する(ステップ
6)。許容範囲内である場合には、画像カブリが生じ
ていないと判定し、ステップS14に移行する。ステップ
14では、第1及び第2光学系11,12が初期セット
位置に戻され、ステップS15で、中間トレイ35の転写
紙が排出トレイ30上に排紙されることにより本フロー
チャートを終了する。
【0034】一方、上記ステップS6で、画像濃度が許
容範囲外である場合、すなわち画像カブリが生じている
場合には、ステップS7に移行する。ステップS7では、
検出濃度データを基に、適正値になるように調整値を算
出し、ハロゲンランプ4に対する光量を調整分だけ例え
ばアップして露光量に修正を施すとともに、この修正
値、あるいは露光量に加算される調整値をCPU53内
の記憶部に記憶させる。続いて、中間トレイ35上の転
写紙を再度像形成手段Pに給送し、上記転写紙の裏面に
修正された露光値での複写が行なわれ(ステップ
8)、再度中間トレイ35に収納される。そして、再
度画像濃度の検出が行なわれ(ステップS9)、上記修
正された露光値での画像濃度確認が行なわれる(ステッ
プS10)。ここで、上記修正された露光値での画像濃度
が上記許容範囲内であれば、ステップS14,S15に移行
して本フローチャートを終了するが、再度許容範囲外で
あった場合には、続いてステップS11に移行する。ステ
ップS11では、上記ステップS7同様に、再度ハロゲン
ランプ4に対する露光量修正がなされ、その修正値がC
PU53内の記憶部に記憶される。次いで、新たな転写
紙が給紙カセット24から給紙されるが(ステップ
12)、このとき中間トレイ35に収納されている前回
の転写紙は中間トレイ35に収納されたままにしておい
てもよいし、先に排紙させてもよい。そして、修正され
た露光値での複写が行なわれた後(ステップS13)、ス
テップS5へリターンされ、濃度検出が行なわれる。
【0035】そして、最終的に適正な露光値が決定する
と(ステップS6,ステップS10でNO)、ステップS
14を経て、ステップS15で中間トレイ35に収納されて
いる転写紙を排出トレイ30上に排紙して本フローチャ
ートを終了する。
【0036】以上説明したように、本発明の複写機1に
よれば、静止した転写紙の画像濃度を取り込むことがで
きるので、正確に主走査方向に対して、かつ濃度センサ
と転写紙との検出距離の変動を極力なくした状態で画像
濃度を検出でき、これによって検出精度を向上させるこ
とができる。また、濃度センサが転写紙の主走査方向に
移動可能なので、転写紙の主走査方向に亘って隈無く
(連続的に)画像濃度検出を行なうことができる。
【0037】なお、上記実施例の複写機1は、像形成条
件としてハロゲンランプ4に対する露光量調整を目的を
するものであるが、上記構成の複写機1では、この他の
目的にも適用が可能である。例えば、帯電量の調整、調
光板の調整、あるいは現像バイアス値等、他の像形成条
件の調整を行なうようにしてもよい。像形成条件がラン
プ光量の場合、濃度検出値として濃度センサ49の積分
値または、ピーク値等が用いられるが、主走査方向に像
形成条件が分割設定可能なもの、例えば上記調光板のよ
うに主走査方向に光量調整のための板部材が複数連設さ
れ、各板部材が個々に調整可能な構成を有するような場
合には、主走査方向の定間隔毎の濃度検出値を用いて、
調整量を算出して、このデータで像形成条件の調整を行
なってもよい。
【0038】また、上記実施例では、転写紙の主走査方
向の画像濃度のみの検出を行なっているが、中間トレイ
35からの転写紙給送の際に、転写紙の副走査方向の画
像濃度をも検出するようにすれば、転写紙の副走査方向
の画像カブリも合わせて検出することが可能になる。
【0039】さらに、上記実施例においては、濃度セン
サ4が転写紙の主走査方向に移動されるように構成され
ているが、例えば、ラインセンサを用いて構成してもよ
い。これによれば、上記濃度センサ4を移動させる駆動
装置が不用となり、簡単な構成で、画像濃度検出を行な
うことができる。
【0040】また、上記実施例においては、ハロゲンラ
ンプ4の露光量調整は、モード切換スイッチ54の操作
により行なわれるようになっているが、例えば、メイン
スイッチのオンに同期して、あるいは複写回数、経過時
間等により定期的に実行するように構成してもよい。
【0041】また、上記実施例のフローチャート(図
4)に従ってハロゲンランプ4の露光量調整を行なって
もカブリが常に発生し、露光量が決定できない場合(例
えば、予め設定された回数、濃度検出を行なってもカブ
リが発生する場合)、あるいは、ハロゲンランプ4の光
量が予め設定されている値以上でないとカブリが除去で
きないような場合には、例えば、図外の操作部上の報知
手段により報知するようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、再給紙
トレイ上方に濃度検出手段を設け、再給紙トレイに収
納、静止される転写紙の主走査方向の画像濃度を検出す
るようにしたので、静止した状態で転写紙の画像濃度を
検出できるとともに、転写紙の主走査方向に亘って隈無
く画像濃度検出を行なうことができ、より高精度に画像
濃度データが得られ、これにより正確な露光調整を行な
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複写機を示す全体構成図である。
【図2】本発明の複写機の制御系を示すブロック構成図
である。
【図3】本発明の複写機に適用される濃度検出装置の一
例を示す図1におけるA矢視図である。
【図4】本発明の複写機の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
L 光学機構 P 像形成手段 K 反転装置 R 再給紙機構 G 濃度検出装置 14 ホームポジションスイッチ 15 タイミングスイッチ 35 中間トレイ 53 CPU 55 タイマー 56 ハロゲンランプ光量制御装置 57 光学駆動モータ制御装置 58 駆動制御装置 59 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 生一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 永島 高志 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査光学系で読み取られた基準原稿の画
    像が転写された転写紙を再給紙路上の再給紙トレイに一
    旦収納した後、再度像形成手段に給送する両面複写機能
    を有する画像形成装置において、上記再給紙トレイの上
    方に、この再給紙トレイに収納される転写紙の主走査方
    向の画像の濃度を検出する濃度検出手段と、上記基準原
    稿の画像に対する適正濃度データを記憶する記憶手段
    と、この濃度検出手段からの検出データと上記記憶手段
    からの適正濃度データとから像形成条件の調整量を算出
    する調整量演算手段とを備え、この調整量演算手段によ
    り算出された調整量を像形成条件に加えることを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記調整量演算手段が調整量を算出したときは、調整量
    を加えた像形成条件で前記基準原稿の読み取りを行わす
    とともに、前記再給紙トレイに収納された転写紙を再給
    送し、かつ転写後に再度再給紙トレイに導く再給送制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記走査光学系は、往復動可能であって、その範囲内に
    配置された原稿載置板面を副走査範囲として設定されて
    おり、一方、前記基準原稿は、上記往復動範囲内で、か
    つ副走査範囲外となる位置に配設され、下面が上記原稿
    載置面と面一にされた部材の該下面に形成されてなり、
    前記走査光学系は該基準原稿を読み取る際はこの部材の
    下方に停止した状態にされることを特徴とする画像形成
    装置。
JP4248172A 1992-09-17 1992-09-17 画像形成装置 Pending JPH0695468A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0918260A2 (en) * 1997-11-24 1999-05-26 Xerox Corporation Electrophotographic printer with duplex loop optical sensor
US7044357B2 (en) 2003-02-17 2006-05-16 Kabushiki Kaisha Shinkawa Bump formation method and wire bonding method

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