JPH06110273A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06110273A
JPH06110273A JP4256736A JP25673692A JPH06110273A JP H06110273 A JPH06110273 A JP H06110273A JP 4256736 A JP4256736 A JP 4256736A JP 25673692 A JP25673692 A JP 25673692A JP H06110273 A JPH06110273 A JP H06110273A
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JP
Japan
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timing
leading edge
image
transfer
transfer paper
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Pending
Application number
JP4256736A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kusumoto
弘 楠本
Daisuke Hayashi
大介 林
Hideki Ishida
英樹 石田
Shoichi Kitagawa
生一 北川
Takashi Nagashima
高志 永島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/124,081 priority patent/US5418603A/en
Priority to EP93115435A priority patent/EP0590533A1/en
Publication of JPH06110273A publication Critical patent/JPH06110273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 専用原稿の準備を不要にして簡易な方法によ
り先端タイミングの調整を可能にする。 【構成】 原稿指示板16下面に基準線原稿17を形成
配設し、光学系11,12の駆動に対して所定の先端タ
イミングでレジストローラ対26を駆動開始させる。光
学系11,12は、先端タイミング調整モードで、上記
基準線原稿を走査し、その画像を転写紙に転写する。転
写紙は下流側に搬送され、先端タイミングセンサGで転
写紙先端と基準線画像が検出され、CPU40でタイミ
ング差が算出される。得られたタイミング差と基準タイ
ミング差とが比較され、これにより先端タイミングのず
れ量が算出される。このずれ量が先端タイミングに加算
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写紙に対する画像の
転写位置(先端タイミング)を調整する画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機においては、給紙カセット
からレジストローラ対まで転写紙を給送する1次給紙
と、このレジストローラ対の駆動により転写紙を像形成
手段に向けて給送する2次給紙とを行い、これにより原
稿像が転写紙に転写されるように構成されている。特に
2次給紙におけるレジストローラ対は、光学系の原稿読
み取りのための副走査に応じた所定のタイミングで駆動
されるように設定されている。すなわち、転写紙の先端
から、この転写紙に転写される画像先端までの距離(先
端タイミング)は上記光学系に対する上記レジストロー
ラ対の駆動タイミングにより決定されるようになってい
る。一般には、先端タイミングが予め設定された最適値
となるように、複写機生産時に、レジストローラ対の駆
動タイミングが設定されているが、レジストローラ対の
劣化による摩擦力低下による転写紙の搬送遅れや、また
使用転写紙の材質や紙厚の変更による転写紙の搬送タイ
ミングの相違に起因して、先端タイミングが最適値から
ずれる(転写紙の先端から、この転写紙に転写される画
像先端までの距離が長く、あるいは短くなる)ことがあ
る。
【0003】そこで、最近では、このような先端タイミ
ングのズレを補正する機能を備える複写機が提案されて
いる。例えば、シート上にマークが表記された専用原稿
を転写紙に複写し、転写紙の先端からマークまでの距離
を光学素子を利用した検出手段で検出し、この結果から
先端タイミングのズレ量を求めて修正するものである
(特開昭60−209454号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来装置では、先端タイミング調整用の特別な専用原稿
を準備しておく必要があり、保管が面倒である。また、
先端タイミング修正時の転写紙は、そのまま排出トレイ
上に排出されてしまうので、先端タイミング修正後の、
先端タイミングの確認を行なうには、再度転写紙を給紙
カセットから給紙する必要がある。従って、1回の先端
タイミング調整に、少なくとも2枚の転写紙を使用する
ことになり、例えば、先端タイミングの修正が1回の操
作で修正できない場合が発生すると、多数枚の転写紙を
使用することになって資源節約上好ましくない。
【0005】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、基準原稿を通常複写モードで走査され
ない位置に配置形成しておくことで、専用原稿の準備を
不要にして簡易な方法により先端タイミングの調整を可
能にする画像形成装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
所定範囲を往復動可能であって、その範囲内に配置され
た原稿載置板面を往動時に副走査範囲として相対走査す
る光学系と、上記所定範囲内で、かつ副走査範囲外とな
る位置に配設され、下面が上記原稿載置面と面一にされ
た部材の該下面の副走査方向所定位置に基準マークが記
された基準原稿と、上記光学系の往動と同期する所定の
先端タイミングで像形成手段に転写紙を給送するレジス
トローラ対と、上記光学系を上記所定範囲内で上記基準
原稿を走査可能にする先端タイミング調整モード設定手
段と、上記像形成手段の下流側の転写紙搬送路中に配置
され、上記先端タイミング調整モード設定手段による該
モードの設定時に、搬送される転写紙の先端及び該転写
紙上の上記基準マークの画像を検出する検出手段と、上
記検出された転写紙の先端及び基準原稿の画像の検出時
間間隔から該転写紙の先端と基準マークの画像とのタイ
ミング差を算出するタイミング差演算手段と、上記基準
原稿の基準マークに対する基準タイミング差を記憶する
記憶手段と、上記タイミング差演算手段で算出されたタ
イミング差と上記記憶手段の基準タイミング差とから画
像転写タイミングのずれ量を算出するずれ量演算手段と
を備え、このずれ量演算手段により算出されたずれ量を
上記先端タイミングに付加するものである。
【0007】請求項2に係る発明は、前記像形成手段の
下流側に基準原稿の基準マーク画像が転写された転写紙
を再度前記レジストローラ対に再給送する再給紙路を有
し、前記検出手段は、前記再給紙路上に配設されてな
り、前記ずれ量が算出されたときは、このずれ量を加味
した先端タイミングで前記基準原稿の読み取りを行わす
とともに、この転写紙を前記再給紙路に再給送する再給
送制御手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、先端タイミ
ング検出モードに入ると、光学系は往動開始から副走査
を開始し、基準原稿の読み取りを行う。光学系の走査開
始に同期する先端タイミングでレジストローラ対が駆動
され、転写紙を像形成手段に給送し、基準原稿の転写が
行われる。転写後の転写紙は下流側の検出手段で、該転
写紙の先端と基準原稿の基準マーク画像が検出され、両
者の検出間隔に基づいてタイミング差が算出される。こ
の算出されたタイミング差と記憶されている基準タイミ
ング差とから画像転写タイミングのずれ量が算出され
る。そして、この算出されたずれ量が先端タイミングに
付加されて、通常複写モードにおけるレジストローラ対
の駆動が制御される。
【0009】上記請求項2記載の発明によれば、ずれ量
演算手段がずれ量を算出したとき、すなわちずれ量が0
でないときは、当該転写紙は再給紙路を経て、このずれ
量を加味した先端タイミングでレジストローラ対から像
形成手段に再給送され、再度再給紙路に導かれる。そし
て、この後、確認のために再給送される。
【0010】
【実施例】本発明に係る画像形成装置(複写機)につい
て図面を用いて説明する。図1は、本発明が適用される
複写機の一例を示す全体構成図である。
【0011】同図において、複写機1は、その上面に原
稿載置板としてのコンタクトガラス2と、このコンタク
トガラス2上に複写原稿を自動的に搬送、排出する自動
原稿送り装置3を備える一方、その内部には光学機構
L、像形成手段P、反転装置K、再給紙機構R及び転写
紙の給紙、搬送を行なう用紙搬送機構を備えてその基本
構成を成している。
【0012】光学機構Lは、ハロゲンランプ4、反射鏡
5及び6からなる第1光学系11、反射鏡7及び8から
なる第2光学系12、反射鏡9及び結像レンズ10とか
ら構成されている。上記光学機構Lの略中央には、光学
系駆動モータ13が配設されており、この光学系駆動モ
ータ13が駆動することにより、上記第1光学系11と
第2光学系12とが所要の速度で往復動され、原稿像が
像形成手段Pに照射するようになっている。特に、原稿
の副走査範囲となるコンタクトガラス2の下面とこの副
走査範囲の両外側(ホームポジションスイッチ14の位
置等)の位置まで往復動可能にされ、この間を利用して
ランプ光量の安定を確保している。ホームポジションス
イッチ14は第1光学系11(すなわち光学系)の初期
セット位置を指示し、タイミングスイッチ15は往動基
準のために備えられたもので、これらより光学系が初期
セット位置にセットされたことが検知されるとともに、
複写機1における各機構の動作基準が指示される。
【0013】また、タイミングスイッチ15による往動
基準とコンタクトガラス2との間であって、原稿載置位
置先端を指示する指示板16の下面には、本発明の先端
タイミング調整に使用される基準線原稿17が配設形成
されている。この基準線原稿17は、白色の地肌上で、
副走査方向所定位置であって、主走査方向に向けてライ
ン状の基準線が描かれてなるもので、先端タイミング調
整時には基準線原稿17の基準線が転写紙に複写される
ようになっている。また、この基準線原稿17はコンタ
クトガラス2と面一にされ、検出精度を確保している。
【0014】像形成手段Pは、上記光学機構Lからの原
稿像照射により、その表面に静電潜像を形成する感光体
ドラム18と、この感光体ドラム18の周面に沿って上
流側から順に、感光体ドラム18の表面を所定電位に帯
電させる帯電装置19、静電潜像を顕像化するための現
像装置20、感光体ドラム18上の原稿像を転写紙に転
写する転写装置21、転写後の転写紙を感光体ドラム1
8から分離するための分離装置22及び感光体ドラム1
8上の残留トナーを除去するクリーニング装置23とを
備えた構成である。
【0015】用紙搬送機構としては、その給送方向の上
流側から順に、給紙カセット24、給紙ローラ25、レ
ジストローラ対26が配設されている。また、レジスト
ローラ26の直前にはレジストスイッチ38が配設され
ており、転写紙が、このレジストスイッチ38をオンし
てから予め設定された時間が経過すると、上記レジスト
ローラ対26が駆動停止されるようになっている。そし
て、光学系の往動に同期する所定の先端タイミングでレ
ジストローラ対26が駆動されることで、転写紙が感光
体ドラム18に給紙されるようになっている。一方、転
写後の転写紙の用紙搬送機構としては、搬送ベルト2
7、定着装置28、排出ローラ対29及び排紙トレイ3
0等が配設されている。
【0016】反転装置Kは、上記定着装置28と上記排
出ローラ対29との間に配された装置で、通路切換板3
1、逆走ローラ32及び反転通路33を備えた構成であ
る。上記通路切換板31は、図1の実線と破線とに示さ
れる各位置に切換られることにより、転写紙を搬送ロー
ラ対34から排出ローラ対29まで直線案内する通路
と、定着後の転写紙を上記反転通路33に一旦搬入し、
反転させた状態で再給紙機構Rへ搬出する通路とを形成
している。なお、逆走ローラ32は、再給紙機構Rへ搬
出の際は、排出ローラ類29の一方のローラと当接する
ように位置が変位されるようになっている。
【0017】再給紙機構Rは、上記反転装置Kから給紙
側に至るリターン通路を形成するもので、転写紙を一旦
収納するための中間トレイ35と、この中間トレイ35
に転写紙を搬送する反転連絡路36と、中間トレイ35
から上記像形成手段Pに転写紙を再度給送する再給紙通
路37とを備えている。上記中間トレイ35は、樹脂材
料からなる成形部材であるが、後述する先端タイミング
検知センサGの発光素子から照射される光が反射し難い
ように、好ましくは黒色等の材料から成形されている。
【0018】中間トレイ35の上流側上方で、上記反転
連絡路36の終点部には、後述する先端タイミングセン
サGが配設されている。先端タイミングセンサGは、例
えば発光素子と受光素子からなり、白色とトナー色(例
えば黒色)とを識別可能にする反射型フォトセンサ等で
ある。また、中間トレイ35の略下流側上方には、収納
転写紙給送のための送出しローラ39が設けられてい
る。
【0019】上記構成の複写機1において、前記ハロゲ
ンランプ4の光は、後述の通常複写のモードでは、コン
タクトガラス2上の原稿で反射し、その反射像は前記反
射鏡6,7,8、結像レンズ10、反射鏡9を介して前
記感光体ドラム18に導かれる。感光体ドラム18は図
1の矢印方向に回転しながら、前記帯電装置19により
所定電位に帯電された後、上記原稿像が照射されること
で露光され、静電潜像を形成する。感光体ドラム18面
上の静電潜像は現像装置20により現像された後、転写
装置21によって、給紙カセット24から給送された転
写紙に転写される。転写後の転写紙は、分離装置22に
より感光体ドラム18から分離され、搬送ベルト27、
定着装置28及び排出ローラ対29を介して排出トレイ
30上に排紙される。
【0020】一方、両面複写が行なわれる場合には、通
路切換板31が図1に示される実線位置に切り換えら
れ、上記定着後の転写紙が一旦上記反転通路33に搬入
された後、上記反転連絡路36を介して、上記中間トレ
イ35上に転写面を上にして収納される。そして、所定
のタイミングで送出しローラ43により中間トレイ35
から搬出され、再給紙通路37を介して上記像形成手段
Pに給送されて、再度上述のプロセスにより転写紙の裏
面に原稿像が転写された後、排出トレイ30上に排出さ
れる。
【0021】次に、上記複写機の先端タイミング調整を
行うための制御系を示すブロック構成について、図2を
用いて説明する。
【0022】40は、本複写機1の操作を統括制御する
中央制御部(以下、CPUという)で、例えば、複写機
本体上面適所に配設された不図示の操作部上に備えられ
た先端タイミング調整モード選択スイッチ43の操作信
号に応じて複写機1を通常複写モードから先端タイミン
グ調整モードへと切換えるべく制御信号を出力するとと
もに、検出タイミング差と基準線原稿17に対して転写
紙先端と基準線画像位置までの下記基準タイミング差と
を比較し、後述する先端タイミング調整のためのタイマ
ー時間を演算する。
【0023】42は、上記基準線原稿17の基準線に対
するタイミング差の適正値(以下、基準タイミング差と
いう)を記憶するメモリである。そして、得られた調整
時間をCPU40内部に備えられた記憶部に更新的に記
憶するようになっている。
【0024】41はこの記憶された時間を掲示するタイ
マーである。
【0025】上記ホームポジションスイッチ14は第1
及び第2光学系11,12が初期セット位置にセットさ
れたときに検知信号をCPU40に出力する。CPU4
0は、上記ホームポジションスイッチ14の検知信号に
基づいて転写紙の給紙を行なわせ、レジストスイッチ3
8のオン後、所定時間経過すると、レジストローラ対2
6が駆動停止される。一方、上記レジストスイッチ38
のオン信号の入力後、少なくとも上記所定時間以上の一
定時間が経過する(すなわちレジストローラ対26の駆
動が一旦停止した後)と、CPU40から制御信号が出
力され、第1、第2光学系11,12の往復動が開始さ
れるとともに、ハロゲンランプ4が点灯される。そし
て、第1光学系11の移動によりタイミングスイッチ1
5がオンされると、その検知信号が上記CPU40に出
力され、この検知信号に基づきタイマー41による計時
が開始される。タイマー41により、予め設定された時
間が計時されると、CPU40は、レジストローラ駆動
用クラッチ44に制御信号を出力し、転写紙を像形成手
段Pに搬送すべくレジストローラ対26に回転駆動を伝
達するとともに、通路切換板39を操作させて転写後の
転写紙を再給紙機構Rに搬入させるよう制御する。
【0026】上記レジストローラ対26が駆動される
と、転写紙は像形成手段Pに搬送され、この転写紙に基
準線原稿17の原稿像が転写され、中間トレイ35へと
搬送される。
【0027】先端タイミングセンサGは、上述の通り、
反射型フォトセンサで、発光素子から照射された光が転
写紙で反射されて受光素子に入射されることにより、転
写紙が検出され、また、発光素子からの光が転写紙上の
転写画像(基準原稿17の基準線画像)で遮断されるこ
とで基準線画像を検出し、さらに、転写紙の通過により
発光素子からの光が再度遮断されることにより転写紙先
端が検出されうるようになっている。この先端タイミン
グセンサGは、上記転写紙の中間トレイ35への搬送に
伴い、基準線原稿17の基準線画像及び転写紙の先端
(再給紙機構R内では前後逆転されているため後端とな
るが、複写時を基準として、以下、先端という)の検知
を行なうとともに、その検知信号をCPU40に出力す
る。
【0028】そして、CPU40は基準線画像から転写
紙先端までの時間間隔、あるいは搬送速度に基づいて距
離の算出を行ない(検出タイミング差)、この算出値と
予め設定されている基準値(基準タイミング差)とを比
較する。その結果、算出値と基準値とにズレが生じてい
る場合、すなわち先端タイミングにズレが生じている場
合には、そのズレ量を算出するとともに、このズレ量
を、内部記憶部に記憶される先端タイミングに加算して
更新記憶することで、レジストローラ対26の駆動開始
タイミングを早め、あるいは遅延すべく、上記タイマー
41の計時値を増減させる。これによって、転写紙先端
から基準線画像までのタイミング差の調整が行なわれる
ようになっている。
【0029】なお、CPU40は上記先端タイミングセ
ンサGが、常に原稿の有無及び基準線である転写画像の
有無を示す信号を送出するものであるときは、かかる検
出信号に基づいて、基準線画像の検知及び転写紙先端の
検知を行うようにしてもよい。すなわち、この場合、C
PU40は、検出信号が転写紙の地肌部分から基準線で
ある転写画像を検出する時のレベル変化と、地肌部分か
ら転写紙先端通過時のレベル変化とから基準線及び転写
紙先端の検知を行えばよい。
【0030】次に、本発明の画像形成装置の動作につい
て図3のフローチャートを用いて説明する。
【0031】先ず、ステップS1で先端タイミング調整
モード選択スイッチ43が操作されると、第1、第2光
学系11,12が初期セット位置にリセットされ、給紙
カセット24からレジストローラ対26まで転写紙が給
紙される(ステップS2)。次いで、第1及び第2光学
系11,12が往復動を開始する(ステップS3)。
【0032】そして、上記第1光学系11がタイミング
スイッチ15で検知されると(ステップS4でYE
S)、タイマー41による計時が開始される(ステップ
5)。そして、予め設定された時間(先端タイミン
グ)が経過すると(ステップS6でYES)、レジスト
ローラ対26が駆動開始され(ステップS7)、転写紙
が感光体ドラム18に搬送されて、基準線原稿17に対
する画像が転写紙に転写される(ステップS8)。
【0033】その後、上記基準線原稿17に対する画像
が転写された転写紙は、反転装置Kを介して中間トレイ
35に収納される。このとき、先端タイミングセンサG
により、上記基準線原稿17に対する画像、すなわち基
準線画像及び転写紙先端が検出され(ステップS9、以
下、タイミング差の検出という)、これらの検出信号が
CPU40に入力される。
【0034】そして、CPU40は、この検出データを
基に、タイミング差を算出するとともに、基準タイミン
グ差と一致するかどうかを判断する(ステップS10)。
算出したタイミング差が基準タイミング差と一致する場
合には、中間トレイ35に収納されている転写紙を排出
トレイ30に排出し(ステップS21)、本フローチャー
トを終了する。
【0035】一方、上記ステップS10で、得られたタイ
ミング差が基準タイミング差と一致しない場合には、ス
テップS11に移行する。ステップS11では、得られたタ
イミング差を基準タイミング差に一致させるべく、ずれ
量を算出する。そして、先端タイミングにずれ量を加算
して、この加算値をCPU40内の記憶部に記憶させ
る。
【0036】続いて、中間トレイ35上の転写紙を再度
像形成手段Pに給送し、修正されたタイマー41の設定
時間でのレジストローラ対26の回転駆動が行なわれ、
転写紙の裏面に基準線原稿17に対する画像が複写され
た後(ステップS12〜ステップS17)、再度中間トレイ
35に搬送される。このとき、再度、タイミング差の検
出が行なわれ(ステップS18)、上記修正されたタイマ
ー41の設定時間での先端タイミングの良否に対する確
認が行なわれる(ステップS19)。ここで、上記修正さ
れたタイマーの設定時間でのタイミング差が上記基準タ
イミング差と一致すれば、ステップS21に移行した後、
本フローチャートを終了するが、一致しない場合には、
続いてステップS20に移行する。ステップS20では、上
記ステップS11同様、タイマー41の設定時間の修正が
行なわれ、その修正時間がCPU40内の記憶部に更新
的に記憶される。
【0037】次いで、ステップS2にリターンされ、新
たな転写紙が給紙カセット24から給紙されるが、この
とき中間トレイ35に収納されている前回の転写紙は先
に排出されるようになっている。
【0038】そして、最終的に得られたタイミング差が
基準タイミング差と一致すると(ステップS10またはス
テップS19でYES)、中間トレイ35に収納されてい
る転写紙を排出トレイ30に排出して(ステップ
21)、本フローチャートを終了する。
【0039】ところで、本発明は再給紙機構Rを利用す
ることなく、先端タイミングの調整を可能とするもので
あるが、本実施例のように両面複写機能を有する再給紙
機構Rを利用することにより、転写紙の両面を使用し
て、先端タイミングの調整に加えて、その確認を行なう
こともでき、かつ、従来に比べて少ない転写紙で、先端
タイミングの調整を行なうことができる。
【0040】なお、上記実施例において、先端タイミン
グセンサGは、固定式のポイントセンサを反転連絡路3
6の終点に配設して検出するようにしたが、これに限ら
れず、再給紙機構Rを構成する反転連絡路36、あるい
は再給紙通路37の途中にセンサを設けて、搬送される
転写紙に対して検出を行なうことも可能であり、また、
中間トレイ35にセンサを埋設して検出するようにして
もよい。
【0041】さらに、先端タイミングセンサGを中間ト
レイ35上方に設け、中間トレイ35からレジストロー
ラ対26への再給送時に先端タイミングの検知を行うよ
うにしてもよい。
【0042】また、先端タイミングセンサGは転写装置
21の下流側であって、通路切換板31までの間に配設
してもよい。
【0043】なお、上記実施例においては、先端タイミ
ング調整は、必要に応じて、例えば転写紙の紙質、紙厚
が変更された場合や先端タイミングに影響を与える部材
の交換や保守点検後等に、先端タイミング調整モード選
択スイッチ43を操作することによって、実行されるよ
うになっているが、その他、メインスイッチのオンに同
期して、あるいは複写回数、経過時間等により定期的に
実行するように自動設定されるものでもよい。また、本
実施例では、基準マークとして基準線を用いているが、
線分や点状のマークでもよい。この場合、先端タイミン
グセンサGは該マークが記された主走査方向の位置に対
応した位置を検知しうるように配設されておればよい。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基準マ
ークが記された基準原稿を通常複写モードで走査されな
い範囲に予め形成配置しておき、先端タイミング調整モ
ードに入ったときに、この基準原稿を走査可能にして先
端タイミング調整を行うようにしたので、別途基準原稿
を準備する必要がなく、その保管も不要となり、簡易な
方法で先端タイミングの調整が行える。
【0045】また、本発明は、両面複写機能を実現する
再給紙路を利用して、基準原稿が転写された転写紙を反
転させてレジストローラ対へ再給送するようにしたの
で、調整された先端タイミングの良否が確認可能とな
り、かつ先端タイミング調整に使用する転写紙の使用枚
数を削減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置を示す全体構成図で
ある。
【図2】本発明に係る画像形成装置の先端タイミング調
整のための制御系を示すブロック図である。
【図3】先端タイミング調整の動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
L 光学機構 P 像形成手段 K 反転装置 R 再給紙機構 G 先端タイミングセンサ 2 コンタクトガラス(原稿載置板) 14 ホームポジションスイッチ 15 タイミングスイッチ 16 原稿指示板 17 基準線原稿(基準原稿) 26 レジストローラ対 35 中間トレイ 40 CPU 41 タイマー 42 メモリ 43 先端タイミング調整モード選択スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/16 H04N 1/04 106 A 7251−5C (72)発明者 北川 生一 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 永島 高志 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定範囲を往復動可能であって、その範
    囲内に配置された原稿載置板面を往動時に副走査範囲と
    して相対走査する光学系と、上記所定範囲内で、かつ副
    走査範囲外となる位置に配設され、下面が上記原稿載置
    面と面一にされた部材の該下面の副走査方向所定位置に
    基準マークが記された基準原稿と、上記光学系の往動と
    同期する所定の先端タイミングで像形成手段に転写紙を
    給送するレジストローラ対と、上記光学系を上記所定範
    囲内で上記基準原稿を走査可能にする先端タイミング調
    整モード設定手段と、上記像形成手段の下流側の転写紙
    搬送路中に配置され、上記先端タイミング調整モード設
    定手段による該モードの設定時に、搬送される転写紙の
    先端及び該転写紙上の上記基準マークの画像を検出する
    検出手段と、上記検出された転写紙の先端及び基準原稿
    の画像の検出時間間隔から該転写紙の先端と基準マーク
    の画像とのタイミング差を算出するタイミング差演算手
    段と、上記基準原稿の基準マークに対する基準タイミン
    グ差を記憶する記憶手段と、上記タイミング差演算手段
    で算出されたタイミング差と上記記憶手段の基準タイミ
    ング差とから画像転写タイミングのずれ量を算出するず
    れ量演算手段とを備え、このずれ量演算手段により算出
    されたずれ量を上記先端タイミングに付加することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記像形成手段の下流側に基準原稿の基準マーク画像が
    転写された転写紙を再度前記レジストローラ対に再給送
    する再給紙路を有し、前記検出手段は、前記再給紙路上
    に配設されてなり、前記ずれ量が算出されたときは、こ
    のずれ量を加味した先端タイミングで前記基準原稿の読
    み取りを行わすとともに、この転写紙を前記再給紙路に
    再給送する再給送制御手段とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
JP4256736A 1992-09-25 1992-09-25 画像形成装置 Pending JPH06110273A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11237768A (ja) * 1998-02-23 1999-08-31 Ricoh Co Ltd 記録装置

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JPH01267231A (ja) * 1988-04-18 1989-10-25 Mita Ind Co Ltd 給紙タイミング自動設定装置

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