JP3919291B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関し、特にOHPシートなどのシートの判別方式に特徴を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の画像形成装置としては、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などがある。
【0003】
複写機は、一般的に、原稿等の画像を読み取る機能を備え、読み取った画像情報に基づいてシートに画像を形成するものであるが、近年では、通信機能等を備えて外部から送られる画像情報を入力する機能を備えた複写機もある。
【0004】
また、プリンタは、一般的に外部の装置、例えば、コンピュータなどの装置から送られる画像情報に基づいてシートに画像を形成するものであり、ファクシミリ装置は、一般的に原稿等の画像を読み取る機能、および、通信機能を備え、読み取った画像情報を外部へ送り、また、外部から送られた情報に基づいてシートに画像を形成するものである。
【0005】
これらの画像形成装置においては、シートを搬送させるための搬送経路が設けられており、搬送されるシートは各部に配置されたセンサなどによってどの位置を通過しているかを検知されながら、所定のプロセス(トナーによる未定着画像の形成や、定着器による画像の定着など)によって、シート上に画像が形成される。
【0006】
また、画像を形成させるためのシートとして、通常の用紙の他、OHPシートなどにも画像を形成させることができるように構成されている。
【0007】
OHPシートに画像を形成させる場合、一般的なアナログ系の白黒複写機などでは、通常、シートの通過の有無のみを検知できるレバー型センサによって、普通の用紙と同じ諸条件により画像形成や定着を行っている。
【0008】
しかし、近年急速に普及しつつあるデジタルフルカラー複写機などによってOHPシートに画像を形成させる場合は、画像の透過性や定着条件の違いから、OHPシートの画像形成条件或いは定着条件等を、普通紙の場合と変える必要がある。
【0009】
また、近年では、OHPシート自体も特殊なシートが使用されており、この場合には、例えば、表裏面のうち表面にのみ画像を形成させることができるものや、表裏のいずれの面にも画像形成を可能であっても、表裏で諸条件を変えなければならないものなどがある。
【0010】
このために、従来、OHPシート搬送時には、ユーザーがOHPモードを選択した後、あるいは、OHPモードを選択すると共に表裏の選択をした後に、所定のトレーにOHPシートをセットしてからOHPシートの搬送を行っていた。
【0011】
また、このように手動による選択の煩わしさを解消するため、また、選択(設定)忘れによる不具合を解消するために、自動的にOHPシートを判別させる機能を有したものもあった。
【0012】
このような画像形成装置では、一般的に、OHPシートの透明部分を透過型センサーが検知できないことを利用して、レバー型のセンサーと透過型のセンサーを並列に配置することで、レバー型センサーが検知したときに透過型センサーが検知しない場合をOHPシートと判別する方法やOHPシート上のマークを透過型や反射型のセンサーにて検出することでOHPシートの自動検知を行なっていた。
【0013】
さらに、OHPシートの表裏がある場合は、表裏確認用のマークをOHPシートに付け、透過型或いは反射型のセンサーがこのマークを検知することで、OHPシートの表裏の検知を行っていた。
【0014】
このように、OHPシートであるか否か、あるいはOHPシートの表裏を自動的に判別して、判別結果に応じて制御するものが普及している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来技術の場合には、下記のような問題が生じていた。
【0016】
近年、機械の画像形成速度、シートの搬送速度が急速に早くなる傾向があり、更にファーストコピー時間の短縮の目的として、また、画像形成部に到達するまでの搬送中の紙間距離を十分にもたせることで給紙・搬送を安定させることを目的に、シートの搬送速度を画像形成時におけるシートの搬送速度に対して早くする増速搬送構成を採用する傾向もある。
【0017】
このようにシートの搬送速度が増加している中でOHPシートの自動検知、更にOHPシートの表裏の自動検知を行う場合に、透過型センサーや反射型センサーによるOHPシート上のマークの検出が困難になってきている。
【0018】
この検出に関して図6を参照して説明する。図6はセンサーの検出能力を説明する説明図である。
【0019】
なお、センサーはいわゆる透過型センサーによる検知について、各条件について検知結果を比較している。
【0020】
また、透過型センサーはシートの搬送面に対して、一方の側に発光部を配置して他方の側に受光部を配置させて、受光部が光を受光していない間を出力する構成となっている。
【0021】
したがって、OHPシートが搬送されている場合に、OHPシートの透明の部分が発光部と受光部との間を通過している時は、受光部は光を受光しているが、OHPシートに付されたマークが通過すると、そのマークが発光部の光を遮断して、受光部は光を受光しないので、その信号を出力することによって、マークの有無を検出するものである。
【0022】
図6において左側には、搬送速度と出力信号の関係を比較した結果を示している。(搬送速度を5Vmm/sec、4Vmm/sec、2Vmm/secの場合をそれぞれ示しており、搬送するOHPシートは全て同一のマークが付されたもので比較している。)
図から明らかなようにOHPシート上のマークを検知する透過型センサーからの信号が、搬送速度が速くなるに従い不明瞭になっていることが分かる。
【0023】
このためノイズなどを考慮した場合には、この不明瞭な信号をもとに制御を行うのに非常に難しく、信頼性も劣ってしまう。
【0024】
また、図6の右側には、マークの幅(搬送方向の距離)と出力信号の関係を比較した結果を示している。(マークの幅を2lmm、3lmm、4lmmの場合をそれぞれ示している。)
図から明らかなようにOHPシート上のセンサー検出用マークの幅をシートの搬送される方向に長くしてゆけばセンサー出力信号が段々と明瞭になることが分かる。
【0025】
以上のように、センサーは、搬送するシートの速度が遅ければ遅いほど、また、シート上に付されたマークの幅が大きければ大きいほどマークの読み取りが正確に成るものである。
【0026】
しかし、単にシートの搬送速度を遅くするのは、上述したシート搬送速度の向上の要求に答えることができなくなってしまい、また、OHPシート上のセンサー検出用マークの幅を大きくすることは、シートの見栄えが悪くなり、画像形成領域部以外の部分の幅を必要以上に大きく取らなければならないので実用的ではない。
【0027】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、シート搬送速度の向上の要求に答えつつ、判別性能の向上を図り、信頼性に優れた画像形成装置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明にあっては、シートを搬送する搬送手段と、該搬送手段により搬送されるシートを一旦停止させて斜行補正させた後に再びシートを搬送させるレジストローラと、該レジストローラによって斜行補正された後に再び搬送されるシート上に画像を形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置において、前記レジストローラによって一旦停止しているシート上に付された判別マークを読み取る判別マーク読取手段を備えたことを特徴とする。
【0033】
したがって、判別マーク読取手段は、停止したシート上に付された判別マークを読み取るので確実に読み取ることができ、また、シートには、シートがレジストローラによって停止された際に、少なくとも判別マーク読取手段による読取位置にのみ判別マークが付されればよい。
【0041】
前記判別マーク読取手段よりもシート搬送方向上流側に、シートがOHPシートであるか否かを判別するOHPシート判別手段を設けるとよい。
【0042】
したがって、搬送されるシートがOHPシートであるか否か応じて、対応(判別マーク読取手段の読み取りを行うか否か、あるいは画像形成プロセス制御など)することができる。
【0043】
前記搬送手段は、前記画像形成手段による画像形成時におけるシートの搬送速度よりも速い速度で搬送可能であるとよい。
【0044】
したがって、処理時間が早くなり、シート搬送が安定する。
【0045】
前記判別マークが読み取られることによってOHPシートの表裏が判別されるとよい。
【0046】
したがって、OHPシートの表裏に応じた対応が可能となる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0048】
(第1の実施の形態)
図1乃至図3には、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置について示されている。
【0049】
本実施の形態では、画像形成装置として複写機(フルカラー複写機)の場合について説明する。
【0050】
まず、図1を参照して、複写機(フルカラー複写機)について概略を説明する。図1は本実施の形態に係る画像形成装置(フルカラー複写機)の概略断面図である。
【0051】
図に示したように、上部にデジタルカラー画像リーダ部、下部にデジタルカラー画像プリンタ部を有する。
【0052】
リーダ部において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査することにより、原稿30からの反射光像をレンズ33によりフルカラーCCDセンサー34に集光しカラー色分解画像信号を得る。
【0053】
そして、カラー色分解画像信号は(図示しない)増幅回路を経て、(図示しない)ビデオ処理ユニットにて処理を施されプリンタ部に送出される。
【0054】
プリンタ部において、像担持体である感光ドラム1は図中時計回り方向に回転自在に備えられ、感光ドラム1の周りには、前露光ランプ11、コロナ帯電器、レーザー露光光学系3、電位センサー12、色の異なる4個の現像器4y,4c,4m,4Bk、ドラム上光量検知手段3、転写装置5、クリーニング器6などが配置される。
【0055】
レーザー露光光学系3においてリーダー部からの画像信号は、(図示しない)レーザー出力部にて光信号に変換され、光信号に変換されたレーザー光がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及びミラー3cを通って感光ドラム1の面に投影される。
【0056】
プリンタ部における画像形成時には感光ドラム1を図中時計回り方向に回転させ、前露光ランプ11で除電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様に帯電させて、各分解色ごとに光像Eを照射し、潜像を形成する。
【0057】
次に所定の現像器を動作させて、感光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂と顔料を基体としたトナーの画像を形成する。
【0058】
現像器は偏心カム24y,24c,24m,24Bkの動作により、各分解色に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようにしている。
【0059】
さらに、感光ドラム1上のトナー画像をシートカセット7より搬送系及び転写装置5を介して感光ドラム1と対向した位置に供給されたシートに転写する。
【0060】
シート上に画像を形成させる画像形成手段を構成する転写装置5は本実施の形態では転写ドラム5a、転写帯電器5b、シートを静電吸着させるための吸着帯電器5cと対向する吸着ローラ5g、内側帯電器5d、外側帯電器5eとを有し、回転駆動されるように軸支持された転写ドラム5aの周面開口域には誘導体からなるシート担持シート5fを円筒状に一体的に張設している。
【0061】
シート担持シート5fは、例えば、ポリカーボネートフィルム等の誘電体シートを使用することができる。
【0062】
ドラム状とされる転写装置、すなわち転写ドラム5aを回転させるに従って感光ドラム上のトナー像は転写帯電器5bによりシート担持シート5fに担持されたシート上に転写する。
【0063】
このようにシート担持シート5fに静電吸着し搬送されるシートには、所望数の色画像を転写して、フルカラー画像を形成する。
【0064】
フルカラー画像形成の場合、このようにして4色のトナー像の転写を終了するとシートを転写ドラム5aから分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び分離帯電器5hの作用によって分離し、熱ローラ定着器9を介して排紙トレー10に排紙する。
【0065】
なお、転写後、感光ドラム1は表面の残留トナーをクリーニング器で清掃した後再度画像形成工程に供する。
【0066】
シートの両面に画像を形成する場合には、定着器9をシートが通過後、すぐに搬送パス切換ガイド19を駆動し、シートを搬送縦パス20を経て反転パス21aに一旦導いた後、反転ローラ21bの逆転により、送り込まれた際の後端を先頭にして、送り込まれた方向と反対向きに退出させ、中間トレイ22に収納する。
【0067】
その後、再び上述した画像形成工程によってもう一方の面に画像を形成する。
【0068】
また、転写ドラム5aのシート担持シート5f上のトナーなどの粉体の飛散及び付着、あるいは、シート上のオイルの付着などを防止するために、ファーブラシ14とシート担持シート5fを介してファーブラシ14に対向するバックアップブラシ15や、オイル除去ローラ16とシート担持シート5fを介してオイル除去ローラ16に対向するバックアップブラシ17の作用により清掃を行う。
【0069】
このような清掃は画像形成前もしくは後に行い、またジャム(紙つまり)発生時には随時行う。
【0070】
また、本実施の形態においては、所望のタイミングで偏心カム5を動作させ、転写ドラム5fと一体化しているカムフォロワ5iを作動させることにより、シート担持シート5aと感光ドラム1とのギャップを任意に設定可能な構成としている。
【0071】
例えば、スタンバイ中または電源オフ時には、転写ドラムと感光ドラムの間隔を離す。
【0072】
さらに、本実施の形態のフルカラー画像形成装置においては、カセット7及び手差し給紙部70からレジストローラ40に至るまでの、搬送手段を構成する、給紙ローラや搬送ローラ等によるシートの搬送速度を、画像形成時におけるシートの搬送速度(感光ドラム1の周速)よりも早く設定している。
【0073】
このように設定することによって、カセット7、あるいは、手差し給紙部70に積載されたシートが搬送され始めてから画像形成が始まるまでの時間(ファーストコピー時間)が短縮されると共に、連続してシートを搬送する場合に、シートとシートの間の距離(紙間距離)が広がって安定したシートの連続搬送が可能となる。
【0074】
次に本発明の実施の形態の特徴であるシート判別方式について、特に、図2および図3を参照して説明する。
【0075】
図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の要部(シート判別方式の構成部)であり、図3はシートの概略図である。
【0076】
図2には、図1に示した画像形成装置(フルカラー複写機)のうち画像形成部に向けて搬送する搬送経路部の概略構成が示されており、OHP検知部を有する搬送ユニット50とレジストローラ部40について特に示されている。
【0077】
図に示したように、搬送ユニットの入口には、OHPシート判別手段を構成する、透過型センサー51とレバー型センサー52が並列に配置されている。
【0078】
すなわち、レバー型センサー52がONになると、シートが通過したことを検知する。
【0079】
そして、その際に透過型センサー51がONになる(受光部が発光部の光を受光しなくなる)と紙であることを検知し、OFFのままであればOHPシートであると検知する。
【0080】
この判別を基に、OHPシートであることを検知されれば、機械本体の定着などの条件をOHP専用モードとする。
【0081】
次に、レジストローラ前のレバー型センサー42がONになれば、OHPシートが来たことを検知し、レジストのループ形成のために搬送されてきたOHPシートをレジストローラニップ部にて止める。
【0082】
そして、レジストローラニップ部近傍に配置された判別マーク読取手段である透過型センサー41にてOHPシート上のマークを検出し、OHPシートの表裏の判別を行う。
【0083】
OHPシート上のマークは図3に示すとおりである。
【0084】
このマークは横向き送り・縦向き送りそれぞれに合わせて、シートの幅に対して中央からややずれた端部に付けられている。
【0085】
そして、透過型センサー41もその位置に対向する位置に一つだけ配置させておくことで、例えばマークを検出すれば表であると判断し、検出しなければ裏であると判断することができる。
【0086】
したがって、表面のみ画像形成可能なOHPシートである場合に裏面で搬送されてきた場合には、例えば、JAM信号を出してシートの表裏が適切にセットされていないことを作業者に知らせて正しくセットさせることを促したり、表裏で画像形成条件が異なるOHPシートの場合には、表裏の判別に基づいて制御することができる。
【0087】
以上のような構成によって、シートが画像形成部に至るまでのシート搬送速度の向上の要求に答えつつ、レジストローラによってシートが停止している間にシートに付された判別マークを読み取るので確実に判別マークを読み取ることができ、センサーを高性能なものにする必要もない。
【0088】
また、停止時に読み取る構成であるため、OHPシート上の判別マークは、少なくとも透過型センサーの配置位置に対向した位置に付されていれば良いので、シートの外観を損なうこもない。
【0089】
なお、例えば、レジストローラニップ部から表裏判別用の透過型センサーの読取位置までの搬送方向の距離が8mm程度であれば、図3に示したように端部から約8mm程度のマークを付せばよい。(端部から8mm程度の位置にマークが付されておればよいので特に図3のように末端まで付す必要があるわけではない。)
参考例1
図4には、本発明の参考例1が示されている。上記第1の実施の形態では、レジストローラ前のレバー型センサーを設けてレジストローラでシートを停止させてシートに付されたマークを読み取る構成であったが、本発明の参考例1ではレバー型センサーを設けることなく、シートを所定時間低速で搬送させてその間にシートに付されたマークを読み取る
構成を示している。その他の構成および作用については第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0090】
図4は本発明の参考例1に係る画像形成装置の要部(シート判別方式の構成部)である。
【0091】
本発明の参考例1においても、上記第1の実施の形態と同様に、搬送ユニットの入口には、OHPシート判別手段を構成する、透過型センサー51とレバー型センサー52が並列に配置されており、搬送するシートが紙であるかOHPシートであるかを判別する。
【0092】
そして、OHPシートであった場合には、機械本体の定着などの条件をOHP専用モードとすると同時に、レジストローラ部40までの搬送速度を搬送中でもOHPシート上の判別マークを透過型センサー41が検知することが出来る速度(例えば、シートへの画像形成時におけるシートの搬送速度程度)まで遅くする。
【0093】
また、これに合わせてドラム1へのレーザーの照射タイミングを遅らせて画像とOHPシートの位置を合わせる。
【0094】
本発明の参考例1の場合レジストローラまでの搬送ローラ53と54はそれぞれパルスモータによって独立駆動されており、速度可変は容易に行える。
【0095】
以上のように、少なくとも、透過型センサー51とレバー型センサー52による検知位置まではシートの搬送速度の向上を図りつつ、OHPシート上の判別マークを読み取る際には、シートの搬送速度は低速となっているので、透過型センサーがOHP上のマークを容易に読み取ることができる。
【0096】
また、OHP上のマークを読み取る透過型センサーによってシートの通過を検知できるため、レジストレーションセンサとしての機能を兼用することができる。
【0097】
したがって、レジストローラ前のセンサーが透過型センサー41一つで足りるので構成の簡略化を図ることができる。
【0098】
参考例2
図5には、本発明の参考例2に係る画像形成装置の要部が示されている。上記第1の実施の形態では、レジストローラよりも搬送方向上流側にシートに付されたマークを読み取る透過型センサーを配置させる構成であったが、参考例2ではレジストローラよりも搬送方向下流側にシートに付されたマークを読み取る透過型センサーを配置させて、レジストローラにより搬送するシート上のマークを読み取る構成を示している。その他の構成および作用については第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0099】
図5は本発明の参考例2に係る画像形成装置の要部(シート判別方式の構成部)である。
【0100】
参考例2おいても、上記第1の実施の形態と同様に、搬送ユニットの入口には、OHPシート判別手段を構成する、透過型センサー51とレバー型センサー52が並列に配置されており、搬送するシートが紙であるかOHPシートであるかを判別する。
【0101】
そして、OHPシートであった場合には、機械本体の定着などの条件をOHP専用モードとする。
【0102】
次にレジストローラ前のレバー型センサー42によってレジストのループ形成のために搬送されてきたOHPシートをレジストローラニップ部にて止める。
【0103】
そして所定のタイミングでレジストローラが画像形成速度にて搬送始めた後、レジストローラ部の下流に配置された透過型センサー41にてOHPシート上のマークを検出し、OHPシートの表裏の判別を行う。
【0104】
以上のように、レジストローラ部40まではシートの搬送速度の向上を図りつつ、OHPシート上の判別マークを読み取る際には、シートの搬送速度は低速となっているので、透過型センサーがOHP上のマークを容易に読み取ることができる。
【0105】
参考例2においてはレジストローラニップ部にてOHPシート上のマーク検出は行わないため、レジストローラ周りスペースが確保され、他の部品などの配置が必要な場合等有効である。
【0106】
【発明の効果】
本発明の画像形成装置は、判別マーク読取手段がレジストローラによって一旦停止しているシート上に付された判別マークを読み取るため確実に読み取ることができるので、シート搬送速度の向上の要求に答えつつ、判別性能の向上を図り、信頼性が向上すると共に、シートには、シートがレジストローラによって停止された際に、少なくとも判別マーク読取手段による読取位置にのみ判別マークが付されていればよいのでシートの外観を損なうこともない。
【0113】
判別マーク読取手段よりもシート搬送方向上流側に、OHPシート判別手段を設ければ、搬送されるシートがOHPシートであるか否か応じた対応ができる。
【0114】
搬送手段は、画像形成手段による画像形成時におけるシートの搬送速度よりも速い速度で搬送可能とすれば、処理時間が早くなり、シート搬送が安定する。
【0115】
判別マークが読み取られることによってOHPシートの表裏が判別されれば、OHPシートの表裏に応じた対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本実施の形態に係る画像形成装置の概略断面図である。
【図2】図2は本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の要部である。
【図3】図3はシートの概略図である。
【図4】 図4は本発明の参考例1に係る画像形成装置の要部である。
【図5】 図5は本発明の参考例2に係る画像形成装置の要部である。
【図6】図6はセンサーの検出能力を説明する説明図である。
【符号の説明】
5 転写装置
40 レジストローラ
41 透過型センサー
42 レバー型センサー
51 透過型センサー
52 レバー型センサー

Claims (4)

  1. シートを搬送する搬送手段と、
    該搬送手段により搬送されるシートを一旦停止させて斜行補正させた後に再びシートを搬送させるレジストローラと、
    該レジストローラによって斜行補正された後に再び搬送されるシート上に画像を形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記レジストローラによって一旦停止しているシート上に付された判別マークを読み取る判別マーク読取手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判別マーク読取手段よりもシート搬送方向上流側に、シートがOHPシートであるか否かを判別するOHPシート判別手段を設けたことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送手段は、前記画像形成手段による画像形成時におけるシートの搬送速度よりも速い速度で搬送可能であることを特徴とする請求項またはに記載の画像形成装置。
  4. 前記判別マークが読み取られることによってOHPシートの表裏が判別されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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