JP2995904B2 - タイミングローラ前ループ制御装置 - Google Patents

タイミングローラ前ループ制御装置

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JP2995904B2
JP2995904B2 JP3113550A JP11355091A JP2995904B2 JP 2995904 B2 JP2995904 B2 JP 2995904B2 JP 3113550 A JP3113550 A JP 3113550A JP 11355091 A JP11355091 A JP 11355091A JP 2995904 B2 JP2995904 B2 JP 2995904B2
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耕司 内藤
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ミノルタ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子写真式画像
形成装置に使用されるタイミングローラ前ループ制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、レーザプリンタ等の電子写真式
画像形成装置においては、形成される画像の位置ずれや
傾斜(スキュー)の発生を防止するため、感光体からペ
ーパにトナー画像を転写する転写部にペーパを送り出す
タイミングを厳格に制御する必要がある。
【0003】このため、従来では、給紙部から搬送ロー
ラと中間ローラとを経てタイミングローラにペーパを送
り込み、タイミングローラでペーパの先端を受け止め、
タイミングローラにペーパの先端が受け止められた後、
所定のオーバー時間にわたって搬送ローラと中間ローラ
との回転を持続させ、タイミングローラと中間ローラと
の間でペーパにタイミングローラ前ループと呼ばれる所
定量の撓みを付与するように制御している(特開昭64
−26868号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ペーパに付
与されるタイミングローラ前ループの大きさは、使用さ
れるペーパの通紙方向の長さがタイミングローラから搬
送ローラまでの搬送経路長さよりも小さい場合には中間
ローラのオーバータイムによって決定される。しかし、
使用されるペーパの通紙方向の長さがタイミングローラ
から搬送ローラまでの搬送経路長さよりも大きい場合に
は、タイミングローラに受け止められたペーパの後端が
搬送ローラを通過していないため、搬送ローラの停止タ
イミングがタイミングローラ前ループの大きさに影響を
与えることが分かった。即ち、中間ローラと搬送ローラ
との停止タイミングにずれが生じると、搬送ローラによ
ってペーパが余分に押し出されてタイミングローラ前ル
ープの大きさが過大になったり、搬送ローラによってペ
ーパが引き止められてりタイミングローラ前ループが小
さくなったりすることが分かった。また、このように中
間ローラと搬送ローラとの停止タイミングにずれが生じ
る原因は、中間ローラの慣性(イナーシア)と搬送ロー
ラの慣性とが異なることにある。
【0005】このようにタイミングローラ前ループの大
きさが変化すると、タイミングローラ前ループを形成し
た後にタイミングローラを回転させて転写部にペーパを
送り出すタイミングに狂いが生じて画像の位置ずれ(レ
ジストずれ)が発生したり、ペーパの先端が正確に揃え
られずに傾斜してタイミングローラから送り出され、画
像の傾斜(スキュー)が発生したりするという問題が生
じる。
【0006】本発明は、上記の事情を鑑みてなされたも
のであり、用紙サイズの大小に係わりなく、一定の大き
さのタイミングローラ前ループを付与できるようにした
タイミングローラ前ループ制御装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送ローラか
ら中間ローラを経てタイミングローラに送り込んだペー
パの先端がタイミングローラに到達した後、所定のオー
バー時間にわたり中間ローラ及び搬送ローラの回転を持
続させ、タイミングローラと中間ローラとの間でペーパ
に所定量の撓みを付与するように中間ローラ及び搬送ロ
ーラの回転を制御する制御手段を備えるタイミングロー
ラ前ループ制御装置において、上記の目的を達成するた
め、次のような手段を講じている。
【0008】即ち、上記制御手段は、搬送されるペーパ
の通紙方向の長さがタイミングローラから搬送ローラま
での搬送経路長さよりも大きい場合と小さい場合とで中
間ローラと搬送ローラとのいずれか一方のオーバー時間
の長さを異ならせるように構成されることを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記構成により、上記制御手段は、搬送される
ペーパの通紙方向の長さがタイミングローラから搬送ロ
ーラまでの搬送経路長さよりも大きい場合と小さい場合
とで中間ローラと搬送ローラとのいずれか一方のオーバ
ー時間の長さを異ならせるように制御する。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示した一実施例を通し
て詳細に説明する。図1は本発明を適用した複写機の内
部構造を示す模式図である。この複写機1においては、
機体2の上部に設けた原稿台ガラス3においた原稿にス
プリットビームを照射し、その反射光を光学系4を介し
て機体2内のほぼ中央に設けた感光体ドラム5に露光さ
せる。感光体ドラム5は図上、時計回り方向に回転しな
がら、その表面の各点に帯電チャージャ6で所定の電荷
を付与され、露光により静電潜像を形成する。静電潜像
は現像器7からトナーを吸着してトナー画像に現像さ
れ、このトナー画像は転写チャージャ8で感光体ドラム
5の表面からペーパに転写される。この後、感光体ドラ
ム5の表面の各点はクリーニング装置9によって清掃さ
れ、イレーサランプ10によって残留電荷を消去されて
から、再び帯電チャージャ6に臨むことになる。
【0011】トナー画像を転写されるペーパは、機体2
の下部に挿抜される給紙カセット11に収納され、機体
2内で給紙カセット11内の図上、上右端部に臨む給紙
ローラ12を図上、反時計回り方向に回転させることに
より上から1枚ずつ繰り出される。ペーパは、給紙ロー
ラ12に沿って上方に向け変えられ、搬送ローラ13の
間を通ってから左方向に転向し、更に中間ローラ14の
間を通ってタイミングローラ15に向かう。タイミング
ローラ15は一旦ペーパの先端をせき止め、感光体ドラ
ム5の回転に同調して所定のタイミングで回転し始めて
ペーパを感光体ドラム5と転写チャージャ8との間の転
写領域16に送り込む。ペーパは、感光体ドラム5から
トナー画像を転写されながら、感光体ドラム5について
回り、分離ベルト17で感光体ドラム5から離別させて
感光体ドラム5の左下方から横方向に延びる搬送ガイド
板18上に送られる。分離ベルト17から搬送ガイド板
18上に送り出されたペーパは、搬送ガイド板18の左
端部に設けた別の搬送ローラ19によって定着装置20
に送り込まれ、定着ローラ21の間を通ることによりト
ナー画像を加熱定着し、定着装置20の左方に設けた排
出ローラ22に送られる。排出ローラ22は、ペーパを
受け取って、機体2の左外側に設けた排紙トレイ23上
に送り出す。
【0012】この複写機では、収納するペーパのサイズ
が異なる複数の給紙カセット11が用意され、オペレー
タがその中の一つを選択して機体2内下部の所定の位置
にセットしたり、セットされている給紙カセット11を
機体2外に取り出したりするようにしてある。ペーパサ
イズは規格されたものであり、その通紙方向の長さは、
図2に示すように、搬送ローラ13から中間ローラ14
を経てタイミングローラ15までの搬送経路長さLより
も短いものと、長いものとがある。また、給紙カセット
11は、収納したペーパの先端(図上、右端)を給紙カ
セット11の右端に揃えるために、後板24を備えてお
り、機体2の下部には、給紙カセット11を装着した時
にその後板24の位置によってペーパサイズが上記搬送
経路長さLよりも短いか長いかを検出するペーパサイズ
入力用センサ25が設けられる。
【0013】また、ペーパの搬送経路には、給紙ローラ
12の直後を通過するペーパによってオンオフされる給
紙センサ26、中間ローラ14の直前を通過するペーパ
によってオンオフされる通紙センサ27、及びタイミン
グローラ15の直前を通過するペーパによってオンオフ
されるタイミングローラ前センサ28が設けられる。こ
の複写機は図3に示す制御装置30を備えている。この
制御装置30は、タイミングローラ前ループ形成時の搬
送ローラ13、中間ローラ14及びタイミングローラ1
5の制御を含めて複写機の各部の動作の制御を行うCP
U31を備えている。
【0014】このCPU31には、入力手段として、タ
イミングローラ前センサ28の接点SW1、タイミング
スイッチSW2、機体2に設けた複写開始指示スイッチ
SW3、ペーパサイズ入力用センサ25の接点SW4が
接続される一方、出力手段として4個のソレノイドSL
1〜SL4が接続される。第1のソレノイドSL1は給
紙ローラ12を駆動し、第2のソレノイドSL2は中間
ローラ14を駆動し、第3のソレノイドSL3はタイミ
ングローラ15を駆動し、第4のソレノイドSL4は搬
送ローラ13を駆動する。
【0015】上記CPU31には制御プログラムとして
図4に示すメインルーチンが組み込まれている。このメ
インルーチンでは、電源投入後初期設定(S1)が行わ
れ、制御プログラムのサイクルタイムを設定する内部タ
イマーをセットしてスタートさせ(S2)、タイミング
ローラ前ループ量制御処理ルーチン(S3)を行い、そ
の他の処理(S4)を行ってから、内部タイマーのカウ
ントが所定値をオーバーすると(S5)、内部タイマー
のセットを行う段階(S2)に戻り、以下同様の手順を
繰り返す。
【0016】上記タイミングローラ前ループ量制御処理
ルーチン(S3)では、図5に示すように、給紙搬送処
理(S301)を行い、ソレノイドSL2をオンにする
ことによる中間ローラ14の駆動等が行われる。次にタ
イミングローラ前センサ28の接点SW1がオンか否か
を判定する(S302)。ペーパの搬送が行われていな
い場合には、ここではオフと判定され、中間ローラ14
のソレノイドSL2のオーバー時間中であることを表す
フラグを「0」にリセットしてから(S312)メイン
ルーチンに戻る。ペーパが搬送されてその先端がタイミ
ングローラ前センサ28を通過すると、その接点SW1
がオンとなるので、これを確認した後(S302)、上
記フラグがセットされているか否かを判定する(S30
3)。
【0017】ペーパの先端がタイミングローラ前センサ
28に到達した時点では、このフラグはセットされてい
ないので、フラグがセットされていないことを確認して
(S303)、ペーパサイズ入力用センサ25の接点S
W4がオフか否かを判定することによりペーパの通紙方
向の長さが搬送ローラ13から中間ローラ14を経てタ
イミングローラ15に至る搬送経路の部分長さLよりも
短いか否かを判定する(S304)。ここで、オンの場
合はペーパサイズが上記部分長さLよりも短い場合であ
り、比較的短いオーバー時間をカウントするタイマーT
1をセットし(S305)、オフの場合にはペーパサイ
ズが上記部分長さLよりも長い場合であり、比較的長い
オーバー時間をカウントするタイマーT2をセットする
(S306)。この後、タイマーT1あるいはタイマー
T2がスタートしたことを表すフラグを「1」にセット
し(S307)、タイマーT1あるいはタイマーT2の
いずれかのカウントが「0」でないことを確認して(S
308)、そのタイマーT1あるいはタイマーT2をカ
ウントダウンしてから(S309)、カウントが「0」
にダウンしたか否かを判定することにより、そのオーバ
ー時間が終了したか否かを判定する(S310)。タイ
マー1あるいはタイマーT2がスタートした直後では、
この判定はオーバー時間が終了していないものとされ、
一旦メインルーチンに戻る。
【0018】この次のサイクルタイムでタイミングロー
ラ前ループ量制御処理ルーチン(S3)に入ると、給紙
搬送処理(S301)を行った後、接点SW1がオンで
あること、フラグが「1」であることが順に確認される
(S302、S303)。フラグが「1」である時には
タイマーT1あるいはタイマーT2がカウント中である
ので、タイマーT1あるいはタイマーT2をセットさせ
ることなく、タイマーT1あるいはタイマーT2のいず
れかのカウントが「0」でないことを確認して(S3
8)、そのタイマーT1あるいはタイマーT2をカウン
トダウンし(S309)、カウントが「0」にダウンし
たか否かを判定する(S310)。そして、オーバー時
間が終了するまでの各サイクルタイムでは、この2回目
のサイクルタイムと同じプログラムが繰り返される。
【0019】オーバー時間が終了する時、すなわち、タ
イマーT1あるいはタイマーT2をカウントダウンして
(S309)、カウントが「0」になったことが確認さ
れた時には(S310)、中間ローラ14のソレノイド
SL2をオフにして(S311)、メインルーチンに戻
る。この後、感光体ドラム5の回転に伴い、タイミング
スイッチSW2がオンになるとタイミングローラ15の
ソレノイドSL3がオンになり、ペーパの後端がタイミ
ングローラ前センサ28を通過し終わって接点SW1が
オフになってからタイミングローラ前ループ量制御処理
ルーチン(S3)に入ると、給紙搬送処理(S301)
を行った後、接点SW1がオフであることが確認され
(S302)、フラグを「0」にリセットしてから(S
312)、メインルーチンに戻ることになる。
【0020】なお、搬送ローラ13のソレノイドSL4
のオーバー時間は、タイマーT1がカウントする比較的
短いオーバー時間と同じにしてある。この複写機におい
て、コピー開始スイッチSW3を押すと、図6に示すよ
うに、駆動モータが始動し、所定のタイミングで給紙ロ
ーラ12のソレノイドSL1、搬送ローラ13のソレノ
イドSL4及び中間ローラ14のソレノイドSL2がオ
ンとなり、これらのローラ12〜14が同調して回転す
る。これにより、ペーパが給紙カセット11から繰り出
され、給紙ローラ12、搬送ローラ13及び中間ローラ
14を経てタイミングローラ15まで繰り出される。
【0021】給紙ローラ12はペーパの後端が給紙セン
サ26を通過してこれをオフにすると停止され、搬送ロ
ーラ13は、ペーパの先端がタイミングローラ前センサ
28の接点SW1を通過してこれをオンに切り換えた
後、比較的短いオーバー時間T1が経過した時に停止さ
せる。中間ローラ14は、タイミングローラ前センサ2
8の接点SW1がオンに切り換えられた後所定のオーバ
ー時間T1またはT2が経過した時に停止させる。
【0022】この後、タイミングスイッチSW2がオン
になるとタイミングローラ15のソレノイドSL3、中
間ローラ14のソレノイドSL2及び搬送ローラ13の
ソレノイドSL4が同時にオンになり、タイミングロー
ラ15、中間ローラ14及び搬送ローラ13によりペー
パが転写領域16に送り込まれる。また、タイミングロ
ーラ15、中間ローラ14及び搬送ローラ13が回転し
ている間に給紙ローラ12を回転させることにより次の
ペーパが給紙カセット11から繰り出され、タイミング
ローラ15まで繰り出される。以後、同様の手順が繰り
返されて複数枚のコピーが順に作成されることになる。
【0023】ここで、ペーパの通紙方向の長さが搬送ロ
ーラ13から中間ローラ14を経てタイミングローラ1
5に至る搬送経路の部分長さLよりも短い場合には、中
間ローラ14のオーバー時間が搬送ローラ13のオーバ
ー時間T1と同じに設定してあるが、搬送ローラ13は
タイミングローラ前ループの大きさに影響を与えること
はない。
【0024】これに対して、ペーパの通紙方向の長さが
上記部分長さLよりも長い場合には、タイミングローラ
15にせき止められたペーパが中間ローラ14と搬送ロ
ーラ13とにかかっている。搬送ローラ13が中間ロー
ラ14と同じタイミングで停止指令をうけた場合、ここ
では、両者のイナーシヤの差異から搬送ローラ13が中
間ローラ14よりも早く停止し、ペーパを引き止めよう
とする。このため、同時に搬送ローラ13と中間ローラ
14とに停止指令を出すと、タイミングローラ前ループ
が十分に大きくならず、先端揃えが不確実になってレジ
ストずれが発生したり、スキューが発生したりするおそ
れがある。
【0025】しかしながら、この複写機では、このよう
な場合に中間ローラ14のオーバー時間を搬送ローラ1
3のオーバー時間T1よりも長いオーバー時間T2に切
り換えるので、搬送ローラ13が停止した後に中間ロー
ラ14の回転が連続して、十分にペーパを中間ローラ1
4とタイミングローラ15との間に送り込み、所要の大
きさのタイミングローラ前ループを形成することがで
き、レジストずれが発生したり、スキューが発生したり
するおそれがなくなる。
【0026】以上の説明では,イナーシヤの差異等によ
って搬送ローラ13が中間ローラ14よりも早く停止
し、搬送ローラ13の停止によりペーパが引き止められ
る場合を説明したが、イナーシヤの差異等によって搬送
ローラ13が中間ローラ14よりも遅く停止し、搬送ロ
ーラ13の停止によりペーパが余分に送られる場合に
は、ペーパの通紙方向の長さが上記部分長さLよりも長
い時に中間ローラ14のオーバー時間T2を搬送ローラ
13のオーバー時間T1よりも短くして、中間ローラ1
4とタイミングローラ15との間に送り込まれるペーパ
の長さを抑えることにより、タイミングローラ前ループ
が過大になることを防止でき、これにより、レジストず
れが発生したり、ペーパの折れ曲がりが発生したりする
ことを防止できる。
【0027】なお、上記タイマT1、T2の値は、例え
ば、あらかじめペーパサイズによってループ量が異なら
ないように設定し、その後、T1とT2との差を一定に
保ったまま増減させて適正なループ量になるように調整
すればよい。また、装置の経時変化等による調整は、通
常上記後者の調整だけを行えばよい。なお、中間ローラ
14のオーバー時間を一定にし、搬送ローラ13のオー
バー時間をペーパサイズに対応して長短切り換えても同
様の効果が得られる。
【0028】もちろん、本発明は、搬送ローラ13の回
転がワンウェイクラッチによって一方向に規制されてい
る場合にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、搬送ロ
ーラあるいは中間ローラのオーバー時間をペーパサイズ
に対応して長短切り換えすることにより、タイミングロ
ーラにせき止められたペーパの後端が搬送ローラにかか
っているか否かに係わらず、オーバー時間に中間ローラ
からタイミングローラの間に送り込まれるペーパの長さ
をほぼ一定に規制することができ、タイミングローラ前
ループの大きさを一定にすることができる。その結果、
いわゆる、レジストずれ、スキュー等の印刷不良が発生
することを確実に防止できるとともに、用紙折れも防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される複写機の内部構造を示す模
式図てある。
【図2】上記複写機に使用されるペーパのサイズと搬送
ローラとの関係を示す説明図である。
【図3】上記複写機の制御装置のブロック図である。
【図4】上記制御装置のCPUが実行するメインルーチ
ンのフロー図である。
【図5】上記制御装置のCPUが実行するタイミングロ
ーラ前ループ量制御処理ルーチンのフロー図である。
【図6】上記複写機の動作タイミング図である。
【符号の説明】
13 搬送ローラ 14 中間ローラ 15 タイミングローラ 30 制御装置 L タイミングローラから搬送ローラまでの搬送経路
長さ T1 オーバー時間 T2 オーバー時間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ローラから中間ローラを経てタイミ
    ングローラに送り込んだペーパの先端がタイミングロー
    ラに到達した後、所定のオーバー時間にわたり中間ロー
    ラ及び搬送ローラの回転を持続させ、タイミングローラ
    と中間ローラとの間でペーパに所定量の撓みを付与する
    ように中間ローラ及び搬送ローラの回転を制御する制御
    手段を備えるタイミングローラ前ループ制御装置におい
    て、上記制御手段は、搬送されるペーパの通紙方向の長
    さがタイミングローラから搬送ローラまでの搬送経路長
    さよりも大きい場合と小さい場合とで中間ローラと搬送
    ローラとのいずれか一方のオーバー時間の長さを異なら
    せるように構成されることを特徴とする、タイミングロ
    ーラ前ループ制御装置。
JP3113550A 1991-05-17 1991-05-17 タイミングローラ前ループ制御装置 Expired - Lifetime JP2995904B2 (ja)

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