JPH04251867A - 複写機 - Google Patents

複写機

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Publication number
JPH04251867A
JPH04251867A JP3026879A JP2687991A JPH04251867A JP H04251867 A JPH04251867 A JP H04251867A JP 3026879 A JP3026879 A JP 3026879A JP 2687991 A JP2687991 A JP 2687991A JP H04251867 A JPH04251867 A JP H04251867A
Authority
JP
Japan
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paper
printing
document
printing paper
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP3026879A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Shirosugi
白杉 浩司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3026879A priority Critical patent/JPH04251867A/ja
Publication of JPH04251867A publication Critical patent/JPH04251867A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿搬送機構を備えた
複写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の複写機では、一般的に自動的に原
稿を分離搬送する原稿搬送機構であるADF(Auto
matic  Document  Feeder)を
備えて処理性や操作性を向上させたものが多くなってお
り、ADFのような周辺機を使用した時でもコピー速度
が下がらないような工夫がなされている。例えば、本出
願人が出願した特願平1−65424号には、ADFを
使用する際、原稿挿入口から画像読取部に至る原稿の搬
送時間よりも、用紙供給部から用紙搬送機構の一部であ
るレジストローラ部までの印刷用紙の搬送時間のほうが
長い場合には、原稿の搬送タイミングより印刷用紙の搬
送タイミングを先行させることが提案されている。つま
り、複写機に転写開始が入力されると、印刷用紙の搬送
を開始させてからADFにて原稿の搬送を開始させると
いうものである。このようなタイミング制御を行なうこ
とで、印刷用紙がリピートコピー時と同じようなタイミ
ングで次搬送が行われるので、時間の無駄が解消される
ことになる。さらに、原稿搬送タイミングを露光終了タ
イミングに合わせれば、露光終了時から露光開始時まで
の間に原稿の搬送が終了すればよく、原稿入替え時の無
駄な時間がなくなり、やはり、リピートコピー時と同程
度の速度でコピーできるものとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように印刷用紙
の搬送を原稿の搬送に先行させることで、転写動作が高
速な複写機を得ることができる。
【0004】しかし、このように印刷用紙の搬送が原稿
の搬送に先行する複写機では、ADFで搬送中の原稿に
ジャム等の搬送不良が生じたときには、既に搬送が開始
された印刷用紙が転写部を通過する際に中途半端な画像
が印刷されるので、このミスコピーによる印刷用紙の無
駄使いが発生することになる。
【0005】そこで、このような課題を解決する手段と
しては、本出願人が特願平2−18360号として出願
した複写機の動作制御方法が存する。これは、ADFで
搬送中の原稿にジャム等の搬送不良が生じると感光体上
の静電潜像を露光で消去する潜像消去手段を設け、既に
搬送が開始された印刷用紙が転写部を通過してもミスコ
ピーが発生しないようになっている。このようにするこ
とで、用紙排出部に排出される印刷用紙には不要な画像
が印刷されていないので、これを用紙供給部に格納する
ことで画像転写に再利用することができる。
【0006】しかし、実際には印刷用紙を用紙供給部で
ある給紙トレイや給紙カセット内に格納する作業は煩雑
であり、このような作業を一枚の印刷用紙のために行な
うことは好ましくない。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿挿入部から画像読取部を介して原稿排出部まで原稿
を搬送する原稿搬送機構を設け、この原稿搬送機構で画
像読取部に搬送された前記原稿の画像の反射光を感光体
上に結像して静電潜像を形成する露光光学系を設け、こ
の露光光学系で前記感光体上に形成された静電潜像を現
像する現像器を設け、この現像器で現像された転写像の
転写が実行される画像転写部を介して用紙供給部から用
紙排出部まで印刷用紙を搬送する用紙搬送機構を設け、
この用紙搬送機構の動作により画像転写部から用紙排出
部に向かう印刷用紙を反転させて画像転写部に再度搬送
する用紙反転機構を設け、この用紙反転機構を印刷用紙
の表面に印刷を行なう片面印刷時は休止状態として印刷
用紙の裏面に印刷を行なう両面印刷時は駆動状態とする
印刷状態切換手段を設けた複写機において、原稿搬送機
構の動作エラーを検知する搬送不良検知手段を設け、こ
の搬送不良検知手段の検知出力に従って現像器に至る感
光体上の静電潜像を消去する潜像消去手段を設け、この
潜像消去手段の作動と共に印刷状態切替手段の駆動制御
で片面印刷時の印刷用紙を用紙反転機構内に保持すると
共に両面印刷時の印刷用紙を用紙排出部に搬送する用紙
選別手段を設けた。
【0008】請求項2記載の発明は、用紙選別手段の駆
動制御で用紙反転機構内に保持された印刷用紙を搬送不
良検知手段の検知出力の終了後の印刷開始時に画像転写
部に搬送する用紙再利用手段を設けた。
【0009】請求項3記載の発明は、原稿挿入部から画
像読取部を介して原稿排出部まで原稿を搬送する原稿搬
送機構を設け、この原稿搬送機構で画像読取部に搬送さ
れた前記原稿の画像の反射光を感光体上に結像して静電
潜像を形成する露光光学系を設け、この露光光学系で前
記感光体上に形成された静電潜像を現像する現像器を設
け、この現像器で現像された転写像の転写が実行される
画像転写部を介して用紙供給部から用紙排出部まで印刷
用紙を搬送する用紙搬送機構を設けた複写機において、
原稿搬送機構の動作エラーを検知する搬送不良検知手段
を設け、この搬送不良検知手段の検知出力に従って用紙
搬送機構の駆動制御で用紙供給部から画像転写部に向か
う印刷用紙の搬送を中止する不良印刷防止手段を設けた
【0010】請求項4記載の発明は、不良印刷防止手段
の駆動制御で搬送が中止された印刷用紙を搬送不良検知
手段の検知出力の終了後の印刷開始時に画像転写部に搬
送する搬送再開手段を設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は、原稿搬送機構の動作エ
ラーを検知する搬送不良検知手段を設け、この搬送不良
検知手段の検知出力に従って現像器に至る感光体上の静
電潜像を消去する潜像消去手段を設け、この潜像消去手
段の作動と共に印刷状態切替手段の駆動制御で片面印刷
時の印刷用紙を用紙反転機構内に保持すると共に両面印
刷時の印刷用紙を用紙排出部に搬送する用紙選別手段を
設けたことで、搬送される原稿にジャムが発生すると、
片面印刷時は画像転写部に搬送された印刷用紙に画像が
転写されることがなく、白紙のままの印刷用紙が用紙反
転機構内に保持されるので、利用者が印刷用紙を用紙カ
セットや用紙トレーに再度格納するような煩雑な作業を
要することなく印刷用紙を再利用することが可能であり
、また、片面に印刷を完了した両面印刷時の印刷用紙は
自動的に機器から排出されるので、作業者が再利用の可
能な印刷用紙と不能な印刷用紙とを選別するような煩雑
な作業が不要である。
【0012】請求項2記載の発明は、用紙選別手段の駆
動制御で用紙反転機構内に保持された印刷用紙を搬送不
良検知手段の検知出力の終了後の印刷開始時に画像転写
部に搬送する用紙再利用手段を設けたことで、原稿ジャ
ムの発生と共に用紙反転機構内に保持された白紙の印刷
用紙が自動的に次の印刷に利用されるので、利用者が印
刷用紙を用紙カセットや用紙トレーに再度格納するよう
な煩雑な作業を要することなく印刷用紙を再利用するこ
とが可能である。
【0013】請求項3記載の発明は、原稿搬送機構の動
作エラーを検知する搬送不良検知手段を設け、この搬送
不良検知手段の検知出力に従って用紙搬送機構の駆動制
御で用紙供給部から画像転写部に向かう印刷用紙の搬送
を中止する不良印刷防止手段を設けたことで、搬送され
る原稿にジャムが発生すると、白紙のままの印刷用紙が
画像転写部に至る用紙搬送路上に保持されるので、利用
者が印刷用紙を用紙カセットや用紙トレーに再度格納す
るような煩雑な作業を要することなく印刷用紙を再利用
することが可能である。
【0014】請求項4記載の発明は、不良印刷防止手段
の駆動制御で搬送が中止された印刷用紙を搬送不良検知
手段の検知出力の終了後の印刷開始時に画像転写部に搬
送する搬送再開手段を設けたことで、原稿ジャムの発生
と共に画像転写部に至る用紙搬送路上に保持された白紙
の印刷用紙が、自動的に次の印刷に利用されるので、利
用者が印刷用紙を用紙カセットや用紙トレーに再度格納
するような煩雑な作業を要することなく印刷用紙を再利
用することが可能である。
【0015】
【実施例】請求項1及び2記載の発明の実施例を図1な
いし図13に基づいて説明する。まず、本発明のADF
付き複写機は、図3に例示するように、複写機本体1上
に原稿搬送機構であるADF2が搭載されており、前記
複写機本体1の側面部にはサイズ別の印刷用紙3を収納
した用紙供給部である給紙カセット4〜6が装備されて
いる。
【0016】ここで、前記ADF2は、原稿7を載置す
る原稿載置台8、原稿検出器9、ADF給紙コロ10、
搬送不良検知手段となるレジスト検出器11、コンタク
トガラス12、搬送ベルト13等を備えている。また、
前記複写機本体1内には前記コンタクトガラス12上に
セットされた原稿7を露光走査する露光光学系14が設
けられており、この露光光学系14は、前記原稿7を照
明する露光ランプ15と原稿7の反射光を反射する第1
〜3のミラー16〜18とからなるスキャナ19、及び
、スキャナ19からの反射光をドラム形の感光体20の
表面に結像させるレンズ21やミラー22等により構成
されている。さらに、前記複写機本体1内には、前記給
紙カセット4〜6の給紙側に位置する用紙搬送機構であ
る給紙コロ23と前記感光体20の直前に配置された用
紙搬送機構であるレジストローラ24とが設けられてい
る。そして、このレジストローラ24よりも上流側であ
って露光位置よりも下流側には、感光体幅相当の長さを
有して潜像消去手段となるイレースランプ25と、現像
時に現像バイアスが印加される現像器26とが順に設け
られ、レジストローラ24よりも下流には転写チャージ
ャ27が設けられて用紙排出部に至る画像転写部を形成
している。
【0017】つぎに、本実施例の複写機の制御系の概略
構成を、図4にブロック図として例示する。まず、CP
U(Central  Processing  Un
it)30、RAM(RandomAccess  M
emory)31、ROM(Read  Only  
Memory)32、入出力ポートバッファ33,34
等からなるマイクロコンピュータを用いた制御部が設け
られており、前記CPU30のT×D,R×D,CP2
端子間でシリアル通信することにより前記ADF2、露
光光学系14を単独に制御するマイクロコンピュータが
設けられている。このシリアル通信は、PC2の出力が
Hレベルの時はADF2と複写機の前記制御部とが交信
を行い、PC2の出力がLレベルの時は露光光学系14
と複写機の前記制御部とが交信を行うように構成されて
いる。ここで、ADF2のマイクロコンピュータは、複
写機の制御部から送信されてくるデータにより、原稿7
の給排紙処理及びジャム検知を行う。一方、露光光学系
14のマイクロコンピュータは、複写機の制御部から送
信されてくるデータにより、スキャナ19やミラー22
を駆動制御する。なお、この複写機では、前記CPU3
0に用紙選別手段や用紙再利用手段や不良印刷防止手段
や搬送再開手段等がファームウェアなどで形成されてい
る。
【0018】なお、上記した複写機の前記制御部は、こ
こではパルステーブルコントロールされており、感光体
20の回転に同期したパルスを発生させるパルス発振器
35が前記CPU30に接続され、このCPU30に入
力されたパルスはカウンタによりカウントされる。なお
、これらのカウンタとしては、給紙カウンタとコピーカ
ウンタと給紙枚数カウンタとの三種のカウンタが設けら
れている。
【0019】さらに、この複写機には、図3に例示する
ように、前記感光体20と前記転写チャージャ27との
間の画像転写部から用紙排出部に向かう用紙搬送路36
に、前記印刷用紙3を反転させて画像転写部に再度搬送
する用紙反転機構が連結されている。ここで、この用紙
反転機構は、前記用紙搬送路36との間に回動自在に軸
支されて前記印刷用紙3の移動方向を切替える可動ガイ
ド37や、前記印刷用紙3を一時的に保持してスイッチ
バックさせる内部カセット38及びフィードローラ39
等で形成されており、これらの部材37〜39の動作を
制御する印刷状態切換手段や用紙選別手段及び用紙再利
用手段が前記CPU30にファームウェアなどで形成さ
れている。
【0020】このような構成において、本実施例におけ
る原稿7と印刷用紙3との搬送のタイミング制御等は、
前述した本出願人既提案方式をベースとして行なわれる
。まず、基本的なコピーシーケンス動作制御を図2のタ
イミングチャートを参照して説明する。原稿7と印刷用
紙3とをセットした後、プリントスイッチを押すと、一
枚目の原稿7の搬送が開始される。原稿7の搬送が開始
されて“G”時間経過すると、通常は、原稿7がレジス
ト検出器11の位置に到達しているので、ここで原稿7
の不送りジャムチェック(搬送不良検知)を行う。さら
に、ADF2から送信される原稿サイズデータ、ジャム
検知データに基づいて搬送すべき印刷用紙3が決定され
ると共に決定された印刷用紙3に対応する給紙コロ23
が回転を始めて何れかの給紙カセット4〜6から印刷用
紙3の搬送が開始される。なお、ジャム発生時には印刷
用紙3の搬送は行われない。印刷用紙3の搬送が開始さ
れて“I”時間経過すると印刷用紙3の先端部がレジス
トローラ24に達すると共に給紙コロ23の回転が停止
される。また、給紙コロ23が回転を停止する“D”時
間前にスキャナ19がスタートし、原稿7の露光走査が
開始され、静電潜像が形成される。一方、スキャナ19
がスタートして“E”時間経過後にレジストローラ24
が回転を始めて印刷用紙3を感光体20側に送り、感光
体20上の画像が印刷用紙3に転写される。
【0021】一枚目の原稿7について設定枚数のコピー
が終了すると、その原稿7のコンタクトガラス12上か
らの排紙、及び二枚目の原稿7のコンタクトガラス12
上への搬送が、スキャナ19のリターンタイミングで行
われる。かつ、二枚目の原稿7に対する一枚目の印刷用
紙3の搬送はリピートコピー時における搬送に要する時
間“H”のタイミングで行われる。また、スキャナ19
のスタートタイミングは原稿給紙が終了する“D”時間
前となるように設定されており、原稿7がコンタクトガ
ラス12上の所定の位置に停止したときにスキャナ19
が原稿7の先端部を露光するように設定されている。さ
らに、二枚目の原稿7の搬送が開始される前に印刷用紙
3の搬送が開始されており、この印刷用紙3の搬送はス
キャナ19のスタート時には終了している。ここで、“
J”は原稿7の搬送を開始してから一枚目の印刷用紙3
へのコピーが終了するまでの時間であり、“A”は原稿
7の搬送が行われた際におけるスキャナ19の休止時間
である。なお、“A”時間は“D”時間と等しい時間で
ある。
【0022】また、図2に例示するように、イレースラ
ンプ25はスキャナ19の移動量に応じてオン/オフ制
御され、感光体20上の不要な電荷、即ち非画像部に形
成された静電潜像の消去(先・後端イレース及びサイド
イレース)が行なわれる。ここで、ADF2において原
稿7が搬送不良を生じた場合の処理を図1を参照して説
明する。まず、原稿7の一枚目搬送のときは、原稿7の
搬送後に印刷用紙3の搬送を行うものであり、上記説明
の場合と同じである。例えば、図1に例示するように、
原稿7の二枚目搬送において“G”時間経過後に原稿7
がレジスト検出器11に到達していないと、ADF2は
不送りジャムと判断して複写機本体1のCPU30へジ
ャムデータを送信する。そして、この不送りジャムデー
タを受信した複写機本体1側では、未だ、スキャナスタ
ートタイミングになっていないためスキャナ19は駆動
されないままとなる。この結果、当然、先端イレースタ
イミングにもならないので、原稿7の一枚目コピー終了
後に露光光学系14より送信された後端イレースタイミ
ングによりイレースランプ25はイレースランプが全て
点灯しており、感光体20上の静電潜像は全て消去され
ることになる。また、この場合はスキャナ19が駆動さ
れていないため、露光光学系14によりレジストタイミ
ングが来ないので、複写機本体1が原稿7のジャムであ
ることと印刷用紙3がレジストローラ24位置にあるこ
ととを確認した後、レジストローラ24が駆動される。 この時、本発明の複写機では、CPU30の制御により
可動ガイド37が作動し、動作モードが片面印刷の場合
は印刷用紙3は内部カセット38に搬送されて保持され
る。そして、使用者がジャムした原稿7をセットしなお
すなどしてレジスト検出器11の検知出力が終了すると
、この後の印刷開始時には内部カセット38内の印刷用
紙3が画像転写部に搬送される。また、動作モードが両
面印刷の場合は、第一面に印刷を行なう片面印刷時は上
述と同様な処理が行なわれ、第一面への印刷を完了して
第二面に印刷を行なう両面印刷時は印刷用紙3は複写機
本体1から排出される。
【0023】このようにすることで、この複写機では、
片面印刷時は画像転写部に搬送された印刷用紙3に画像
が転写されることがなく、白紙のままの印刷用紙3が内
部カセット38に保持されて自動的に次の印刷に利用さ
れるので、利用者が印刷用紙3を用紙カセット4〜6に
再度格納するような煩雑な作業を要することなく印刷用
紙3を再利用することができる。また、片面に印刷を完
了した両面印刷時の印刷用紙3は自動的に複写機本体1
から排出されるので、作業者が使用不能な印刷用紙3を
選別する必要がない。
【0024】なお、図1に例示するように、ADF2に
おける原稿不送りジャムの検知をスキャナスタートタイ
ミングの前にはできない場合でも、スキャナ19のスタ
ート位置から静電潜像を開始する位置(つまり、コンタ
クトガラス12上の原稿先端位置)までは、ある程度(
実際的には38〜90mmで、時間にすれば約150〜
400msec)の距離があるため、スキャナスタート
から静電潜像形成を開始する位置までスキャナ19が移
動する間に(実際には、スキャナスタート位置から露光
光学系14から先端イレースタイミングが送信されてく
るまでの間でよい)、ADF2の原稿不送りジャムが検
知できれば、露光光学系14から先端イレースタイミン
グが送信されてきても複写機本体1は原稿不送りジャム
を検知しているので、先端イレースタイミングを無視し
てイレースランプ25を全点灯させておくことができる
【0025】なお、このようなコピー動作制御を実行す
るためのフローチャートを図5ないし図13に例示する
。まず、図5のフローチャートに例示するように、プリ
ントスイッチをオンさせると、ADF2へ原稿搬送信号
を送信する原稿搬送処理と、複写機の駆動源であるメイ
ンモータの駆動と、コピーシーケンス制御用の給紙カウ
ンタとコピーカウンタとがクリアされる。つぎに、図6
のフローチャートに例示するように、原稿搬送処理が行
われるとADF2からADFジャム検OK信号が送信さ
れ、同時に原稿ジャムの判定信号も送信される。そして
、原稿ジャムでない場合は、図7に示すパルステーブル
:Aの処理を行わせるために給紙カウンタのカウントア
ップフラグがオンされる。なお、原稿ジャムの場合は、
原稿ジャム処理を行う。そして、給紙カウンタのカウン
トアップフラグがオンされると、図8に示す給紙カウン
タ処理が行われ、感光体20同期のパルス発振器35か
ら発生するパルスがCPU30に入力されるごとに給紙
カウンタが加算される。このように給紙カウンタが加算
されることにより、図7のパルステーブル:Aにより、
給紙カウンタのカウント値(以下、給紙カウンタ値と略
す)と設定値との比較が行われ、同数になったときに各
々の定められた以下の処理を行う。
【0026】まず、給紙カウンタ値が“1”になると、
搬送した印刷用紙3の枚数をカウントする給紙枚数カウ
ンタが加算され、さらに、給紙カウンタ値が“10”に
なると、給紙コロ23が駆動されて印刷用紙3の給紙が
開始される。そして、給紙カウンタ値が“200”にな
ると、コピーOKフラグがオンされ、図9に例示するフ
ローチャートによりコピーカウンタのカウントアップフ
ラグがオンされ、さらに、図10に例示するフローチャ
ートによりパルス発振器35から発生するパルスがCP
U30に入力されるごとにコピーカウンタが加算される
。そして、給紙カウンタ値が“250”になると、給紙
コロ23が停止されるために印刷用紙3の送りが停止さ
れ、さらに、給紙カウンタのカウントアップフラグをオ
フにして給紙カウンタの加算を停止させる。なお、給紙
カウンタの加算を再度スタートさせるのは印刷用紙3が
進行するときであり、図13のフローチャートに例示す
るように、露光光学系14からのデータ受信に基づいて
レジストローラ24を駆動するときである。つまり、レ
ジストタイミングの信号を受信したときに、レジストロ
ーラ24を駆動させると共に給紙カウンタのカウントア
ップフラグをオンにする。そして、給紙カウンタ値が“
300”になると、次給紙タイミングのため、以下のこ
とを行う。まず、リピート中か否かを判断すべく、給紙
枚数カウンタのカウンタ値(以下、給紙枚数カウンタ値
と略す)とセット枚数との比較を行い、同じでなければ
リピートコピー中であるため給紙カウンタをクリアし、
パルステーブル:Aの処理を再度行う。また、同じであ
れば、リピートコピー終了であるため、次原稿に対する
コピーの準備として、給紙枚数カウンタをクリアし、A
DF2の原稿載置台8上における原稿7の有無をチェッ
クする。原稿7が無ければそのままコピー動作を終了す
る。原稿7が有れば、原稿二枚目フラグをオンし、給紙
カウンタをクリアする。ここで、原稿二枚目フラグをオ
ンすることにより、次原稿の給紙処理は、図12に例示
するパルステーブル:Cにより行われる。また、次原稿
に対する印刷用紙3の搬送は、給紙カウンタがクリアさ
れるため、前原稿のリピートコピーと同じタイミングで
行われる。
【0027】つぎに、図10において説明したように給
紙カウンタ値が“200”になるとコピーカウンタが加
算されるため、給紙カウンタ値が“200”になった時
点から図11に例示するパルステーブル:Bの処理が開
始され、コピーカウンタのカウント値(以下、コピーカ
ウンタ値と略す)と設定値との比較が行われ、同数にな
ったときに各々定められた処理を行う。なお、コピーカ
ウンタを用いるパルステーブル処理は、図12に示すパ
ルステーブル:Cもあるが、この二種の動作条件は、原
稿二枚目のフラグの状態により決まる。つまり、一枚目
の原稿におけるコピーカウンタの処理は、パルステーブ
ル:Bのみで行い、二枚目原稿の処理はパルステーブル
:Cにより行い、原稿の給紙時間待った後、つまり、コ
ピーカウンタ値が“50”になったら、コピーカウンタ
をクリアすると共に原稿二枚目フラグをオフにし、後の
コピーカウンタの処理をパルステーブル:Bにより行わ
せる。また、パルステーブル:Bは、搬送制御用のパル
ステーブル:Aと同じようにコピーカウンタが“300
”になると、次コピーのリピートタイミングとなるため
、給紙枚数カウンタ値とセット枚数との比較を行い、同
数であればそのままコピー動作を終了し、同数でなけれ
ば、パルステーブル:Aでオンされる。コピーOKフラ
グがオンしていればコピーOKフラグをオフすると共に
コピーカウンタをクリアし、次コピーの処理を開始する
。また、コピーOKフラグがオフ(ペーパーエンド等に
より印刷用紙3が搬送されない等)であれば、そのまま
コピー動作を終了する。ここに、図11に示すパルステ
ーブル:Bにおいては、原稿搬送完了前のコピーカウン
タが“20”の時点で、原稿ジャムの有無をチェックし
、この段階で原稿ジャムがあればスキャナ19をスター
トさせることなく、後処理に移行する。また、プロセス
が進行し、帯電チャージャON後にコピーカウンタ値が
“100”になると、再度原稿ジャムの有無及びレジス
トローラ24部の印刷用紙3有無がチェックされ、原稿
ジャムが発生し、印刷用紙3がレジストローラ24部分
に存在する場合には、レジストローラ24が駆動されて
画像転写部に搬送されると共に、給紙カウンタのカウン
トアップフラグをオンさせ、給紙カウンタ処理を行わせ
る。また、動作モードが片面印刷か両面印刷かを判定し
、この判定結果に従って可動ガイド37を駆動して印刷
用紙3の移動方向を決定する。そして、この後に前述し
たコピーカウンタ値が“300”以降の処理が行なわれ
る。
【0028】ここで、図12に例示する光学系データ受
信の処理は、露光光学系14より送信してくる信号ごと
にそれに対応して行われる。また、露光光学系14から
の信号は、パルステーブル:Bにおけるコピーカウンタ
値が“20”になったときにスキャナスタート処理によ
りスキャナ19が駆動されるので、スキャナ19の駆動
中に各々のタイミングに応じて送信される。なお、上述
のような動作制御において、原稿ジャムに起因するイレ
ースランプ25の全点灯による静電潜像消去時には、現
像器26において現像バイアスが印加され、感光体20
の表面電位よりも現像電位を高くすることで、トナーが
感光体20の表面に付着しにくくなり、より確実な白紙
コピー化が可能となる。
【0029】つぎに、請求項3及び4記載の発明の実施
例を図14及び図15に基づいて説明する。なお、本実
施例の複写機では、例えば、用紙搬送機構であるレジス
トローラ24を駆動制御する不良印刷防止手段や、この
不良印刷防止手段の駆動制御で停止したレジストローラ
24の駆動を再開する搬送再開手段がCPU30にファ
ームウェアなどで形成されており、ADF2にジャムが
発生した場合の処理動作が異なっている他は主な構造や
機能は上述した複写機と略同様になっている。
【0030】このような構成において、この複写機では
、ADF2にジャムが生じると、イレースランプ25に
より感光体20上の静電潜像が消去され、CPU30の
制御によりレジストローラ24の駆動が中断されて印刷
用紙3が画像転写部に至る途中で保持される。そこで、
使用者がジャムした原稿7をセットしなおすなどしてレ
ジスト検出器11の検知出力が終了すると、この後の印
刷開始時にはレジストローラ24等の位置に保持された
印刷用紙3が画像転写部に搬送される。
【0031】このようにすることで、この複写機では、
ADF2にジャムが生じると白紙のままの印刷用紙3が
画像転写部より上流の用紙搬送路上に保持されて自動的
に次の印刷に利用されるので、利用者が印刷用紙3を用
紙カセット4〜6に再度格納するような煩雑な作業を要
することなく印刷用紙3を再利用することができる。
【0032】なお、ADF2における原稿不送りジャム
の検知を、スキャナスタートタイミングの前にはできな
い場合でも、スキャナ19がスタートを開始してレジス
トローラ24が駆動を開始する位置までは、ある程度(
実際的には35〜90mmで、時間にすれば約150〜
400msec)の距離があるため、スキャナスタート
から静電潜像形成を開始する位置までスキャナ19が移
動する間に(実際には、スキャナスタート位置から露光
光学系14からレジストタイミングが送信されてくるま
での間でよい)、ADF2の原稿不送りジャムが検知で
きれば、露光光学系14からレジストタイミングが送信
されてきても、複写機本体1は原稿不送りジャムを検知
しているので、レジストタイミングを無視してレジスト
ローラ24の駆動を停止することができる。
【0033】なお、図14のフローチャートに例示する
ように、この複写機では、“レジスト部紙有りフラグ”
がオンしている時は、給紙枚数カウンタの加算及び給紙
コロ23の駆動は行なわず、給紙カウンタ値が“200
”になると、“コピーOKフラグ”をオンすると共に、
“レジスト部紙有りフラグ”をオフし、この後は図1な
いし図13に基づいて説明した複写機と同様な処理を行
なう。つまり、“レジスト部紙有りフラグ”がオンして
いる時は、印刷用紙3の給紙動作は行なわずに“コピー
OKフラグ”のみをオンすることになる。
【0034】また、図15のフローチャートに例示する
ように、この複写機は前述の複写機と同様に、原稿給紙
完了前のコピーカウンタ“20”の時点で原稿ジャムが
あればスキャナ19をスタートさせることなく後処理に
移行する。つまり、プロセスが進行して帯電チャージャ
のオン後にコピーカウンタ値が“300”になると、再
度原稿ジャムの有無がチェックされ、原稿ジャムが発生
している場合には、印刷用紙3の給紙枚数がセット枚数
と一致しなくとも無条件に次コピー処理を中断すると共
に“レジスト部紙有りフラグ”をオンするので、この時
点でレジストローラ24の位置に印刷用紙3が保持され
ることになる。また、コピーカウンタ値が“300”に
なった時点で原稿ジャムが発生していない場合には、印
刷用紙3の給紙枚数とセット枚数が一致するまでコピー
処理が実行される。
【0035】このようにすることで、原稿ジャム発生時
のミスコピーとなる印刷用紙3をレジストローラ24の
位置に保持して原稿ジャム処理であるのコピー動作で使
用できるので、ミスコピーの発生が自動的に防止される
ことになる。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、原稿挿入部から
画像読取部を介して原稿排出部まで原稿を搬送する原稿
搬送機構を設け、この原稿搬送機構で画像読取部に搬送
された前記原稿の画像の反射光を感光体上に結像して静
電潜像を形成する露光光学系を設け、この露光光学系で
前記感光体上に形成された静電潜像を現像する現像器を
設け、この現像器で現像された転写像の転写が実行され
る画像転写部を介して用紙供給部から用紙排出部まで印
刷用紙を搬送する用紙搬送機構を設け、この用紙搬送機
構の動作により画像転写部から用紙排出部に向かう印刷
用紙を反転させて画像転写部に再度搬送する用紙反転機
構を設け、この用紙反転機構を印刷用紙の表面に印刷を
行なう片面印刷時は休止状態として印刷用紙の裏面に印
刷を行なう両面印刷時は駆動状態とする印刷状態切換手
段を設けた複写機において、原稿搬送機構の動作エラー
を検知する搬送不良検知手段を設け、この搬送不良検知
手段の検知出力に従って現像器に至る感光体上の静電潜
像を消去する潜像消去手段を設け、この潜像消去手段の
作動と共に印刷状態切替手段の駆動制御で片面印刷時の
印刷用紙を用紙反転機構内に保持すると共に両面印刷時
の印刷用紙を用紙排出部に搬送する用紙選別手段を設け
たことにより、搬送される原稿にジャムが発生すると、
片面印刷時は画像転写部に搬送された印刷用紙に画像が
転写されることがなく、白紙のままの印刷用紙が用紙反
転機構内に保持されるので、利用者が印刷用紙を用紙カ
セットや用紙トレーに再度格納するような煩雑な作業を
要することなく印刷用紙を再利用することが可能であり
、また、片面に印刷を完了した両面印刷時の印刷用紙は
自動的に機器から排出されるので、作業者が再利用の可
能な印刷用紙と不能な印刷用紙とを選別するような煩雑
な作業も不要であり、煩雑な作業を要することなく印刷
用紙の無駄が防止される複写機を得ることができる等の
効果を有するものである。
【0037】請求項2記載の発明は、用紙選別手段の駆
動制御で用紙反転機構内に保持された印刷用紙を搬送不
良検知手段の検知出力の終了後の印刷開始時に画像転写
部に搬送する用紙再利用手段を設けたことにより、原稿
ジャムの発生と共に用紙反転機構内に保持された白紙の
印刷用紙が自動的に次の印刷に利用されるので、利用者
が印刷用紙を用紙カセットや用紙トレーに再度格納する
ような煩雑な作業を要することなく印刷用紙を再利用す
ることが可能であり、煩雑な作業を要することなく印刷
用紙の無駄が防止される複写機を得ることができる等の
効果を有するものである。
【0038】請求項3記載の発明は、原稿挿入部から画
像読取部を介して原稿排出部まで原稿を搬送する原稿搬
送機構を設け、この原稿搬送機構で画像読取部に搬送さ
れた前記原稿の画像の反射光を感光体上に結像して静電
潜像を形成する露光光学系を設け、この露光光学系で前
記感光体上に形成された静電潜像を現像する現像器を設
け、この現像器で現像された転写像の転写が実行される
画像転写部を介して用紙供給部から用紙排出部まで印刷
用紙を搬送する用紙搬送機構を設けた複写機において、
原稿搬送機構の動作エラーを検知する搬送不良検知手段
を設け、この搬送不良検知手段の検知出力に従って用紙
搬送機構の駆動制御で用紙供給部から画像転写部に向か
う印刷用紙の搬送を中止する不良印刷防止手段を設けた
ことにより、搬送される原稿にジャムが発生すると、白
紙のままの印刷用紙が画像転写部に至る用紙搬送路上に
保持されるので、利用者が印刷用紙を用紙カセットや用
紙トレーに再度格納するような煩雑な作業を要すること
なく印刷用紙を再利用することが可能であり、煩雑な作
業を要することなく印刷用紙の無駄が防止される複写機
を得ることができる等の効果を有するものである。
【0039】請求項4記載の発明は、不良印刷防止手段
の駆動制御で搬送が中止された印刷用紙を搬送不良検知
手段の検知出力の終了後の印刷開始時に画像転写部に搬
送する搬送再開手段を設けたことにより、原稿ジャムの
発生と共に画像転写部に至る用紙搬送路上に保持された
白紙の印刷用紙が、自動的に次の印刷に利用されるので
、利用者が印刷用紙を用紙カセットや用紙トレーに再度
格納するような煩雑な作業を要することなく印刷用紙を
再利用することが可能であり、煩雑な作業を要すること
なく印刷用紙の無駄が防止される複写機を得ることがで
きる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び2記載の発明の実施例を示すジャ
ム時の動作のタイミングチャートである。
【図2】正常時の動作のタイミングチャートである。
【図3】複写機の一般的構造を示す正面図である。
【図4】制御系を示すブロック図である。
【図5】原稿一枚目搬送の処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図6】原稿ジャム検受信の処理ルーチンを示すフロー
チャートである。
【図7】パルステーブル:Aの処理ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】給紙カウンタ処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図9】コピーOKフラグ処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図10】コピーカウンタ処理ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【図11】パルステーブル:Bの処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図12】パルステーブル:Cの処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図13】光学系データ受信の処理ルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図14】請求項3及び4記載の発明の実施例を示すパ
ルステーブル:Aの処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図15】パルステーブル:Bの処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
2            原稿搬送機構3     
       印刷用紙 4〜6        用紙供給部 7            原稿 11          搬送不良検知手段14   
       結像光学系 20          感光体 23,24    用紙搬送機構 25          潜像消去手段26     
     現像器 30          印刷状態切替手段かつ用紙選
別手段かつ用紙再利用手段かつ不良印刷防止手段かつ搬
送再開手段37〜39    用紙反転機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿挿入部から画像読取部を介して原
    稿排出部まで原稿を搬送する原稿搬送機構を設け、この
    原稿搬送機構で前記画像読取部に搬送された前記原稿の
    画像の反射光を感光体上に結像して静電潜像を形成する
    露光光学系を設け、この露光光学系で前記感光体上に形
    成された静電潜像を現像する現像器を設け、この現像器
    で現像された転写像の転写が実行される画像転写部を介
    して用紙供給部から用紙排出部まで印刷用紙を搬送する
    用紙搬送機構を設け、この用紙搬送機構の動作により前
    記画像転写部から前記用紙排出部に向かう前記印刷用紙
    を反転させて前記画像転写部に再度搬送する用紙反転機
    構を設け、この用紙反転機構を前記印刷用紙の表面に印
    刷を行なう片面印刷時は休止状態として前記印刷用紙の
    裏面に印刷を行なう両面印刷時は駆動状態とする印刷状
    態切換手段を設けた複写機において、前記原稿搬送機構
    の動作エラーを検知する搬送不良検知手段を設け、この
    搬送不良検知手段の検知出力に従って前記現像器に至る
    前記感光体上の静電潜像を消去する潜像消去手段を設け
    、この潜像消去手段の作動と共に前記印刷状態切替手段
    の駆動制御で片面印刷時の印刷用紙を前記用紙反転機構
    内に保持すると共に両面印刷時の印刷用紙を前記用紙排
    出部に搬送する用紙選別手段を設けたことを特徴とする
    複写機。
  2. 【請求項2】  用紙選別手段の駆動制御で用紙反転機
    構内に保持された印刷用紙を搬送不良検知手段の検知出
    力の終了後の印刷開始時に画像転写部に搬送する用紙再
    利用手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の複写
    機。
  3. 【請求項3】  原稿挿入部から画像読取部を介して原
    稿排出部まで原稿を搬送する原稿搬送機構を設け、この
    原稿搬送機構で前記画像読取部に搬送された前記原稿の
    画像の反射光を感光体上に結像して静電潜像を形成する
    露光光学系を設け、この露光光学系で前記感光体上に形
    成された静電潜像を現像する現像器を設け、この現像器
    で現像された転写像の転写が実行される画像転写部を介
    して用紙供給部から用紙排出部まで印刷用紙を搬送する
    用紙搬送機構を設けた複写機において、前記原稿搬送機
    構の動作エラーを検知する搬送不良検知手段を設け、こ
    の搬送不良検知手段の検知出力に従って前記用紙搬送機
    構の駆動制御で前記用紙供給部から前記画像転写部に向
    かう前記印刷用紙の搬送を中止する不良印刷防止手段を
    設けたことを特徴とする複写機。
  4. 【請求項4】  不良印刷防止手段の駆動制御で搬送が
    中止された印刷用紙を搬送不良検知手段の検知出力の終
    了後の印刷開始時に画像転写部に搬送する搬送再開手段
    を設けたことを特徴とする請求項3記載の複写機。
JP3026879A 1991-01-28 1991-01-28 複写機 Pending JPH04251867A (ja)

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