JPH04356067A - 両面自動原稿送り装置 - Google Patents

両面自動原稿送り装置

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JPH04356067A
JPH04356067A JP3950491A JP3950491A JPH04356067A JP H04356067 A JPH04356067 A JP H04356067A JP 3950491 A JP3950491 A JP 3950491A JP 3950491 A JP3950491 A JP 3950491A JP H04356067 A JPH04356067 A JP H04356067A
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JP
Japan
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exit
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Application number
JP3950491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Yamaji
山地 一義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH04356067A publication Critical patent/JPH04356067A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタ、ファ
クシミリ等の記録装置における自動原稿送り装置に係り
、特にユーザが設定したジョブの実行に対して正常な原
稿送りを行わせるための残原稿排出処理機能を持たせた
自動原稿送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、記録装置は高精度化、高速化、小
型化等の開発が進められる中で、多種のジョブ機能を効
率良く行わせるための一つの手段として、自動原稿送り
装置の機能および性能の向上が図られている。自動原稿
送り装置は原稿を自動的にプラテンガラス上にセットす
るもので、通常ユーザがベースマシンに選択的に装備で
きるようにオプションとして用意されている。この装置
は原稿トレイにセットされた原稿を画像処理のタイミン
グに合わせて一枚つづ原稿入口から搬送路を通して送り
込み、無端ベルトによりプラテンガラス上に搬送し、原
稿画像の読み取り後に排出搬送路を介して原稿排出トレ
イに排出させるものである。
【0003】ところで、自動原稿送り装置は大きく分け
て処理前および処理後の原稿を載せるトレイ部、原稿を
送り込む搬入部、プラテンガラス上の定位置に原稿を敷
き込むレジストレーション部および処理後の原稿をプラ
テンガラス上から除去する原稿排出部により構成されて
いる。上記各部は原稿を搬送するための独立または従属
された搬送ロール機構を備えており、この搬送ロール機
構の駆動系にはトレイ部から原稿引込み搬送路までの原
稿の送り込み搬送(プリフィード)を行うためのフィー
ドモータにDCモータが使用され、また原稿を引き込み
搬送するためのレジロールおよびプラテンガラス上のレ
ジストレーション位置に敷き込み搬送するためのベルト
を同時に駆動するためのベルトモータおよび原稿を排出
するためのイグジットモータにそれぞれステッピングモ
ータが使用されている。トレイ部にセットされた原稿は
ナジャー機構により一枚づつ原稿送込み搬送路に送り込
まれ、続いて画像処理のタイミングに合わせてレジロー
ルで引き込み、更にベルトによってプラテンガラス上の
レジストレーション位置に敷き込まれる。
【0004】そして、原稿画像の読み取りが行われた後
にベルトモータおよびイグジットモータが駆動され、プ
ラテンガラス上から送り出された原稿が排出搬送路を通
して原稿排出トレイに排出される。このような構成にお
いて、設定されたジョブに応じた画像処理を行う場合、
各ジョブごとの原稿搬送モードは自動原稿送り装置内に
前ジョブの原稿が無いことを前提としてシーケンスが組
まれている。したがって、各種の原稿搬送モードを正常
な動作で行わせるためには搬入路、プラテンガラスおよ
び排出搬入路に前ジョブにおける原稿が残されていない
状態にしなければならない。そのためユーザは原稿セッ
ト時に残原稿があるか否かのチェックをしてからジョブ
を開始していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ユーザが残原
稿を除去または原稿排出操作を実行せずに、ジョブを開
始すると設定されたジョブでの原稿排出動作でないのに
原稿がプラテンガラスから原稿排出部に送られてきたり
、あるいは設定されたジョブの原稿サイズでないものが
原稿排出部に送られてきたりして紙詰まり(以下「JA
M」という)を起すことがあり、正常なジョブ動作が保
証されなくなるという問題があった。本発明の目的は、
ジョブの開始前に残原稿排出処理を実行させるようにし
た自動原稿送り装置を提供することである。また他の目
的は、レジストレーションセンサおよびイグジツトセン
サが一定時間内に残原稿を検知することを条件に残原稿
排出処理を実行させるようにした自動原稿送り装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は原稿引込み搬送路に配置されたレジスト
レーションセンサによる原稿の後端検知を基にプラテン
ガラス上の定位置に原稿を敷き込むレジストレーション
制御を行うと共に、画像処理後にプラテンガラスからの
原稿排出動作を行わせるコントローラを備えた自動原稿
送り装置であって、前記コントローラは原稿の敷き込み
動作に入る前に一定時間だけベルトモータとイグジット
モータを駆動して装置内に残っている原稿を排出する残
原稿排出処理を行うよう構成されていることを特徴とす
る。またレジストレーションセンサまたはイグジットセ
ンサが一定時間内に残原稿を検出することを条件に残原
稿排出処理を行うよう構成されていることを特徴とする
。またイグジットセンサは残原稿の前端を検知すること
により残原稿排出動作を、残原稿の後端を検知すること
によりイグジットモータのスローダウン制御を行うよう
構成されていることを特徴とする。また残原稿が検出さ
れたときは当該残原稿の排出処理後に所定時間の排出動
作を行ってこの時間内に新たな残原稿が検出されないこ
とを条件に残原稿排出処理を終了するよう構成されてい
ることを特徴とする。更にレジストレーションセンサに
より残原稿が検出されたときは残原稿排出動作時間を延
長するよう構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】原稿の敷き込み動作に入る前に一定時間だけベ
ルトモータとイグジットモータを駆動して装置内に残っ
ている原稿が排出されるため、セット原稿の正常な自動
送りが行われる。残原稿はレジストシーションセンサま
たはイグジットセンサによって検知され、この信号によ
り原稿排出のためのモータの駆動時間を延長したり、ま
だ残っているかもしれない原稿をチエツクし、完全に残
原稿がなくなっていることを確認してからセット原稿の
ジョブの実行が開始される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。尚、本実施例は複写機に適用したもので、ベ
ースマシンに両面自動原稿送り装置,ソータなどの付加
装置が組み合わされて構成されるものである。複写機は
、図2に示すように、ベースマシン1に両面自動原稿送
り装置(DADF)2,ソータ3が取付けられており、
このベースマシン1はコンソールパネル4によって設定
されたジョブに応じて付属装置を含む機構部を制御し、
DADF2で送られた原稿から読み取った画像情報を基
にトレイ5から供給される指定サイズの用紙に対して画
像処理を施した後、排紙処理を実行すると共に、ソータ
3において画像処理された用紙の仕分けを行うように構
成されている。
【0009】また、複写機の概略を図3を用いて説明す
る。複写機内には、感光ドラム7が配置されている。図
において、感光体8は感光ドラム7外周面に層状に形成
されている。この感光ドラム7は、矢印方向に回転する
ように図示しない駆動装置に連結されている。感光ドラ
ム7の外周には、チャージコロトロン9、現像器11,
12、転写コロトロン13およびクリーニング装置15
が配置されている。この複写機においては、感光ドラム
7が矢印方向に回転するにつれて、感光体8がチャージ
コロトロン9によって一様に帯電された後、露光箇所1
6で光の照射を受け静電潜像が形成される。露光箇所1
6には、複写機の上面に配置されたプラテンガラス17
上に載置された図示しない原稿の光像が入射されるよう
になっている。このために、露光ランプ19と、これに
よって照明された原稿面の反射光を伝達する複数のミラ
ー20および光学レンズ21とが配置されており、この
うち所定のものは原稿の読み取りのためにスキャンされ
るようになっている。
【0010】静電潜像が形成された感光体8は、その後
、現像器で現像される。ここで感光体8上に形成された
トナー像は、転写コロトロン13により用紙上に転写さ
れ、ヒートロール23およびプレッシャロール24間で
熱定着されて搬出される。一方、感光体8はクリーニン
グ装置15によりクリーニングされ再使用に供される。   一方、複写機に配置されている供給トレイ25に収
容されている用紙27あるいは手差しトレイ28に沿っ
て手差しで送り込まれる用紙27は、送りロール29あ
るいは31によって送り出され、搬送ロール32に案内
されて感光ドラム7と転写コロトロン13の間を通過す
る。このとき、トナー像が用紙27上に転写される。 転写後の用紙27はヒートロール23およびプレッシャ
ロール24の間を通過して熱定着される。そして、搬送
ロール32の間を通過して搬出トレイであるソータ3に
搬出される。なお、中間トレイ33は両面または多重コ
ピーするときに用いられるものである。
【0011】コンソールパネル4は、図4に示すように
、同パネル上に配置された用紙サイズ,倍率,複写枚数
などの設定/入力,スタート,ストップ,割込み,設定
確認などの操作を行うためのハードキーとしてのボタン
とLCD画面上に表示される機能に対応して表示部分に
設けられたタッチキーとしてのボタンを備えている。 また、コンソールパネル4にはハードキーを操作したと
きの選択や設定の状態がランプなどにより表示されてい
る。図5は複写機のハードウェア構成が示されている。 ユーザインタフェース(UI)50はコンソールパネル
4にあるボタンの操作による設定/入力されたデータ処
理を実行し、本機システムを管理するMAIN  PW
BA(以下「MAIN系」と記す)に入力データを送る
と共に、ユーザへの表示を行う。
【0012】両面自動原稿送り装置(DADF)コント
ローラ51は、原稿の両面から画情報を読み取るために
、この読み取りタイミングに合わせて原稿をプラテンガ
ラス上に搬送するための制御を行う。光学的読取り装置
(OPT)コントローラ52は、プラテンガラス上に搬
送された原稿からユーザが指定した画情報の光学的な読
取り制御を行う。すなわち、DADFは原稿の一方の面
がプラテンガラスに向き合うような状態でこれを搬送す
る。そしてOPTが動作して1回目の露光を行う。次い
で、DADFは露光終了後の原稿を装置内にあるトレイ
に戻す際にその表裏を逆転させる。これによりこの原稿
が再度送り出された場合には先の露光面と逆の面が露光
されるように原稿送り機構部および光学系の制御を行う
。ベースマシンでは両面コピーの指令により用紙の搬送
制御および両面トレイの駆動制御が行われる。
【0013】帯電除去装置(ISIL)コントローラ5
3は、原稿の画情報から不要な部分を消し込む処理,原
稿の周辺を消す枠消し処理,原稿の画情報の中からの特
定情報描出などの編集処理の制御を行う。画像記録装置
(IOT)コントローラ54は、原稿から読み取られた
画情報を基に画像処理を実行する際に、用紙搬送制御,
紙づまり検知およびZero回りである現像プロセス制
御を管理する。特定トレイ(DDM/TRAY[X])
コントローラ55は、IOTからの両面画像処理に関す
る指令に基づいて片面の画像処理が既に行われている用
紙を反転させて背面に画像処理を施すために、次のZe
roタイミングまで一時待機させるように両面トレイを
制御したり、またIOTからの特別トレイ動作指令によ
り、用紙パスの関係から制御上、他のトレイとは別に取
り扱われる特定トレイ[X]の制御を行う。
【0014】ビンソータコントローラ56は、例えば2
0ビンソータをIOTからの仕分け指令により駆動し、
ベースマシンから搬出される画像処理後の用紙を指定さ
れたビンに貯えるための制御を行う。スティプルソータ
コントローラ57は、IOTからの綴じ込み仕分け指令
によりビンに貯えられた用紙を丁合した後にスティプル
で綴じるための制御を行う。ライトレンズマネジャー(
LLM)58は、システムの全体を統括管理しており、
主に原稿の画像処理と用紙の搬送を時間的に一致させる
ためのシステムタイミング制御やユーザが設定するコピ
ーモードなどのジョブ管理を行う。シリアルデータ通信
プロセッサ(SCP)59は、UI,DADF,OPT
およびISILとのデータの送受をシリアル通信で行う
と共に、LLMとの間のデータをパラレル通信によりや
り取りするためのデータ処理を行う。
【0015】特にSCPとLLMとのデータのやり取り
は、SCPに内蔵されているデュアルポートRAMを通
して行われる。すなわち、LLMは自分のアドレスマッ
プ上に割り付けられたSCPのRAMをリード/ライト
し、このRAMをSCPがリード/ライトすることで情
報の伝達を行っている。上記のハードウェアは各機能ご
とに独立したCPUを備え、このCPUと周辺LSIに
より電気回路基板(PWBA)が構成されている。ここ
で、LLM,SCPおよびIOTはベースマシンの制御
系の中枢を成すもので、各機能を分担するCPUと周辺
LSIにより主制御回路基板を構成している。以下に、
本発明の実施例の特徴部分を説明する。
【0016】まず、DADF2の構造について簡単に説
明する。図6はDADF2の断面による構成が示されて
いる。DADF2は上面に設けられたトレイ部、原稿を
各種のジョブモードに応じて自動的に搬送処理する原稿
搬入部、ベースマシンの光学的読取り装置OPTにより
原稿画像を読み取るためにプラテンガラス上に原稿を敷
き込む原稿レジストレーション部(以下「レジ部」と記
す)および画像処理後の原稿をトレイ部に送り出す原稿
排出部により構成されている。トレイ部には、原稿をセ
ットする原稿トレイ101および処理された原稿を入れ
る原稿排出トレイ102が設けられている。
【0017】原稿搬入部には、図8に示すようにトレイ
部にセットされた原稿103を送り込むための原稿入口
からレジストレーションロール(以下「レジロール」と
記す)までの送り込み(プリフィード)をする送込み搬
送路106、手差し口からレジロールまでのサダ(SA
DH:semi auto document han
dler)搬送路107、原稿を所定のタイミングでプ
ラテン上に送る引込み搬送路108および両面原稿処理
時に原稿を反転させるために、レジロールを通過してレ
ジ部に引き込まれた原稿をその後端からデュプレックス
ロールによってリバース搬送し、レジロールの上流側に
搬送するデュプレックス搬送路109を備えている。
【0018】原稿入口には、そのトレイ部側に原稿を自
動的に一枚づつ差し込むナジャー機構および原稿セット
時に原稿の先端部を止めるインゲートが設けられている
。このインゲートはインゲートソレノイドにより原稿入
口に対して突出または没入の上下動作を行う。すなわち
、インゲートソレノイドはトレイ部の原稿センサが最初
の原稿を検知するとON動作し、インゲートを原稿入口
に突出させて原稿の先端を受け止めると共に、一定時間
経過後、またはADFスタート信号受信時にOFF動作
させて原稿入口から没入させ、原稿の連続した送り込み
を可能にする。
【0019】送込み搬送路には、ナジャー機構によって
差し込まれた原稿を送り込むためのフィードロールおよ
びこのフィードロールとは逆向きに回転され、フィード
ロールで送られる原稿に重なって入って来た原稿をフィ
ードロールとの協働作用で原稿入口方向に戻すためのリ
タードロールが配置されている。またレジロール近傍の
送込む搬送路には原稿の前端および後端を検知するレジ
ストレーションセンサ(以下「レジセンサ」と記す)と
原稿幅を検知するサイズセンサが配置されている。
【0020】サダ搬送路には、手差し原稿を検知するサ
ダセンサと原稿を送り込むサダロールが配置されており
、手差し原稿はサダセンサ信号により駆動されるサダロ
ールによってレジロールまで搬送される。引込み搬送路
の途中には、両面原稿処理時にレジ部にある原稿を反転
させてプラテン上にセットするために引込み搬送路から
デュプレックス搬送路に切り替えるレジゲートが設けら
れている。このレジゲート138は断面略三角形状の板
状部材であり、ベルトドライブロール110の回転軸と
平行した回動軸を持ちプラテン105と略同一幅を持つ
部材である。両面原稿処理時には、原稿の最初の処理面
がレジ部にあることを条件としてレジソレノイドに通電
され、レジゲートの前記搬送路の切り替え動作が行われ
る。
【0021】レジ部には、ベルトモータを動力源とする
ベルトドライブロール110で駆動されるゴム製の無端
ベルト111が設けられている。レジロールに達した原
稿はベースマシン側の用紙搬送や光学的読取り装置の動
作タイミングに合わせ、レジロールとプラテン上のレジ
ストレーション位置(以下「レジ位置」と記す)との間
の距離に関係した所定時間のみベルトが駆動されレジロ
ールとの協働作用によって原稿103を搬送し、原稿後
端を原稿搬入側のプラテン端部(近傍も含む)にあるレ
ジストレーション位置(図8参照)で停止させる。
【0022】原稿排出部には、図9に示すようにレジ部
から送られてきた原稿を検知するイグジットセンサと原
稿を搬送するイグジットロールが配置されており、通常
の原稿排出動作ではLLMから送信される原稿交換信号
(SCAN  END)によりベルトモータとイグジッ
トモータを駆動し、レジ部から送られてくる処理済みの
原稿を排出トレイ102に送出する。この原稿排出にお
いて、原稿後端がイグジットセンサを通過した後、イグ
ジットモータをスローダウン制御し、原稿排出口からい
きよい良く飛び出すのを防止している。尚、147は例
えば原稿排出部でのジャム発生時における原稿排出部カ
バーの開閉操作を検知するイグジットインタロックセン
サである。
【0023】ここで、各部ロールを駆動するモータは原
稿送込み用のナジャーロール、フィードロール、サダロ
ールとリバース搬送用のディプレックスロールをDCモ
ータで、また原稿引込み用のレジロール134、ベルト
ドライブロール110および原稿を排出するイグジット
142、143は高精度の駆動制御を行うためにステッ
ピングモータが使用されている。尚、レジロール134
はベルトと同じ線速度で回転されるようにベルトモータ
で駆動される。またトップカバーには、図7に示すよう
に、原稿の短辺側を前後方向にして搬送するSEF(S
hort Edge Feed)113、原稿の長辺側
を前後方向にして搬送するLEF(Long Edge
 Feed)114、原稿のジャム115、原稿のセッ
ト116を知らせる各LEDが配置された表示部が設け
られている。尚、151,152は、例えば原稿のジャ
ム発生時におけるトップカバーの開閉操作を検知するA
DFインタロックセンサである。
【0024】上記構造を持つDADFには次のような搬
送モードがある。シンプレックスモードはサイズの異な
らない原稿103の片面のみを画像処理するための搬送
モードである。このシンプレックスモードでは処理され
た原稿103を排出完了しない前に次の原稿103のレ
ジストレーション位置への搬送を行うことで高速処理さ
れる。デュプレックスモードは原稿103の両面を画像
処理するための搬送モードである。このデュプレックス
モードでは引込み搬送路108からレジストレーション
位置にセットされた原稿の画像処理後に、レジゲート1
38を引込み搬送路側に回動させてデュプレックス搬送
路109を開放し、このデュプレックス搬送路109に
先の画像処理後の原稿をリバース搬送させ、原稿裏面を
プラテン105上のレジストレーション位置に停止させ
て原稿裏面の画像処理を行う。
【0025】ミックスサイズモードはサイズの異なる複
数の原稿103を順次、その片面のみ複写するための搬
送モードで、ベースマシン本体のミックス画像処理機能
の選択で動作される。プレカウントモードは原稿103
をシンプレックスモードと同様に搬送し、原稿枚数をカ
ウントすることができる搬送モードである。このプレカ
ウントモードでは同一サイズの原稿103のみを搬送し
たときに設定できる。原稿並列合成(2in1)モード
はザイズの異ならない原稿103を二枚連続してプラテ
ン上に搬送して、二枚同時に画像処理するための搬送モ
ードである。この2in1モードでは原稿トレイ101
にセットされる原稿の内、奇数枚目の原稿103をプラ
テン直前まで搬送させた後、奇数枚目の原稿103の後
端をレジセンサで検知する。そして一定時間ベルトモー
タを駆動することでレジストレーション位置に原稿後端
が配置され、ここで原稿搬送を一旦停止させる。次いで
偶数枚目の原稿103を奇数枚目の原稿103と同様に
搬送させる。次に奇数枚目の原稿103を一定距離だけ
デュプレックス搬送路109にリバース搬送させる。そ
して偶数枚目の原稿後端がレジストレーション位置に配
置させることにより、奇数枚目の原稿103の次に偶数
枚目の原稿103が隙間なくプラテン上にセットされる
。この搬送タイミングに合わせて、奇数枚目の原稿10
3と偶数枚目の原稿103の並列合成画像処理が行われ
る。この処理後に二枚の原稿103の排出を行う。
【0026】次にDADFの作用をシンプレックスモー
ドにより説明する。図10は原稿サイズがLEF系のシ
ンプレックスモードの搬送概略が示されており、図11
はシンプレックスモードのシーケンスフローが示されて
いる。尚、ここではLEF系の原稿を3枚処理する場合
について説明する。図中の矢印↑はON,矢印↓はOF
Fを表している。原稿トレイに原稿をセット(図10A
)すると、原稿センサからの原稿セット信号(DOCS
NR↑)がLLMに送信される。スタートボタンが押さ
れると、DADFはLLMから送信されるシンプレック
スモードによるADFスタート信号(ADF STAR
T)を受信し、原稿トレイから一枚目の原稿の引き込み
動作が開始される。このときDADFからLLMに原稿
の自動送り動作に入ったことのADFモード信号(AD
F MODE↑)が送信される。まずプリフィード動作
(図10B)では原稿をレジロールに突き当てる、いわ
ゆるプリフィード位置までの搬送を行うもので、原稿前
端をレジセンサが検出し、このレジセンサ信号(REG
ISNR↑)をLLMに送る。ただし一枚目の原稿の場
合はレジロール、ベルトの回転により直ちに原稿を引き
込みプラテンガラス上のレジストレーション位置に停止
させるレジストレーション動作に入る。このレジストレ
ーション動作では、レジセンサが原稿後端を検出するま
での間に画像処理を開始するためのコピースタート信号
(COPY START↑)をLLMに送信する。LL
Mはコピースタート信号(COPYSTART↑)によ
り画像読取りタイミングに合った用紙供給を開始させる
ためのフィード信号(FEED)を用紙の供給および用
紙の排出制御を行うIOTに出力する。この間に一枚目
の原稿サイズが検出され、この原稿サイズ信号(PAP
ER SIZE DATA)および原稿後端のレジセン
サ信号(REGISNR↓)がLLMに送信される。原
稿後端が検知された後、所定時間が経過すると、原稿は
レジストレーション位置(図10C)に停止されるため
、IOTは原稿の搬送タイミングに合わせて原稿サイズ
データを基に原稿画像の読み取りが行われる。同時に2
枚目の原稿のプリフィード動作が始まる。すなわち、ス
キャン中において、一枚目の原稿後端のレジセンサ信号
(REGISNR↓)と原稿セット信号(DOCSNR
↑)が出力されていることを条件に2枚目の原稿のプリ
フィード動作(図10D)が開始される。これにより2
枚目以降の原稿のレジストレーション動作に入る時間が
短縮され、高速処理ができる。
【0027】DADFが原稿交換(SCAN END)
信号を受信すると、図10E,図10Fに示すように1
枚目の原稿を排出する動作とプリフィード位置にある2
枚目の原稿のレジストレーション動作および3枚目の原
稿のプリフィード動作が始まる。この動作において、1
枚目の原稿の排出処理は原稿排出部に近いプラテンガラ
ス上に搬送するものである。次に3枚目の原稿の搬送動
作に入ると、2枚目の原稿はプラテンガラス上を搬送さ
れると共に、原稿排出部が動作して図10Gに示すよう
に1枚目の原稿が排出トレイに送出される。そしてセッ
トされた原稿の処理が終了すると、プラテンガラス上に
ある全ての原稿の排出処理(図10H)が行われる。
【0028】次に上記原稿搬送に入る前に実行される残
原稿排出処理について説明する。図1は残原稿を含む原
稿排出処理を行うためのモータ制御ブロック図が示され
ている。ベルトモータコントローラ200は、レジセン
サ信号を基にベルトモータ202を起動し、プリフィー
ドされた原稿103をプラテンガラス17へ敷き込み、
レジストレージョン位置(図8参照)に停止させるレジ
ストレーション制御やADFスタート信号または原稿交
換信号によりプラテンガラス上の原稿を排出するための
ベルトモータ202の駆動制御を行う。
【0029】ベルトモータドライブ回路201は、コン
トローラ200からの制御信号によりベルトモータ20
2を駆動する。イグジットモータコントローラ210は
、ADFスタート信号または原稿交換信号によりイグジ
ットモータ212を起動し、プラテンガラス17上から
送られてくる原稿103を原稿排出搬送路145で搬送
し、この原稿後端をイグジットセンサ146が検出した
後にイグジットモータ212のスローダウン制御を行っ
て原稿排出トレイ102に送り出すためのイグジットモ
ータ212の駆動制御を行う。イグジットモータドライ
ブ回路211は、コントローラ210からの制御信号に
よりイグジットモータ212を駆動する。
【0030】上記コントローラ201,202の残原稿
排出処理について図12を参照しながら説明する。まず
LLMからADFスタート信号を受信すると、ベルトモ
ータ202およびイグジットモータ212を同時に起動
(ステップ100)し、プリフィード(?)に要する時
間a内にレジセンサがONしたか否かが判断(ステップ
101)される。この一定時間a内にレジセンサがON
しないときは原稿送込み搬送路106およびディプレッ
クス搬送路109内に原稿が残っていない。次いでプラ
テンガラス17上の残原稿の有無がイグジットセンサの
ON信号によってチェック(ステップ105)される。 すなわち、最小原稿サイズの原稿がディプレックス搬送
路を通ってイグジットセンサに達するまで時間b(>a
)内にイグジットセンサからON信号が出力されないと
きは残原稿なしを判断する。この2つのセンサのいずれ
かが所定時間内にON信号を出力しないときは残原稿な
しが判断され、ベルトモータとイグジットモータの停止
動作(ステップ108)を行う。この停止動作後にトレ
イにセットされた原稿の自動送り動作が開始される。 以下に残原稿がある場合の動作を述べる。
【0031】ステップ101において、時間a内にレジ
センサからON信号が出力されたときはデュプレックス
搬送路に原稿が残っていたので、この残原稿を排出する
ために必要なモータ駆動時間を延長(ステップ102)
する。この残原稿の後端がイグジットセンサのOFF信
号によって検知(ステップ103)されると、イグジッ
トモータのスローダウン制御(ステップ104)が行わ
れる。そして更に残原稿があるか否かのチェックがステ
ップ101に戻って行われる。通常レジセンサが2枚の
残原稿を検知することがないので、この残原稿の排出処
理が終了すると、当然イグジットセンサはOFF状態と
なり、モータ停止動作が行われる。残原稿がレジセンサ
とイグジットセンサの間にある場合は時間b内にイグジ
ットセンサからON信号の出力によって残原稿の排出動
作が行われる。このときの残原稿の後端が検知(ステッ
プ106)されると、前述同様にイグジットモータのス
ローダウン制御(ステップ107)が行われる。更に次
の残原稿の有無が一定時間c(<a)内でチェック(ス
テップ108)される。このチェックで残原稿があれば
ステップ106に戻って排出処理される。このステップ
106〜108は残原稿がなくなるまで繰り返して行わ
れる。一定時間c内で残原稿が検知されないと、モータ
停止動作が行われる。
【0032】次に残原稿排出処理の具体例をシンプレッ
クスモードにより説明する。図13は1枚目原稿を引き
込むまでのシンプレックスモードのタイミングチャート
が示されている。LLMからのADFスタート信号受信
したら先ずベルトモータとイグジットモータを起動しプ
ラテンガラス上の置き忘れ原稿(残原稿)の排出処理を
行う。又、プラテンガラス上の残原稿があった場合その
原稿の排出動作に入る。残原稿排出後は再びベルトモー
タとイグジットモータを起動しさらに残原稿チェックを
行う。残原稿がなくなるまでこの動作を繰り返す。ここ
で残原稿がない場合は所定時間経過後にベルトモータの
停止動作に入る。残原稿の後端が検知されると、イグジ
ットモータのスローダウン動作(図中a部分)を行い原
稿を排出する。
【0033】
【発明の効果】上述のとおり、本発明によれば、セット
された原稿に対するジョブを実行する前に残原稿の排出
処理が行われるので、JAMの発生がなくなり、セット
原稿または残原稿のダメージが防止でき、信頼性が向上
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動原稿送り装置の残原稿排出処理の
ためのブロック図である。
【図2】本発明の実施例の複写機の外観図である。
【図3】複写機の断面図である。
【図4】複写機のコントロールバネルの構成図である。
【図5】複写機のハードウェア構成図である。
【図6】自動原稿送り装置の断面図である。
【図7】自動原稿送り装置の平面図である。
【図8】原稿搬入部の拡大断面図である。
【図9】原稿排出部の拡大断面図である。
【図10】シンプレックスモードの原稿搬送を説明する
図である。
【図11】自動原稿送り装置のシーケンスフローの一例
を示す図である。
【図12】残原稿排出処理の動作を示すフローチャート
である。
【図13】残原稿排出処理をシンプレックスモードによ
り説明するための1枚目の原稿引き込み動作のタンミン
グチャートである。
【符号の説明】
103  原稿 106  原稿送込み搬送路 108  原稿引込み搬送路 111  ベルト 119  レジストレーションセンサ 146  イグジットセンサ 200  ベルトモータコントローラ 201  ベルトモータドライブ回路 202  ベルトモータ 210  イグジツトモータコントローラ211  イ
グジツトモータドライブ回路212  イグジツトモー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  原稿引込み搬送路に配置されたレジス
    トレーションセンサによる原稿の後端検知を基にプラテ
    ンガラス上の定位置に原稿を敷き込むレジストレーショ
    ン制御を行うと共に、画像処理後にプラテンガラスから
    の原稿排出動作を行わせるコントローラを備えた自動原
    稿送り装置であって、前記コントローラは原稿の敷き込
    み動作に入る前に一定時間だけベルトモータとイグジッ
    トモータを駆動して装置内に残っている原稿を排出する
    残原稿排出処理を行うよう構成された自動原稿送り装置
  2. 【請求項2】  前記レジストレーションセンサまたは
    イグジットセンサが一定時間内に残原稿を検出すること
    を条件に前記残原稿排出処理を行うよう構成された請求
    項1記載の自動原稿送り装置。
  3. 【請求項3】  イグジットセンサは残原稿の前端を検
    知することにより残原稿排出動作を、残原稿の後端を検
    知することによりイグジットモータのスローダウン制御
    を行うよう構成された請求項1記載の自動原稿送り装置
  4. 【請求項4】  残原稿が検出されたときは当該残原稿
    の排出処理後に所定時間の排出動作を行ってこの時間内
    に新たな残原稿が検出されないことを条件に残原稿排出
    処理を終了するよう構成された請求項2記載の自動原稿
    送り装置。
  5. 【請求項5】  レジストレーションセンサにより残原
    稿が検出されたときは残原稿排出動作時間を延長するよ
    う構成された請求項2記載の自動原稿送り装置。
JP3950491A 1991-02-08 1991-02-08 両面自動原稿送り装置 Pending JPH04356067A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007302475A (ja) * 2005-09-16 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2010224241A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像読み取り装置、複写装置およびプログラム

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JP2007302475A (ja) * 2005-09-16 2007-11-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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