JPH056050A - 自動原稿送り装置 - Google Patents

自動原稿送り装置

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JPH056050A
JPH056050A JP3039015A JP3901591A JPH056050A JP H056050 A JPH056050 A JP H056050A JP 3039015 A JP3039015 A JP 3039015A JP 3901591 A JP3901591 A JP 3901591A JP H056050 A JPH056050 A JP H056050A
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JP3039015A
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Inventor
Kazuyoshi Yamaji
一義 山地
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 逆揃いの原稿でも画像処理された用紙および
自動原稿送り装置の原稿を順揃いにすること。 【構成】 原稿搬入部に前記原稿搬入路を出た原稿を逆
向きに搬送して原稿面を裏返した状態で、再び該原稿搬
入路を搬送させるデュプレックス搬送路をもうけ、原稿
トレイ上の逆揃い原稿の最下部の原稿から順次原稿搬入
路を経由して原稿レジストレーション部に搬送させた後
に、該原稿を逆向きにデュプレックス搬送路を搬送させ
て、原稿レジストレーション部のレジストレーション位
置に搬送する原稿レジストレーション位置搬送手段と、
原稿がレジストレーション位置へ搬送し、ここで原稿の
画像処理をすると排出用紙と排出原稿がともに順揃い状
態で排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタや複写機等の画
像処理装置に関し、特に自動原稿送り装置を用いる画像
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば複写機における原稿の自動
送り装置として自動原稿送り装置ADFが知られてい
る。ADFはベースマシンのプラテン上に備え付けられ
るもので原稿トレイ上の原稿を原稿搬入路から無端ベル
トにより原稿レジストレーション部(以下、原稿レジ部
と言う。)に搬送させ、原稿を読み取り後、原稿排出部
から原稿を排出させるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ADFの原稿トレ
イには通常複数枚の原稿をフェイスアップ状(原稿面を
上面側に向けること)にセットして、一番下の原稿から
原稿レジストレーション部へ搬送する。そして、原稿読
み取りの後にADFの排出トレイにフェイスアップ状の
原稿が順次載置されるので、排出トレイ上でも原稿トレ
イ上と同様の順序で、フェイスアップ状に複数の原稿が
積み重ねられる。従って、通常は第1ページを最上段に
し、最終頁を最下段にした原稿をそのままADFの原稿
トレイ上にセットすることができる。
【0004】しかし、プリンタにより出力される原稿
等、場合によっては最終頁が最上段にフェイスアップ状
に積み重ねられる逆揃いの原稿もある。この場合に上記
ADFを用いるためには原稿を揃え直して、ADFにセ
ットする作業が必要となる。
【0005】そこで、本発明は上記逆揃いの原稿でも画
像処理された用紙およびADFの排出トレイには第一頁
を最上段にした画像処理出力用紙および原稿を排出でき
る画像処理装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために次の構成を採用した。すなわち、画像処理装
置の画像処理用原稿をセットする原稿トレイと該原稿ト
レイの原稿を搬送する原稿搬入路を備えた原稿搬入部と
該原稿搬入部からの原稿を画像処理装置本体のプラテン
上に搬送し原稿面を読み取る原稿レジストレーション部
と該原稿レジストレーション部で画像処理された原稿を
排出する排出路を備えた原稿排出部と該原稿排出部から
の排出原稿を収容する排出トレイとを設けた自動原稿送
り装置において、前記原稿搬入路に設けられた原稿検知
手段と、原稿搬入部に前記原稿搬入路を出た原稿を逆向
きに搬送して原稿面を裏返した状態で、再び該原稿搬入
路を搬送させるデュプレックス搬送路と、スタート命令
により原稿トレイ上の最下部の原稿から順次原稿搬入路
を経由して原稿レジストレーション部に搬送させた後
に、該原稿を逆向きにデュプレックス搬送路を搬送させ
て、再度原稿搬入路の前記原稿検知手段の原稿検知を基
準にして、原稿レジストレーション部のレジストレーシ
ョン位置に搬送する原稿レジストレーション位置搬送手
段と、原稿がレジストレーション位置へ搬送されると、
原稿の画像処理指令を画像処理装置本体に送信する原稿
画像処理指令手段と、画像処理された原稿を原稿排出部
を経て排出トレイに排出する原稿排出手段とを設けた自
動原稿送り装置、または、前記自動原稿送り装置を備え
たことを特徴とする画像処理装置、である。本発明の主
な構成図を図1に示す。
【0007】
【作用】原稿搬入路から搬送されて、原稿レジ部にセッ
トされた原稿をデュプレックス搬送路を経由させること
で、原稿面を裏返した状態で原稿レジ部に搬送すること
ができる。こうして自動原稿送り装置の原稿トレイ上の
最下部の原稿から順次原稿を裏返したた状態で原稿レジ
部で、原稿面の読み取りを行う。そのため、原稿トレイ
に逆揃えに積まれた原稿も、順揃え状態で画像処理用紙
の排出および原稿の排出ができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面と共に説明する。な
お、本実施例は複写機に適用したもので、ベースマシン
に両面自動原稿送り装置(以下、DADFという。)、
ソータなどの付属装置が組み合わされて構成されるもの
である。ここで、ベースマシンとは、一段以上の用紙ト
レイとマニュアルフィード用の手差しトレイを備え、プ
ラテン上に原稿をマニュアルでセットし、コンソールパ
ネルにより設定したコピー条件でジョブを実行すること
のできる装置である。
【0009】複写機は、図2に示すように、ベースマシ
ン1にDADF2、ソータ3が取付けられており、この
ベースマシン1はコンソールパネル4によって設定され
たジョブに応じて付属装置を含む機構部を制御し、DA
DF2で送られた原稿から読み取った画像処理を基に用
紙トレイ部5から供給される指定サイズの用紙に対して
画像処理を施した後、排紙処理を実行すると共に、ソー
タ3において画像処理された用紙の仕分けを行うように
構成されている。
【0010】また、複写機の概略を図3を用いて説明す
る。ベースマシン1内には感光ドラム7が配置されてい
る。図において、感光体8は感光ドラム7外周面に層状
に形成されている。この感光ドラム7は、矢印方向に回
転するように図示しない駆動装置に連結されている。感
光ドラム7の外周には、チャージコロトロン9、帯電除
去装置10、現像器11、12、転写コロトロン13お
よびクリーニング装置15が配置されている。なお、帯
電除去装置10は不要な複写画像が用紙に転写されない
ように消し込むためにチャージコロトロン9で帯電した
感光体8の一部の帯電を除去するものである。
【0011】この複写機においては、感光ドラム7が矢
印方向に回転するにつれて、感光体8がチャージコロト
ロン9によって一様に帯電された後、露光箇所16で光
の照射を受け静電潜像が形成される。露光箇所16に
は、ベースマシン1の上面に配置されたプラテンガラス
17上に載置された図示しない原稿の光像が入射される
ようになっている。このために、露光ランプ19と、こ
れによって照明された原稿面の反射光を伝達する複数の
ミラー20および光学レンズ21とが配置されており、
このうち所定のものは原稿の読み取りのためにスキャン
されるようになっている。静電潜像が形成された感光体
8は、その後、現像器11、12で現像される。ここで
感光体8上に形成されたトナー像は、転写コロトロン1
3により用紙上に転写され、ヒートロール23およびプ
レッシャロール24間で熱定着されて排出される。一
方、感光体8はクリーニング装置15によりクリーニン
グされ再使用に供される。
【0012】一方、ベースマシン1に配置されている用
紙供給トレイ25に収容されている用紙27あるいは手
差しトレイ28に沿って手差しで送り込まれる用紙27
は、送りロール29あるいは31によって送り出され、
搬送ロール32に案内されて感光ドラム7と転写コロト
ロン13の間を通過する。このとき、トナー像が用紙2
7上に転写される。転写後の用紙27はヒートロール2
3およびプレッシャロール24の間を通過して熱定着さ
れる。そして、搬送ロール32の間を通過して排出トレ
イであるソータ3に排出される。なお、中間トレイ33
は両面または多重コピー用に用いられるものである。
【0013】コンソールパネル4は、図4に示すよう
に、同パネル4上に配置された用紙サイズ、倍率、複写
枚数などの設定/入力、スタート、ストップ、割込み、
設定確認などの操作を行うためのハードキーとしてのボ
タン35と液晶ディスプレイ(以下、LCDという。)
36上に表示される機能に対応して表示部分に設けられ
たタッチキーとしてのボタン(図示せず。)を備えてい
る。またコンソールパネル4にはハードキー35を操作
したときの選択、設定の状態がLEDランプ37などに
より表示されている。
【0014】図5は複写機のハードウェア構成が示され
ている。ユーザーインタフェース(以下、UIと言
う。)39はコンソールパネル4にあるボタンの操作に
よる設定/入力されたデータ処理を実行し、本機システ
ムを管理するMAINPWBA(以下「MAIN系」と
称す)40に入力データを送ると共に、ユーザーへの表
示を行う。DADFコントローラ41は、原稿の両面か
ら画情報を読み取るために、この読み取りタイミングに
合わせて原稿をプラテンガラス17上に搬送するための
制御を行う。光学的読取り装置(OPT)コントローラ
42は、プラテンガラス17上に搬送された原稿からユ
ーザーが指定した画情報の光学的な読取り制御を行う。
【0015】帯電除去装置(ISIL)コントローラ4
3は、原稿の画情報から不要な部分を消し込む処理、原
稿の周辺を消す枠消し処理,原稿の画情報の中からの特
定情報描出などの編集処理の制御を行う。画像処理装置
(IOT)コントローラ44は、原稿から読み取られた
画情報を基に画像処理を実行する際に、用紙27の搬送
制御、紙づまり検知およびZero回りである現像プロセス
制御を管理する。
【0016】特定トレイ(DDM/TRAY[X])コ
ントローラ45は、IOTコンローラ44からの両面画
像処理に関する指令に基づいて片面の画像処理が既に行
われている用紙27を反転させてその背面に画像処理を
施すために、次のZeroタイミングまで一時待機させるよ
うに中間トレイ33を制御したり、またIOTコンロー
ラ44からの特別トレイ動作指令により、用紙パスの関
係から制御上、他のトレイとは別に取り扱われる特別ト
レイ[X]、例えば最下段トレイ25の制御を行う。
【0017】ソータコントローラ46は、例えば20ビ
ンソータをIOTコンローラ44からの仕分け指令によ
り駆動し、ベースマシン1から排出される画像処理後の
用紙27を指定されたビンに貯えるための制御を行う。
スティプルソータコントローラ47は、IOTコンロー
ラ44からの綴じ込み仕分け指令によりビンに貯えられ
た用紙27を丁合した後にスティプルで綴じるための制
御を行う。ライトレンズマネジャー(以下、LLMとい
う。)48は、システムの全体を統括管理しており、主
に原稿の画像処理と用紙27の搬送を時間的に一致させ
るためのシステムタイミング制御やユーザが設定するコ
ピーモードなどのジョブ管理を行う。
【0018】シリアルデータ通信プロセッサ(以下、S
CPという。)49は、UI39、DADF2、OPT
およびISIL10とのデータの送受をシリアル通信で
行うと共に、LLM48との間のデータをパラレル通信
によりやり取りするためのデータ処理を行う。特にSC
P49とLLM48とのデータのやり取りは、SCP4
9に内蔵されているデュアルポートRAM(図示せ
ず。)を通して行われる。すなわち、LLM48は自分
のアドレスマップ上に割り付けられたSCP49のデュ
アルポートRAMをリード/ライトし、このRAMをS
CP49がリード/ライトすることで情報の伝達を行っ
ている。上記のハードウェアは各機能ごとに独立したC
PUを備え、このCPUと周辺LSIにより電気回路基
板PWBAが構成されている。ここで、LLM48、S
CP49およびIOTコンローラ44はベースマシン1
の制御系の中枢を成すもので、各機能を分担するCPU
と周辺LSIにより主制御回路基板(以下、「MAIN
系」という。)40を構成している。
【0019】本実施例の特徴部分を以下説明する。ま
ず、本実施例のDADF2の構造について簡単に説明す
る。なお、本実施例のDADF2は原稿の両面の自動送
りができるADFのことである。
【0020】図6(a)にDADF2の断面図を示す。
DADF2中央部の一端部には原稿トレイ101があ
り、他端部には原稿排出トレイ102がある。そして、
原稿搬入部には原稿103を搬送路中に送り込むための
送り込み搬送路106と送り込み(フィード)搬送路1
06に続いてプラテン17に向けて原稿103を引き込
む引き込み搬送路108からなる原稿搬入路と、手差し
原稿搬送路であるサダ(SADH:semi auto document
handler)搬送路107および両面複写用原稿搬送路で
あるデュプレックス搬送路109を備えている。原稿レ
ジ部にはベルト駆動モータ(図示せず。)を動力源とす
るベルトドライブロール110で駆動されるゴム製の無
端ベルト111が設けられている。このベルト111が
原稿搬入部から送られてくる原稿103の後端をプラテ
ン17上のレジストレーション位置(図7)で停止さ
せ、原稿読み取り処理の後に排出トレイ102のある原
稿排出部に送る。図6(b)にはDADF2の上面図を
示すが、上端部側に原稿103の短辺側を前後方向にし
て搬送するSEF(Short Edge Fee
d)、原稿103の長辺側を前後方向にして搬送するL
EF(Long EdgeFeed)、原稿103のジ
ャム、原稿103のセットをそれぞれ表示する各LED
113〜116が配置されている。図7に示す原稿サイ
ズセンサ117、118とレジセンサ119のDADF
2上面側から見た配置位置を点線で示す。またDADF
2上面にはサダ搬送路107に原稿103を搬入するた
めのサダスロット121が設けられている。
【0021】また、図7に原稿搬入部の拡大断面図を示
す。原稿トレイ101には原稿センサ122がトレイ一
端部に配置され、原稿103(図示せず。)のセット状
態を検出する。また、原稿搬入路の入り口123近傍に
断面半月状のナジャー(Nudger)ロール125が配置さ
れている。
【0022】なお、このナジャーロール125は原稿1
03を送り込み搬送路106に送り出すための原稿始動
用ロールであり、ホームセンサ126で図示の状態のホ
ームポジションを検出する。また、インゲート127は
インゲートソレノイド129で上下方向に駆動され、そ
の上昇位置で原稿トレイ101からの差し込まれる一枚
の原稿103の差し込み位置の先端をセットするための
ものである。また、ナジャーロール125の上方部には
送り込み搬送路106の入口部側に回動軸を持つナジャ
ー130が設けられる。ナジャー130は原稿103が
原稿トレイ101に置かれると、ナジャーソレノイド1
31により原稿103を押下するように駆動され、同時
にこのときナジャーロール125の回転が始まり、ナジ
ャー130とナジャーロール125に挟まれた原稿10
3のうちで最下部の原稿103から順次送り込み搬送路
106に送り込まれる。送り込み搬入路106にはフィ
ードロール132とリタード(Retard)ロール133が
設けられており、ナジャーロール125で搬入された原
稿103を引き続き原稿レジ部に向けて搬送する。な
お、上側のリタードロール133は同時に二枚以上の原
稿103が搬送されないように原稿搬送方向とは逆の方
向に回転している。引き込み搬入路108中には原稿サ
イズセンサ117、118とレジセンサ119が配置さ
れている。当該原稿引き込み搬送路108部分に設けら
れたレジセンサ119近傍には一対のレジロール134
があり、このレジロール134と同期して同一方向に回
転するベルトドライブロール110が設けられている。
また、ベルト111の駆動をスムーズにするためのベル
トピンチロール135が複数個配置されている。
【0023】搬入路の原稿引き込み搬送路108は送り
込み搬送路106と並列的に配置されているサダスロッ
ト121を持つサダ搬送路107の引き込み用搬送路で
もある。サダ搬送路107のスロット121近傍にはサ
ダロール137が設けられている。
【0024】また、送り込み搬送路106出口側にはレ
ジゲート138を有し、その出口がサダ搬送路107に
通じるデュプレクス搬送路109が設けられている。デ
ュプレクス搬送路109には一対のデュプレックスロー
ル139を二個配置している。一対のデュプレックスロ
ール139はベルトモータで駆動され、ベルトドライブ
ロール110と同一線速度で回転する。また、レジゲー
ト138の回動軸(図示せず。)とは反対側の端部はプ
ラテン17(図6)上の原稿レジ部のレジストレーショ
ン位置にある。レジゲート138はレジゲートソレノイ
ド141により駆動され、図示の場合は送り込み搬送路
106から原稿レジ部に搬送された原稿103を前記回
動軸を中心に上下方に回動することでデュプレックス搬
送路109への原稿103のリバース搬送を可能にす
る。このレジゲート138は断面略三角形状の板状部材
であり、ベルトドライブロール110の回転軸と平行し
た回動軸を持ちプラテン17と略同一幅を持つ部材であ
る。
【0025】図8にはDADF2の原稿排出部の拡大断
面図を示す。ベルトドライブロール110およびベルト
ピンチロール135で駆動されるゴム製無端ベルト11
1により原稿レジ部から搬送されて来る原稿103は原
稿排出路において第一排出ロール142と第二排出ロー
ル143により原稿103が搬送され、排出トレイ10
2に排出される。原稿排出路145中の原稿103の検
知は排出センサ146で行う。また、排出トレイ102
の端部には排出トレイ102と排出原稿の衝突、ジャム
防止のための排出インターロック147が配置されてい
る。なお、図示していないが、原稿搬入路の原稿フィー
ド用のリタードロール133、サダロール137はDC
モータで駆動される。しかし、原稿搬入部での原稿引き
込み用レジロール134、原稿レジ部でのベルトドライ
ブロール110および原稿排出部の排出ロール142、
143は高精度の駆動制御ができるステッピングモータ
で駆動される。なお、レジロール134およびベルトド
ライブロール110は同一線速度で駆動される。
【0026】上記構造を持つDADF2には次の六種類
の走行モードがある。まず、第一にサイズの異ならない
原稿103の片面のみ複写するために搬送モードであ
り、シンプレックスモードと呼ぶ。このシンプレックス
モードでは原稿読み取り処理された原稿103を排出完
了しない前に次の原稿103のレジストレーション位置
への搬送を行うことで高速複写ができるモードである。
【0027】また、原稿103の両面を複写するための
搬送モードであるデュプレックスモードは送り込み搬送
路106からレジストレーション位置にセットされ複写
動作が終わった原稿103をデュプレックス搬送路10
9にリバース搬送させ、原稿裏面をプラテン17上のレ
ジストレーション位置にセットするモードである。その
ため、原稿レジ部での原稿103の片面複写後にベルト
ドライブロール110の駆動モータ(図示せず。)を逆
転させ、同時にレジゲート138を上方回動させること
でデュプレックス搬送路109を開放し、原稿103を
デュプレックス搬送路109に搬送する。そして、デュ
プレックス搬送路109と送り込み搬送路106を経由
して再び原稿後端部がプラテン17上のレジストレーシ
ョン位置にセットされると、原稿103の裏面が複写可
能となる。
【0028】さらに、DADF2の第三の走行モードは
ミックスサイズモードと称し、サイズの異なる複数の原
稿103を順次、その片面のみ複写するためのモードで
ベースマシン本体のミックス複写機能の選択で動作され
る。
【0029】また、第四番目のDADF2の走行モード
はプレカウントモードと呼び原稿103をシンプレック
スモードと同様に搬送し、原稿枚数をカウントすること
ができるモードである。このプレカウントモードは同一
サイズの原稿103のみを搬送したときに設定できる。
【0030】また、第五の走行モードは原稿並列合成モ
ード、いわゆる2in1モードである。このモードはザ
イズの異ならない原稿103を二枚連続してプラテン1
7上に搬送して、二枚同時に複写するモードである。ベ
ースマシン1に送信する複写すべき原稿サイズは、原則
として同一サイズの二枚の原稿を並列に並べた大きさの
サイズである。
【0031】第六の走行モードは各原稿103がフェイ
スアップ状に積み重ねられ、しかも、最終頁が最上部に
セットされた逆揃い原稿をフェイスダウン状にDADF
2にセットして、コピー処理を行い、順揃いでコピー用
紙を排出し、かつ順揃いで原稿を排出するモード(以
下、これをフェイスダウン原稿コピーモードという。)
である。
【0032】次に上記構造と走行モードを持つDADF
2を用いて、フェースダウン原稿コピーの動作説明を行
う。図9に各原稿の搬送概略図を示す。二枚以上からな
る逆揃い原稿103を原稿面を下向き、いわゆるフェイ
スダウン状にしてDADF2の原稿トレイ101にセッ
トする(図9(a))。そして、この原稿103のう
ち、最下部の原稿103から順次、原稿103の先端が
レジセンサ119に到達してから一定距離すぎるまでフ
ィード(送り込み)させる(図9(b))。ついで、一
定時間ベルトモータを駆動させることでレジストレーシ
ョン位置に原稿後端が配置されるように搬送して、ここ
で原稿搬送を一旦停止させる(図9(c))。その後こ
の原稿103をデュプレックス搬送路109にリバース
させ、再び送り込み搬送路106と引き込み搬送路10
8を経由させる(図9(d))。このとき、前記手順と
同様にレジストレーション位置に原稿後端が来るように
原稿の搬送を行う(図9(e))。そうすると、原稿レ
ジストレーション部において、原稿103の記載面がフ
ェイスダウン状にセットされるので、このフェイスダウ
ン原稿103をコピーする(図9(e))。そして、原
稿は排出される(図9(f)、図9(g))。
【0033】図10に上記フェイスダウン原稿コピーモ
ードのDADF2の原稿の原稿原稿レジストレーション
位置搬送制御のタイムチャートを示す。また、図11に
原稿排出のタイムチャートを示し、図12に上記モード
のベースマシン1とDADF2のシーケンスフロー図を
示しす。また、図13〜図23にそのフローチャートを
示す。
【0034】まず、DADF2の原稿トレイ101に原
稿103をセットすると原稿センサ122が原稿103
がセットされたことをベースマシン1に送信する。次に
DADF2のLCD画面36(図4)のフェイスダウン
原稿コピーボタン(図示せず。)によりフェイスダウン
原稿コピーモードを設定するとDADF2をスタートさ
せる信号がベースマシン1からDADF2に送信され
る。DADF2はスタート信号受信後はプラテン17上
の置き忘れ原稿103の排出処理をシンプレックスモー
ドと同様なモードで行う。そして、ナジャーソレノイド
131の駆動を一定時間行い、ナジャー130とナジャ
ーロール125間にセットされた原稿103を挟み込む
ことで第一枚目の原稿103を送り込み搬送路106に
送り出す。ナジャーソレノイド131の駆動開始から5
0ms後にリタードロール133駆動用のフィードモー
タ(図示せず。)の駆動を開始すると原稿103は送り
込み搬送路106を搬送され、レジセンサ119が原稿
103の先端を検出してオンされる。レジセンサ119
で原稿103の先端検知後、30ms経過するとフィー
ドモータの駆動を停止することで、原稿先端部をベルト
モータ(図示せず。)で駆動するレジロール134に突
き合たらせる。このときレジロール134は動作しな
い。そして、レジセンサ119が原稿先端検知後、20
0ms経過するとベルトモータの駆動を開始し、原稿1
03をプラテン17上に引き込ませる。ベルトモータは
原稿搬送距離を一定にするため図10に示すようにステ
ップアップして回転速度を上げた後、一定搬送速度とす
る。そして搬送速度をステップダウンしながら減速して
いく。このとき、フィードモータも一時的に駆動させ
て、送り込み搬送路106中にある原稿103部分の搬
送を助ける。そして、レジセンサ119が原稿103の
後端を検知した後、適宜の時間経過後にベルトモータの
減速をしながら、その駆動を停止させる。そして、次に
ベルトモータを駆動停止してから50ms後にベルトモ
ータを逆転駆動させる。このとき、レジセンサ119の
原稿後端検知を基準に直後にレジゲートソレノイド14
1を駆動させ、プラテン17上の原稿103をデュプレ
ックス搬送路109に搬送させるようにレジゲート13
8を開く。そして、原稿103はデュプレックス搬送路
109から送り込み搬送路106を経由して再び引き込
み搬送路108に搬送され、ベルトモータの逆転駆動開
始より1300パルス出力後に、ベルトモータをステッ
プダウンし駆動停止させ、駆動停止より100ms経過
後にベルトモータを正転駆動に変える。レジセンサ11
9が原稿103の後端を検知した後、一定時間(T1
経過後にベルトモータの減速をしながら、その駆動を停
止させると原稿103後端がプラテン17上のレジスト
レーション位置にセットされる。こうして、原稿の表面
がプラテン上のレジストレーション位置にセットされ、
原稿103の読み取りが可能となる。
【0035】ここで前記時間T1の設定はDADF2の
原稿搬入部、原稿レジ部等の構成部品のバラツキ等があ
るため、各DADF2毎に微調整をする必要がある。ま
た、時間T1は原稿103の後端が原稿レジストレーシ
ョン位置にセットされるように原稿103の搬送距離を
基準として用いたものであり、前記時間T1の代わりに
原稿103の搬送距離の制御が正確に行えるものなら
ば、何を基準にして制御しても良い。
【0036】本実施例では前記時間T1の微調整をDA
DF2制御用ソフトウェアで行い、その微調整データを
ベースマシンのLLM48のNVM(図示せず。)に記
憶させておく方法を採った。そして、その微調整データ
をシリアル通信によりベースマシンからDADF2にも
らうことにより、DADF2内にNVMRAM搭載、メ
カの出荷時の調整、ロータリースイッチ等の部品の搭載
の必要がなくなった。こうして、レジセンサ119が原
稿103の後端を検知するとベースマシン1のランプ1
9(図3)のスキャンを開始する指令をDADF2が送
信する。
【0037】このときDADF2は図12の信線図に
示すようにキャリッジランプ19のスキャンが終るとD
ADF2は原稿103の排出を開始し、コピースタート
信号のベースマシン1への送信を停止する。
【0038】原稿103が多数あるとこの動作を繰り返
す。なお、原稿103のベルトモータによるプラテン1
7上の引き込み中に原稿センサ122が原稿トレイ10
1に原稿103がないことを検知したら、当該原稿10
3の2回目の後端検知でランプ19のスキャン開始指令
をベースマシン1に送信する。
【0039】次に原稿の排出手順を図11のタイムチャ
ートで示す。ベースマシン1からのキャリッジランプ1
9のスキャン終了をDADF2が受信するとベルトモー
タの駆動と排出モータ(図示せず。)の駆動を開始さ
せ、排出センサ146が原稿の先端を検知すると、一定
時間後にベルトモータの駆動を停止させる。また、排出
センサ146の原稿の先端検知後10ms後に排出モー
タの回転速度を落として後、回転を停止させる。この回
転速度の低下は排出原稿103の排出速度が速すぎると
原稿が飛び出すのでこれを防ぎ、順序よく排出トレイ1
02中に積み重ねるためである。ここで、フイードモー
タ、ベルトモータ、排出モータの駆動時間、駆動間隔は
本実施例のDADF2での設計値であり適宜可能であ
る。
【0040】こうしてフェイスダウン状にDADF2の
原稿トレイ101にセットされた逆揃い原稿は、順揃い
でコピー用紙排出トレイおよびDADF2の排出トレイ
102に排出される。
【0041】また、原稿103のSEFとLEFを含め
たサイズ検知方法を簡単に説明する。原稿103の幅は
原稿サイズセンサ117、118とレジセンサ119の
オン/オフの組み合わせで予めメモリに記憶されている
テーブルに従って判定するが詳細な説明は省く。また、
原稿長さはレジセンサ119の原稿先端検知と原稿後端
検知時にDADF2のCPUのタイマの値を読み、基準
クロックの664パルス(1.29ms)に相当するベ
ルトモータの検知基準長さを掛け合わせ、得られた値か
らレジセンサ119からレジロール134間の距離およ
びベルトモータの回転速度のステップアップ中の移動距
離は引算して求めることができる。また、本発明は手差
しで原稿103をサダ搬送路107に送り込む方法も適
用できる。
【0042】本発明の搬入路原稿検知手段は本実施例で
はレジセンサ119と各検知対象毎のハードウエア、ソ
フトウエア等であり、本発明の原稿レジストレーション
位置搬送手段は本実施例では送り込み搬送路106、引
き込み搬送路108、サダ搬送路107、デプレックス
搬送路109と各搬送路の原稿搬送用ロール等と原稿レ
ジ部の無端ベルト111、ベルトドライブロール11
0、ベルトピンチーロール135、これらのロール駆動
モータ(図示せず。)およびモータ作動用のハードウエ
ア、ソフトウエア等である。本発明の原稿画像処理指令
手段は本実施例ではベースマシン1への複写指令用の送
信装置(図示せず。)とそのためのハードウエア、ソフ
トウエア等である。また、本発明の原稿排出手段は本実
施例では原稿排出路145と原稿排出用ロール142、
143とその作動のためのハードウエア、ソフトウエア
等である。
【0043】
【発明の効果】本発明はフェイスダウン状に自動原稿送
り装置の原稿トレイにセットされた逆揃い原稿は、順揃
いで画像処理装置本体の用紙排出トレイおよび自動原稿
送り装置の排出トレイに排出される。そのため、プリン
タ等でプリントアウトされた原稿等、最上部に最終頁が
フェイスアップに積み重ねられた原稿でも、そのままの
状態で自動原稿送り装置上にフェイスダウン状に配置す
ることで画像処理用紙および排出原稿ともにフェイスア
ップ状態で出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】本発明の実施例の複写機の外観図である。
【図3】本発明の実施例の複写機の断面図である。
【図4】本発明の実施例の複写機のコントロールパネル
の図である。
【図5】本発明の実施例の複写機の制御ブロック図であ
る。
【図6】本発明の実施例の自動原稿送り装置の断面図お
よび上面図である。
【図7】本発明の実施例の自動原稿送り装置の原稿搬入
部の拡大断面図である。
【図8】本発明の実施例の自動原稿送り装置の原稿排出
部の拡大断面図である。
【図9】本発明の実施例のフェースダウン原稿画像処理
機能の原稿搬送手順説明図である。
【図10】本発明の実施例の原稿のレジストレーション
位置までの搬送制御のタイムチャートを示す図面であ
る。
【図11】本発明の実施例の原稿の排出制御のタイムチ
ャートである。
【図12】本発明の実施例の自動原稿送り装置とベース
マシンとのシーケンスフロー図である。
【図13】本発明の実施例のフェースダウン原稿画像処
理機能概略フローチャートである。
【図14】本発明の実施例のフェースダウン原稿画像処
理機能概略フローチャートである。
【図15】本発明の実施例のイニシャル原稿の検知フロ
ーチャートである。
【図16】本発明の実施例のスタート要求待ちのフロー
チャートである。
【図17】本発明の実施例の残原稿排出処理のフローチ
ャートである。
【図18】本発明の実施例の原稿フィード処理のフロー
チャートである。
【図19】本発明の実施例の原稿引き込み処理のフロー
チャートである。
【図20】本発明の実施例の原稿リバース処理のフロー
チャートである。
【図21】本発明の実施例の原稿2回目引き込み処理の
フローチャートである。
【図22】本発明の実施例の原稿セット完了処理のフロ
ーチャートである。
【図23】本発明の実施例の原稿セット完了処理のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 DADF 101 原稿トレイ 102 排出トレイ 106 原稿送り出し搬送路 107 サダ搬送路 108 原稿引き込み搬送路 109 デプレックス搬送路 117 原稿センサ 118 原稿センサ 119 レジセンサ 146 排出センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理装置の画像処理用原稿をセット
    する原稿トレイと該原稿トレイの原稿を搬送する原稿搬
    入路を備えた原稿搬入部と該原稿搬入部からの原稿を画
    像処理装置本体のプラテン上に搬送し原稿面を読み取る
    原稿レジストレーション部と該原稿レジストレーション
    部で画像処理された原稿を排出する排出路を備えた原稿
    排出部と該原稿排出部からの排出原稿を収容する排出ト
    レイとを設けた自動原稿送り装置において、前記原稿搬
    入部に設けられた原稿検知手段と、前記原稿搬入部を出
    た原稿を逆向きに搬送して原稿面を裏返した状態で、再
    び該原稿搬入路を搬送させる原稿搬入部に設けられるデ
    ュプレックス搬送路と、スタート命令により原稿トレイ
    上の最下部の原稿から順次原稿搬入路を経由して原稿レ
    ジストレーション部に搬送させた後に、該原稿を逆向き
    にデュプレックス搬送路を搬送させて、再度原稿搬入路
    の前記原稿検知手段の原稿検知を基準にして、原稿レジ
    ストレーション部のレジストレーション位置に搬送する
    原稿レジストレーション位置搬送手段と、原稿がレジス
    トレーション位置へ搬送されると、原稿の画像処理指令
    を画像処理装置本体に送信する原稿画像処理指令手段
    と、画像処理された原稿を原稿排出部を経て排出トレイ
    に排出する原稿排出手段とを設けたことを特徴とする自
    動原稿送り装置。
  2. 【請求項2】 原稿トレイには原稿面を下向きにして原
    稿を配置することを特徴とする請求項1記載の自動原稿
    送り装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自動原稿送り装置を備え
    たことを特徴とする画像処理装置。
JP3039015A 1991-02-12 1991-02-12 自動原稿送り装置 Pending JPH056050A (ja)

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