JPS63229467A - 清掃装置付コロナ放電器 - Google Patents

清掃装置付コロナ放電器

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JPS63229467A
JPS63229467A JP6352287A JP6352287A JPS63229467A JP S63229467 A JPS63229467 A JP S63229467A JP 6352287 A JP6352287 A JP 6352287A JP 6352287 A JP6352287 A JP 6352287A JP S63229467 A JPS63229467 A JP S63229467A
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JP
Japan
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motor
sliding body
routine
corona wire
corona
Prior art date
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Application number
JP6352287A
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English (en)
Inventor
Masakuni Konjiya
近者 将国
Yoshihiro Nakajima
中嶋 嘉宏
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、清掃装置付コロナ放電器に関し、詳しくは、
電子写真複写機等の画像形成装置に用いられるコロナ放
電器に関する。
(従来技術) 周知のよ、うに、電子写真複写機等にあっては。
光導電性層を有する感光体に対する前帯電や画像転写お
よび除電のためあるいは、画像転写後におけるシートに
誘起された電荷の除電のためにコロナ放電器が用いられ
ている。
このようなコロナ放電器は、感光体の長手方向を覆い得
る長さのケース内に導電性のコロナワイヤを展張し、こ
のコロナワイヤに対して、予じめ設定された極性をもつ
高電圧を印加することにより、コロナ放電を行なうよう
になっている。
ところで、このようなコロナ放電器にあっては。
使用していくに従って、コロナワイヤに汚れが付着した
りあるいは酸化被膜が生成されたりするので、これらを
除去することが機能の劣化を防ぐうえで重要とされてい
る。
そこで、このようなコロナワイヤに生じる弊害を防ぐた
めに、コロナワイヤを清掃する構造が提案されている。
すなわち、この提案構造は、ケース内に展張されたコロ
ナワイヤに対向した状態で接触するクリ−ニングパッド
を備えた摺動体を設け、この摺動体を、ループ状に張ら
れたロープの始端と終端とに固定し、そのロープの一部
をDCモータ等の駆動源に連動する回転軸に捲装して構
成し、清掃時、駆動源への通電を介して摺動体をコロナ
ワイヤの展張力向に移動させ、摺動体が同ワイヤの展張
方向端部のケース本体に衝突した時点で駆動源に過電流
が流れるのを検知して摺動体の移動を停止するようにし
である。
しかしながら、このような構造にあっては、摺動体の移
動が停止したにも拘らず、′tgA動源からの駆動力が
伝達される状態にあると、駆動源での駆動力が最大とな
ったままとなっているため、上述したロープあるいは回
転軸に対する駆動伝達系に対しても最大負荷が加わった
状態が設定されていることになる。
特に、清掃を行なうのが、1日に]−回というような場
合には、ロープあるいは駆動伝達系は、長時間にわたっ
て高負荷に維持されていることになり、この結果、ロー
プが切断されたりしてその寿命が短かくなってり、ある
いは、駆動伝達系に歯車が用いられているとすると、歯
車間での歯面に加わる圧力によって歯の変形を来たすな
どの問題があって。
従って、前述した構造り、′おいては、再度、コロナワ
イヤの清掃を行なう場合に、円滑な清掃作業ができなく
なり虞れがある。
(目  的) 本発明の目的は、従来の清掃装置付コロナ放電器の問題
に鑑み、常に円滑な清掃を可能にする清掃装置を備えた
コロナ放電器を得るのある。
(構  成) この目的を達成するため、本発明は、コロナワイヤに対
向して当接可能なりリーニングパッドを備え、同ワイヤ
の展張力向に沿って往復動可能な摺動体と、この摺動体
を駆動するためのモータおよび駆動伝達手段とを有し、
モータおよび駆動手段を介して上記摺動体の往復動終了
後に、再度短時間内で、その時間に見合う量だけ上記摺
動体を、その往復動終了直前の移動方向とは逆方向に移
動させて停止させることを提案するものである。
以下、第1図乃至第18図について、本発明の実施例の
詳細を説明する。
第1図は、本発明実施例によるコロナ放電器の要部を示
す斜視図である。
第1図において示されたコロナ放電器は、電子写真複写
機内に備えられたもののうち、転写のために用いられる
ものであるが、前述した転写用以外の前帯電用、除電用
のものも略同様な構造となっていることを前置しておく
第1図においてコロナ放電器は、例えば、感光体(図示
されず)がドラムである場合、その軸方向に沿う長手方
向両端に位置するエンドブロック1.2とこのエンドブ
ロック1.2間に延在するシールドケース3とで支持構
造を成している。
すなわち、エンドブロック1,2は図において上面を開
放した筐体で構成され、そしてシールドケース3は、図
において上方が開放する状態となるように両端を各エン
ドブロック1.2にそれぞれ固定しまた一対のアングル
片で構成されている。
エンドブロックの一方1には、その底片に、巻取プーリ
部4aを上部に形成された回転軸4が貫通支持され、こ
の回転軸4の下端にはウオームホイール5が固定されて
いる。
このウオームホイール5には、DCモータ6の軸に取付
けたウオーム7が噛合しており、このDCモータ6は、
エンドブロックの一方の下面に一体とされた収納箱8内
に固定されている。
そして、エンドブロックの一方1および他方2の対向す
る壁面1a、2aには、コロナワイヤ9の端部が支持さ
れている。
すなわち、コロナワイヤ9は、その一端がエンドブロッ
ク1の内壁面に設けたアングル壁10に固定されている
支持用ピン11に掛けられ、モして他端が、エンドブロ
ック2の壁部2aに挿通された電極12に取付られてお
り、感光体の軸方向に平行して展張されている。
エンドブロック2の内部には、コロナワイヤ9の展張方
向に移動できる摺動片13が配置してあり、この摺動片
13は、コロナワイヤ9の展張方向と直交する方向の腕
部13aを、エンドブロック2の側壁に形成された窓か
ら外方に向は突出させている。
この腕部13aには引張ばね14の一端が掛けてあり、
これによって摺動片13は、エンドブロック2の壁部2
aに向けて移動する付勢が与えられている。
そして、摺動片13の上面には、一対のアイドルプーリ
15が並設してあり、このアイドルプーリ15には、エ
ンドブロック1側の巻取プーリ部4aとの間でループ状
を成すロープ16が掛けである。
このロープ16は、エンドブロック1側の回転軸4の巻
取リブ−り部4aに複数回巻付けられ始端と終端とを摺
動体17に取付けであるピン17aに結着されている。
そして、このロープ16は、エンドブロック1のシール
ドケース3側に設けられているガイド突起18、19に
よって巻取リプーリ部4aの局面で重畳しないようにさ
れている。
すなわち、ガイド突起18.19は、一方18が正面視
形状を矩形に、そして他方19が下向きL字状に形成さ
れてエンドブロック1の底面に固定され、一方の上面と
他方の下面とにロープ16のガイド面を設定することに
よりロープ16のガイド位置に高低差を与えて巻取リプ
ーリ部4aでのロープ16の繰り出し位置と巻取り位置
とを異ならせている。
前述したロープ16の始端および終端が結着されるピン
17aを上面に有する摺動体17は、平板17Aと、こ
の平板17Aの下面に固定され、シールドケース3の水
平片に係合する一対のアングル片17Bとピン17aを
はさんでコロナワイヤ16の展張方向に並べられ、同ワ
イヤ16に対向した状態で当接するり゛リーニングパッ
ド17bを有するクリーニング部材17Gとで構成され
ており、コロナワイヤ16の展張方向に沿って、ロープ
16によってピン17aが引張られる向きに移動する。
また、前述したエンドブロック1には、第2図示のよう
に、摺動体17と対向する側で、コロナワイヤ16の展
張方向と直交する方向での一端側に、摺動体17に向け
て突出する突起20が設けである。
この突起20は、第3図示のように、摺動体17と当接
することにより、摺動体17を、ピン17aを中心とし
て傾けてコロナワイヤ9からクリーニング部材17Gの
クリーニングパッド17bを離間させる機能をもつもの
である。
一方、エンドブロック1,2の上面には、第1図示のよ
うに、コロナワイヤ9の展張方向中心に向は張り出す蓋
体21が設けである。(なお、第1図ではエンドブロッ
ク1側に対応する蓋体21のみが示しである。)すなわ
ち、この蓋体21は、エンドブロック1,2.の上面を
覆い得る範囲よりも更にコロナワイヤ9の展張方向中心
に向は張り出しており、この張り出し量は、第1,3図
において摺動体17がエンドブロック1.2の突起20
に当接した後、短時間内でその移動を反転して再度、移
動する量を含む長さΩに設定され、この長さΩは、感光
体ドラムの軸方向における画像中りを欠損しない値とさ
れている。
なお、第1図に示したコロナ放電器は、転写用コロナワ
イヤとして単線で構成したものであるが。
このような構造に代えて、第4図示のように、画像転写
後のシートに誘起された電荷を除電するためのコロナワ
イヤを並設したものもある。第4図におけるコロナ放電
器は、第1図に示したロープ16のループ径を大きくし
、各コロナワイヤに対応してクリーニング部材を有する
摺動体をそれぞれ配置したものである。
次に、上述した構造から成るコロナ放t4器におけるD
Cモータの駆動制御部について説明する。
すなわち、駆動制御部は、第5図に示す制御部と、第6
図に示すモータ駆動部とで構成されており、制御部は、
前述した転写用のコロナ放電器に装備されているDCモ
ータ(第5図中符号Cで示す)の他に、例えば、前帯電
用、および除電用コロナ放電器に装備されているDCモ
ータ(同、符号P、PTで示す)の制御も行なうもので
ある。
なお、第6図に示すモータ駆動部は、−例として転写用
コロナ放電器におけるDCモータ(C)について示しで
あるが、他のDCモータP、PTにおいても同様な構成
となっている。
第5図において、符号30はcpu 、同31はラッチ
素子、同32はI10インターフェイス、同33〜35
はプログラムデータを記憶しているROM、同36はデ
コーダをそれぞれ示している。
上述したラッチ素子31は、CPU30におけるADO
〜7をALEを基にアドレスとデータとに分割している
また、I10インターフェイス32は、各DCモータを
摺動体17 (第1図参照)の往方向に移動させるフォ
ワード動作(GO) 、そして摺動体17を復方向に移
動させるバック動作(Back)のための駆動信号を出
力する。すなわち、いま、例えば、出方ボートにおいて
PBO=H,PBI=1、という信−号を出力すること
により、DCモータCはフォワード動作(GO)を行な
い、出力ポートにおいてPBO= L、 PBI = 
Hの信号を出力すると、DCモータはバック動作(Ba
ck)を行なう。
そして、出力ポートにおいてPBO=L、 PBI=L
であれば、 DCモータCは停止することになる。
なお、I10インターフェース32における出力ポート
PB2〜5においても、チャージモータP、PTに対し
てPBOおよびPBIと同様な出力信号による制御が行
なわれる。
一方、I10インターフェース32における符号PCO
〜3は入力ポートであり、後述するモータ駆動部により
モータロック状態の信号を入力される。すなわち、入力
ポートにおけるPCO= HだとDCモータCがロック
状態にあることを検知され、そしてPCO= Lであれ
ば、DCモータCはロックしていないことを検知される
この場合のDCモータのロックとは、摺動体17(第1
図参照)が展張力向に移動してエンドブロックに衝き当
っている状態をいう。つまり、摺動体17がエンドブロ
ックに衝き当っている状態にあってこの摺動体に設けら
れているロープを引張るモータの電流変化が起こってい
る状態をいう。
また、入力ポートにおいて、PC3は、任意にコロナワ
イヤの清掃を行なうために、DCモータを作動させる際
のスイッチ入力ポートである。
一方、第6図においてモータ駆動部は、インバータII
、I2.  トランジスタTrl〜丁r6、ダイオード
D1〜D4、抵抗R1〜RIOおよび、コンパレータC
1とで主要な構成とされている。
このモータ駆動部にあっては、第5図におけるI10イ
ンターフェイス32の出力ポートPBOからrJ倍信号
出されると、インバータ11を介してトランジスタTr
i、 Tr4. Tr5がそれぞれONL、、DCモー
タC(第1図における符号6で示すモータ)が符号a方
向にフォーワード動作する。
そして、モータに流れる電流は、抵抗R6に流れ、そこ
での電位は抵抗RIO,R11による基準電位とコンパ
レータC1によって比較され、モータCにおける電流変
化を検出されることになる。
従って、摺動体17がエンドブロックに衝合した時点で
モータCには過電流が流れたことをコンパレータC1に
よって出力され、この出力信号はI10インターフェイ
ス32の入力ポートPCOに入力され杭 また、■10インターフェイス32の出力ポートPBI
から信号rlJが出力されると、インバータニジを介し
てトランジスタTry、 Tr6. Tr3がONシ、
チャージモータCが符号すで示す方向にバック動作する
このとき、モータCに流れる電流は、先のモータCのフ
ォワード動作の際と同様にして、コンバータC1を用い
た比較回路によっと比較検出される。
そして、この比較結果は、I10インターフェース32
の入力ポートPCIに入力される。
さて、次に第5図に示したCPU 30の作動をフロー
チャートにより説明する。
なお、以下の説明において清掃装置はチャージクリーナ
と称呼する。
CPU 30にあっては、電子写真複写機の電源が投入
されると第7図に示すメインルーチンに従って次の処理
を行なう。
すなわち、まず、イニシャライズルーチンを実行するこ
とにより、メモリ33〜35およびラッチ素子31を始
めとする各周辺素子の初期設定を行ない、次いで、この
ルーチンの実行にひき続いて電子写真複写機の複写プロ
セスおよびこれに関するサブリーチンを実行し、複写プ
ロセスにおける定着プロせスに関するルーチンを実行し
た後、再度、ジャム検出ルーチンにジャンプして同様に
各ルーチンを再実行する。
このメインルーチンにあっては、コロナワイヤの清掃に
関するチャージクリーナONモード設定、チャージャク
リーナーONに基づくルーチンも含まれている。
このようなメインルーチンは、1サイクルを普通数10
m5割込ルーチンが実行される。
この割込ルーチンは、10m5間隔で発生し、同ルーチ
ン内に含まれているチャージャ10m5 (後述する)
のルーチンによるチャージャクリーナの駆動用DCモー
タの作動をチェックする。
すなわち、メインルーチンにおいてチャージャクリーナ
ONモード設定、チャージャクリーナONモード設定、
チャーシャククリーナONの各ルーチンが実行される状
態にあるとき、チャージャクリーナの駆動用DCモータ
の作動状態チェックする。
なお、第9図は、メインルーチンに対する割込ルーチン
の関係を示している。
第1O図はチャージャクリーナONモード設定のルーチ
ンを示している。
このルーチンではまず、コロナワイヤの清掃がマニュア
ルで行なわれる場合にはチャージャクリーナONフラグ
をセットする。
つまり、第17図に示すモータモードフラグの7ビツト
をrlJにセットする。
そして、マニュアルモードでない場合には、複写枚数に
基づくクリーナの作動を行なわせるかを判断して複写枚
数に基づく場合には、その枚数に達した後、待機時に、
先に述べたと同様にクリーナONフラグをセットする。
また、複写枚数に基づくクリーナの作動セットでない場
合には、例えば、コロナワイヤの清掃を、毎朝電子写真
複写機の始動直後に行なうような場合、定着ローラの温
度が所定温度(150℃)に達していないのを調べてク
リーナの作動セットを行なうべき、クリーナONフラグ
をセットする。
第11図は、チャージャクリーナON時の実行ルーチン
を示している。
このルーチンでは、まず、複写中(コピー中)であるか
を調べでコピー中であれば、コロナワイヤの清掃を行な
わないのでリターンとなる。
そして、チャージャクリーナの作動指令であるクリーナ
ONフラグがセットされているかを調べてされていない
場合にはリターンとなる。
一方、クリーナONフラグがセットされてクリーナON
モードであると、そのモードが、前述したチャージャク
リーナのフォワードモードである場合にはルーチンAに
移行し、そしてそのモードが前述したバックモードであ
る場合には、ルーチンBに移行する。
ところで、本実施例にあっては、チャージャクリーナの
ONモードにおいて、チャージャクリーナがバックモー
ドを終了後、第1図に示すエンドブロック1,2に衝き
当った時点で、僅かな時間の内にそれまでの移動方向と
は逆方向に移動させて停止させるモードが設定されてお
り、この復動は、30m5において行なうようにされ、
このモードを30■Sリターンモードとして設けである
従って、第11図において、クリーナONモードにおけ
る30醜Sリターンモードである場合にはルーチンCに
移動する。
上述したA−Cに移行するモードにない場合には、フォ
ワードモードフラグがセットされてリターンとなる。
メインルーチンでは、−サイクルの実行が終ると第7図
に示す最初の複写プロセスからのルーチンを再実行する
が、このとき、第1O図および第11図に示したチャー
ジャクリーナに関するルーチンを再実行する場合には、
前述したフォワードフラグセットに基づいて第11図に
おけるルーチンAに移行する。
第12図は前述したルーチンAを示す。
このルーチンでは、モータがONでなければ(SBIo
o)、第5図に示すI10インターフェイス32の出力
ボートPBOを[1」にセットする。
このタイマT101は、後述するが、第15図に示すチ
ャージャlO醜Sル−チン内番こおし1で、メインル−
チンに対する10m5割込ルーチン(第8図番図)が実
行されたときに、T101≠0の条件成立のときにlO
醜S)二1回カウントアツプするものである。
第12図に却って、このカウントアツプにより。
タイマT101が2秒(TIOI = 200)以下で
あると、リターンとなる。
つまり、このステップ処理にあっては、チャージャクリ
ーナが作動開始せられてから2秒間、前述したロック信
号等のチェックが行なわれない。
この2秒間という値は次の理由により設定されている。
すなわち、チャージャクリーナは、フォーワード動作開
始直前にあって、第1図に示したコロナワイヤ展張方向
における蓋体21の占める範囲内に在る状態をホームポ
ジシランに位置する状態とされているが、電子写真複写
機の裾付は時やコロナ放電器所謂、コロナチャージャの
交換時には、チャージャクリーナの位置がどこにあるか
定かでなく、ある程度の時間巾を設けてロック信号の取
出しを確実化するためである。
従って、このような理由により、Aルーチンではフォワ
ード動作開始から2秒以上経過した時点でロック信号の
有無を調べている(SBIOI)。
このロック信号は、第6図において、コンパレータC1
により検出されたモータの電流値の変化、具体的には、
モータに過電流が流れたときに出力される信号であり、
第12図におけるステップ5BIO1でこの信号の有無
を調べられる。
ステップ5BIOIでロック信号がない場合には、ステ
ップ5B102に移行してDCモータの異常状態を検出
される。すなわちステップ5B102においては。
ロック信号が30秒以上経過しても出力されない場合に
、DCモータが空まわりしていることをチェックされる
。この30秒という値は、通常、チャージャクリーナの
フォワード動作、バック動作での移動時間が略7秒程度
とされているので、経時変化、ばらつき等の諸条件を加
味し、さらに安全率を見込んで設定されている。
従って、ステップ5B102でタイマT101が30秒
以上にカウントされると、チャージャクリーナの作動に
異常が生じたとして、第18図に示すモータの異常フラ
グのうち、該当するモータのフラグをセットし、モータ
を停止させるとともに、コロナワイヤの清掃に係る全て
のタイマ(T101.TlO2,T103゜T104)
の値をクリアする。そして、これに加えてフォワードモ
ードフラグもクリアする。これによって、モータによる
フォワード動作を中止する。
一方、ステップ5BIO1でロック信号があるとステッ
プ5B103に移行し、ロックタイマTlO2のカウン
トが0であれば、「1」をセットし、これにより、第1
5図におけるチャージャ101Sルーチンでタイマのカ
ウントが行なわれる。
そして、ロックタイマTlO2が0に達していない場合
にはステップ5B104に移行する。
このステップでは、モータのロック状態が2秒読いてい
るかを判別する。
すなわち、チャージャクリーナは、第1図に示すように
、摺動体17をシールドケース3の水平片上で滑動させ
るようになっているが、コロナワイヤ9に、トナーや紙
粉等の汚れが付着したりあるいは電子写真複写機内の雰
囲気温度の影響によって熱変形が生じ、これによってク
リーニングバッド17bとの間での摺動抵抗が変化する
ことがある。
従って、このような摺動抵抗の変化に起因して摺動体1
7が滑動する際、瞬時ではあるが、モータがロックした
状態、つまり、ロープ16のみが引張られると同様な現
像が起こることがある。
そこで、このような瞬時に起こる疑似ロック状態と真の
ロック状態とを区別するために、疑似ロック状態での信
号を吸収することを理由として2秒という値が設定され
ている。
従って、ステップ5B104においてロック信号が2秒
以上継続した場合には、フォワード動作が完了したとみ
なし、モータへの通電をOFF L、ロックタイマTl
O2をクリアし、停止タイマT104に、チャージャク
リーナの反転動作に移る際のモータを停止させる時間を
セットし、バックモードフラグ(第17図)をセットす
る。
ところで、このルーチンにおいて、ロックタイマTlO
2に20秒を加えるステップ5B105を設けているが
、このステップでは、フォワード動作に続いて行なわれ
るバック動作がTl0I + 20秒以内に完了するた
めの基準値を設定している。
つまり、次に行なわれるバック動作が7101 + 2
0秒以内に完了すると予測し、この時間内にバック動作
が完了しない場合には、モータの空転が起り、正常なバ
ック動作が行なわれていないとみなすことができるよう
にするためである。
なお、前述した停止タイマT104に対する設定時間2
00m5は、第6図示のモータの駆動部が完全にOFF
となり、また、モータ自体のイナーシャがあったとして
もモータの完全な停止が行なえる時間に相当するものと
して設定しである。
第13図はバックモードにおけるルーチンを示している
このルーチンでは、ステップ5B200において。
DCモータ6(第1図)がOFFの状態であると、ステ
ップ5B201に移動する。
ステップ5B201では、フォワード動作からバック動
作に切換る際の停止タイマT104 (200mS)の
チェックを行なう、この停止タイマT104がOでない
とリターンとなる。そして停止タイマT104が0であ
ると、工10インターフェイス32の出力ポートFBI
を「H」にセットし、バックモードタイマ7103は、
第15図に示すチャージ10m5ルーチンにおけるT1
03≠0の条件成立によってカウントアツプを行なう。
一方、ステップ5B20GでモータONであると、ステ
ップ5B202に移行する。
ステップ5B202では、バック動作開始から2秒経過
したかを判別し、2秒以上経過した場合にはステップ5
B203へ移行し、2秒経過しない場合には動作チェッ
ク等を行なわずにリターンとなる。
ステップ5B203では、ロック信号の有無の判別を行
ないロック信号がない場合には、ステップ5B204に
移行する。
ステップ5B204では、バック動作のタイマカウンタ
T103のカウント数と先のフォワード動作終了時にセ
ットしたタイマカウンタT101のカウント数(フォワ
ード動作時間+20秒)とを比較し、T103>Tl0
Iであれば、正常なバック動作が行なわれず、モータの
異常つまり空転が起こっているとみなし。
フォワード動作時の場合と同様にモータへの通電をOF
F L、全タイマ(T101.TlO2,TlO3,T
104)をクリアするとともにバックモードフラグ(第
17図)をクリアする。
なお1本実施例にあっては、 Tl0IとT103との
関係を、上述したようにTl0I + 20秒に対する
バック動作時間(T103)の判別とするのを次の基準
によって定めている。
すなわち、バック動作時間に要する時間を、フォワード
動作時間+α=Tまでとし、T=フォワード動作時間×
1.5〜2≧β(但しβはフォワードあるいはバックの
各動作の一方に要する正常な状態での最少時間×2とす
る。)の関係をもたせ、これ以上の時間がかかった場合
に動作が異常であることを判別する。
従って、この基準から1例えば、フォワード。
バック各動作の一方に要する時間を前述した7秒〜7.
5秒とするとβ=14〜15となり、いまβ=15とす
ると、T≧フォワード動作時間X 1.5≧15(S)
の関係をもたせてT101とT103を比較しても良い
このような関係によってフォワード動作時とバック動作
時との所要時間から動作の異常状態の有無を判別するよ
うにすると、チャージャクリーナーにおけるクリーニン
グパッドの汚れ等による摺接抵抗が増加していくことに
より、チャージクリーナを移動させるモータの回転がチ
ャージャクリーナのフォワード、バック動作全般にわた
って遅くなってきたとしても、クリーナ動作の検知を正
確に行なうことができることになる。
一方、第13図に却って、ステップ5B203において
ロック信号の発生があると、ステップ5B205に移行
し、このステップ5B205で、フォワード動作モード
時のステップ5B203と同様な処理が行なわれ、ロッ
クタイマTlO2が0でない場合にはステップ5B20
6に移行する。
ステップ58206では、ロックの状態が2秒以上継続
した場合、バック動作が完了したとみなし、モータへの
通電をOFF L、、ロックタイマTlO2を0にクリ
アしたうえで、タイマ(TIOI、 TlO2,T10
3゜T104)の全てをクリアし、フォワード動作時と
同様に、停止タイマT104に、モータの停止時間20
0醜Sに相当するカウントをセットする。そして30醜
Sリターンモードフラグをセットする。
第14図は、30m5リターンモードのルーチンを示す
このルーチンは1本実施例における特徴であり。
第1図におけるチャージャクリーナの摺動体17を、バ
ック動作を終了した30e+Sの間でそれまでの動作方
向と逆方向に移動させて停止させるルーチンである。
すなわち、このルーチンでは、ステップ5D300でモ
ータがONL、ているかを判別する。
モータがOFFであれば、ステップ5B301に移行し
、そのステップ5B3OLでモータ停止タイマT104
がOであることを判別する。停止タイマT104が20
0m5経過後、つまり、T104=Oであれば、モータ
をバック動作の方向とは逆の方向のフォワード動作をさ
せるべく第5図におけるI10インターフェイス33の
出力ポートPBOを「H」にセットする。
そして、さらに、フォワード動作のカウントタイマT1
01を「1」にセットしてカウントをスタートさせる。
一方、フォワード動作開始によるモータが回転すること
によって、ステップ5B302においては、このタイマ
Tl0Iのカウントに基づきチャージャクリーナがフォ
ワード動作を30m5継続して行なったかを判別し、3
0m5経過した場合にモータへの通電をOFF L、タ
イマT101をクリアするとともに、30rmsリター
ンモードフラグをクリアしてそのモードを終了させる。
これによって、チャージャクリーナの動作が完了するこ
とになる。
第15図は、チャージャ10m5割込ルーチンを示して
いる。
このルーチンは、10m5間隔で呼び込まれ、チャージ
ャクリーナの動作制御に用られる前述した各カウントア
ツプ、カウントダウンを行なう。
このルーチンでは、ステップ5B400で、停止タイマ
カウンタT104のカウントダウンの必要の判別とカウ
ントダウンが、そしてステップ5B401で、ロックタ
イマカウンタT1020カウントアツプの必要の判別と
カウントアツプが、また、ステップ5B402で、バッ
ク動作タイマカウンタT103のカウントアツプの必要
の判別とカウントアツプが、およびステップ5B403
で、フォワード動作タイマカウンタT101カウントア
ツプの必要の判別とカウントアツプがそれぞれ行なわれ
る。
なお、このルーチンでタイマカウンタT101〜104
のカウント値がOである場合は、カウントアツプあるい
はカウントダウンが必要でないことを判別される。
(効  果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、コロ
ナワイヤに摺接しながらそのコロナワイヤの展張力向に
移動するクリーニングパッドを有している摺動体がその
移動を終えた時点で、短時間内でのリターン動作を行な
うべく摺動体に対する駆動制御を可能にしたので、ロー
プあるいはこのロープの巻取りを行なうモータに装備さ
れた伝達手段への過負荷状態が継続されるのを防止でき
これによってロープを含めた摺動体に対する駆動伝達手
段の損傷を解消してコロナワイヤに対する円滑な清掃を
可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明実施例による清掃装置付コロナ放電器
の要部を示す斜視図、第2図および第3図は、第1図に
示した清掃装置付コロナ放電器の一部の構造を示す局部
平面図、第4図は清掃装置付コロナ放電器の変形例を示
す平面図、第5図は。 本発明実施例による清掃装置付コロナ放電器に用いられ
る駆動制御部のブロック図、第6図は、第1図に示した
清掃装置付コロナ放電器における駆動部の回路図、第7
図は、第5図に示したブロック図におけるCPUの処理
フローチャート、第8図は第7図に示した処理フローチ
ャートへの割込ルーチンを示すフローチャート、第9図
は第7.8図に示すフローチャート間での実行関係を示
す説明図、第10図乃至第15図は第7図に示すCPU
処理フローの各部を示すフローチャート、第16図は第
10図乃至第15図のフローに用いられるタイマのリス
トを示す説明図、第17図および第18図は、第10図
乃至第15図のフローに用いられるフラグをそれぞれ示
す説明図である。 4・・・回転軸、5・・・ウオーム、9・・・モータ、
7・・・摺動体、17b・・・クニーニグパッド、30
・・・制御手段たるCOU。 第4図 第7図  第8図 第10図 第41図 第r4図 第75図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 コロナワイヤに摺接しながらそのコロナワイヤの展張方
    向に往復動を行なうクリーニング部材を有する摺動体と
    、この摺動体を駆動するための駆動伝達手段とを有する
    清掃装置付コロナ放電器において、 上記駆動伝達手段を介して上記摺動体を往復動させた後
    、短時間内で、この時間に見合う量だけ上記摺動体を、
    往復動終了直前の移動方向と逆方向に移動させて停止さ
    せる制御手段を備えたことを特徴とする清掃装置付コロ
    ナ放電器。
JP6352287A 1987-03-18 1987-03-18 清掃装置付コロナ放電器 Pending JPS63229467A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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